JPH0584601U - 定 量 充 填 装 置 - Google Patents

定 量 充 填 装 置

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JPH0584601U
JPH0584601U JP3209292U JP3209292U JPH0584601U JP H0584601 U JPH0584601 U JP H0584601U JP 3209292 U JP3209292 U JP 3209292U JP 3209292 U JP3209292 U JP 3209292U JP H0584601 U JPH0584601 U JP H0584601U
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JP
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filling
cartridge
air pressure
discharge nozzle
filling material
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Application number
JP3209292U
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English (en)
Inventor
藤 浩 文 加
田 靖 博 鶴
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Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 充填作業途中の再調整作業を必要としな
い充填装置の提供を目的とする。 【構成】 一端に吐出ノズルを有し、供給された空
気圧力により内容物を吐出するようにしたカートリッジ
と該カートリッジを上下可動に支持する担持ユニットと
上記吐出用ノズルの下方に配置した充填容器を保持し、
かつその重量を測定しうる計量手段と上記カートリッジ
に空気圧を供給しうる空気圧力供給系と上記担持ユニッ
ト、計量手段及び空気圧力供給系に接続された制御部と
からなる充填装置に、前記充填容器下部に光源と光セン
サとを設ける。 【効果】 カートリッジ内の充填材料の量の多少、
特に減少した場合、又充填材料の比重が変動する場合に
おいても常に充填状態を良好に保つことができ、待ち時
間の調整等の調整作業も不必要となり、充填作業能率の
向上が図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、樹脂ペースト等の高粘度で高比重の物質を充填材料として用いた充 填装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般にダイボンディング装置等に使用される樹脂ペーストを詰込んだシリンジ には一定量のペーストが充填されるようになっているが、第3図は従来のこの種 のペースト充填装置の構成例を示している。この装置は、一端に吐出用ノズル1 を有していて供給された空気圧力により内容物を吐出するようにしたカートリッ ジ2とこのカートリッジ2を上下に可動に支持する担持ユニット3と上記吐出用 ノズル1の下方に配置した充填容器4を保持する保持具5と、かつこれらの重量 を測定する計量器6とからなる計量手段7と上記カートリッジ2に空気圧力を供 給しうる空気圧力系8とこれらの担持ユニット3と計量手段7と空気圧力供給系 8とに接続された制御部9とを備えている。そして、上記カートリッジ2の吐出 用ノズル1の先端部を充填容器4内の充填材料10中にわずかに浸漬せしめて吐 出用ノズル1からの充填材料10の吐出圧力を一定に保持した状態でカートリッ ジ2を上方へ移動させながら充填が行われる。
【0003】 ところで、この従来の装置の使用に際しては、吐出を始めてから吐出用ノズル 1の先端部が充填容器4中に充填された充填材料10中にわずかに浸漬される間 での間、カートリッジを静止させておくことが必要であるが、この時間は予め測 定し、制御部9に入力することにより行っている。
【0004】 しかし、この充填装置を用いて充填作業を行なうと、充填作業初期には良好な 充填状態が得られるものの、作業の進行に伴い充填容器内の充填状態が不均一と なり、充填材料上面近傍と充填容器との間に空間を生じ、さらにはこの空間が充 填の途中で泡となりはなはだしい場合には充填材料中に多くの気泡を含むという 現象が見られた。
