JPH0580157A - イオン検出装置 - Google Patents

イオン検出装置

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Publication number
JPH0580157A
JPH0580157A JP23949191A JP23949191A JPH0580157A JP H0580157 A JPH0580157 A JP H0580157A JP 23949191 A JP23949191 A JP 23949191A JP 23949191 A JP23949191 A JP 23949191A JP H0580157 A JPH0580157 A JP H0580157A
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JP
Japan
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secondary electron
electron multiplier
scintillator
voltage
multiplier
Prior art date
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Pending
Application number
JP23949191A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Yamamoto
宏 山本
Junichi Nomura
淳一 野村
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 低い動作電圧で高感度を確保することがで
き、しかも、二次電子増倍管の利得に応じて動作電圧を
制御することができる寿命の長いイオン検出装置を提供
することである。 【構成】 負イオンは、スリット21から正の電圧が印
加された変換ダイノード22に入射して衝突し、それに
比例した量の正イオンに変換される。変換された正イオ
ンは陰極24に負の電圧が印加された二次電子増倍管2
3に吸引されて増倍される。この二次電子増倍管23で
増倍された電子は、さらに電圧が印加された金属膜26
によって加速されてシンチレータ27に衝突する。衝突
した電子は光に変換され、光電子増倍管28で検出され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、質量分析計などの測定
機器に使用されるイオン検出装置に関し、より詳しく
は、低い電圧で動作させることができ、しかも、二次電
子増倍管の利得に応じて動作電圧を制御することができ
るイオン検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在、質量分析分野において、高質量数
のイオンおよび負イオンの高感度検出が要求されてい
る。
【0003】従来のイオン検出装置としては、図4に示
すように、入射粒子1を二次電子に変換し、かつその二
次電子を増倍する増倍器2と、この増倍器2で増倍され
て出力する二次電子を光に変換するシンチレータ3と、
このシンチレータ3からの光を受光するように設けられ
た光電子増倍管4とを備えたものが周知である(たとえ
ば、特開昭62−44945号公報参照)。
【0004】上記増倍器2は、スリット5から入射した
負イオンを、正の高電圧(+3キロボルト)が印加された
初段ダイノード6aに衝突させ、初段ダイノード6aから
二次電子を放出させ、この二次電子を、上記初段ダイノ
ード6aよりも段階的に印加電圧が高くなった2段ダイ
ノード6b,3段ダイノード6c,…に順次入射させて、い
わゆるねずみ算式に増倍し、正の高電圧(+4キロボル
ト)が印加された最終段ダイノード6gから出射させる。
この最終段ダイノード6gから出射した二次電子は、デ
フレクタ7を経て、上記シンチレータ3に形成された金
属膜8に印加された高電圧(+12キロボルト)に加速さ
れ、シンチレータ3に衝突して光に変換される。変換さ
れた光は、上記シンチレータ3が形成されたガラス板9
および光ガイド11から光電子増倍管4に導かれ、この
光電子増倍管4で電気信号として取り出される。
【0005】また、図5に示すように、スリット12か
ら入射した負イオンを変換ダイノード13に衝突させて
正イオンに変換し、変換された正イオンを二次電子増倍
管14に入射させて吸引、増倍して出力信号として取り
出すようにしたものも周知である(たとえば、特公昭5
8−7229号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図4の構成
を有する従来のイオン検出装置では、高質量数のイオン
や負イオンを高感度で検出しようとすると、増倍器2の
最終段ダイノード6gの電圧を高くしなければならず、
それに応じて必然的に金属膜8に印加する電圧が(+1
2)キロボルトと高い電圧が必要になる。したがって、
図4のイオン検出装置では、増倍器2の動作電圧を変え
て利得を制御することは困難であり、しかも、10キロ
