JPH0517417Y2 - - Google Patents

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JPH0517417Y2
JPH0517417Y2 JP1986111084U JP11108486U JPH0517417Y2 JP H0517417 Y2 JPH0517417 Y2 JP H0517417Y2 JP 1986111084 U JP1986111084 U JP 1986111084U JP 11108486 U JP11108486 U JP 11108486U JP H0517417 Y2 JPH0517417 Y2 JP H0517417Y2
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fuel filter
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

Landscapes

  • Vaporization, Distillation, Condensation, Sublimation, And Cold Traps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、燃料中の水分を分離しうる燃料フイ
ルタ中の水分の処理装置に関する。
〔従来の技術〕
自動車用エンジン、発電機用エンジン等に使用
される燃料フイルタとして、該フイルタ中に燃料
中の水分を分離し、この水分を自動的に排水する
ものがある。これは、例えば実開昭58−174209号
公報に示すように、ケーシング内上方に濾過体を
設置し、その内外をその上方に設けた流出、入口
に連結するとゝもに、ケーシング内底部に通ずる
排水通路に電磁弁を設け、該弁を前記底部に設置
した高低水位検出電極により高水位電極ONのと
き開いて水流出口から排出し、また低水位電極
ONのとき閉じるようにしたものであり、前記水
分の排水作業と自動化とそれによる省力化を図る
ことができる。
〔考案が解決しようとする問題点) しかし、前記のごときフイルタ中で燃料中の水
分を分離し得る燃料フイルタでは、その水流出口
からの排水はタレ流しとしているから、自動車用
エンジンの場合はエンジンルーム内、又発電機用
エンジンの場合は発電機室内に各機器にかゝるお
それがあり、これを油混入の水で汚損し、さびを
生じさせ、殊に電気装置、部品、配線等の故障の
原因となつていた。
また、前記水流出口からパイプでエンジン下方
に導くようにしても、エンジン又は放熱器から水
洩れと誤認せしめるおそれがあつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記のような既存の燃料中の水分を
分離し得る燃料フイルタを利用して、前記排水を
自動的に処理することにより、従来の問題点を解
決したものを提供することを目的としたものであ
り、その要旨は、燃料中の水分を分離しうる燃料
フイルタの排出口を、排気管に取付けられた蒸発
器にパイプ連結してなる燃料フイルタ水分の処理
装置であつて、前記蒸発器は、内外側面、上下面
及び端面が一体的に形成され且つ一部が連結しな
いほゞリング状のボデイと、該ボデイの側面下方
に前記燃料フイルタの排出口とパイプ連結する水
流入口を、上面に複数の蒸気口を夫々設けた構成
であり、この蒸発器を前記排気管とボデイの内周
間に上下から介挿したリングを介して排気管の外
周に取付けたことを特徴とする燃料フイルタ水分
の処理装置にある。
〔実施例〕
以下、本考案を第1図乃至第3図に示す実施例
により詳細に説明するに、図において1は燃料中
の水分を分離しうる燃料フイルタで、第1図のよ
うに、エンジンEにおける燃料噴射ポンプ等燃料
供給機器を備えた側の上方に設けられている。
前記燃料フイルタ1は、第2図に詳細に示すよ
うに、ケーシング11内の上方に円筒形の濾過体
12を、その内外を隔てる離隔板13及び囲い板
13′を介して取付け、前記離隔板13には前記
濾過体12の外、内に通じる燃料流入口14a及
び同流出口14bをあけるとゝもに、該燃料流出
口14bに嵌入する筒部15aを形成した燃料流
出機構15及び前記燃料流入口14aに通ずる燃
料流入機構16を備えた蓋体17を、前記ケーシ
ング11上端に公知手段、例えばネジ結合等で取
り付けている。
更に、前記ケーシング11下部側面には、前記
ケーシング内底部に通ずる排水通路11aをもつ
ボス部11bを形成し、該ボス部11bに前記排
水通路11aを開閉する電磁弁18aと水流出口
18bを設けた開閉弁機構18をとりつけ、前記
電磁弁18aを前記ケーシング底部に設けた高、
低水位検出電極19a,19bをもつ水位検出電
極19に図示しない電源を介して電気結線したも
のである。
2は蒸発器で、第2図および第3図に示すよう
に、内外側面、上下面及び端面が一体的に形成さ
れ、且つ一部が連続しないほゞリング状のボデイ
21の側面下方に水流入口22を設けると共に、
両端部に連結金具23,23′をとりつけたもの
で、エンジンEの排気管M(図の例では排気パイ
プにとりつけたが排気マニホールドでもよい)を
前記端面間を開き加減にして通させた後、半割の
つば付リング24,24′を前記排気管Mとボデ
イ21の内周間に上下から介挿して、前記連結金
具23,23′間にパツキング25を挟み上記金
具23,23′にボルト26を通してナツト27
をかけ、締付けることにより蒸発器2が排気管M
