JPH0579921A - 入力測定装置 - Google Patents

入力測定装置

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JPH0579921A
JPH0579921A JP26548791A JP26548791A JPH0579921A JP H0579921 A JPH0579921 A JP H0579921A JP 26548791 A JP26548791 A JP 26548791A JP 26548791 A JP26548791 A JP 26548791A JP H0579921 A JPH0579921 A JP H0579921A
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Masashi Kasahara
雅志 笠原
Toshinori Nagasawa
利紀 長沢
Hideki Negishi
秀樹 根岸
Ikuo Matoba
郁夫 的場
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Chino Corp
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Chino Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品の削減により装置を簡素に構成してコス
トの低減が図れ、入力として熱電対および測温抵抗体の
両方を測定できる。 【構成】 熱電対6を入力として測定する場合、熱電対
6が接続される入力端子4,5を各々入力とする第2の
演算増幅回路12より第2のポート9bに入力される信
号によるA/Dコンバータ回路9の出力値を測定値とし
て出力する。測温抵抗体1を入力として測定する場合
は、各演算増幅回路11,12を介して各ポート9a,
9bに入力した信号に対し、各演算増幅回路11,12
の抵抗R1,R2,R3,R4に応じた重み付け定数
a,bを乗じて差演算し、この演算した値によるA/D
コンバータ回路9の出力値を測定値として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチレンジ入力とし
て熱電対または測温抵抗体の両方の入力が測定できる入
力測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば抵抗温度計では、測温箇所に取り
付けられる測温抵抗体と記録計、調節計等の計器との間
を結ぶ配線抵抗が測定値に直接影響を与えるという問題
があるため、従来の入力測定装置では、定電流源、オペ
アンプ等を用いたハード構成により、上述した配線抵抗
の除去を行っていた。
【0003】ところで、電圧値として入力される熱電対
の入力を測温抵抗体の入力に代えて同一基板上で測定す
る場合には、熱電対入力のための回路を付加するととも
に、回路の一部を併用して構成されるが、熱電対の入力
を測定する場合には、定電流源からの電流が流れ込まな
いように回路を切り離さなければならず、リレー等のス
イッチ回路が必要不可欠であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の入力測
定装置では、特に配線抵抗の影響を受ける測温抵抗体
と、熱電対による入力の測定を行う場合、スイッチ回路
を必要とし、入力に応じて切り換えの制御が必要である
だけでなく、部品点数が多くなって回路構成が複雑とな
り、その分、装置自身がコストアップになるという問題
があった。また、抵抗等の部品が多くなるので、各部品
の温度特性等が測定値に大きく影響を及ぼし、常に正確
な入力測定を行うことができず、測定精度および信頼性
に欠けるという問題点があった。
【0005】そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであって、その目的は、部品の削減により装置
を簡素に構成してコストの低減が図れ、入力として熱電
対および測温抵抗体の両方を測定することができる入力
測定装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による入力測定装置は、第1の入力端子3,
第2の入力端子4および第3の入力端子5に配線2を介
して接続された測温抵抗体1と、前記第1の入力端子に
