JPH057996U - モータ直結型ブロワ - Google Patents

モータ直結型ブロワ

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Publication number
JPH057996U
JPH057996U JP6206891U JP6206891U JPH057996U JP H057996 U JPH057996 U JP H057996U JP 6206891 U JP6206891 U JP 6206891U JP 6206891 U JP6206891 U JP 6206891U JP H057996 U JPH057996 U JP H057996U
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JP
Japan
Prior art keywords
motor
mounting seat
blower
motor mounting
casing
Prior art date
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Pending
Application number
JP6206891U
Other languages
English (en)
Inventor
英樹 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hisaka Works Ltd
Original Assignee
Hisaka Works Ltd
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Publication date
Application filed by Hisaka Works Ltd filed Critical Hisaka Works Ltd
Priority to JP6206891U priority Critical patent/JPH057996U/ja
Publication of JPH057996U publication Critical patent/JPH057996U/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ブロワのメカニカルシールから漏洩したミス
ト含有ガスがモータ内部に浸入しないモータ直結型ブロ
ワを提供する。 【構成】 羽根車16を内蔵するケーシング15と、上
記ケーシング15の側壁15aに一体的に突出形成され
るモータ取付座12と、このモータ取付座12に本体6
aが直接取り付けられるモータ6とを備え、上記モータ
取付座12に、その内部と外気とを連通する孔30を少
なくとも一個設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、モータ直結型ブロワに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
繊維,木材等の各種製品をブロワからの送風を利用して脱水・乾燥等する場合 、従来、つぎのような装置が用いられている。すなわち、上記ブロワから加熱器 ,乾燥釜,冷却器を経て再び上記ブロワに戻る密封状の循環流路を形成し、この 循環流路を循環する熱風によつて、上記乾燥釜内に装填した繊維等の製品を脱水 ・乾燥等するものである。このような装置では、通常、高圧型のブロワを使用し て高圧の熱風を乾燥釜内に流入させ、短時間で効果的な脱水・乾燥等が行えるよ うにしている。
【0003】 上記ブロワとしては、設備全体のコンパクト化を図るため、ケーシングにモー タを直接取り付けたモータ直結型ブロワが汎用されている。このモータ直結型ブ ロワは、例えば図4に示すように構成されている。すなわち、モータ6の本体6 aの一側壁6bから突出する出力軸7がブロワ1のケーシング15の側壁15a にあけた貫通孔15bを通つてケーシング15内に入り、この出力軸7の先端部 に、遠心式羽根車16が軸スリーブ17およびインペラーナツト19を用いて一 体的に固定されている。なお、上記出力軸7はモータ本体6aの一側壁6bにベ アリング8で回転自在に支受されるとともに、オイルシール9で密封されている 。また、上記ケーシング15の側壁15aの貫通孔15bはメカニカルシール1 8で密封されている。そして、上記ケーシング15の側壁15aには、上記出力 軸7等を覆うようにして略筒状のモータ取付座12がモータ本体6aの一側壁6 bに向けて一体的に突出形成されており、この突出端部に直接モータ本体6aの 一側壁6bがボルト13で取り付けられている。図において、20は吸込みカバ ー、21,22および23はボルト、24,25はパツキンである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、上記ブロワ1では、冷却器を通過してミストを多量に含んだ循 環風がケーシング15内に還流する際に、その一部がケーシング15の軸スリー ブ17およびメカニカルシール18からモータ取付座12内に漏れ出てモータ取 付座12内に溜まり、モータ取付座12内の圧力が高まる。しかも、高圧型のブ ロワ1であることからガスの漏れ量が多く、早期にモータ取付座12内の圧力が 高まるため、モータ取付座12内のミスト含有ガスがモータ6のオイルシール9 ,ベアリング8を通過してモータ6内部に浸入し、焼損および錆付きを招く等の 問題を生じる。
【0005】 この考案は、このような事情に鑑みなされたもので、ケーシングのメカニカル シールからモータ取付座内に漏洩したガスがモータ内部に浸入することのないモ ータ直結型ブロワの提供をその目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、この考案のモータ直結型ブロワは、羽根車を内蔵 するケーシングと、上記ケーシングの側壁に一体的に突出形成されるモータ取付 座と、このモータ取付座に本体が直接取り付けられるモータとを備えたモータ直 結型ブロワであつて、上記モータ取付座に、モータ取付座内部と外気とを連通す る孔が少なくとも一個設けられているという構成をとる。
【0007】
【作用】
すなわち、この考案のモータ直結型ブロワは、モータ取付座に、このモータ取 付座の内部と外気とを連通する孔を設けたため、モータ取付座内は上記孔を介し て常に外部と連通し、大気圧に保持さる。したがつて、密封状の循環流路を流れ る循環風がブロワのケーシングのメカニカルシールを通つてモータ取付座内に漏 れ出ても、このガスがモータ取付座にあけた上記孔から外部に排出される。この ため、モータ取付座内に浸入したミスト含有ガスがモータ内部に浸入することが なく、モータを焼損させたり、錆付かせたりするという問題を解消することがで きる。
【0008】 つぎに、この考案を実施例にもとづいて詳しく説明する。
【0009】
【実施例】
図1は、この考案のブロワ1の一実施例を示している。この部分の基本的な構 造は図4に示すブロワと同じであり、同一部分に同一番号を付している。
【0010】 ただし、この実施例では、モータ取付座12の周壁上方部に、内圧がかからな い程度のガス抜き孔30があけられており、モータ取付座12内が外気に連通さ れている。これがこの考案の大きな特長である。このガス抜き孔30の大きさは 、ブロワ1のケーシング15の側壁15aに設けたメカニカルシール18からの 漏れ量を考慮して設定されている。図において、31は冷却器4に接続される配 管であり、32はブロワ1の吐出口(図2参照)である。
【0011】 なお、上記ブロワ1のケーシング15は、図2に示すように、ボルト38で支 持板37に固定され、この支持板37は基台33に取り付けられている。また、 モータ6はボルト36で支持板35に固定され、この支持板35は、上記基台3 3に取り付けた支持台34に取り付けられている。
【0012】 このような構成において、ブロワ1のメカニカルシール18から漏洩してモー タ取付座12内に流入してきたガスは、上記ガス抜き孔30を介して大気中に排 出され、モータ取付座12内の圧力は常に大気圧と同じに保持される。したがつ て、冷却器4を通過してミストを多量に含んだガスがモータ6内に浸入せず、内 部を焼損させたり、錆付かせたりすることがなくなる。
【0013】 なお、上記実施例では、ガス抜き孔30をモータ取付座12の周壁上方部にあ けているが、これに限るものではなく、モータ取付座12の周壁のいずれの個所 にあけても差し支えはない。なかでも下方部に上記ガス抜き孔30をあけた場合 には、この孔30から配管を延ばしてドレン抜きと兼用できるようにすることが できる。また、ガス抜き孔30は複数個を分散形成するようにしてもよい。
【0014】 このようなブロワ1は、各種の送風設備に組み込まれて用いられるが、例えば 、染色,水洗等の工程を経たチーズ等のパツケージ繊維製品を脱水・乾燥等する 場合に用いられる。すなわち、上記パツケージ繊維製品の脱水・乾燥設備では、 図3に示すように、高圧型のブロワ1と加熱器2と乾燥釜3と冷却器4とを備え ており、上記ブロワ1から加熱器2,乾燥釜3,冷却器4を経て再び上記ブロワ 1に戻る循環流路を循環する熱風によつて、上記乾燥釜3内に装填したチーズ5 の脱水・乾燥を行うことができるようになつている。
【0015】
【考案の効果】
以上のように、この考案のモータ直結型ブロワは、従来、密封構造になつてい たモータ取付座に孔をあけ外気と連通したため、ブロワのメカニカルシールから モータ取付座内に漏れ出たガスが大気に排出され、上記モータ取付座内は常に大 気圧に保持されて高圧化することがない。このため、ブロワから上記モータ取付 座内に漏れ出たミスト含有ガスがモータ内部に浸入することが防止され、モータ の焼損および錆付きを防止することができる。そして、これによりモータの耐久 性を格段に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例を示す部分的な断面図であ
る。
【図2】上記実施例の取付態様の説明図である。
【図3】上記実施例を繊維製品の脱水・乾燥設備に組み
込んだ構成図である。
【図4】従来のブロワの断面図である。
【符号の説明】
1 ブロワ 6 モータ 6a モータ本体 12 モータ取付座 15 ケーシング 15a 側壁 16 羽根車 30 ガス抜き孔

