JPH0581345U - マンホール鉄蓋の開閉用縁切り装置 - Google Patents

マンホール鉄蓋の開閉用縁切り装置

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JPH0581345U
JPH0581345U JP2132492U JP2132492U JPH0581345U JP H0581345 U JPH0581345 U JP H0581345U JP 2132492 U JP2132492 U JP 2132492U JP 2132492 U JP2132492 U JP 2132492U JP H0581345 U JPH0581345 U JP H0581345U
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hook
manhole iron
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pedestal
opening
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昭三 小林
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カネソウ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で軽量なマンホール鉄蓋の開閉用
縁切り装置を得ること。 【構成】 縁切り装置は、本体部1とフック2とジャッ
キ部3とからなる。本体部1は、長孔11を有する。フ
ック2は、該長孔11に位置調整可能に取り付ける。ジ
ャッキ部3は、地面上に配置した台座31と、台座内に
おいて空回りすると共に本体部1側に螺合する螺子杆3
2とを有する。フック2をマンホール鉄蓋の取手部に係
止させて、螺子杆32を螺回する。これにより、本体部
1と共にフック2が持ち上がってくる。その結果、マン
ホール鉄蓋が浮上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、マンホール鉄蓋を持ち上げるためのマンホール鉄蓋の開閉用縁切り 装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、マンホール枠からマンホール鉄蓋を切り離して持ち上げるに当たって は、マンホール枠とマンホール鉄蓋の目地に砂等が溜ったり、防水用パッキンの 接着等により、人の力だけではその開放が困難となる。そこで、鉄蓋の開放を容 易とするために開閉用縁切り装置が用いられる。
【0003】 従来の開閉用縁切り装置は、マンホール鉄蓋の取手部に引っ掛けるためのフッ クを取り付けた連結軸にブラケットを回動可能に取り付け、該ブラケットの一端 に縁切りコロを、他端に運搬車輪を夫々回転可能に枢支し、ハンドルにより前記 ブラケットを回動させ、縁切りコロを地面に押し付け、てこの原理でマンホール 鉄蓋を浮上して構成される。そしてこの装置はマンホール鉄蓋の左右の取手部に 夫々適用される。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところが、前記従来構成のものは、構成部品が多くなり、しかも、ブラケット を回動させる必要があって、構造が複雑となり、製作に手間がかかる等の問題が ある。また、部品が多い分だけ、開閉用縁切り装置の重量が大きくなり、持ち運 びに不便となる。
【0005】 本考案は、前記従来欠点のないマンホール鉄蓋の開閉用縁切り装置の提供を目 的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案は、一端側に長手方向に沿った長孔を有する主体杆と、該主体杆の長孔 に位置調整可能に取り付けられるマンホール鉄蓋の取手部に係止させるためのフ ックと、マンホール枠よりも外側に配設され前記主体杆を昇降させるためのジャ ッキ部とからなり、前記ジャッキ部は、地面上に配置される台座と、該台座に下 端部を遊転可能に支承され、かつ前記主体杆側に螺合する昇降用螺子杆とを備え ることを特徴とするマンホール鉄蓋の開閉用縁切り装置である。
【0007】
【作用】
まず、ジャッキ部をマンホール枠よりも外側に配設する。そして、フックをマ ンホール鉄蓋の取手部に係止させる。このとき、フックを主体杆の長孔に沿って 位置調整する。
【0008】 次に、螺子杆を螺回させる。この螺子杆は、主体杆側に螺合している。そのた め、螺子杆の螺回により、主体杆が持ち上がってくる。このとき、螺子杆は、ジ ャッキ部の台座内において空回りしている。 このように、主体杆が持ち上がるために、該主体杆に取り付けたフックも持ち 上がる。その結果、マンホール鉄蓋が持ち上がる。即ち、マンホール鉄蓋の縁切 りが行われる。
【0009】
【実施例】
添付図面について本考案の一実施例を説明する。 本考案にかかるマンホール鉄蓋の開閉用縁切り装置は、図1〜図3に示すよう に、一端に長孔11を有する主体杆1と、該主体杆1の長孔11に位置調整可能 に取り付けられ、マンホール鉄蓋の取手部に係止するフック2と、マンホール枠 よりも外側に配設され前記主体杆1を昇降させるためのジャッキ部3とからなり 、前記ジャッキ部3は、地面上に配置した台座31と、該台座31内において空 回りすると共に前記主体杆1側に螺合する螺子杆32とを有する。
