JPH058259Y2 - - Google Patents

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JPH058259Y2
JPH058259Y2 JP1987002344U JP234487U JPH058259Y2 JP H058259 Y2 JPH058259 Y2 JP H058259Y2 JP 1987002344 U JP1987002344 U JP 1987002344U JP 234487 U JP234487 U JP 234487U JP H058259 Y2 JPH058259 Y2 JP H058259Y2
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pallet
pipe
hold
piping
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は船倉内への配管の荷役作業に用いられ
る船倉内の配管搬送装置に関するものである。
[従来の技術] 従来、船倉内の配管の荷役作業は第12図及び
第13図に示す如くなされていた。配管の荷役作
業を行なうに際して、第12図に示す如く、船倉
aの内側壁には尺角材bが内装され内側壁が補
強、保護されている。
次に、第13図に示す如く甲板cに形成された
ハツチ開口部dからクレーン(図示せず)等によ
り配管eが吊下されて船倉a内に装入され、ハツ
チ開口部d直下の船倉床f上に仮置される。船倉
床f上に仮置された配管eは人力にて船倉a内の
配管移動位置へ移動され並置されていた。
[考案が解決しようとする問題点] ところで、従来の船倉a内への配管eの荷役作
業にあつては、次のごとき問題点があつた。
船倉a内での配管eの移動が人力にてなされる
ため、作業工数が増大し、特に大径管を移動する
場合には作業が困難であるという問題があつた。
また、船の揺動により船倉床fの水平度が一定
していないため、特に配管移送位置が上方に傾斜
している場合には配管eの移動が困難であるとい
う問題があつた。
更に、人力による荷役作業であるため、配管e
の並置の間隔や平行度の調整が困難であり、配管
eを整列させて並置することが困難であるという
問題があつた。
上述のごとき問題点に鑑みて本考案は船倉内で
の配管の移動を容易に行なうことができる船倉内
の配管搬送装置を提供することを目的とするもの
である。
[問題点を解決するための手段] 従来技術における問題点を解決すべく本考案は
甲板に形成されたハツチ開口部から吊下されて船
倉内に装入される配管を搬送する装置において、
上記ハツチ開口部から吊下される配管を受けて載
置するパレツトと、そのパレツトに設けられ、上
記配管をパレツトから配管移送方向に送り出す配
管送出手段と、上記パレツトに配管移送方向前後
に互いに相対移動自在に設けられ、パレツトから
船倉内の配管移送位置へ延出されるビームと、該
ビームを固定側としてこれに沿つて配管移送方向
にパレツトを相対移動させ、パレツトを固定側に
上記配管送出手段による配管に並置に応じてビー
ムを配管移送方向後方へ順次相対移動させる移動
手段と、上記パレツトに設けられ、パレツトを着
地側から浮上させて上記ビームの相対移動を許容
し、パレツトを着地させて上記パレツトの相対移
動を許容するパレツト昇降ジヤツキとから構成し
たものである。
[作用] 上述の如く構成され、上記ハツチ開口部から吊
下されて船倉内に装入される配管を載置したパレ
ツトがパレツト移動手段によつて、このパレツト
から船倉内の配管移送位置へと延出されるビーム
に沿つて走行移動され、上記パレツト移動手段に
よつてパレツトがビームの移送方向先端部に移動
されたときに、配管送出手段により配管がパレツ
ト上から送り出されるため、上記配管移送位置へ
の配管の移動が容易になされ、上記ビームがこの
配管移送手段によつて配管の並置に応じて移送方
向と反対側に順次後退されるため、配管の移送が
円滑になされるものである。
[実施例] 以下に本考案の実施例を添付図面に従つて詳述
する。
第1図乃至第3図は本考案の船倉内の配管搬送
装置の第1の実施例を示すものである。第3図に
示す如く、配管搬送装置1は船倉床2上或いは並
置された配管3上に設置されている。第1図に示
す如く、その配管搬送装置1は主にパレツト4と
