JPH0579966A - ペレツトの圧潰強度試験機の制御方法及び装置 - Google Patents

ペレツトの圧潰強度試験機の制御方法及び装置

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JPH0579966A
JPH0579966A JP3268597A JP26859791A JPH0579966A JP H0579966 A JPH0579966 A JP H0579966A JP 3268597 A JP3268597 A JP 3268597A JP 26859791 A JP26859791 A JP 26859791A JP H0579966 A JPH0579966 A JP H0579966A
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crushing
pellet
crush
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crusher
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JP3268597A
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Kenji Yamano
健次 山野
Takeshi Hata
武司 秦
Hiroyoshi Matsuo
博好 松尾
Genzo Moriyama
元蔵 森山
Atsushi Yamazaki
▲あつし▼ 山崎
Yasushi Kuriyama
保士 栗山
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OITA PREF GOV SETSUBI KAIHATSU
OITA PREF GOV SETSUBI KAIHATSU KYODO KUMIAI
Nippon Steel Corp
Original Assignee
OITA PREF GOV SETSUBI KAIHATSU
OITA PREF GOV SETSUBI KAIHATSU KYODO KUMIAI
Nippon Steel Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N33/00Investigating or analysing materials by specific methods not covered by groups G01N1/00 - G01N31/00
    • G01N33/0077Testing material properties on individual granules or tablets

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Biochemistry (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Pathology (AREA)
  • Investigating Strength Of Materials By Application Of Mechanical Stress (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 圧潰盤間でペレットを挾んで圧下中以外は
該圧潰盤の前後進移動速度を高速にすることにより、圧
潰盤の前後進移動にかかる時間を短縮して、ペレットの
圧潰試験を短時間で完了する。 【構成】 圧潰強度試験機の圧潰盤にかかる圧潰荷重
を測定しつつ、該圧潰盤間でペレットを圧潰するに際
し、該圧潰盤間にペレットが位置したことを検知すると
該圧潰盤を高速で前進移動し、前記圧潰盤間にかかる圧
潰荷重を基に該圧潰盤間でペレットを把持したことを検
知すると前記圧潰盤の前進移動速度を高速から低速に切
替えて、前記ペレットの圧下を継続し、更に、前記圧潰
盤にかかる圧潰荷重を基にペレットの圧潰が完了しこと
を検知すると前記圧潰盤の低速前進移動を停止した後、
多々ちに、高速後退移動するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高炉、転炉等で用いら
れるペレットの圧潰強度を試験する試験機の制御方法及
び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、高炉においては、鉄源として焼
結鉱、鉄鋼石に加えてペレットを使用している。このペ
レットは、鉄分を含有した粉体に結合剤を添加して造粒
機で造粒したものであり、その造粒条件により強度が変
化することから、輸送や貯蔵の段階、または高炉内に於
いて破壊または粉化し、安定して高炉操業継続ができな
