JPH0580241A - レンズ鏡筒 - Google Patents

レンズ鏡筒

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Publication number
JPH0580241A
JPH0580241A JP17719291A JP17719291A JPH0580241A JP H0580241 A JPH0580241 A JP H0580241A JP 17719291 A JP17719291 A JP 17719291A JP 17719291 A JP17719291 A JP 17719291A JP H0580241 A JPH0580241 A JP H0580241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
optical system
axis direction
variable power
lens barrel
correction
Prior art date
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Pending
Application number
JP17719291A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroyoshi Inaba
弘義 稲葉
Hidekazu Okajima
秀和 岡島
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH0580241A publication Critical patent/JPH0580241A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 変倍光学系と補正光学系の間に固定光学系を
持ち、結像補正光学系と撮像素子との間のトラッキング
調整を可能にする。 【構成】 合焦光学系8と変倍光学系25と結像光学系
の前群固定部52および結像補正光学系53よりなる撮
像レンズと、前記変倍光学系25と前記結像補正光学系
53を光軸方向に移動させる互いに連動した光学系移動
手段と、前記結像補正光学系53を撮像素子との間のト
ラッキング調整のために前記変倍光学系25とは独立に
光軸方向に変位可能とする位置調整機能とを備えた構成
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオカムコーダー、
カメラ等におけるズーム撮影光学系のレンズ鏡筒に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のレンズ鏡筒は、合焦光学
系、変倍光学系、補正光学系、結像光学系の4群光学系
よりなるもので、以下、このレンズ鏡筒を図3について
説明する。
【0003】図3において、7はAFモータであり、そ
の出力軸7aに取付けた不図示のギヤは、距離環11の
フォーカスギヤ部22と噛合っている。例えば3枚程度
のレンズから構成された合焦レンズ群8は、合焦調節用
で上記距離環11に固定されている。この距離環11は
メスヘリコイド部材12と一体となっており、固定鏡筒
13に対して、光軸方向に回転繰り出し可能に取り付け
られている。
【0004】固定鏡筒13の内部には、変倍レンズ25
を保持した移動環24、及び補正レンズ26を保持した
移動環27を直進案内するガイドバー23が設けられて
いる。また、固定鏡筒13の内周部にはカム環28が回
転可能に嵌合しており、このカム環28に設けられたカ
ム部28a、28bにより移動環24、及び移動環27
がカムリフトにより位置規制される。
【0005】固定筒13の外周部には、ズーム操作環2
9が回転可能に嵌合しており、このズーム操作環29よ
り内部に突出した突出29aが上記カム環28と係合し
ており、ズーム操作環29の回転駆動に連動してカム環
28は回動する。上記ズーム操作環29はギヤ部30を
有しており、このギヤ部30とズームモータ32の出力
ギヤ部31との噛み合いにより回転駆動される。
【0006】35はリレーホルダーでアフォーカルレン
ズ37及び絞り羽根ユニット38を保持し、リレー鏡筒
36を内周部に嵌合保持している。また、リレーホルダ
ー35の後端面には、不図示のCCD素子よりなる撮像
素子ユニットが配置される。リレー鏡筒36は内部に結
像光学系41を保持している。そして、撮像素子ユニッ
トとのバックピント調整のため、ロックビス42を緩め
てリレーホルダー35の外周面穴35aからリレー鏡筒
36の周方向溝36aに挿入した偏心工具棒の回転動作
により、リレー鏡筒36はリレーホルダー35に嵌合保
持された状態で、前記撮像素子面に対して光軸方向、ピ
ント調整を可能とし、調整後、前記ロックビス42で固
定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、合焦光学系、変倍光学系、補正光学系、結合
光学系という光学系配置のレンズ鏡筒構成であり、合焦
光学系、変倍光学系、結像光学系の前群固定部および結
像光学系の後群補正部よりなるような変倍光学系と、結
像光学系の後群補正部の間に固定部の光学系のあるレン
ズ鏡胴には対応しない構造であった。
【0008】本発明は上記のような従来の課題を解消す
るためになされたもので、変倍光学系と補正光学系の間
に固定光学系を持ったズームレンズ鏡筒を容易にかつ、
安価に得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、合焦光
学系と変倍光学系と結像光学系の前群固定部および結像
補正光学系よりなる撮影レンズと、前記変倍光学系の光
軸方向変位に連動して前記結像補正光学系を光軸方向に
移動させる光学系移動手段と、前記結像補正光学系を撮
