JPH0583308B2 - - Google Patents

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JPH0583308B2
JPH0583308B2 JP50812089A JP50812089A JPH0583308B2 JP H0583308 B2 JPH0583308 B2 JP H0583308B2 JP 50812089 A JP50812089 A JP 50812089A JP 50812089 A JP50812089 A JP 50812089A JP H0583308 B2 JPH0583308 B2 JP H0583308B2
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JP
Japan
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curtain
support
liquid
edge
blade
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Toomasu Shii Reitaa
Richaado Aran Jirukii
Kenesu Jei Rusuchatsuku
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Eastman Kodak Co
Original Assignee
Eastman Kodak Co
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Publication date
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Publication of JPH0583308B2 publication Critical patent/JPH0583308B2/ja
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Description

請求の範囲 1 支持材を液体で流し塗する方法であつて、 イ 支持材を経路に沿つて移動させることと、 ロ 前記塗布組成物の自由に落下するカーテンを
形成し、その形で組成物が前記移動する支持材
上へ衝突し、カーテンが支持材上に形成される
塗膜の所望の幅よりも大きい幅を有すること
と、 ハ カーテンの辺縁を切断し且つ横方向へ変位さ
せるブレードを有する切断装置を設け、ブレー
ドを組成物が支持材上へ衝突するところで支持
材の平面とおよそ平行な平面に配置し、ブレー
ドがカーテンの上流側で支持材より上に配置さ
れ、カーテンを通つて延び、且つカーテン下流
側で支持材の外側に配置されることと、 ニ パージ用液体をブレードの上向き表面の上に
通し、ブレード上へ入るカーテンの材料を支持
材の外側へ運ぶことと、 のステツプからなる流し塗方法。 2 ブレード上のパージ用液体の速度が支持材の
その経路に沿う速度の0.5〜1.5倍の範囲内にある
請求項1に記載された方法。 3 ブレード上のパージ用液体の速度が支持材の
その経路に沿う速度に近似する請求項2に記載さ
れた方法。 4 パージ用液体の流れが層流である請求項2に
記載された方法。 5 支持材が毎秒150cmから毎秒1000cmまでの範
囲内の速度を有し、パージ用液体が毎秒約500cm
の速度を有する請求項2に記載された方法。 6 カーテンをその縁において縁案内で案内し、
フラツシング液体を縁案内に流下し、カーテンが
フラツシング液体と接触状態にあることを含む請
求項1から5までのいずれか1項に記載された方
法。 7 カーテンの辺縁を塗布液体以外の液体から形
成することを含む請求項1から6までのいずれか
の1項に記載された方法。 8 前記縁案内が切断装置のブレードの平面より
上で終端する中空の管であり、液体を中空の管に
流下させて実質的に管の延長部分を形成し、それ
によりカーテンから切断された部分が延長部分に
