JPH0579805A - 放射エネルギーによる構造体の近接度の判定方法 - Google Patents

放射エネルギーによる構造体の近接度の判定方法

Info

Publication number
JPH0579805A
JPH0579805A JP7819892A JP7819892A JPH0579805A JP H0579805 A JPH0579805 A JP H0579805A JP 7819892 A JP7819892 A JP 7819892A JP 7819892 A JP7819892 A JP 7819892A JP H0579805 A JPH0579805 A JP H0579805A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
target medium
radiant energy
wall
eddy current
determination method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP7819892A
Other languages
English (en)
Inventor
Jr William G Clark
ガイ クラーク ジユニア ウイリアム
Lee W Burtner
ウエイン バートナー リー
Francis X Gradich
ゼイビヤー グラデイツシユ フランシス
Michael J Metala
ジヨセフ メタラ マイケル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CBS Corp
Original Assignee
Westinghouse Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Westinghouse Electric Corp filed Critical Westinghouse Electric Corp
Publication of JPH0579805A publication Critical patent/JPH0579805A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B7/00Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques
    • G01B7/14Measuring arrangements characterised by the use of electric or magnetic techniques for measuring distance or clearance between spaced objects or spaced apertures
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01VGEOPHYSICS; GRAVITATIONAL MEASUREMENTS; DETECTING MASSES OR OBJECTS; TAGS
    • G01V15/00Tags attached to, or associated with, an object, in order to enable detection of the object

