JPH0582493U - 走行玩具 - Google Patents

走行玩具

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JPH0582493U
JPH0582493U JP2932392U JP2932392U JPH0582493U JP H0582493 U JPH0582493 U JP H0582493U JP 2932392 U JP2932392 U JP 2932392U JP 2932392 U JP2932392 U JP 2932392U JP H0582493 U JPH0582493 U JP H0582493U
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JP
Japan
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traveling
main body
attached
toy
rail
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Pending
Application number
JP2932392U
Other languages
English (en)
Inventor
俊策 太田
Original Assignee
株式会社エースプレミアム
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Application filed by 株式会社エースプレミアム filed Critical 株式会社エースプレミアム
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 方向性をもった毛足に振動を加えて走行させ
る玩具について、走行体が意図した経路に沿って走行で
きるようにする。 【構成】 一方向へ傾斜した状態で走行面に接する毛足
5を有する走行手段6を本体1の下部に設け、前記走行
手段6に振動を与える偏心重り4を有する駆動源3を本
体上に取り付けた走行体7と、走行手段6が接した時に
乗り越えることなく、走行体7の走行方向を一定の経路
に沿って導くようにしたガイドレール8とからなる走行
玩具。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は方向性をもった毛足に振動を加え、蠕動運動のような作用で一定の方 向へ走行させるようにした走行玩具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
車輪を用いずブラシ状部材に振動を加えて走行させる玩具は例えば特公昭43 −16085号の発明によって公知であり、3個のブラシの内1個の向きを変え て方向を制御可能である。また実公昭56−49671号の考案では、短毛が植 設された底盤を回転させて走行方向を変化させている。
【0003】 しかしこれらの発明、考案のものは方向を変えるといっても望む方向に変えら れる訳ではなく、しかもブラシ状部材は走行面の影響を強く受ける。例えばじゅ うたんの毛足に逆らっては動きにくいし、結局ただのろのろと動き回るだけなの で面白味に欠けることになる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は前記の点に着目してなされたもので、その課題は方向性をもった毛足 に振動を加えて走行させる玩具について、意途した通りの経路に沿って走行体を 走行させることができるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため本考案は、玩具の本体1に、回転軸2を有する駆動源 3を取り付けるとともに、前記回転軸2に錘り4を偏心状態で取り付け、一方向 へ傾斜した状態で走行する毛足5を有する走行手段6を下向きに本体1の下部に 取り付けた走行体7と、前記毛足と同等またはそれ以上の高さを有し、走行体7 が走行経路を逸脱しようとするときに走行手段6と接して一定の走行経路に保つ ガイドレール8とによって走行玩具を構成するという手段を講じたものである。
【0006】
【実施例】
以下図面を参照して説明する。実施例はモータ駆動式の走行玩具である。
【0007】 玩具の本体1は駆動源3であるモータと電源9の電池をおさめる収容室10、 11とを有する。モータは両軸型で、走行方向と直交する方向に配置された回転 軸2の両軸端2a、2bに夫々錘り4が偏心状態で取り付けられている。
【0008】 2個の錘り4は後述する走行手段6、6のほぼ上に位置するように配置され( 図2)、モータは本体のほぼ中央、電池は後部に配置されている。これらの配置 は走行体7を走行させる上で好ましい状況を作り出す。
【0009】 12は駆動源3であるモータのホルダ、13はそのホルダ12に嵌合、固定さ れる環状の取付部材で、該取付部材13は駆動源3に嵌めて固定されている。1 4は駆動源3の操作部材で、モータ作動をオン、オフするスイッチからなる。
【0010】 15は本体上面を覆うカバーで、走行体7の外観意匠を構成する部材であり、 錘り4の回転空間16を本体1との間に提供する。17はカバー15に設けた係 合突部、18は係合突部17を係合させる係合凹部で、本体1に形成され、カバ ー15を本体1に着脱可能に取り付けるための部分である。また19はコードを 示す。
【0011】 走行手段6は、前上部から後下部へ向いて傾斜した状態で走行する、毛足5を 有する柔軟な無数の繊維からなる(図5参照)。この毛足はじゅうたん等を織成 するときに、なかば自然に形成される毛並の方向を利用して作ることができる。
【0012】 例示の走行手段6は、スポンジのような弾力体20を介して本体1の下面に取 り付けられており、弾力体20は左右平行かつ前後方向に向けて本体1の下面の 両側に取り付けられている。この弾力体20は走行体7を走行させるために好ま しい状況を生じさせる。
【0013】 このように走行手段6が左右一対のものからなるのでガイドレール8はそれら の走行手段6、6の間に配置され、走行体7の移動方向を規定する。そのためガ イドレール8は毛足5の高さと同等以上(傾斜した場合の毛足の高さで可)の高 さを有するレール部材8aからなるようにする。
【0014】 ガイドレール8は、上記した複数のレール部材8aと、これらを接続する接続 部材8b及び2方向のレールを交叉するための交叉点部材8cを備えている。そ の交叉点部材8cには、交叉するレール方向に分岐した枝レール8dが設けられ 、各枝レール8dに、走行手段6を通過させるための2箇所の切欠8eが形成さ れている。
【0015】 レール部材8aとしては、例えばPVC、ゴム等からなるパイプ、チューブ類 が使用できる。また強いて図1、図5のような専用構造を用いなくても、柔軟か つ一様な細長い部材、例えば紐、ロープ類を利用することもできる。例示のレー ル部材8aは自由に曲げられるので、自由なコース設計が可能であるが、柔軟で ない剛性のレール部材を組合せても良いのは勿論である。
【0016】 したがって、図5に示されるように配置したガイドレール8を跨いで走行体7 を走行させると、走行体7は走行手段6、6の傾斜した毛足5に加わる振動によ り、毛足5が前斜した方向へぶるぶると振動しながら進む。
【0017】 このとき、走行手段6、6に走行面Sから加わる反作用により、方向を変えよ うとすることがあるが、毛足5はレール部材8aに接してもそれを乗り越えるこ とができないため、ガイドレール8に沿って前進を続け、交叉点でも走行経路か ら逸脱することがない。
【0018】
【考案の効果】 本考案は以上の如く構成され、かつ作用するものであるから、走行体7を単に 振動前進させることができるだけでなく、自由に設定した走行経路に沿って移動 させることができ、そのため走行面がじゅうたんなどで毛足に逆らうような条件 でも、速度は落ちるものの悪条件を克服して前進可能であり、経路を工夫できる ことと相俟って興趣に富んだ遊び方が展開できる効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る玩具の実施例の分解斜視図。
【図2】同上の横断面図。
【図3】同じく縦断面図。
【図4】ガイドレールの一部破断平面図。
【図5】使用状態の斜視図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A63H 29/22 E 9012−2C