向かうステツプを含む請求項6又は請求項6に従
属するときの請求項7に記載された方法。 9 パージ用液体をブレードの下向き表面を横切
つて通す請求項1から8までのいずれか1項に記
載された方法。 10 支持材を塗布液体の少なくとも1つの層で
流し塗するための装置であつて、 イ 塗布ローラを含み、支持材を経路に沿つて移
動させる運搬手段と、 ロ 塗布液体の少なくとも1つの層を、前記経路
を遮断し且つ前記経路の横断方向へ延びる自由
に落下するカーテンに形成するホツパー手段で
あつて、該カーテンが支持材上に形成される塗
膜の所望の幅よりも幅広いホツパー手段と、 ハ カーテンの辺縁を遮断し且つ偏流させるため
のカーテン切断手段であつて、組成物が支持材
上に衝突するところで支持材の平面とおよそ平
行な平面に配置されたブレードを含み、該ブレ
ードがカーテンの平面の上流側で経路より上に
配置され、カーテンの平面を通つて延び、且つ
カーテンの平面の下流側で支持材の経路の外側
に配置されたカーテン切断手段と、 ニ カーテンの遮断された材料を支持材の経路の
外側へ運ぶためにパージ用液体をブレードの上
方面の上に通すための手段と、 を具備する流し塗装置。 11 パージ用液体をブレードの上方面の上に通
す前記手段はブレード上のパージ用液体に支持材
のその経路に沿う速度の0.5〜1.5倍の範囲内の速
度を与えるようになつている請求項10に記載さ
れた装置。 12 パージ用液体をブレードの上方面の上に通
す前記手段はパージ用液体の層流をブレード上に
生ずるようになつている請求項11に記載された
装置。 13 カーテンの縁を案内する手段を含む請求項
10,11又は12に記載された装置。 14 カーテンの各縁における前記案内手段が中
空であり且つ前記支持材の経路の平面より上で終
端し、前記装置は液体を前記中空の案内手段を通
つて流下させるための手段を含み、それにより各
中空の案内手段を出る液体は実質的に案内手段の
延長部分を形成し、それにより切断された塗布液
体が中空の案内手段からの液体へネツクインする
請求項13に記載された装置。 15 パージ用液体をブレードの下方面を横切つ
て通すための手段を含む請求項10から14まで
のいずれか1項に記載された装置。 発明の分野 本発明は連続的に移動する支持材の流し塗に関
する。特に、しかし限定的ではないが、本発明は
写真フイルム及び紙のような写真材料の製造のた
めの改良された流し塗方法及び装置に関する。 発明の背景 流し塗形式の塗布装置では、移動する支持材は
塗布液体の自由落下するカーテンを移動する支持
材上へ衝突させて該支持材上に層を形成すること
によつて被覆される。1つの装置がヒユーズの米
国特許3508947に記載されており、そこでは複数
の別個の層を含む多層の複合材料が滑りホツパー
上に形成され且つ移動する支持材上へ衝突するよ
うにされて層をその上に形成する。米国特許
3508947は写真フイルム及び紙のような多層の写
真材料の製造を特に説明している。 特に多層の写真材料を製造するために使用され
る流し塗法では、塗布の品質は液体カーテンの特
性によつて大きく決定される。液体の層流が滑り
ホツパーによつて形成されること及び層流液体カ
ーテンがその液体から作られることを保証するこ
とは重要である。落下するカーテンの表面張力の
作用による横方向収縮を防止するために、カーテ
ンがその縁においてカーテン縁案内によつて案内
されねばならないことは知られている。 一般的に、縁案内は静止した固体部材であり、
該固体部材は塗布液体をカーテンへ供給するため
に使用される滑りホツパーへ取付けられ、且つ液
体が自由落下状態に入るところから下方へ延びて
いる。落下するカーテンの縁の縁案内との湿潤接
触はカーテンの破れを回避するために縁案内の全
長にわたつて維持されねばならない。縁案内との
カーテンの縁の湿潤接触は落下カーテン液体と縁
案内との間の粘性引きずりの故に支持材上の塗布
の辺縁で塗布の不均一を生じる。カーテンを支持
材よりも幅広くすることによつて、ほぼ均一な塗
布が支持材上に形成されることができる。しかし
ながら、カーテンが支持材の縁を越えて延在して