そのパレツト4に配管移送方向前後に互いに相対
移動自在に設けられたビーム5をから成つてい
る。このパレツト4はビーム5上に設けられてお
り、平面が矩形、側面がL字形状の枠体にて形成
されている。また上記ビーム5はパレツト4の初
期位置から船倉6内の配管移送位置へと延出され
た平面が長方形の枠体にて形成されている。上記
パレツト4は甲板7に形成されたハツチ開口部8
からクレーン(図示せず)等により吊下されて船
倉6内に装入される配管3を受けて、その上部に
載置するようになつている。そして、この配管の
載置されたパレツト4はビーム5に具備された移
動手段9によつてビーム5に沿つて走行移動する
ようになつている。この移動手段9はパレツト4
の両側前後部に設けられたローラ10とビーム5
の移送方向である長手方向の内側に具備されたチ
エーン1と、上記ビーム5の一端部に設けられた
駆動装置12とから成つている。パレツト4はこ
のチエーン11の中間部に介設され、パレツト4
の後方に固設されたパワーユニツト13により上
記駆動装置12を正逆回転させることにより、上
記パレツト4に設けられたローラ10がビーム5
上を滑走して往復走行移動するようになつてい
る。更に、上記パレツト4にはパレツト4が移動
手段9によりビーム5の移送方向先端部に移動さ
れたときに、パレツト4上から配管移送位置の船
倉床2上へ配管3を送り出す配管送出手段14が
具備されている。この配管送出手段14は第2図
に示す如く、リング機構によつて傾動する二列の
傾動ローラ15にて形成され、本実施例にあつて
はパレツト4の側部に二組設けられている。この
傾動ローラ15はリンクプレート16と一体的に
取り付けられ、リンクプレート16の下端部には
例えば油圧等によつて伸縮されるシリンダ17が
取り付けられている。このシリンダ17を伸長さ
せたときは傾動ローラ15は移送方向前方へと傾
き、短縮させたときに後方へと傾くようになつて
いる。特殊な大径管にあつてはこの傾動ローラ1
5上に配管3が載置されるようになつている。ま
た上記リンクプレート16の側方に追従腕18が
取り付けられており、この追従腕18の中間部に
はバネシリンダ19が取り付けられている。この
バネシリンダ19は上記シリンダ17によつてリ
ンクプレート16が作動し、追従腕18がリンク
プレート16の動きに追従して作動することによ
り、パレツト4の表面に進退するようになつてい
る。このバネシリンダ19側の傾動ローラ15が
下方に傾動したときには、バネシリンダ18も下
方へと後退するよいうになつている。一般の大径
管にあつては上記傾動ローラ15及び上記バネシ
リンダ18によつて支持されるようになつてい
る。また更に、上記パレツト4はこれを四点支持
すべく両側前後方にパレツト昇降ジヤツキ20を
備えている。このジヤツキ20は一本の配管3を
船倉6内の配管移送位置へと移送しおえたとき
に、下方へと伸長されるようになつている。そし
て、このジヤツキ20が伸長されることによつ
り、パレツト4を固定側とし、上記移動手段9に
より反対にビーム5を配管3一本分だけ後方に移
動させるようになつている。すなわち、移動手段
9をビーム移動手段としてビーム5を配管3の一
本分だけ後退させるときはジヤツキ20はパレツ
ト4を着地側から浮上させてパレツト4を固定側
とするビーム5の相対移動を許容することにな
る。したがつて、ジヤツキ20がパレツト4を着
地させたときはビーム5を固定側とするパレツト
4の配管移送方向の相対移動が可能となる。
次に上記第1の実施例における作用を述べる。
第3図に示す如く、甲板7に形成されたハツチ開
口部8から二本ずつ配管3がクレーン等にて吊下
されて船倉6内へと装入される。船倉6内に装入
された配管3は第4図に示す如く、パレツト4に
具備された配管送出手段14を構成する傾動ロー
ラ15上に載置される。このように配管3を載置
したパレツト4は上記移動手段9によつてビーム
5の移送方向先端部へと移送される。パレツト4
がビーム5の先端部へと移送された後、配管送出
手段14を構成する移送方向前方のシリンダ17
を伸張させて前方側の一組の傾動ローラ15を第
5図に示す如く、移送方向前方へて傾けて一本目
の配管3を配管移送位置へと送り出す。爾後、パ
レツト4を移動手段9により初期位置に戻す。そ
