JPH09173522A - ゴルフ練習場 - Google Patents

ゴルフ練習場

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JPH09173522A
JPH09173522A JP35192295A JP35192295A JPH09173522A JP H09173522 A JPH09173522 A JP H09173522A JP 35192295 A JP35192295 A JP 35192295A JP 35192295 A JP35192295 A JP 35192295A JP H09173522 A JPH09173522 A JP H09173522A
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JP
Japan
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ball
bats
bat
unit
landing
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JP35192295A
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Yoshio Fukushima
與士男 福島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】実際のゴルフ場のホールでプレーするような多
様な環境下での練習を行えるゴルフ練習場であり、移動
時間等を極力省いて、その分ショットなどの練習時間を
多くとることができて都合がよく、また安全にプレーで
きる。 【解決手段】1つ以上の打席ユニット50を有し、各打
席ユニット50は1つ以上の打席20を有し、共用ボー
ル打ち込み場40を、各打席ユニット50の各打席20
に対して隣接した形で設け、専用アプローチ・パット練
習場22を、各打席ユニット50に対応し、かつ各打席
ユニット50に対して隣接した形でそれぞれ設けて構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、実際のゴルフ場に近い
臨場感を味わうことができるように工夫されたゴルフ練
習場に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的なゴルフ練習場(俗に「打
ち放し」と呼ばれるものなど)は、例えばコンクリート
床の上にゴムマット等を置いて構成される打席から、該
打席の前方に配置された、ネット等により囲まれたボー
ル打ち込み場に向けて、ボールを打ち込むようになって
いる。しかしこのようなゴルフ練習場では、同一環境下
でのボールの打ち込みを繰り返して行うだけなので、練
習が単調になるという欠点があった。そこで、ティーシ
ョット、フィールドショット(フェアウェーやラフなど
からの2打目或いは3打目などのことであり、アプロー
チショットのように近距離のものを除く)、アプローチ
ショットなどの各種のショットやパットの練習、従って
実際のゴルフ場のホールでプレーするような多様な環境
下での練習を行えるゴルフ練習場が各種考案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来考案されている各種のゴルフ練習場のうちで
も、ティーショット、フィールドショット、アプローチ
ショット、パットなどを、実際のホールをプレーするよ
うな順序で、例えばまずティーショットを行い、次いで
フィールドショットやアプローチショット等を行い、最
後にパットを行うという順序で練習できるゴルフ練習場
が、実際のゴルフ場により近い臨場感を味わうことがで
きる点で優れている。しかし、従来このようなゴルフ練
習場では、実際のゴルフ場のホールのようにティーグラ
ウンドの前方にフェアウェーが配置され、該フェアウェ
ーの先にグリーンが配置された構造をもつので、プレー
ヤーは、ティーグラウンドから2打目の位置へ、また2
打目の位置からグリーンなどへ移動しながらプレーする
ようになっている。つまり、このようなゴルフ練習場で
は、移動に時間がかかり、その分、限られた時間におい
てショットなどを練習する時間が相対的に少なくなると
いう不都合が生じていた。また、このようなゴルフ練習
場では、複数のパーティーが同一ホールでプレーするよ
うな場合、後続のプレーヤーが打ったボールが、先行の
プレーヤーに当たるといった危険を防止できるような安
全上の工夫が望まれている。
【0004】本発明は上記事情に鑑み、実際のゴルフ場
のホールでプレーするような多様な環境下での練習を行
えるゴルフ練習場であり、移動時間等を極力省いて、そ
の分ショットなどの練習時間を多くとることができて都
合がよく、また安全にプレーできるゴルフ練習場を提供
することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のうち第1の発明
は、1つ以上の打席ユニット(50)を有し、前記各打
席ユニット(50)は1つ以上の打席(20)を有し、
共用ボール打ち込み場(40)を、前記各打席ユニット
(50)の各打席(20)に対して隣接した形で設け、
専用アプローチ・パット練習場(22)を、前記各打席
ユニット(50)に対応し、かつ前記各打席ユニット
(50)に対して隣接した形でそれぞれ設けて構成され
る。
【0006】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明のゴルフ練習場(1)において、前記1つ以上の打席
ユニット(50)には、複数の打席(20)を有した打
席ユニット(50)が1つ以上含まれており、前記複数
の打席(20)を有した打席ユニット(50)の前記複
数の打席(20)は、1つのティーショット用打席と1
つ以上のフィールドショット用打席となっている。
【0007】また本発明のうち第3の発明は、第1又は
2の発明のゴルフ練習場(1)において、前記打席ユニ
ット(50)は水平なスラブ(7)を有しており、前記
打席(20)は、前記スラブ(7)上に所定のクッショ
ン部材(20a)を敷設し、該クッション部材(20
a)上に人工芝部材(20b)を敷設した形で形成され
ている。
【0008】また本発明のうち第4の発明は、第3の発
明のゴルフ練習場(1)において、前記フィールドショ
ット用打席は、前記クッション部材(20a)と前記人
工芝部材(20b)を、該人工芝部材(20b)の敷設
態様に起伏が生じる形で敷設して形成されている。
【0009】また本発明のうち第5の発明は、第1の発
明のゴルフ練習場(1)において、前記共用ボール打ち
込み場(40)は、該共用ボール打ち込み場(40)の
底部を形成する形でボール着地部形成ユニット(55)
を有し、前記ボール着地部形成ユニット(55)は、所
定のボール回収方向(BK)に傾斜した着地面(11
b)が形成された1個以上の着地面形成部材(11)を
有し、前記着地面形成部材(11)にボール受取り回収
手段(56)を、前記着地面(11b)を前記ボール回
収方向(BK)に転がり落ちてきたボール(70)を受
取り回収し得る形で設けた。
【0010】また本発明のうち第6の発明は、第5の発
明のゴルフ練習場(1)において、前記ボール着地部形
成ユニット(55)は複数の着地面形成部材(11)か
らなり、各着地面形成部材(11)は、幅(W1)が一
定に形成された板状の部材からなる。
