JPH057922U - 排気熱交換器取付構造 - Google Patents

排気熱交換器取付構造

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Publication number
JPH057922U
JPH057922U JP063384U JP6338491U JPH057922U JP H057922 U JPH057922 U JP H057922U JP 063384 U JP063384 U JP 063384U JP 6338491 U JP6338491 U JP 6338491U JP H057922 U JPH057922 U JP H057922U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat exchanger
cylinder head
exhaust gas
heat
cooling water
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Pending
Application number
JP063384U
Other languages
English (en)
Inventor
明正 小坂
謙二 平本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH057922U publication Critical patent/JPH057922U/ja
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Cylinder Crankcases Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 冷却水ジャケット11に覆われたシリンダヘ
ッド3がシリンダブロック2の外側方に延長される。こ
の延長部3aの底壁3a′に単一の排気出口21が形成
される。この出口21から排出される排気ガスの熱回収
用熱交換器30が、その延長部3aの下方に配置される
と共にその底壁3a′に直結される。その熱交換器30
の内部で排気ガスと冷却媒体とが上下方向に沿って流動
する。 【効果】 排気ガス熱回収用の熱交換器をエンジンに可
及的近接して配置することができ、しかも熱交換器を小
型化できることから配置スペースを有効に利用できる。
熱交換器とシリンダヘッドとの接続部の構造が簡単化さ
れ、また、その接続部の断熱を行なう必要がなく、熱交
換効率を向上できる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はエンジンの排気ガスの排熱を回収する熱交換器の取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
エンジンの排気ガスを利用する手段として、シリンダヘッドの側面に排気マニ ホールドを取り付け、この排気マニホールドを冷却水ジャケットにより冷却する ことが行なわれている。また、特開平3‐26818号公報に開示されているよ うに、シリンダヘッドの側方に熱交換器を配置し、そのシリンダヘッドと熱交換 器との間を排気ガス流動用の配管を介して接続し、その熱交換器により排気ガス からの熱を回収している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
排気マニホールドは、シリンダヘッドの側面の複数の排気出口に接続されるた め形状が複雑で、シリンダヘッドとの間で行なうガスシールや冷却水ジャケット の冷却水のシール形状も複雑で高価なものである。また、シリンダヘッドの側方 に熱交換器を配置する場合、スペースが制限される場所では配置が困難である。 この場合、シリンダヘッドと熱交換器とを配管を用いて接続するので、その配管 を安全のために断熱材を用いて覆う手間が必要であり、熱交換に用いた冷却水を 温水として利用する場合は熱交換効率も低下することになる。
【0004】 本考案は上記従来技術の問題を解決することのできる排気熱交換器の取付構造 を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案の特徴とするところは、冷却水ジャケットに覆われたシリンダヘッドが シリンダブロックの外側方に延長され、この延長部の底壁に単一の排気出口が形 成され、この出口から排出される排気ガスの熱交換器が延長部の下方に配置され ると共にその底壁に直結されている点にある。
【0006】
【作用】
本考案の構成によれば、シリンダブロックの外側方に延長されたシリンダヘッ ドの延長部の底壁に排気ガスの熱交換器が直結されるため、熱交換器はシリンダ ヘッドの下方の空間を利用して配置することができ、空間を有効に利用できる。 シリンダヘッドの延長部における冷却水ジャケットにより排気ガスが冷却される ため、その分だけ熱交換器を小容量で小型のものにできる。熱交換器の内部で排 気ガスと冷却用媒体とが上下方向に沿って流動することから、その熱交換器の横 方向寸法は可及的小さくすることができる。排気出口は単一であるため、熱交換 器とシリンダヘッドとの接続部の構造を簡単化できる。熱交換器はシリンダヘッ ドの延長部の底壁に直結されることから、シリンダヘッドと熱交換器との間で断 熱を行なう必要がなく、熱交換効率を向上することができる。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0008】 図1に示す2気筒エンジン1は、シリンダブロック2の上にシリンダヘッド3 が取付けられ、このシリンダヘッド3の上にボンネット4が取り付けられ、この ボンネット4の内部が吸排気弁の作動用の弁腕を備えた弁腕室5とされている。
【0009】 そのシリンダヘッド3の内部には冷却水ジャケット11と、図2に示すように 吸気弁(図示省略)により開閉される吸気ポート6と、排気弁7により開閉され る排気ポート8とが形成されている。冷却水ジャケット11には一側から冷却水 が流入すると共に他側から流出する。各吸気ポート6は連通路9を介し連通され 、各排気ポート8は連通路10を介し連通されている。また、シリンダヘッド3 には弁腕の作動用プッシュロッド12の挿通孔13、燃料噴射弁の挿通孔14、 シリンダブロック2への取付け用ボルトの挿通孔15等が形成されている。
【0010】 そして、シリンダヘッド3はシリンダブロック2の外側方(図1、図2におい て右方)に延長され、この延長部3aの内部に前記排気ポート8の連通路10に 連通する連通路10aが形成され、その延長部3aの底壁3a′に単一の排気出 口21が形成されている。また、その延長部3aの内部に、冷却水ジャケット1 1に連通する冷却水ジャケット11aが形成されている。