して、移送方向前方のシリンダ17を短縮させ、
後方のシリンダ17を伸張させることにより、第
6図に示す如く後方の傾動ローラ15上に載置さ
れた二本目の配管3を前方の傾動ローラ15へと
受け渡す。二本目の配管3が前方の傾動ローラ1
5へと載置された後、上記ジヤツキ20を下方へ
と伸張させてパレツト4を固定側にし、上記移動
手段14をビーム移動手段としてビーム5を配管
3一本分だけ後退させる。その後、ジヤツキ20
を短縮させてビーム5を固定側とし、一本目の配
管3と同様に二本目の配管3の移送を行なうもの
である。以上の操作を順次繰り返すことにより、
第7図に示す如く配管3が規則正しく船倉床2上
に並置されるものである。
このように船倉6内での配管3の移動を機械化
したことにより、配管3の移動が容易になされる
ものである。この機械化により船が揺動しても配
管3の移動は容易になり、配管3の並置の間隔や
平行度の調整も人力に比べて容易になるものであ
る。
また、第8図乃至第11図は本考案の船倉内の
配管搬送装置1の第2の実施例を示すものであ
る。第2の実施例にあつては、第1の実施例にお
ける配管送出手段14がストツパ21と傾斜腕2
2とによつて形成されている。傾斜腕22は上記
パレツト4の両外側に設けられており、上記スト
ツパ21は傾斜腕22に二対取り付けられてい
る。このストツパ21には第10図に示す如く油
圧等によつて伸縮されるストツパ用シリンダ23
が取り付けられており、この伸縮によりストツパ
21がパレツト4表面に起倒するようになつてい
る。ストツパ用シリンダ23を伸張させたときに
はストツパ21は起立し、短縮させたときには転
倒するようになつている。そして、このストツパ
用シリンダ23はロツド部材24に接続されてい
る。このロツド部材24はスクリユー構造になつ
ており、パレツト4に載置する配管3の大きさに
よつてその間隔の調整ができるようになつてい
る。また、上記傾斜腕22の配管移送方向前方側
の端部にはパレツト4を貫通して支点軸25が取
り付けられている。そして、パレツト4の配管移
送方向後方側の端部には鉛直方向に伸縮する傾動
用シリンダ26の下端部が接続されている。この
傾動用シリンダ26の上端部にはチエーン27が
取り付けられており、スプロケツト28にて折り
返されて傾斜腕22の配管移送方向後方側の端部
に接続されている。上記傾斜腕22は上記傾動用
シリンダ26が伸張した状態で初期位置となつて
おり、傾動用シリンダ26が短縮されたときに、
チエーン27が引張られることにより上記支点軸
25を支点として配管移送方向後方側の端部を上
昇させて回動し配管移送方向に傾動するようにな
つている。
尚、本実施例のパワーユニツト13には尺角材
(図示せず)を組立てるときに使用するウインチ
28が具備されている。
第2の実施例における作用効果は第1の実施例
と同様の作用効果を示すものであるが、特に第2
の実施例にあつては、配管3のパレツト4から配
管移送位置への送り出しが、上記ストツパ21に
て配管3を支持したまま、上記傾斜腕22の配管
移送方向後方側の端部を所定の高さだけ上昇さ
せ、これに配管移送方向への傾斜をつけてストツ
パ21を転倒させて解除することによりなされる
ものである。
[考案の効果] 以上要するに本考案によれば、次のごとき優れ
た効果を発揮する。
(1) 本考案の船倉内の配管搬送装置を使用して船
倉内への配管の荷役作業を行なうことにより、
船倉内での配管の移動が容易になされ、作業工
数を低減させることができる。
(2) 船倉内での配管の移送作業を機械化すること
により、船が揺動しても配管の移動を容易に行
なうことができる。
(3) 更に、配管の移送作業の機械化により、配管
の並置の間隔や平行度の調整が容易になり、配
管を整列させて並置することができる。
(4) 配管を受けて載置するパレツトがビームに沿
つて配管移送位置へ移動するため、パレツトと
配管送出手段との間に配管の受渡手段の設置が
不要であり、搬送装置の簡素化小型化を達成で
きる。
(5) 吊下される配管の受取り位置にパレツトを保
持しながら配管送出手段による配管の並置に応
じてビームが順次後退するため、搬送装置全体
を移動させる必要がなく、搬送作業を円滑にな
し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の船倉内の配管搬送装置の第1