いる時、塗布液体が支持材の縁をぬらすこと及び
塗布がゲル化する前に支持材の裏側へ流れること
の重大な危険がある。支持材の裏側を被覆する液
体は支持材を運搬するローラへ伝わり且つ乾燥機
中でゲル化し、下流側のローラを掃除するために
塗布作業の早期終了を必要とする。 カーテン縁案内は、移動する支持材が(イ)縁
まで塗布されること、(ロ)支持材の縁に塗布さ
れない辺縁を残すように、又は(ハ)カーテンが
支持材縁の一方又は両方を越えて延在するように
構成されることができる。 カーテンを塗布される支持材よりも幅広くする
ことが望ましい時、縁バンド液体の使用が有利で
あることがある。縁バンドで使用される液体は支
持材上に塗布される液体と異なることができ、写
真材料として使用される高価な成分の全てを含む
必要はない。更に、縁バンド液体は再使用のため
に縁バンド液体供給部へ収集され且つ再循環され
ることができる。慣例的に、縁バンドは幅が10セ
ンチメートルまでであることができる。また、カ
ーテンの各縁バンド領域の厚さがカーテンの残り
の部分の厚さよりもやや大きく、それによりカー
テンの破れが縁案内において起こらないようにカ
ーテンの安定性を増すような量の縁バンド液体を
供給することは有利である。そのような縁バンド
液体技術を用いる流し塗法は、1977年4月26日に
発行された米国特許4019906に、及び1978年11月
付のリサーチ・デイスクロージヤ、17553に開示
されており、そこでは縁バンド液体は所望の幅及
び厚さの液体の縁バンドを有するカーテンを供給
するように滑り表面を流下する塗布液体に隣接し
て滑りホツパー表面の横方向辺縁上へ導かれる。 支持材よりも幅広いカーテンが支持材上に衝突
する時、支持材は縁から縁へ塗布される。カーテ
ンは自然に支持材の縁において分離し、縁バンド
液体を専ら含むことができる支持材の縁から外方
のカーテンの部分は縁案内の方へネツクインし且
つ溜めます中へ落ちる。塗布ローラはローラの辺
縁がカーテン液体によつて汚染されないように支
持材よりも幅狭くなければならない。その結果、
塗布される支持材の幅がよくあることだがかなり
変化される時、塗布ローラは交換されねばなら
ず、それは時間を消費し且つ不利益な作業であ
る。 支持材の有効な最大厚さを増すためにフイルム
支持材の辺縁をローレツト切りホイールで型押し
することは通例である。辺縁の増加された厚さは
感光性写真材料をより高い局部化された巻取圧力
から保護し、さもなければ該より高い局部化され
た巻取圧力は支持材の厚さの微細な変化の結果と
して生ずるであろう。高湿度における写真塗布の
固有の粘着性が仕上げ作業中に支持材を巻出すこ
とを困難にするので、塗布組成物をローレツト付
領域へ塗布することを回避することは望ましい。
これを達成する1つの方法はカーテンに支持材の
幅よりも小さい幅を与えることである。このた
め、塗布なしの辺縁を提供する技術が支持材の縁
ローレツト切りと関連して非常に有効になる。ロ
ーレツト付縁部分を塗布なしで維持するための1
つの従来技術の試みは、支持材の縁の裏側に縁案
内を配置することであつた。しかしながら、これ
は支持材の両縁に隣接する塗布の縁に沿つてビー
ドを生ずることが判明している。ビードを含む支
持材辺縁は完全に均一に塗布された支持材を提供
するために切り取られねばならない。しかしなが
ら、費用のかかる無駄なトリミング作業に先立つ
て、塗布液体の該過度に厚いビードは塗布と支持
材との間に気泡を同伴することによつて縁に沿う
塗布に悪影響を及ぼすことがある。また、下流側
の運搬ローラの汚染がある。 落下するカーテンが移動する支持材上へ衝突す
る前に該カーテンを切断し且つカーテンの切断さ
れた辺縁を塗布される領域から離れる方へ偏流さ
せ、それにより支持材上へ衝突するカーテンの幅
を減らし、それによりそれが支持材の幅よりも小
さくなるようにすることは望ましい。 この目的を達成するための既知の技術はカーテ
ンの辺縁部分を遮断するために塗布ホツパーとウ
エブとの間に配置されたカーテン遮断を使用し、
さもなければカーテンの辺縁部分は塗布されない