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • General Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Geophysics (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Magnetic Means (AREA)
  • Geophysics And Detection Of Objects (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 渦電流プローブを用いて非導電性の構造体の
近接度と寸法形状を正確に判定する方法を提供する。 【構成】 ポータブル式ターゲット媒体を非導電性構造
体に対して所定の位置へ移動させるが、ターゲット媒体
は、変動する磁界に強く結合する導電性材料を備える。
変動する磁界を生ずる渦電流プローブを、磁界とポータ
ブル式ターゲット媒体の相互作用の大きさを表す信号が
発生するような位置に移動させ、かかる信号からプロー
ブとターゲット媒体との間の距離を計算する。かかる方
法を用いると、地中に埋設されているプラスチック製管
のような非導電性の構造体の近接度を判定でき、また、
このような非導電性構造体の寸法形状も判定できる。非
導電性の構造体の寸法形状の判定が可能になるだけでな
く、ターゲット媒体が磁性の強い材料を含む場合には、
非導電性構造体の寸法形状も測定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、構造体の近接度を、該
構造体とは相互作用を起こさないような種類の放射エネ
ルギーを用いて判定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】導電性の材料で作られている構造体の状
態を検査するための渦電流プローブは従来公知である。
かかるプローブは一般に、センサー・コイルと、変動す
る磁界を発生させるために高周波交流電流をコイルに流
すための多周波発振器と、交流電流がコイル巻線中を流
れると交流電流が受けるインピーダンスの大きさを測定
する回路とを有する。かかる渦電流プローブのセンサー
・コイルを導電性材料で作られている構造体の近傍に配
置すると、コイルから発生した電磁界は導電性材料と結
合するが、かかる電磁界は導電性材料中の反対方向に向
いて流れる交番磁界を含む。この反対方向に流れる磁界
により、かかる材料中に渦電流が生じる。
【0003】反対方向の電磁界及び渦電流は、プローブ
のインピーダンス測定回路によって正確に測定できるイ
ンピーダンスを、センサー・コイルによって生じる電磁
界に与える。或る用途では、プローブのセンサー・コイ
ルに加わる測定済みのインピーダンスは、特定の導電性
構造体の存否、例えば、浜辺の砂の中に埋まっている金
属物品の存在を検知するのに用いられるに過ぎない。他
の用途では、測定済みのインピーダンスは、金属製の管
または他の導電性構造体の構造的な欠陥、例えば、亀
裂、ピットまたは壁の肉厚が薄くなった部分の存否を検
出するのに用いられている。あらゆる用途において、セ
ンサー・コイルによって生じる変動電磁界が受けるイン
ピーダンスは、コイルを導電性構造体の近傍で走査する
と、センサー・コイルから構造体までの距離の関数とし
て、且つ構造体中の物理的な変化、例えば、構造体中の
肉厚の変化、電流の流れを妨げる亀裂または他の欠陥の
存否或いは、構造体の構成材料の導電率の変化の関数と
して変化するが、この変化は測定可能である。原子核工
学のような分野においては、過酷な環境における原子炉
及び蒸気発生器構成要素の構造的な健全性を正確に且つ
遠隔地より検査できる必要があるために、渦電流プロー
ブによって走査中の金属製構造体についての詳細な情報
を引き出すことを目的とする多量の高度の専門的な知識
及び技術が開発されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】残念ながら、渦電流プ
ローブを用いて非導電性の材料で形成された構造体を検
査することはできない。というのは、コイル・センサー
によって生じる変動する電磁界は、非導電性材料と結合
できないからである。検査されるべき構造体の材質が導
電性の材料である必要がない別の検査法、例えば超音波
プローブを用いる方法があるが、これら検査法は実施が
不可能でないまでも困難な場合がある。例えば、超音波
検査プローブを使用するためには、プローブ・ヘッドと
検査されるべき構造体との間に液体結合剤、例えば水が
存在しなければならない。ある用途、例えば回転電機の
遠く離れて位置する構成要素の検査では、かかる液体結
合剤を構造体の周りに提供するのは不可能でないまでも
非常に望ましくない場合がある。さらに、構造体の性
質、又はその接近容易性、或いはその周囲環境が構造体
の周りへの液体結合剤の塗布に対する主要な妨害となら
ない場合であっても、超音波プローブでは本来的に検出
できない或る種の非導電性構造材料、例えば多孔性のセ
ラミックがある。かかる液体結合剤はかかるセラミック
の気孔に入って保持されることになる。かくして、燃料
電池及びガス濾過用途で用いられる小径で薄肉の多孔性
セラミック製の管類の壁の検査または肉厚の測定のため
の満足のいく方法は知られていない。
【0005】さらに、導電性を有しているが非磁性の材
料では作られていない構造体の場合では、渦電流検査法
または超音波検査法を用いても、かかる構造体の寸法形
状を正確に判定することはできない場合がある。例え
ば、核燃料集合体で用いられるジルカロイ製案内管の肉
厚の変化を評価する際、ジルコニウム結晶の方位の差に
よって生じる菅の長さに沿う導電率の差に起因して、渦
電流プローブが不正確な結果を出す場合がある。その
上、超音波プローブは10フィート長さのかかる管の横
断方向において満足のいくほど正確ではない。その理由
は、小径のかかる管内に設けられている軸方向テーパ
(この菅の外径は約0.50インチに過ぎない)によ
り、診断用サウンド・ビームの十分な制御ができないか
らである。
【0006】導電性の材料で作られている構造体に対し
て実施される最新式の渦電流プローブ検査法と同程度に
正確な且つ高信頼度の方法であって、非導電性材料で形
成された遠くに位置する構造体の存在を検出すると共に
その寸法を判定する方法が要望されていることは明らか
である。この方法はかかる検査法を容易に且つ安価にし
かも遠隔位置から実施でき、また市販の検査設備を最大
限利用できることが理想的な条件である。最後に、かか
る方法が非導電性または非磁性の材料で作られた構造
体、特に、超音波プローブまたは渦電流プローブが正確
な結果を出すことができず、或いは、使用が望ましくな
いか、又は不可能であるような非導電性或いは非磁性の
材料で作られた構造体の寸法を正確に判定できれば、そ
れが望ましい。
【0007】
【課題を解決するための手段】従って、本発明の要旨
は、構造体の近接度を、これとは相互作用を起こさない
種類の放射エネルギーによって判定する方法において、
所定距離につき所定の大きさで前記放射エネルギーと検
出可能に相互作用を起こすことができるターゲット媒体
を構造体に対し所定位置に配置し、ポータブル式放射エ
ネルギー源をこれにより生じた放射エネルギーがターゲ
ット媒体と検出可能に相互作用するような位置へ移動さ
せることによって、構造体とポータブル式放射エネルギ
ー源との間の距離を判定することを特徴とする判定方法
にある。 望ましくは、構造体の材質は非導電性又は非
磁性の材料であり、ポータブル式放射エネルギー源は変
動する磁界を発生する渦電流プローブであり、ターゲッ
ト媒体は導電性或いは磁性の材料を含む。
【0008】本発明の方法は、地中に埋設されている非
導電性の構造体、例えばプラスチック製の管の位置につ
いてシステムオペレータに情報を与えるのに特に役立
つ。かかる用途では、ポータブル式ターゲット媒体は好
ましくは管の壁の内の一方に隣接した位置で管と一緒に
埋設された可撓性シート材料の形態であるのが好まし
い。好ましい実施例では、シート材料は変動する磁界と
強く結合する物質、例えば強磁性材料の粒子を含浸させ
たストリップ状のポリエチレンである。フィルム内の強
磁性粒子と渦電流プローブによって生じる変動する電磁
界との間の結合の大きさを高めるために、ポリエチレン
・フィルムを、それぞれの管の上方に平行な関係で水平
方向に差し向けた矩形のストリップの状態に形作る。こ
れらポリエチレン・フィルムのストリップは好ましく
は、複数の排水孔を有していて、フィルムは地中への排
水を邪魔しないようになっており、更に好ましくは、管
の特性、即ち、管直径、管材料または管によって搬送さ
れている液体の性状の特性のうち1または2以上を指示
する色付けされる。
【0009】変形例として、本発明の方法を用いて、非
導電性の構造体の寸法のうち1または2以上、例えば1
本のプラスチック製またはセラミック製管を判定するこ
とができる。本発明のこの特定の用途では、ポータブル
式ターゲット媒体は好ましくは構造体の壁のうち1つの
形状に合わせて変形できる。動作原理を説明すると、渦
電流プローブを構造体の反対側の壁に当接して位置決め
して動作状態にする。次に、プローブとターゲット媒体
との間の電磁的な相互作用の大きさを測定し、これを用
いてプローブとターゲット媒体との間の距離を計算する
ことができる。
【0010】ターゲット媒体は、寸法を測定中の構造体
の壁のうちの一方の輪郭に合わせて可撓的に変形できる
シート材料の可撓性ストリップであるのがよい。本発明
