JPH0584193A - 電気掃除機 - Google Patents
電気掃除機Info
- Publication number
- JPH0584193A JPH0584193A JP27638591A JP27638591A JPH0584193A JP H0584193 A JPH0584193 A JP H0584193A JP 27638591 A JP27638591 A JP 27638591A JP 27638591 A JP27638591 A JP 27638591A JP H0584193 A JPH0584193 A JP H0584193A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- dust
- dust collection
- electric blower
- air
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Filters For Electric Vacuum Cleaners (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 集塵フィルタの下流でかつ電動送風機の上流
に位置する空間の圧力または風量を検出して集塵量を表
示する表示装置を有する電気掃除機に関し、吸込口の狭
い吸込具を使用して掃除した場合でも、使用者にごみ捨
てを促すべき量の塵埃が集塵室に溜まっていないにもか
かわらずごみ捨てを促すことを表示する誤表示を確実に
防止することができる電気掃除機を提供する。 【構成】 電気掃除機本体1には、集塵フィルタの下流
でかつ電動送風機の上流に位置する検出空間Bの圧力ま
たは風量を検出して集塵量を表示するダストインジケー
タ31と、吸込口の狭い隙間用ノズルAを収納する収納
部19とが設けられている。そして、収納部19には集
塵室6と外気とを連通させるリーク孔23が形成されて
いて、隙間用ノズルAが収納部19に収納されている状
態ではリーク孔23は隙間用ノズルAで閉塞されるよう
になっている。
に位置する空間の圧力または風量を検出して集塵量を表
示する表示装置を有する電気掃除機に関し、吸込口の狭
い吸込具を使用して掃除した場合でも、使用者にごみ捨
てを促すべき量の塵埃が集塵室に溜まっていないにもか
かわらずごみ捨てを促すことを表示する誤表示を確実に
防止することができる電気掃除機を提供する。 【構成】 電気掃除機本体1には、集塵フィルタの下流
でかつ電動送風機の上流に位置する検出空間Bの圧力ま
たは風量を検出して集塵量を表示するダストインジケー
タ31と、吸込口の狭い隙間用ノズルAを収納する収納
部19とが設けられている。そして、収納部19には集
塵室6と外気とを連通させるリーク孔23が形成されて
いて、隙間用ノズルAが収納部19に収納されている状
態ではリーク孔23は隙間用ノズルAで閉塞されるよう
になっている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は吸込風路中の圧力または
風量を検出して集塵量を表示する表示装置を有する電気
掃除機に関する。
風量を検出して集塵量を表示する表示装置を有する電気
掃除機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の電気掃除機は、本体内に
電動送風機を内蔵する電動送風機室と電動送風機の吸込
側に連通するとともに集塵フィルタが装着される集塵室
とを有するものである。そして、本体には集塵室と連通
する接続口が形成され、この接続口にホース、延長管を
介して例えば回転ブラシを有する吸込口体を着脱自在に
連結して、電動送風機を作動させ吸込口体から塵埃を吸
い込んで掃除を行うものである。
電動送風機を内蔵する電動送風機室と電動送風機の吸込
側に連通するとともに集塵フィルタが装着される集塵室
とを有するものである。そして、本体には集塵室と連通
する接続口が形成され、この接続口にホース、延長管を
介して例えば回転ブラシを有する吸込口体を着脱自在に
連結して、電動送風機を作動させ吸込口体から塵埃を吸
い込んで掃除を行うものである。
【0003】また、本体には集塵フィルタ内の集塵量を
表示する表示装置が設けられている。この表示装置は、
例えば一端が外気と連通するとともに他端が電動送風機
による吸込風路中で集塵フィルタの下流かつ電動送風機
の上流に位置する検出空間に連通するパイプと、このパ
イプ内に摺動自在に設けられバネにより外気側に付勢さ
れた指針とからなるものである。そして、集塵量が増加
していくと、この塵埃による風路抵抗が大きくなり電動
