JPH0578875A - スチーム処理方法 - Google Patents

スチーム処理方法

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JPH0578875A
JPH0578875A JP17559391A JP17559391A JPH0578875A JP H0578875 A JPH0578875 A JP H0578875A JP 17559391 A JP17559391 A JP 17559391A JP 17559391 A JP17559391 A JP 17559391A JP H0578875 A JPH0578875 A JP H0578875A
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JP
Japan
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furnace
steam
atmosphere
steam treatment
treatment
Prior art date
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Pending
Application number
JP17559391A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisao Nagai
久夫 永井
Tomohiro Ishikawa
智寛 石川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP17559391A priority Critical patent/JPH0578875A/ja
Publication of JPH0578875A publication Critical patent/JPH0578875A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B7/00Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass
    • B08B7/0064Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass by temperature changes
    • B08B7/0071Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass by temperature changes by heating
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B7/00Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass
    • B08B7/0064Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass by temperature changes
    • B08B7/0092Cleaning by methods not provided for in a single other subclass or a single group in this subclass by temperature changes by cooling
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C23COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
    • C23GCLEANING OR DE-GREASING OF METALLIC MATERIAL BY CHEMICAL METHODS OTHER THAN ELECTROLYSIS
    • C23G5/00Cleaning or de-greasing metallic material by other methods; Apparatus for cleaning or de-greasing metallic material with organic solvents

