JPH0582651A - 半導体集積回路 - Google Patents

半導体集積回路

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Publication number
JPH0582651A
JPH0582651A JP24128591A JP24128591A JPH0582651A JP H0582651 A JPH0582651 A JP H0582651A JP 24128591 A JP24128591 A JP 24128591A JP 24128591 A JP24128591 A JP 24128591A JP H0582651 A JPH0582651 A JP H0582651A
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JP
Japan
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fuse element
circuit
signal line
logic circuit
signal
Prior art date
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Pending
Application number
JP24128591A
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English (en)
Inventor
Shinnosuke Kamata
心之介 鎌田
Yoshinori Okajima
義憲 岡島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、半導体集積回路に係り、特に、配
線層より抵抗率の高いポリシリコン等のヒューズ素子を
用いた半導体集積回路における該ヒューズ素子の配置に
関し、ヒューズ素子の設置による影響で信号伝搬遅延時
間が大きくなるのを防止し、ひいてはそれに因る誤動作
等の諸々の悪影響を排除することを目的とする。 【構成】 入力信号用の信号線S1,S2 および制御用の
信号線S3 を有する第1の論理回路11と、異なる電圧の
2つの電源ラインVcc, Vssの間で前記ヒューズ素子10
および抵抗素子13が直列に接続されて成り、該ヒューズ
素子および該抵抗素子の接続点が前記制御用の信号線に
接続されている第2の論理回路12とを具備し、該ヒュー
ズ素子の切断/未切断に応じて前記第1の論理回路を有
効または無効にするように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路(以下
単にICと称する)に係り、特に、配線層より抵抗率の
高いポリシリコン等のヒューズ素子を用いたICにおけ
る該ヒューズ素子の配置に関する。
【0002】
【従来の技術】ICで用いられるヒューズ素子は典型的
にはポリシリコンで形成されており、通常の配線層(典
型的にはアルミニウムから成る)に比べてその抵抗率は
高いのが一般的である。このようなヒューズ素子は、例
えば冗長方式の半導体メモリ装置において冗長切り換え
を制御する回路部に用いられ、具体的には、図4に一例
として示されるように、或る論理ゲート11に入力される
複数の入力信号線S1,S2 の少なくとも1本(S2)に含
まれるように配置される。
【0003】同図に示すように従来の配置形態では、ヒ
ューズ素子10は、入力信号線S2 に直列に挿入される形
で配置されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の配置形態では、
信号経路中にヒューズ素子10を含む入力信号線S2 は、
信号経路中にヒューズ素子を含まない入力信号線S1
比して、必然的にその配線抵抗は高くなってしまう。そ
のため、ヒューズ素子10が挿入されている方の信号線S
2 では信号伝搬の遅延時間が相対的に大きくなってしま
うという問題がある。
【0005】つまり、或る論理ゲートに複数の信号線が
並列的に入力され、しかもそのうち少なくとも一つの信
号線にヒューズ素子が含まれているような回路構成で
は、各信号線間に信号伝搬時間の不一致が生じる。その
ため、上述したような冗長回路ではアドレス信号の各ア
ドレスビットが論理ゲート等に同時に入力されず、場合
によっては、本来冗長すべきセルが選択された時でも、
上記信号伝搬の大きな遅延時間に起因して別のセルが誤
って選択され、それによって正しい冗長切り換えが行わ
れなくなるという可能性もある。これは、動作の信頼性
の観点から、好ましくない。
【0006】本発明は、かかる従来技術における課題に
鑑み創作されたもので、ヒューズ素子の設置による影響
で信号伝搬遅延時間が大きくなるのを防止し、ひいては
それに因る誤動作等の諸々の悪影響を排除することがで
きる半導体集積回路を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、配線層より抵抗率の高いヒューズ
素子を用いた半導体集積回路であって、入力信号用の信
号線および制御用の信号線を有する第1の論理回路と、
異なる電圧の2つの電源ラインの間で前記ヒューズ素子
および抵抗素子が直列に接続されて成り、該ヒューズ素
子および該抵抗素子の接続点が前記制御用の信号線に接
続されている第2の論理回路とを具備し、該ヒューズ素
子の切断/未切断に応じて第1の論理回路を有効または
無効にすることを特徴とする半導体集積回路が提供され
る。
【0008】