のこの実施例では、ターゲット媒体は、その一方の側
に、ターゲット媒体を構造体の壁のうちの一方に形状を
一致した状態で接触させた関係で一時的に固定する接着
剤を有するのがよい。変形例として、ターゲット媒体は
渦電流プローブによって生じる変動する電磁界と強い相
互作用を生ずる液体、例えば、強磁性流体(これは、強
磁性体粒子のコロイド懸濁状態の水溶液である)或いは
水銀で満たされた袋であるのがよい。また、ターゲット
媒体は、非導電性の構造体上にたらしたときに、渦電流
プローブによって生じる変動する電磁界と強い相互作用
を生ずるフィルムを側壁の内の一方に残す塗料の形態で
あっても良い。
【0011】まず最初に、プローブを構成するために複
数の異なる距離について渦電流プローブとターゲット媒
体との間の相互作用の大きさを測定する。次に、ターゲ
ット媒体を非導電性構造体に対して既知の空間的な関係
に配置する。もし本発明の方法を地下の非導電性の管の
近接度を検出するのに用いるだけであるならば、ターゲ
ット媒体は、管の上方へ既知の距離をおいて平行な関係
に埋設される上述のようなストリップ状の形態をとって
いてもよい。もし本発明の方法を用いて非導電性構造体
の1または2以上の寸法を判定する場合には、ターゲッ
ト媒体は構造体の壁のうちの一方に対して当接関係に取
り付けるのがよい。
【0012】本発明の次の段階では、渦電流プローブを
構造体の付近を走査し、電磁界とターゲット媒体との間
の最大相互作用の点に注目する。本発明の方法を用いて
地下の管の位置を突き止める場合には、かかる最大相互
作用の発生の際に、プローブが、在りかを突き止めてい
る管の真上に位置しているものとする。本発明の方法を
用いて構造体の寸法を判定する場合、かかる最大相互作
用はプローブを構造体の反対側の壁に当接させたときに
生じ、プローブとターゲット媒体との間の距離は最短に
なる。渦電流プローブとターゲット媒体との間の電磁的
な相互作用の大きさを測定し、次いでプローブとターゲ
ット媒体との距離を判定する。本発明の方法を用いて埋
設管の近接度を判定する場合、この最終の段階はオペレ
ータに管がどれほど深く埋設されているかを知らせる。
変形例として、本発明の方法を用いて非導電性構造体の
寸法を測定する場合、この最終の段階はシステムオペレ
ータに構造体の2つの反対側の壁の間の距離を正確に知
らせる。
【0013】本発明の方法を用いると、精巧で正確な渦
電流プローブを用いて通常はかかるプローブに対して
「見えない」非導電性構造体の存在を検出できるという
点で有利である。そのうえ、本発明を用いて非導電性構
造体か或いは材料の特性により標準型の渦電流または超
音波プローブでかかる測定値を得ることが不可能である
ような非磁性の構造体の寸法を正確に判定できる。
【0014】本発明の一層明確な理解が得られるように
するため、本発明の好ましい実施例を添付の図面を参照
して例示的に説明する。
【0015】
【実施例】図1及び図2は、非金属製の構造体、例え
ば、水、ガス及び油の搬送に用いられることが多い塩化
ポリビニル製の管の近接度の判定法を示している。かか
るプラスチック製の管1の当初の敷設の際、所望深さの
溝を先ず最初に地面5に掘って作る。次に、粗い砂利7
を溝の底に置いて周囲の土の中に水を排出することがで
きる管1のための支持床を構成する。管1の敷設後、排
水を容易にするため、再び中程度から細かい砂利9の層
を周囲に設ける。従来技術においては、中程度から細か
い粒の砂利9の層を土の層10で覆い、植物17を溝3
の周りにぐるりと植えており、かくして、修理が必要な
場合、プラスチック製の管1の位置を正確に知ることは
不可能でないまでも困難になっていた。しかしながら、
本発明では、強磁性粒子で含浸させたポリエチレン・ス
トリップ13で構成されるターゲット媒体11を媒体及
び細かい砂利9の層の上に水平方向に配置し、その後に
管1を埋め土10の下に最終的に埋設する。このターゲ
ット媒体11は、本発明のシステムの2つの主要な構成
要件のうちの一方をなしている。本発明のシステムの他
の主要な構成要件は、多周波発振器24に電気的に接続
されている少なくとも1つのプローブコイル22を有す
る渦電流プローブ組立体20である。好ましい実施例で
は、プローブコイル22は実際には複数の同心状に配列
されたコイルであり、かかるコイルは各々独立して多周
波発振器24に接続されている。米国特許第4,85
5,677号(発明者はWilliam G. Clark, Jr. et a
l.)に具体的に記載されているように、複数の同心状に
配列され且つ独立して接続された渦電流コイルを設ける
ことにより、システムオペレータはた周波発振器24か
ら得られる読みからもっと詳細な情報を引き出すことが
できるようになる。かかる米国特許の内容を本明細書の
一部を形成するものとしてここに引用する。多周波発振
器24は、多くの高周波交流電圧をシステムのプローブ
コイル22内に設けられた個々のコイルに印加するため
の回路及びプローブコイル22により生じるフラックス
のライン26がターゲット媒体と相互作用する程度を測
定するためのインピーダンス測定回路を有する。好まし
い実施例では、多周波発振器24はワシントン州イサク
に所在のゼテック社により製造された2MIZ−18多
周波発振器である。
【0016】次に、図3及び図4を参照すると、ターゲ
ット媒体11を構成するポリエチレン・ストリップ13
が図1に示す平らな位置に少量巻き出される以前の状態
ではスプール30で支持されている。複数の排水孔32
がポリエチレン・ストリップ13内に設けられていて、
従って、水はストリップ13を自由に通過し媒体及び細
かい砂利9の層を下方に通過し、粗い砂利7を通過し、
最終的には周囲の地盤5の中に浸透するようになる。図
4に概略的に示すように、このポリエチレン・ストリッ
プ13は強磁性粒子35が含浸してあり、この強磁性粒
子35は渦電流プローブ組立体20のプローブコイル2
2によって生じる変動状態の磁束26と強い相互作用を
生ずる。ポリエチレン・ストリップ13を渦電流プロー
ブ組立体20により周囲のポリエチレンの構造的な健全
性を著しくは妨害しないで容易に検出できるようにする
ためには、ストリップ13は好ましくは、0.5〜10
重量%の強磁性粒子を含み、より好ましくは、1〜3重
量%の強磁性粒子を含む。いずれの図にも具体的には示
していないが、ポリエチレン・ストリップ13は好まし
くは管の構造的な特徴(即ち、直径、壁中身、溝の深
さ、運ばれる流体の性状)を指示するような色のバーの
1または2本以上の明るいストライプで色分けされてい
る。
【0017】本発明の方法の第1の実施例は図1〜図3
を参照すると最もよく理解できよう。本発明の方法の第
1の段階では、埋め土10の下にプラスチック製の管1
を最終的に埋設する前に、上述のポリエチレン・ストリ
ップ13の形態のターゲット媒体11をスプール30か
ら巻き出して管1の真上で且つその長さ全体に亘って図
1に示す水平位置に敷設する。次に、植物17が周囲の
全域にわたって大きくなって管1を納めている溝3の境
界の位置を見つけるのが、不可能ではないにせよ困難に
なった後、渦電流プローブ組立体20のプローブコイル
22を動作状態にしてプラスチック製の管1の近傍の周
りを走査する。走査段階中、システムオペレータは多周
波発振器24内のインピーダンス検出回路の応答がその
最大出力と一致する点に気を付ける。かかる出力の一致
した時に、渦電流プローブ組立体20のプローブコイル
22はストリップ状のターゲット媒体11の真上に位置
し、それ故、プラスチック製の管1自体の真上に位置す
ることになる。本発明の方法の最終段階では、システム
オペレータは引き続き渦電流プローブ組立体20のプロ
ーブコイル22を走査しながら移動させる。その目的
は、管の向きを判定するためである。当然のことなが
ら、管1は渦電流プローブ組立体20(図2参照)の最
大応答に一致する線Lに沿って配向することになろう。
この線Lの位置は地下のターゲット媒体11の位置、そ
れゆえに地下のプラスチック製管1の配設位置の記録を
得るため蛍光色のロードコーンまたは測量士の標識に等
によってマーク付けされる。
【0018】図5及び図6は、非導電性の構造体38の
寸法の判定方法を示している。ターゲット媒体40は非
導電性の構造体38の壁42のうち少なくとも一方の形
状に合わせて変形できる材料で構成されている。本発明
の方法のこの特定の実施例の場合、上述したような渦電
流プローブ組立体20のプローブコイル22を、非導電
性の構造体の反対側の壁44に当接させた状態で走査す
る。しかしながら、多周波発振器24の出力は図示のよ
うにマイクロプロセッサ45に伝送される。本発明のシ
ステムのこの実施例で用いられる導電性渦電流プローブ
組立体20及びマイクロプロセッサ45は好ましくは、
アメリカ合衆国コロラド州コロラド・スプリングスに所
在のカマン・インストラメンテーション(インダストリ
アル・プロダクツ・ディビジョン)(Kaman Instrument
ation(Industrial Products Division) )社製のモデル
KD−4000測定用ディスプレースメント・システム
(Model KD-4000measuring displacement system )で
ある。
【0019】図5及び図6を共に参照して説明すると、
まず最初に、渦電流プローブ組立体20を、非導電性の
構造体38の両側の壁のうち一方の壁42に被着してあ
る特定の変形可能なターゲット媒体40と電磁気学的に
は同一のターゲット媒体11の近傍で移動させることに