【0011】また本発明のうち第7の発明は、第5の発
明のゴルフ練習場(1)において、前記着地面(11
b)には景観演出部(30、31、32、33、35)
が形成されている。
【0012】また本発明のうち第8の発明は、第1の発
明のゴルフ練習場(1)において、前記共用ボール打ち
込み場(40)は表示手段(66)を、前記打席(2
0)に対応した形で有し、前記表示手段(66)は、前
記対応する打席(20)に対して選択的な表示機能を有
する表示装置(26、66a)を有している。
【0013】また本発明のうち第9の発明は、第8の発
明のゴルフ練習場(1)において、前記表示装置(2
6)は、前記対応する打席(20)に対して発光指向性
を有する表示装置である。
【0014】なお、( )内の番号等は、図面における
対応する要素を示す、便宜的なものであり、従って、本
記述は図面上の記載に限定拘束されるものではない。以
下の「作用」の欄についても同様である。
【0015】
【作用】上記した構成により本発明のうち第1の発明で
は、打席ユニット(50)の各打席(20)から共用ボ
ール打ち込み場(40)に向けてティーショットやフィ
ールドショットを行い、該打席ユニット(50)に対応
した専用アプローチ・パット練習場(22)において、
アプローチショットやパットを行う。
【0016】また本発明のうち第2の発明では、打席ユ
ニット(50)のティーショット用打席から共用ボール
打ち込み場(40)に向けてティーショットを行い、次
いで該打席ユニット(50)の各フィールドショット用
打席から2打目や3打目等のフィールドショットを行
う。
【0017】また本発明のうち第3の発明では、スラブ
(7)と人工芝部材(20b)の間にクッション部材
(20a)が敷設されている。
【0018】また本発明のうち第4の発明では、人工芝
部材(20b)の敷設態様の起伏を利用して、実際のゴ
ルフ場でのボール(70)の配置状態に即してボール
(70)を配置する。
【0019】また本発明のうち第5の発明では、共用ボ
ール打ち込み場(40)に打ち込まれたボール(70)
は、着地面形成部材(11)及びボール受取り回収手段
(56)を介して、人手を介さず回収される。更に、共
用ボール打ち込み場(40)に打ち込まれたボール(7
0)は、着地面形成部材(11)に落下着地する。
【0020】また本発明のうち第6の発明では、各着地
面形成部材(11)が、共用ボール打ち込み場(40)
に打ち込まれたボール(70)の飛距離を目測するため
の目盛となる。
【0021】また本発明のうち第7の発明では、景観演
出部(30、31、32、33、35)が実際のゴルフ
場のような臨場感を演出する。また、景観演出部(3
0、31、32、33、35)がショットの具体的な目
標となる。
【0022】また本発明のうち第8の発明では、表示手
段(66)がショットの目標となる。
【0023】また本発明のうち第9の発明では、表示装
置(26)が発光する。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき説明す
る。図1は、本発明によるゴルフ練習場の一例を示す模
式平断面図、図2は、図1のX1−Y1線断面図、図3
は、図1に示すゴルフ練習場の着地部形成ユニット付近
を示した拡大斜視図、図4は、図1に示すゴルフ練習場
の表示装置を示した拡大斜視図、図5は、図1に示すゴ
ルフ練習場のフィールドショット用打席である打席付近
を示した鉛直断面図、図6は、図4に示す表示装置とは
別の形で構成された表示装置を示した斜視図、図7は、
図3に示す着地部形成ユニットとは別の形で構成された
着地部形成ユニット付近を示した斜視図である。
【0025】本発明によるゴルフ練習場1は、図1及び
図2に示すように、地盤2上に構築されたゴルフ練習場
構造物3を有しており、図1及び図2の紙面左右方向で
ある所定の水平方向を矢印A、B方向とすると、ゴルフ
練習場構造物3は、図1及び図2の矢印A側の部位であ
るクラブハウス構造物5と、図1及び図2の矢印B側の
部位である打ち込み場構造物6とから構成されている。
クラブハウス構造物5は複数のスラブ7を層状に有して
おり、各上下に隣接するスラブ7、7間にはフロア空間
9が形成されている。本実施例では図2に示すように1
階、2階、3階、4階の計4つのフロア空間9が形成さ
れている(本実施例での各フロア空間9の階高は例えば
5m程度である。)。なお、前記矢印A、B方向と垂直
な水平方向を図1の矢印C、D方向とすると、クラブハ
ウス構造物5はこの矢印C、D方向に伸延した形状にな
っている(本実施例でのクラブハウス構造物5の矢印
C、D方向の長さは例えば72m以上となってい
る。)。また、クラブハウス構造物5には、2階、3
階、4階のフロア空間9に対応した位置に、これら2
階、3階、4階のフロア空間9を矢印B方向に開放させ
る形で開口部9a、9a、9aが矢印C、D方向に伸延
して形成されている。
【0026】2階、3階、4階の各フロア空間9には、
図1(なお、図1では2階のフロア空間9が示されてい
るが、3階、4階の各フロア空間9も該2階のフロア空
間9と略同様に構成されているものとする)に示すよう
に、開口部9aに隣接した形で複数(本実施例では6
個)の打席ユニット50が矢印C、D方向に沿って一列
に設けられており、各打席ユニット50は1つ以上の打
席20を有している。なお、ここで説明の便宜上、各フ
ロア空間9の6個の打席ユニット50を、図1の紙面上
方から順に、第1の打席ユニット50、第2の打席ユニ
ット50、第3の打席ユニット50、……、第6の打席
ユニット50と区別することにする。従って図1では、
第1、第2、第5、第6の打席ユニット50がそれぞれ
2つの打席20を有しており、第3の打席ユニット50
が1つの打席20を有しており、第4の打席ユニット5
0が3つの打席20を有している。各打席ユニット50
の打席20は、開口部9aに隣接し、従って矢印C、D
方向に沿って配列されており、矢印C、D方向に隣接し
た打席20、20間(即ち、同一の打席ユニット50に
おける打席20、20間及び、隣接する打席ユニット5
0、50における互いに隣接した位置にある打席20、
20間)は防護ネット21で仕切られている(本実施例
では1つの打席20の広さは6m×6m程度である。な
お必要に応じて、例えば、この打席20を半分に仕切
り、幅を3mとすることにより、従来の「打ち放し」式
のゴルフ練習場として使用する際の打席を形成すること
も容易にできる。)。なお、例えばこの防護ネット21
に沿って等身大の鉢植え樹木(図示せず)を密に並べて
もよい。これにより、実際のゴルフ場のような自然な植
え込みを演出でき、臨場感を向上できる。
【0027】また、各フロア空間9には、図1に示すよ
うに、前記複数の打席ユニット50の矢印A側に、該複
数の打席ユニット50の数と同数(従って本実施例では
6個)の専用アプローチ・パット練習場22(本実施例
では1つの専用アプローチ・パット練習場22の広さは
12m×11.5m程度)が矢印C、D方向に沿って一
列に設けられており、これら複数の打席ユニット50と
複数の専用アプローチ・パット練習場22の間には矢印
C、D方向に伸延した通路23(本実施例では幅2.5
m程度)が設けられている。つまり、各専用アプローチ
・パット練習場22は、各打席ユニット50に対応し、
かつ各打席ユニット50に対して、通路23を介して隣
接した形でそれぞれ設けられている(なお別の実施例と
しては、通路23は専用アプローチ・パット練習場22
