JPH0579912A - 光度計用対数増幅システム - Google Patents

光度計用対数増幅システム

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JPH0579912A
JPH0579912A JP24189291A JP24189291A JPH0579912A JP H0579912 A JPH0579912 A JP H0579912A JP 24189291 A JP24189291 A JP 24189291A JP 24189291 A JP24189291 A JP 24189291A JP H0579912 A JPH0579912 A JP H0579912A
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JP
Japan
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lamp
value
light
circuit
logarithmic
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JP24189291A
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Inventor
Hiroaki Ishizawa
宏明 石澤
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】各素子のバラツキを補正するための、光度計用
LogAmp回路のレファレンス電流調整回路を固定回
路に変更して調整工程を省略し、バラツキ補正をソフト
処理により行い、性能を落さずに作業効率を上げる。 【構成】光源ランプ15から出た光が被測光液27によ
り吸光され分光用回折格子16で各波長のスペクトルに
分光されフォトダイオード等光検知器17に入射し光量
に比例した光電流をLogAmp35に入力する。Lo
gAmp35は光電流Log変換Amp部28のトラス
ダイオード接続トランジスタ31a,bの温度補償のた
め温度補償Log変換Amp部29を有し、この2つの
Ampの差を出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動分析装置等に用いら
れるのに最適な分光光度計用対数増幅回路構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、自動分析装置の分光光度計には、
ハロゲンランプが用いられている。これは、近紫外線か
ら近赤外線まで波長で約340nm〜800nmの光の
スペクトルが、ある一定の光量を必要とするためであ
る。またマニュアルの分光光度計には各スペクトルの光
量をより一定にするために約400nm付近より短い波
長では水銀ランプ等に切り換えるものもあるが自動分析
装置の場合自動測定をより効率良く行うため、光源には
ハロゲンランプのみを用いている。
【0003】自動分析装置は、主に生化学項目を測定す
るために340nm〜800nmの波長を12個のスペ
クトルに回折格子等の分光器で分光しそれぞれの波長の
スペクトルが入射する位置にシリコンフォトセンサ等の
光検知器を配列し、この光検知器で光電変換された電流
をそれぞれ12個の対数増幅回路で電流電圧の対数変換
を行う。これは、液体中に溶け込んでいる物質の濃度と
その液体中を透過する光の吸収率つまり吸光度とは対数
の関係にあるためで、液体中に溶け込んでいる部質の濃
度と比例関係にある電圧を得て、このうち測定に必要な
波長に相当する電圧をマルチプレクサで選びA/D変換
してCPUで演算できるようにしている。
【0004】ここで用いられる対数増幅回路は「図4」
のようにシリコンフォトセンサ等の光検知器からの光電
変換された電流(以下光電流と略す)をLog電圧変換
するAmp部とLog変換素子の温度依存性を補償する
Amp部とから構成される。ここで温度補償なしの光電
流Ipと出力電圧Vo′との関係は「図5」より
【0005】
【数1】
【0006】となる。
【0007】 ここで q:電子の電荷 1.6×10‐19〔C〕 k:ボルツマン定数1.38×10‐23〔J/K〕 T:絶対温度 〔K〕 Is:逆方向エミッタ飽和電流 〔A〕 α:ベース接地電流増幅率 温度補償後の光電流Ipと出力電圧Voとの関係は
