JPH0577816A - テープの貼り付け装置およびその方法 - Google Patents

テープの貼り付け装置およびその方法

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JPH0577816A
JPH0577816A JP6385092A JP6385092A JPH0577816A JP H0577816 A JPH0577816 A JP H0577816A JP 6385092 A JP6385092 A JP 6385092A JP 6385092 A JP6385092 A JP 6385092A JP H0577816 A JPH0577816 A JP H0577816A
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double
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roller
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JP6385092A
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Yoshiichi Morita
由一 森田
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Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
Original Assignee
Mitsubishi Gas Chemical Co Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープを帯状物に連続的に貼り付けることが
できる装置およびこの方法を提供すること。 【構成】 両面テープB,Cを収容するアンリール1,
1’と、この両面テープを連続的に供給される帯状物A
に貼り付ける貼り付けローラー6,6’,6A,6A’
と、アンリールから貼り付けローラーに両面テープを送
るガイドローラー4,4’と、両面テープから剥がれた
離形紙D,Eを排出する排出ローラー9,9’,10,
10’とを備え、テープBが終了した際に予備のテープ
Cの貼り付けを開始し、この間にアンリール1には新た
なテープを収容したアンリールを装着しておく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、テープを連続的に貼
り付ける装置、およびテープを連続的に貼り付ける方法
に関するものである。より詳しくは、例えば、菓子、珍
味類、ラーメン、ハム、サラミ、ソーセージおよび炊飯
米等の食品類を収容する包装袋や包装容器の蓋等に使用
される帯状フィルムに、離形紙付両面テープを連続的に
貼り付ける装置および方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から食品類のための鮮度保持剤や乾
燥剤は小袋内に収容されており、通常、その小袋は、食
品類とともに容器内に単に収納されているだけであっ
た。このように、従来の鮮度保持剤等は、容器に固定さ
れていなかったため、鮮度保持剤等と食品とが一緒にフ
ライパン等に投入され、調理されてしまう等の不都合が
あった。
【0003】そこで、鮮度保持剤等を収納する小袋を食
品類の包装袋や容器に固定することが検討ないし実行さ
れてきた。従来の鮮度保持剤等の固定化の方式として、
ヒートシールによる固定、ホットメルト剤による固定、
両面テープによる固定が多く用いられている。これらの
方法のうち、特に両面テープによる固定化の方式は次の
ようにして行われていた。
【0004】鮮度保持剤等を収容する小袋が連続的に繋
がった連包品が自動供給され、この連包品に連続的に両
面テープが貼り付られる。そして、食品等の包装袋や包
装容器の製造に使用される装置と連動して、両面テープ
が貼られた鮮度保持剤等の連包品を一包毎に小袋化し、
この小袋を両面テープを介して包装袋や容器内に固定す
るようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術におい
て、両面テープは、一定の幅の所定の長さでアンリール
に巻かれている。したがって、一巻の両面テープを使い
切ってテープ切れとなった際、その都度両面テープの貼
り付け装置を停止して、両面テープが無くなったアンリ
ールを新たな両面テープが巻回されたアンリールに交換
し、さらにこの新たなアンリールの両面テープが連包品
に貼り付けできるように、両面テープを開始状態にセッ
トしなければならなかった。
【0006】このように、両面テープを用いた従来の技
術では、一巻のアンリールに収容された両面テープが無
くなると、この都度テープの貼り付け装置を停止しなけ
ればならず、この結果、テープの貼り付け装置ばかりな
く、食品類の包装を行う装置の全体および食品類の包装
の工程全体までを停止することが避けられず、大変非能
率な状態におかれていた。また、装置の停止によってさ
まざまなトラブルが発生していた。そこで、この発明の
目的は、テープを帯状物に連続的に貼り付けることがで
きる装置およびこの方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明のテープの貼り付け装置は、連続的に供給さ
