JPH058399A - 液体噴射記録ヘツドの保護装置及び液体噴射記録ヘツドの使用方法 - Google Patents
液体噴射記録ヘツドの保護装置及び液体噴射記録ヘツドの使用方法Info
- Publication number
- JPH058399A JPH058399A JP16663491A JP16663491A JPH058399A JP H058399 A JPH058399 A JP H058399A JP 16663491 A JP16663491 A JP 16663491A JP 16663491 A JP16663491 A JP 16663491A JP H058399 A JPH058399 A JP H058399A
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- Japan
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- recording head
- liquid jet
- jet recording
- liquid
- capping means
- Prior art date
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 液体噴射記録ヘッドを単独で長期間放置する
ような場合において、記録ヘッド部を保護するとともに
インクの乾燥等により吐出口の目詰まりを防止する。 【構成】 入力信号に応じて液滴を吐出する吐出口が形
成された記録ヘッド部2とこの記録ヘッド部2へ供給す
る液体を貯蔵する液体貯蔵部1とを一体的に連結すると
ともに液体噴射記録装置へ着脱自在に取付けられる液体
噴射記録ヘッド3を設け、前記記録ヘッド部2を覆う閉
止位置と前記記録ヘッド部2を開放する開放位置とへ移
動自在なキャッピング手段13を前記液体噴射記録ヘッ
ド3に取付けた。
ような場合において、記録ヘッド部を保護するとともに
インクの乾燥等により吐出口の目詰まりを防止する。 【構成】 入力信号に応じて液滴を吐出する吐出口が形
成された記録ヘッド部2とこの記録ヘッド部2へ供給す
る液体を貯蔵する液体貯蔵部1とを一体的に連結すると
ともに液体噴射記録装置へ着脱自在に取付けられる液体
噴射記録ヘッド3を設け、前記記録ヘッド部2を覆う閉
止位置と前記記録ヘッド部2を開放する開放位置とへ移
動自在なキャッピング手段13を前記液体噴射記録ヘッ
ド3に取付けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッド部と液体貯
蔵部とを一体的に連結してカートリッジ化した液体噴射
記録ヘッドの保護装置及びその液体噴射記録ヘッドの使
用方法に関する。
蔵部とを一体的に連結してカートリッジ化した液体噴射
記録ヘッドの保護装置及びその液体噴射記録ヘッドの使
用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の液体噴射記録装置、いわゆるイン
クジェットプリンタは、記録媒体に対してインクを吐出
する記録ヘッド部と、その記録ヘッド部に対してインク
を供給する液体貯蔵部(インクタンク)とを隔離した位
置に別体に具え、それらの間を供給管を含むインク供給
系を介して結合したものである。しかしながら、このよ
うなインクジェットプリンタでは、一般に長い供給管を
必要とするので、配管時に煩雑さが生じている。
クジェットプリンタは、記録媒体に対してインクを吐出
する記録ヘッド部と、その記録ヘッド部に対してインク
を供給する液体貯蔵部(インクタンク)とを隔離した位
置に別体に具え、それらの間を供給管を含むインク供給
系を介して結合したものである。しかしながら、このよ
うなインクジェットプリンタでは、一般に長い供給管を
必要とするので、配管時に煩雑さが生じている。
【0003】これに対して、特公昭63−17621号
公報においては、熱を利用してインク飛翔を行ういわゆ
るサーマルインクジェットプリンタの記録ヘッド部とイ
ンクタンクとを一体的に連結してカートリッジ化した液
体噴射記録ヘッドを用いるインクジェットプリンタが開
示されている。
公報においては、熱を利用してインク飛翔を行ういわゆ
るサーマルインクジェットプリンタの記録ヘッド部とイ
ンクタンクとを一体的に連結してカートリッジ化した液
体噴射記録ヘッドを用いるインクジェットプリンタが開
示されている。
【0004】この技術により、液体噴射記録装置全体の
構成が簡素化されたことや、従来からサーマルインクジ
ェットプリンタの記録ヘッド部には吐出口の目詰まりの
問題やキャビテーション等による熱作用部の耐久性の問
題があることから、前記のカートリッジ化された液体噴
射記録ヘッドは、ディスポーザブルヘッドとして比較的
印字頻度の少ないパーソナル機などに多く利用されるよ
うになっている。
構成が簡素化されたことや、従来からサーマルインクジ
ェットプリンタの記録ヘッド部には吐出口の目詰まりの
問題やキャビテーション等による熱作用部の耐久性の問
題があることから、前記のカートリッジ化された液体噴
射記録ヘッドは、ディスポーザブルヘッドとして比較的
印字頻度の少ないパーソナル機などに多く利用されるよ
うになっている。
【0005】なお、このカートリッジ化された液体噴射
記録ヘッドは、使用前には収納ケース内に密封され、ま
