JPH0580105U - 屋外用配電盤 - Google Patents
屋外用配電盤Info
- Publication number
- JPH0580105U JPH0580105U JP1983092U JP1983092U JPH0580105U JP H0580105 U JPH0580105 U JP H0580105U JP 1983092 U JP1983092 U JP 1983092U JP 1983092 U JP1983092 U JP 1983092U JP H0580105 U JPH0580105 U JP H0580105U
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- space
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の装置が並列に設置された屋外用配電盤
における前記装置に対する作業性を向上させる。 【構成】 屋外用配電盤10を構成する各ユニット15
の扉16と装置11の操作面11aとの間にユニット1
5の配列方向に沿って貫通する通路状空間20が設けら
れているため、壁13の扉16側端面および操作面11
aとは、いずれも通路状空間20に面している。しか
も、通路状空間20の両端はいずれも扉21により開閉
自在となっているため、作業者は、扉21から通路状空
間20に入り、通路状空間20を通行しつつ、各装置1
1の操作、あるいは点検、巡視等を行うことができる。
における前記装置に対する作業性を向上させる。 【構成】 屋外用配電盤10を構成する各ユニット15
の扉16と装置11の操作面11aとの間にユニット1
5の配列方向に沿って貫通する通路状空間20が設けら
れているため、壁13の扉16側端面および操作面11
aとは、いずれも通路状空間20に面している。しか
も、通路状空間20の両端はいずれも扉21により開閉
自在となっているため、作業者は、扉21から通路状空
間20に入り、通路状空間20を通行しつつ、各装置1
1の操作、あるいは点検、巡視等を行うことができる。
Description
【0001】
本考案は、並列に設置された複数の装置を有する屋外用配電盤に係り、特に、 前記装置に対する作業性に優れた屋外用配電盤に関する。
【0002】
従来の屋外用配電盤の例を図5ないし図7に示す。図5ないし図7は、屋外用 配電盤の最小単位(以下、便宜上ユニットと呼称する)を示すものである。この ユニット1は、図示しない電力機器およびその保護装置もしくは制御装置(以下 、装置と略称する)を搭載した基台2上に、前記装置を左右から覆う壁3を設置 し、その壁3上に屋根4を積載したもので、壁3の前記装置の前面(操作面)側 および背面側はそれぞれ扉5,5aにより開閉自在となっている。
【0003】 また、符号6,6aは扉5,5aの開閉に用いられる把手、符号7,7aは前 記装置の種類が記載された銘板である。更に、前記装置前面側の扉5の上部中央 には監視窓8が設けられている。そして、このユニット1を屋外に複数個並列に 設置することにより、屋外用配電盤を構成している。
【0004】
しかしながら、上記従来の屋外用配電盤においては、屋外用配電盤を構成する 個々のユニット1はいずれも壁3により仕切られているか、仕切られていない場 合でも、扉5,5aと前記装置間の距離が非常に狭いため、隣接するユニット1 間を直接行き来することは不可能である。従って、屋外用配電盤の操作、あるい は点検、巡視等を行う場合には、ユニット1の扉5,5aを開け、操作、点検等 を行った後扉5,5aを閉める動作を、屋外用配電盤を構成する各ユニット1に ついてそれぞれ行う必要があった。
【0005】 その結果、扉5,5aの開閉が煩雑であるばかりではなく、扉5,5aの開閉 に伴い、屋外用配電盤の操作、あるいは点検、巡視等における所要時間が延長し た。この傾向は悪天候の際において著しく、特に、雨天時には扉5,5aを開け ることにより前記ユニット1内に雨粒が吹き込み、前記装置の回路等に悪影響を 与える可能性があった。
【0006】
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、並列に設置された複数個の装置の 周囲を壁で覆い、かつ前記装置の前面または背面の少なくとも一方に扉が形成さ れてなる屋外用配電盤において、前記扉と前記装置との間に、前記装置の配列方 向に沿って貫通する通路状空間を設けたものである。
【0007】
本考案の屋外用配電盤においては、装置の配列方向に沿って貫通する通路状空 間を設けたため、この通路状空間を利用することにより、前記屋外用配電盤を構 成する各装置の前面または背面側に形成された扉の開閉を行わずとも、前記屋外 用配電盤の操作、あるいは点検、巡視等が可能である。
【0008】
以下、図面に基づき、本考案の実施例について更に詳しく説明する。 符号1ないし符号3は、本考案に係る屋外用配電盤10の例を示すもので、図 1は屋外用配電盤10の正面図、図2は屋外用配電盤10の側面図、更に図3は 屋外用配電盤10の背面図である。
【0009】 屋外用配電盤10は、装置11を搭載した基台12上に装置11を左右から覆 う壁13を設置し、その壁13上に屋根14を積載してなるユニット15を複数 個(実施例では11個)並列に設置したもので、壁13の装置11の前面(操作 面11a)側および背面11b側はそれぞれ扉16,16aにより開閉自在とな っている。
【0010】 また、符号17,17aは扉16,16aの開閉に用いられる把手、符号18 ,18aは装置11の種類が記載された銘板である。更に、操作面11a側に位 置する扉16の上部中央には操作面11a監視用の監視窓19が設けられ、監視 窓19には網入りガラスがはめ込まれている。
【0011】 一方、図4に示すように、扉16と操作面11aとの間には、前記ユニット1 5の配列方向に沿って貫通する通路状空間20が設けられ、その結果、個々の壁 13の扉16側端面および各装置11の操作面11aは、いずれも通路状空間2 0に面している。更に、通路状空間20の両端はいずれも扉21により開閉自在 となっている。なお、符号22は扉21の開閉に用いられる把手である。
【0012】 ここで、この通路状空間20の幅は、少なくとも人間が一名通行可能とされて いるとともに、監視窓19から操作面11aを見た場合における操作面11aの 視認性が低下せず、かつ屋外用配電盤10の設置面積を過剰に拡大しない範囲で 任意に設定される。すなわち、通路状空間20における作業性を重視する場合に は通路状空間20の幅を広く、また、監視窓19から操作面11aを見た場合に おける操作面11aの視認性を重視する場合には通路状空間20の幅を狭くする 。