ボルトを越える高電圧を発生させる電源は高価で装置も
大きくなるので、取り扱いが困難である。さらに、GC
−MSなどに用いる場合、真空槽は比較的、低真空であ
るため放電の危険性もある。さらにまた、増倍器2のみ
で充分な利得が得られる場合であっても、図4に示す構
成のものでは、出力信号が高い電位にあるため、信号処
理系を高電位に浮かさなければならないので、二次電子
増倍管の出力端から出力信号をアナログ量として取り出
すことができないという問題もあった。
【0007】また、図5の構成を有する従来のイオン検
出装置では、変換ダイノード13の変換効率がわるく、
入射イオン数が少ない場合には、通常の動作電圧(2キ
ロボルト以下)では出力信号が小さく、感度が低いとい
う問題を有している。この感度の低さを利得で補うため
に、従来、二次電子増倍管14の動作電圧を高くしてお
り、その結果、動作電圧は約2.8キロボルトにもな
る。一方、二次電子増倍管14が劣化して利得が小さく
なると印加電圧を上げて、それを補っているが、上記の
ように、はじめから印加電圧が2.8キロボルトと高い
場合、汎用高電圧電源の上限が3.0キロボルトである
こと、および二次電子増倍管14の動作電圧が一般に3
キロボルト以下であることから、電源および二次電子増
倍管14の双方に利得の劣化を補うだけの余裕がなくな
る。そのために、高い感度を得ようとすると、相対的に
二次電子増倍管14の寿命が短くなるという問題があっ
た。
【0008】本願の請求項1および請求項2に係る発明
の目的は、低い動作電圧で高感度を確保することがで
き、しかも、二次電子増倍管の利得に応じて動作電圧を
制御することができる寿命の長いイオン検出装置を提供
することである。
【0009】本願の請求項3に係る発明の目的は、請求
項1もしくは請求項2に係るイオン検出装置の目的に加
えて、二次電子増倍管の出力端から出力信号をアナログ
量として取り出すことのできるイオン検出装置を提供す
ることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】このため、本願の請求項
1に係る発明は、二次電子増倍管と、この二次電子増倍
管の前段側に配置されるとともに正の高電圧が印加さ
れ、入射する負イオンをそれに比例した量の正のイオン
に変換して上記二次電子増倍管に入射する変換ダイノー
ドと、上記二次電子増倍管の後段側に配置され、上記二
次電子増倍管にて増倍された二次電子が入射し、この入
射した二次電子を光に変換するシンチレータと、このシ
ンチレータの二次電子の入射面に形成された金属膜と、
上記シンチレータにて変換された光を検出する光電子増
倍管とを備え、上記二次電子増倍管から出力する二次電
子を加速して上記シンチレータに入射させるための正の
高電圧が上記金属膜に印加されていることを特徴として
いる。
【0011】また、本願の請求項2に係る発明は、二次
電子増倍管と、この二次電子増倍管の前段側に配置され
るとともに正の高電圧が印加され、入射する負イオンを
それに比例した量の正のイオンに変換する第1変換ダイ
ノードと、この第1変換ダイノードにて変換された正の
イオンをそれに比例した量の電子に変換して上記二次電
子増倍管に入射する第2変換ダイノードと、上記二次電
子増倍管の後段側に配置され、上記二次電子増倍管にて
増倍された二次電子が入射し、この入射した二次電子を
光に変換するシンチレータと、このシンチレータの二次
電子の入射面に形成された金属膜と、上記シンチレータ
にて変換された光を検出する光電子増倍管とを備え、上
記二次電子増倍管から出力する二次電子を加速して上記
シンチレータに入射させるための正の高電圧が上記金属
膜に印加されていることことを特徴としている。
【0012】本願の請求項3に係る発明は、上記金属膜
を正の高電圧から切り離してコレクタとして機能させ、
上記金属膜からイオン検出信号を取り出すことを特徴と
している。
【0013】
【作用】入射する負イオンは、正の電圧が印加された変
換ダイノードに衝突し、それに比例した量の正イオンに
変換される。変換された正イオンは負の電圧が印加され
た二次電子増倍管に吸引されて増倍される。この二次電
子増倍管で増倍された電子は、さらに電圧が印加された
金属膜によって加速されてシンチレータに衝突する。衝
突した電子は光に変換され、光電子増倍管で検出され
る。
【0014】
【発明の効果】本願の請求項1および請求項2に係る発
明によれば、変換ダイノードの存在により、二次電子増
倍管の動作電圧とシンチレータへの加速電圧を別に印
加、制御することができ、しかも、二次電子増倍管の出
力端に印加される電圧をほぼアース電位に設定すること
ができるので、シンチレータへの加速電圧も低電圧で単
独に制御することができ、二次電子増倍管に印加する電
圧も最適な値に調節することができ、しかも、必要とす
る高電圧電源の出力電圧も低くなり、高電圧電源が小型
でコストも低く取り扱いも容易になり、GC−MSのよ
うに、比較的低真空のところでも使用することができ
る。
【0015】さらに、本願の請求項3に係る発明によれ
ば、二次電子増倍管から直接、出力信号を取り出すこと