の矢印A側に設けてもよく、或いは通路23が無い形で
構成されるゴルフ練習場も可能である。)。
【0028】一方、2階乃至4階の各フロア空間9の打
席ユニット50は、該フロア空間9の床側のスラブ7上
に形成されていることから、各打席ユニット50は水平
なスラブ7を有していると言える。また、各打席ユニッ
ト50の各打席20においては、図5に示すように、床
側のコンクリート製のスラブ7の上に化学繊維(或いは
砂など)等によるクッション部材20aが敷設されてお
り、該クッション部材20aの上には人工芝マット20
bが敷設されている(人工芝マット20bの芝は実際の
ゴルフ場のライと極力同等の硬さ柔らかさに仕上げるこ
とが望ましい。)。なお、第1、第2、第4、第5、第
6の打席ユニット50の打席20うち、それぞれ最も矢
印C側の打席20及び、第3の打席ユニット50の打席
20はティーショット用打席となっており、第1、第
2、第5、第6の打席ユニット50の打席20のうち、
その他の打席20は2打目用のフィールドショット用打
席となっている(なお、本明細書で言う「フィールドシ
ョット」とは、フェアウェーやラフなどからの2打目或
いは3打目などのことであり、アプローチショットのよ
うに近距離のものを除く。)。また、第4の打席ユニッ
ト50の打席20のうち、中央の打席20は2打目用の
フィールドショット用打席であり、最も矢印D側の打席
20は3打目用のフィールドショット用打席となってい
る。つまり、第1、第2、第5、第6の打席ユニット5
0はミドルホール(パー4)用の打席ユニットであり、
第3の打席ユニット50はショートホール(パー3)用
の打席ユニットであり、第4の打席ユニット50はロン
グホール(パー5)用の打席ユニットである。そして、
上述した各打席20、特にフィールドショット用打席の
クッション部材20aの上面は必ずしも平坦ではなく、
図5に示すように、起伏を有している。従って、人工芝
マット20bの上面も起伏を有している。このように人
工芝マット20bの敷設態様に起伏が生じているので、
各打席20では前上がり、左足上がりなどの多様な環境
がつくられている(この起伏の状態は各打席20ごとに
異なっていてもよい。)。なお、起伏だけでなく人工芝
マット20bの芝の長さ等にも変化をもたせることも有
効である。
【0029】また、各専用アプローチ・パット練習場2
2においても、前記打席20と同様な化学繊維(或いは
砂など)等によるクッション部材(図示せず)が床側の
コンクリート製のスラブ7の上に敷設され、その上に人
工芝マット(図示せず)が敷設されている。この専用ア
プローチ・パット練習場22においても、クッション部
材の上面に起伏を形成することにより、人工芝マットの
上面に起伏を形成している。例えば、各専用アプローチ
・パット練習場22には、様々なパターンの段やスロー
プ等が形成されている。また、専用アプローチ・パット
練習場22には「グリーン」に相当するグリーン22c
の部位と、その周囲を囲む形の「グリーン近傍のフェア
ウェー」に相当するグリーン近傍22dの部位とがある
(つまり人工芝マットの芝の長さや植設状態が異なって
いる。)。また、専用アプローチ・パット練習場22に
は、床側のコンクリート製のスラブ7にピット(図示せ
ず)などを形成し、そこに砂を設置して構成する形でバ
ンカー22bの部位を設けてもよい。図1では、第4及
び第5の打席ユニット50に対応した専用アプローチ・
パット練習場22、22にバンカー22bが設けられて
いる。なお、図1で示すバンカー22bは、隣接する2
つの専用アプローチ・パット練習場22、22に亙って
共用のバンカー22bとして設けられている例である。
【0030】一方、打ち込み場構造物6は、図1及び図
2に示すように、地盤2上に立設された複数の鉄骨柱及
びこれら鉄骨柱に支持された鉄骨梁及びこれら鉄骨柱や
鉄骨梁に張られた、ゴルフボールを通過させ得ない防護
ネットで構成された鉛直面状の、2つの側部構面構造体
6a、6a及び1つの端部構面構造体6bを有してい
る。2つの側部構面構造体6a、6aは図1及び図2の
矢印A、B方向に伸延しており、従って2つの側部構面
構造体6a、6aは互いに平行に配置されており、これ
ら側部構面構造体6a、6aの矢印A側端部は、前記ク
ラブハウス構造物5の矢印B側端部に接続されている。
なお、2つの側部構面構造体6a、6aの間の矢印C、
D方向の間隔は、前記クラブハウス構造物5の矢印C、
D方向の長さに略対応している(即ち、略72m程度と
なっている。)。1つの端部構面構造体6bは図1の矢
印C、D方向に伸延しており、該端部構面構造体6b
は、前記各側部構面構造体6a、6aの矢印B側端部に
接続されている。なお、クラブハウス構造物5の矢印B
側端部から端部構面構造体6bまでの距離、従って各側
部構面構造体6a、6aの矢印A、B方向の長さは、本
実施例では略150m程度になっている。
【0031】また、各側部構面構造体6a、6aの上端
部間には、複数の鉄骨梁及び鉄骨桁及びこれら鉄骨梁や
鉄骨桁に張られた、ゴルフボールを通過させ得ない防護
ネットで構成された面状の、天井部構造体6cが支持さ
れており、天井部構造体6cの矢印B側端部は前記端部
構面構造体6bの上端部に接続されている。また、天井
部構造体6cの矢印A側端部は前記クラブハウス構造物
5の上端部で、しかも矢印B側端部に接続されている。
以上のように打ち込み場構造物6は、2つの側部構面構
造体6a、6a及び1つの端部構面構造体6b及び1つ
の天井部構造体6cからなる防護構造物60を有してお
り、該防護構造物60内には共用ボール打ち込み場40
が設けられている。なお、クラブハウス構造物5の2
階、3階、4階の各フロア空間9は、上述したように開
口部9a、9a、9aを介して矢印B方向に開放されて
いるので、これら2階、3階、4階のフロア空間9は、
開口部9a、9a、9aを介して前記共用ボール打ち込
み場40と隣接している。つまり、共用ボール打ち込み
場40は、2階、3階、4階のフロア空間9の前記各打
席ユニットの各打席に対して隣接している。
【0032】更に共用ボール打ち込み場40は、図1乃
至図3に示すように、該共用ボール打ち込み場40の底
部を形成する形で着地部形成ユニット55を有してい
る。着地部形成ユニット55は、地盤2上に立設された
複数の支持柱10を有しており、これら支持柱10には
平板状に形成された複数の着地部板部材11が支持され
ている。各着地部板部材11は矢印C、D方向に伸延し
た細長い板状になっており、該着地部板部材11は水平
な状態から矢印A方向に向かって下向きにやや傾いた状
態で配置されている。つまり、着地部板部材11の上側
の板面11bは、矢印A方向である図のボール回収方向
BKに傾斜している。なお、着地部形成ユニット55の
上方は、防護構造物60に囲まれた形の、ボールを打ち
込み得るボール打ち込み空間61となっている。また、
各着地部板部材11の矢印A、B方向の配置間隔W2は
一定であり、各着地部板部材11の幅W1(即ち、着地
部板部材11の実際の大きさではなく、矢印A、B方向
に投影された幅)も一定である。なお本実施例では、支
持柱10によって支持された各着地部板部材11の高さ
位置が必ずしも一定ではなく、例えば図2に示すよう
に、ある着地部板部材11の高さ位置が、該着地部板部
材11の矢印A側に隣接した着地部板部材11の高さ位
置よりも高くなるような配置が行われている。
【0033】各着地部板部材11には、図2及び図3に
