JPH0581776A - 磁気テープ記録装置 - Google Patents

磁気テープ記録装置

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JPH0581776A
JPH0581776A JP3241228A JP24122891A JPH0581776A JP H0581776 A JPH0581776 A JP H0581776A JP 3241228 A JP3241228 A JP 3241228A JP 24122891 A JP24122891 A JP 24122891A JP H0581776 A JPH0581776 A JP H0581776A
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JP
Japan
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magnetic tape
area
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recorded
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JP3241228A
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Inventor
Katsushi Horibatake
勝史 堀畑
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Kyocera Mita Industrial Co Ltd
Original Assignee
Mita Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 磁気テープの新旧の判別を迅速に行い、新テ
ープの場合も迅速にファイリング操作を行うことのでき
る磁気テープ記録装置を提供する。 【構成】 磁気テープ駆動手段31と、磁気テープの記
録内容を読み出す読出手段32と、磁気テープの冒頭に
設けられたリードイン領域に予め定められた識別子が記
録されているか否かを判別する判別手段52と、前記識
別子を生成する識別子生成手段53と、磁気テープに関
する初期の管理情報を生成する管理情報生成手段54
と、前記識別子が記録されていないときは、巻戻された
磁気テープのリードイン領域に前記識別子生成手段53
からの識別子を記録するとともに、引き続いて前記管理
情報生成手段54からの初期の管理情報を記録する記録
手段5とを備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、デジタルオーディオテ
ープを用いた磁気テープ記録装置に係り、特にセットさ
れた磁気テープの新旧を自動判別することのできる磁気
テープ記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開平1−290148号
公報に示されるように、音響用の記録装置として周知の
回転ヘッド方式デジタルオーディオテープレコーダ(R
−DAT)を用いてイメージ情報を記録する磁気テープ
記録装置が提案されている。
【0003】この磁気テープ装置では、音響用の記録フ
ォーマットの規格(EAIJ CP-2305)に準拠してイメージ
情報が記録されるようになされ、磁気テープの冒頭から
所定時間(約17秒間)離れた記録領域から記録される
ようになされている。
【0004】前記磁気テープ先頭から所定時間の領域
(以下、リードイン領域という)は、記録可能ではある
が、従来、磁気テープの巻取動作起動時の不安定性を考
慮して空領域とされ、このリードイン領域から後の記録
領域に、記録されたイメージ情報に関する管理情報と各
イメージ情報とが順次、記録されるようになっている。
【0005】そして、例えば新規のイメージ情報の記録
や既に記録されたイメージ情報の校正等のイメージ情報
のファイリングを行う場合、磁気テープ記録装置に装着
された磁気テープから当該磁気テープの管理情報を読み
出し、この管理情報に基づき前記ファイリング操作が行
われている。
【0006】また、磁気テープ記録装置に装着された磁
気テープが新しい磁気テープ(以下、新テープという)
の場合、当該磁気テープに関する管理情報は記録されて
いないので、上記管理情報の有無により磁気テープ記録
装置に装着された磁気テープが既に使用された磁気テー
プ(以下、旧テープという)であるか、新テープである
かの判別が行われている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の磁気テープ
記録装置では、磁気テープのリードイン領域の後に記録
された管理情報の有無から磁気テープの新旧を判別して
いるので、無記録の前記リードイン領域を走査する分、
管理情報の読出時間(少なくとも17秒)を要し、磁気
テープの新旧判断が遅くなる欠点がある。
【0008】また、この判別により新テープと判断され