ままにすべき支持材の辺縁上へ落ちるであろう。
これを行うための1つの方法及び装置が1987年3
月3日に発行された米国特許4559896に開示され
ている。この開示より以前には、カーテン切断装
置及びカーテンの辺縁で流体を偏流させる装置を
用いる試みは、該装置で用いられたカーテン縁案
内手段が流体の重い縁バンドを発生し、それがそ
の結果生じた塗布の対応する厚くなつた縁として
付着するので失敗した。米国特許4559896に開示
されたように、第2のより低いカーテン縁切断装
置が第1のより高いカーテン切断装置によつて生
じた重いカーテン縁ビードを除去するために使用
される。 発明の概要 支持材の辺縁部分を塗布されないままにすると
同時に均一の塗布が移動する支持材上に形成され
ることができる流し塗方法及び装置を提供するこ
とは本発明の目的である。 該目的は、本発明によれば、支持材を経路に沿
つ移動させることと、支持材上に形成される塗布
の幅よりも大きい幅を有する自由に落下するカー
テンを形成することと、カーテンの辺縁を切断し
且つ横方向へ変位させるブレードを有する切断装
置を設けることと、組成物が支持材上へ衝突する
ところで支持材の平面とおよそ平行な平面にブレ
ードを配置することとを含む液体で支持材を流し
塗する方法を含むことによつて達成される。ブレ
ードはカーテンの上流側で支持材の上に配置さ
れ、カーテンを通つて延び、且つカーテン下流側
で支持材の外側へ配置される。また、本発明によ
れば、パージ用液体がブレードの上向き表面の上
に通され、ブレード上へ入るカーテンの材料を支
持材の外側へ運ぶ。該方法によつて、支持材へ塗
布される塗布の幅は正確に制御されることがで
き、支持材上の塗布の縁に発生されるビードがな
い。ウエブ上の塗布の所望の外側のカーテンの液
体はブレードの上を流れるパージ用液体によつて
支持材の外側へ横方向へ運ばれ、その外側の場所
から排出されることができる。 有益的には、パージ用液体の速度はその経路に
沿う支持材の速度と同じオーダーの速度である。
有利には、パージ用液体は層流である。1つの実
施例では、支持材は毎秒150cmから毎秒1000cmま
での範囲の速度を有し、フラツシング液体は毎秒
およそ500cmの速度を有する。 有利には、自由落下カーテンはその縁において
縁案内で案内され、フラツシング液体は縁案内を
流下され、カーテンはフラツシング液体と接触状
態にある。 若干の実施例では、カーテンの辺縁は塗布液体
以外の液体から作られる。該実施例は高価な材料
を含むことがある塗布液体が浪費されない利点を
有する。 縁案内は中空の管であることができ、切断装置
の平面より上で終端することができる。液体は実
際に管の延長部分を形成するように該中空の縁案
内を通して流下されることができ、それによりカ
ーテンから切断された材料は延長部分へネツクイ
ンする。そのようなより短い案内は塗布装置の動
作に関して有利である。 また、本発明は塗布液体の少なくとも1つの層
で支持材を流し塗するための装置にある。装置は
支持材を経路に沿つて移動させるための塗布ロー
ラを含む運搬手段を含む。ホツパー手段は塗布液
体の少なくとも1つの層を自由に落下するカーテ
ンに作り、該カーテンが支持材の経路を遮断し且
つ該経路の横断方向へ延びるように設けられる。
カーテンは支持材上に形成される塗布の所望の幅
よりも幅広い。装置はカーテンの辺縁を遮断し且
つ偏流させるためのカーテン切断手段を更に含
む。本発明によれば、該カーテン切断手段は、組
成物が支持材上へ衝突するところで支持材の平面
とおよそ平行な平面に配置されたブレードを含
む。ブレードはカーテンの平面の上流側で経路の
上に配置され、カーテンの平面を通して延び且つ
カーテンの平面の下流側で支持材の経路の外側へ
配置される。支持材の経路の外側でカーテンの遮
断された材料を運ぶためにブレードの上方面の上
にパージ用液体を通すための手段が設けられる。 また、本発明は本発明の種々の実施例で他の方
法のステツプを行うための装置を提供する。 本発明による流し塗方法及び装置の利点は若干