より校正する。プローブコイル22とサンプル・ターゲ
ット媒体との間の特定の距離において渦電流プローブ組
立体20の応答の特定の大きさを記録してこれをマイク
ロプロセッサ45のメモリーに入れる。次に、渦電流プ
ローブ組立体20を動作させ、プローブコイル22を図
5に概略的に示すように非導電性構造体38の反対側の
壁44上で走査する。磁束の変動ライン26と変形可能
なターゲット媒体40との相互作用を、各特定の空間軸
線(図6には、単純化のため空間軸線のX軸だけが示さ
れている)について記録する。反対側の壁44上の空間
軸線の各々に沿う各点についてのこの応答の大きさはマ
イクロプロセッサ45によって記録される。最終的に、
マイクロプロセッサ45はこれらの応答の大きさと当初
の校正段階でマイクロプロセッサのメモリーに入れられ
た応答の大きさとを比較し、図6に示すようなグラフを
生ぜしめ、このグラフはオペレータに特定の軸線に沿う
非導電性構造体38の形状について知らせるだけでな
く、この軸線に沿うあらゆる点における構造体38の絶
対厚さをも知らせる。当然のことながら対向した壁44
の領域上のあらゆる点における構造体38の絶対厚さを
判定するには、プローブコイル22を用いて壁44上で
多数回にわたり互いに並んだ状態の走査を行う。
【0020】図7の部分図(A)及び(B)は、変形可
能なターゲット媒体40の取ることのできる多くの形態
のうち2つを示している。図7の部分図A図は、変形可
能なターゲット媒体40は、図3及び図4に示すポリエ
チレン・ストリップ13に対して上述したよう同一範囲
の分布濃度の強磁性材料の粒子で含浸させた可撓性のシ
ート材料46で形成されている。さらに、この可撓性シ
ート材料46はその片一方の側部に接着剤の層48を有
し、これによる変形可能なターゲット媒体40の特定の
実施例を絶縁ビニルテープをプラスチック製の管または
他の構造物の表面に巻き付けるのと同一の方法で非導電
性の構造体38の壁42の内の一方に取り外し自在に取
り付けることができる。図7の部分図(B)は液状のタ
ーゲット媒体52で満たされたプラスチック材料(例え
ば、塩化ポリビニル)の薄肉の袋50で形成される変形
可能なターゲット媒体40のもう1つの実施例を示して
いる。液状ターゲット媒体52は、水または灯油のよう
な液体(化学の分野では強磁性流体と呼ばれる)或いは
水銀のような液体金属中の強磁性粒子のコロイド懸濁液
であるのがよい。図7の部分図(B)に示す変形可能な
ターゲット媒体40の袋の実施例は構造物の壁に当接す
る位置に取り付けるために外部支持手段を必要とする
が、図7の部分図(A)に示す変形可能なターゲット媒
体40のテープ上の実施例を引き剥がす際に必要な引っ
張り力に耐えることができないようなデリケートな構造
物の寸法の形状の測定に最適である。
【0021】図8及び図9には、変形可能なターゲット
媒体40がターゲットローラ58及び自由に流動する液
体52の形態をとることができる実施例が示されてい
る。図8に示す実施例は一対の対向したローラ56a,
56bのニップの間から押し出されるシート材料54の
厚さのばらつきを測定するのに最適である。上述のター
ゲットローラ58は仕上がりシート材料54の一方の側
部に密に接触するが、渦電流プローブコイル22のバッ
テリー52はターゲットローラ58から真向かいの押し
出しされたシート材料54の他方の側部に拭き取り状態
で係合する。ターゲットローラ58の外部は、弾性フォ
ーム、ラバーまたはエラストマで被覆され、エラストマ
はポリエチレン・ストリップ13で構成された上述のタ
ーゲット媒体11とほぼ同一の濃度の状態で上述の強磁
性粒子で含浸されている。ローラ58の外面を形成する
ターゲット材料60が弾性を有していることにより、ロ
ーラはこのシート材料54の厚さまたは表面組織の局部
的なばらつきにも関わらず、押し出しされたシート材料
54の下面と密な接触状態を保つことができる。さら
に、渦電流プローブコイル22のバッテリー62を用い
ることにより、渦電流プローブ組立体20はシート材料
の幅全体に亘るあらゆる点において、押し出しされたシ
ート材料54の厚さのばらつきを正確にモニターするこ
とができる。
【0022】図9及び図10は、導電性を有しているが
非磁性の材料で構成された構造体、例えば核燃料集合体
で使われるジルカロイ製の管類64の肉厚の測定法を示
している。かかる管類64は、その内部に対向したテー
パ壁66を有する。かかる管64のフィート長さ及びそ
れらの相対的に小さな内径により(この内径は0.25
インチという小さなものである)、超音波プローブによ
って変動する肉厚を正確に測定することは不可能であ
る。というのは、狭い内径により診断用サウンドビーム
の方位の十分な制御ができないからである。さらに、か
かる管類64の壁66は導電性であるにもかかわらず、
渦電流プローブを用いてこれらの壁の厚さを正確に測定
することは不可能でないまでも困難である。その原因
は、壁66の導電率がこれらの壁のジルコニウム結晶の
方位の違いの結果として管類64の10フィート長さに
沿って変化する場合があるからである。これとは対照的
に、テーパした壁66の厚さは、管64の内径をまず最
初に渦電流プローブ組立体20のプローブコイル22に
よって発生する変動状態の磁界と強い相互作用を生ずる
強磁性材料の細かい粒子を含む液状ターゲット媒体52
で満たすことにより本発明の方法によって容易に測定さ
れる。本発明の方法では、渦電流プローブ組立体20を
まず最初に、管64の内部を満たす液状ターゲット媒体
52と正確に同一の物理的及び電磁気学的特性を有する
或る量の液状ターゲット媒体52とプローブコイル22
との間の特定の距離についての渦電流応答の特定の大き
さを測定することによって構成する。次に、プローブコ
イル22を図9に概略的に示すように管の長さ方向軸線
に沿って走査する。反対側の壁66の厚さの増大につれ
て、渦電流応答が図10にグラフで示すように減少す
る。本発明の最終段階では、測定した渦電流応答の大き
さをマイクロプロセッサ45によって測定した肉厚に変
換し、これら肉厚は管64の長さ方向軸線に沿う特定の
座標と関連している。このようにすると、本発明の方法
は、ジルカロイ製管64が核燃料集合体のような重要な
用途に適合するかどうかを判定できる。当然のことなが
ら、本発明は導電性を有しているが非磁性の材料で作ら
れた任意の構造物の寸法を測定するよう同様に適用でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、渦電流プローブ組立体及びプラスチッ
ク製の管の真上に埋設されたストリップ状のターゲット
媒体によってプラスチック製の管の近接度の判定方法を
示している。
【図2】図2は、渦電流プローブ組立体を図1に示すス
トリップ状のターゲット媒体の真上の位置に近接して配
置すると渦電流プローブ組立体の応答がどのように増大
するかを示すグラフ図である。
【図3】図1に示す方法の実施に用いることのできるタ
ーゲット媒体の斜視図である。
【図4】点線で囲んだ図3に示すストリップの部分の拡
大図であり、排水用の孔及びこのストリップ状のターゲ
ット媒体に存在する強磁性粒状物の両方を示す図であ
る。
【図5】非導電性の構造物の厚さの測定のため、渦電流
プローブ組立体と非導電性構造物の壁のうちの一方の輪
郭に合わせて変形できるターゲット媒体の利用方法を示
す略図である。
【図6】渦電流プローブ組立体のプローブコイルと構造
体の壁のうちの一方上に塗布された変形可能なターゲッ
ト媒体との間の距離の関数として渦電流プローブ組立体
の応答の大きさがどのように変化するかを示すグラフ図
である。
【図7】部分図(A)はターゲット媒体を測定中の構造
体の壁のうちの一方の上に取り外し自在に取り付けるた
めの接着剤層と組み合わせて用いられる強磁性粒子で含
浸させた可撓性シート材料で構成される変形可能なター
ゲット媒体の1形態を示す略図、部分図(B)は、渦電
流プローブ組立体によって生ずる変動状態の磁界と強い
相互作用を行う液体で満たされた平らな薄肉の袋で構成
される変形可能なターゲット媒体のもう1つの形態を示
す図である。
【図8】一対の対向したローラのニップの間に形成され
てるシート材料の厚さをモニターするのに最適なシステ
ムを示す概略斜視図である。
【図9】内径がテーパしている非磁性金属管の厚さ変動
している厚さを磁性液体ターゲット媒体によって測定す
る方法を示す図である。
【図10】図9に示す渦電流プローブ組立体の出力を示
し、渦電流プローブ組立体の応答の大きさが管の壁の厚
さとによってどのように変化するかを示す図である。
【符号の説明】 1 管 11,40 ターゲット媒体 13 ポリエチレン・ストリップ 20 渦電流プローブ組立体 22 プローブコイル 24 多周波発振器 35 強磁性材料の粒子 38 非導電性構造体 58 ターゲットローラー 64 ジルカロイ製の管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 リー ウエイン バートナー アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 エリ ザベス ベンチヨフ ストリート 310 (72)発明者 フランシス ゼイビヤー グラデイツシユ アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 エリ ザベス リンカーン ホール ロード 322 (72)発明者 マイケル ジヨセフ メタラ アメリカ合衆国 ペンシルベニア州 マリ スビル エデインバーグ ドライブ 3817