れる帯状物と、テープを収容する第1の収容手段と、こ
の第1の収容手段のテープを前記帯状物に貼り付ける第
1の貼り付け手段と、前記第1の収容手段から前記第1
の貼り付け手段までテープを送る第1の送り手段と、予
備のテープを収容する第2の収容手段と、この第2の収
容手段の予備のテープを前記帯状物に貼り付ける第2の
貼り付け手段と、前記第2の収容手段から前記第2の貼
り付け手段まで予備のテープを送る第2の送り手段と、
前記第1の収容手段のテープが終了した際に、第2の貼
り付け手段と第2の送り手段を駆動して予備のテープを
前記帯状物に貼り付ける切り換え手段と、を備えること
を特徴とするものである。
【0008】前記テープとしては、例えば、離形紙が付
いている両面テープであり、この場合、本発明の装置
は、さらに、第1の収容手段の両面テープの離形紙を排
出する第1の離形紙排出手段と、第2の収容手段の両面
テープの離形紙を排出する第2の離形紙排出手段と、を
備える。
【0009】また、前記目的を達成するために、本発明
のテープの貼り付け方法は、帯状物を連続的に供給する
工程と、前記帯状物にテープを送り出す工程と、この帯
状物に前記テープを貼り付ける工程と、予備のテープを
待機させておき、前記帯状物に貼り付けられているテー
プが終了した時点で、この予備のテープを送り出し、こ
れを帯状物に貼り付ける工程と、を有することを特徴と
する。本発明の方法において、送り出しているテープが
終了したら、新たなテープを補充し、このテープが予備
のテープとなる。そして、本発明の方法において、前記
テープは離形紙が付いた両面テープである場合は、さら
に、この離形紙を排出する工程を有する。
【0010】本発明において、両面テープとは、テープ
の両面に接着剤(または粘着剤)が塗布され、少なくと
も片面上に離形紙が装着されているものをいう。特に、
片面のみに離形紙が設けてある両面テープが良い。ま
た、帯状物とは、脱酸素剤、鮮度保持剤および乾燥剤等
が入っている小袋の複数が、一方向に帯状に連結された
もの、または、板状のベルトをいう。ここで、板状のベ
ルトとしては、ベルト状のラベル、ワッペン状のラベル
がある。
【0011】本発明の装置および方法は、例えば、食品
等を包装する装置および方法のうちの、脱酸素剤、鮮度
保持剤および乾燥剤等が入っている袋を両面テープを介
して、容器の蓋材として使用されるシートやフィルムに
貼り付ける装置および方法に適用される。
【0012】
【作用】連続的に供給される帯状物にテープを貼り付け
る際に、現在貼り付けが行われている第1の収容手段の
テープ(第2の収容手段のテープ)が終了した際に予備
として装着されている第2の収容手段のテープ(第1の
収容手段のテープ)を新たに送り出して、このテープを
続けて帯状物に貼り付ける。テープが終了した際は、新
たなテープを補充してこれを予備のテープとし、これを
繰り返すことにより、テープを前記帯状物に中断するこ
となく連続的に貼り付けることができる。
【0013】
【実施例】次に本発明の実施例を添付図面に基づいて説
明する。本発明に係わるテープの貼り付け装置には、図
示しない手段により帯状物Aが連続的に供給されてい
る。この帯状物Aに両面テープを送り出して貼り付ける
ための系統は、αとβの二つのラインから構成される。
この内の一つのラインは、テープの送り出しおよび貼り
付けが実行されている稼働の状態にあり、残りのライン
は予備テープを備え、予備のテープの送り出しおよび貼
り付け作業が待機された状態にある。
【0014】各ラインは、離形紙が片面に設けられた両
面テープB,Cが巻回されたアンリール1,1’と、両
面テープの離形紙側をガイドするガイドバー2,2’
と、両面テープの離形紙が設けられていない接着剤側を
ガイドするとともに両面テープの送り出し時の弛みを解
消しながら所定の張力を与えるフリクションローラー
3,3’と、両面テープが帯状物Aに貼り付けられる方
向に、この両面テープをガイドする、両面テープの送り
方向のガイドローラー4,4’と、両面テープを帯状物
Aに貼り付ける際の最終的な位置を規制する、位置規制
ローラー5,5とを有する。
【0015】さらに各ラインは、固定ローラー6,6’
とこの固定ローラーに対して当接ないしは離間するよう
に移動可能な移動ローラー6A,6A’との一対のロー
ラーからなる貼り付けローラーと、両面テープから剥が
れた離形紙D,Eの送り方向をガイドする、離形紙ガイ
ドローラ7,7’と、離形紙に所定の張力を付与するテ
ンションローラー8,8’と、モータが直結した駆動ロ
ーラー9,9’と、この駆動ローラーに対して当接また
は離間するように移動可能なアイドルローラー10,1
0’との一対のローラーからなる離形紙排出ローラー
と、両方のラインで共用される、離形紙の排出シュート
11と、を有する。尚、各ラインの前記駆動ローラー9
(9’)は図面に対して互いに垂直方向に設けられてい
るため、一つの駆動ローラーとして図示されている。
【0016】前記アンリール1,1’の片側には光発信
器12A,12’Aが配設され、そして、これに対向す
る他の側には光受信器12B,12’Bが配設されてい
る。これらの光発信器と光受信器とは、テープの終了を
検出する検出手段として機能するものである。この検出
手段は、アンリール1,1’のテープの巻径が所定値以
下になった際に、光受信器がテープを透過してくる光に
感応して検出信号を出力する。帯状物への両面テープの
貼り付けが進行して、アンリールにおける両面テープの