は次のように要約される。 支持材上の塗布に要求されるカーテン液体より
余分のカーテン液体は落下するカーテンの辺縁か
ら除去され、塗布の縁を含む塗布の全幅にわたつ
て写真組成物の層の均一な塗布厚さを提供し、そ
れにより乾燥機効率を向上し且つ製品浪費を減ら
すことができる。 塗布の幅は所望の製品要求に従つて最適にされ
ることができる。塗布されない辺縁は有効に作ら
れることができ、その結果不使用の支持材材料か
ら生ずる浪費をかなり減らす。 支持材の幅より小さい幅を塗布することはロー
レツト付辺縁が塗布材料をもたないことを可能に
する。また、支持材の幅より小さい幅を塗布する
能力は塗布液体が支持材の下側へ達することを排
除し、この塗布液体が支持材の下側へ達すること
は支持材上へ衝突する落下するカーテンが塗布さ
れる支持材よりも幅広い流し塗技術で起こる。支
持材の下側の未乾燥の塗布液体は塗布された支持
材を乾燥機を通して運ぶ下流側の運搬設備に悪影
響を及ぼす。 カーテンが支持材よりも幅広い従来技術では、
支持材の幅よりも小さい幅の塗布ローラが塗布ロ
ーラ表面上への塗布を回避するために望ましい。
このため、異なる幅を有する塗布ローラの頻繁の
交換が支持材の特別の幅に適合するために必要と
された。本発明の方法及び装置は全ての塗布が支
持材の縁内で行われることができるので万能の幅
の支持材ローラの使用が可能である。
【図面の簡単な説明】
本発明の実施例が次に添付図面を参照して例と
して説明される。図面において、図1は本発明の
好適な実施例に従う滑りホツパー形式の流し塗装
置の簡単化した斜視図であり、 図2は従来の技術に従うカーテンが支持材上へ
落下し且つ支持材を越えて横方向へ延びて固体縁
案内と接触状態にある塗布ローラ上の辺縁ローレ
ツト付支持材の辺縁部分の一部断面破断図であ
り、 図3は本発明に従うカーテン切断装置の簡単化
した斜視図であり、 図4は図3の線4−4で切つた断面図であり、 図5は図1の線5−5で切つた断面図であり、 図6は図2の図と同様な図であるが、本発明の
実施例に従うカーテン切断装置を含む図であり、
そして、 図7は図6の図と同様な図でるが、本発明の別
の実施例の図である。
【発明の詳細な説明】
図1に示されて滑りホツパー形式の既知の流し
塗機で具現化された本発明が次に説明される。塗
布液体は滑りホツパー10へ横方向へ送出され、
出口スロツト12まで上昇し且つそれぞれはそれ
ぞれの傾斜した表面14上に層の形で付着され
る。重力の作用によつて、個々の層は表面14を
流下し、互いの上に流れ、且つ塗布縁16まで流
れ、そこで自由に落下する複合カーテン18が形
成される。滑りホツパーは10センチメートル(数
インチ)から2メートル(数フイート)までのよ
うな所望の幅を有することができる。移動する支
持材20の経路の横断方向へ延びる自由に落下す
る複合カーテン18は典型的な状態では約5セン
チメートルから約40センチメートルまでの範囲に
ある高さにわたつて落下し且つ連続的に前進する
支持材20上へ衝突して層の複合材料を形成す
る。好ましくは、カーテン18は支持材20上に
衝突し、そこで支持材は塗布ローラ22の周りに
牽引される。塗布ローラ22は支持材を経路に沿
つて移動させるための運搬手段の部分を形成す
る。支持材が完全に、即ち全幅にわたつて塗布さ
れる時、塗布ローラの幅はその周りに案内される
支持材の幅よりもやや小さくなるように選ばれる
ことができる。塗布ローラ22は図示されないモ
ータに装着され且つ好ましくはそれによつて駆動
される。 写真塗布液体の層がいろいろな支持材上に塗布
されることができる。典型的には、写真支持材は
ポリマーフイルム、木の繊維のウエブ、例えば
紙、金属シート及び箔、及びガラス及びセラミツ
ク支持要素を含み、支持材の接着性、帯電防止
性、寸法性、摩剥性、硬度、機能性、ハレーシヨ
ン防止性及び/又は他の特性を高めるために1つ
以上のしみ込み層を設けられる。支持材は不連続
のシートの形で、又通常の場合のように連続した
形で塗布されることができる。 自由に落下する液体カーテン18は垂直方向に
ある2つの縁案内24及び24′によつて案内さ