送風機に流れる風量が減少して検出空間の負圧が増大
し、検出空間と外気との圧力差が大きくなることから、
指針が付勢力に抗して移動して集塵量が増加したことを
表示するものである。
表示する表示装置が設けられている。この表示装置は、
例えば一端が外気と連通するとともに他端が電動送風機
による吸込風路中で集塵フィルタの下流かつ電動送風機
の上流に位置する検出空間に連通するパイプと、このパ
イプ内に摺動自在に設けられバネにより外気側に付勢さ
れた指針とからなるものである。そして、集塵量が増加
していくと、この塵埃による風路抵抗が大きくなり電動
送風機に流れる風量が減少して検出空間の負圧が増大
し、検出空間と外気との圧力差が大きくなることから、
指針が付勢力に抗して移動して集塵量が増加したことを
表示するものである。
【0004】また、狭い隙間を掃除する際には、前述の
吸込口体に代えて先端が偏平形状で開口面積の小さい吸
込口を有するいわゆる隙間用ノズルと呼ばれる吸込具を
装着して掃除を行うことができるようにしている。
吸込口体に代えて先端が偏平形状で開口面積の小さい吸
込口を有するいわゆる隙間用ノズルと呼ばれる吸込具を
装着して掃除を行うことができるようにしている。
【0005】上記の隙間用ノズルを使用して掃除を行う
と、その吸込口は開口面積が小さく流路断面積が小さい
ので上述の吸込口体を使用した場合に比べて電動送風機
に流れる風量が少なく、検出空間の負圧が増大して検出
空間と外気との圧力差が大きくなる。このため、使用者
にごみ捨てを促すべき量の塵埃が集塵室に溜まっていな
いにもかかわらず、表示装置は結果としてごみ捨てを促
すべき量の塵埃が溜まった場合と同様の表示を行ってし
まうため、使用者は不必要なごみ捨てを行なってしまう
という問題があった。
と、その吸込口は開口面積が小さく流路断面積が小さい
ので上述の吸込口体を使用した場合に比べて電動送風機
に流れる風量が少なく、検出空間の負圧が増大して検出
空間と外気との圧力差が大きくなる。このため、使用者
にごみ捨てを促すべき量の塵埃が集塵室に溜まっていな
いにもかかわらず、表示装置は結果としてごみ捨てを促
すべき量の塵埃が溜まった場合と同様の表示を行ってし
まうため、使用者は不必要なごみ捨てを行なってしまう
という問題があった。
【0006】そこで、この問題を解決するためにホース
あるいは延長管に接続される隙間用ノズルに吸込口とは
別の開口を設けて風量を補うことにより、隙間用ノズル
を使用した際、検出空間と外気との圧力差が大きくなる
ことを防止したものが提案されている。
あるいは延長管に接続される隙間用ノズルに吸込口とは
別の開口を設けて風量を補うことにより、隙間用ノズル
を使用した際、検出空間と外気との圧力差が大きくなる
ことを防止したものが提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記構
成のものでは塵埃を吸い込む隙間用ノズルに開口を設け
ているため、例えばじゅうたん、カーテンなどを掃除す
る場合には、これらによって開口が閉塞されてしまい充
分に風量を補うことができず、結局検出空間の負圧の増
大を招いてしまい上記と同様の問題が発生するものであ
った。特に隙間用ノズルは狭い場所の掃除に使用するも
のであるため、上述のように開口が閉塞されてしまうこ
とが多いものであった。また、上記構成のものでは補わ
れる風が開口から検出空間に至るまでに延長管、ホー
ス、集塵室等を通過することから、これらによる風路抵
抗の影響を受ける。このため、例えば延長管を使用する
場合と使用しない場合、あるいは集塵量の多い場合と少
ない場合とで検出空間に流れる風量が異なるので適当な
風量を補うことが困難であるという問題もあった。
成のものでは塵埃を吸い込む隙間用ノズルに開口を設け
ているため、例えばじゅうたん、カーテンなどを掃除す
る場合には、これらによって開口が閉塞されてしまい充
分に風量を補うことができず、結局検出空間の負圧の増
大を招いてしまい上記と同様の問題が発生するものであ
った。特に隙間用ノズルは狭い場所の掃除に使用するも
のであるため、上述のように開口が閉塞されてしまうこ
とが多いものであった。また、上記構成のものでは補わ
れる風が開口から検出空間に至るまでに延長管、ホー
ス、集塵室等を通過することから、これらによる風路抵
抗の影響を受ける。このため、例えば延長管を使用する
場合と使用しない場合、あるいは集塵量の多い場合と少
ない場合とで検出空間に流れる風量が異なるので適当な
風量を補うことが困難であるという問題もあった。
【0008】本発明は上記問題点を解決し、吸込口の流
路断面積の小さい例えば隙間用ノズルを使用した際に
も、使用者にごみ捨てを促すべき量の塵埃が集塵室に溜