示すように、ボール受取り回収装置56がそれぞれ設け
られている。各ボール受取り回収装置56は、各着地部
板部材11の矢印A側端部に設けられた、断面がU字型
の半筒形のボール輸送部材12を有しており、ボール輸
送部材12は、該着地部板部材11に沿って、しかも該
着地部板部材11の全長に亙って矢印C、D方向に伸延
した形で設けられている。更に、各ボール輸送部材12
には矢印D方向に向けて下がる形で勾配が形成されてい
る。つまり、各着地部板部材11の板面11bをボール
回収方向BKに転がり落ちてきたボール70は、該着地
部板部材11に設けられたボール輸送部材12に受取ら
れ、該ボール輸送部材12によって矢印D方向に輸送さ
れるようになっている。各ボール受取り回収装置56の
ボール輸送部材12の矢印D側端部付近には、該ボール
輸送部材12により輸送されてきたボールを下方に落下
させ輸送供給し得る、上下方向に伸延した管状のボール
フィーダ13がそれぞれ設けられている。また、これら
複数のボールフィーダ13に対応した位置には、断面が
U字型の半筒形のボール回収輸送部材15が、基本的に
略矢印A、B方向に伸延した形で配設されており、前記
各ボールフィーダ13により下方に輸送されたボール
は、全てこのボール回収輸送部材15内に落とされ供給
されるようになっている。ボール回収輸送部材15に
は、図2及び図3に示すように、矢印A方向に向けて下
がる形で勾配が形成されており、ボール回収輸送部材1
5の矢印A側は、前記クラブハウス構造物5の1階のフ
ロア空間9内に到達している。つまり、各ボール受取り
回収装置56はボール輸送部材12とボールフィーダ1
3とボール回収輸送部材15から構成されており、ボー
ル回収輸送部材15については、複数のボール受取り回
収装置56間において1つのボール回収輸送部材15が
共用されている。
【0034】また、クラブハウス構造物5の1階のフロ
ア空間9内には、図2に示すように、ボールを貯蔵し得
るボールプール16が設けられており、前記ボール回収
輸送部材15はこのボールプール16に接続されてい
る。従ってボール回収輸送部材15により矢印A方向に
輸送されてきたボール70は該ボールプール16に供給
されて貯蔵されるようになっている。なお、この1階の
フロア空間9内には、該ボールプール16以外にフロン
ト等の施設が設置されており、クラブハウスとしての機
能を有している(例えば、更衣室やシャワー室が設けら
れている。)。
【0035】ところで、上述した着地部形成ユニット5
5において、矢印A、B方向に隣接する各着地部板部材
11、11の間では、図3に示すように、矢印B側の着
地部板部材11に設けられたボール輸送部材12と矢印
A側の着地部板部材11の矢印B側縁端部との間には防
護ネット17が張られている。この防護ネット17によ
りボール70が不用意に着地部板部材11の下方等に飛
び出していかないようになっている。また、ボール輸送
部材12は、図2に示す本実施例の場合のように、防護
構造物60の端部構面構造体6bの矢印A側にも設けて
もよい(勿論、該端部構面構造体6bにボール輸送部材
12を設けないでも、ボール70は着地部板部材11に
落下して回収されるので問題ない。)。この場合にも、
ボール輸送部材12に対応した形でボールフィーダ13
が設けられ、ボール回収輸送部材15は該ボールフィー
ダ13の位置にまで配置されている。更に、前記複数の
着地部板部材11の下方には、地盤2上に駐車場空間1
9が形成されている。
【0036】一方、共用ボール打ち込み場40は、図1
及び図2及び図4に示すように、複数の表示ユニット6
6を、各打席20に対応した形で有している。各表示ユ
ニット66は、前記着地部板部材11に立設された支持
ポール25上に設置された表示装置26或いは、前記防
護構造物60の端部構面構造体6bの鉄骨柱などに支持
設置された表示装置26を2つづつ有している。各表示
ユニット66の表示装置26、26は、図4に示すよう
に、円筒状のケーシング26aをそれぞれ有しており、
該ケーシング26aの一端には外部に対して、その伸延
方向である図4の矢印E方向に開口した開口部26cが
形成されている。また、ケーシング26a内には赤色灯
などのランプ26bが設置されている。なお、各表示ユ
ニット66の表示装置26、26の矢印E方向は、該表
示ユニット66が対応する打席20に向かっている。即
ち、該表示ユニット66が対応する打席20から、これ
ら表示装置26、26を見た場合、ケーシング26a、
26aの開口部26c、26cを介してランプ26b、
26bが見えるようになっている。また、該表示ユニッ
ト66が対応する打席20以外の打席20から、これら
表示装置26、26を見た場合には、ケーシング26
a、26aによってランプ26b、26bが隠れて見え
ないようになっている。つまり、各表示装置26は対応
する打席20に対する発光指向性を有しており、従って
表示ユニット66は、対応する打席20に対して選択的
な表示機能を有している。
【0037】更に、前記複数の着地部板部材11には、
図1及び図3に示すように、グリーン30、バンカー3
1、池32、樹木33、川35、フェアウェー、ラフ
(図示せず)等の絵が、1つの着地部板部材11に、或
いは複数の着地部板部材11に亙って描かれている。な
お、複数の着地部板部材11のうち、所定の着地部板部
材11には、鉛直な板状の衝立部材11aを設けてもよ
い。例えば、図1及び図2に示すように、衝立部材11
aはバンカー31の矢印A側に配置されており、これに
より該衝立部材11aとバンカー31を結んだ線上の特
定の打席20からは、該バンカー31見えないようにな
っている。つまり、個々の打席20ごとに異なった景観
が得られるような工夫がなされている。なお、本実施例
では、着地部板部材11の景観演出部であるグリーン3
0、バンカー31、池32、樹木33、川35等が絵で
あったが、別の実施例として、一部の景観演出部、例え
ば樹木などに実物を用いることも可能である。また、上
述した着地部板部材11としては、該着地部板部材11
に落下したボール70が極力弾かれないように、該着地
部板部材11の板面11b側をゴムシートなどの弾性部
材で構成することが望ましい(ただし、板面11bにボ
ール70が停滞してしまわない程度のものを採用す
る。)。これにより、着地部板部材11に落下したボー
ル70が極力弾かれないので、落下地点が確認しやす
く、より正確な飛距離などを知る上で好都合となる。特
に、フェアウェーやグリーン30ではボール70が極力
弾かれないようにすることが好ましい。
【0038】ゴルフ練習場1は以上のように構成されて
いるので、該ゴルフ練習場1でのプレーは以下のように
行われる。まず、プレーヤーは1階のフロントで37個
のボールを受取り、1番ホールに向かう(なお、アウト
でなくインであれば10番ホールに向かう。)。例えば
本実施例の場合は、2階の第1から第6の打席ユニット
50が、それぞれ1番ホールから6番ホールを構成して
おり、3階の第1から第6の打席ユニット50が、それ
ぞれ7番ホールから12番ホールを構成しており、4階
の第1から第6の打席ユニット50が、それぞれ13番
ホールから18番ホールを構成している。なお、図1の
各打席20の位置に表示している記号「−T」、「
−2」、「−T」、「−2」、「−T」、「−
T」、「−2」、「−3」、「−T」、「−
2」、「−T」、「−2」は、各打席20がそれぞ
