JPH0581476A - 文字認識装置 - Google Patents

文字認識装置

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JPH0581476A
JPH0581476A JP3267177A JP26717791A JPH0581476A JP H0581476 A JPH0581476 A JP H0581476A JP 3267177 A JP3267177 A JP 3267177A JP 26717791 A JP26717791 A JP 26717791A JP H0581476 A JPH0581476 A JP H0581476A
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JP
Japan
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character
points
point
correction
pattern
Prior art date
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Pending
Application number
JP3267177A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshitake Tsuji
善丈 辻
Mitsuo Tanaka
満雄 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP3267177A priority Critical patent/JPH0581476A/ja
Publication of JPH0581476A publication Critical patent/JPH0581476A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 かすれ文字についての文字認識処理を正しく
行う。 【構成】 入力された文字パターンの各端点を検出する
端点検出部10と、この検出された各端点間の距離を算
出し、この算出距離に基づき該距離が所定範囲内である
2点を補正候補点対として選択する候補選択部11と、
この選択された補正候補点対の両端点の各々においてこ
の誤差を含む近傍パターンの線方向を夫々検出し、この
検出された線方向の交差角度が所定角度範囲内であると
きその端点同士のつなぎ処理により前記文字パターンの
補正を行う中点検出部12及びかすれ判断部13並びに
線分補正部14と、この補正後の文字パターンについて
文字認識処理を行う文字認識部20とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は文字認識装置に関し、特に手書き
文字やプリンタ等により印字される文字についての認識
装置に関する。
【0002】
【従来技術】一般に、人間が帳票に記入する文字や、プ
リンタ等により印字される文字は、筆記用具、筆圧、イ
ンクリボンの品質等により文字濃度は一定とならない。
【0003】従来の文字認識装置では、標準的な濃度の
文字に関しては特に問題とならないが、文字の濃度がう
すい文字に対しては、かすれが発生するため、認識精度
が低下するという欠点があった。
【0004】この欠点を解決するため、電子技術総合研
究所報告第831 号「構造解析法による手書文字認識に関
する研究」の56頁に記載されているように、かすれた
文字に対して文字の線幅を拡大する処理を実行した後に
文字認識を行うという対策もある。しかし、この線幅を
拡大する処理を実行した場合には、文字全体の線幅が太
くなってしまうため部分的なかすれに対応するのは困難
であり、つながらなくても良い部分にまで影響があると
いう欠点があった。
【0005】
【発明の目的】本発明は上述した従来の欠点を解決する
ためになされたものであり、その目的はかすれ文字に対
して正しく文字を認識することのできる文字認識装置を
提供することである。
【0006】
【発明の構成】本発明による文字認識装置は、入力され
た文字パターンの各端点を検出する端点検出手段と、こ
の検出された各端点間の距離を算出する距離算出手段
と、この算出距離に基づき該距離が所定範囲内である2
点を補正候補点対として選択する候補選択手段と、この
選択された補正候補点対の両端点の各々において、この
端点を含む近傍パターンの線方向を夫々検出する線方向
検出手段と、この検出手段により検出された前記線方向
の交差角度が所定角度範囲内であるときその端点同士の
つなぎ処理により前記文字パターンの補正を行う補正手
段と、この補正後の文字パターンについて文字認識処理
を行う文字認識手段とを有することを特徴とする。
【0007】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0008】図1は本発明による文字認識装置の一実施
例の構成をフローチャート的に示した処理ブロック図で