れ、該縁案内はカーテンが支持材20上へ衝突す
る前に自由に落下するカーテンを保持し且つ安定
する作用をする。図1はカーテン案内系の1つの
形式を示しており、そこでは縁案内24及び2
4′は塗布される移動する支持材20の縁の外側
に配置され、それによりカーテン18は塗布され
る支持材20よりも幅広い。この場合、支持材は
その全幅にわたつて完全に塗布される。そのよう
な場合、カーテンの辺縁の不規則性は縁案内に隣
接してあり且つ支持材20の有効な幅の外側にあ
る。支持材の縁を通り過ぎて落下する塗布液体は
実用するならば再使用のために溜めます28,2
8′中に収集される。 次に図2を参照する。縁案内24,24′の領
域で自由落下カーテン18の安定性を維持するた
めの既知の方法の1つは固体縁案内24の外方表
面へ低粘度液体を送出することである。図2は典
型的な自由落下カーテン18の辺縁部分の一部断
面図であり、フラツシング液体30及びフラツシ
ング液体30と接触している縁バンド液体32で
フラツシユされる固体縁案内24が図示されてお
り、これら液体はドレイン(図示せず)へ通じる
溜めます28中へ小出しされるように図示されて
いる。カーテンからの液体は34における支持材
の縁において支持材20の裏側をぬらし且つまた
ローレツト付領域26を被覆することが見られ
る。支持材20の裏側を被覆する液体はその後の
運搬ローラへ移り、結局下流側の運搬ローラを掃
除するために塗布作業の停止を必要とする。ロー
レツト付領域26上へ加えられた塗布はゼラチン
の粘着性質とローレツトに関連した高い巻取圧力
とために仕上げ加工で問題を生じる。 既知の装置の欠点を回避するために、本発明に
よれば、落下するカーテン18の各辺縁にカーテ
ン切断装置40,40′がそれぞれ設けられる。
各装置40,40′はブレード42を含む。平面
図でみて、各ブレード42は移動する支持材の縁
と鋭角をなし、その状態で、ブレードはカーテン
の上流側で支持材の上に配置され、カーテンの平
面を通して延び、且つカーテンの下流側で支持材
の外側に配置される。図1の矢線41は支持材2
0の移動方向を示す。各ブレード42は支持材2
0の平面とおよそ平行な平面に配置された上方表
面を有し、そこでカーテン18はそれに衝突し、
この例では支持材は塗布ローラ22の周りに牽引
され、支持材のその平面は塗布ローラに対して接
線方向にある。この実施例では、ブレードは板材
料、実際にはステンレス鋼又はチタンで作られ
る。 カーテン18は形成する液体は滑りホツパー1
0の塗布縁16から落下することによつてその自
由落下を開始し、それが支持材20上へ衝突する
ところの直ぐ上で各辺縁において切断される。カ
ーテンはブレード42,42′によつて分けられ、
それにより切断されたカーテンの中央部分は支持
材上へ衝突し、辺縁48は塗布されないままにな
る。切断されたカーテン18の横方向外方部分は
隣接する縁案内24,24′の方へ引かれ、それ
により縁バンド液体32の全ては溜めます28,
28′中へ流れる。 図3及び図4はカーテン切断装置40′を示す。
カーテン切断装置40′は突出するブレード4
2′と、ハウジング44と、パージ用液体供給連
結部46とを含む。どちらかの液体供給連結部4
6が、カーテン切断装置がどのように取付けられ
るかに依存して使用されることができる。カーテ
ン切断装置40はカーテン切断装置40′と構造
的に同じであるが、それと鏡像関係にあるので、
それは支持材の縁と所望の関係をもつこと、即ち
鋭角を形成し、カーテンの上流側で支持材の上に
あり且つカーテンの下流側で支持材の外側にある
ことができる。 各ブレード42,42′の少なくとも頂部表面、
好ましくは両方の表面はブレードと接して配置さ
れたスロツト50を通して液体、好ましくは水で
パージされ、該スロツトは好ましくはブレードが
ハウジングから出るところのブレードの全幅にわ
たつて延在する。ブレード42,42′上に衝突
するカーテン液体はブレードの頂部へ供給された
パージ用液体の力によつて溜めます28又は2
8′へそれぞれ偏流される。好ましくは、ブレー