れ、1番ホールのティーショット用打席、1番ホールの
2打目用のフィールドショット用打席、2番ホールのテ
ィーショット用打席、2番ホールの2打目用のフィール
ドショット用打席、3番ホールのティーショット用打
席、4番ホールのティーショット用打席、4番ホールの
2打目用のフィールドショット用打席、4番ホールの3
打目用のフィールドショット用打席、5番ホールのティ
ーショット用打席、5番ホールの2打目用のフィールド
ショット用打席、6番ホールのティーショット用打席、
6番ホールの2打目用のフィールドショット用打席であ
ることを示している。従って、プレーヤーは2階の第1
の打席ユニット50に向かう。そして、該第1の打席ユ
ニット50のティーショット用打席である打席20にお
いて、自らティーアップし(臨場感を出すという点か
ら、自動ティーアップ機などは使用しない方が好ましい
と思われる)、共用ボール打ち込み場40のボール打ち
込み空間61にボール70を打ち込む。この際、該打席
20に対応して設けられている表示ユニット66の2つ
の表示装置26、26で示された有効打領域(表示装置
26、26の位置が両脇のオービーラインの位置を示
す)を目標にショットを行う。上述したように、これら
表示装置26、26は、該打席20に対してのみ見える
ように選択的な表示機能(発光指向性)を有しているの
で、定められた表示ユニット66により正確な表示を認
識することができる。
【0039】該第1の打席ユニット50のティーショッ
ト用打席である打席20においてショットを行い、打た
れたボール70が前記表示ユニット66により表示され
た所定の有効打領域内に落下したことを確認し(なお、
打たれたボール70が前記表示ユニット66により表示
された所定の有効打領域外に落下した場合は、「オービ
ー」であるとし、1ペナルティーで打ち直しをする)、
該第1の打席ユニット50のフィールドショット用打席
である次の打席20に移動する。そして該打席20にお
いて、2打目を共用ボール打ち込み場40に打ち込む。
この際も、該打席20に対応して設けられている表示ユ
ニット66の2つの表示装置26、26で示された有効
打領域を目標にショットを行う。また、上述したように
該第1の打席ユニット50はミドルホールとなっている
ので、この2打目においては着地部板部材11のグリー
ン30を狙って打つようにする。このように該第1の打
席ユニット50のフィールド用打席である打席20にお
いてショットを行い、打たれたボール70が前記表示ユ
ニット66により表示された所定の領域内に落下したこ
とを確認した後、アプローチショットを行う。アプロー
チショットは、例えば該フィールド用打席である打席2
0から、該第1の打席ユニット50に対応した専用アプ
ローチ・パット練習場22のグリーン22cに向けて行
う。或いは、2打目の結果、グリーン30のすぐ近傍に
寄せていた場合には、前記専用アプローチ・パット練習
場22のグリーン近傍22dからグリーン22cに向け
てアプローチショットを行う。また、2打目の結果、グ
リーン30にオンしていた場合には、前記専用アプロー
チ・パット練習場22のグリーン22cにボール70を
配置してパットを行う。
【0040】このように、アプローショット及びパット
を行って1番ホールを終了した後、プレーヤーは次のホ
ールである2番ホール、即ち2階の第2の打席ユニット
50に向かう。この第2の打席ユニット50もミドルホ
ールなので、前記第1の打席ユニット50と同様にプレ
ーする。即ち、該第2の打席ユニット50のティーショ
ット用打席である打席20において、ティーショットを
行い、打たれたボール70の落下地点を確認して、該第
2の打席ユニット50のフィールドショット用打席であ
る次の打席20に移動する。そして該打席20におい
て、2打目のショットを行い、打たれたボール70の落
下地点を確認して、該第2の打席ユニット50に対応し
た専用アプローチ・パット練習場22において(例え
ば、上述したように、前記フィールドショット用打席で
ある打席20から、或いは専用アプローチ・パット練習
場22内において)、アプローチショット及びパットを
行う。こうして、アプローショット及びパットを行って
2番ホールを終了した後、プレーヤーは次のホールであ
る3番ホール、即ち2階の第3の打席ユニット50に向
かう。
【0041】この第3の打席ユニット50はショートホ
ールなので、前記第1又は第2の打席ユニット50とは
プレー方法が若干異なる。即ち、該第3の打席ユニット
50のティーショット用打席である打席20において、
ティーショットを行い、打たれたボール70の落下地点
を確認する。この場合、該第3の打席ユニット50はシ
ョートホールとなっているので、ティーショットにおい
て着地部板部材11のグリーン30を狙って打つように
する。その後、該第3の打席ユニット50に対応した専
用アプローチ・パット練習場22において(例えば、該
第3の打席ユニット50のティーショット用打席である
打席20から、或いは専用アプローチ・パット練習場2
2内において)、アプローチショット及びパットを行
う。
【0042】こうして、アプローショット及びパットを
行って3番ホールを終了した後、プレーヤーは次のホー
ルである4番ホール、即ち2階の第4の打席ユニット5
0に向かう。この第4の打席ユニット50はロングホー
ルなので、前記第1、第2の打席ユニット50、或いは
前記第3の打席ユニット50とはプレーが若干異なる。
即ち、該第4の打席ユニット50のティーショット用打
席である打席20において、ティーショットを行い、打
たれたボール70の落下地点を確認して、該第4の打席
ユニット50の2打目のフィールドショット用打席であ
る次の打席20に移動する。そして該打席20におい
て、2打目のショットを行い、打たれたボール70の落
下地点を確認して、更に該第4の打席ユニット50の3
打目のフィールドショット用打席である次の打席20に
移動する。そして該打席20において、3打目のショッ
トを行い(グリーン30を狙う)、打たれたボール70
の落下地点を確認して、該第4の打席ユニット50に対
応した専用アプローチ・パット練習場22において(例
えば、上述したように、前記3打目のフィールドショッ
ト用打席である打席20から、或いは専用アプローチ・
パット練習場22内において)、アプローチショット及
びパットを行う。こうして、アプローショット及びパッ
トを行って4番ホールを終了した後、プレーヤーは次の
ホールに向かう。
【0043】以降、プレーヤーは、5番ホール、6番ホ
ール、3階に移動して7番ホール、8番ホール、……、
4階に移動して13番ホール、14番ホール、……とい
う順序で各ホールをプレーしていく。この場合、ミドル
ホールであるならば上述した第1又は第2の打席ユニッ
ト50と同様に、ショートホールであるならば上述した
第3の打席ユニット50と同様に、ロングホールである
ならば上述した第4の打席ユニット50と同様にプレー
する。なお、各打席ユニット50における最後のフィー
ルドショット(ミドルホールであるならば2打目、ショ
ートホールであるならば1打目、ロングホールであるな
らば3打目)で、着地部板部材11のバンカー31に着
地した場合には、該打席ユニット50に対応した専用ア
プローチ・パット練習場22のバンカー22bにボール
70を配置してアプローチショットを行うようにする
(但し、図1に示す4番ホールや5番ホールのように、
専用アプローチ・パット練習場22にバンカー22bが