まっていないにもかかわらずごみ捨てを促す表示を行な
うことのない電気掃除機を得ることを目的とするもので
ある。
路断面積の小さい例えば隙間用ノズルを使用した際に
も、使用者にごみ捨てを促すべき量の塵埃が集塵室に溜
まっていないにもかかわらずごみ捨てを促す表示を行な
うことのない電気掃除機を得ることを目的とするもので
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、電動送風機を内蔵する電動送風機室と前記
電動送風機の吸気側に連通する集塵室とを有する本体
と、前記集塵室内に装着される集塵フィルタと、前記本
体に形成され前記集塵室と連通する接続口と、この接続
口に直接あるいはホースを介して着脱自在に接続される
とともに流路断面積の小さい吸込具と、前記本体に設け
られ前記吸込具を収納する収納部と、前記電動送風機に
よる吸込風の風路中で前記集塵フィルタの下流でかつ前
記電動送風機の上流に位置する検出空間の圧力または風
量を検出して集塵量を表示する表示装置とを有するもの
において、前記収納部に前記検出空間と外気とを連通す
るとともに前記吸込具の収納状態では前記吸込具により
閉塞されるリーク部を設けたものである。
するために、電動送風機を内蔵する電動送風機室と前記
電動送風機の吸気側に連通する集塵室とを有する本体
と、前記集塵室内に装着される集塵フィルタと、前記本
体に形成され前記集塵室と連通する接続口と、この接続
口に直接あるいはホースを介して着脱自在に接続される
とともに流路断面積の小さい吸込具と、前記本体に設け
られ前記吸込具を収納する収納部と、前記電動送風機に
よる吸込風の風路中で前記集塵フィルタの下流でかつ前
記電動送風機の上流に位置する検出空間の圧力または風
量を検出して集塵量を表示する表示装置とを有するもの
において、前記収納部に前記検出空間と外気とを連通す
るとともに前記吸込具の収納状態では前記吸込具により
閉塞されるリーク部を設けたものである。
【0010】
【作用】本発明の電気掃除機は、吸込具が使用されずに
本体の収納部に収納されている状態では、収納部に設け
られた外気と検出空間とを連通するリーク孔は吸込具に
よって閉塞されてリーク風が流入するのを防止する。そ
して、吸込具を使用するときは、吸込具が収納部から取
り出されるのでリーク孔は開放されて、リーク孔から直
接検出空間にリーク風が流入する。
本体の収納部に収納されている状態では、収納部に設け
られた外気と検出空間とを連通するリーク孔は吸込具に
よって閉塞されてリーク風が流入するのを防止する。そ
して、吸込具を使用するときは、吸込具が収納部から取
り出されるのでリーク孔は開放されて、リーク孔から直
接検出空間にリーク風が流入する。
【0011】
【実施例】本発明の一実施例を図に基づいて説明する。
1は電気掃除機本体で、合成樹脂により成型された上ケ
ース2、下ケース3、前カバー4、蓋体5などから構成
されている。本体1は下ケース3に一体成型された仕切
壁5により前後に区画されており、仕切壁5よりも前側
(図1において左側)に上方に開口した集塵室6、後側
(図1において右側)に電動送風機室7がそれぞれ形成
されている。
1は電気掃除機本体で、合成樹脂により成型された上ケ
ース2、下ケース3、前カバー4、蓋体5などから構成
されている。本体1は下ケース3に一体成型された仕切
壁5により前後に区画されており、仕切壁5よりも前側
(図1において左側)に上方に開口した集塵室6、後側
(図1において右側)に電動送風機室7がそれぞれ形成
されている。
【0012】電動送風機室7には電動送風機8がサポー
トゴム9を介して上下ケース2、3に取り付けられてい
る。この電動送風機8はサポートゴム9によって、その
吸込側と排気側とが気密に仕切られており、吸込側が仕
切壁5に形成された複数の連通孔10を介して集塵室6
に連通している。
トゴム9を介して上下ケース2、3に取り付けられてい
る。この電動送風機8はサポートゴム9によって、その
吸込側と排気側とが気密に仕切られており、吸込側が仕
切壁5に形成された複数の連通孔10を介して集塵室6
に連通している。
【0013】集塵室6の上方に形成された開口は、回動
軸11を中心として上ケース2に回動自在に設けられた
蓋体5で開閉される。そして、集塵室6内には口枠12
と袋状のフィルタ部13とからなる集塵フィルタ14が
クランプ15によって着脱自在に設けられている。下ケ
ース3には前カバー4が設けられていて、この前カバー
4には外気と集塵室6とを連通するとともにホース(図
示せず)が着脱自在に接続される接続口16が形成され
ている。また、前カバー4には接続口パッキング17が