に取付けられる。なお、前記リング状ボデイ21
は、さびの発生を防ぎ熱伝達をよくするためアル
ミ合金鋳物製又はステンレス製とし、また、つば
付リング24,24′は熱伝達をよくし、排気管
Mとのなじみをよくするため、銅合金製とするの
がよい。又、第2図、第3図において、28はリ
ング状ボデイ22の上面にあけた蒸気口である。
3は前記燃料フイルタ1の水流出口18bと前
記蒸発器2の水流入口22間を連結するパイプで
あり、両端に備えた連結金具3a,3bにより連
結されている。
上記構成の本案装置では、前記燃料フイルタ1
は、燃料流入機構16から燃料流入口14aを経
てケーシング11内に入つた燃料を濾過体12を
通過させて濾過し、該濾過体12内より筒部15
aを経て燃料流出機構15より燃料供給機構に送
るよう働くが、この際、濾過体12の外側とケー
シング11内壁間に貯溜した燃料が水分を含む場
合には、ケーシング11内底部で分離し、水分が
燃料の下部に貯溜されるから、この水分が前記水
位検出電極19の高水位検出電極19aも超える
と、前記電磁弁18aが排水通路11aを開くよ
う作動し、これにより水分は水流出口18bより
パイプ3を介し水流入口22を経て蒸発器2のリ
ング状ボデイ21内に流入する。
前記蒸発器2内に流入し貯溜された水分は、エ
ンジンの運転に伴い排気管Mが500〜600℃にも熱
せられるところから、前記つば付リング24,2
4′からリング状ボデイ21に伝達する熱及び排
気管Mからの幅射によつてリング状ボデイ21の
受ける熱によつて加熱せられ、蒸発して蒸気口2
8より蒸気となつて噴出し、エンジン運転中にも
かゝわらず蒸気の噴出が停止すれば、リング状ボ
デイ21内の水分の貯溜はなくなつたことにな
る。
〔考案の効果〕
本考案に係る燃料フイルタ水分の処理装置は、
上記のように、燃料中の水分を分離しうる燃料フ
イルタの排出口を、排気管に取付けられた蒸発器
にパイプ連結してなる燃料フイルタ水分の処理装
置であつて、前記蒸発器は、内外側面、上下面及
び端面が一体的に形成され且つ一部が連結しない
ほゞリング状のボデイと、該ボデイの側面下方に
前記燃料フイルタの排出口とパイプ連結する水流
入口を、上面に複数の蒸気口を夫々設けた構成で
あり、この蒸発器を前記排気管とボデイの内周間
に上下から介挿したリングを介して排気管の外周
に取付けた構成であるから、水分を蒸発させるた
めの特別の熱源を必要とせず、省エネルギーを図
ることが出来る。
又、蒸発器は上下から介挿したリングを介して
排気管の外周に装着されているため、取付時にお
ける無理な力が排気管に直接かからず、排気管の
破損を防ぐことが出来るとゝもに、蒸発器の熱交
換効率も向上する。更に、蒸発器は高温の排気管
と直接接触しないため、排気管の金属疲労を防止
でき、耐久性も向上するといつた諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る水分処理装置のエンジン
への装着図、第2図は本案装置の縦断面図、第3
図は第2図のA−A断面相当矢視図である。 1……燃料フイルタ、11a……排水通路、1
2……濾過体、14a……燃料流入口、14b…
…燃料流出口、15……燃料流出機構、16……
燃料流入機構、17……蓋体、18……開閉弁機
構、18a……電磁弁、18b……水流出口、1
9……水位検出電極、19a……高水位検出電
極、19b……底水位検出電極、2……蒸発器、
21……リング状ボデイ、22……水流入口、2
3,23′……連結金具、24,24′……つば付
リング、25……パツキング、26……ボルト、
27……ナツト、28……蒸気口、3……パイ
プ、3a,3b……連結金具、E……エンジン、
M……排気管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 燃料中の水分を分離しうる燃料フイルタの排出
    口を、排気管に取付けられた蒸発器にパイプ連結
    してなる燃料フイルタ水分の処理装置であつて、
    前記蒸発器は、内外側面、上下面及び端面が一体
    的に形成され且つ一部が連結しないほゞリング状
    のボデイと、該ボデイの側面下方に前記燃料フイ
    ルタの排出口とパイプ連結する水流入口を、上面
    に複数の蒸気口を夫々設けた構成であり、この蒸
    発器を前記排気管とボデイの内周間に上下から介
    挿したリングを介して排気管の外周に取付けたこ
    とを特徴とする燃料フイルタ水分の処理装置。
JP1986111084U 1986-07-19 1986-07-19 Expired - Lifetime JPH0517417Y2 (ja)

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JPS6317862U JPS6317862U (ja) 1988-02-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58174209U (ja) * 1982-05-19 1983-11-21 株式会社土屋製作所 自動排水燃料フイルタ装置

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JPS6317862U (ja) 1988-02-05

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