JPH0581455U - ゴルフ場を有する複数階建築物 - Google Patents

ゴルフ場を有する複数階建築物

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JPH0581455U
JPH0581455U JP2900392U JP2900392U JPH0581455U JP H0581455 U JPH0581455 U JP H0581455U JP 2900392 U JP2900392 U JP 2900392U JP 2900392 U JP2900392 U JP 2900392U JP H0581455 U JPH0581455 U JP H0581455U
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floor
golf course
building
spiral
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JP2900392U
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孝光 加古
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孝光 加古
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ゴルフコースの1つのホールを多階層にわた
り配置することにより、比較的小さな建築物内にゴルフ
場の設置し、大都市圏内に建設を可能としたゴルフ場を
有する複数階建築物を提供する。 【構成】 上下に隣接する階を螺旋状連絡路21で結
び、各螺旋状連絡路21の床面及び各階の床面22上に
ゴルフ場2を備えたことを特徴とするゴルフ場を有する
複数階建築物1。また、各階に設けられる螺旋状連絡路
21は、各階の一端側に設けられ且つ上階に結ばれる上
階連絡路21a、及び他端側に設けられ且つ下階に結ば
れる下階連絡路21bの2つからなり、各螺旋状連絡路
の路面及び各階の床面22の全体としてエンドレスの積
層8の字状を形成することができ、更に上記複数階建築
物1には、駐車場、クラブハウス等を設けることができ
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はゴルフ場を有する複数階建築物に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年におけるゴルフの競技人口の増加には、目ざましいものがあり、これに伴 いゴルフ場の新設が望まれている。 一方、大都市圏の地価の上昇は、すさまじく、ゴルフ場を大都市近郊に新設す ることは困難になってきた。従って、ゴルフ愛好者は、電車、車等の各種交通機 関を利用し、長時間かけて自宅とゴルフ場を往復することを余儀なくされている のが実情である。 また、ゴルフプレーフィーは、一般には高価であり、気軽にゴルフを楽しむわ けにもいかないのも実情である。 更に、現代人にとっては、時を選ばずには、自分の希望する時間にプレーした い要望もある。 この為、各階に各々1つのゴルフコースを備えた多層階複合建築物が提案され ている(特開平2−274980号公報)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上記従来の複合建築物では、その建築物の1つの階層内に1ホールの ゴルフ場が設けられている。従って、1ホールのプレイをした後、次のホールを プレイするために、次の階へ階段又はエレベータを用いて移動する必要があり、 その移動が面倒であり、且つプレイが中断してしまうという問題がある。また、 1ホールを1階の大きさにて構成する必要があるので、建築物自体を巨大なもの とする必要がある。従って、建築物の建設費が膨大となり、大都市圏においては そのための用地を確保することは容易ではない。
【0004】 本考案は上記問題点を解決するものであり、次のホールに移動する手間が省け 連続的にプレイでき、また比較的小さな建築物内にゴルフ場を設置し、大都市圏 内でも容易に建設できる、ゴルフ場を有する複数階建築物を提供することを目的 とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本第1考案のゴルフ場を有する複数階建築物は、上下に隣接する階を螺旋状連 絡路で結び、該各螺旋状連絡路の床面及び上記各階の床面上にゴルフ場を備えた ことを特徴とする。 上記「螺旋状連絡路」は、隣接する上の階と下の階を連続して結ぶ経路であり 、上の階から下の階へ又は下の階から上の階へ連続的にプレイができるようにし たものである。よって、この螺旋状連絡路の床面は連続した斜面であり、各階の 床面とは段差の無い状態で接続されている。 この各階に設けられる上記螺旋状連絡路は、本第2考案に示す様に、具体的に は図3に示す様に、各階の一端側に設けられ且つ上階に結ばれる上階連絡路21 a、及び該階の他端側に設けられ且つ下階に結ばれる下階連絡路21bの2つ部 分から構成してもよい。そして、この各螺旋状連絡路の床面及び該螺旋状連絡路 を結ぶ各階の床面の全体形状、即ち連続的にプレイをした場合の軌跡形状は、平 面図的に見ればエンドレスの繰り返し8の字状とすることができる。また、この 螺旋状連絡路は、図2に示すように、上階連絡路21aと下階連絡路21bが直 ぐに合体したもの、即ち平面形状で言えば円若しくは楕円となる一本のコイル状 連続螺旋状連絡路とすることもできる。