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 羽根車を内蔵するケーシングと、上記ケ
    ーシングの側壁に一体的に突出形成されるモータ取付座
    と、このモータ取付座に本体が直接取り付けられるモー
    タとを備えたモータ直結型ブロワであつて、上記モータ
    取付座に、モータ取付座内部と外気とを連通する孔が少
    なくとも一個設けられていることを特徴とするモータ直
    結型ブロワ。
JP6206891U 1991-07-11 1991-07-11 モータ直結型ブロワ Pending JPH057996U (ja)

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JP6206891U JPH057996U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 モータ直結型ブロワ

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JP6206891U JPH057996U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 モータ直結型ブロワ

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JPH057996U true JPH057996U (ja) 1993-02-02

Family

ID=13189413

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JP6206891U Pending JPH057996U (ja) 1991-07-11 1991-07-11 モータ直結型ブロワ

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58114415A (ja) * 1981-12-26 1983-07-07 松下電器産業株式会社 チツプコンデンサの製造法
JPS63205498A (ja) * 1987-02-19 1988-08-24 サ−モカタリチツク コ−ポレ−シヨン 送風機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58114415A (ja) * 1981-12-26 1983-07-07 松下電器産業株式会社 チツプコンデンサの製造法
JPS63205498A (ja) * 1987-02-19 1988-08-24 サ−モカタリチツク コ−ポレ−シヨン 送風機

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