【0005】 本考案者は種々検討した結果、供給された空気圧力が、まずカートリッジ内の 空気を圧縮し、次いで充填材料の吐出圧に変化し、吐出ノズルの先端部より充填 容器内に充填材料が充填されるため、充填作業の進行に伴い増加したカートリッ ジ内の空間容積の影響により吐出ノズルがわずかに浸漬されて吐出圧力が一定と なることなくカートリッジが上昇し、充填状態の悪化につながることを見出した 。即ち、充填作業の進行に伴い制御部に予め入力した時間では吐出用ノズルの先 端部は充填容器内に充填された充填材料中に浸漬せず、吐出ノズル先端部が充填 材料表面と乖離した状態でカートリッジが上昇して充填が行われ、結果として充 填状態の悪化をきたすことになる。これを解決するためには1つのカートリッジ を用いた充填サイクルの中で吐出ノズル先端が充填容器内の充填材料によりわず かに浸漬されるまでの時間を再度求め、制御部に入力仕直すという繁雑な再調整 作業が、カートリッジの大きさにも拠るが、通常数回必要となる。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記再調整作業を必要とせず、良好な充填状態を維持しつつ充填作業 を完了できる充填装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本考案充填装置は、一端に吐出ノズルを有し、供給された 空気圧力により内容物を吐出するようにしたカートリッジと該カートリッジを上 下可動に支持する担持ユニットと上記吐出用ノズルの下方に配置した充填容器を 保持し、かつその重量を測定しうる計量手段と上記カートリッジに空気圧を供給 しうる空気圧力供給系と上記担持ユニット、計量手段及び空気圧力供給系に接続 された制御部とからなる充填装置において、前記充填容器下部に光源と光センサ とを設け、該光源より光センサに至る光が、前記吐出ノズルが最下方に位置した 時に該吐出ノズルの下端よりわずかに上方で、かつ該吐出ノズルにその進路を妨 げられず、かつ充填容器内を通過するようにしたものである。
【0008】
【作用】
本考案のように、光源より光センサに至る光が、前記吐出ノズルが最下方に位 置した時に該吐出ノズルの下端よりわずかに上方で、かつ該吐出ノズルにその進 路を妨げられず、かつ充填容器内を通過するように充填容器下部に光源と光セン サとを設けるのは、該光がその進路を吐出ノズルより充填された充填材料により 遮られ、光センサに受光されなくなったことを確認した後、上記カートリッジへ 供給する空気圧力を一定に保持した状態で該カートリッジを上方へ移動せしめな がら上記吐出ノズルを介して上記充填材料を充填容器内へ充填するようにするた めである。なお、当然のことではあるが、充填容器は用いる光に対して透明であ ることが必要となる。
【0009】
【実施例】
次に本考案の実施例について述べる (実施例1) 第1図は本考案の実施の1例を示したものであり、その下端に吐出用ノズル1 を持ち、充填材料10として樹脂ペーストを収容しているカートリッジ2と、該 カートリッジ2を垂架する支持腕11と装置枠体12へ回転可能に鉛直方向に沿 って配設されたボールネジ13と、このボールネジ13のボール13を回転させ て前記カートリッジ2を上下動させるための駆動用モータ14とから構成される 担持ユニット3と、充填容器4としてのシリンジ4とその保持具5とこれらを搭 載してその重量を測定しうる計量器6とからなる計量手段7と、空気供給源15 と減圧弁16とリザーブタンク17とレギュレータ18と圧力計19と電磁弁2 0と開放バルブ21とこれらを接続する配管22とからなる空気圧力供給手段8 と、シリンジ4内に充填された充填材料10の上表面の位置を検出するために、 シリンジ4下部に光源23より光センサ24に至る光が、前記吐出ノズル1が最 下方に位置した時に該吐出ノズル1の下端よりわずかに上方で、かつ該吐出ノズ ル1にその進路を妨げられず、かつ充填容器4内を通過するような位置関係で設 けられた光源23と光センサ24、例えば支持腕11の一側端部を検知するよう に装置枠体12の適所に設けられたカートリッジの上側移動端位置検出センサ2 5、該位置検出センサ25と同様な構成でなるカートリッジオーバーラン防止セ ンサ26とからなる検出手段27と、前記駆動モーター14、計量手段7、空気 圧力供給手段8、検出手段27、電磁弁20のそれぞれと接続し、シリンジ4へ の充填材料10の充填量設定スイッチ28とを備える制御部9とから構成される ものである。
【0010】 本例の場合、開放バルブ21は電磁弁20より空気圧力が供給されると第2図 に絞めしたようにバネ21aの弾力に抗してバルブ21bが移動し、カートリッ ジ2内と配管22とが連通してカートリッジ2内に空気圧力が加えられ、又電磁 弁20が閉じるとバルブ21bに形成された連通孔21b1を介してカートリッ ジ2内の空気圧力が大気に開放されるようになっている。
【0011】 本例の装置の使用に際し、まず圧力計19の指示値が所定の圧力になるように レギュレータ18を調節した後、シリンジ4を保持具5に設置する。このシリン ジ4と保持具5との合計重量Aは計量器6によって測定され、さらにその測定値 が制御部9に送られて記憶される。次いで、充填量設定スイッチ28を操作して シリンジ4へ充填すべき所望の充填量Bと充填材料10の吐出用ノズル1からシ リンジ4内に加えられ吐出圧力に相当する重量Cとが制御部9に入力される。こ の重量Cは充填材料10の下方への吐出流により生ずる圧力が計量器6の測定値 に付加されることを考慮したものであり、吐出圧力との関連において経験的に求 まるものである。この後、制御部9から駆動モータ14へ吐出用ノズル1がシリ ンジ4の底面に当る直前の位置で停止するようにカートリッジ2の下降信号が送 られる。この時、オーバーラン防止センサ26’はカートリッジ2の下降動作に おけるオーバーランによるシリンジ4等の破壊を防止するために機能する。