ができるので、二次電子増倍管だけで充分な出力信号を
得ることができる。
【0016】
【実施例】以下に、添付の図面を参照して本発明の実施
例を説明する。図1に本発明に係るイオン検出装置の一
実施例の構成を示す。
【0017】上記イオン検出装置は、二次電子増倍管2
3、入射する負のイオンを正のイオンに変換する変換ダ
イノード22、上記二次電子増倍管23で増倍された二
次電子を光に変換するシンチレータ27と、このシンチ
レータ27にて変換された光を検出する光電子増倍管2
8とを備える。
【0018】上記二次電子増倍管23は、二次電子放出
能を有する半導体材料を筒状に形成してなる、いわゆ
る、チャンネルエレクトロンマルチプライヤと呼ばれる
もので、そのイオンの入射側の入力端23aはラッパ状
に拡開している。上記二次電子増倍管23は、その入力
端23aおよび出力端23bにはそれぞれ陰極24および
陽極25を備え、陰極24にはたとえば(−2)キロボル
トの電圧が印加され、また、陽極25は接地される。
【0019】上記変換ダイノード22は、上記二次電子
増倍管23の前段側に配置され、スリット21を通して
入射する負のイオンを正のイオンに変換する。上記変換
ダイノード22には、たとえば(+5)キロボルトの正の
高電圧が印加される。
【0020】また、上記シンチレータ27は、上記二次
電子増倍管23の後段側に配置され、上記二次電子増倍
管23にて増倍された二次電子を光に変換する。このシ
ンチレータ27は、二次電子の入射面に金属膜26を有
する。この金属膜26には、たとえば(+8)キロボルト
の正の電圧が印加される。
【0021】上記光電子増倍管28は、光ガイド30を
通して上記シンチレータ26に結合され、シンチレータ
26にて変換された光を検出して電気信号として出力す
る。
【0022】このような構成において、スリット21か
ら入射した負のイオンは、正の高電圧が印加された変換
ダイノード22に衝突する。この変換ダイノード22
は、スリット21から入射した上記負のイオンをそれに
比例した量の正のイオンに変換する。この変換ダイノー
ド22にて変換された正のイオンは、負の電圧が印加さ
れた二次電子増倍管23の陰極24に引かれて二次電子
増倍管23の入力端23aに入射し、二次電子増倍管2
3の内壁面に衝突して二次電子を発生する。この二次電
子は、陽極25に引かれてこの二次電子増倍管23内を
入力端23aから出力端23bに向かって移動する際に、
二次電子増倍管23の内壁面に衝突を繰返し、衝突の度
に二次電子がいわゆるねずみ算式に発生する。これによ
り、二次電子増倍管23では、約100倍から1000
倍に二次電子が増倍される。増倍された二次電子は、さ
らに、正の高電圧が印加された金属膜26によって加速
され、シンチレータ27に衝突する。そして、このシン
チレータ27に衝突した二次電子は光に変換される。シ
ンチレータ27から出射する光は、光ガイド30を通し
て、光電子増倍管28に導かれ、この光電子増倍管28
で検出される。
【0023】上記のように、変換ダイノード22を設け
ることにより、図4において説明した従来のイオン検出
装置では、増倍器2の最終段ダイノード6gに印加され
る電圧が4キロボルトと高電位であったために、そこか
ら出てくる電子を仮に8キロボルトで加速しようとする
と、シンチレータ3に形成されている金属膜8には12
キロボルトの電圧を印加しなければならないが、上記実
施例では、陽極25が接地されるため、8キロボルトで
よいことになる。これにより、上記実施例のイオン検出
装置では、GC−MSのように、比較的低真空のところ
でも使用することができる。また、上記実施例のイオン
検出装置では、10数キロボルトの高電圧を発生する電
源も不要になり、コスト的にも有利である。
【0024】また、図4において説明した従来のイオン
検出装置では、増倍器2の利得を大きくするために、そ
の動作電圧を大きくすると、必然的にシンチレータ3へ
の加速電圧も大きくなり、金属膜8には非常に高い電圧
を印加しなければならず、安全性等の理由で限界があ
る。そのため増倍器2の動作電圧は1キロボルト(=4
キロボルト−3キロボルト)程度であるのに対し、上記
実施例では、二次電子増倍管23の動作電圧とシンチレ
ータ27への加速電圧を別に印加、制御することができ
るので、最適な条件が選択できる。そして、二次電子増
倍管23の動作電圧は、通常2キロボルト程度まで可能
であり、動作電圧の使用範囲が広がる。しかも、シンチ
レータ27への加速電圧も低電圧で単独に制御すること
ができる。上記実施例では、加速電圧はそのまま印加電
圧となるので、図4のものに比べると4キロボルトない
し5キロボルト程度、加速電圧を低くすることができ
る。
【0025】上記実施例において、二次電子増倍管23
だけで充分な出力が得られる場合には、シンチレータ2
7の金属膜26をコレクタとして使用し、図2に示すよ
うにして、この金属膜26からイオン検出信号を取り出
すことができる。すなわち、図2に示すように、シンチ
レータ27の金属膜26に切替スイッチSWを接続し、
この金属膜26を8キロボルトの高電圧電源Eaと増幅