【0006】 上記「螺旋状連絡路の床面」及び「各階の床面」上に、ヘアウェー、グリーン 、ラフ等を形成する為には、土を敷きそこに天然芝を植えてもよいし、公知の人 工芝を敷きつめてもよい。 また、これらの床面の水平面に対する傾き等については目的等に応じて、種々 選択できる。更に、その床面の傾きの調整方法は、特に問わない。また、これら の床面の材質、構造も特に問わず、例えばコンクリート製又は鉄製等の基盤によ り構成してもよいし、その上に、発泡スチロール等の断熱層及び防水被膜を配設 したもの等としてもよい。 更に、本第3考案に示す様に、上記複数階建築物には、駐車場、クラブハウス 、レストラン、水族館、喫茶店、ゲームコーナー、休憩室、風呂場及びショッピ ングセンター等の少なくとも1つを設けてもよい。
【0007】
【作用】
本考案において、上下に隣接する階は螺旋状連絡路で結ばれているので、1ホ ールのプレイをした後、次のホールをプレイするために、次の階へ階段又はエレ ベータを用いて移動する必要が全くなく、プレイをしながら次の階へ連続的に移 動できる。従って、次のホールに移動する手間が省けるとともに、プレイが中断 してしまうことがなく、連続的にプレイができる。 更に、本考案においては、比較的狭い場所に建てられた小さな建築物内におい ても、隣接する2つ若しくは3以上の階を利用し、ゴルフコースの各ホールを設 置することができる。従って、この建物は、地価の上昇の著しい、大都市圏内に おいても、容易に建設できる為、遠くのゴルフ場まで行かなくても、手軽に誰で も容易に利用でき、特に多忙な人にとっては極めて有用である。
【0008】 また、大都市圏内の建築物内にゴルフ場の新設が可能となる為、近年、ゴルフ 場の新設と共に問題となっている森林の破壊等を防止でき、自然に優しいゴルフ 場といえる。更に、水源より遠く離れた場所に建設でき、且つ天然のゴルフ場に 比べ排水の処理等が極めて容易である為、近年問題となっているゴルフ場及びそ の近辺の農薬汚染等の問題を生じさせることもない。 また、駐車場、クラブハウス、レストラン、水族館等を設けた場合には、ゴル フコースとしては利用しにくい空間をも有効に利用することができると共に、近 年のニーズに合致した施設を具備することにより、家族で利用するのに好都合で あり一層便利な複合施設とすることができる。
【0009】
【考案の効果】
以上より、本考案の複数階建築物は、次のホールに移動する手間が省けるとと もに、連続的にプレイができ、またゴルフ場を大都市近郊に新設することを容易 にし、自宅とゴルフ場の距離を縮め、気軽にゴルフを楽しむことができる。また 、時間的制約の大きな、現代人にとっても時を選ばずには、自分の希望する時間 にプレーすることもできる。更に、駐車場、クラブハウス、レストラン等を設け た場合は、近年のニーズに合致した一層便利で、且つ家族連れで楽しむことが容 易な複合施設とすることができる。
【0010】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 本実施例の複数階建築物は、図1及び図2に示すように、ビル(建築物)1は 、2〜5階に設けられたゴルフ場2(1階〜3階は図示しない。)、1階に設け られ図示しない駐車場及びクラブハウスを備える。尚、各階を結ぶ図示しないエ レベータが設けられている。 上記ビル1は、例えば長さ;約80〜120m、幅;約50〜80m、高さ; 50〜100mで5階建てである。また、ボールの壁面への衝突を防止する為の ネットが当該壁面〔側壁面(例えば図3の61)及び上壁面(例えば図3の62 )〕の前方に取り付けられ、更に各ホールは照明により照らされている。また、 空調設備により常に温度調整されている。
【0011】 上記ゴルフ場2には、各階を連絡する螺旋状連絡路21が設けられている。こ の連絡路21は、4階の右端側に設けられ且つ上階に結ばれる上階連絡路21a と、5階の右端側に設けられ且つ下階に結ばれる下階連絡路21bとの2種類の ものからなる。これにより、この各螺旋状連絡路の床面及びこれを結ぶ床面を結 ぶ面の全体形状は、平面図的に見ればエンドレスの繰り返し8の字状を形成する 。また、この連絡路の幅は約10〜30m、勾配は約10〜15度程度である。