【0012】 制御部9からの信号によって電磁弁20が開くと、開放バルブ21が第2図に 示した状態になり、これによりカートリッジ2内に空気圧力が印加されて吐出用 ノズル1を介して充填材料10が吐出し始める。シリンジ4内にたまった充填材 料10の上表面が吐出用ノズル1下端よりわずかに上方のシリンジ4内を通過す る光を遮ったことを光センサ24が感知した時点で、この状態を保ったままカー トリッジ2が上昇するように駆動用モーター14へ制御部9から制御信号が送ら れる。なお、カートリッジ2の上昇速度は、シリンジ4内の充填材料10の上表 面の上昇速度を観察することにより予め求め、制御部9に入力しておく。
【0013】 このようにして充填材料10の充填が行われていくが、その途中でシリンジ4 内に実際に充填された充填量をbとすれば、計量手段7による測定値としてw= A+b+Cが得られる。この測定値wと上記合計値W=A+B+Cとを比較し、 両者が一致した時に制御部9から電磁弁20に閉弁信号が送られ、カートリッジ 2への空気圧力の供給を停止せしめ、さらにカートリッジ2を上昇させて吐出用 ノズル1をシリンジ4内の充填材料10から離脱させる。
【0014】 上記したように、吐出ノズルの先端部が充填材料中にわずかに浸漬されたこと を光センサで確認した上で、かつその状態を維持しつつカートリッジを上昇させ るようにしたため、カートリッジ上昇中の吐出用ノズルからの吐出圧力を確実に 一定に保持できるため不均一な充填をなくすことが可能となり、かつ充填時の充 填材料中への気泡の混入も防止できる。本考案の装置を用いれば、その原理より 充電材料の量や比重、粘性といった物性に影響されることなくシリンジへの充填 が可能なのは明らかである。
【0015】 なお、本実施例において、開放バルブはカートリッジ内の充填材料がシリンジ 内へ吐出されているのを瞬時に停止せしめ、これにより充填量の精度を向上させ るものであるが、この代りに制御部によって作動を制御されるようにした三方電 磁弁等を用いても良い。又、リザーブタンクの要領はカートリッジに供給される 空気圧力の変動を軽減するものであれば良い。カートリッジの上下動はベルト・ プーリー装置によって行うようにしてもよく、カートリッジの代りに計量手段が 昇降するようにしても良い。
【0016】
【考案の効果】
本考案の装置によれば、カートリッジからシリンジへ樹脂ペースト等の充填材 料を充填する際に、該カートリッジ内の充填材料の量の多少、特に減少した場合 、又充填材料の比重が変動する場合においても常に充填状態を良好に保つことが でき、待ち時間の調整等の調整作業も不必要となり、充填作業能率の向上が図れ る。
【図面の簡単な説明】
図1は本考案の定量充填装置の全体の構成を示したもの
である。 図2は本考案の定量充填装置に用いられる開放バルブの
縦断面図である。 図3は従来の装置の主要部の構成を示す図である。 1−−−吐出用ノズル、2−−−カートリッジ、3−−
−担持ユニット、7−−−計量手段、8−−−空気圧力
系、9−−−制御部、23−−−光源、24−−−光セ
ンサ、27−−−検出手段

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に吐出ノズルを有し、供給された
    空気圧力により内容物を吐出するようにしたカートリッ
    ジと該カートリッジを上下可動に支持する担持ユニット
    と上記吐出用ノズルの下方に配置した充填容器を保持
    し、かつその重量を測定しうる計量手段と上記カートリ
    ッジに空気圧を供給しうる空気圧力供給系と上記担持ユ
    ニット、計量手段及び空気圧力供給系に接続された制御
    部とからなる充填装置において、前記充填容器下部に光
    源と光センサとを設け、該光源より光センサに至る光
    が、前記吐出ノズルが最下方に位置した時に該吐出ノズ
    ルの下端よりわずかに上方で、かつ該吐出ノズルにその
    進路を妨げられず、かつ充填容器内を通過するようにし
    たことを特徴とする定量充填装置。
JP3209292U 1992-04-17 1992-04-17 定 量 充 填 装 置 Pending JPH0584601U (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020515478A (ja) * 2017-03-31 2020-05-28 ラボラトリオス ファーマシューティコス ロヴィ エス.エー. 滅菌条件下の製剤用容器への固形物の重量法による充填プロセス
JP2020132173A (ja) * 2019-02-15 2020-08-31 紀伊産業株式会社 化粧料の充填装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5235229U (ja) * 1975-09-04 1977-03-12
JPS596730B2 (ja) * 1975-10-08 1984-02-14 東レエンジニアリング株式会社 フ−プセイゾウソウチ

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