【0008】
【数2】
【0009】 ここで a:抵抗等の回路定数で決まる正の定数 If:レファレンス電流 〔A〕 となる。なお液体中に溶け込んでいる物質の濃度が高く
なると吸光度が高くなりその液体中を透過して光検知器
に入射する光が低くなり出力電圧が高くなる。
【0010】Ipが分母にくるようにしているのは、こ
の濃度と出力電圧とを正の係数で比例させるためであ
る。
【0011】これらの技術に関するものとしては、特開
平3−108618 号等が挙げられる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の自動分析装置で
は上記のように、340nm〜800nmの波長を1つ
のハロゲンランプで照射しているため、最も明るい60
0nmと最も暗い340nmでは光検知器の光電流で1
0倍以上の差がある。したがってLogAmp回路の出
力電圧をマルチプレクサで選び同一のA/D変換器にか
けるためLogAmp回路の出力電圧は、ほぼ一定のレベルに
合わせる必要があり、レファレンス電流も10倍以上の
差をもって調整できるように設計されている。
【0013】0〜10V入力のA/D変換器を用いる場
合なんらかの変動等が有ってもマイナスに振らないよう
に吸光度0〔ABS〕と考えられる純水を装置調整時に
測定し、LogAmp回路の出力電圧が2Vになるよう
にレファレンス電流を調整している。またハロゲンラン
プの光量低下に対する寿命をユーザが判断できるよう
に、ユーザ用メンテナンス動作として、純水を測定しそ
の時のLogAmp回路の出力電圧のA/D変換値を表
示するプログラムを用意している。この値は、本来2V
に相当する値であるが、ハロゲンランプの光量低下によ
り値が高くなり、ある値例えば4V相当値を超えた場合
ハロゲンランプの寿命としハロゲンランプ交換の必要性
をアナウンスしている。ここで「数2」のaの値を4
〔V/ディケード〕になるようにすると光電流が1/1
0つまり1ディケード下がると4V出力電圧が上がるた
め、本来2Vのものが4Vになるのは、光電流がルート
10分の1に低下したこととなり、この値をもってハロ
ゲンランプの寿命としている。このためユーザが新品の
ハロゲンランプに交換した場合LogAmp回路の出力
電圧はほぼ2Vになっていなければならず、ハロゲンラ
ンプの発光光量およびヒィラメント位置は正確に管理さ
れていなければならない。また、発光光量の少ない不良
品のハロゲンランプが装置調整時に取り付けられている
と、光電流が少ないままレファレンス電流を少なめに調
整してしまい、データの信頼性を無くすと共に、正規の
新品ハロゲンランプにユーザが交換した場合LogAm
p回路の出力電圧が2Vからかなり小さめの値となる。
このようなことが発生すると、ユーザにたいして著しく
信頼を欠いてしまうという問題がある。これを防止する
ため、装置調整時に使用するハロゲンランプは、発光光
量およびヒィラメント位置の管理された実装状態で確認
された標準ハロゲンランプを使用し、調整後出荷するハ
ロゲンランプに交換しメンテナンス動作によりLogA
mp回路の出力電圧が2Vになっていることを確認して
から装置を出荷するという面倒な作業工程をとらなけれ
ばならないという問題が有った。
【0014】
【課題を解決するための手段】LogAmp回路のLo
g変換素子温度依存性を補償するAmp部に入力するレ
ファレンス電流の回路を、可変型から固定型に変え、1
2個のLogAmp回路の各レファレンス電流をハロゲ
ンランプの各波長に対する適当な電流値にする。この場
合LogAmp回路の出力電圧は、新品の正規なハロゲ
ンランプを使用した場合でも、光検知器の量子効率のバ
ラツキ・レファレンス電流回路素子のバラツキ等により
2Vの値から多少ばらつく。このためにハロゲンランプ
交換時に必ず行うメンテナンス動作プログラムを追加
し、この動作で純水を測定し得られたA/D変換値と、
2VのA/D変換値との差を不揮発性のメモリにいれ
る。このメモリされた2V補正値を、純水を測定しその
時のLogAmp回路の出力電圧のA/D変換値を表示
するユーザ用メンテナンス動作時に用い表示値を補正す
る。これによりユーザには、光検知器の量子効率のバラ
ツキ・レファレンス電流回路素子のバラツキ等に関係し