取り付けられ、この接続口パッキング17は集塵フィル
タ14が集塵室6内に装着された状態で口枠12に当接
するようになっている。そして、集塵室6の後方には連
通孔10を覆って通気性の良いウレタン等からなる補助
フィルタ18が設けられている。
軸11を中心として上ケース2に回動自在に設けられた
蓋体5で開閉される。そして、集塵室6内には口枠12
と袋状のフィルタ部13とからなる集塵フィルタ14が
クランプ15によって着脱自在に設けられている。下ケ
ース3には前カバー4が設けられていて、この前カバー
4には外気と集塵室6とを連通するとともにホース(図
示せず)が着脱自在に接続される接続口16が形成され
ている。また、前カバー4には接続口パッキング17が
取り付けられ、この接続口パッキング17は集塵フィル
タ14が集塵室6内に装着された状態で口枠12に当接
するようになっている。そして、集塵室6の後方には連
通孔10を覆って通気性の良いウレタン等からなる補助
フィルタ18が設けられている。
【0014】蓋体5は、後述する吸込具A(以下、隙間
用ノズルAという)を収納する上方が開口した凹状の収
納部19を有する蓋本体20と、この蓋本体20に回動
軸11と同軸で回動自在に設けられるとともに収納部1
9の開口を開閉する収納蓋21とで構成される。収納部
19の底面22は隙間用ノズルAの形状と合致した形状
に形成されている。そして、底面22には直径5ミリメ
ートル程度のリーク孔23が形成された円形状の段部2
4が設けられ、この段部24の内周面にはパッキング2
5が取り付けられている。このパッキング25は自然状
態では底面22より若干上方に突出している。このよう
に、蓋体5の閉塞状態ではリーク孔23によって検出空
間Bである集塵室6内で集塵フィルタ14より下流部分
と収納部19とは連通している。
用ノズルAという)を収納する上方が開口した凹状の収
納部19を有する蓋本体20と、この蓋本体20に回動
軸11と同軸で回動自在に設けられるとともに収納部1
9の開口を開閉する収納蓋21とで構成される。収納部
19の底面22は隙間用ノズルAの形状と合致した形状
に形成されている。そして、底面22には直径5ミリメ
ートル程度のリーク孔23が形成された円形状の段部2
4が設けられ、この段部24の内周面にはパッキング2
5が取り付けられている。このパッキング25は自然状
態では底面22より若干上方に突出している。このよう
に、蓋体5の閉塞状態ではリーク孔23によって検出空
間Bである集塵室6内で集塵フィルタ14より下流部分
と収納部19とは連通している。
【0015】また、収納蓋21の前部には、先端に蓋本
体20に係脱する係止爪26を有する係合部27が設け
られ、この係合部27には外気と収納部19とを連通す
る孔28が形成されている。すなわち、隙間用ノズルA
が収納部19に収納されていない状態では、集塵室6は
リーク孔23、収納部19、孔28を介して外気と連通
するようになっている。
体20に係脱する係止爪26を有する係合部27が設け
られ、この係合部27には外気と収納部19とを連通す
る孔28が形成されている。すなわち、隙間用ノズルA
が収納部19に収納されていない状態では、集塵室6は
リーク孔23、収納部19、孔28を介して外気と連通
するようになっている。
【0016】隙間用ノズルAは、一端には延長管、ホー
ス(ともに図示せず)等に着脱自在に接続される接続口
部29を、一端よりも偏平状に形成された他端には塵埃
を吸い込むための吸込口30をそれぞれ有するものであ
る。このように他端が偏平状に形成されていることか
ら、例えば壁と棚との間などの狭い隙間を掃除する際に
使用される。そして、吸込口30はその流路断面積が吸
込風路中で最も流路断面積の小さい接続口16よりも小
さく、また回転ブラシを有する吸込口体の流路断面積よ
りも小さく形成されている。前述したように、収納部1
9の底面22の形状は隙間用ノズルAの形状に合致して
いるので、隙間用ノズルAを収納部19に収納するとリ
ーク孔23は隙間用ノズルAによって閉塞される。
ス(ともに図示せず)等に着脱自在に接続される接続口
部29を、一端よりも偏平状に形成された他端には塵埃
を吸い込むための吸込口30をそれぞれ有するものであ
る。このように他端が偏平状に形成されていることか
ら、例えば壁と棚との間などの狭い隙間を掃除する際に
使用される。そして、吸込口30はその流路断面積が吸
込風路中で最も流路断面積の小さい接続口16よりも小
さく、また回転ブラシを有する吸込口体の流路断面積よ
りも小さく形成されている。前述したように、収納部1
9の底面22の形状は隙間用ノズルAの形状に合致して
いるので、隙間用ノズルAを収納部19に収納するとリ