た、液体噴射記録装置に装着されている場合には、通常
キャッピングなどの目詰まり防止策が図られている。
記録ヘッドは、使用前には収納ケース内に密封され、ま
た、液体噴射記録装置に装着されている場合には、通常
キャッピングなどの目詰まり防止策が図られている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一旦液体噴射
記録装置に装着した液体噴射記録ヘッドをその液体噴射
記録装置から取外した場合においては何の配慮もなされ
ていない。このため、液体噴射記録装置から液体噴射記
録ヘッドを取外して長期間放置するような場合には、イ
ンクタンク内にインクが充分に残っているにも拘らず吐
出口の目詰まり等によって液体噴射記録ヘッドが使用不
可能になってしまうという欠点がある。
記録装置に装着した液体噴射記録ヘッドをその液体噴射
記録装置から取外した場合においては何の配慮もなされ
ていない。このため、液体噴射記録装置から液体噴射記
録ヘッドを取外して長期間放置するような場合には、イ
ンクタンク内にインクが充分に残っているにも拘らず吐
出口の目詰まり等によって液体噴射記録ヘッドが使用不
可能になってしまうという欠点がある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、入力信号に応じて液滴を吐出する吐出口が形成され
た記録ヘッド部とこの記録ヘッド部へ供給する液体を貯
蔵する液体貯蔵部とを一体的に連結するとともに液体噴
射記録装置へ着脱自在に取付けられる液体噴射記録ヘッ
ドを設け、前記記録ヘッド部を覆う閉止位置と前記記録
ヘッド部を開放する開放位置とへ移動自在なキャッピン
グ手段を前記液体噴射記録ヘッドに取付けた。
は、入力信号に応じて液滴を吐出する吐出口が形成され
た記録ヘッド部とこの記録ヘッド部へ供給する液体を貯
蔵する液体貯蔵部とを一体的に連結するとともに液体噴
射記録装置へ着脱自在に取付けられる液体噴射記録ヘッ
ドを設け、前記記録ヘッド部を覆う閉止位置と前記記録
ヘッド部を開放する開放位置とへ移動自在なキャッピン
グ手段を前記液体噴射記録ヘッドに取付けた。
【0008】請求項2記載の発明では、入力信号に応じ
て液滴を吐出する吐出口が形成された記録ヘッド部とこ
の記録ヘッド部へ供給する液体を貯蔵する液体貯蔵部と
を一体的に連結するとともに液体噴射記録装置へ着脱自
在に取付けられる液体噴射記録ヘッドを設け、前記記録
ヘッド部を覆う閉止位置と前記記録ヘッド部を開放する
開放位置とへ移動自在なキャッピング手段を前記液体噴
射記録ヘッドに取付け、前記液体噴射記録ヘッドを前記
液体噴射記録装置へ装着する動作に伴って前記キャッピ
ング手段に当接するとともに前記キャッピング手段を開
放位置へ移動させる当接部を前記液体噴射記録装置に設
けた。
て液滴を吐出する吐出口が形成された記録ヘッド部とこ
の記録ヘッド部へ供給する液体を貯蔵する液体貯蔵部と
を一体的に連結するとともに液体噴射記録装置へ着脱自
在に取付けられる液体噴射記録ヘッドを設け、前記記録
ヘッド部を覆う閉止位置と前記記録ヘッド部を開放する
開放位置とへ移動自在なキャッピング手段を前記液体噴
射記録ヘッドに取付け、前記液体噴射記録ヘッドを前記
液体噴射記録装置へ装着する動作に伴って前記キャッピ
ング手段に当接するとともに前記キャッピング手段を開
放位置へ移動させる当接部を前記液体噴射記録装置に設
けた。
【0009】請求項3記載の発明では、請求項1記載の
発明において、キャッピング手段を閉止位置と開放位置
とへ回動自在に設け、前記キャッピング手段を閉止位置
へ回動する向きに付勢する付勢体を設けた。
発明において、キャッピング手段を閉止位置と開放位置
とへ回動自在に設け、前記キャッピング手段を閉止位置
へ回動する向きに付勢する付勢体を設けた。
【0010】請求項4記載の発明では、入力信号に応じ
て液滴を吐出する吐出口が形成された記録ヘッド部とこ
の記録ヘッド部へ供給する液体を貯蔵する液体貯蔵部と
を一体的に連結するとともに液体噴射記録装置へ着脱自
在に取付けられる液体噴射記録ヘッドを設け、前記記録
ヘッド部を覆う閉止位置と前記記録ヘッド部を開放する
開放位置とへ移動自在なキャッピング手段を前記液体噴
射記録ヘッドに取付けるとともに前記液体噴射記録ヘッ
ドを前記液体噴射記録装置から取外した場合に前記キャ
ッピング手段を閉止位置へ移動させるようにした。
て液滴を吐出する吐出口が形成された記録ヘッド部とこ
の記録ヘッド部へ供給する液体を貯蔵する液体貯蔵部と
を一体的に連結するとともに液体噴射記録装置へ着脱自
在に取付けられる液体噴射記録ヘッドを設け、前記記録
ヘッド部を覆う閉止位置と前記記録ヘッド部を開放する
開放位置とへ移動自在なキャッピング手段を前記液体噴
射記録ヘッドに取付けるとともに前記液体噴射記録ヘッ
ドを前記液体噴射記録装置から取外した場合に前記キャ
ッピング手段を閉止位置へ移動させるようにした。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明では、キャッピング手段が
液体噴射記録ヘッドに取付けられているため、このキャ
ッピング手段を記録ヘッド部を覆う閉止位置へ移動させ
ておくことにより、液体噴射記録ヘッドを単独で長期間
放置する場合であってもキャッピング手段によって記録