【0012】 更に、この各階の床面及び螺旋状連絡路の床面22の構造は、コンクリート製 又は鉄製基盤の上に、ポリプロピレン製のスリットヤーンを主体とする人工芝を 敷設したものであるが、これに限らず公知の他の構造を用いることもできる。ま た、人工芝を用いる代わりに天然芝を用いてもよい。 そして、5階床面では、その右側の最も高い位置の近傍にティーグランド3を 設け、下階に行くに従って下方傾斜を付けて、ヘアウエー4が4階床面に連続的 になる様に構成されている。尚、このヘアウエー4の傾斜は、場所により種々変 えることができる。また、このヘアウエー4の4階床面側端部、即ち4階床面の 左端には、グリーン5が設けられている。更に、グリーン、ヘアウエー、バンカ ー又は池等を目的に応じて種々配設することもできる。
【0013】 更に、グリーン5の横には、隣接するホールのグリーン5aが設けられている 。尚、各ホールには、監視カメラ、ビデオカメラ(図示せず)が設置されており 、この映像は集中管理室にてモニターされている。
【0014】 以上の様に、本実施例の複数階建築物では、各階においてプレイが中断される ことなく連続してプレーができるし、比較的小さな建築物内においても、ゴルフ コースを設置することができる。 従って、プレイヤーは、自宅より遠い在来のゴルフ場まで行かなくても、手軽 に誰でも容易に利用でき、また短時間に行き来ができ、多忙な人にとっては極め て有用であるとともに、買い物感覚でしかも家族連れにてゴルフを楽しむことも できる。また、屋内ゴルフ場のため、季節、天候を問わずいつでもスキーを楽し むことができる。ビデオ撮影することにより、フォームの矯正ができ且つ記念品 とすることもできる。各壁面にネットを有するので、壁面側にボールを打っても 跳ね返ることもない。
【0015】 尚、本考案においては、上記具体的実施例に示すものに限られず、目的、用途 に応じて本考案の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。即ち、螺旋 状連絡路の数、幅、勾配、螺旋状連絡路までの半径(螺旋軸と螺旋軸状連絡路の 中心線との距離)、設置場所等は限定されず、また、螺旋状連絡路の路線形状は 楕円等の変形円でもよい。各階に設けるゴルフ場の形状、大きさ等についても特 に制限されない。使用するボールは通常のものでもよいし、思いっきり打っても 飛びにくい特殊なボールを使用して、通常の屋外ゴルフ場と同様に間隔でプレイ できるようにしてもよい。尚、飛ばないようにする工夫は、クラブ側にてしても よい。また、飛距離が小さいプレイ、例えばラフ及び/又はグリーンからのプレ イができるような構成、配置とすることもできる。更に、同一階に間仕切り用の ネットを張設して、他の同一階のプレイをした場合でも、ボールが当たらないよ うにすることもできる。このネットは天井壁から容易に垂下張設できるので、大 変便利である。また、最上階にはトーム状屋根とし、この屋根は開閉式とし、日 光を取り入れる構成としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例における複数階建築物を示す一部斜視図
である。
【図2】コイル状連続螺旋状連絡路を示す要部説明図で
ある。
【図3】連続的にプレイをした場合の軌跡形状がエンド
レスの繰り返し8の字状である複数階建築物の説明断面
図である。
【符号の説明】
1;建物物(ビル)、2;ゴルフ場、21;螺旋状連絡
路、22;床面、3;ティーグランド、4;ヘアウエ
ー、5;グリーン、61、62;ネット。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に隣接する階を螺旋状連絡路で結
    び、該各螺旋状連絡路の床面及び上記各階の床面上にゴ
    ルフを備えたことを特徴とするゴルフ場を有する複数階
    建築物。
  2. 【請求項2】 各階に設けられる上記螺旋状連絡路は、
    各階の一端側に設けられ且つ上階に結ばれる上階連絡
    路、及び他端側に設けられ且つ下階に結ばれる下階連絡
    路の2つからなり、且つ上記各螺旋状連絡路の路面及び
    該螺旋状連絡路を結ぶ各階の床面の全体、即ち連続的に
    プレイをした場合の軌跡形状はエンドレスの繰り返し8
    の字状である請求項1記載のゴルフ場を有する複数階建
    築物。
  3. 【請求項3】 上記複数階建築物には、駐車場、クラブ
    ハウス、レストラン、水族館、喫茶店、ゲームコーナ
    ー、休憩室、風呂場及びショッピングセンターのうちの
    少なくとも1つが設けられている請求項1又は2記載の
    ゴルフ場を有する複数階建築物。
JP2900392U 1992-04-03 1992-04-03 ゴルフ場を有する複数階建築物 Pending JPH0581455U (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04247170A (ja) * 1991-01-31 1992-09-03 Shinobu Yano 屋内ゴルフ場

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04247170A (ja) * 1991-01-31 1992-09-03 Shinobu Yano 屋内ゴルフ場

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