ーク孔23は隙間用ノズルAによって閉塞される。
【0017】収納部19には隙間用ノズルの側部に位置
して表示装置としてのダストインジケータ31が設けら
れている。ダストインジケータ31は、透明のパイプ3
2と、このパイプ32の一端に嵌合されて収納部19と
パイプ32とを連通させる環状の弾性部材33と、パイ
プ32の他端に嵌合されて検出空間Bである集塵室6内
で集塵フィルタ14より下流部分とパイプ32とを連通
させる環状の弾性部材34と、パイプ32内に摺動自在
に設けられる着色された指針35と、弾性部材34と指
針35とに取り付けられ指針35を弾性部材33側に付
勢するバネ36とで構成されるものである。そして、集
塵フィルタ14内の集塵量が増加して検出空間Bに流れ
る風量が減少して、この風量が集塵フィルタ14内に集
塵されていない場合の風量の30パーセント程度になっ
た際、使用者にごみ捨てを促す位置に指針35が位置す
るようにバネ36の弾性力が設定されている。一方、収
納蓋21の上面にはインジケータパイプに面して表示窓
37が設けられている。
して表示装置としてのダストインジケータ31が設けら
れている。ダストインジケータ31は、透明のパイプ3
2と、このパイプ32の一端に嵌合されて収納部19と
パイプ32とを連通させる環状の弾性部材33と、パイ
プ32の他端に嵌合されて検出空間Bである集塵室6内
で集塵フィルタ14より下流部分とパイプ32とを連通
させる環状の弾性部材34と、パイプ32内に摺動自在
に設けられる着色された指針35と、弾性部材34と指
針35とに取り付けられ指針35を弾性部材33側に付
勢するバネ36とで構成されるものである。そして、集
塵フィルタ14内の集塵量が増加して検出空間Bに流れ
る風量が減少して、この風量が集塵フィルタ14内に集
塵されていない場合の風量の30パーセント程度になっ
た際、使用者にごみ捨てを促す位置に指針35が位置す
るようにバネ36の弾性力が設定されている。一方、収
納蓋21の上面にはインジケータパイプに面して表示窓
37が設けられている。
【0018】なお、本体1の下面前部には旋回輪38が
設けられ、本体の下面後部には後輪39が設けられてい
る。また、本体1の後面には本体1を倒置状態にした際
に後車輪39とともに本体1を支持する脚部40が設け
られている。さらに、本体1の上面にはハンドル41が
起倒自在に設けられている。42は本体1上面に形成さ
れたハンドル凹部で、これに手を挿入することによりハ
ンドル41の起倒を容易にするものであり、43は蓋本
体20に形成された収納蓋凹部で、これに手を挿入する
ことにより収納蓋21の開閉を容易にするものである。
設けられ、本体の下面後部には後輪39が設けられてい
る。また、本体1の後面には本体1を倒置状態にした際
に後車輪39とともに本体1を支持する脚部40が設け
られている。さらに、本体1の上面にはハンドル41が
起倒自在に設けられている。42は本体1上面に形成さ
れたハンドル凹部で、これに手を挿入することによりハ
ンドル41の起倒を容易にするものであり、43は蓋本
体20に形成された収納蓋凹部で、これに手を挿入する
ことにより収納蓋21の開閉を容易にするものである。
【0019】上記構成に基づきその作用を説明する。じ
ゅうたんや板の間などの被掃除面の掃除を行うには回転
ブラシを有する図示しない吸込口体をホース、延長管を
介して本体1の接続口に連結するとともに隙間用ノズル
13Aは収納部19に収納しておく。そして、電動送風
機8を作動させることによって、被掃除面から塵埃を集
塵フィルタ14内に吸い込むことができる。このとき、
リーク孔23は隙間用ノズルAによって閉塞されている
ので、リーク孔23から風を吸い込むことはない。そし
て、集塵室6が負圧になることにより隙間用ノズルAは
集塵室6側に吸引されパッキング25を圧縮して確実に
リーク孔23を閉塞する。
ゅうたんや板の間などの被掃除面の掃除を行うには回転
ブラシを有する図示しない吸込口体をホース、延長管を
介して本体1の接続口に連結するとともに隙間用ノズル
13Aは収納部19に収納しておく。そして、電動送風
機8を作動させることによって、被掃除面から塵埃を集
塵フィルタ14内に吸い込むことができる。このとき、
リーク孔23は隙間用ノズルAによって閉塞されている
ので、リーク孔23から風を吸い込むことはない。そし
て、集塵室6が負圧になることにより隙間用ノズルAは
集塵室6側に吸引されパッキング25を圧縮して確実に
リーク孔23を閉塞する。
【0020】ここで、集塵フィルタ14内の集塵量が増
加してくると集塵フィルタ14による風路抵抗が大きく