た場合、改めて当該磁気テープを記録可能にするため
に、いわゆるプリフォーマット(初期の管理情報の記
録、記録領域の設定等)を行わなければならず、短時間
でスムーズにファイリング作業に移行することができな
いという不都合もある。
【0009】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であって、磁気テープに識別子を記録することにより磁
気テープの新旧の判別を迅速に行い、新テープの場合に
もファイリング操作に迅速に移行し得る磁気テープ記録
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、磁気テープ駆動手段と、磁気テープの記
録内容を読み出す読出手段と、磁気テープの冒頭に設け
られたリードイン領域に予め定められた識別子が記録さ
れているか否かを判別する判別手段と、前記識別子を生
成する識別子生成手段と、磁気テープに関する初期の管
理情報を生成する管理情報生成手段と、前記識別子が記
録されていないときは、巻戻された磁気テープのリード
イン領域に前記識別子生成手段からの識別子を記録する
とともに、引き続いて前記管理情報生成手段からの初期
の管理情報を記録する記録手段とを備えたものである。
【0011】
【作用】本発明によれば、磁気テープがセットされる
と、該磁気テープの冒頭に設けられたリードイン領域の
記録内容が読み出され、この読出結果から該リードイン
領域に予め定められた識別子が記録されているか否かが
判別される。
【0012】そして、前記リードイン領域に前記識別子
が記録されていないことが確認されると、当該磁気テー
プを新テープと判断して冒頭位置まで巻戻し、そのリー
ドイン領域に前記識別子が記録されるとともに、引き続
いて該磁気テープに関する初期の管理情報が記録され
る。
【0013】
【実施例】図3は、磁気テープ記録装置の全体を示すブ
ロック図である。磁気テープ記録装置1は、ディジタル
普通紙複写機(DPPC)の機能を含むデータ制御部2
とディジタルオーディオテープレコーダ(DAT)3と
から構成されている。
【0014】前記データ制御部2は、主に画像処理制御
部4、操作制御部5、原稿等を読み取るスキャナ6、画
像データ等を複写するプリンタ9、ファクシミリ(FA
X)10及びページメモリ11等から構成されている。
また、スキャナ6、プリンタ9と画像処理制御部4はビ
デオインタフェース(VD.IF)61,91でそれぞ
れ接続され、データ制御部2とDAT3はディジタルオ
ーディオインタフェース(DAI)12で、ページメモ
リ11とDAI12はビデオインタフェース(VD.I
F)111でそれぞれ接続されている。
【0015】前記画像処理制御部4は、マイクロコンピ
ュータで構成され、内部にビットマップメモリ41、二
値化処理部42及び画像圧縮伸長処理部(VCEP部)
43を有している。ビットマップメモリ41はスキャナ
6、FAX10からの取込データあるいはページメモリ
11からの画像データをビット情報として一時的に記憶
するものである。二値化処理部42はビットマップメモ
リ41のデータを二値化処理するものである。VCEP
部43はビットマップメモリ41のデータを圧縮処理し
てページメモリ11等へ出力し、あるいはページメモリ
11からのデータを伸長処理してビットマップメモリ4
1へ出力するものである。なお、必要に応じてVCEP
部43を介さずに、スキャナ6,FAX10,ページメ
モリ11からのデータをそのまま所要の回路部に導くこ
ともできるようになっている。
【0016】そして、画像処理制御部4は、後述する操
作部17のモード切換キーの操作等に応じてスキャナ6
により読み込まれた画像データ、あるいはFAX10に
より受信した画像データの最後にデータの終端を示すエ
ンド・オブ・データ(EOD)信号を付加し、この画像
データをページメモリ11等を介してDAT3に出力
し、磁気テープに記録するようになっている。
【0017】また、画像処理制御部4は、スキャナ6か
らの画像データ、FAX10からの画像データ等あるい
はDAT3からの画像データをプリンタ9に出力し得る
ようになっている。さらに、画像処理制御部4は、スキ
ャナ6により読み込まれた画像データやDAT3からの
画像データ等をFAX10に出力し得るようになってい
る。
【0018】前記ページメモリ11は、画像処理制御部
4あるいはDAT3からの画像データを1ページ単位で
記憶するものである。
【0019】前記操作制御部5は、マイクロコンピュー
タで構成され、操作部17の操作等に応じて磁気テープ
記録装置1の各部の動作を制御するものである。また、
操作制御部5は、登録日時、タイトルその他の磁気テー
プに記録されるデータの属性を示すTOC(テーブル・
オブ・コンテンツ)データを記憶するランダムアクセス
メモリ(RAM)7と該TOCデータを管理するTOC
管理部8とを備え、磁気テープに記録されたTOCデー
タの管理をも行う。また、前記TOC管理部8は、前記
TOCデータの管理を行うためにタイマ81を備えてい
る。
【0020】すなわち、前記TOC管理部8は、磁気テ