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 構造体の近接度を、これとは相互作用を
    起こさない種類の放射エネルギーによって判定する方法
    において、所定距離につき所定の大きさで前記放射エネ
    ルギーと検出可能に相互作用を起こすことができるター
    ゲット媒体を構造体に対し所定位置に配置し、ポータブ
    ル式放射エネルギー源をこれにより生じた放射エネルギ
    ーがターゲット媒体と検出可能に相互作用するような位
    置へ移動させることによって、構造体とポータブル式放
    射エネルギー源との間の距離を判定することを特徴とす
    る判定方法。
  2. 【請求項2】 ターゲット媒体を構造体の壁に当接さ
    せ、次に、放射エネルギー源を構造体の反対側の壁に当
    接させることにより構造体の幅を求め、次いで、相互作
    用の大きさを測定することにより前記放射エネルギー源
    とターゲット媒体との間の距離を求めることを特徴とす
    る請求項1の判定方法。
  3. 【請求項3】 ターゲット媒体は構造体の壁の形状に応
    じて変形可能であることを特徴とする請求項1または2
    の判定方法。
  4. 【請求項4】 ターゲット媒体は可撓性を有し、ターゲ
    ット媒体を撓ませて構造体の壁の領域を覆うよう変形さ
    せることにより構造体の壁に当接させることを特徴とす
    る請求項3の判定方法。
  5. 【請求項5】 放射エネルギー源を前記反対側の壁に対
    して当接関係で走査して構造体の2つの壁の間の構造体
    の厚さの複数の測定値を得ることを特徴とする請求項4
    の判定方法。
  6. 【請求項6】 ターゲット媒体を構造体の壁に接着させ
    ることを特徴とする請求項3の判定方法。
  7. 【請求項7】 ターゲット媒体は、構造体の壁に自動接
    着する流体材料であることを特徴とする請求項3の判定
    方法。
  8. 【請求項8】 ターゲット媒体は、強磁性体材料の粒子
    を含む点であることを特徴とする請求項7の判定方法。
  9. 【請求項9】 ターゲット媒体は、強磁性体材料の粒子
    を含有した液体で満たされた可撓性の袋を含むことを特
    徴とする請求項3の判定方法。
  10. 【請求項10】 液体は水銀であることを特徴とする請
    求項9の判定方法。
  11. 【請求項11】 構造体は非導電性材料又は非磁性材料
    で形成され、ポータブル式放射エネルギー源は、変動す
    る磁界を発生する渦電流プローブであり、ターゲット媒
    体は導電性材料又は磁性材料を含むことを特徴とする請
    求項1〜10のうち何れか一つの判定方法。
  12. 【請求項12】 構造体はジルコニウムを含有する合金
    で形成された管であり、ターゲット媒体は前記管内の強
    磁性粒子の水性懸濁液であることを特徴とする請求項1
    または2の判定方法。
JP7819892A 1991-02-28 1992-02-28 放射エネルギーによる構造体の近接度の判定方法 Ceased JPH0579805A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US662664 1991-02-28
US07/662,664 US5200704A (en) 1991-02-28 1991-02-28 System and method including a buried flexible sheet target impregnated with ferromagnetic particles and eddy current probe for determining proximity of a non-conductive underground structure

