JPH0583885A - 無停電電源装置における過電流保護回路 - Google Patents

無停電電源装置における過電流保護回路

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Publication number
JPH0583885A
JPH0583885A JP3265303A JP26530391A JPH0583885A JP H0583885 A JPH0583885 A JP H0583885A JP 3265303 A JP3265303 A JP 3265303A JP 26530391 A JP26530391 A JP 26530391A JP H0583885 A JPH0583885 A JP H0583885A
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JP
Japan
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inverter
circuit
transformer
current
power supply
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Pending
Application number
JP3265303A
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English (en)
Inventor
Yoshimasa Takahashi
良雅 高橋
Takayuki Okamoto
孝幸 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Nippon Electric Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Nippon Electric Industry Co Ltd filed Critical Nippon Electric Industry Co Ltd
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Publication of JPH0583885A publication Critical patent/JPH0583885A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 単相3線出力回路を備えたインバータ・トラ
ンスを無停電電源装置に内蔵させ、3個の電流検出器を
用いてインバータの過電流保護とオートリターンを行
う。 【構成】 無停電電源装置を構成する切替スイッチの出
力側に単相3線出力回路を備えたトランスを内蔵させ、
インバータの入力側と単相3線出力回路の2線にそれぞ
れ電流検出器を設け、検出回路および制御回路によって
インバータと切替スイッチを制御して過電流保護を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、単相3線出力インバ
ータを備えた無停電電源装置における過電流保護回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】図3は従来技術による無停電電源装置に
単相3線出力を供給するトランスに過負荷保護回路を設
けたブロック回路図である。図3において、無停電電源
装置109は整流器101,蓄電池110,インバータ
102,切替スイッチ103,バイパス回路108によ
って構成しており、単相3線出力が要求された場合に
は、単相3線出力回路を備えたトランス104を前記無
停電電源装置109の出力側に接続していた。前記トラ
ンス104の入力側には電流検出器111が設けてあ
り、これによって過電流を検出した時は切替スイッチ1
03によりインバータ給電を直送給電に切替え、また、
前記トランス104の出力回路に設けたスイッチ105
と106(共にMCCB)によってトランス104の過
負荷を保護していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記スイッチ105ま
たは106のトリップは負荷に対する供給電力の遮断と
なるので、コンピュータシステムのシステムダウンとな
る恐れもあり無停電電源装置の無停電化に適していなか
った。また、前記単相3線出力回路を備えたトランス1
04およびスイッチ105と106は無停電電源装置と
は別に設置するものであるから余分のスペースを必要と
していた。この発明は上述した従来技術の欠点を解決す
るためになされたものであって、トランスの2次側まで
を含めた過電流保護を行うと共に単相3線出力トランス
を内蔵して小型軽量化された無停電電源装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明による無停電電
源装置における過電流保護回路は、整流器,蓄電池,イ
ンバータ,バイパス回路,切替スイッチを備えた無停電
電源装置に単相3線出力回路を備えたトランスを内蔵さ
せ、前記インバータの入力側と前記トランスの2次出力
回路の中性線を除く2線にそれぞれ電流検出器を設け、
これら電流検出器の検出信号を制御回路において過電流
設定値と比較させてインバータの過電流保護およびオー
トリターンを行うものである。
【0005】
【作用】インバータの入力側に設けた電流検出器8はイ
ンバータへの過電流を検出し、インバータを構成する半
導体スイッチング素子の保護を行う。また、単相3線出
力回路を備えたトランスの2次側に設けた2個の電流検
出器9と10はそれぞれの出力過電流を検出してトラン
スの過負荷保護を行う。即ち前記2個の電流検出器9と
10の検出値を検出回路においてつき合わせ、どちらか
の検出値が過電流設定値を超えているとインバータ給電
を直送給電に切替え、直送側に切替えた後で前記2個の
検出値が共に設定値以下になると再びインバータ給電に
オートリターンさせる。
【0006】
【実施例】以下、この発明による無停電電源装置におけ
る過電流保護回路の実施例を図面を参照しながら説明す
る。
【0007】図1はこの発明の実施例を示す無停電電源
装置における過電流保護回路のブロック回路図である。
図1において、商用交流電源は整流器1において直流変