ヘッド部が保護され、吐出口の目詰まり等が防止され
る。特に、一旦液体噴射記録装置へ装着した液体噴射記
録ヘッドをその液体噴射記録装置から取外した場合にお
いても、キャッピング手段を閉止位置へ移動させること
によってキャッピング手段による記録ヘッド部の保護を
行える。
液体噴射記録ヘッドに取付けられているため、このキャ
ッピング手段を記録ヘッド部を覆う閉止位置へ移動させ
ておくことにより、液体噴射記録ヘッドを単独で長期間
放置する場合であってもキャッピング手段によって記録
ヘッド部が保護され、吐出口の目詰まり等が防止され
る。特に、一旦液体噴射記録装置へ装着した液体噴射記
録ヘッドをその液体噴射記録装置から取外した場合にお
いても、キャッピング手段を閉止位置へ移動させること
によってキャッピング手段による記録ヘッド部の保護を
行える。
【0012】請求項2記載の発明では、液体噴射記録ヘ
ッドを液体噴射記録装置へ装着する動作に伴って液体噴
射記録装置に設けた当接部がキャッピング手段に当接
し、キャッピング手段は記録ヘッド部を開放する開放位
置へ自動的に移動するため、液体噴射記録ヘッドを液体
噴射記録装置へ装着する際においてキャッピング手段を
予め開放位置へ移動させておく等の操作が不要となる。
ッドを液体噴射記録装置へ装着する動作に伴って液体噴
射記録装置に設けた当接部がキャッピング手段に当接
し、キャッピング手段は記録ヘッド部を開放する開放位
置へ自動的に移動するため、液体噴射記録ヘッドを液体
噴射記録装置へ装着する際においてキャッピング手段を
予め開放位置へ移動させておく等の操作が不要となる。
【0013】請求項3記載の発明では、キャッピング手
段は付勢体によって閉止位置へ回動する向きに付勢され
ているため、液体噴射記録ヘッドを液体噴射記録装置か
ら取外した場合等において、キャッピング手段を閉止位
置へ回動させる操作を行わなくてもキャッピング手段は
自動的に閉止位置へ回動し、キャッピング手段による記
録ヘッド部の保護が確実に行われる。
段は付勢体によって閉止位置へ回動する向きに付勢され
ているため、液体噴射記録ヘッドを液体噴射記録装置か
ら取外した場合等において、キャッピング手段を閉止位
置へ回動させる操作を行わなくてもキャッピング手段は
自動的に閉止位置へ回動し、キャッピング手段による記
録ヘッド部の保護が確実に行われる。
【0014】請求項4記載の発明では、一旦液体噴射記
録装置へ装着した液体噴射記録ヘッドをその液体噴射記
録装置から取外した場合にキャッピング手段を閉止位置
へ動作させることにより、使用途中の液体噴射記録ヘッ
ドを液体噴射記録装置から取外して長期間放置するよう
な場合でもキャッピング手段による記録ヘッド部の保護
を行える。
録装置へ装着した液体噴射記録ヘッドをその液体噴射記
録装置から取外した場合にキャッピング手段を閉止位置
へ動作させることにより、使用途中の液体噴射記録ヘッ
ドを液体噴射記録装置から取外して長期間放置するよう
な場合でもキャッピング手段による記録ヘッド部の保護
を行える。
【0015】
【実施例】本発明の第一の実施例を図1乃至図3に基づ
いて説明する。まず、液体であるインクを貯蔵する液体
貯蔵部であるインクタンク1と記録ヘッド部2とを一体
的に連結することによりカートリッジ化した液体噴射記
録ヘッド3が設けられている。
いて説明する。まず、液体であるインクを貯蔵する液体
貯蔵部であるインクタンク1と記録ヘッド部2とを一体
的に連結することによりカートリッジ化した液体噴射記
録ヘッド3が設けられている。
【0016】前記インクタンク1は、タンク本体部4と
このタンク本体部4の上端部に熱溶着された天板5とに
よって構成されており、前記タンク本体部4内の底面に
は多孔質体6が接着されている。ここで、前記タンク本
体部4と前記天板5との材料としては、インクに対する
安定性の点からデルリン、ポリカーボネート等のプラス
チックス材料やスチロール樹脂あるいはアクリル樹脂を
用いることができるが、本実施例では、さらに、成形性
やコストの点をも考慮してポリカーボネートを射出成形
することにより形成した。また、本実施例では、タンク
本体部4と天板5とを熱溶着によって結合したが、接着
剤による接着や、機械的なネジ止め、圧入によって結合
してもよい。
このタンク本体部4の上端部に熱溶着された天板5とに
よって構成されており、前記タンク本体部4内の底面に
は多孔質体6が接着されている。ここで、前記タンク本
体部4と前記天板5との材料としては、インクに対する
安定性の点からデルリン、ポリカーボネート等のプラス
チックス材料やスチロール樹脂あるいはアクリル樹脂を
用いることができるが、本実施例では、さらに、成形性
やコストの点をも考慮してポリカーボネートを射出成形
することにより形成した。また、本実施例では、タンク
本体部4と天板5とを熱溶着によって結合したが、接着
剤による接着や、機械的なネジ止め、圧入によって結合
してもよい。
【0017】前記多孔質体6は、前記液体噴射記録ヘッ
ド3を載せたキャリッジ(図示せず)を往復動させる際
にインクの揺動を抑えるとともにインクの圧力変化を少
なくするためのもので、材料としては、発泡フォーム、
発泡金属、発泡セラミックス等を用いることができる。
このうち、特に好ましいのは発泡フォームであり、本実
施例ではポリウレタンフォームを採用している。