設けられている場合に限られる。)。また、各打席ユニ
ット50における共用ボール打ち込み場40に向けたシ
ョットの結果、ボール70が池32や川35に着地した
場合、これもペナルティーショットとする。以上のよう
にゴルフ練習場1でのプレー方法を説明したが、このプ
レー方法は1具体例にすぎず、その他、各種のプレー方
法が可能である。
【0044】なお本実施例では、上述した専用アプロー
チ・パット練習場22は、対応する打席ユニット50か
ら見て共用ボール打ち込み場40とは反対側に配置され
ているが、専用アプローチ・パット練習場22を、対応
する打席ユニット50から見て共用ボール打ち込み場4
0と同じ側に隣接して配置してもよい。即ち、専用アプ
ローチ・パット練習場22は共用ボール打ち込み場40
の一部を共有の領域として有する形で設けられてもよ
い。これによりゴルフ練習場1全体の敷地をより有効に
利用できる。
【0045】また本実施例では、着地部形成ユニット5
5の着地部板部材11が矢印A方向に向かって下向きに
傾斜していたが、この傾斜の向きは例えば図の矢印C方
向や、矢印D方向にしてもよい。更に、上述したボール
受取り回収装置56については、ボール輸送部材12を
透明な部材で形成することも有効である。これにより、
ボール70が落下して、該ボール輸送部材12により輸
送される最中、該ボール70が外部から見えるので、ボ
ール70の落下位置や飛距離などを正確に確認するのに
便利である。なおこの場合、各打席20からボール輸送
部材12が見えるようにする必要があるので、着地部板
部材11の幅W1や配置間隔W2を適切に設定するか、
或いは着地部板部材11の全部又は一部を透明な部材で
形成することが必要になる。
【0046】また本実施例では、表示手段である表示ユ
ニット66は、発光指向性を有する2つの表示装置2
6、26からなっていたが、1つの表示手段の表示装置
26は1つでもよいし(この場合フェアウェーの中央を
示す)、3つ以上でもよい。また、表示ユニット66の
表示装置は発光指向性を有する表示装置26以外にも、
対応する打席に対して選択的な表示機能をもつその他各
種の表示装置も有効である。例えば別の実施例として、
表示ユニット66は、図6に示すように、支持ポール2
5等に設置された標識板である表示装置66aからなっ
ていてもよい。この表示装置66aには、例えば対応す
る打席が属するホールの番号が標記されている(なお、
何打目というような区別は、例えば標記された番号の色
などで区別する。)。勿論、表示装置26と表示装置6
6aの併用も有効である。
【0047】また本実施例では、全ての打席20が、い
ずれかの打席ユニット50に属する打席になっている
が、別の実施例として、上述したような打席ユニット5
0に属する打席とは別に、従来の「打ち放し」式の打席
を適宜配設して構成したゴルフ練習場も、練習目的等に
より両者を選択的に使いわけることができるので好都合
である。
【0048】また上述した各実施例では、着地部形成ユ
ニット55のうちグリーン30の部位は、傾斜した着地
部板部材11に形成されていたが、図7に示すように、
着地部形成ユニット55は、傾斜した着地部板部材11
及び、略水平な(或いはボール70がゆっくり転がる程
度に傾斜した)着地部水平板部材81を有するように
し、グリーン30を該着地部水平板部材81上に形成す
るようにしてもよい。これにより、グリーン30に着地
したボール70は、該グリーン30に極力長時間留まる
ようになるので、グリーンにオンしたかどうかを容易に
確認できるようになる。また、実際のゴルフ場のホール
に極力類似した構造となるので臨場感を更に向上させる
ことができる。
【0049】また上述した実施例では、着地部形成ユニ
ット55及びボール受取り回収装置56が図3に示すよ
うな構造をもつので、例えば雨が降った場合、着地部板
部材11に降った雨がボール輸送部材12に進入し、該
ボール輸送部材12によりボール70と共に外部に輸送
排水されるように図示されている。しかし、ボール受取
り回収装置56等は、雨水とボール70とを別個に処理
することができる以下のような構造をもつことが好まし
い。例えば、ボール輸送部材12は、着地部板部材11
からのボール70は受取り輸送することができるが、着
地部板部材11からの雨水は下方に透過させる部材で構
成する。具体例として、ボール輸送部材12は、図3に
示すような樋形態であり、その底部等に排水用の穴を多
数有しているものであってもよい、また別の具体例とし
て、ボール輸送部材12は、ボール70の直径よりもや
や狭い間隔で水平に並列された2本のレールにより構成
されてもよい。一方、このようなボール輸送部材12の
下方には、該ボール輸送部材12を下方に透過した雨水
を受け止めて排水することのできる、例えば樋状の部材
等からなる排水設備を設置するようにする。なお、ボー
ル輸送部材12や排水設備の具体例はその他にも各種考
えられる。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明のうち第1の
発明は、打席ユニット50等の1つ以上の打席ユニット
を有し、前記各打席ユニットは打席20等の1つ以上の
打席を有し、共用ボール打ち込み場40等の共用ボール
打ち込み場を、前記各打席ユニットの各打席に対して隣
接した形で設け、専用アプローチ・パット練習場22等
の専用アプローチ・パット練習場を、前記各打席ユニッ
トに対応し、かつ前記各打席ユニットに対して隣接した
形でそれぞれ設けて構成されるので、本発明によるゴル
フ練習場では、打席ユニットの各打席から共用ボール打
ち込み場に向けてティーショットやフィールドショット
の練習ができ、該打席ユニットに対応した専用アプロー
チ・パット練習場において、該打席ユニットの所定の打
席から該専用アプローチ・パット練習場に向けて、或い
は該専用アプローチ・パット練習場内においてアプロー
チショットやパットの練習ができる。従って、実際のゴ
ルフ場のホールでプレーするような多様な環境下での練
習を行うことができる。また本発明によるゴルフ練習場
では、打席ユニットの各打席から、ティーショット、フ
ィールドショットなどを順次行い、その後、該打席ユニ
ットに対応した専用アプローチ・パット練習場において
アプローチショットやパットを行うという順序で、従っ
て実際のゴルフ場のホールでプレーするのと同様の順序
で練習できるので、実際のゴルフ場に極力近い臨場感を
味わうことができる。以上の効果に加えて本発明では、
プレーヤーは、打席ユニットの各打席から共用ボール打
ち込み場に向けてティーショットやフィールドショット
を行った後、該打席ユニットに対応し、隣接した専用ア
プローチ・パット練習場においてアプローチショットや
パットを行うようになっているので、前記共用ボール打
ち込み場に向けてボールの落下地点まで移動するといっ
たことは必要なく、該打席ユニットに隣接した前記専用
アプローチ・パット練習場まで移動するだけで済む。つ
まり、本発明ではプレー中の移動時間が極力省かれるよ
うになっているので、その分、限られた時間においてシ
ョットなどを練習する時間が相対的に多くなり都合がよ
い。また、本発明のゴルフ練習場では、複数のパーティ
ーが同一ホールでプレーするような場合、後続のプレー
ヤーが打ったボールが、先行のプレーヤーに当たるとい
った危険を防止できるような安全上の工夫がなされてい
る。つまり、専用アプローチ・パット練習場が、その対
応する打席ユニットから見て共用ボール打ち込み場の側