なり、検出空間Bに流れる吸込風量が減少して検出空間
Bの負圧が増大する。このため、外気と検出空間Bとの
圧力差が大きくなり、その値が所定値以上になるとダス
トインジケータ31の指針35がバネ36の付勢力に抗
して弾性部材34側に移動し始める。そして、この移動
により収納蓋21に形成された表示窓37に面して指針
35が位置しているため使用者は集塵フィルタ14内の
塵埃が増加したことを確認でき、指針35がごみ捨てを
促す位置まで移動したならば集塵フィルタ14内の塵埃
を捨てればよい。なお、ダストインジケータ31はいわ
ゆるリーク弁を兼用している。
加してくると集塵フィルタ14による風路抵抗が大きく
なり、検出空間Bに流れる吸込風量が減少して検出空間
Bの負圧が増大する。このため、外気と検出空間Bとの
圧力差が大きくなり、その値が所定値以上になるとダス
トインジケータ31の指針35がバネ36の付勢力に抗
して弾性部材34側に移動し始める。そして、この移動
により収納蓋21に形成された表示窓37に面して指針
35が位置しているため使用者は集塵フィルタ14内の
塵埃が増加したことを確認でき、指針35がごみ捨てを
促す位置まで移動したならば集塵フィルタ14内の塵埃
を捨てればよい。なお、ダストインジケータ31はいわ
ゆるリーク弁を兼用している。
【0021】次いで、例えば壁と棚の間等の狭い場所を
掃除するときには上記の吸込口体に代えて収納部19内
に収納されている先端が偏平状の隙間用ノズルAを延長
管あるいはホースに接続して掃除を行えばよい。この状
態で電動送風機8を作動させると隙間用ノズルAの先端
に形成された吸込口30から塵埃を吸い込むことができ
る。
掃除するときには上記の吸込口体に代えて収納部19内
に収納されている先端が偏平状の隙間用ノズルAを延長
管あるいはホースに接続して掃除を行えばよい。この状
態で電動送風機8を作動させると隙間用ノズルAの先端
に形成された吸込口30から塵埃を吸い込むことができ
る。
【0022】隙間用ノズルAを用いて掃除をすると、吸
込口30の流路断面積が上述の吸込口体よりも流路断面
積が小さいため、隙間用ノズルAでの風路抵抗が大きく
なり、検出空間Bに流れる風量が減少しこの検出空間B
の負圧は集塵フィルタ14内の集塵量が増加した場合と
同様に増大しようとするが、この状態では隙間用ノズル
Aは収納部19に収納されていないため、すなわちリー
ク孔23は隙間用ノズルAによって閉塞されていないた
め、本体1外から孔28および収納蓋21と蓋本体20
との間隙を通過してリーク孔23を流れるリーク風が検
出空間Bに流れるものである。
込口30の流路断面積が上述の吸込口体よりも流路断面
積が小さいため、隙間用ノズルAでの風路抵抗が大きく
なり、検出空間Bに流れる風量が減少しこの検出空間B
の負圧は集塵フィルタ14内の集塵量が増加した場合と
同様に増大しようとするが、この状態では隙間用ノズル
Aは収納部19に収納されていないため、すなわちリー
ク孔23は隙間用ノズルAによって閉塞されていないた
め、本体1外から孔28および収納蓋21と蓋本体20
との間隙を通過してリーク孔23を流れるリーク風が検
出空間Bに流れるものである。
【0023】したがって、検出空間Bへの風量を補うこ
とによって検出空間Bの負圧の増大を防止できるため、
使用者にごみ捨てを促す程の集塵量が集塵フィルタ14
内に溜まっていないにもかかわらず、使用者にごみ捨て
を促すことを表示する誤表示を防止することができるた
め、使用者が不必要なごみ捨てを行なうことを防止でき
る。しかも、リーク孔23は収納部19に形成されてい
るため隙間用ノズルAを使用しての掃除中にはリーク孔
23は確実に開放されるとともに、リーク風はリーク孔
23から直接検出空間Bに流れることから上述した誤表
示を確実に防止することができる。
とによって検出空間Bの負圧の増大を防止できるため、
使用者にごみ捨てを促す程の集塵量が集塵フィルタ14
内に溜まっていないにもかかわらず、使用者にごみ捨て
を促すことを表示する誤表示を防止することができるた
め、使用者が不必要なごみ捨てを行なうことを防止でき
る。しかも、リーク孔23は収納部19に形成されてい
るため隙間用ノズルAを使用しての掃除中にはリーク孔
23は確実に開放されるとともに、リーク風はリーク孔
23から直接検出空間Bに流れることから上述した誤表
示を確実に防止することができる。
【0024】さらに、延長管、ホース等による風路抵抗
および電動送風機の吸込力等を考慮してリーク孔23を
適当な大きさに設定することにより、隙間用ノズルAの
使用に起因する検出空間Bの圧力および風量の変化を防
止して、隙間用ノズルAを用いて掃除をする場合と用い
