JPH0583649U - 空気吸い込み装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 空調装置から吹き出す風の力を利用して吹き
出し口に取付けるだけで空気を吸い込むことのできる装
置を達成する。 【構成】 空調装置から出た風が、導風板Ａおよび導風
板Ａ′によりに導かれる。に対しの断面積が十分
に小さいため、の地点では風速が速くなる。これによ
り地点の気圧は地点の気圧より低くなり、地点の
空気は地点方向へ移動する。またより送られた空気
は→→→を通る流れを形成する。よって、地点
の空気も→→→→→と流れ、室内の空気
が吸い込まれる。 【効果】 既存の空調装置の吹き出し口に取付けるだけ
で新たな動力を設けずに空気の吸い込むことが出来、煙
を吸い込む灰皿や、空気清浄機等に利用することができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、空調装置の吹き出し口に取付けるだけで新たな動力を設けずに室内 の空気を吸い込む装置に関する。

【０００２】

【従来の技術及び考案が解決しようとする課題】

従来、空調装置から出る風は専ら空調のためだけに利用されていた。本考案は 、空調装置から吹き出す風の力を利用して吹き出し口に取付けるだけで空気を吸 い込むことのできる装置を達成することを目的とする。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

上記目的を達成するための本考案は、空調装置吹き出し口への取付け部、風を 誘導する導風板、室内の空気の取り入れ口、および、合流した空気を吹き出す、 吹き出し口を有することを特徴とする。

【０００４】

【作用】

以上のように構成された本考案の装置は以下のように作用する。空調装置から 出た風が、導風板によって導かれ、さらに室内の空気を同時に吸い込む。合流し た空気は吹き出し口より排出される。

【０００５】

【実施例】

以下、本考案の実施例を「煙を吸い込む灰皿」を例に図面の図１によって説明 する。

【０００６】 より風が送られると、導風板Ａおよび導風板Ａ′により風はに導かれる。 に対しの断面積が十分に小さいため、の地点では風速が速くなる。このこ とにより地点の気圧は地点の気圧より低くなり地点の空気は地点方向へ 移動する。またより送られた空気は→→→を通る流れαを形成する。 よって、地点の空気も→→→→→と流れる。

【０００７】 結果として、地点に出る煙は空気の流れαによって２のフィルタに導かれる 。

【０００８】

【考案の効果】

以上の説明で明らかなように、本考案によれば、既存の空調装置の吹き出し口 に取付けるだけで新たな動力を設けずに空気を吸い込むことが出来、煙を吸い込 む灰皿や、空気清浄機等に利用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案実施例「煙を吸い込む灰皿」の断面図
である。

【図２】 本考案実施例「煙を吸い込む灰皿」の取付け
例の斜視図である。

【符号の説明】 Ａ、Ａ’ 導風板 １ 蓋 ２ フィルタ ３ 煙草 ４ 灰皿 ５ 吹き出し口 ６ 本体 ７ 取り付け金具 ８ 自動車の空調装置の吹き出し口

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 空調装置の吹き出し口に取り付け、空調装置から吹き出
   す風力によって空気を吸い込むことができることを特徴
   とした装置。