【作用】上述した構成によれば、ヒューズ素子は、本来
の入力信号線とは無関係の制御用の信号線に含まれてお
り、その切断/未切断に応じて第1の論理回路の有効/
無効(すなわち使用/未使用)を決定するようにしてい
る。従って、従来形に見られたようなヒューズ素子の設
置に起因する各信号間の信号伝搬遅延時間の不揃い(す
なわち信号伝搬時間の不一致)が無くなり、それに因る
誤動作等の諸々の悪影響を排除することができる。
【0009】なお、本発明の他の構成上の特徴および作
用の詳細については、添付図面を参照しつつ以下に記述
される実施例を用いて説明する。
【0010】
【実施例】図1に本発明の一実施例としてのヒューズ素
子を用いたIC装置の構成が概略的に示される。図示の
例では、×4構成の冗長方式の半導体メモリ装置の構成
が示され、ヒューズ素子は、冗長切り換えを制御する回
路部内の論理回路1(1a)に用いられている。
【0011】同図において、20a 〜20d は正規のメモリ
セルアレイ、21は冗長セルアレイ、22はアドレス信号の
一部(ロウアドレス信号A1)に応答し、そのバッファリ
ングを行うと共に正規セルアレイ内の複数のワード線
(図示せず)のいずれかを選択するロウアドレスバッフ
ァおよびデコーダ、23はアドレス信号の一部(コラムア
ドレス信号A2)に応答し、そのバッファリングを行うと
共に正規セルアレイ内の複数のビット線(図示せず)の
いずれかを選択するコラムアドレスバッファおよびデコ
ーダ、24は選択されたビット線に対応するデータ線を該
ビット線に接続するコラムゲート、25はコラムゲート24
と入出力端子I/O1〜I/O4の間に介在して読み出しデータ
のセンスおよび増幅を行うと共に書き込みデータの増幅
を行うセンスアンプ(S/A)およびライトアンプ(W
/A)回路、26はアドレス信号の一部(冗長アドレス信
号A0)に基づいて冗長切り換えを制御する冗長制御回
路、27は冗長制御回路により冗長切り換え時にその対象
となる正規セルアレイに対応するS/AおよびW/A回
路25の対応部分を非活性状態とするスイッチ回路、28は
冗長制御回路により冗長切り換え時に活性化される冗長
用S/AおよびW/A回路、そして、29は冗長切り換え
時に冗長用S/AおよびW/A回路28を対応するデータ
線D1 〜D4 に接続するスイッチ回路を示す。
【0012】図2には冗長制御回路26に用いられる論理
回路の一構成例が示される。図示の論理回路1は、本来
の入力信号(この場合にはアドレス信号)用の信号線S
1,S2 と制御用の入力信号線S3 を有する論理ゲート
(図示の例ではナンドゲート)11と、高電位の電源ライ
ンVccと低電位の電源ラインVssの間でヒューズ素子10
と抵抗器13が直列に接続されて成る論理回路12とを有し
ている。ヒューズ素子10と抵抗器13の接続点Nは制御用
の入力信号線S3 に接続されている。
【0013】この例では、ヒューズ素子10の抵抗(R1)
と抵抗器13の抵抗(R2)は、R1 ≪R2 の関係を満たす
ように選定されている。従って、接続点Nの電位は、ヒ
ューズ素子10が切断されている時はほぼVssの電位(論
理的に“L”レベル)を呈し、ヒューズ素子10が未切断
の時はその分圧比〔R2 /(R1 +R2)〕が極めて大き
いためにほぼVccの電位(論理的に“H”レベル)を呈
する。
【0014】つまり、ヒューズ素子10の切断/未切断に
応じて制御用入力信号線S3 の論理レベルが決定され、
それによって論理ゲート11の無効/有効の制御が行われ
る。この場合、論理ゲート11は、ヒューズ素子10の切断
時(制御用入力信号線S3 の電位が“L”レベルの時)
は入力信号(S1,S2)のレベルにかかわらずその出力信
号が“H”レベルに固定化されるので「無効」となり、
ヒューズ素子10の未切断時(制御用入力信号線S3 の電
位が“H”レベルの時)は入力信号(S1,S2)のレベル
に応じてその出力信号が決定されるので「有効」とな
る。
【0015】このように本実施例では、ヒューズ素子10
は本来の入力信号線S1,S2 には含まれず、それとは無
関係の制御用の信号線S3 に含まれていて、その切断/
未切断に応じて論理ゲート11の有効/無効を決定するよ
うにしている。その結果、各入力信号線の遅延時間は、
該ヒューズ素子を用いたことによる影響を受けなくな
る。従って、従来形に見られたような問題点(入力信号
線へのヒューズ素子の挿入に起因して生じる各入力信号
間の信号伝搬遅延時間の不揃い)を解消することがで
き、ひいてはそれに因る誤動作等の諸々の悪影響を排除
することができる。これは、半導体集積回路の動作信頼
性を高めることに寄与するものである。
【0016】図3には図2の論理回路の変形例が示され
る。図示の構成では、図2の構成と比較して、制御用入
力信号線S3 の論理レベルを決定する論理回路12a の構
成において各素子の接続順序を逆にしている。すなわ
ち、図3における論理回路12a では、電源ラインVccと
Vssの間で抵抗器14とヒューズ素子10が直列に接続され
ている。この場合、図2の場合と同様に、ヒューズ素子
10の抵抗(R1)と抵抗器14の抵抗(R3)は、R1 ≪R3
の関係を満たすように選定されている。従って、接続点
Nの電位は、ヒューズ素子10が切断されている時はほぼ
Vccの電位(論理的に“H”レベル)を呈し、ヒューズ
素子10が未切断の時はその分圧比〔R1 /(R3
1)〕が極めて小さいためにほぼVssの電位(論理的に
“L”レベル)を呈する。
【0017】この場合にも、ヒューズ素子10の切断/未
切断に応じて制御用入力信号線S3 の論理レベルを決定