ド3を載せたキャリッジ(図示せず)を往復動させる際
にインクの揺動を抑えるとともにインクの圧力変化を少
なくするためのもので、材料としては、発泡フォーム、
発泡金属、発泡セラミックス等を用いることができる。
このうち、特に好ましいのは発泡フォームであり、本実
施例ではポリウレタンフォームを採用している。
【0018】つぎに、前記記録ヘッド部2は、記録ヘッ
ド基板7とこの記録ヘッド基板7に貼付けられたオリフ
ィスプレート8とによって構成されており、記録ヘッド
基板7とオリフィスプレート8との間には、インク液室
(図示せず)とインク流路(図示せず)とが形成されて
いる。
ド基板7とこの記録ヘッド基板7に貼付けられたオリフ
ィスプレート8とによって構成されており、記録ヘッド
基板7とオリフィスプレート8との間には、インク液室
(図示せず)とインク流路(図示せず)とが形成されて
いる。
【0019】ここで、前記オリフィスプレート8にはイ
ンクを液滴として吐出する複数個の吐出口9が形成され
ており、このオリフィスプレート8はフォトエレクトロ
フォーミングにより形成したニッケルプレートに金メッ
キを施すことにより形成されている。一方、前記記録ヘ
ッド基板7には、外部電気信号入力部10と、前記吐出
口9に対向して位置する熱エネルギー作用部(図示せ
ず)と、記録ヘッド基板7を貫通するとともに前記イン
クタンク1に形成されたインク供給口11に連通される
インク供給口(図示せず)が形成されている。前記記録
ヘッド基板7としては、シリコンウエハ、あるいは、グ
レース層付アルミナ基板等を用いることができるが、本
実施例ではグレース層付アルミナ基板を採用し、その上
部に薄膜形成技術、フォトリソ技術、及び、エッチング
技術を使って前記熱エネルギー作用部等を形成した。な
お、前記記録ヘッド基板7上の前記インク供給口はレー
ザー加工により形成した。
ンクを液滴として吐出する複数個の吐出口9が形成され
ており、このオリフィスプレート8はフォトエレクトロ
フォーミングにより形成したニッケルプレートに金メッ
キを施すことにより形成されている。一方、前記記録ヘ
ッド基板7には、外部電気信号入力部10と、前記吐出
口9に対向して位置する熱エネルギー作用部(図示せ
ず)と、記録ヘッド基板7を貫通するとともに前記イン
クタンク1に形成されたインク供給口11に連通される
インク供給口(図示せず)が形成されている。前記記録
ヘッド基板7としては、シリコンウエハ、あるいは、グ
レース層付アルミナ基板等を用いることができるが、本
実施例ではグレース層付アルミナ基板を採用し、その上
部に薄膜形成技術、フォトリソ技術、及び、エッチング
技術を使って前記熱エネルギー作用部等を形成した。な
お、前記記録ヘッド基板7上の前記インク供給口はレー
ザー加工により形成した。
【0020】つぎに、前記液体噴射記録ヘッド3には、
前記タンク本体部4の外側面に形成された一対の軸部1
2により回動自在に保持されるとともに、前記記録ヘッ
ド部2を覆う閉止位置と前記記録ヘッド部2を開放する
開放位置とへ回動するキャッピング手段13が設けられ
ている。前記キャッピング手段13は、一端に前記軸部
12が嵌合される軸受穴14が形成された一対の腕部1
5と、これらの腕部15の他端側同志を連結するキャッ
プ部16と、このキャップ部16の裏面に接着されると
ともにキャッピング手段13を閉止位置へ回動させた際
に前記記録ヘッド部2に接触する接触部17とにより構
成されている。なお、前記腕部15には、前記キャッピ
ング手段13を閉止位置へ回動させた際に前記タンク本
体部4の外側面に形成されたストッパー用突部18と係
合する溝部19が形成されている。
前記タンク本体部4の外側面に形成された一対の軸部1
2により回動自在に保持されるとともに、前記記録ヘッ
ド部2を覆う閉止位置と前記記録ヘッド部2を開放する
開放位置とへ回動するキャッピング手段13が設けられ
ている。前記キャッピング手段13は、一端に前記軸部
12が嵌合される軸受穴14が形成された一対の腕部1
5と、これらの腕部15の他端側同志を連結するキャッ
プ部16と、このキャップ部16の裏面に接着されると
ともにキャッピング手段13を閉止位置へ回動させた際
に前記記録ヘッド部2に接触する接触部17とにより構
成されている。なお、前記腕部15には、前記キャッピ
ング手段13を閉止位置へ回動させた際に前記タンク本
体部4の外側面に形成されたストッパー用突部18と係
合する溝部19が形成されている。
【0021】ここで、前記キャッピング手段13は前記
接触部17を除いてポリカーボネートの射出成形により
一体に形成されている。また、前記接触部17は、前記
記録ヘッド部2との密着度を高め、また、キャッピング
手段13が記録ヘッド部2を傷付けないようにするた
め、ゴム等の弾性体であることが望ましい。さらに、圧
縮永久ひずみが10%(70±1℃/22時間)以下の
範囲となるゴムが望ましい。接触部17として用いられ
る材料としては、具体的には、シリコーンゴム、ウレタ
ンゴム、塩素化ポリエチレン、エビクロルヒドリンゴ
ム、ニトリルゴム(NBR)、イソブレンゴム、ブタジ
エンゴム、クロロプレンゴム、フッ素ゴム等を挙げるこ
とができる。中でも、シリコーンゴム及びフッ素ゴム
は、耐久性及びインク溶媒に対する耐性に優れているの
で最適なものである。なお、本実施例においては、0.