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0579805A true JPH0579805A (ja) 1993-03-30

Family

ID=24658652

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7819892A Ceased JPH0579805A (ja) 1991-02-28 1992-02-28 放射エネルギーによる構造体の近接度の判定方法

Country Status (4)

Country Link
US (2) US5200704A (ja)
EP (1) EP0501676A1 (ja)
JP (1) JPH0579805A (ja)
CA (1) CA2060572A1 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8245802B2 (en) 2006-11-15 2012-08-21 Mitsubishi Electric Corporation Automotive hybrid engine assist system
WO2017126343A1 (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 オムロン株式会社 近接センサ
JP2017129431A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 オムロン株式会社 近接センサ

Families Citing this family (32)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5532598A (en) * 1994-05-25 1996-07-02 Westinghouse Electric Corporation Amorphous metal tagging system for underground structures including elongated particles of amorphous metal embedded in nonmagnetic and nonconductive material
US5592092A (en) * 1994-10-28 1997-01-07 Gas Research Institute Pipe proximity warning device for accidental damage prevention mounted on the bucket of a backhoe
US5592785A (en) * 1995-02-17 1997-01-14 Gavin; Norman W. Handle for subterranean concrete covers
US5666768A (en) * 1995-02-17 1997-09-16 Gavin; Norman W. Collapsible handle assembly for concrete covers
US5585725A (en) * 1995-04-13 1996-12-17 Associated Universities, Inc. Magnetic detection of underground pipe using timed-release marking droplets
US5651638A (en) * 1995-09-01 1997-07-29 Crc-Evans Pipeline International, Inc. Method and apparatus for controlling the position and operation of equipment within a pipeline
US6037180A (en) * 1996-03-08 2000-03-14 Minnesota Mining And Manufacturing Company Method for measuring the quantity of a polymeric or pre-polymeric composition
US5744952A (en) * 1997-02-25 1998-04-28 Mcdermott Technology, Inc. Eddy current measurement of tube element spacing
US5988227A (en) * 1998-03-20 1999-11-23 Tuff-N-Nuff Industries Protective shield for elongated underground utilities
US6211662B1 (en) 1998-08-07 2001-04-03 The Stanley Works Hand-held hidden object sensor for sensing a location of objects hidden behind a surface of an architectural structure
US6538446B2 (en) * 1998-10-02 2003-03-25 Joe T. Minarovic Closure guard with electronic marker and perforated carrier sheet
DE19856493C2 (de) * 1998-12-08 2002-11-07 Freudenberg Carl Kg Flächenhaftes Sensorelement und Dichtring mit einem Sensorelement
US6321679B1 (en) 1999-07-09 2001-11-27 S&B Technical Products, Inc. Combination line marker and test station
US6278270B1 (en) * 1999-10-29 2001-08-21 Xerox Corporation Apparatus and method for detecting small distance changes between opposed surfaces using giant magneto resistance effect sensor
US6586930B1 (en) * 2000-04-28 2003-07-01 Quantum Magnetics, Inc. Material thickness measurement using magnetic information
US6609855B1 (en) * 2002-02-19 2003-08-26 At&T Corp. Color-pigmented utility conveyance
DE60302653T2 (de) * 2002-02-26 2006-06-14 Shell Int Research Messverfahren zum bestimmen eines oberflächenprofils
US7563054B2 (en) * 2003-11-21 2009-07-21 Joergensen Poul Richter Marking tape with passive resonant circuits and methods of use
EP1655568A1 (de) * 2004-11-03 2006-05-10 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum Ermitteln der Wanddicke eines hohlen Bauteils
US20090185865A1 (en) * 2005-11-16 2009-07-23 The Charles Machine Works, Inc. Soft excavation potholing method and apparatus
US20080246974A1 (en) * 2007-03-28 2008-10-09 Jean Laurent Wilson Portable Optical Measurement Assembly
EP2065681A1 (en) * 2007-11-30 2009-06-03 Paramata Limited Sensing system and method
US8378668B2 (en) * 2008-11-29 2013-02-19 General Electric Company Method for non-destructive testing of composite systems
US20110215799A1 (en) * 2008-11-29 2011-09-08 General Electric Company Magnetic inspection systems for inspection of target objects
US20120167487A1 (en) 2010-12-20 2012-07-05 Fluor Technologies Corporation Locatable and embeddable anchor point covers
EP2522994A1 (en) 2011-05-13 2012-11-14 General Electric Company Magnetic inspection systems for inspection of target objects
US9335151B2 (en) 2012-10-26 2016-05-10 Applied Materials, Inc. Film measurement
CA2957769C (en) * 2014-08-15 2020-07-07 Baker Hughes Incorporated Methods and systems for monitoring a subterranean formation and wellbore production
CN107388045B (zh) * 2017-08-23 2024-09-24 上海山南勘测设计有限公司 一种用于地下热力管道探测的方法
DE102019113219A1 (de) * 2019-05-20 2020-11-26 Deutsche Post Ag Sensoreinrichtung zum Erkennen aufeinanderfolgender Objekte
EP3901564B1 (en) 2020-04-21 2023-03-01 ABB Schweiz AG A method for thickness measurements of a work item in a rolling mill
CN113846713B (zh) * 2021-11-26 2022-02-22 深圳大学 一种地下基坑v柱施工监测方法、系统、终端以及存储介质