接続された定電流源8と、前記第1の入力端子と第3の
入力端子に接続された第1の演算増幅回路11と、前記
第2の入力端子と第3の入力端子に接続された第2の演
算増幅回路12と、前記第1の演算増幅回路の出力が入
力される第1のポート9aと、前記第2の演算増幅回路
の出力が入力される第2のポート9bとを有し、各ポー
トに入力された信号をA/D変換するA/Dコンバータ
回路9と、前記各ポートに入力した信号に対し、前記各
演算増幅回路の抵抗に応じた重み付け定数a,bを乗じ
て差演算し、該演算した値による前記A/Dコンバータ
回路の出力値を前記測温抵抗体の測定値として出力する
演算出力回路13とを備えたことを特徴としている。
【0007】
【作用】熱電対6を入力として測定する場合は、熱電対
6の接続された第2の入力端子4と第3の入力端子5を
各々入力とする第2の演算増幅回路12より第2のポー
ト9bに入力される信号によるA/Dコンバータ回路9
の出力値が測定値として演算出力回路13より出力され
る。測温抵抗体1を入力として測定する場合は、各演算
増幅回路11,12を介して各ポート9a,9bに入力
した信号に対し、演算出力回路13が各演算増幅回路1
1,12の抵抗R1,R2,R3,R4に応じた重み付
け定数a,bを乗じて差演算し、この演算した値による
A/Dコンバータ回路9の出力値が測定値として演算出
力回路13より出力される。
【0008】
【実施例】図1は本発明による入力測定装置の一実施例
を示す回路構成図である。測温抵抗体による測定の場
合、測温抵抗体1の一端1aは、抵抗値rを有する配線
2を介して第1の入力端子3に接続され、他端1bも同
様に各々抵抗値rを有する配線2を介して第2の入力端
子4と第3の入力端子5に接続される。また、熱電対に
よる測定の場合は、熱電対6の両端6a,6bが第2の
入力端子4と第3の入力端子5に接続される。
【0009】第1の入力端子3は第1の演算増幅器7の
プラス入力端子7aに接続されており、第1の入力端子
3とプラス入力端子7aとの間には、定電流源8が接続
されている。また、第1の演算増幅器7のマイナス入力
端子7bは入力抵抗R1を介して第3の入力端子5に接
続されており、マイナス入力端子7bと出力端子7cと
の間には、帰還抵抗R2が接続されている。さらに、出
力端子7cはA/Dコンバータ回路9の第1のポート9
aに接続されている。
【0010】第2の入力端子4は第2の演算増幅器10
のプラス入力端子10aに接続されている。また、マイ
ナス入力端子10bは入力抵抗R3を介して第3の入力
端子5に接続されており、第3の入力端子5は接地され
ている。さらに、マイナス入力端子10bと出力端子1
0cとの間には、帰還抵抗R4が接続されている。ま
た、出力端子10cはA/Dコンバータ回路9の第2の
ポート9bに接続されている。
【0011】ここで、第1の演算増幅器7、入力抵抗R
1、帰還抵抗R2によって第1の演算増幅回路11が構
成され、第2の演算増幅器10、入力抵抗R3、帰還抵
抗R4によって第2の演算増幅回路12が構成されてい
る。
【0012】A/Dコンバータ回路9は第1の演算増幅
器7より第1のポート9aを介して入力された信号と、
第2の演算増幅器10より第2のポート9bを介して入
力された信号をA/D変換し、その結果を演算出力回路
13に出力している。
【0013】演算出力回路13はμCPU等からなり、
A/Dコンバータ回路9からの信号に基づいて熱電対6
または測温抵抗体1による入力の測定値を演算して出力
するもので、第2のポート9bのみによるA/Dコンバ
ータ回路9からの入力値を熱電対6による測定値として
出力する。また、第1のポート9aおよび第2のポート
9bによるA/Dコンバータ回路9からの各入力値に対
し、各演算増幅器7,10の入力抵抗R1,R3および
帰還抵抗R2,R4に応じた重み付け定数を乗じて差演
算を行い、配線rが除去された値を測温抵抗体1の測定
値として出力している。
【0014】次に、上記のように構成された入力測定装
置において、入力が熱電対6の場合には、第2,第3の
入力端子4,5間の電圧をVtとして、第2の演算増幅
器10より第2のポート9bを介して入力された電圧信
号、つまり、PV2=Vt(R3+R4)/R3がA/
D変換され、その結果が測定値として演算出力回路13
より出力される。
【0015】次に、入力が測温抵抗体1の場合には、各
演算増幅器7,10より第1のポート9aおよび第2の