の実施例を示す側面図、第2図は本考案の船倉内
の配管搬送装置の第1の実施例に採用する配管送
出手段を示す側面図、第3図乃至第7図は本考案
の船倉内の配管搬送装置の第1の実施例による配
管の移送状況を示す説明図、第8図は本考案の船
倉内の配管搬送装置の第2の実施例を示す側面
図、第9図は本考案の船倉内の配管搬送装置の第
2の実施例を示す平面図、第10図は本考案の船
倉内の配管搬送装置の第2の実施例に採用する配
管送出手段を示す側面図、第11図は第2の実施
例の傾斜腕の傾動機構を示す概略図、第12図は
船倉内の尺角材の仮設状況を示す説明図、第13
図は従来の船倉内への配管の荷役作業状況を示す
説明図である。 図中、1は配管搬送装置、3は配管、4はパレ
ツト、5はビーム、9はパレツト移動手段(ビー
ム移動手段)、14は配管送出手段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 甲板に形成されたハツチ開口部から吊下されて
    船倉内に装入される配管を搬送する装置におい
    て、上記ハツチ開口部から吊下される配管を受け
    て載置するパレツトと、該パレツトに設けられ、
    上記配管をパレツトから配管移送方向に送り出す
    配管送出手段と、上記パレツトに配管移送方向前
    後に互いに相対移動自在に設けられ、パレツトか
    ら船倉内の配管移送位置へ延出されるビームと、
    該ビームを固定側としてこれに沿つて配管移送方
    向にパレツトを相対移動させ、パレツトを固定側
    に上記配管送出手段による配管に並置に応じてビ
    ームを配管移送方向後方へ順次相対移動させる移
    動手段と、上記パレツトに設けられ、パレツトを
    着地側から浮上させて上記ビームの相対移動を許
    容し、パレツトを着地させて上記パレツトの相対
    移動を許容するパレツト昇降ジヤツキとを備えた
    ことを特徴とする船倉内の配管搬送装置。
JP1987002344U 1987-01-13 1987-01-13 Expired - Lifetime JPH058259Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987002344U JPH058259Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987002344U JPH058259Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63110430U JPS63110430U (ja) 1988-07-15
JPH058259Y2 true JPH058259Y2 (ja) 1993-03-02

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ID=30781099

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987002344U Expired - Lifetime JPH058259Y2 (ja) 1987-01-13 1987-01-13

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JP (1) JPH058259Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5535710A (en) * 1978-08-30 1980-03-12 Sumitomo Metal Ind Ltd Steel pipe conveyor

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5535710A (en) * 1978-08-30 1980-03-12 Sumitomo Metal Ind Ltd Steel pipe conveyor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63110430U (ja) 1988-07-15

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