ープがセットされたときに、該磁気テープからTOCデ
ータを読出して前記RAM7に記憶するとともに、例え
ば操作部17による磁気テープ上における画像データの
記録や消去等の処理指令に応じて前記RAM7内のTO
Cデータを更新する。
【0021】また、操作制御部5は、磁気テープの使用
終了時や前記タイマ81による時間管理により、例えば
一定時間毎に前記RAM7に記憶されているTOCデー
タを磁気テープに記録させるようにしている。
【0022】なお、前記TOCデータの管理においてT
OCデータ上で削除された画像データは、次の画像デー
タが磁気テープに記録される際に更新的に削除されるよ
うになっている。
【0023】前記操作部17は、磁気テープへ記録され
るデータを管理するためのTOCデータを入力するキ
ー、スキャナ6で読取られる画像データを磁気テープに
記録するファイルモードとFAX10で受信されるデー
タを磁気テープに記録するFAXモードとを切り換える
モード切換キー、スキャナ6による原稿読取り時の画像
濃度やプリント時の必要枚数等を設定するキー、その他
磁気テープに記録されたデータの検索のためのキーを有
する設定部及び操作内容確認用の表示回路171等が備
えられている。
【0024】また、前記TOC管理部8は、前記操作部
17からの検索指示に基づいて検索処理を行なうべく、
RAM7内のTOCデータを参照して操作部17内の表
示回路171に検索用ファイル番号等を表示させる。
【0025】前記DAT3は、DAT動作制御部14及
びヘッド制御部15等から構成されている。なお、ヘッ
ド制御部15とデータ制御部2間はディジタルオーディ
オインタフェース(DAI)13により接続されてい
る。
【0026】DAT動作制御部14は、DAT3の各部
の動作を制御するもので、前記操作制御部5からの制御
指令を受けてヘッド制御部15に対して記録、再生、消
去等の指示を行なう。
【0027】ヘッド制御部15は、不図示の磁気ヘッド
やリールモータ等を駆動制御するもので、その内部には
ランダムアクセスメモリ/エラーコレクションコード部
(RAM/ECC)151を備えている。このRAM/
ECC151は、記録時にデータ制御部2からの入力デ
ータにエラーコレクションコードを付加し、再生時に前
記エラーコレクションコードに基づいて磁気テープから
のデータに誤り訂正をかけるものである。
【0028】次に、磁気テープに記録される内容につい
て図4を用いて説明する。図4は、磁気テープに記録さ
れる内容を模式的に表した概略図である。磁気テープM
Tは、冒頭から順にリードイン領域C、TOC領域D及
びデータ領域群Eが設けられ、該データ領域群Eは、複
数のデータ領域E0及び該データ領域E0の先頭部に形
成された区間識別領域Fとから構成されている。
【0029】前記データ領域群Eは、スキャナ6からの
画像データやFAX10からの受信データ等が記録され
る領域である。各データ領域E0は、一定または任意の
記録領域単位長を有するように形成され、1つのデータ
領域E0には、例えばA3サイズの画像データが記録可
能になっている。
【0030】従って、1つのファイルが複数のA3サイ
ズの画像データにより構成されている場合は、そのファ
イルは、複数のデータ領域E0に渡って各画像データが
記録される。この場合、ファイルの各画像データは連続
するデータ領域E0に記録されることもあれば、分散さ
れたデータ領域E0に記録されることもある。このファ
イル内の各画像データの記録領域に関する情報は、前記
TOCデータに記録され、前記TOC管理部8により管
理されるようになっている。
【0031】また、前記区間識別領域Fには、区間識別
子が記録され、この区間識別子により各データ領域E0
の識別及びデータ検索時の頭出しが可能になっている。
【0032】続いて、磁気テープMTのトラックのフォ
ーマットについて図5を用いて説明する。磁気テープは
走行方向Xに対して所定角度傾斜を有して配列形成され
る多数本のトラックTに各種データが記録されるように
フォーマッティングされている。このトラックTのフォ
ーマッティングは、表1に示すEIAJ CP−230
5の規格に準拠して行われる。
【0033】
【表1】
【0034】前記各トラックTは、中央部に主領域Bが
形成され、その両端部にサブ領域Aが形成されている。
前記サブ領域Aには、データの記録の順番を示すプログ
ラム番号データ(P.No)、領域識別用のインデック
スデータ(Index)等が記録され、前記主領域Bに
は、画像データ等が記録されるようになっている。
【0035】前記リードイン領域Cは、磁気ヘッド等の
立ち上がりの影響を考慮して画像データの記録領域とし
ては使用されないが、磁気テープMTの新旧の判別、す
なわち、一度も使用されたことのない磁気テープ(以
下、新テープという)か、一度でもDAT3に装着され
た経歴のある磁気テープ(以下、旧テープという)かを
判別するための識別子が記録されるようになっている。
【0036】後述するようにリードイン領域Cに前記識
別子が記録されていれば、その磁気テープMTは、旧テ