い場合がある。このため、ペレットは所定値以上の強度
を有する必要があり、高炉で使用するに当ってはその強
度を測定している。
【0003】この強度の測定手段としては、例えばJI
S M8718−1988「鉄鉱石ペレットの圧かい強
度試験方法」に示すように、圧潰強度試験機の上下の加
圧盤間にペレットを挟み、上加圧盤及び/または下加圧
盤を予め設定した間隔(20mm)範囲内で定速で上下動
して、該ペレットを圧潰するものがある。
【0004】更に、圧潰強度試験機でペレットを圧潰し
た際の圧潰荷重を、該圧潰強度試験機に設けた圧力検出
用ロードセルにより取込み、これを電圧値に変換してペ
ンレコーダで記録し、これをオペレータが物差し等を使
用して圧潰強度値を読み取っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような圧潰強度試
験を行うに際して、1個のペレット当り数分程度の時間
を必要とするが、このうちの60〜70%は圧潰強度試
験機の圧潰盤の上下移動に要する時間であり、この時間
を短縮することが、圧潰強度試験を短時間で行う上で重
要なことである。
【0006】具体的には、1回の圧潰試験で圧潰する
ペレット数は200個〜300個であり、更に、圧潰
強度試験器の圧潰盤の上下移動速度が10〜20mm/分
の範囲の一定速度で非常に遅く、その動作範囲は23mm
程度である。このため、1個のペレットを圧潰するに当
たって、2〜3分程度は圧潰盤が上下している時間であ
り、全部のペレットを試験したときに前記圧潰盤の上下
時間は合計約10時間必要となるものであった。
【0007】本発明は、圧潰盤間でペレットを挾んで圧
下中である場合以外は、該圧潰盤の前後進移動速度を高
速にすることにより、圧潰盤の前後進移動に要する時間
を短縮して、ペレットの圧潰試験を短時間で完了するこ
とを課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するためになされたものであり、その手段(1)は、圧
潰強度試験機の圧潰盤に加わる圧潰荷重を測定しつつ、
該圧潰盤間でペレットを圧潰するに際し、該圧潰盤間に
ペレットが位置したことを検知したときに該圧潰盤を高
速で前進移動させ、前記圧潰盤に加わる圧潰荷重に基づ
き該圧潰盤間でペレットを把持したことを検知したとき
に、前記圧潰盤の前進移動速度を高速から低速に切替え
て、前記ペレットの圧下を継続し、更に、前記圧潰盤に
加わる圧潰荷重に基づきペレットの圧潰が完了したこと
を検知したときに、前記圧潰盤の低速前進移動を停止し
た後、直ちに高速後退移動させることを特徴とするペレ
ットの圧潰強度試験機の制御方法である。
【0009】更に、手段(2)は、前記圧潰盤の低速前
進移動によりペレットを圧下中に該圧潰盤に加わる圧潰
荷重の測定値を所定周期で取込んで、前記取込んだ圧
潰荷重値の複数個の移動平均値を求め、該移動平均値が
所定回数連続した前回演算の移動平均値より低下したこ
と、または前記移動平均値が前回演算の移動平均値よ
り低下し、かつ、その両移動平均値を算出した際に取込
んだ圧潰荷重値の差が所定値以上低下したことが検知さ
れた場合に、ペレットの圧潰完了を検知することを特徴
とする請求項1に記載のペレットの圧潰強度試験機の制
御方法である。
【0010】更に、手段(3)は、圧潰盤間に位置せし
めたペレットを該圧潰盤を前進移動させることにより圧
下して圧潰すると共に、この圧下中に該圧潰盤に加わる
圧潰荷重を測定するロードセルを有する圧潰強度試験機
に於いて、前記圧潰盤間にペレットが位置したことを検
出するペレットセット完了検出器と、前記圧潰盤の前後
進移動速度を高速または低速のいずれにも切替え可能な
切替操作機構と、前記ロードセルから入力した圧潰荷重
に基づき、前記圧潰盤で前記ペレットの把持を検知する
ペレット把持検知部と、前記ロードセルから入力した圧
潰荷重値に基づき、ペレットの圧潰が完了したことを検
出する圧潰完了検出部と、前記ペレットセット完了検出
器からペレット検出信号を入力したときには該圧潰盤の
高速前進移動開始指令を、前記ペレット把持検知部から
ペレット把持信号を入力したときには圧潰盤の低速前進
移動開始指令を、前記圧潰完了検出部からペレット圧潰
完了信号を入力したときには、圧潰盤の前進移動を停止
した後、高速後退移動開始指令を前記切替操作機構に各
々指令する圧潰速度制御指令部とを有することを特徴と
するペレットの圧潰強度試験機の制御装置である。
【0011】
【作用】本発明の作用を図2を参照して説明する。
【0012】粒径h1 が8〜18mmのペレットPの圧潰
試験を行うに当って、下圧潰盤1bは、上圧潰盤1aか
ら距離h2 =23mm離れた位置から上昇して、上圧潰盤
1aから距離h3 =4mm下方の位置で停止し、再び上圧