とは異なる位置(例えば打席ユニットから見て共用ボー
ル打ち込み場とは反対側など)に配置されている場合に
は、後続のプレーヤーが打席ユニットから共用ボール打
ち込み場に打ち込んだボールは、該共用ボール打ち込み
場の側とは異なる位置に配置されている専用アプローチ
・パット練習場には飛び込むことがないので、先行のプ
レーヤーに当たるといった危険が防止される。また、専
用アプローチ・パット練習場が、その対応する打席ユニ
ットから見て共用ボール打ち込み場の側に配置されてい
る場合にも、専用アプローチ・パット練習場が打席ユニ
ットに隣接して配置されているので、専用アプローチ・
パット練習場に存在している先行パーティーを、該専用
アプローチ・パット練習場に対応し、隣接した前記打席
ユニットでプレーしている後続パーティーが容易に確認
できる。これに加えて、専用アプローチ・パット練習場
が打席ユニットに隣接していることから、専用アプロー
チ・パット練習場に先行パーティーが存在している際
に、後続のプレーヤーが共用ボール打ち込み場側、即ち
専用アプローチ・パット練習場側に、誤ってボールを打
ち込むようなことは未然に防止できる(なぜなら、目の
前に人がいるにもかかわらず、その方向にボールを打ち
込むといった行為を防止することは、通常、特に注意力
を喚起しなくても、簡単に行えるからである。)。よっ
てこの場合も、後続のプレーヤーが打ったボールが先行
のプレーヤーに当たるといった危険は防止される。以上
のように本発明のゴルフ練習場では安全にプレーができ
る。なお、本発明のゴルフ練習場では、上述したように
実際のゴルフ場のホールでプレーするのと同様の順序で
練習できるので、単なるショット練習に留まらず、スコ
アなどをつけて行う形で、実際のゴルフ場でのプレーに
即したプレーを行うことができる。即ち、従来のゴルフ
練習場では、同一の場所からショットの練習を繰返すと
いう練習方法以外には別の練習方法が特になかったの
で、何回でも自由に打ち直しができ、その分緊張感が薄
れ、また打ち直してうまく打てれば、総じてうまく打て
たような気になってしまうという不都合が生じていた
が、本発明のゴルフ練習場において、実際のゴルフ場で
のプレーに即したプレーを行うことにより、打ち直しが
できず、その分緊張感が生まれ、実際のゴルフ場でのプ
レーにおける向上を有効に図ることができると共に、プ
レー結果を見てプレーヤーの実力を客観的に判定できる
という利点がある。勿論、プレーを楽しむといった娯楽
性にも優れている。
【0051】また本発明のうち第2の発明は、第1の発
明のゴルフ練習場において、前記1つ以上の打席ユニッ
トには、複数の打席を有した打席ユニットが1つ以上含
まれており、前記複数の打席を有した打席ユニットの前
記複数の打席は、1つのティーショット用打席と1つ以
上のフィールドショット用打席となっているので、本発
明によるゴルフ練習場では、打席ユニットのティーショ
ット用打席から共用ボール打ち込み場に向けてティーシ
ョットを行い、次いで該打席ユニットの各フィールドシ
ョット用打席から2打目や3打目等のフィールドショッ
トを行い、その後、該打席ユニットに対応した専用アプ
ローチ・パット練習場において、該打席ユニットの所定
のフィールドショット用打席から該専用アプローチ・パ
ット練習場に向けて、或いは該専用アプローチ・パット
練習場内においてアプローチショットやパットの練習を
行う。従って、第1の発明による効果に加えて、ティー
ショットとフィールドショットをそれぞれ別個のティー
ショット用打席及びフィールドショット用打席から行う
ので、更に一層、実際のゴルフ場のホールでプレーする
ような多様な環境下での練習を行うことができる。ま
た、打席ユニットのティーショット用打席及びフィール
ドショット用打席からのショットは同一の共用ボール打
ち込み場に打ち込むようになっており、しかもフィール
ドショットは、前回のショットによるボールの実際の落
下地点からでなく、ティーショット用打席等の近傍(な
ぜなら同一の打席ユニット内に存在するから)の定めら
れたフィールドショット用打席から行うようになってい
るので、実際のゴルフ場のホールのように長大な敷地を
必要とせず好都合である。
【0052】また本発明のうち第3の発明は、第1又は
2の発明のゴルフ練習場において、前記打席ユニットは
水平なスラブ7等のスラブを有しており、前記打席は、
前記スラブ上にクッション部材20a等の所定のクッシ
ョン部材を敷設し、該クッション部材上に人工芝マット
20b等の人工芝部材を敷設した形で形成されている。
即ち、従来のゴルフ練習場では、ゴルフの練習は、例え
ばコンクリート床の上にゴムマット等を置いて構成され
る打席から、ボールを打ち込むようにして行われていた
が、打席がコンクリート床の上にゴムマット等を置いて
構成されているため、実際のゴルフ場のような地盤と天
然芝からなる打席と比べると、プレーヤーの足に伝わっ
てくる感覚が大きく異なっており、従って、この感覚の
違いから、体の動きも実際のゴルフ場での場合とは異な
ってしまい、例えばクラブを握る手や腕とのコーディネ
ーションにずれが生じてしまい、効果的な練習が図れな
かった。しかし、本第3の発明によると、スラブと人工
芝部材の間にクッション部材を敷設しているので、実際
のゴルフ場のような地盤と天然芝からなる打席におけ
る、プレーヤーの足に伝わってくる感覚と極力近くなっ
ている。従って、第1又は第2の発明による効果に加え
て、体の動きも実際のゴルフ場での場合とは極力近くな
り、効果的な練習が図れる。
【0053】また本発明のうち第4の発明は、第3の発
明のゴルフ練習場において、前記フィールドショット用
打席は、前記クッション部材と前記人工芝部材を、該人
工芝部材の敷設態様に起伏が生じる形で敷設して形成さ
れている。即ち、実際のゴルフ場では、2打目や3打目
のフィールドショットは、平坦な場所だけでなく、前さ
がり、前あがり、右あがり等の傾斜がある場所や凸凹が
ある場所で行われることが少なくない。本第4の発明で
は、人工芝部材の敷設態様の起伏を利用して、このよう
な実際のゴルフ場でのボールの配置状態に即してボール
を配置できるので、第3の発明による効果に加えて、プ
レーヤーの足に伝わってくる感覚が実際のゴルフ場での
場合と極力近くなっており、効果的な練習が図れる。ま
た臨場感も向上される。
【0054】また本発明のうち第5の発明は、第1の発
明のゴルフ練習場において、前記共用ボール打ち込み場
は、該共用ボール打ち込み場の底部を形成する形で着地
部形成ユニット55等のボール着地部形成ユニットを有
し、前記ボール着地部形成ユニットは、ボール回収方向
BK等の所定のボール回収方向に傾斜した板面11b等
の着地面が形成された着地部板部材11等の1個以上の
着地面形成部材を有し、前記着地面形成部材にボール受
取り回収装置56等のボール受取り回収手段を、前記着
地面を前記ボール回収方向に転がり落ちてきたボール7
0等のボールを受取り回収し得る形で設けたので、第1
の発明による効果に加えて、共用ボール打ち込み場に打
ち込まれたボールは、着地面形成部材及びボール受取り
回収手段を介して、人手を介さず回収されるので、都合
がよい。また、共用ボール打ち込み場に立ち入らずにボ
ールを回収できるので安全性が高い。更に、共用ボール
打ち込み場に打ち込まれたボールは、着地面形成部材に
落下着地するようになっているので、該着地面形成部材
の下方にはボールが飛び込んで来ることのない安全な空
間が確保できる。従って、該安全な空間を、例えば駐車