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 玩具の本体1に、回転軸2を有する駆動
    源3を取り付けるとともに、前記回転軸2に錘り4を偏
    心状態で取り付け、一方向へ傾斜した状態で走行する毛
    足5を有する走行手段6を下向きに本体1の下部に取り
    付けた走行体7と、前記毛足と同等またはそれ以上の高
    さを有し、走行体7が走行経路を逸脱しようとするとき
    に走行手段6と接して一定の走行経路に保つガイドレー
    ル8とからなることを特徴とする走行玩具。
  2. 【請求項2】 駆動源3が両軸モータであり、その回転
    軸2が走行体7の走行方向と直交する方向に向けて本体
    1に取り付けられ、かつ両軸端2a,2bに夫々錘り4
    が取り付けられており、前記駆動源3の後方の本体1に
    電源9の電池が設けられている請求項第1項記載の走行
    玩具。
  3. 【請求項3】 走行手段6は、後方へ傾斜した柔軟な無
    数の繊維からなる毛足5を備えており、その走行手段6
    が本体1の下面両側に、左右一対前後方向へ向けて取り
    付けられている請求項第1項記載の走行玩具。
  4. 【請求項4】 ガイドレール8は、直進路と旋回路から
    なる走行経路を形成可能な複数のレール部材8aと、各
    レール部材8aを接続する接続部材8bとを備えている
    請求項第1項記載の走行玩具。
  5. 【請求項5】 ガイドレール8は、2方向のレールを交
    叉させるための交叉点部材8cを備えており、交叉点部
    材8cには、交叉するレール方向に分岐した枝レール8
    dが設けられ、各枝レール8dに走行手段6を通過させ
    るための切欠8eを形成した請求項第4項記載の走行玩
    具。
JP2932392U 1992-04-06 1992-04-06 走行玩具 Pending JPH0582493U (ja)

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JP2932392U JPH0582493U (ja) 1992-04-06 1992-04-06 走行玩具

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JPH0582493U true JPH0582493U (ja) 1993-11-09

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ID=12273023

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