8mm厚のシリコーンゴムを用いている。
接触部17を除いてポリカーボネートの射出成形により
一体に形成されている。また、前記接触部17は、前記
記録ヘッド部2との密着度を高め、また、キャッピング
手段13が記録ヘッド部2を傷付けないようにするた
め、ゴム等の弾性体であることが望ましい。さらに、圧
縮永久ひずみが10%(70±1℃/22時間)以下の
範囲となるゴムが望ましい。接触部17として用いられ
る材料としては、具体的には、シリコーンゴム、ウレタ
ンゴム、塩素化ポリエチレン、エビクロルヒドリンゴ
ム、ニトリルゴム(NBR)、イソブレンゴム、ブタジ
エンゴム、クロロプレンゴム、フッ素ゴム等を挙げるこ
とができる。中でも、シリコーンゴム及びフッ素ゴム
は、耐久性及びインク溶媒に対する耐性に優れているの
で最適なものである。なお、本実施例においては、0.
8mm厚のシリコーンゴムを用いている。
【0022】つぎに、図3は液体噴射記録装置における
記録ヘッド装着部20へ液体噴射記録ヘッド3を装着す
る状態を示したもので、前記記録ヘッド装着部20に
は、キャッピング手段13を閉止位置へ回動させた状態
の液体噴射記録ヘッド3を装着する動作に伴って、キャ
ッピング手段13に当接するとともにキャッピング手段
13を開放位置へ回動させる当接部21が設けられてい
る。
記録ヘッド装着部20へ液体噴射記録ヘッド3を装着す
る状態を示したもので、前記記録ヘッド装着部20に
は、キャッピング手段13を閉止位置へ回動させた状態
の液体噴射記録ヘッド3を装着する動作に伴って、キャ
ッピング手段13に当接するとともにキャッピング手段
13を開放位置へ回動させる当接部21が設けられてい
る。
【0023】このような構成において、図1は液体噴射
記録ヘッド3にキャッピング手段13を取付けるととも
にキャッピング手段13を閉止位置へ回動させた状態を
示したものである。ここで、キャッピング手段13を閉
止位置へ回動させた状態においては、キャップ部16が
記録ヘッド部2を覆うとともに接触部17が記録ヘッド
部2のオリフィスプレート8に密着している。従って、
この状態で液体噴射記録ヘッド3を長期間放置した場合
であっても、記録ヘッド部2が保護されるとともにイン
クの乾燥等による吐出口9の目詰まりが防止される。な
お、キャッピング手段13を閉止位置へ回動させた場合
には、ストッパー用突部18が溝部19に係合されてお
り、液体噴射記録ヘッド3を傾けた状態に置いた場合で
あっても、キャッピング手段13は閉止位置に回動した
状態に維持される。
記録ヘッド3にキャッピング手段13を取付けるととも
にキャッピング手段13を閉止位置へ回動させた状態を
示したものである。ここで、キャッピング手段13を閉
止位置へ回動させた状態においては、キャップ部16が
記録ヘッド部2を覆うとともに接触部17が記録ヘッド
部2のオリフィスプレート8に密着している。従って、
この状態で液体噴射記録ヘッド3を長期間放置した場合
であっても、記録ヘッド部2が保護されるとともにイン
クの乾燥等による吐出口9の目詰まりが防止される。な
お、キャッピング手段13を閉止位置へ回動させた場合
には、ストッパー用突部18が溝部19に係合されてお
り、液体噴射記録ヘッド3を傾けた状態に置いた場合で
あっても、キャッピング手段13は閉止位置に回動した
状態に維持される。
【0024】つぎに、液体噴射記録ヘッド3を液体噴射
記録装置の記録ヘッド装着部20へ装着する場合には、
キャッピング手段13を閉止位置へ回動させた状態のま
ま装着動作を開始する。液体噴射記録ヘッド3の装着動
作を開始すると、やがて、図3(a)に示すように当接
部21がキャッピング手段13の腕部15の下縁に当接
する。引き続き装着動作を続けると、キャッピング手段
13は当接部21との当接により軸部12を支点として
上方へ回動し、装着終了時には図3(b)に示すように
キャッピング手段13は開放位置へ回動する。そして、
露出した記録ヘッド部2が記録ヘッド装着部20に形成
された窓部22から被記録体23に対向し、さらに、外
部電気信号入力部10と記録ヘッド装着部20に形成さ
れた信号出力部24とが接続される。従って、液体噴射
記録ヘッド3を記録ヘッド装着部20へ装着する際には
キャッピング手段13を予め開放位置へ回動させておく
という操作が不要になる。なお、液体噴射記録ヘッド3
の装着終了後は、記録ヘッド装着部20に設けられてい
るロックレバー(図示せず)を操作することにより液体
噴射記録ヘッド3をロックする。
記録装置の記録ヘッド装着部20へ装着する場合には、
キャッピング手段13を閉止位置へ回動させた状態のま
ま装着動作を開始する。液体噴射記録ヘッド3の装着動
作を開始すると、やがて、図3(a)に示すように当接
部21がキャッピング手段13の腕部15の下縁に当接
する。引き続き装着動作を続けると、キャッピング手段
13は当接部21との当接により軸部12を支点として
上方へ回動し、装着終了時には図3(b)に示すように
キャッピング手段13は開放位置へ回動する。そして、
露出した記録ヘッド部2が記録ヘッド装着部20に形成
された窓部22から被記録体23に対向し、さらに、外
部電気信号入力部10と記録ヘッド装着部20に形成さ
れた信号出力部24とが接続される。従って、液体噴射