ープと判断され、前記識別子が記録されていなければ、
その磁気テープMTは、新テープと判断される。
【0037】なお、このリードイン領域Cの巻取動作か
ら当該磁気テープの記録時間(テープ長)が検出される
ようになっている。
【0038】前記リードイン領域Cの各トラックTのサ
ブ領域Aには、図6に示すように、プログラム番号デー
タ“0BB”とインデックスデータ「00」とがそれぞ
れ多重的に記録され、このうち、プログラム番号データ
「0BB」が前記磁気テープの新旧識別子となってい
る。
【0039】なお、前記識別子は、画像データの記録コ
ードとしては使用されない16進コードであればよく、
上記コード「0BB」に限定されるものではない。
【0040】TOC領域Dは、表2に示すように、テー
プ名等のテープ属性データ、未使用ページや消去済ペー
ジ等の変換テーブル、後述する管理データ及びテープ稼
働履歴データ等が記録されるようになされている。
【0041】
【表2】
【0042】また、TOC領域Dの各トラックTのサブ
領域Aには、図6に示すように、プログラム番号データ
「000」が多重的に記録されるとともに、先頭から所
定本数までのトラックTのサブ領域Aには、インデック
スデータ「AA」が、それに続くトラックTには、イン
デックスデータ「01」がそれぞれ多重的に記録されて
いる。
【0043】また、前記TOC領域Dには、表2に示す
ように、登録日時、登録者名、タイトル、パスワード及
びデータ領域群Eの未使用ページや消去済ページの空領
域等のTOCデータが記録されるようになっている。
【0044】前記データ領域E0のトラックTのサブ領
域Aには、図7に示すように、テープの記録方向に沿っ
てデータ領域E0毎に「001」,「002」,…
「n」,「n+1」,…のプログラム番号データが付さ
れるようになっている。
【0045】前記区間識別領域FのトラックTのサブ領
域Aには、前記データ領域Eのプログラム番号データと
同じ番号データのプログラム番号データが書き込まれる
ようになっている。また、区間識別領域Fの先端から所
定本数のトラックTのサブ領域Aには、図6に示すよう
にインデックスデータ「00」が記録され、それに続く
トラックTのサブ領域Aには、インデックスデータ「A
A」が記録されるようになっている。
【0046】図1は、磁気テープ記録装置1の本発明に
係るシステムの構成図である。この磁気テープ記録装置
1は、上記操作制御部5内に上述したRAM7及びTO
C管理部8の他、DAT制御手段51、識別子判別手段
52、識別子生成手段及53び管理データ生成手段54
を備えている。また、DAT3内に上述したDAT動作
制御部14と、磁気テープMTの巻取動作を行うテープ
巻取手段31と、磁気テープへの画像データ等のデータ
の書込/読出を行うヘッド32と、該ヘッド32を駆動
するヘッド駆動手段33とを備えている。
【0047】なお、前記DAT制御手段51、識別子判
別手段52、識別子生成手段及53び管理データ生成手
段54の各機能は、上述した操作制御部5を構成するコ
ンピュータ内に備えられ、前記テープ巻取り手段31、
ヘッド32及びヘッド駆動手段33は、上述したヘッド
制御部15内に構成されるものである。
【0048】前記DAT制御手段51は、磁気テープへ
のデータの書込/読出動作に伴い、前記DAT3の駆動
全般を制御するものである。また、前記識別子判別手段
52は、磁気テープMTのリードイン領域Cに記録され
た記録内容が前記識別子「0BB」であるか否かを判別
するものである。
【0049】また、前記識別子生成手段53は、磁気テ
ープMTが新テープと判断されたときに、当該磁気テー
プMTに識別子を記録するために前記識別子「0BB」
を生成するものである。また、管理データ生成手段54
は、新しい磁気テープMTにプリフォーマットを行うた
めに、前記表2で示したテープ属性領域、変換テーブル
領域、ファイル属性領域及びデータ稼働履歴等の各領域
における初期の管理情報を生成するものである。
【0050】次に、磁気テープ記録装置1の磁気テープ
ローディング時の動作について図2のフローチャートを
用いて説明する。
【0051】まず、DAT3に磁気テープMTが装着さ
れると、当該磁気テープMTの先頭からの再生が開始さ
れるとともに、リードイン領域Cの再生時間を計時する
ためのタイマーがスタートする(#2,#3)。この計
測時間は、リードイン領域Cを再生するのに要する時間
で、例えば17秒程度の時間である。
【0052】この再生動作と同時に再生結果からリード
イン領域Dに前記識別子「0BB」が記録されているか
否かが判別される(#4)。そして、前記識別子が検出
されると(#4でYes)、装着された磁気テープMT
は旧テープであると判断され、更に当該磁気テープMT
のリードイン領域Cに続くTOC領域Dに記録された管
理情報が操作部5のTOC管理部8を介してRAM7に
読み出されるとともに、ヘッド32が所定のアドレスに
相対移動され、ファイリング動作のための次のステップ
(不図示)に移行する。
【0053】一方、識別子が検出されることなく再生時