ない、従来と同じ関係の表示ができる。さらにハロゲン
ランプ交換時に必ず行うメンテナンス動作プログラムに
おいて得られた2V補正値が考えられるバラツキ以上の
スレッシュホールドレベルを超えた場合には、不良品ま
たは寿命の過ぎたハロゲンランプを使用した旨のアラー
ムを表示するようにする。以上により前記課題を解決で
きる。
【0015】
【作用】LogAmp回路のLog変換素子温度依存性
を補償するAmp部に入力する各レファレンス電流を、
ハロゲンランプの各波長に対する適当な電流値にし、ハ
ロゲンランプ交換時に必ず行うメンテナンス動作プログ
ラムを追加して、純水を測定して得られたA/D変換値
と2VのA/D変換値との差が考えられるバラツキ以上
のスレッシュホールドレベルを超えた場合には、不良品
または寿命の過ぎたハロゲンランプを使用した旨のアラ
ームが表示されるようにする。これにより調整時には、
標準ハロゲンランプで調整し出荷用ハロゲンランプに交
換して再確認すること無く、いきなり出荷用ハロゲンラ
ンプでメンテナンス動作をすれば不良摘出ができる。
【0016】さらにハロゲンランプ交換時に必ず行うメ
ンテナンス動作プログラムにより、純水を測定して得ら
れたA/D変換値と2VのA/D変換値との差が考えら
れるバラツキ以上のスレッシュホールドレベル以下であ
ればその差を2V補正値として不揮発性のメモリにいれ
る。ハロゲンランプの光量低下に対する寿命をユーザが
判断できるように、ユーザ用メンテナンス動作として、
純水を測定しその時のLogAmp回路の出力電圧のA
/D変換値を表示するプログラムに、この2V補正値を
用いて表示値を補正する。これによりユーザは従来と同
じ値でハロゲンランプの寿命を管理でき、レファレンス
電流を固定したことによる、光検知器の量子効率のバラ
ツキ・レファレンス電流回路素子のバラツキ等による影
響を回避できる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例を以下図面を用いて説明す
る。
【0018】光度計用LogAmpシステムは、主に図
1のような自動分析装置に用いられている。試料ディス
ク6に乗った試料カップ7内の試料を試料分注機構4試
料分注ポンプ10を用いて反応ディスク2に乗った反応
キュベット1に分注する。同様に試薬ディスク8に乗っ
た試薬ボトル9内の試薬を試薬分注機構5・試薬分注ポ
ンプ11により反応キュベット1に分注し撹拌機構12
を用いて両者を撹拌する。この化学反応による発色を光
源ランプ15・分光用回折格子16・フォトダイオード
等光検知器17等の光度計で測光する。化学反応のため
恒温水供給装置3により温度を一定にし、測定後は次の
試料を測定するため、リンス機構13・リンス用純水ポ
ンプ14により洗浄すると共にこれは光源ランプ15の
劣化・反応キュベット1の劣化を測定・補正するための
純水を反応キュベット1に入れるのにも用いる。
【0019】光源ランプ15から発光した光は反応キュ
ベット1を透過し分光用回折格子16により各波長成分
に分光されフォトダイオード等光検知器17に入射し光
電変換され光量つまり光のフォトン数に比例した電流を
発生する。この比例定数がフォトダイオード等光検知器
17の量子と呼ばれるものである。またフォトダイオー
ド等光検知器17からの電流は光電流と呼ばれLogA
mpマルチプレクサユニット25により濃度に比例した
電圧にするため対数変換し必要な波長を選ぶ。これをC
PU19で処理できるようA/D変換器26でディジタ
ル値にしインターフェイスバス18をとうしてCPU1
9でメモリ20・プリンタ21・CRT22・キーボード
23等とインターフェイスしながら処理される。また装
置電源を切っても残したいデータはFDやHDまたはバ
ッテリーバックアップしたCARM等の不揮発性メモリ24
に残す。
【0020】測光LogAmp回路の詳細を図2を用い
て説明する。光源ランプ15から発光された多数の波長
成分を有する光は、反応キュベット1内の被測光液27
で吸光され減光された光が分光用回折格子16で各波長
に分光されフォトダイオード等光検知器17で光電変換
された光電流がLogAmp35の光電流Log変換A
mp部28で電流電圧の対数変換され、ここで生じた温
度依存性を温度補償Log変換Amp部29で補正す