ド42及び42′の底部表面もカーテン液体から
の固体がブレードの縁上で乾燥する傾向を最小限
にするために液体でパージされる。底部パージの
傾向はブレードの縁を包囲することである。パー
ジ用液体の必要な量及び速度の要求を満たすため
に、各スロツトの高さは好ましくは0.006センチ
メートルから0.025センチメートルまでの範囲内
にある。 図5は好適なカーテン切断装置の平面図であ
り、落下するカーテンを切断するためのブレード
42及び42′の場所及び配置を詳細に示す。ブ
レード42及び42′のそれぞれがスロツト50
から出るところのブレード42及び42′のそれ
ぞれの幅は好ましくはブレードの外側部分の幅よ
りも僅かに大きい。好ましくは、幅はスロツトか
らブレードとのカーテンの衝突場所まで徐々に狭
くなつている。ブレード上の衝突場所の外側で、
ブレードの幅は本質的に一様である。各ブレード
のこの僅かな狭小はパージ用液体がブレードの縁
を包むことを保証する助けをする。 各ブレード42,42′は支持材の移動方向に
関して鋭角φで配置され、その平面はブレード上
へ衝突する落下するカーテンの辺縁部分を偏流さ
せるように支持材上でカーテンの衝突線において
塗布ローラ22に対して接線方向にある平面と平
行にある。パージ用液体は支持材の移動方向に関
して同じ角度φで傾斜した方向へそれぞれのブレ
ード42及び42′の表面に沿つて放出され、カ
ーテンの辺縁を支持材の縁から離れる方へ溜めま
す28又は28′中へそれぞれフラツシユする。
各ブレードの長さ及び幅並びに支持材移動方向に
関するその角度は相関した変数であり、それらの
選択はブレード表面へ供給されるパージ用液体の
速度及び量にも依存することは理解されることが
できる。ブレード42又は42′は支持材上に所
望の幅の塗布されない辺縁を設けるため及び支持
材の横方向変位を可能とするために必要とされる
ほどの幅広さをもつべきである。移動する支持材
の横方向変位は最も精巧な支持材案内装置でさえ
も排除することは非常に困難である。ブレードの
幅は好ましくは0.3センチメートルから3.0センチ
メートルまでの範囲内にあり、移動する支持材の
方向に関するブレードの軸線の角度φは5°から
60°まで、好ましくは20°から40°までの範囲内であ
ることができる。ブレードの長さ「L」(図4を
参照)はカーテン液体及びパージ用液体の収集を
可能にするに充分であるべきであり、2センチメ
ートルから5センチメートルの範囲内にある時に
満足であることが判明しており、好ましくは4セ
ンチメートルであるべきである。ブレード表面を
横切るパージ用液体の速度は好ましくは支持材の
その経路に沿つた速度と同じオーダーの速度であ
り、支持材の速度の0.5から1.5倍までであること
ができる。有利には、パージ用液体の流れは層流
である。従つて、例えばもし支持材速度が毎秒
200〜650cmであるならば、ブレードに沿つたパー
ジ用液体の速度は好ましくは毎秒約500cmである。
毎秒200〜800センチメートルの範囲のパージ用液
体の速度に対して、パージ用液体の量はスロツト
50の幅の1センチメートル当り毎秒約2〜10立
方センチメートルであることができ、好ましくは
スロツト50の幅の1センチメートル当り毎秒5
〜7立方センチメートルである。 図6は、固体縁案内24の頂部へ送出され、縁
案内の全高さを流下し、縁案内がブレード42の
高さより下で終端するところまで流れる低粘度フ
ラツシング液体を示す。縁バンド液体32はカー
テンの安定性を増すため及び浪費を減らすめにカ
ーテン辺縁で供給される。 縁バンド液体を使用する時、カーテンのその辺
縁での厚さ、従つて縁バンド液体の流量がカーテ
ンの中央部分での厚さ及び流量よりもやや大き
く、それにより縁案内における及びそれに隣接す
るカーテンの安定性を増し、従つてカーテンの破
れを回避するようにするために充分な量の縁バン
ド液体を滑りホツパーの端部分へ供給することは
有利であることがある。カーテン縁バンド液体の
幅及び厚さは比較的大量の縁バンド液体、典型的
には毎分1リツトル又はそれ以上が要求されるこ