ずに掃除をする場合とで同様の表示を行なうことができ
る。
および電動送風機の吸込力等を考慮してリーク孔23を
適当な大きさに設定することにより、隙間用ノズルAの
使用に起因する検出空間Bの圧力および風量の変化を防
止して、隙間用ノズルAを用いて掃除をする場合と用い
ずに掃除をする場合とで同様の表示を行なうことができ
る。
【0025】また、リーク孔23を形成する段部24の
内周面にはパッキング25が設けられていて、隙間用ノ
ズルAが収納部19に収納された状態で電動送風機8を
作動させた際、隙間用ノズルAはパッキング25側に吸
着されるのでリーク孔23を完全に閉塞することができ
る。このため、隙間用ノズルAを使用しないときはリー
ク風が流れず接続口16からの吸込力を低下させること
がない。
内周面にはパッキング25が設けられていて、隙間用ノ
ズルAが収納部19に収納された状態で電動送風機8を
作動させた際、隙間用ノズルAはパッキング25側に吸
着されるのでリーク孔23を完全に閉塞することができ
る。このため、隙間用ノズルAを使用しないときはリー
ク風が流れず接続口16からの吸込力を低下させること
がない。
【0026】本実施例においては、検出空間Bを集塵室
6内で集塵フィルタ14よりも下流部分としたが、電動
送風機室7内で電動送風機8よりも上流部分を検出空間
Bとしても同様の効果を得ることができる。また、検出
空間Bの圧力を検出して集塵フィルタ14の集塵量を表
示する表示装置を指針35、バネ36等を用いたダスト
インジケータ31としたが、検出空間Bの圧力を圧力セ
ンサによって検出してこの圧力値の変化を読み取りLE
D等を発光させて集塵量を表示する表示装置、または検
出空間Bの風量を検出してこれによって集塵量を表示す
る表示装置を用いることも可能である。さらに、本発明
は接続口16にホース、延長管等を接続する床移動形の
電気掃除機に限らず、接続口16に先端が偏平状の隙間
用ノズルAを直接接続して使用するハンディ型の電気掃
除機に適用することもできる。
6内で集塵フィルタ14よりも下流部分としたが、電動
送風機室7内で電動送風機8よりも上流部分を検出空間
Bとしても同様の効果を得ることができる。また、検出
空間Bの圧力を検出して集塵フィルタ14の集塵量を表
示する表示装置を指針35、バネ36等を用いたダスト
インジケータ31としたが、検出空間Bの圧力を圧力セ
ンサによって検出してこの圧力値の変化を読み取りLE
D等を発光させて集塵量を表示する表示装置、または検
出空間Bの風量を検出してこれによって集塵量を表示す
る表示装置を用いることも可能である。さらに、本発明
は接続口16にホース、延長管等を接続する床移動形の
電気掃除機に限らず、接続口16に先端が偏平状の隙間
用ノズルAを直接接続して使用するハンディ型の電気掃
除機に適用することもできる。
【0027】なお、本発明の作用をより実用化するため
には、流路断面積の小さい吸込具を使用しないときには
所定の収納部に収納しておくように使用者に注意する注
意書きを吸込具あるいは収納部に表示しておくとよい。
には、流路断面積の小さい吸込具を使用しないときには
所定の収納部に収納しておくように使用者に注意する注
意書きを吸込具あるいは収納部に表示しておくとよい。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の電気掃除
機によれば、開口面積の小さい吸込口を有する吸込具を
用いた場合でも、使用者にごみ捨てを促すべき量の塵埃
が集塵室に溜まっていないにもかかわらず、ごみ捨てを
促すことを表示する誤表示を確実に防止することができ
る。
機によれば、開口面積の小さい吸込口を有する吸込具を
用いた場合でも、使用者にごみ捨てを促すべき量の塵埃
が集塵室に溜まっていないにもかかわらず、ごみ捨てを
促すことを表示する誤表示を確実に防止することができ
る。
【図1】本発明の電気掃除機の要部断面図である。
【図2】同じく本発明の電気掃除機の上面図である。
【図3】同じく本発明の表示装置を示す要部断面図であ
る。
る。
1 本体 6 集塵室 7 電動送風機室 8 電動送風機 14 集塵フィルタ 19 収納部 23 リーク孔 30 吸込口 A.吸込具(隙間用ノズル) B.検出空間
Claims (1)
- 【請求項1】 電動送風機を内蔵する電動送風機室と前
記電動送風機の吸気側に連通する集塵室とを有する本体
と、前記集塵室内に装着される集塵フィルタと、前記本
体に形成され前記集塵室と連通する接続口と、この接続
口に直接あるいはホースを介して着脱自在に接続される
とともに流路断面積の小さい吸込具と、前記本体に設け
られ前記吸込具を収納する収納部と、前記電動送風機に