記録ヘッド3を記録ヘッド装着部20へ装着する際には
キャッピング手段13を予め開放位置へ回動させておく
という操作が不要になる。なお、液体噴射記録ヘッド3
の装着終了後は、記録ヘッド装着部20に設けられてい
るロックレバー(図示せず)を操作することにより液体
噴射記録ヘッド3をロックする。
【0025】つぎに、液体噴射記録装置を長期間使用し
ない場合や、異なる色のインクによる印刷を行う場合等
には、一旦記録ヘッド装着部20へ装着した液体噴射記
録ヘッド3をその記録ヘッド装着部20から取外す。そ
して、液体噴射記録ヘッド3を記録ヘッド装着部20か
ら取外した場合にはキャッピング手段13を閉止位置へ
回動させ、キャップ部16によって記録ヘッド部2を覆
うとともに接触部17をオリフィスプレート8に密着さ
せる。従って、使用途中の液体噴射記録ヘッド3を記録
ヘッド装着部20から取外して長期間放置するような場
合においても、キャッピング手段13を閉止位置へ回動
させることによって記録ヘッド部2の保護を行えるとと
もにインクの乾燥等による吐出口9の目詰まりが防止さ
れる。
ない場合や、異なる色のインクによる印刷を行う場合等
には、一旦記録ヘッド装着部20へ装着した液体噴射記
録ヘッド3をその記録ヘッド装着部20から取外す。そ
して、液体噴射記録ヘッド3を記録ヘッド装着部20か
ら取外した場合にはキャッピング手段13を閉止位置へ
回動させ、キャップ部16によって記録ヘッド部2を覆
うとともに接触部17をオリフィスプレート8に密着さ
せる。従って、使用途中の液体噴射記録ヘッド3を記録
ヘッド装着部20から取外して長期間放置するような場
合においても、キャッピング手段13を閉止位置へ回動
させることによって記録ヘッド部2の保護を行えるとと
もにインクの乾燥等による吐出口9の目詰まりが防止さ
れる。
【0026】ついで、本発明の第二の実施例を図4に基
づいて説明する。なお、図1乃至図3において説明した
部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。本
実施例は、キャッピング手段13を閉止位置へ回動させ
る向きに付勢する付勢体であるバネ25を設けたもので
あり、バネ25の一端はタンク本体部4の外側面に形成
された保持部26により保持され、バネ25の他端は腕
部15の内側面に形成された保持部27により保持され
ている。
づいて説明する。なお、図1乃至図3において説明した
部分と同一部分は同一符号で示し、説明も省略する。本
実施例は、キャッピング手段13を閉止位置へ回動させ
る向きに付勢する付勢体であるバネ25を設けたもので
あり、バネ25の一端はタンク本体部4の外側面に形成
された保持部26により保持され、バネ25の他端は腕
部15の内側面に形成された保持部27により保持され
ている。
【0027】このような構成において、一旦記録ヘッド
装着部20へ装着した液体噴射記録ヘッド3をその記録
ヘッド装着部20から取外すと、記録ヘッド装着部20
への装着時には当接部21との当接によって開放位置へ
回動していたキャッピング手段13は、バネ25の付勢
力によって二点鎖線で示した閉止位置へ自動的に回動す
る。従って、液体噴射記録ヘッド3を記録ヘッド装着部
20から取外した場合において、キャッピング手段13
が開放位置へ回動したままの状態に維持されてしまい、
記録ヘッド部2を傷付けたりインクの乾燥等による吐出
口9の目詰まりが生ずるということが防止される。
装着部20へ装着した液体噴射記録ヘッド3をその記録
ヘッド装着部20から取外すと、記録ヘッド装着部20
への装着時には当接部21との当接によって開放位置へ
回動していたキャッピング手段13は、バネ25の付勢
力によって二点鎖線で示した閉止位置へ自動的に回動す
る。従って、液体噴射記録ヘッド3を記録ヘッド装着部
20から取外した場合において、キャッピング手段13
が開放位置へ回動したままの状態に維持されてしまい、
記録ヘッド部2を傷付けたりインクの乾燥等による吐出
口9の目詰まりが生ずるということが防止される。
【0028】ここで、キャッピング手段13によりキャ
ップを行った場合と行わなかった場合とを比較するため
に行った実験結果について説明する。キャッピング手段
13により記録ヘッド部2を覆った液体噴射記録ヘッド
3と、キャッピング手段13を取付けずに記録ヘッド部
2を露出させたままの従来例の液体噴射記録ヘッドとを
それぞれ100サンプル用意し、3ヵ月間放置した。そ
の結果、記録ヘッド部2を露出させた従来例の液体噴射
記録ヘッドにおいては、8サンプルにおいて少なくとも
1つの吐出口が目詰まりを起こしたのに対し、キャッピ
ング手段13を取付けた液体噴射記録ヘッド3において
は吐出口9の目詰まりが全く起こらなかった。
ップを行った場合と行わなかった場合とを比較するため
に行った実験結果について説明する。キャッピング手段
13により記録ヘッド部2を覆った液体噴射記録ヘッド
3と、キャッピング手段13を取付けずに記録ヘッド部
2を露出させたままの従来例の液体噴射記録ヘッドとを
それぞれ100サンプル用意し、3ヵ月間放置した。そ
の結果、記録ヘッド部2を露出させた従来例の液体噴射
記録ヘッドにおいては、8サンプルにおいて少なくとも
1つの吐出口が目詰まりを起こしたのに対し、キャッピ