Family Cites Families (53)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE217304C (ja) *
US2895851A (en) * 1955-08-18 1959-07-21 Abrasive Company Of America Magnetic application of paramagnetic spray paint
US2854840A (en) * 1956-09-28 1958-10-07 Aaron W Anderson Magnetic marker wire
US3249860A (en) * 1961-11-01 1966-05-03 Central Scrap Metal Company In Device for measuring the thickness of material
GB1098312A (en) * 1963-07-29 1968-01-10 Ici Ltd Improvements in or relating to foamed articles
US3427264A (en) * 1966-02-07 1969-02-11 Exxon Research Engineering Co Metal-filled plastics comprising a styrene polymer and an elastomer
US4024318A (en) * 1966-02-17 1977-05-17 Exxon Research And Engineering Company Metal-filled plastic material
US3568626A (en) * 1967-11-08 1971-03-09 Bell Telephone Labor Inc Identifying means for buried utilities
US3633533A (en) * 1969-01-09 1972-01-11 Griffolyn Company Location of underground utility lines
US3611119A (en) * 1969-05-19 1971-10-05 Combustion Eng Method for measuring the ferrite content of a material
DE2049976B2 (de) * 1970-10-12 1972-09-21 Elektro-Physik Hans Nix & Dr.-Ing. E. Steingroever KG, 5000 Köln Verfahren zur messung der dicke von schichten im bauwesen und vorrichtung zur durchfuehrung des verfahren
GB1313992A (en) * 1971-01-08 1973-04-18 Coal Industry Patents Ltd Method and apparatus for detecting pinholes in sheet material
JPS609269B2 (ja) * 1977-04-19 1985-03-08 株式会社リコー 2成分系現像剤におけるトナ−濃度検知方法
DE2725816B2 (de) * 1977-06-08 1980-06-04 Institut Dr. Friedrich Foerster Pruefgeraetebau, 7410 Reutlingen Verfahren zur Fehlerprüfung von Schweißnähten an langfristig unter Wasser liegenden Konstruktionselementen aus Stahl
FR2441183A1 (fr) * 1978-11-09 1980-06-06 Semplanor Grillage de signalisation des dispositifs enterres
SU937996A2 (ru) * 1979-09-03 1982-06-23 Уфимский авиационный институт им.С.Орджоникидзе Способ Фридмана измерени толщины стенок полых изделий из немагнитного материала
DE3106661C2 (de) * 1981-02-23 1984-03-08 kabelmetal electro GmbH, 3000 Hannover Anordnung zum Orten eines metallfreien Kabels
NO155316C (no) * 1982-04-23 1987-03-11 Sintef Fremgangsmaate for fremstilling av magnetiske polymerpartikler.
US4652820A (en) * 1983-03-23 1987-03-24 North American Philips Corporation Combined position sensor and magnetic motor or bearing
SU1120157A1 (ru) * 1983-07-22 1984-10-23 Львовский Лесотехнический Институт Способ измерени толщины слоев
JPS6082881A (ja) * 1983-10-13 1985-05-11 Taisei Corp 合成樹脂製埋設管の探知方法
US4767987A (en) * 1983-12-12 1988-08-30 Harris Graphics Corporation Method and apparatus for monitoring film thicknesses by sensing magnetic interaction between members movable to a film thickness distance
SU1188520A1 (ru) * 1984-07-25 1985-10-30 Киевский Ордена Ленина Политехнический Институт Им.50-Летия Великой Октябрьской Социалистической Революции Способ измерени толщины стенок полых изделий из диэлектрических материалов
DE3435908A1 (de) * 1984-09-29 1986-04-10 Phoenix Ag, 2100 Hamburg Vorrichtung zum beruehrungslosen messen der dicke von materialbahnen aus polymeren werkstoffen
US4623282A (en) * 1984-12-12 1986-11-18 Allen Gordon H Locating elements of construction beneath the surface of earth soils
FR2574938B1 (fr) * 1984-12-19 1986-12-26 Snecma Methode de controle par courants de foucault sans contact et dispositif de mise en oeuvre
FI852127A0 (fi) * 1985-05-28 1985-05-28 Puumalaisen Tutkimuslaitos Oy Foerfarande foer maetning av tjocklek av en kontinuerlig materialbana och anordning foer tillaempning av foerfarandet.
US4652861A (en) * 1985-06-04 1987-03-24 Gte Sprint Communications Corporation Method and apparatus for protecting buried optical fiber cable
JPH0325264Y2 (ja) * 1985-09-30 1991-05-31
SE500440C2 (sv) * 1985-12-03 1994-06-27 Reef Ind Inc Kantförslutet märkband innehållande ett metallfolieskikt
DE3615652C2 (de) * 1986-05-09 1995-08-10 Foerster Inst Dr Friedrich Induktives Suchgerät
US4761656A (en) * 1986-05-23 1988-08-02 Minnesota Mining And Manufacturing Company Passive marker device
JPS62298701A (ja) * 1986-06-18 1987-12-25 Ngk Insulators Ltd 非金属材料成形体の寸法測定法
US4767237A (en) * 1986-08-26 1988-08-30 Minnesota Mining And Manufacturing Company Marking tape with wire conductors and methods for use
US4910499A (en) * 1986-09-29 1990-03-20 Monarch Marking Systems, Inc. Tag and method of making same
SE456953B (sv) * 1987-02-20 1988-11-14 Aros Avancerad Butikskontroll Foerfaringssaett foer anbringande av stoeldskydd paa varor, varvid faerg innehaallande magnetiserbara partiklar anbringas paa varorna
WO1988006716A1 (en) * 1987-02-27 1988-09-07 Radiodetection Limited Inductive displacement sensors
EP0295028B1 (en) * 1987-06-08 1993-04-14 Esselte Meto International GmbH Magnetic devices
US4847552A (en) * 1987-07-07 1989-07-11 The Boeing Company Detection of electrically conductive materials beneath surface coatings employing eddy currents
US4814703A (en) * 1987-08-04 1989-03-21 The Boeing Company Method and apparatus for gap measurement between a graphite/epoxy structure and a metallic model
US4944135A (en) * 1987-08-21 1990-07-31 Hobart Corporation Package wrapping and weighing system
SU1640526A2 (ru) * 1987-11-03 1991-04-07 Уфимский авиационный институт им.Серго Орджоникидзе Способ Фридмана измерени толщины стенок полых изделий из немагнитного материала
US4859943A (en) * 1987-12-28 1989-08-22 The Babcock & Wilcox Company Inspection method using magnetic particles in a liquid carrier in combination with electrical detection means
US4855677A (en) * 1988-03-11 1989-08-08 Westinghouse Electric Corp. Multiple coil eddy current probe and method of flaw detection
US4876506A (en) * 1988-06-13 1989-10-24 Westinghouse Electric Corp. Apparatus and method for inspecting the profile of the inner wall of a tube employing a wall follower and an eddy current probe
US4937995A (en) * 1988-06-16 1990-07-03 Carlisle Corporation Noninvasively identifiable membrane roof system
US4944185A (en) * 1989-01-17 1990-07-31 Westinghouse Electric Corp. System and method for qualitatively and nondestructively inspecting adhesive joints and other materials
KR0126400B1 (ko) * 1989-02-17 1997-12-24 로버트 엔.콘 복합물질 위의 보호층을 검출하는 방법
US5006806A (en) * 1989-03-15 1991-04-09 Schonstedt Instrument Company Methods and apparatus employing permanent magnets for marking, locating, tracing and identifying hidden objects such as burried fiber optic cables
DE3912946C3 (de) * 1989-04-20 1996-06-20 Turck Werner Kg Induktiver Näherungsschalter
US4940633A (en) * 1989-05-26 1990-07-10 Hermansen Ralph D Method of bonding metals with a radio-opaque adhesive/sealant for void detection and product made
US5017869A (en) * 1989-12-14 1991-05-21 General Electric Company Swept frequency eddy current system for measuring coating thickness
US5051034A (en) * 1989-12-18 1991-09-24 Gas Research Institute Magnetically detectable plastic pipe