場やクラブハウスなどとして有効利用することができ都
合がよい。なお、該安全な空間は、前記着地面形成部材
により雨や雪などの侵入をも防止できるので更に一層好
都合である。
【0055】また本発明のうち第6の発明は、第5の発
明のゴルフ練習場において、前記ボール着地部形成ユニ
ットは複数の着地面形成部材からなり、各着地面形成部
材は、幅W1等の幅が一定に形成された板状の部材から
なるので、第5の発明による効果に加えて、各着地面形
成部材を、共用ボール打ち込み場に打ち込まれたボール
の飛距離を目測するための目盛として活用することがで
き、好都合である。
【0056】また本発明のうち第7の発明は、第5の発
明のゴルフ練習場において、前記着地面にはグリーン3
0、バンカー31、池32、樹木33、川35等の景観
演出部が形成されているので、第5の発明による効果に
加えて、景観演出部により実際のゴルフ場のような臨場
感が味わえるので好都合である。また、景観演出部をシ
ョットの具体的な目標として活用できるので(例えばグ
リーンを狙ったり、バンカーを回避したりする)、実際
のゴルフ場でのプレーに即した細かな練習ができて都合
がよい。
【0057】また本発明のうち第8の発明は、第1の発
明のゴルフ練習場において、前記共用ボール打ち込み場
は表示ユニット66等の表示手段を、前記打席に対応し
た形で有し、前記表示手段は、前記対応する打席に対し
て選択的な表示機能を有する表示装置26、66a等の
表示装置を有しているので、第1の発明による効果に加
えて、表示手段をショットの目標として活用できるので
(例えば該表示手段がオービーラインやフェアウェーの
位置を示すようにするなど)、実際のゴルフ場でのプレ
ーに即した細かな練習ができて都合がよい。また、表示
手段は打席に対応した形で設けられているので、1打目
と2打目で、或いは各ホール毎に、有効打領域の方向や
幅を変化させて表示したりするなど、実際のゴルフ場に
即した多様な練習環境を提供できる。更に、表示装置は
対応する打席に対して選択的な表示機能を有するので、
間違った目標に向かってボールを打ち込んでしまうよう
な不都合を有効に防止でき都合がよい。
【0058】また本発明のうち第9の発明は、第8の発
明のゴルフ練習場において、前記表示装置は、前記対応
する打席に対して発光指向性を有する表示装置であるの
で、第8の発明による効果に加えて、表示装置の発光に
より、夜間や曇天でも明瞭な目標を提供できるので都合
がよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明によるゴルフ練習場の一例を示
す模式平断面図である。
【図2】図2は、図1のX1−Y1線断面図である。
【図3】図3は、図1に示すゴルフ練習場の着地部形成
ユニット付近を示した拡大斜視図である。
【図4】図4は、図1に示すゴルフ練習場の表示装置を
示した拡大斜視図である。
【図5】図5は、図1に示すゴルフ練習場のフィールド
ショット用打席である打席付近を示した鉛直断面図であ
る。
【図6】図6は、図4に示す表示装置とは別の形で構成
された表示装置を示した斜視図である。
【図7】図7は、図3に示す着地部形成ユニットとは別
の形で構成された着地部形成ユニット付近を示した斜視
図である。
【符号の説明】
1……ゴルフ練習場 7……スラブ 11……着地面形成部材(着地部板部材) 11b……着地面(板面) 20……打席 20a……クッション部材 20b……人工芝部材(人工芝マット) 22……専用アプローチ・パット練習場 26……表示装置 30……景観演出部(グリーン) 31……景観演出部(バンカー) 32……景観演出部(池) 33……景観演出部(樹木) 35……景観演出部(川) 40……共用ボール打ち込み場 50……打席ユニット 55……ボール着地部形成ユニット(着地部形成ユニッ
ト) 56……ボール受取り回収手段(ボール受取り回収装
置) 66……表示手段(表示ユニット) 66a……表示装置 70……ボール BK……ボール回収方向 W1……幅

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】1つ以上の打席ユニットを有し、 前記各打席ユニットは1つ以上の打席を有し、 共用ボール打ち込み場を、前記各打席ユニットの各打席
    に対して隣接した形で設け、 専用アプローチ・パット練習場を、前記各打席ユニット
    に対応し、かつ前記各打席ユニットに対して隣接した形
    でそれぞれ設けて構成したゴルフ練習場。
  2. 【請求項2】前記1つ以上の打席ユニットには、複数の
    打席を有した打席ユニットが1つ以上含まれており、 前記複数の打席を有した打席ユニットの前記複数の打席
    は、1つのティーショット用打席と1つ以上のフィール
    ドショット用打席となっていることを特徴とする請求項
    1記載のゴルフ練習場。
  3. 【請求項3】前記打席ユニットは水平なスラブを有して
    おり、 前記打席は、前記スラブ上に所定のクッション部材を敷
    設し、該クッション部材上に人工芝部材を敷設した形で
    形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載の
    ゴルフ練習場。
  4. 【請求項4】前記フィールドショット用打席は、前記ク
    ッション部材と前記人工芝部材を、該人工芝部材の敷設
    態様に起伏が生じる形で敷設して形成されていることを
    特徴とする請求項3記載のゴルフ練習場。
  5. 【請求項5】前記共用ボール打ち込み場は、該共用ボー
    ル打ち込み場の底部を形成する形でボール着地部形成ユ
    ニットを有し、 前記ボール着地部形成ユニットは、所定のボール回収方
    向に傾斜した着地面が形成された1個以上の着地面形成
    部材を有し、 前記着地面形成部材にボール受取り回収手段を、前記着
    地面を前記ボール回収方向に転がり落ちてきたボールを
    受取り回収し得る形で設けたことを特徴とする請求項1
    記載のゴルフ練習場。
  6. 【請求項6】前記ボール着地部形成ユニットは複数の着
    地面形成部材からなり、 各着地面形成部材は、幅が一定に形成された板状の部材
    からなることを特徴とする請求項5記載のゴルフ練習
    場。
  7. 【請求項7】前記着地面には景観演出部が形成されてい
    ることを特徴とする請求項5記載のゴルフ練習場。
  8. 【請求項8】前記共用ボール打ち込み場は表示手段を、
    前記打席に対応した形で有し、 前記表示手段は、前記対応する打席に対して選択的な表
    示機能を有する表示装置を有していることを特徴とする
    請求項1記載のゴルフ練習場。
  9. 【請求項9】前記表示装置は、前記対応する打席に対し
    て発光指向性を有する表示装置であることを特徴とする
    請求項8記載のゴルフ練習場。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH09220309A (ja) * 1996-02-19 1997-08-26 Shinji Nagayama ゴルフ練習場
KR100599374B1 (ko) * 2003-10-17 2006-07-12 박석원 간이 골프장 및 그 사용방법

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