ング手段13を取付けた液体噴射記録ヘッド3において
は吐出口9の目詰まりが全く起こらなかった。
【0029】
【発明の効果】請求項1記載の発明のように、記録ヘッ
ド部を覆う閉止位置と記録ヘッド部を開放する開放位置
とへ移動自在なキャッピング手段を液体噴射記録ヘッド
に取付けたことにより、キャッピング手段を閉止位置へ
移動させておくことによって液体噴射記録ヘッドを単独
で長期間放置する場合であってもキャッピング手段によ
って記録ヘッド部を保護することができ、特に、一旦液
体噴射記録装置に装着した液体噴射記録ヘッドをその液
体噴射記録装置から取外した場合においてもキャッピン
グ手段によって記録ヘッド部を保護することができると
ともにインクの乾燥等による吐出口の目詰まりを防止す
ることができ、また、請求項2記載の発明のように、液
体噴射記録ヘッドを液体噴射記録装置へ装着する動作に
伴ってキャッピング手段に当接するとともにキャッピン
グ手段を開放位置へ移動させる当接部を液体噴射記録装
置に設けたことにより、液体噴射記録ヘッドを液体噴射
記録装置へ取付ける際においてキャッピング手段を予め
開放位置へ移動させておく等の煩雑な操作を不要とする
ことができ、また、請求項3記載の発明のように、キャ
ッピング手段を閉止位置へ回動する向きに付勢する付勢
体を設けたことにより、一旦液体噴射記録装置へ装着し
た液体噴射記録ヘッドをその液体噴射記録装置から取外
した場合には、付勢体の付勢力によってキャッピング手
段を自動的に閉止位置へ回動させることができ、従っ
て、液体噴射記録ヘッドを液体噴射記録装置から取外し
た場合においてキャッピング手段を閉止位置へ回動させ
る操作を不要とすることができるとともにキャッピング
手段による記録ヘッド部の保護を確実に行うことがで
き、また、請求項4記載の発明のように、一旦液体噴射
記録装置へ装着した液体噴射記録ヘッドをその液体噴射
記録装置から取外した場合に、液体噴射記録ヘッドに取
付けられているキャッピング手段を閉止位置へ移動させ
ることにより、一旦液体噴射記録装置へ装着した液体噴
射記録ヘッドをその液体噴射記録装置から取外して長期
間放置するということを繰返し行う場合であっても、キ
ャッピング手段による液体噴射記録ヘッドの保護を充分
に行うことができる等の効果を有する。
ド部を覆う閉止位置と記録ヘッド部を開放する開放位置
とへ移動自在なキャッピング手段を液体噴射記録ヘッド
に取付けたことにより、キャッピング手段を閉止位置へ
移動させておくことによって液体噴射記録ヘッドを単独
で長期間放置する場合であってもキャッピング手段によ
って記録ヘッド部を保護することができ、特に、一旦液
体噴射記録装置に装着した液体噴射記録ヘッドをその液
体噴射記録装置から取外した場合においてもキャッピン
グ手段によって記録ヘッド部を保護することができると
ともにインクの乾燥等による吐出口の目詰まりを防止す
ることができ、また、請求項2記載の発明のように、液
体噴射記録ヘッドを液体噴射記録装置へ装着する動作に
伴ってキャッピング手段に当接するとともにキャッピン
グ手段を開放位置へ移動させる当接部を液体噴射記録装
置に設けたことにより、液体噴射記録ヘッドを液体噴射
記録装置へ取付ける際においてキャッピング手段を予め
開放位置へ移動させておく等の煩雑な操作を不要とする
ことができ、また、請求項3記載の発明のように、キャ
ッピング手段を閉止位置へ回動する向きに付勢する付勢
体を設けたことにより、一旦液体噴射記録装置へ装着し
た液体噴射記録ヘッドをその液体噴射記録装置から取外
した場合には、付勢体の付勢力によってキャッピング手
段を自動的に閉止位置へ回動させることができ、従っ
て、液体噴射記録ヘッドを液体噴射記録装置から取外し
た場合においてキャッピング手段を閉止位置へ回動させ
る操作を不要とすることができるとともにキャッピング
手段による記録ヘッド部の保護を確実に行うことがで
き、また、請求項4記載の発明のように、一旦液体噴射
記録装置へ装着した液体噴射記録ヘッドをその液体噴射
記録装置から取外した場合に、液体噴射記録ヘッドに取
付けられているキャッピング手段を閉止位置へ移動させ
ることにより、一旦液体噴射記録装置へ装着した液体噴
射記録ヘッドをその液体噴射記録装置から取外して長期
間放置するということを繰返し行う場合であっても、キ
ャッピング手段による液体噴射記録ヘッドの保護を充分
に行うことができる等の効果を有する。
【図1】本発明の第一の実施例を示す斜視図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】液体噴射記録ヘッドを記録ヘッド装着部へ装着
する際におけるキャッピング手段の回動動作を示す側面
図である。
する際におけるキャッピング手段の回動動作を示す側面
図である。
【図4】本発明の第二の実施例におけるキャッピング手
段の一部を示す側面図である。である。
段の一部を示す側面図である。である。
1 液体貯蔵部
2 記録ヘッド部
3 液体噴射記録ヘッド
9 吐出口
13 キャッピング手段
21 当接部
25 付勢体
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 門永 雅史
東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式