【0013】 上記構成を有する屋外用配電盤10にあっては、監視窓19から監視を行う他 、扉21から通路状空間20に入り、通路状空間20を通行しながら屋外用配電 盤10の操作、点検、あるいは巡視等作業の作業を行うことができる。従って、 これらの作業を行う際、各ユニット15の扉16をそのつど開閉する必要がなく なり、作業性が向上する他、作業時間も短縮する。しかも、この通路状空間20 は作業用のスペースとしても利用可能であるため、天候等とは無関係に常時安定 した環境下で安全に作業を行うことができる。
【0014】 また、特定の装置11のみを監視する場合には、その装置11が設置されたユ ニット15の扉16に設けられた監視窓19を介して装置11の制御面11aを 正面から直接視認すればよく、前記特定の装置11に対して作業を行う必要があ る場合には、その扉16を開けて通路状空間20に入り作業を行えばよい。また 、上記実施例では通路状空間20の両端に扉21を設けたが、必要に応じ、扉2 1の設置箇所を、通路状空間20のいずれか一端のみとしてもよい。更に、通路 状空間20を、装置11の前面側のみならず、背面11b側に設けることももち ろん可能である。
【0015】
以上説明した通り、本考案の屋外用配電盤においては、ユニットの扉と装置と の間に、前記ユニットの配列方向に沿って貫通する通路状空間を設けたため、こ の通路状空間を利用して前記屋外用配電盤の操作、あるいは点検、巡視等の作業 を行うことが可能となった。その結果、扉の開閉操作を前記屋外用配電盤を構成 する各ユニットについてそれぞれ行う必要がなくなり、前記作業が容易に行われ る他、作業時間も短縮した。
【0016】 しかも、前記通路状空間を作業用スペースとして利用することにより、天候等 の影響を受けることなく、常時安定した環境下で安全に作業を行うことが可能と なった。
【図1】本考案の第一実施例を示す屋外用配電盤の正面
図である。
図である。
【図2】本考案の第一実施例を示す屋外用配電盤のII
方向からの側面図である。
方向からの側面図である。
【図3】本考案の第一実施例を示す屋外用配電盤の背面
図である。
図である。
【図4】本考案の第一実施例を示す屋外用配電盤のIV
−IV線に沿った断面図である。
−IV線に沿った断面図である。
【図5】従来の屋外用配電盤を構成するユニットの例を
示す正面図である。
示す正面図である。
【図6】従来の屋外用配電盤を構成するユニットの例を
示す矢印VI方向からの側面図である。
示す矢印VI方向からの側面図である。
【図7】従来の屋外用配電盤を構成するユニットの例を
示す背面図である。
示す背面図である。
1,15 ユニット 2,12 基台 3,13 壁 4,14 屋根 5,5a,16,16a 扉 6,6a,17,17a 把手 7,7a,18,18a 銘板 8,19 監視窓 10 屋外用配電盤 11 装置 11a 操作面 11b 背面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 大西 善雄 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社筑波製作所内 (72)考案者 佐々木 武 茨城県結城郡石下町大字古間木1511番地 三菱マテリアル株式会社筑波製作所内
Claims (2)
- 【請求項1】 並列に設置された複数個の装置の周囲を
壁で覆い、かつ前記装置の前面または背面側の少なくと
も一方に扉が形成されてなる屋外用配電盤において、 前記扉と前記装置との間に、前記制御装置の配列方向に
沿って貫通する通路状空間を設けたことを特徴とする屋
外用配電盤。 - 【請求項2】 前記通路状空間の両端の少なくとも一方
に扉を設けたことを特徴とする請求項1記載の屋外用配
電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983092U JPH0580105U (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 屋外用配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1983092U JPH0580105U (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 屋外用配電盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0580105U true JPH0580105U (ja) | 1993-10-29 |
Family
ID=12010207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1983092U Pending JPH0580105U (ja) | 1992-04-02 | 1992-04-02 | 屋外用配電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0580105U (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5039536A (ja) * | 1973-08-10 | 1975-04-11 | ||
JPS5718230A (en) * | 1980-07-10 | 1982-01-30 | Fujikura Ltd | Method of measuring resin temperature in extruding machine |
JPS59134260A (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-01 | 株式会社熊谷組 | パネルの取付構造 |
-
1992
- 1992-04-02 JP JP1983092U patent/JPH0580105U/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5039536A (ja) * | 1973-08-10 | 1975-04-11 | ||
JPS5718230A (en) * | 1980-07-10 | 1982-01-30 | Fujikura Ltd | Method of measuring resin temperature in extruding machine |
JPS59134260A (ja) * | 1983-01-24 | 1984-08-01 | 株式会社熊谷組 | パネルの取付構造 |
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