JPH0584350U - スプリンクラーの配管構造 - Google Patents

スプリンクラーの配管構造

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JPH0584350U
JPH0584350U JP2438492U JP2438492U JPH0584350U JP H0584350 U JPH0584350 U JP H0584350U JP 2438492 U JP2438492 U JP 2438492U JP 2438492 U JP2438492 U JP 2438492U JP H0584350 U JPH0584350 U JP H0584350U
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JP
Japan
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pipe
sprinkler
sprinkler head
piping
branch pipe
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Application number
JP2438492U
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Inventor
太一 森井
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来のように手間のかかる巻き出し配管をせず
に、簡便に、スプリンクラーの配管を行う。 【構成】天井伏せ図に基づき、予め各径の配管材をスプ
リンクラーヘッド2の各設置間隔(L1 〜L3 )に対応
させた長さに切断し、各水道管をT形の管継手により連
結して枝管3を構成した。そして、各T形の管継手の下
方に向いた口に、それぞれ立下り管8を接続した。この
枝管3を、主管1にフレキシブル管7で接続した。フレ
キシブル管7を上下,左右方向に曲げ変形させることに
より枝管3全体の位置を移動して、立下り管8の下端位
置を、天井面の各スプリンクラーヘッド2設置位置に合
わせることができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、天井面の複数位置に配置される各スプリンクラーヘッドに対する給 水用の配管構造に関し、特に配管工事が省力化されるとともに漏水事故が低減で きるものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、スプリンクラーの配管は、図4に示すように、主管1から各スプリンク ラーヘッド2の設置位置付近まで、スプリンクラーヘッド2の数に対応させた複 数の枝管3を配した後、この枝管3から各スプリンクラーヘッド2の設置位置ま で、図5に示すような巻き出し管4を配することにより行われていた。
【0003】 すなわち、主管および枝管の配管は俗に荒配管と呼ばれ、施工された配管位置 には概ね水平方向,垂直方向共に、設計値から50〜100mm程度のずれが生じ る。そのため、各スプリンクラーヘッド2の設置位置付近まで枝管3を配した後 に、この枝管3の口から対応する各スプリンクラーヘッド2の設置位置まで、個 別に巻き出し管4を配して、前記ずれを吸収する必要があった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の方法では、各スプリンクラーヘッド2毎に枝管3か ら天井面の各設置位置までの寸法を測って、巻き出し管4を配する必要があるた め、非常に手間がかかっていた。また、巻き出し管4にはエルボ5などによる継 手箇所が多いため、漏水の危険性が高いという不具合もあった。
【0005】 本考案は、このような不具合を解決するためのものであり、巻き出し管を配せ ず簡便に、枝管から天井面の各スプリンクラーヘッドの設置位置までの配管を行 うことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案は、天井面の複数位置に配置される各スプ リンクラーヘッドに対して、水を供給するためのスプリンクラーの配管構造にお いて、主管にフレキシブル管で枝管を接続するとともに、この枝管には、スプリ ンクラーヘッドの各配置位置に対応させた所定位置にそれぞれ立下り管を接続し たことを特徴とするスプリンクラーの配管構造を提供する。
【0007】
【作用】
本考案の配管構造では、枝管をフレキシブル管で主管に接続しているため、フ レキシブル管を上下,左右方向に曲げ変形させて枝管全体の位置を変えることで 、枝管の所定位置に接続された各立下り管の下端位置を調整して、天井面の各ス プリンクラーヘッド配置位置に合わせることができる。これにより、従来の巻き 出し管を配する方法と比較して簡便に、枝管から天井面の各スプリンクラーヘッ ドの設置位置までの配管を行うことができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づき説明する。 図1は、この実施例を示す概要図である。 天井内に配した主管1に、天井伏せ図に基づき、枝管3を所定の本数だけフレ キシブル管7により接続した。フレキシブル管7としては、上下,左右方向に曲 げることのできる構造,長さのものを用いる。