会社リコー内
Claims (4)
- 【請求項1】 入力信号に応じて液滴を吐出する吐出口
が形成された記録ヘッド部とこの記録ヘッド部へ供給す
る液体を貯蔵する液体貯蔵部とを一体的に連結するとと
もに液体噴射記録装置へ着脱自在に取付けられる液体噴
射記録ヘッドを設け、前記記録ヘッド部を覆う閉止位置
と前記記録ヘッド部を開放する開放位置とへ移動自在な
キャッピング手段を前記液体噴射記録ヘッドに取付けた
ことを特徴とする液体噴射記録ヘッドの保護装置。 - 【請求項2】 入力信号に応じて液滴を吐出する吐出口
が形成された記録ヘッド部とこの記録ヘッド部へ供給す
る液体を貯蔵する液体貯蔵部とを一体的に連結するとと
もに液体噴射記録装置へ着脱自在に取付けられる液体噴
射記録ヘッドを設け、前記記録ヘッド部を覆う閉止位置
と前記記録ヘッド部を開放する開放位置とへ移動自在な
キャッピング手段を前記液体噴射記録ヘッドに取付け、
前記液体噴射記録ヘッドを前記液体噴射記録装置へ装着
する動作に伴って前記キャッピング手段に当接するとと
もに前記キャッピング手段を開放位置へ移動させる当接
部を前記液体噴射記録装置に設けたことを特徴とする液
体噴射記録ヘッドの保護装置。 - 【請求項3】 キャッピング手段を閉止位置と開放位置
とへ回動自在に設け、前記キャッピング手段を閉止位置
へ回動する向きに付勢する付勢体を設けたことを特徴と
する請求項1記載の液体噴射記録ヘッドの保護装置。 - 【請求項4】 入力信号に応じて液滴を吐出する吐出口
が形成された記録ヘッド部とこの記録ヘッド部へ供給す
る液体を貯蔵する液体貯蔵部とを一体的に連結するとと
もに液体噴射記録装置へ着脱自在に取付けられる液体噴
射記録ヘッドを設け、前記記録ヘッド部を覆う閉止位置
と前記記録ヘッド部を開放する開放位置とへ移動自在な
キャッピング手段を前記液体噴射記録ヘッドに取付ける
とともに前記液体噴射記録ヘッドを前記液体噴射記録装
置から取外した場合に前記キャッピング手段を閉止位置
へ移動させることを特徴とする液体噴射記録ヘッドの使
用方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16663491A JPH058399A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 液体噴射記録ヘツドの保護装置及び液体噴射記録ヘツドの使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16663491A JPH058399A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 液体噴射記録ヘツドの保護装置及び液体噴射記録ヘツドの使用方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH058399A true JPH058399A (ja) | 1993-01-19 |
Family
ID=15834920
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16663491A Pending JPH058399A (ja) | 1991-07-08 | 1991-07-08 | 液体噴射記録ヘツドの保護装置及び液体噴射記録ヘツドの使用方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH058399A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5612723A (en) * | 1993-05-14 | 1997-03-18 | Fujitsu Limited | Ultrasonic printer |
US5798777A (en) * | 1995-09-19 | 1998-08-25 | Oki Data Corporation | Ink jet printer having a capping mechanism |
JP2006280685A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Canon Inc | 液滴吐出装置 |
-
1991
- 1991-07-08 JP JP16663491A patent/JPH058399A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5612723A (en) * | 1993-05-14 | 1997-03-18 | Fujitsu Limited | Ultrasonic printer |
US5798777A (en) * | 1995-09-19 | 1998-08-25 | Oki Data Corporation | Ink jet printer having a capping mechanism |
JP2006280685A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Canon Inc | 液滴吐出装置 |
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