よる吸込風の風路中で前記集塵フィルタの下流でかつ前
記電動送風機の上流に位置する検出空間の圧力または風
量を検出して集塵量を表示する表示装置とを有するもの
において、 前記収納部に前記検出空間と外気とを連通するとともに
前記吸込具の収納状態では前記吸込具により閉塞される
リーク部を設けたことを特徴とする電気掃除機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27638591A JPH0584193A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 電気掃除機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27638591A JPH0584193A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 電気掃除機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0584193A true JPH0584193A (ja) | 1993-04-06 |
Family
ID=17568681
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27638591A Pending JPH0584193A (ja) | 1991-09-30 | 1991-09-30 | 電気掃除機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0584193A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106901652A (zh) * | 2017-02-17 | 2017-06-30 | 江苏美的清洁电器股份有限公司 | 指示器及吸尘器 |
-
1991
- 1991-09-30 JP JP27638591A patent/JPH0584193A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106901652A (zh) * | 2017-02-17 | 2017-06-30 | 江苏美的清洁电器股份有限公司 | 指示器及吸尘器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8732901B2 (en) | Robot cleaner | |
US4733430A (en) | Vacuum cleaner with operating condition indicator system | |
US8874268B2 (en) | Robot cleaner | |
US5020187A (en) | Filter assembly for a vacuum cleaner | |
CA2689483C (en) | Vacuum bypass vent and vacuums incorporating such bypass vents | |
US20020162188A1 (en) | Vacuum cleaner | |
US7462210B2 (en) | Dust collecting unit for vacuum cleaner | |
JPH0584193A (ja) | 電気掃除機 | |
JP3540622B2 (ja) | 電気掃除機 | |
KR100692577B1 (ko) | 진공 청소기용 필터감지장치 | |
JPH10127538A (ja) | アップライト型電気掃除機 | |
JP3482145B2 (ja) | 空気循環式電気掃除機 | |
JPH05137681A (ja) | 電気掃除機 | |
JP3525067B2 (ja) | 吸込み口体及び電気掃除機 | |
JP3047483B2 (ja) | 電気掃除機 | |
JPH05130957A (ja) | 電気掃除機 | |
JPH0658850U (ja) | セントラルクリーナ | |
JP3163291B2 (ja) | 吸込み口体及び電気掃除機 | |
KR100203436B1 (ko) | 진공청소기 먼지량 표시장치 | |
JPS63127735A (ja) | 電気掃除機 | |
JPH0315426A (ja) | 電気掃除機 | |
JPH0556880A (ja) | 電気掃除機 | |
JP2004321284A (ja) | 電気掃除機 | |
JPH0556891A (ja) | 電気掃除機 | |
JPH0856881A (ja) | 電気掃除機 |