【0010】 以下、詳述する。 前記主体杆1は、断面コ字状に形成してある。本例においては、主体杆1とし て、いわゆるC型チャンネルを利用している。該主体杆1の一端には、その長手 方向に沿って長孔11を設けてある。この長孔11は、片側を開放したものであ る。
【0011】 前記フック2は、基部側に雄ねじ部21を設けてある。そして、該雄ねじ部2 1には、長孔11の上方でナット22を螺合させ、該ナット22により長孔11 の両縁でフック2を支持している。このフック2はナット22の螺合位置を調整 することにより高さ調整が可能となる。 前記ジャッキ部3は台座31を備える。該台座31は、地面上に配置した基板 311と、該基板311の上面に固着した断面コ字状の支持枠312とからなる 。
【0012】 また、前記ジャッキ部3は、主体杆1の他端部に形成した挿通孔36から、該 挿通孔36の下部周縁に固着したナット35に螺入した螺子杆32を備える。ま た、螺子杆32の支持枠312上位置にはナット37を固着している。また螺子 杆32の支持枠312の下位置の先端部は前記支持枠33内に臨ませると共に、 ナット38を螺合させている。なお、螺子杆32の上端には該螺子杆32を螺回 させるためのハンドル40が固着されている。
【0013】 次に、作用について説明する。 まず、ジャッキ部3の台座31をマンホール枠の外側に配置する。また、フッ ク2をマンホール鉄蓋の取手部に係止させる。本例においては、長孔11の片側 を開放してあるため、フック2をマンホール鉄蓋の取手部に係止させることは、 容易である。長孔11においてフック2の位置調整を行った後、雄ねじ部21に 対してナット22を螺回させる。これにより、フック2が固定される。
【0014】 次に、ハンドル40により螺子杆32を螺回させる。螺子杆32は、主体杆1 に固着したナット35と螺合している。そのため、螺子杆32の螺回により、主 体杆1が持ち上がってくる。このとき、螺子杆32の先端部は、ジャッキ部3の 台座31においてナット37,38間で支持されて空回りする。
【0015】 このように、主体杆1が持ち上がるために、該主体杆1に取り付けたフック2 も持ち上がる。その結果、マンホール鉄蓋が持ち上がる。即ち、マンホール鉄蓋 の縁切りが行われる。 なお、本例においては、長孔11の片側を開放したが、これに限定されること はない。長孔11の片側を開放しないでも良い。また、ジャッキ部3は、台座3 1内において螺子杆32の先端部が空回りする構造であれば良く、実施例の構造 に限定されることはない。
【0016】
【考案の効果】
このように、本考案に係るマンホール鉄蓋の開閉用縁切り装置は、その構成が 簡易であり、このため、その製造が容易で、軽量となり、手軽に持ち運びできる 等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例にかかるマンホール鉄蓋の開閉用縁切り
装置の一部切欠正面図である。
【図2】実施例の開閉用縁切り装置の平面図である。
【図3】実施例の開閉用縁切り装置の側面図である。
【符号の説明】
1 主体杆 11 長孔 2 フック 3 ジャッキ部 31 台座 32 螺子杆

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側に長手方向に沿った長孔を有する
    主体杆と、該主体杆の長孔に位置調整可能に取り付けら
    れるマンホール鉄蓋の取手部に係止させるためのフック
    と、マンホール枠よりも外側に配設され前記主体杆を昇
    降させるためのジャッキ部とからなり、前記ジャッキ部
    は、地面上に配置される台座と、該台座に下端部を遊転
    可能に支承され、かつ前記主体杆側に螺合する昇降用螺
    子杆とを備えることを特徴とするマンホール鉄蓋の開閉
    用縁切り装置。
JP1992021324U 1992-03-09 1992-03-09 マンホール鉄蓋の開閉用縁切り装置 Expired - Lifetime JP2579498Y2 (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100876620B1 (ko) * 2007-03-06 2009-01-09 (주)앰앤지케스텍 맨홀뚜껑 개방장치
KR102246672B1 (ko) * 2021-03-22 2021-04-30 더본테크(주) 앵글 조절 가이딩을 통한 맨홀 오픈 시스템

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0437639U (ja) * 1990-07-24 1992-03-30
JP3083243U (ja) * 2001-04-26 2002-01-25 孝治 千葉 身近に設置できるティッシュペーパー容器

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