像素子との間のトラッキング調整のために前記変倍光学
系とは独立に光軸方向に変位可能とする位置調整機構と
を備えたことにより、変倍光学系と補正光学系の間に固
定光学系を持ったレンズ鏡筒を容易、かつ、安価に実現
できる。また、撮像素子との間のトラッキング調整を可
能である。
【0010】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面について説明す
る。図1は本発明の特徴を最もよく表わす図面である。
図1において、7はAFモータであり、その出力軸7a
に取付けたギア20は距離環11のフォーカスギア部2
2と噛み合っている。この距離環11は3枚程度のレン
ズからなる合焦レンズ群8を内部に固定しており、固定
鏡筒13のオスヘリコイド部13aにヘリコイドネジ結
合したメスヘリコイド部11aによって、固定鏡筒13
に対して光軸方向に回転繰り出し可能に取り付けられて
いる。
【0011】固定鏡筒13の内部にはガイドバー23に
直進案内される変倍レンズ25を保持した移動環24を
有しており、スリーブ部24aにより光軸方向の移動を
行なう。50は所定のリードを持ったラセンネジを有す
る送り棒であり、中間部に回転止め結合されたギヤ51
aと回転方向にバネ付勢された51bを有する。
【0012】また固定鏡筒13の内部には前記ガイドバ
ー23、送り棒50を避けた位置に絞りユニット38を
保持している。52は固定鏡筒13の内径部光軸上に固
定保持された結像光学系前群部、53は前記ガイド23
及び送り棒50により光軸方向移動可能に案内保持され
ている。
【0013】固定鏡筒13の後部内径部にはカム環55
が嵌合しており、回転可能に配置されている。このカム
環55は内径部に凸状部55aを有しており、前記結像
系後群保持枠54の突起部54aと弾性片54bとに挟
まれて当接しており光軸方向に位置制御を行なう。また
カム環55は内周部にギヤ部55b及び外周部にギヤ部
55cを有し、このギヤ部55cはPZモータ32の出
力軸32aに取付けたギヤ31とギヤ結合しており、P
Zモータ32の回転をカム環55に伝達する。また、ギ
ヤ部55bは送り棒50に設けられたギヤ51a,51
bとに同時にギヤ結合し、噛合ガタを無くした状態でカ
ム環55の回転を送り棒50に伝達している。
【0014】この構成により、カム環55と送り棒50
は回転ガタなく連動し、2群変倍系25と4群結像補正
系53は、所定の光軸方向間隔に制御されながら光軸方
向に移動する。
【0015】上記カム環55はその外周に溝部55dを
有しており、固定鏡筒13に固定ビス56により固定さ
れたトラッキング調整駒57の凸部57aに回転可能に
係合し、光軸方向に位置決めされている。このトラッキ
ング調整駒57は、光軸方向に長穴部57bを有してお
り、固定ビス5bを緩めることによって光軸方向に移動
可能となり、前記突起部57aとカム環外周溝55dの
係合によりカム環55全体を光軸方向に変位可能となる
もので、これ等により位置調整機構を構成している。こ
の結果、前記出力ギヤ31及び送り棒ギヤ51a、51
bとの噛合状態を保ったまま、結像光学系後群部53の
みを光軸方向調整移動を可能とする。58はマウント部
材であり、このマウント部材58の後端部に不図示のC
CD等の撮像素子ユニットを保持するとともに前記ガイ
ド23、送り棒50を位置決め保持している。
【0016】図2は本発明の他の実施例を示すもので、
前記図1と同一部分には同一符号を付して重複説明を省
略する。図2において、59は第2群変倍系保持枠24
を位置制御する公知のカム環であり、このカム環59は
固定鏡筒13の内部に光軸方向位置規制されて回転可能
に保持され、内周面に設けられたカム溝59aに第2群
保持枠24に植設された軸コロ24aが係合している。
このため、前記保持枠24はカム環59の回転移動によ
るカム溝59aのリフトにより、光軸方向に変位して変
倍可能とする。
【0017】上記カム環59の後端部には突起部59b
を有しており、この突起部59bは第4群移動カム環5
5の前端部Lアングル部55eと連結し、カム環59の
回転動作を4群移動カム環55に伝達する。
【0018】固定鏡筒13の外周部にはズーム操作環6
0が回転可能に嵌合しており、このズーム操作環60の
後端部60aが固定鏡筒13の周穴13bを通って内径
方向に伸び、前記カム環59の後端部に設けられた切欠
きに係合し、ズーム操作環60のズームのための施回動
作をカム環59に伝達する。
【0019】この構成により、ズーム操作環60の施回
動作により、第2群変倍系と第4群補正系は連動し、互
いのカムリフトによりズーム変倍動作が行なわれる。ま
た、前記ズーム操作環60には後部外周面にギヤ60b
が設けられ、このギヤ60bとズーム用モータ32の出
力軸32aに取付けたギヤ31との嵌み合いにより、パ
ワーズーム操作も可能である。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、2群変倍移動機構
と連動する4群補正移動機構により、合焦系、変倍系、
固定結像系、結像補正のような変倍系と補正系の間に固
定群を持ったズームレンズ鏡筒を容易かつ、安価に、実
現できる。また、4群補正移動機構には2群変倍移動機
構とは独立に光軸方向変位を可能とする位置調整機構を
設けたことにより、撮像素子との間のトラッキング調整
もメカニカル機構で可能である等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例によるレンズ鏡筒を示す縦断面
図。
【図2】本発明の他の実施例によるレンズ鏡筒を示す縦
断面図。
【図3】従来のレンズ鏡筒を示す縦断面図。
【符号の説明】
8 合焦光学系 25 変倍光学系 52 結像光学系の前群固定部 53 結像補正光学系 57 トラッキング調整駒