し、それによって論理ゲート11の有効/無効の制御を行
うことができる。従って、図2の場合と同様に、各入力
信号線S1,S2 の遅延時間はヒューズ素子10を用いたこ
とによる影響を受けなくなり、従来形に見られたような
問題点を解消することができる。
【0018】なお、上述した実施例ではヒューズ素子10
の切断/未切断に応じてその使用/未使用が決定される
論理回路として2入力のナンドゲート11を用いた場合に
ついて説明したが、その対象となる論理回路の形態につ
いてはこれに限定されない。本発明の要旨からも明らか
なように、本来の入力信号用の信号線に影響を与えない
ようにヒューズ素子が設けられている構成であれば、種
々の論理回路、論理ゲート等に適用され得ることは明ら
かであろう。
【0019】また、上述した実施例ではヒューズ素子10
を用いたIC装置として冗長方式の半導体メモリ装置を
例にとって説明したが、これは、本発明の要旨からも明
らかなように、本来の入力信号用の信号線に影響を与え
ないようにヒューズ素子が設けられている構成であれ
ば、種々のIC装置に適用され得ることはもちろんであ
る。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ヒ
ューズ素子を本来の入力信号用の信号線に影響を与えな
いように配置することにより、各入力信号間の信号伝搬
遅延時間の不揃いを無くし、ひいてはそれに因る誤動作
等の諸々の悪影響を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのヒューズ素子を用い
たIC装置の構成を概略的に示したブロック図である。
【図2】図1における論理回路の一例を示す回路図であ
る。
【図3】図2の論理回路の変形例を示す回路図である。
【図4】従来形の一例としてのヒューズ素子を用いた論
理回路の構成を示す回路図である。
【符号の説明】
10…ヒューズ素子 11…第1の論理回路(ナンドゲート) 12,12a…第2の論理回路 13,14 …抵抗素子(抵抗器) S1,S2 …入力信号用の信号線 S3 …制御用の信号線(ヒューズ素子を含む信号線) N…ヒューズ素子と抵抗素子の接続点 Vcc, Vss…電源ライン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線層より抵抗率の高いヒューズ素子(1
    0)を用いた半導体集積回路であって、 入力信号用の信号線(S1,S2) および制御用の信号線(S3)
    を有する第1の論理回路(11)と、 異なる電圧の2つの電源ライン(Vcc,Vss) の間で前記ヒ
    ューズ素子および抵抗素子(13,14) が直列に接続されて
    成り、該ヒューズ素子および該抵抗素子の接続点(N) が
    前記制御用の信号線に接続されている第2の論理回路(1
    2,12a)とを具備し、 該ヒューズ素子の切断/未切断に応じて前記第1の論理
    回路を有効または無効にすることを特徴とする半導体集
    積回路。
JP24128591A 1991-09-20 1991-09-20 半導体集積回路 Pending JPH0582651A (ja)

Priority Applications (1)

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JP24128591A JPH0582651A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 半導体集積回路

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JP24128591A JPH0582651A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 半導体集積回路

Publications (1)

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JPH0582651A true JPH0582651A (ja) 1993-04-02

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ID=17071994

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JP24128591A Pending JPH0582651A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 半導体集積回路

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5742178A (en) * 1994-09-14 1998-04-21 Xilinx, Inc. Programmable voltage stabilizing circuit for a programmable integrated circuit device

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02146195A (ja) * 1988-11-28 1990-06-05 Nec Corp 半導体記憶装置
JPH03105948A (ja) * 1989-09-19 1991-05-02 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970204