換され、蓄電池6は前記整流器1の出力側と共にインバ
ータ2に接続されている。切替スイッチ3はインバータ
2の出力とバイパス回路7からの商用交流電力を切替え
るものであり、その出力側には単相3線出力回路を備え
たトランス4が接続されている。
【0008】電流検出器8はインバータ2の入力側に設
けられており、インバータ2への過電流を検出した時は
制御回路5を介してインバータ2を停止させると共に切
替スイッチ3によってインバータ給電を直送給電に切替
え、インバータ2を構成する半導体スイッチング素子の
過電流保護を行う。また、トランス4の単相3線出力回
路の中性線を除く2線に設けてある電流検出器9と10
は、それぞれの回路における過電流を検出すると検出回
路11において電流検出信号1と2をつき合わせ、どち
らか一方の検出値が大きい時はその検出信号は制御回路
5へ送出される。制御回路5に内蔵されている比較回路
(図示してない)において前記検出回路11からの検出
信号と過電流設定値とが比較され、前記検出信号が過電
流設定値より大きい時は制御回路5を介して切替スイッ
チ3によりインバータ給電を直送給電に切替える。過電
流が消滅した時は前記制御回路5を介して切替スイッチ
3により直送給電からインバータ給電にオートリターン
させる。
【0009】図2は検出回路11の回路構成を示すブロ
ック回路図である。図2において、電流検出信号1は整
流回路21において直流変換され、波形整形されたうえ
でダイオード27を介して出力される。また、電流検出
信号2は、整流回路22において直流変換され、波形整
形されたうえでバッファ回路23,VR抵抗37,フィ
ードバック回路を備えたオペアンプ24およびダイオー
ド28を介して前記電流検出信号1とつき合わされる。
前記バッファ回路23,VR抵抗37およびフィードバ
ック回路を備えたオペアンプ24はダイオード27と2
8の特性を調整するために設けられたものである。即
ち、電流検出信号1と2が等しい場合に、ダイオード2
7と28の特性の差によって検出信号が出力されないよ
うにしている。前記電流検出値1と2に差があった場合
には、大きい方の検出信号が抵抗体41を介して制御回
路5に内蔵されている比較回路(図示してない)へ送出
され、過電流設定値と比較される。
【0010】上述したように、電流検出器8,9および
10の設置によってインバータ2およびトランス4を含
めた過電流保護を実現でき、また、これらの電流検出器
8,9,10および検出回路11等は小型軽量であるの
で、単相3線出力トランスを内蔵した無停電電源装置の
据付スペースの縮小化にも役立つものである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、この発明による無
停電電源装置における過電流保護回路は、無停電電源装
置を構成する切替スイッチの出力側に単相3線出力回路
を備えたトランスを設けると共に前記無停電電源装置を
構成するインバータの入力側および前記トランスの2次
出力回路の中性線を除く2線にそれぞれ電流検出器を設
け、前記インバータの過電流保護およびオートリターン
を行うものである。従って、単相3線出力回路を備えた
トランスを含めたインバータの過電流保護を3個の電流
検出器によって実現できるので、単相3線トランスを内
蔵した無停電電源装置の小型化が可能となり所要とする
床面積も小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す無停電電源装置におけ
る過電流保護回路のブロック回路図。
【図2】検出回路の回路構成を示すブロック回路図。
【図3】従来技術における無停電電源装置のブロック回
路図。
【符号の説明】
1 整流器 2 インバータ 3 切替スイッチ 4 トランス 5 制御回路 6 蓄電池 7 バイパス回路 8,9,10 電流検出器 11 検出回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商用交流電源を直流変換する整流器と、
    前記整流器の出力側に並列接続された蓄電池と、前記整
    流器および蓄電池の出力する直流電力を交流変換するイ
    ンバータと、前記商用交流電源を直接負荷に供給するバ
    イパス回路と、前記インバータの出力および前記バイパ
    ス回路の電力を切替えて負荷に供給する切替スイッチと
    によって構成した無停電電源装置であって、 前記切替スイッチの出力側に単相3線出力回路を備えた
    トランスを設け、かつ、前記インバータの入力側に電流
    検出器(8)を設けると共に前記トランスの出力回路の
    中性線を除く2線に電流検出器(9)と(10)を設
    け、前記電流検出器(9)と(10)の検出信号を検出
    回路においてつき合わせた検出信号および/または前記
    電流検出器(8)の検出信号を制御回路において過電流
    設定値と比較し、前記インバータの過電流保護およびオ
    ートリターンを行うことを特徴とする無停電電源装置に
    おける過電流保護回路。
JP3265303A 1991-09-17 1991-09-17 無停電電源装置における過電流保護回路 Pending JPH0583885A (ja)

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JPH0583885A true JPH0583885A (ja) 1993-04-02

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JP3265303A Pending JPH0583885A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 無停電電源装置における過電流保護回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015080376A (ja) * 2013-10-18 2015-04-23 パナソニックIpマネジメント株式会社 過負荷検出装置、パワーコンディショナ、電力供給システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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