潰盤1aから距離h2 =23mm離れた位置に戻る動作を
繰返し行う。更に、その移動速度は19mm/分にセット
されている。
【0013】このような、圧潰強度試験機で圧潰盤1b
の移動時間の短縮について調査、検討した結果、例え
ば、圧潰強度が300Kgf で粒径h1 =18mmのペレッ
トPを圧潰する場合には、両圧潰盤1a、1bの間隔h
4 が12mm程度となったときに圧潰が完了することが判
明した。
【0014】このことから、(a) ペレットPの圧潰が完
了した後に圧潰盤1bが上昇、下降する(h4 −h3 )
=11mmは全く不必要で、これに要する時間(11mm×
2/19mm/分=1.2分)は純然たる無駄時間であ
る。更に、(b) 両圧潰盤1a、1b間でペレットPを挾
むまでの間に於ける上昇移動及びペレットPを圧潰した
後、元の位置に戻るまでの圧潰盤1bの下降移動は該ペ
レットPの圧潰には直接関係のない動作であることの知
見を得た。
【0015】先ず、上記(a) を改善するために、ペレッ
トPの圧潰完了をオンラインで早期に確実に検出する必
要がある。しかしながら、従来は、前記ロードセルによ
り測定した圧潰荷重をペンレコーダでペン書きし、これ
をオペレータが判読する方式であるため、該ペレットの
圧潰試験が完了した段階でペレットの圧潰完了時期が判
明するものであり、何ら圧潰完了情報を圧潰強度試験機
の制御上で活用できるものではなかった。
【0016】そこで、本発明によれば、前記ロードセル
1fで測定した圧潰荷重値から移動平均値を算定し、こ
の移動平均値と圧潰荷重値により上記手段(2)の
を検出することにより、ペレットPの圧潰完了を早期に
検出する可能となった。そして、ペレットPの圧潰完了
を検出したときに直ちに圧潰盤1bの上昇動作を停止す
ることにより、上記(a) の無駄な時間を排除することが
できた。
【0017】上記(b) を改善するためには、ペレットP
が圧潰盤1a、1b間で挟まれて把持されたことを検出
する必要がある。この圧潰盤1aにペレットPが接触し
て圧下が始まると、ロードセル1fで測定した前記圧潰
荷重値が順次増大することから、その圧潰荷重値が所定
値まで上昇したことを検知することにより、前記圧潰盤
1a、1b間におけるペレットPの把持の検出が可能と
なった。
【0018】これにより、圧潰盤1bの上昇開始からペ
レットPを圧潰盤1a、1bが挾むまでの区間h5 を高
速前進移動させる。更に、前記のようにして上記ペレッ
トPの圧潰完了を検出して、その検出位置から元(上昇
開始)位置までの区間h6 を高速で該下圧潰盤1bを後
退移動させることにより、前記圧潰盤1bの移動時間の
大幅な短縮を行うことができた。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例について図1を参照しつつ
説明する。
【0020】図中、1は圧潰強度試験機であり、前後進
移動、つまり、上昇、下降移動可能な下側圧潰盤1b
と、固定側の上側圧潰盤1aと、下側圧潰盤1bを高速
で上昇、下降移動(27mm/分)させるための高速駆動
用モータ1hと、下側圧潰盤1bを低速上昇移動(19
mm/分)させるための低速駆動用モータ1rと、下側圧
潰盤1bと高速駆動用モータ1hまたは低速駆動用モー
タ1rの連結状態を切替えるクラッチ機構1eと、該ク
ラッチ1eに伝達される高速駆動用モータ1hからの回
転方向を切替える回転方向切替機構1cと、上側圧潰盤
1aに加わる圧潰荷重を測定するロードセル1fとを有
している。
【0021】2は、ペレットPを挟んだハンド機構3が
所定位置に到達して、両圧潰盤1a、1b間にペレット
Pのセットが完了したことを検出するリミットスイッチ
式、または光学式等のペレットセット完了検出器、4は
前記ロードセル1fで測定した圧潰荷重値が所定値(5
Kg/cm2 )に達したことを検出して、両圧潰盤1a、1
b間でペレットPを挾んで把持したことを検知するペレ
ット把持検知部、5は前記ロードセル1fで測定した圧
潰荷重値に基づきペレットPの圧潰が完了したことを検
出する圧潰完了検出部、6はクラッチ機構1e及び回転
方向切替機構1cを切替える切替操作部、7は前記ペレ
ットセット完了検出器2からのペレットセット完了検出
信号S1、ペレット把持検知部4からのペレット把持検
知信号S2、ペレット圧潰完了検出部5からのペレット
圧潰完了信号S3の各々を入力して、前記切替操作部6
に圧潰盤1bの上昇、下降及びその移動速度の切替操作
指令S4〜S6を発する圧潰速度制御指令部である。
【0022】次に、この動作を説明する。ペレットPを
圧潰するに当たって、先ず、(1)高速駆動用モータ1
h及び低速駆動用モータ1rを駆動する。(2)次に、
ペレットPを挾んで把持したハンド機構3が前進して、