ポート9bを介して入力された信号に対し、各演算増幅
回路11,12の入力抵抗R1,R3および帰還抵抗R
2,R4に応じた重み付け定数a,bを乗じて差演算し
た値がA/D変換され、その結果が測定値として演算出
力回路13より出力される。
【0016】すなわち、第1の演算増幅器7のプラス入
力端子7aの電圧をV1とすると、定電流源8の電流値
をI、測温抵抗体1の抵抗をR、配線2の抵抗をrとし
て、A/Dコンバータ回路9の第1のポート9aには、
電圧PV1=V1(1+R2/R1)、つまり、IR
(R1+R2)/R1+2Ir(R1+R2)/R1が
入力される。また、A/Dコンバータ回路9の第2のポ
ート9bには、電圧PV2=Ir(R3+R4)/R3
が入力される。そして、演算出力回路13では、a=
(R3+R4)/R3、b=(R1+R2)/R1とし
て、F=PV1×a−PV2×bの演算を行い、配線r
が除去された値、F=IR(R1+R2)(R3+R
4)/R1R3をA/D変換した測温抵抗体1による測
定値として出力する。
【0017】従って、上述した実施例では、測温抵抗体
1の配線抵抗の除去をソフト的に行っているので、ハー
ド構成としては、1個の定電流源、2組の演算増幅回路
による必要最小限の部品で簡素に構成でき、コストの低
減が図れるとともに、同一回路で熱電対6による入力の
測定も行うことができる。
【0018】また、部品点数の削減に伴って抵抗等の部
品が減少するので、各部品の温度特性等による影響が小
さく、誤差の少ない測定を行うことができ、測定精度お
よび信頼性の向上が図れる。
【0019】ところで、上述した実施例において、測温
抵抗体1を入力として測定を行う場合、A/Dコンバー
タ回路9の各ポート9a,9bへの入力電圧PV1,P
V2には、各演算増幅回路11,12の入力抵抗R1,
R3および帰還抵抗R2,R4に応じた重み付け定数
a,bが乗算されるが、入力抵抗R1,R3および帰還
抵抗R2,R4は、各演算増幅器7,10の入力が飽和
しない値であれば、任意の値に設定することができ、各
演算増幅回路間の入力抵抗R1とR3、帰還抵抗R2と
R4は、各々異なる値に設定してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の入力測定
装置によれば、部品を削減して装置を簡素に構成でき、
コストの低減が図れる。また、入力として熱電対および
測温抵抗体の両方を測定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による入力測定装置の一実施例を示す回
路構成図
【符号の説明】
1 測温抵抗体 2 配線 3 第1の入力端子 4 第2の入力端子 5 第3の入力端子 6 熱電対 8 定電流源 9 A/Dコンバータ回路 9a 第1のポート 9b 第2のポート 11 第1の演算増幅回路 12 第2の演算増幅回路 13 演算出力回路 R1,R3 入力抵抗 R2,R4 帰還抵抗 a,b 重み付け定数
フロントページの続き (72)発明者 的場 郁夫 東京都板橋区熊野町32番8号 株式会社チ ノー内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の入力端子(3),第2の入力端子
    (4)および第3の入力端子(5)に配線(2)を介し
    て接続される測温抵抗体(1)と、 前記第1の入力端子に接続された定電流源(8)と、 前記第1の入力端子と第3の入力端子に接続された第1
    の演算増幅回路(11)と、 前記第2の入力端子と第3の入力端子に接続された第2
    の演算増幅回路(12)と、 前記第1の演算増幅回路の出力が入力される第1のポー
    ト(9a)と、前記第2の演算増幅回路の出力が入力さ
    れる第2のポート(9b)とを有し、各ポートに入力さ
    れた信号をA/D変換するA/Dコンバータ回路(9)
    と、 前記各ポートに入力した信号に対し、前記各演算増幅回
    路の抵抗に応じた重み付け定数(a),(b)を乗じて
    差演算し、該演算した値による前記A/Dコンバータ回
    路の出力値を前記測温抵抗体の測定値として出力する演
    算出力回路(13)とを備えたことを特徴とする入力測
    定装置。
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