とができるようになつていることは理解されるこ
とができる。本方法は縁バンド液体の粘度がカー
テンの中央部分の液体の粘度に近似する時に良好
な結果を得る。添加された湿潤剤を有する適当な
濃度のゼラチン溶液が適当である。 支持材20の縁の内側で組成物塗膜54のよく
規制され且つ明確な層状にされた領域を得るため
に、衝突場所における支持材より上の切断ブレー
ド42及び42′の高さは作動の観点から実施可
能である程度に小さくすべきことは重要である。
この高さは約0.4センチメートルより小さくある
べきであり、好ましくは約0.15センチメートルで
あることが判明している。カーテン切断装置4
0,40′のブレードは支持材に近接して離間さ
れているので、それは必然的にカーテンの衝突場
所において塗布ローラ22上で移動する支持材2
0と平行である。 ブレード42,42′によつて切断され且つ縁
案内24,24′に隣接して配置された落下する
カーテン54の辺縁は自然に縁案内の方へネツク
インする傾向があり且つ溜めます28へのフラツ
シング液体30及び縁バンド液体32の流れを容
易にする。スロツト50から突出したブレード4
2の表面上のパージ用液体の流れの助けによつ
て、ローレツト付領域26の上に塗布されない辺
縁を保証する。 図7は本発明の別の実施例を示し、そこでは各
縁案内56は中空な管から作られている。フラツ
シング液体は図示しない源から中空な管を通して
供給される。各縁案内56はその関連した切断ブ
レード42より短い距離だけ上で終端している。
縁案内から流出する液体は落下するカーテンの縁
領域を延ばし且つ安定にするようにフラツシング
液体30と合流する液体延長部分を生じる。より
短い縁案内56の使用は滑りホツパーが塗布位置
へ移動され且つ固定された切断装置40との機械
的干渉を回避することを可能にする。中空な管が
約0.035〜0.240センチメートルの内径を有し且つ
約0.075〜0.300の外径を有し、流体の流量が毎分
10〜200立方センチメートルであつた時に、縁案
内の端から流れる流体が縁案内の有効な延長部分
として作用することが判明した。もしこれらの条
件が満たされないならば、縁案内から放出される
噴流は液体の切断された辺縁が縁案内の軸線の方
へのそのネツクインを完成する前に分解する傾向
があり、カーテンの切断された辺縁の不同で脈動
する分解を生じ且つ塗布ローラ及び支持材の縁を
含むその直ぐ近傍でカーテンにより装置を汚染す
る可能性を生ずる。 上述した好適な実施例に従つてカーテン切断ブ
レードがカーテンを分けるために使用される時、
ブレード上へ衝突するカーテン液体の全てがパー
ジ用液体によつて溜めますへ方向付けられること
は判明している。支持材上に付着された切断され
たカーテンの部分の幅はブレードの幅及び支持材
の縁に関するブレードの位置を変えることによつ
て減らされることができる。衝突場所における移
動する支持材の横方向変位(しばしば「横揺れ」
と称される)を許すために、ブレードの好適な位
置は、塗布ローラ上の支持材の縁より直ぐ上に位
置したその軸線とその表面上でのカーテンの衝突
線との交点を含む。この位置で、支持材の塗布さ
れない辺縁の幅はカーテン衝突線に沿つてブレー
ドの寸法の半分に等しく、この幅からの多少の変
更は支持材が塗布ローラの周りに移動する時に支
持材が横揺れする量に依存する。もしブレードが
衝突場所において塗布ローラに対する接線とおよ
そ平行であり且つ塗布ローラより上へ僅か0.15セ
ンチメートルだけ離間されているならば、支持材
上に形成され得る塗膜の縁ビードは残りの塗膜の
厚さの20パセントを越えず、フイルムが流し塗機
械の端において巻取られる前に容易に乾燥される
ことは判明している。 更に、フラツシング液体30、縁バンド液体3
2、流体縁案内延長部分57、及びカーテン切断
装置のスロツト50から放出されるパージ用液体
は全て好ましくは0.5〜10センチポアズの粘度を
有する低粘度液体である。
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