る。これは、図5から分かるように単独のLogAmp
回路では光電流Ipはオペアンプ32のフィードバック
ループに挿入されたトラスダイオード接続トランジスタ
31に流れ出力はこの−VBEになりこのため温度依存
性が出る。これを特性温度の均一なペアのトラスダイオ
ード接続トランジスタ31a,31bを用いて補正す
る。個々で温度補償Log変換Amp部29への入力電
流は定電圧源37と高抵抗38によりなるレファレンス
電流源回路30から各波長の光電流に適した一定の値を
作り出している。また実際には外部光の影響を無くすた
め図3のように分光用回折格子16とフォトダイオード
等光検知器17を必要な位置にアレイ化した光検知器ア
レイ34とを暗箱33に入れて用いる。各フォトダイオ
ード等光検知器17はそれぞれLogAmp35に入力されマル
チプレクサ36で必要な波長に対応するLogAmp3
5出力を選びA/D変換器26でディジタル化してCP
U19に送る。
【0021】ここで装置出荷用確認およびユーザの光源
ランプ15交換時の確認用メンテナンスプログラムを用
意し、これによりリンス機構13・リンス用純水ポンプ
14を動作させ反応キュベット1に純水を入れる。さら
に反応ディスク2を回転され光軸の位置に移動させ純水
の測光を行う。これは光源ランプ15の明るさを測定し
ていることになるため、万一異常な光量の光源ランプ1
5を用いてしまった場合レファレンス電流源回路30に
よる一定の電流との比で出力されるためCPU19によりA
/D変換値が正規の光源ランプ15を用いたときのデー
タと大きくずれていることが判断できプリンタ21・C
RT22にアラーム表示し異常ランプ使用を警告でき
る。従来では図4のように可変抵抗39を用いていたた
め、光電流Ipが少なくてもレファレンス電流Ifを小
さく調整できるため、A/D変換器26のダイナミック
レンジを考慮した規定値にLogAmp35の出力を調
整できてしまい、光源ランプ15の不良摘出ができなか
った。これを本発明により解決した。
【0022】また従来よりユーザにたいして光源ランプ
15の劣化をモニタできるよう純水の測光をしそのA/
D変換値をプリンタ21・CRT22に表示しその値が
ある一定値を超えたら光源ランプ15を交換するようア
ナウンスしている。純水の測光に関する機構系動作は、
上記装置出荷用確認およびユーザの光源ランプ15交換
時の確認用メンテナンスプログラムと同様なためこのプ
ログラムの開発はデータ処理部のみでよく開発効率向上
になる。
【0023】なおレファレンス電流を固定化したことに
よりLogAmp35の回路構成素子のバラツキ・フォ
トダイオード等光検知器17の量子効率のバラツキによ
り光源ランプ15が同一でもA/D変換値が異なり光源
ランプ15の寿命が見かけ上異なることになる。光源ラ
ンプ15は比較的高価で寿命の変化はランニングコスト
上大きな問題となる。このため光源ランプ15交換時の
確認用メンテナンスプログラム実行時にA/D変換値が
正規の光源ランプ15を用いたときのデータと交換後の
光源ランプ15を用いたときのデータと差をCPU19
により求めこれが考えられるバラツキ以下であれば正常
ランプであるためこの差を不揮発性メモリ24に記憶し
て、光源ランプ15の劣化をモニタするための純水測光
プログラム実行時のA/D変換値をこの記憶された差を
用いて補正後プリンタ21・CRT22に表示すること
によりLogAmp35の回路構成素子のバラツキ・フ
ォトダイオード等光検知器17の量子効率のバラツキに
よる光源ランプ15の見かけ上の寿命変動を抑えること
ができる。
【0024】
【発明の効果】本発明によれば、発光光量およびヒィラ
メント位置の管理された実装状態で確認された標準ハロ
ゲンランプを使用して12個のLogAmp回路のレフ
ァレンス電流を調整するというわずらわしい工程が省略
できかつ、ハロゲンランプ等の不良摘出が的確に・容易
に行え、作業効率が大幅に改善される。
【0025】さらにユーザは従来と同じ方法でハロゲン
ランプの寿命管理ができ、同時に輸送中や保存中に万一
発生したハロゲンランプの不良品使用や、使用済みの既
に寿命となったハロゲンランプを誤って使用してしまっ
た場合等もユーザにたいしてより的確なアラーム表示が
可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動分析装置の構成図である。
