JPH0580161U - 回転電機のエンコーダ取付構造 - Google Patents
回転電機のエンコーダ取付構造Info
- Publication number
- JPH0580161U JPH0580161U JP2687992U JP2687992U JPH0580161U JP H0580161 U JPH0580161 U JP H0580161U JP 2687992 U JP2687992 U JP 2687992U JP 2687992 U JP2687992 U JP 2687992U JP H0580161 U JPH0580161 U JP H0580161U
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- JP
- Japan
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- encoder
- electric machine
- rotor shaft
- rotary electric
- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回転電機から発生する熱が回転子軸を介して
回転数検出用エンコ−ダへ伝達することを遮断し、ま
た、回転子軸の温度上昇により発生する回転子軸の軸端
周辺の高温熱を放散し、エンコ−ダの温度上昇を防止す
る。 【構成】 回転数検出用エンコ−ダを回転子軸に備えた
回転電機において、エンコ−ダをファンを添設した熱絶
縁短軸を介して回転電機の回転子軸に結合したものであ
る。
回転数検出用エンコ−ダへ伝達することを遮断し、ま
た、回転子軸の温度上昇により発生する回転子軸の軸端
周辺の高温熱を放散し、エンコ−ダの温度上昇を防止す
る。 【構成】 回転数検出用エンコ−ダを回転子軸に備えた
回転電機において、エンコ−ダをファンを添設した熱絶
縁短軸を介して回転電機の回転子軸に結合したものであ
る。
Description
【０００１】
本考案は、回転数検出用エンコーダを備えた回転電機に係り、回転電機の回転 により発生する熱のエンコーダへの伝達を遮断し、エンコーダの温度上昇を防止 するようにした回転電機のエンコーダ取付構造に関するものである。
【０００２】
回転電機の回転数を検出する方法において、回転計発電機，エンコーダなどの 回転数検出器を使う場合その取り付け構造の一例として、前記回転数検出器の軸 端の軸中心に孔を設け、その孔に回転電機の回転子軸の軸端を挿入し、押しネジ で回り止めして互い連結する構成などによって、回転電機の回転数を検出してい た。
【０００３】
近年電気機器に使用される絶縁材料の進歩や軸受潤滑剤の高温化対策品の開発 などによって回転電機の小形計量化が図られているが、一方回転電機の許容温度 は高くなり、電機子軸の温度も高くなっている。とくに全閉形回転電機は開放形 回転電機に比べて電機子軸の温度は高い。 従って、許容温度の低い電子部品から構成されたエンコーダを上述のごとく回 転子軸の軸端に直接に結合した回転電機においては、エンコーダは高温の回転子 軸から伝達される熱の影響を受け前記回転電機の温度を高くすることができなく なり、その小形軽量化の妨げとなる課題があった。
【０００４】 本考案は上述したような課題を解消するために創案されたものであり、その目 的とするところは回転電機から発生する熱が回転子軸を介して回転数検出用エン コーダへ伝達する熱を遮断し、また、回転子軸の軸の温度上昇により発生する回 転子軸の軸端周辺の高温熱を放散し、エンコーダの温度上昇を防ぐ回転電機のエ ンコーダ取付構造の提供にある。
【０００５】
上述した目的を達成するための手段として、回転数検出用エンコーダを回転子 軸に備えた回転電機において、エンコーダと回転電機との軸間にファンを添設し た熱絶縁継手を介してエンコーダを回転電機の回転子軸に結合した構成とするも のである。
【０００６】
その作用は、回転子軸を介してエンコーダへ伝達される回転電機の内部に発生 した熱を熱絶縁材料で構成した熱絶縁継手により遮断し、また熱絶縁継手に添設 したファンにより回転子軸の軸端周辺の熱を大気中に放散し、エンコーダの温度 上昇を防ぐものである。
【０００７】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。 図１はエンコーダを備えた回転電機の要部構成を示す、説明図である。 図１において、１は回転電機、1aは回転子軸、２はエンコーダ、３は熱絶縁継 手、４はファン、５はエンコーダ取付枠、６は排気窓である。 エンコーダ２は排気窓６を有するエンコーダ取付枠５により回転電機に取付け られ、エンコーダ２の軸は熱絶縁継手３を介して回転子軸1aに結合されており、 回転電機の内部に発生した熱は熱絶縁継手３によりエンコーダ２への伝達が遮断 される。 また、熱絶縁継手３に添設したファン４により、回転子軸1aの軸端周辺の熱を 排気窓６から大気中に放散する。
【０００８】
以上説明したように本考案によれば、回転電機内部に発生した熱を熱絶縁継手 によりエンコーダへの熱伝達を遮断し、また、熱絶縁継手に添設したファンによ り回転子軸の軸端周辺に発生した高温空気を大気中に放散することにより、回転 電機はエンコーダの許容温度からの温度制限の影響を受けることなく回転電機の 温度を許容値まで高くすることができるため、その小形軽量化の達成が可能とな る。
【０００９】
【図１】本考案の一実施例のエンコーダ付回転電機の要
部構成を示す説明図である。
部構成を示す説明図である。
【００１０】
１ 回転電機 1a 回転子軸 ２ エンコーダ ３ 熱絶縁継手 ４ ファン ５ エンコーダ取付枠 ６ 排気窓
Claims (1)
- 【請求項１】 回転数検出用エンコーダを回転子軸に備
えた回転電機において、前記エンコーダと回転電機との
軸間に、ファンを添設した熱絶縁継手を具備したことを
特徴とする回転電機のエンコーダ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2687992U JPH0580161U (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 回転電機のエンコーダ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2687992U JPH0580161U (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 回転電機のエンコーダ取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0580161U true JPH0580161U (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=12205578
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2687992U Pending JPH0580161U (ja) | 1992-03-31 | 1992-03-31 | 回転電機のエンコーダ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0580161U (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0487541A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | モートルのエンコーダ固定装置 |
| JP3086767B2 (ja) * | 1993-05-31 | 2000-09-11 | 株式会社東芝 | レ−ザ素子 |
-
1992
- 1992-03-31 JP JP2687992U patent/JPH0580161U/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0487541A (ja) * | 1990-07-25 | 1992-03-19 | Mitsubishi Electric Corp | モートルのエンコーダ固定装置 |
| JP3086767B2 (ja) * | 1993-05-31 | 2000-09-11 | 株式会社東芝 | レ−ザ素子 |
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