間が経過すると(#6でYes)、装着された磁気テー
プMTは新テープと判断され、当該磁気テープMTは、
プリフォーマットをすべく先頭位置に巻戻される(#
7)。続いて、テープ名の入力が行われ(#8)、この
後、前記識別子生成手段53から識別子が、また、前記
管理データ生成手段54から初期の管理情報(前記テー
プ名を含むテープ属性や変換テーブル等に関する初期デ
ータ)がそれぞれDAT3に入力され、磁気テープのリ
ードイン領域Cに前記識別子が記録されるとともに、T
OC領域Dに前記管理情報が記録される。そして、この
プリフォーマットが終了すると、ヘッド32が所定のア
ドレスに相対移動され(#9)、ファイリング動作のた
めの次のステップに移行する。
【0054】以上のように、本磁気テープ記録装置1で
は、磁気テープのリードイン領域Cに当該磁気テープM
Tの新旧を判別するための識別子「0BB」を記録する
ようにしたので、該リードイン領域Cの記録内容を判別
することにより磁気テープMTの新旧の判別を迅速に行
うことができる。
【0055】また、前記リードイン領域Cの記録内容か
ら装着された磁気テープMTが新テープであると判断さ
れたときは、直ちにテープMTを巻戻してプリフォーマ
ットを行うようにしたので、新規の磁気テープMTを装
着した場合にも短時間でスムーズにファイリング操作に
移行することができ、磁気テープ記録装置1の操作性を
向上させることができる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
磁気テープがセットされると、該磁気テープの冒頭に設
けられたリードイン領域の記録内容を読出し、この読出
結果から前記リードイン領域に予め定められた識別子が
記録されているか否かを判別するとともに、識別子が記
録されていないときは、巻戻された磁気テープのリード
イン領域に識別子を記録するとともに、引き続き初期の
管理情報を記録するようにしたので、セットされた磁気
テープが新テープか否かの判断を迅速に行うことができ
る。
【0057】また、セットされた磁気テープが新テープ
のときは、前記識別子の記録に続いて当該磁気テープの
初期の管理情報がプリフォーマットされるので、短時間
でスムーズにファイリング操作に移行することができ、
磁気テープ記録装置の操作性を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る磁気テープ記録装置のシステム構
成図である。
【図2】本発明に係る磁気テープ記録装置の磁気テープ
ローディング時の動作を示すフローチャートである。
【図3】本発明に係る磁気テープ記録装置の全体を示す
ブロック図である。
【図4】磁気テープに記録される内容を模式的に示す概
略図である。
【図5】磁気テープのフォーマット及びトラックのフォ
ーマットを示す図である。
【図6】磁気テープの冒頭部分に記録される内容を示す
図である。
【図7】磁気テープのデータ領域と区間識別領域に記録
される内容を示す図である。
【符号の説明】
1 磁気テープ記録装置 2 データ操作制御部 3 DAT 4 画像処理制御部 5 操作制御部 6 スキャナ 7 RAM 8 TOC管理部 9 プリンタ 10 FAX 11 ページメモリ 12,13 DAI 14 DAT動作制御部 15 ヘッド制御部 31 テープ巻取手段 32 ヘッド 33 ヘッド駆動手段 51 DAT制御手段 52 識別子判別手段 53 識別子生成手段 54 管理データ生成手段 61,91,111 インターフェース MT 磁気テープ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気テープ駆動手段と、磁気テープの記
    録内容を読み出す読出手段と、磁気テープの冒頭に設け
    られたリードイン領域に予め定められた識別子が記録さ
    れているか否かを判別する判別手段と、前記識別子を生
    成する識別子生成手段と、磁気テープに関する初期の管
    理情報を生成する管理情報生成手段と、前記識別子が記
    録されていないときは、巻戻された磁気テープのリード
    イン領域に前記識別子生成手段からの識別子を記録する
    とともに、引き続いて前記管理情報生成手段からの初期
    の管理情報を記録する記録手段とを備えたことを特徴と
    する磁気テープ記録装置。
JP3241228A 1991-09-20 1991-09-20 磁気テープ記録装置 Pending JPH0581776A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01273255A (ja) * 1988-04-26 1989-11-01 Sanyo Electric Co Ltd 情報記録再生装置の情報記録方法
JPH03273573A (ja) * 1990-03-23 1991-12-04 Alpine Electron Inc リードイン領域記録方法

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