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Powder Metallurgy (AREA)
  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 被処理物の表面に円滑にかつ確実に皮膜を形
成すると共に、同一炉内において脱脂処理に引き続いて
スチーム処理を行う。 【構成】 不活性ガスを供給することによって被処理物
Wの脱脂を行った後に、高温高圧のスチームを供給して
被処理物Wの表面に皮膜を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被処理物に脱脂処理を
施した後に、高温高圧のスチーム雰囲気中でスチーム処
理を行うスチーム処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、Fe系焼結品においては、脱脂
処理を施した後に、500℃〜600℃に加熱し、スチ
ームを通すことによって、表面に四三酸化鉄(Fe
34)の皮膜を形成し、防錆効果及び耐摩耗性の向上を
図るスチーム処理が施される場合がある。この場合に使
用されるスチーム処理炉としては、従来、炉内におい
て、スチームにより脱脂処理を行った後にスチーム処理
を行う低圧のスチーム処理炉と、脱脂処理を別の脱脂処
理炉で行った後にスチーム処理だけを行う中圧のスチー
ム処理炉とが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
低圧のスチーム処理炉にあっては、脱脂処理とスチーム
処理を同一炉内で行えるという利点がある反面、供給さ
れるスチームの圧力が40mmH2O程度であるため、
形成される酸化皮膜の膜厚が薄いという問題がある。一
方、上記従来の中圧のスチーム処理炉にあっては、スチ
ームの圧力が6000mmH2O程度と高いため、形成
される酸化皮膜の膜厚は、かなり厚くできるが、脱脂処
理を別の処理炉で行わなければならず、工程数が増加す
るという問題がある。
【0004】また、近年、焼結品の表面に形成される酸
化皮膜の膜厚をさらに厚くするために、スチームの圧力
を10000mmH2O程度まで上げることが検討され
ているが、上記従来の中圧のスチーム処理炉を高圧化す
る場合には、上述したように、脱脂処理とスチーム処理
とを別個に行わなければならないという問題がある。一
方、上記従来の低圧のスチーム処理炉を高圧のものに転
用しようとすると、脱脂処理において、スチームを使用
するために、この段階で焼結品の表面に皮膜が形成され
てしまい、その後に高圧のスチームによるスチーム処理
を行っても、上記皮膜がじゃまをして高圧のスチームが
焼結品の内部まで侵入できないという問題がある。
【0005】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、被処理物の表面に円滑に
かつ確実に皮膜を形成することができると共に、同一炉
内において脱脂処理に引き続いてスチーム処理を行うこ
とができるスチーム処理方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスチーム処理方法は、不活性ガス雰囲気中
で被処理物に脱脂処理を施した後に、スチーム雰囲気と
置換して被処理物にスチーム処理を施すものである。
【0007】
【作用】本発明のスチーム処理方法にあっては、不活性
ガスによって被処理物の脱脂を行った後に、高温高圧の
スチームによって被処理物の表面に皮膜を形成する。
【0008】
【実施例】以下、図1ないし図4に基づいて本発明の一
実施例を説明する。
【0009】図1ないし図3は本発明の方法を実施する
スチーム処理炉の一例を示すもので、このスチーム処理
炉10は、炉本体100内に、有底円筒状のマッフル1
01が、その軸線を搬出入口102側に行くほど上方に
傾斜した状態で設置され、このマッフル101の外側に
モルダーサームヒータ103が配置されている。そし
て、上記マッフル101内には、載置台104が固定さ
れると共に、マッフル101内の上部には攪拌ファン1
05が炉本体100を挿通して回転自在に設けられてお
り、この攪拌ファン105は、炉本体100上部の回転
装置106によって回転させられている。また、上記マ
ッフル101の奥側の端面上部には、スチーム導入管1
07が、上記マッフル101の軸線に平行にかつ炉本体
100を挿通して設けられており、このスチーム導入管
107の下方には、熱電対108が水平に挿し込まれて
いる。そして、この熱電対108の下方には窒素ガス
(不活性ガス)導入管109が水平に挿し込まれてお
り、上記マッフル101の奥側の端面下縁には、排気管
110が、上記マッフル101の軸線に平行にかつ炉本
体100を挿通して設けられている。さらに、上記載置
台104上の中央部には、一対の断面コ字状のチェーン
ガイド111が互いに対向して配置され、かつこれらの
チェーンガイド111の両側方には、それぞれ多数の搬
送ローラ112が回転自在に配置されており、これらの
搬送ローラ112の外側部にはワークWを支持案内する
ガイド板部113が形成されている。そして、このワー
クWは、多数の焼結品を載置したトレーが複数段積重さ
れてなるものである。
【0010】上記マッフル101の搬出入口102を開
閉する開閉扉114が上下方向に移動自在に設けられて
おり、この開閉扉114には、開閉扉114を昇降させ
る開閉機構115が設けられている。そして、この開閉
機構115は、上記開閉扉114の両側にそれぞれ上下
一対ずつ設けられた回転ローラ116をそれぞれ支持案
内する一組ずつの案内路117を備えた案内フレーム1
18と、これらの案内フレーム118の上端に水平フレ
ーム119を介して設けられた昇降シリンダ120と、
この昇降シリンダ120のピストンロッド121の下端
及び上記開閉扉114の上端を互いに回動自在に連結さ
せたリンク部材122と、上記両案内フレーム118に
それぞれブラケット123を介して3個ずつ設けられ、
かつ上記開閉扉114を、マッフル101の搬出入口1
02部に形成したシール機構124に押し付ける押圧シ
リンダ125とを主体として構成されている。そして、
上記各案内路117を構成している2本ずつのレール部
材126,127の下端部は、下方に行くほどマッフル
101の奥側に湾曲して形成されていると共に、上記各