【図2】LogAmp回路の構成図である。
【図3】自動分析装置の測光系構成図である。
【図4】従来のLogAmp回路図である。
【図5】LogAmp回路の対数変換説明原理回路図で
ある。
【符号の説明】
1…反応キュベット、2…反応ディスク、3…恒温水供
給装置、4…試料分注機構、5…試薬分注機構、6…試
料ディスク、7…試料カップ、8…試薬ディスク、9…
試薬ボトル、10…試料分注ポンプ、11…試薬分注ポ
ンプ、12…撹拌機構、13…リンス機構、14…リン
ス用純水ポンプ、15…光源ランプ、16…分光用回折
格子、17…フォトダイオード等光検知器、18…イン
ターフェイスバス、19…CPU、20…メモリ、21
…プリンタ、22…CRT、23…キーボード、24…
不揮発性メモリ、25…LogAmpマルチプレクサユ
ニット、26…A/D変換器、27…被測光液、28…
光電流Log変換Amp部、29…温度補償Log変換
Amp部、30…レファレンス電流源回路、31…トラ
スダイオード接続トランジスタ、32…オペアンプ、3
3…暗箱、34…光検知器アレイ、35…LogAm
p、36…マルチプレクサ、37…定電圧源、38…高
抵抗、39…可変抵抗。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハロゲンランプ等複数の波長スペクトルを
    有するランプを光源とし、そのランプからでた光を反応
    キュベットに入射し、反応キュベット内の液体の成分分
    析をするため透過した光を回折格子等の分光器で分光
    し、必要な波長の透過光をシリコンフォトセル等の光検
    知器等で光電変換し、その電気信号を対数増幅回路を用
    いて反応キュベット内の液体の濃度に比例した電気信号
    に変換する光度計システムにおいて、対数増幅回路のレ
    ファレンス電流を各波長の光量に適した値に固定し、対
    数増幅回路の手動調整を不要としたことを特徴とする光
    度計用対数増幅システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、吸光度0の純水を測定
    した場合のときの対数増幅回路の出力をモニタするプロ
    グラムを備え、吸光度0の場合に得られるはずの出力が
    得れないような不良のランプが使用された場合に、対数
    増幅回路の出力値によりランプが不良である旨のアラー
    ムを出力するプログラムを有することを特徴とする光度
    計用対数増幅システム。
  3. 【請求項3】請求項1に、対数増幅回路の出力値をCP
    Uにてソフト処理できるようA/D変換器を備え、さら
    にランプの光量低下に対する寿命をユーザが判断できる
    ようユーザ用メンテナンス動作として、装置使用前に純
    水を測定しその時のA/D変換値を表示するプログラム
    を有した装置において、ランプ交換時に純水を測定して
    得られたA/D変換値と吸光度0の場合に得られるはず
    のA/D変換値との差をFDやHDまたはバッテリーバ
    ックアップしたCARM等不揮発性のメモリに記憶させ
    るプログラムを有し、このメモリに記憶された差の値を
    用いてランプの光量低下判断のための表示値を補正する
    プログラムを有し、レファレンス電流を固定したことに
    より発生するバラツキによる影響を補正し、ユーザは従
    来と同じ表示値でランプの寿命を管理できるようにした
    ことを特徴とする光度計用対数増幅システム。
JP24189291A 1991-09-20 1991-09-20 光度計用対数増幅システム Pending JPH0579912A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006125953A (ja) * 2004-10-28 2006-05-18 Jeol Ltd 生化学自動分析装置
JP2008058151A (ja) * 2006-08-31 2008-03-13 Hitachi High-Technologies Corp 化学分析装置

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