所定位置(該ペレットPを両圧潰盤1a、1b間の実線
の位置にセットできる位置)に到達したことをペレット
セット完了検出器2が検出する。(3)この検出信号S
1が圧潰速度制御指令部7に入力したときに、この指令
部6は切替操作部6に高速上昇駆動指令S4を出力す
る。(4)この高速上昇駆動指令S4を入力したとき
に、切替操作部6はクラッチ機構1eを高速駆動用モー
タ1h側に連結すると共に、回転方向切替機構1cを正
回転方向側、つまり、圧潰盤1bが上昇する方向の回転
側に切替える。(5)これにより、圧潰盤1bは高速で
矢印A方向に上昇移動する。
【0023】更に、(6)該圧潰盤1bの上昇によりペ
レットPは両圧潰盤1a、1b間に挟まれて圧下され始
める。(7)これにより、前記ロードセル1fで測定し
た圧潰荷重値が順次上昇し始める。そして、その圧潰荷
重値が所定値(5Kg/cm2 )になったことをペレット把
持検出部4が検知したときに、該ペレット把持検出部4
は、ペレットPが両圧潰盤1a、1b間に挟まれて、両
圧潰盤1a、1b間から脱落しない状態に把持されたと
判断して、ペレット把持信号S2を前記圧潰速度制御指
令部7に出力する。(8)圧潰速度制御指令部7はペレ
ット把持信号S2を入力したときに、切替操作部6に低
速上昇駆動指令S5を出力する。(9)該切替操作部5
は低速上昇駆動指令S5を入力したときにクラッチ機構
1eを低速駆動用モータ1r側に連結する。
【0024】かくして、(10)圧潰盤1bは低速で矢
印A方向に更に上昇する。(11)一方、前記圧潰速度
制御指令部7からペレット把持信号S2を前記ハンド機
構3の制御部(図示せず)に出力して、該ハンド機構3
のハンド3aを開いた後、矢印C方向の想像線位置に後
退させる。(12)これにより、ペレットPは両圧潰盤
1a、1b間で圧下され、その圧下力は順次増大する。
このペレットPの圧下中、圧潰完了検出部5は、ロード
セル1fで測定した圧潰荷重値を所定時間間隔(20m
秒間隔)で入力する。
【0025】(13)この圧潰完了検出部5は、入力し
た圧潰荷重値から以下の(a)(b)の何れかを検知し、ペレ
ットPの圧潰が完了したと判定する。
【0026】(a) 入力した圧潰荷重値100個分の移動
平均値Kを、下記の式により算出し、この移動平均値1
0個が、連続して前回算出の移動平均値を下回った。 移動平均値K={n+(n-1)+(n-2)+(n-3)+・・・+(n-98)+
(n-99)} /100 但し、n:現在入力した圧潰荷重値、n-1:nより1個前に
入力した圧潰荷重値、n-2:nより2個前に入力た圧潰荷
重値、n-3:nより3個前に入力た圧潰荷重値、・・・、
n-98: nより98個前に入力した圧潰荷重値、n-99: n
より99個前に入力した圧潰荷重値である。
【0027】(b) 上記移動平均値が前回値より低下した
際、その低下した時の圧潰荷重値とその直前の圧潰荷重
値の差を求め、この差が、所定値(例えば10Kg/cm
2 )を上回った。
【0028】(14)このようにして、ペレットPの圧
潰完了を検出したときに、直ちに、この圧潰完了検出部
5は圧潰完了信号S3を前記圧潰速度制御指令部7に出
力する。(15)圧潰速度制御指令部7はこの圧潰完了
信号S3を入力したときに、切替操作部6に圧潰盤1b
の高速後退駆動指令信号S6を出力する。(16)これ
により、該切替操作部6は、クラッチ機構1eを高速駆
動用モータ1h側と連結し、更に、回転方向切替機構1
cを逆回転方向側、つまり、圧潰盤1bが降下する方向
の回転側に切替える。
【0029】このようにして、(17)該圧潰盤1b
は、高速で矢印B方向に後退移動し、所定位置で停止
し、次のペレットPの圧潰に備える。
【0030】上記説明したペレット把持検出部4、圧潰
完了検出部5、圧潰速度制御指令部7は特殊なものでな
くてよく、市販のパーソナルコンピュータ、リレー回路
を使用して構成しても良い。また、本実施例において
は、下側圧潰盤1bを上下移動させたが、本発明はこれ
に限るものではなく、上側圧潰盤1aを上下移動させて
も良く、また、圧潰盤1a及び1bを横方向に対向して
設け、圧潰盤1aまたは1bを前後進させても良い。
【0031】更に、前記ペレットセット完了検出器2
は、ペレットPを挟んだハンド機構3が所定位置に到達
したことで、両圧潰盤1a、1b間にペレットPのセッ
トが完了したことを検出するようにしたが、これに代え
て、直接ペレットPが両圧潰盤1a、1b間に位置する
ことが検出可能なように、上側圧潰盤1aの下方両側に
光学式の検出器を設ける構造としても良い。また、圧潰
盤1bの前後進駆動装置として、高速駆動用モータ1h
と低速駆動用モータ1rとを各々設けたが、これに限る
ことなく、1台のモータで低速用と高速用のギアを設