器32とに切り替えるようにする。そして、シンチレー
タ27で二次電子増倍管23の出力を検出する場合は増
幅器31から、また、二次電子増倍管23の出力をその
まま検出する場合は、金属膜26をコレクタとして、増
幅器32からそれぞれイオン検出出力を得る。ただし、
上記のようにシンチレータ27の金属膜26をコレクタ
として使用する場合は、電子を金属膜26に集めるため
に、二次電子増倍管23の出力端23bを約100ボル
ト浮かせる必要がある。この100ボルトの電圧を得る
ために、二次電子増倍管23の陽極25は抵抗Rを介し
てアースに接続される。
【0026】このようにすれば、二次電子増倍管23か
ら直接、出力信号を取り出すことができるので、ダイナ
ミックレンジが広くなり、また、二次電子増倍管23の
出力をモニタしてシンチレータ27への加速電圧を選ぶ
ことができる。
【0027】図1の実施例では、一つの変換ダイノード
を用いたが、図3に示すように、2個の変換ダイノード
を用いてもよい。
【0028】図3のイオン検出装置では、第1変換ダイ
ノード22aにて、負イオンを正イオンに変換したの
ち、第2変換ダイノード22bにて、正イオンを電子に
変換し、電子を二次電子増倍管23に入射させて増倍す
る。以下、図2において説明したのと同様に、シンチレ
ータ27で二次電子増倍管23の出力を検出する場合は
増幅器31から、また、二次電子増倍管23の出力をそ
のまま検出す場合は、金属膜26をコレクタとして、増
幅器32からそれぞれイオン検出出力を得ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るイオン検出装置の一実施例の構
成を示す説明図である。
【図2】 本発明に係るイオン検出装置のいま一つの実
施例の説明図である。
【図3】 本発明に係るイオン検出装置のさらにいま一
つの実施例の説明図である。
【図4】 従来の一つのイオン検出装置の構造を示す説
明図である。
【図5】 従来のいま一つのイオン検出装置の構造を示
す説明図である。
【符号の説明】
21 スリット 22 変換ダイノード 22a 第1変換ダイノード 22b 第2変換ダイノード 23 二次電子増倍管 23a 入力端 23b 出力端 24 陰極 25 陽極 26 金属膜 27 シンチレータ 28 光電子増倍管 31 増幅器 32 増幅器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二次電子増倍管と、この二次電子増倍管
    の前段側に配置されるとともに正の高電圧が印加され、
    入射する負イオンをそれに比例した量の正のイオンに変
    換して上記二次電子増倍管に入射する変換ダイノード
    と、上記二次電子増倍管の後段側に配置され、上記二次
    電子増倍管にて増倍された二次電子が入射し、この入射
    した二次電子を光に変換するシンチレータと、このシン
    チレータの二次電子の入射面に形成された金属膜と、上
    記シンチレータにて変換された光を検出する光電子増倍
    管とを備え、上記二次電子増倍管から出力する二次電子
    を加速して上記シンチレータに入射させるための正の高
    電圧が上記金属膜に印加されていることを特徴とするイ
    オン検出装置。
  2. 【請求項2】 二次電子増倍管と、この二次電子増倍管
    の前段側に配置されるとともに正の高電圧が印加され、
    入射する負イオンをそれに比例した量の正のイオンに変
    換する第1変換ダイノードと、この第1変換ダイノード
    にて変換された正のイオンをそれに比例した量の電子に
    変換して上記二次電子増倍管に入射する第2変換ダイノ
    ードと、上記二次電子増倍管の後段側に配置され、上記
    二次電子増倍管にて増倍された二次電子が入射し、この
    入射した二次電子を光に変換するシンチレータと、この
    シンチレータの二次電子の入射面に形成された金属膜
    と、上記シンチレータにて変換された光を検出する光電
    子増倍管とを備え、上記二次電子増倍管から出力する二
    次電子を加速して上記シンチレータに入射させるための
    正の高電圧が上記金属膜に印加されていることを特徴と
    するイオン検出装置。
  3. 【請求項3】 上記金属膜を正の高電圧から切り離して
    コレクタとして機能させ、上記金属膜からイオン検出信
    号を取り出すことを特徴とする請求項1または2記載の
    イオン検出装置。
JP23949191A 1991-09-19 1991-09-19 イオン検出装置 Pending JPH0580157A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113557587A (zh) * 2019-03-28 2021-10-26 株式会社日立高新技术 离子检测装置
CN113557587B (zh) * 2019-03-28 2024-06-11 株式会社日立高新技术 离子检测装置

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