レール部材126,127の下端湾曲部に対向して、上
記案内フレーム118には、上記各回転ローラ116を
案内転動させる傾斜面部材128が上下方向に移動調整
可能に設けられている。なお、図中符号129はオイル
パンである。
【0011】上記のように構成されたスチーム処理炉を
用いて本発明のスチーム処理方法を実施する場合には、
まず、搬出入口102を通って載置台104の搬送ロー
ラ112上に沿って、ワークWを搬入する。次いで、開
閉機構115の昇降シリンダ120のピストンロッド1
21を前進させ、各案内フレーム118の一対の案内路
117に沿って合計4個の回転ローラ116を転動させ
ながら下降させることにより、上記ピストンロッド12
1にリンク部材122を介して連結された開閉扉114
を降下させて、搬出入口102を閉鎖する。続いて、合
計6個の押圧シリンダ125のピストンロッドを前進さ
せて開閉扉114を搬出入口102のシール機構124
に押し付ける。この場合、開閉扉114が、リンク部材
122を介して、昇降シリンダ120のピストンロッド
121の下端に上下方向に揺動可能に設けられ、かつ開
閉扉114の両側に設けられた各回転ローラ116が、
レール部材126,127の各下端湾曲部と一対の傾斜
面部材128とに支持案内されてマッフル101の奥側
に誘導されるように構成されているから、開閉扉114
は円滑にかつ確実にシール機構124に押し付けられ
て、炉本体100内の気密性が十分に確保される。
【0012】この状態において、スチーム処理炉10内
にあっては、図11に示すように、まず、窒素ガス導入
管109から窒素ガス(200〜400mmH2O)を
供給して炉内を窒素ガス雰囲気にする。これにより、炉
内温度は、T1(例えば、560℃)からT2(例えば
300〜360℃)に降下し、次いで、上昇に転じてT
1に戻ると共に、上記窒素ガス雰囲気下において、ワー
クWの各焼結品に脱脂処理が施され、焼結品に含侵して
いた潤滑油が焼結品から取り除かれて排気管110から
排出される。
【0013】さらに、上記脱脂処理が完了した時点a
(例えば、a−sが80分)において、上記窒素ガス雰
囲気を、スチーム導入管107から高圧(10000m
mH2O)のスチームを供給することにより、スチーム
雰囲気と置換する(置換に要する時間b−aは、例えば
20分)。次いで、上記スチーム雰囲気内において上記
焼結品にスチーム処理を施して、焼結品の表面に酸化皮
膜を形成する(スチーム処理時間c−bは、例えば75
〜120分)。
【0014】このようにして、スチーム処理炉10内に
おける一連の処理が完了すると、炉内のスチーム雰囲気
を排気管110から排出して減圧すると共に、押圧シリ
ンダ125による開閉扉114のシール機構124への
押し付けを解除した後、昇降シリンダ120によって開
閉扉114を上昇させて、搬出入口102を開ける。そ
して、炉本体100の載置台104上のワークWを引き
出し、代わりに新しいワークWを炉本体100内に搬入
し上述した手順を繰り返してスチーム処理を行う。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のスチーム
処理方法は、不活性ガス雰囲気中で被処理物に脱脂処理
を施した後に、スチーム雰囲気と置換して被処理物にス
チーム処理を施すものであるから、窒素ガス等の不活性
ガスによって被処理物の脱脂を行った後に、高温高圧の
スチームによって被処理物の表面に皮膜を形成すること
により、被処理物の表面に形成される皮膜厚を厚くする
ことができ、かつ円滑にかつ確実に皮膜を形成すること
ができると共に、同一炉内において脱脂処理に引き続い
てスチーム処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の方法を実施するスチーム処理炉の一例
を示す側面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】開閉扉部の側面図である。
【図4】本発明の一実施例を示す温度特性図である。
【符号の説明】
W ワーク(被処理物)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被処理物に脱脂処理を施した後に、高温
    高圧のスチーム雰囲気中でスチーム処理を行うスチーム
    処理方法であって、上記脱脂処理において、脱脂雰囲気
    として不活性ガスを用いることを特徴とするスチーム処
    理方法。
JP17559391A 1991-07-16 1991-07-16 スチーム処理方法 Pending JPH0578875A (ja)

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JP17559391A JPH0578875A (ja) 1991-07-16 1991-07-16 スチーム処理方法

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ID=15998797

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JP (1) JPH0578875A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5762717A (en) * 1995-06-17 1998-06-09 Ald Vacuum Technologies Gmbh Process for cleaning oil-wetted parts
WO2007033648A1 (de) * 2005-09-24 2007-03-29 Mtu Aero Engines Gmbh Verfahren zum reinigen von hohlräumen an gasturbinenbauteilen
US8007713B2 (en) 2006-11-15 2011-08-30 Hitachi Powdered Metals Co., Ltd. Sintered composite machine part and manufacturing method thereof
CN113604772A (zh) * 2021-08-18 2021-11-05 盛瑞传动股份有限公司 一种工件蒸汽处理工艺

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