【0009】 この枝管3は予め、天井伏せ図に基づき、各径の配管材をスプリンクラーヘッ ド2の各設置間隔(L1,L2,L3,…)に対応させた各長さに切断し、これらを、 図2に示すように、例えばT形の管継手3aで連結して構成される。 そして、各T形の管継手3aの下方に向いた口に、それぞれ立下り管8を接続 した。この立下り管8は、T形の管継手3aに接続する端部とは反対の端部が、 スプリンクラーヘッド2の接続部2aの径に対応する寸法に窄んだ形状のもので ある。この立下り管8の下端に、スプリンクラーヘッド2を接続部2aにおいて 接続した。
【0010】 この配管構造によれば、フレキシブル管7を上下,左右方向に曲げ変形するこ とで、枝管3全体を上下左右に移動することができる。これにより、図3に示す ように、枝管3の所定位置に接続された各立下り管8下端のスプリンクラーヘッ ド2を、天井板9に開設した各スプリンクラーヘッド2用の開口部9aに合わせ ることができる。
【0011】 そして、天井板9の各開口部9aに、例えば下側からヘッドプレート10を嵌 め込んでこれをスプリンクラーヘッド2の外側に螺合させて、スプリンクラーヘ ッド2の天井面への配設を完了する。なお、各立下り管8へスプリンクラーヘッ ド2を接続してから、その上端をT形の管継手3aと接続してもよい。 このように、この配管構造を適用すれば、従来の巻き出し管4を配する構造と 比較して簡便に、枝管3から天井面の各スプリンクラーヘッド2の設置位置まで の配管を行うことができ、配管工事が省力化される。
【0012】 また、従来の方法では、水圧試験を、枝管3までの配管が完了した時と、巻き 出し配管をしてスプリンクラーヘッド2を取り付けた時との二回行う必要があっ たが、この構造を適用すれば、スプリンクラーヘッド2の取り付け時(ヘッド位 置を調整する前)の一回のみ行えばよく、試験にかかる手間と時間とが短縮され る。
【0013】 さらに、巻き出し管4を配する構造では、図5に示すように、エルボ5等によ る継手部分が多く、漏水の危険性が高かったが、この配管構造では、T形の管継 手3a等により枝管3に立下り管8を直接接続するため、継手部分が少なくなり 、漏水の危険性が軽減される。 なお、近年、スプリンクラーヘッドや照明器具,調和空気の吹出口等が設置さ れる部分に、予め開口部や取り付け具等が設けられたシステム天井が使用される ことも多いが、本考案の配管構造を、このようなシステム天井用のスプリンクラ ーの配管に適用すると特に有用である。
【0014】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によれば、枝管をフレキシブル管で主管に接 続しているため、フレキシブル管により枝管全体の位置を変えることで、枝管の 所定位置に接続された立下り管の下端位置を調整できる。これにより、従来の巻 き出し管を配する方法と比較して簡便に、枝管から天井面の各スプリンクラーヘ ッドの設置位置までの配管を行うことができる。そのため、スプリンクラー用の 配管工事が省力化されるとともに漏水事故が低減できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す概要図である。
【図2】この実施例を部分的に拡大して示す概要図であ
る。
【図3】この実施例の作用を説明するための説明図であ
る。
【図4】スプリンクラーの配管構造の従来例を示す概要
図である。
【図5】図4の従来例を部分的に拡大して示す概要図で
ある。
【符号の説明】
1 主管 2 スプリンクラーヘッド 3 枝管 7 フレキシブル管 8 立下り管

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面の複数位置に配置される各スプリ
    ンクラーヘッドに対して、水を供給するためのスプリン
    クラーの配管構造において、主管にフレキシブル管で枝
    管を接続するとともに、この枝管には、スプリンクラー
    ヘッドの各配置位置に対応させた所定位置にそれぞれ立
    下り管を接続したことを特徴とするスプリンクラーの配
    管構造。
JP2438492U 1992-04-16 1992-04-16 スプリンクラーの配管構造 Pending JPH0584350U (ja)

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JPH0584350U true JPH0584350U (ja) 1993-11-16

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045971A (ja) * 1990-04-23 1992-01-09 Isuzu Kogyo Kk スプリンクラーヘッド取付用配管の施工方法とスプリンクラーヘッド取付用配管構造
JPH0568721A (ja) * 1991-09-11 1993-03-23 Toyo Fuitsutengu Kk 流体用配管の配管工法

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH045971A (ja) * 1990-04-23 1992-01-09 Isuzu Kogyo Kk スプリンクラーヘッド取付用配管の施工方法とスプリンクラーヘッド取付用配管構造
JPH0568721A (ja) * 1991-09-11 1993-03-23 Toyo Fuitsutengu Kk 流体用配管の配管工法

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