け、そのギアを切替えることにより、圧潰盤1bを高
速、低速で前後進駆動させるようにしても良く、また、
モータに代えて油圧ポンプで、下側圧潰盤1bを前後進
駆動させても良い。この際はクラッチ機構1eに代えて
油量調整弁を設ければ良く、構造が簡単になり好まし
い。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はペレット
の圧潰完了をオンラインで早期に検出して、ペレットの
圧潰完了に於ける圧潰盤の無駄な前進移動とそれに伴う
後退移動の動作を無くし、しかも、ペレットの圧下中以
外における圧潰盤の移動動作を高速化することにより、
該ペレットの圧潰試験に要する時間を従来の2/3程度
に短縮することが可能となり、圧潰試験の作業管理時間
を短くすることができ、更に、早期に圧潰強度値をペレ
ット製造工程にフィードバックすることができ、この分
野における効果は多大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の圧潰強度試験機の制御フロ
ー図である。
【図2】本発明の作用説明図である。
【符号の説明】
1 圧潰強度試験機 2 ペレットセット完了検出器 3 ハンド機構 4 ペレット把持検知部 5 圧潰完了検出部 6 切替操作部 7 圧潰速度制御指令部
フロントページの続き (72)発明者 松尾 博好 大分市大字西ノ洲1番地 新日本製鐵株式 会社大分製鐵所内 (72)発明者 森山 元蔵 大分市大字西ノ洲1番地 新日本製鐵株式 会社大分製鐵所内 (72)発明者 山崎 ▲あつし▼ 大分市大字西ノ洲1番地 新日本製鐵株式 会社大分製鐵所内 (72)発明者 栗山 保士 大分県日田市大部町2515番地3

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧潰強度試験機の圧潰盤に加わる圧潰
    荷重を測定しつつ、該圧潰盤間でペレットを圧潰するに
    際し、該圧潰盤間にペレットが位置したことを検知した
    ときに該圧潰盤を高速で前進移動させ、前記圧潰盤に加
    わる圧潰荷重に基づき該圧潰盤間でペレットを把持した
    ことを検知したときに、前記圧潰盤の前進移動速度を高
    速から低速に切替えて、前記ペレットの圧下を継続し、
    更に、前記圧潰盤に加わる圧潰荷重に基づきペレットの
    圧潰が完了したことを検知したときに、前記圧潰盤の低
    速前進移動を停止した後、直ちに高速後退移動させるこ
    とを特徴とするペレットの圧潰強度試験機の制御方法。
  2. 【請求項2】 前記圧潰盤の低速前進移動によりペレ
    ットを圧下中に該圧潰盤に加わる圧潰荷重の測定値を所
    定周期で取込んで、 前記取込んだ圧潰荷重値の複数個の移動平均値を求
    め、該移動平均値が所定回数連続した前回演算の移動平
    均値より低下したこと、または 前記移動平均値が前回演算の移動平均値より低下し、
    かつ、その両移動平均値を算出した際に取込んだ圧潰荷
    重値の差が所定値以上低下したことが検知された場合
    に、 ペレットの圧潰完了を検知することを特徴とする請求項
    1に記載のペレットの圧潰強度試験機の制御方法。
  3. 【請求項3】 圧潰盤間に位置せしめたペレットを該
    圧潰盤を前進移動させることにより圧下して圧潰すると
    共に、この圧下中に該圧潰盤に加わる圧潰荷重を測定す
    るロードセルを有する圧潰強度試験機に於いて、 前記圧潰盤間にペレットが位置したことを検出するペレ
    ットセット完了検出器と、 前記圧潰盤の前後進移動速度を高速または低速のいずれ
    にも切替え可能な切替操作機構と、 前記ロードセルから入力した圧潰荷重に基づき、前記圧
    潰盤で前記ペレットの把持を検知するペレット把持検知
    部と、 前記ロードセルから入力した圧潰荷重値に基づき、ペレ
    ットの圧潰が完了したことを検出する圧潰完了検出部
    と、 前記ペレットセット完了検出器からペレット検出信号を
    入力したときには該圧潰盤の高速前進移動開始指令を、
    前記ペレット把持検知部からペレット把持信号を入力し
    たときには圧潰盤の低速前進移動開始指令を、前記圧潰
    完了検出部からペレット圧潰完了信号を入力したときに
    は、圧潰盤の前進移動を停止した後、高速後退移動開始
    指令を前記切替操作機構に各々指令する圧潰速度制御指
    令部とを有することを特徴とするペレットの圧潰強度試
    験機の制御装置。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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