ある。図において、端点検出部10は、文字パターンの
端点を検出する部分であり、候補選択部11は端点検出
部10において検出された端点間の距離を基にして、か
すれ補正候補点対を選択する部分である。
【0009】また、中点検出部12は、かすれ補正候補
点を挟む輪郭上の近傍の2点よりその中点を検出する部
分であり、かすれ判断部13は、かすれ補正候補点対に
ついて夫々の中点とかすれ補正候補点を結ぶ直線を求
め、それらの直線が交差する角度により線分のつなぎ処
理を実行するか否かを判断する部分である。
【0010】さらにまた、線分補正部14は、かすれ補
正候補点対をつなぐ部分であり、文字認識部20は、入
力された文字パターンを、予め格納された複数個の標準
パターン40と照合し所定の文字カテゴリを得る部分で
ある。認識制御部30は、文字認識部20において所定
の文字カテゴリが得られなかった場合に、かすれ判断部
13に従って線分補正部14を動作させ、再度認識処理
を実行させる部分である。
【0011】次に、かかる構成とされた本実施例の文字
認識装置の動作について説明する。なお、入力された文
字パターンは、各処理ブロックの動作後、次の処理ブロ
ックに順次出力されるものとする。
【0012】帳票を読取らせると、まず入力された文字
パターンに対し文字認識部20にて標準パターン40と
の照合が行われ、その認識結果を認識制御部30に出力
する。認識制御部30では認識結果が所定の文字カテゴ
リであるか否かを判断する。そして、所定の文字カテゴ
リであるならそのまま判定結果として出力し、所定のカ
テゴリが得られなかった場合には端点検出部10に文字
パターンを出力する。
【0013】端点検出部10では、文字パターンの端点
を検出し、候補選択部11にて端点間の距離を基にして
補正候補点対を選択する。候補選択部11において補正
候補点対が選択されなかった場合には認識結果をそのま
ま判定結果として出力する。
【0014】中点検出部12では、候補選択部11で選
択された補正候補点対について、補正候補点を挟む輪郭
上の2点よりその中点を検出する。かすれ判断部13で
は中点検出部12で検出された中点とかすれ補正候補点
を結ぶ直線を求め、夫々の直線が交差する角度により線
分のつなぎ処理を実行するか否かを判断する。
【0015】交差角度が予め定めた基準値内であるなら
ば線分補正部14にて線分をつなぐ補正を行い、その補
正された文字パターンを文字認識部20に出力し再度認
識処理を実行する。一方、予め定めた基準値外の場合に
は認識結果をそのまま判定結果として出力する。かすれ
補正処理後の認識結果でも所定の文字カテゴリが得られ
なかった場合には、入力された文字パターンが極めて低
品質であるものと判断しそのまま判定結果として出力す
る。
【0016】ここで図2は、本実施例の装置を効果的に
活用することのできる文字パターンの一例である。つま
り、本例の装置でかすれ補正処理を実行することにより
C1(X1 、Y1 )、C2 (X2 、Y2)間のかすれをつ
なぐことができ、所定の文字カテゴリを得ることができ
るのである。
【0017】次に、図3を用いて端点検出部10におけ
る文字パターンの端点の検出方法を説明する。図3には
文字パターンの端点付近が拡大されて示されている。
【0018】図において、文字パターン上のある輪郭点
Pi に対し、そのPi を挟む輪郭上の近傍で点Pi から
略同一距離の2点、例えば輪郭点Pi から4点離れた2
点、Pi +4、Pi −4を結んだ直線でできる角度P
が、予め定めた基準値内の場合には端点とする。この処
理を文字パターンの輪郭点全てに対して行い、端点が2
点以上連続して検出された場合にはその始点と終点との
中点を端点とする。図2上ではC1 (X1 、Y1 )、C
2 (X2 、Y2 )、C3 (X3 、Y3 )が端点となる。
なお、ここでいうX、Yは文字パターン上の座標を表
す。
【0019】次に、候補選択部11でのかすれ補正候補
点対の選択方法を図2上の端点C1(X1 、Y1 )、C2
(X2 、Y2)、C3 (X3 、Y3 )を用いて説明す
る。各端点間の距離は、 d(Ci 、Cj )={(Xi −Xj )2 +(Yi −Yj
2 1/2 で求まる。このd(Ci 、Cj )が予め定めた基準値内
の場合に、C1 (X1 、Y1 )、Cj (Xi 、Yj )を
かすれ補正候補点対とする。
【0020】次に、かすれ判断部13における線分のつ
なぎ処理の実行判断方法について図4を用いて説明す
る。図4は図2の一部分の拡大図である。図において、
C1 、C2 はかすれ補正候補点対であり、C1 +4、C
1 −4、C2 +4、C2 −4はかすれ補正候補点を挟む
輪郭上の近傍の2点である。そして、T1 は近傍の2点
C1 +4とC1 −4との間の中点であり、T2 は近傍の
2点C2 +4とC2 −4との間の中点である。これら近
傍の2点間の中点T1 、T2と各かすれ補正候補点C1
,C2 とを結ぶ直線を求め、夫々の直線が交差する点
での角度Aが予め定めた基準値内(例えば、180 度に近