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合焦光学系と変倍光学系と結像光学系の
    前群固定部および結像補正光学系よりなる撮影レンズ
    と、前記変倍光学系の光軸方向変位に連動して前記結像
    補正光学系を光軸方向に移動させる光学系移動手段と、
    前記結像補正光学系を撮像素子との間のトラッキング調
    整のために前記変倍光学系とは独立に光軸方向に変位可
    能とする位置調整機構とを備えたレンズ鏡筒。
  2. 【請求項2】 変倍光学系と結像補正光学系とは、互い
    に連動した直線的変位機構と非直線変位カム機構のいず
    れかで移動制御されることを特徴とする請求項1記載の
    レンズ鏡筒。
JP17719291A 1991-06-21 1991-06-21 レンズ鏡筒 Pending JPH0580241A (ja)

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JP17719291A JPH0580241A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 レンズ鏡筒

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ID=16026790

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JP17719291A Pending JPH0580241A (ja) 1991-06-21 1991-06-21 レンズ鏡筒

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JP (1) JPH0580241A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07256024A (ja) * 1994-03-05 1995-10-09 Carl Freudenberg:Fa 静電効果を有する空気濾過材およびその製造方法
JP2005326494A (ja) * 2004-05-12 2005-11-24 Olympus Corp 画像顕微鏡
JP2015004706A (ja) * 2013-06-19 2015-01-08 Cbc株式会社 レンズ装置

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