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8245802B2 (en) 2006-11-15 2012-08-21 Mitsubishi Electric Corporation Automotive hybrid engine assist system
WO2017126343A1 (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 オムロン株式会社 近接センサ
JP2017129431A (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 オムロン株式会社 近接センサ
WO2017126341A1 (ja) * 2016-01-20 2017-07-27 オムロン株式会社 近接センサ
CN107923732A (zh) * 2016-01-20 2018-04-17 欧姆龙株式会社 接近传感器
US10488226B2 (en) 2016-01-20 2019-11-26 Omron Corporation Proximity sensor

Also Published As

Publication number Publication date
CA2060572A1 (en) 1992-08-29
EP0501676A1 (en) 1992-09-02
US5373235A (en) 1994-12-13
US5200704A (en) 1993-04-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0579805A (ja) 放射エネルギーによる構造体の近接度の判定方法
Jiles Review of magnetic methods for nondestructive evaluation (Part 2)
EP1717412B1 (en) A method for electromagnetically measuring physical parameters of a pipe
US10031107B2 (en) Method for non-destructive testing of electrically conductive test components employing eddy current probe and rotating magnet to perform partial saturation eddy current test
JP4542691B2 (ja) 金属物体を検出する誘導センサ装置及び方法
US6504363B1 (en) Sensor for eddy current testing and method of use thereof
US9030196B2 (en) Apparatus and method for eddy current inspection of tubular components
US20030173959A1 (en) Electromagnetic analysis of concrete tensioning wires
US4806863A (en) Eddy current apparatus including cylindrical coil with flux concentrator for high resolution detection of flaws in conductive objects
JPH0569458B2 (ja)
US4352065A (en) Nondestructive electromagnetic inspection of pipelines incorporated in an electrically closed loop
Ramos et al. Using the skin effect to estimate cracks depths in mettalic structures
US5828211A (en) Determining stress in ferromagnetic materials from measurements of magnetic anisotropy and magnetic permeability
EA002668B1 (ru) Способ и устройство для определения неравномерности толщины стенок недоступных трубопроводов
Bernieri et al. Characterization of an eddy-current-based system for nondestructive testing
US4843317A (en) Method and apparatus for measuring casing wall thickness using a flux generating coil with radial sensing coils and flux leakage sensing coils
CA1161115A (en) Pipeline inspection and maintenance method
Makar et al. Three dimensional mapping of corrosion pits in cast iron pipe using the remote field effect
EP0823053A1 (en) Method and device for measuring ferro-magnetic objects
JPH039217A (ja) 盛土の層別沈下量と地下水位の同時計測装置
EP0650028A2 (en) Method and apparatus for measurement of thickness of specimens
EP4189379A1 (en) Method of and system for detecting and/or monitoring the growth of defects
JPH05501760A (ja) 金属格子構造における割れの検出測定方法
JPH0727868A (ja) 埋設金属物体の位置検出装置
Dogaru et al. Detection of cracks near sharp edges by using giant magneto-resistance-based eddy current probe

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000419

A045 Written measure of dismissal of application [lapsed due to lack of payment]

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A045

Effective date: 20041022