い鈍角の場合等)の場合には線分のつなぎ処理を実行す
る。
【0021】以上のように、検出された端点間の距離
と、その両端点の各々においてこの端点を含む近傍パタ
ーンの線方向の交差角との2条件により、文字パターン
のかすれ部分を検出し、これを補正する処理を行うた
め、文字を正しく認識できるのである。
【0022】また、本実施例においては、端点を含む近
傍パターンの線方向を夫々検出する場合その端点の近傍
でかつ該端点から略同一の距離に位置する、その文字パ
ターンの輪郭上の2点を検出し、この検出された2点間
の中点とその端点とを通る直線方向を線方向として検出
しているのである。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、文字パタ
ーンの認識処理を行い所定のカテゴリが得られない場合
に、文字の線分間をつなぐ処理を行った後に再度認識処
理をすることにより文字濃度がうすくかすれた文字に対
する認識精度を向上できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による文字認識装置の構成をフ
ローチャート的に示した処理ブロック図である。
【図2】かすれ文字の一例を示すパターン図である。
【図3】文字パターンの端点の検出方法を示す概念図で
ある。
【図4】図2のパターンの一部を示す拡大図である。
【符号の説明】
10 端点検出部 11 候補選択部 12 中心点検出部 13 かすれ判断部 14 線分補正部 20 文字認識部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力された文字パターンの各端点を検出
    する端点検出手段と、この検出された各端点間の距離を
    算出する距離算出手段と、この算出距離に基づき該距離
    が所定範囲内である2点を補正候補点対として選択する
    候補選択手段と、この選択された補正候補点対の両端点
    の各々において、この端点を含む近傍パターンの線方向
    を夫々検出する線方向検出手段と、この検出手段により
    検出された前記線方向の交差角度が所定角度範囲内であ
    るときその端点同士のつなぎ処理により前記文字パター
    ンの補正を行う補正手段と、この補正後の文字パターン
    について文字認識処理を行う文字認識手段とを有するこ
    とを特徴とする文字認識装置。
  2. 【請求項2】 前記線方向検出手段は、前記補正候補点
    対の各端点の近傍でかつ該端点から略同一の距離に位置
    する前記文字パターンの輪郭上の2点を検出する手段
    と、この検出された2点間の中点と該端点とを通る直線
    の方向を前記線方向として検出する手段とからなること
    を特徴とする請求項1記載の文字認識装置。
JP3267177A 1991-09-18 1991-09-18 文字認識装置 Pending JPH0581476A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3267177A JPH0581476A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 文字認識装置

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JP3267177A JPH0581476A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 文字認識装置

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Publication Number Publication Date
JPH0581476A true JPH0581476A (ja) 1993-04-02

Family

ID=17441178

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JP3267177A Pending JPH0581476A (ja) 1991-09-18 1991-09-18 文字認識装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1324521C (zh) * 2003-03-15 2007-07-04 三星电子株式会社 用于识别图象字符的预处理设备和方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59116884A (ja) * 1982-12-23 1984-07-05 Nec Corp 文字ストロ−ク接続方法
JPH0276088A (ja) * 1988-09-13 1990-03-15 Glory Ltd 手書き数字認識における細線化データの途切れ修復方式

Patent Citations (2)

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