【0011】 その排気出口21から排出される排気ガスの冷却用熱交換器30が、そのシリ ンダヘッド3の延長部3aの下方に配置されると共に、その底壁3a′に直結さ れている。その熱交換器30は図3および図4に示すように、円筒状の外周壁3 1と円筒状の内周壁32とを備え、外周壁31の上下にはそれぞれ上壁31aと 下壁31bとが取り付けられると共に、内周壁32の上下には上壁32aと下壁 32bとが取り付けられている。両上壁31a、32aを貫通する排気ガス導入 用の短筒体33がその上壁31a、32aに溶着され、両下壁31b、32bを 貫通する排気ガス導出用の筒体35がその下壁31b、32bに溶着されている 。その排気ガス導入用の短筒体33の上端外周にはフランジ34が形成され、こ のフランジ34に複数のボルト通孔34aが形成されている。そのフランジ34 の上面が前記シリンダヘッド3の延長部の底壁3a′の下面に当接され、そのフ ランジ34に形成されたボルト通孔34aと、その延長部3aに形成されたボル ト通孔36とに挿通されるボルト・ナット37により熱交換器31は延長部3a に直結される。これにより、排気ポート8から排出された排気ガスは、連通路1 0、10aおよび排気出口21から短筒体33を介して熱交換器30に導入され 、熱交換器30の内周壁32の内部を通って筒体35から排出される。
【0012】 熱交換器30の内部で排気ガスを冷却する冷却水の導入用の筒体40が、外周 壁31の下壁31bを貫通すると共にその下壁31bに溶着され、その冷却水の 導出用の筒体41が、外周壁31の上壁31aを貫通すると共にその上壁31a に溶着されている。その導入用筒体40が配管を介し冷却水源に接続され、その 導出用筒体41が、昇温された冷却水の熱を利用する機器に配管を介し接続され る。さらに、内周壁32の上壁32aと下壁32bとを貫通する複数の冷却水流 動管42が、その上壁32aと下壁32bとに溶着されている。これにより、筒 体40から導入された冷却水は外周壁31と内周壁32との間および流動管42 の内部を流れ、内周壁32の内部を流れる排気ガスの熱を回収し、筒体41から 排出される。
【0013】 なお、内周壁32の内周面には上下方向に沿って複数の仕切り板43が溶着さ れ、各仕切り板43に開口44が形成され、上下に対向する仕切り板43の開口 44の位置は径方向に互いにずれて配置されている。これにより、熱交換器30 の内部を上方から下方に向かう排気ガスの流れは蛇行するものとなり、熱交換効 率の向上が図られている。
【0014】 上記構成によれば、熱交換器30はシリンダヘッドの延長部3aの底壁3a′ の下面に直結されるため、可及的エンジンに近接して配置してスペースの有効利 用を図ることができる。また、排気ガスは延長部3aにおける連通路10aにお いて冷却水ジャケット11aの冷却水により冷却されるので、熱交換器30は小 容量のものでよく、これによってもスペースの有効利用を図ることができる。
【0015】 また、熱交換器30はシリンダヘッドの延長部3aの底壁3a′に直結される ため、延長部3aと熱交換器30との間を断熱材で覆う必要がなく、熱交換効率 を向上して排気ガスが有する熱の有効利用を図ることができる。
【0016】 また、排気出口21は単一であるため、熱交換器30は簡単な形状のフランジ 34とボルト・ナット37によりシリンダヘッド3に対し接続できる。
【0017】 また、熱交換器30は上下方向に沿って排気ガスと冷却媒体とが流動するもの であるため、その横方向寸法は可及的小さくなり、配置スペースの有効利用を図 ることができると共に、排気ガスと冷却水の流れが円滑で滞留がないため硫酸腐 食を防止することができる。
【0018】 なお、本考案は上記実施例に限定されるものではない。
【0019】 例えば上記実施例は2気筒エンジンに本考案を適用したが、単気筒エンジンや 3気筒以上のエンジンにも適用することができる。また、冷却媒体として水を用 いたが空気を用いてもよい。
【0020】
【考案の効果】
本考案によれば、排気ガス熱回収用の熱交換器をエンジンに可及的近接して配 置することができ、しかも熱交換器を小型化できることから配置スペースを有効 に利用できる。また、熱交換器とシリンダヘッドとの接続部の構造の簡単化によ りコストの低減を図ることができる。また、熱交換器とシリンダヘッドとの接続 部の断熱を行なう必要がなく、熱交換効率を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例に係る排気熱交換器取付構造の
構成説明用断面図
【図2】図1のII‐II線断面図
【図3】本考案の実施例に係る熱交換器の断面図
【図4】図3のIV‐IV線断面図
【符号の説明】
1 エンジン 2 シリンダブロック 3 シリンダヘッド 3a 延長部 3a′ 底壁 11 冷却水ジャケット 21 排気出口 30 熱交換器

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 冷却水ジャケットに覆われたシリンダヘ
    ッドがシリンダブロックの外側方に延長され、この延長
    部の底壁に単一の排気出口が形成され、この出口から排
    出される排気ガスの熱交換器が延長部の下方に配置され
    ると共にその底壁に直結されていることを特徴とする排
    気熱交換器取付構造。
JP063384U 1991-07-15 1991-07-15 排気熱交換器取付構造 Pending JPH057922U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP063384U JPH057922U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 排気熱交換器取付構造

Applications Claiming Priority (1)

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JP063384U JPH057922U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 排気熱交換器取付構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH057922U true JPH057922U (ja) 1993-02-02

Family

ID=13227752

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP063384U Pending JPH057922U (ja) 1991-07-15 1991-07-15 排気熱交換器取付構造

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JP (1) JPH057922U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013144968A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Toyota Motor Corp 排気系部品の取付構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013144968A (ja) * 2012-01-16 2013-07-25 Toyota Motor Corp 排気系部品の取付構造

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