巻径が小さくなり、両面テープが終了すると同時か、ま
たはその直前に、光発信器からの発信光がテープを透過
して光受信器に到達するように、発信光の強度が予め調
整される。
【0017】図2は図1の11−11断面である、離形紙ガ
イドローラー7の半断面を示すものであり、図3は図1
の 111−111 断面である、両面テープのガイドローラー
4の半断面を示すものである。これらのローラーは、両
面テープまたは離形紙と接触するガイド溝30を有して
いる。
【0018】前記移動ローラー6A,6A’は、それぞ
れスライドレバー13,13’によって対応する固定ロ
ーラー6,6’に対して移動させることができる。これ
らのローラーは、通常は常時回転しており、テープの貼
り付けが実行されているラインの移動ローラーは、対応
する固定ローラーに当接されている。両面テープはこれ
らのローラー間で帯状物に圧接されることにより、帯状
物に貼り付けられる。一方、待機のラインでは、移動ロ
ーラーが固定ローラーに対して離間しており、テープの
貼り付けが実行されていない。
【0019】そして、前記アイドルローラー10,1
0’も、移動ローラー6A,6A’と同様の構成によ
り、対応する駆動ローラー9,9’に対して、移動させ
ることができる。テープの貼り付けが実行されているラ
インのアイドルローラーは対応する駆動ローラーに当接
され、両面テープから剥がれた離形紙が両方のローラー
の間に挟まれながら送られ、排出シュート11より装置
外に排出される。一方、待機のラインでは、アイドルロ
ーラーが駆動ローラーから離間しており、離形紙の排出
が行われていない。前記駆動ローラー9,9’にはモー
タが連結され、通常、駆動ローラーは常時回転してい
る。
【0020】前記フリクションローラー3,3’の表面
は、両面テープの離形紙が貼られていない接着剤が塗布
された面と接触する。そこで、両面テープがフリクショ
ンローラー3,3’の表面に粘着してテープの送り出し
が困難にならないようにするため、このローラーの表面
にはスリット状の溝が刻設されている。また、このスリ
ット状の溝によって、両面テープを送り出す際のブレー
キ効果も発揮される。
【0021】前記離形紙ガイドローラー7,7’は、両
面テープから離形紙が円滑に剥がれるようにするため
に、離形紙の送り方向を調整する。そして、前記アイド
ルローラー10,10’は離形紙を駆動ローラー9,
9’に押し付け、離形紙を駆動ローラーの回転力によっ
て、離形紙に生じているたるみの分に送りをかけて離形
紙の排出を行う。
【0022】次に本実施例の動作について説明する。
今、両面テープBが帯状物Aに貼り付けられ、両面テー
プCが予備のテープであるとすると、両面テープBがア
ンリール1から巻き戻され、ガイドバーで2、フリクシ
ョンローラー3、ガイドローラー4、位置規制ローラー
5を経て、両面テープBが貼り付け用ローラー6の直前
に至るようになっている。
【0023】両面テープBは、固定ローラ6,6’と移
動ローラー6A,6A’の間を通過する際に帯状物Aに
圧接されて、テープの粘着面が帯状物Aに貼り付く。そ
して、両面テープBの粘着面と反対側の離形紙Dは、貼
り付け用ローラー6を出たところで両面テープBから剥
れ、離形紙ガイドローラー7でその送り方向がガイドさ
れ、離形紙の余剰分によるたるみをテンションローラー
8で一時的に吸収し、その後、駆動ローラー9とこれに
対して当接されたアイドルローラー10とにより、この
たるみ分に送りをかけて離形紙Dをガイドシュート11
より排出する。
【0024】両面テープBをアンリール1より巻き戻す
力は、連続的に供給される帯状物に両面テープが貼り付
き、次いで、両者が一体になって流れることにより得ら
れる。予備のテープCは、両面テープをアンリール1’
から繰り出し、両面テープCをガイドバー2’、フリク
ションローラー3’、ガイドローラー4’、位置規制ロ
ーラー5’を経て、互いに離間している固定ローラー
6’と移動ローラー6A’との間を通す。そして、両面
テープCがこのローラーを出た直後で、両面テープCか
ら離形紙Eを剥がす。離形紙Eは離形紙ガイドローラー
7’、テンションローラー8’とを経て、互いに離間し
ている、駆動ローラー9’とアイドルローラー10’と
の間を通過させた後、ガイドシュート11内に離形紙の
先端が導入された状態で、両面テープの貼り付けおよび
離形紙の排出が待機されている。このように、予備のテ
ープをラインに沿って装着しておくことにより、現在貼
り付け中のテープが終了した際に直ちに予備のテープの
貼り付けが実行できるようになっている。
【0025】今、稼働状態にあるラインの両面テープが
終了したかまたはその直前に、前記光受信器12Bから
検出信号が出力される。この信号が入力された、図示し
ないマイクロコンピュータからの制御信号によって、ス
ライドバー13が検出信号の入力と同時あるいは所定時
間後に作動し、移動ローラー6Aが固定ローラー6より
後退するとともに、アイドルローラー10が離形紙排出
ローラー9から離間する。この際、両面テープBをアン
リール1を出た直後で切断する。この切断は、マイクロ
コンピュータの制御信号を受けた切断装置によって行わ
れる。もっとも、この切断をマニュアルによって実行し
ても良い。両面テープを切断するのは、両面テープの端
末部が予備のテープの貼り付けに巻き込まれるのを防止
するためである。両面テープの末端部は、通常、離形紙
のみからなり粘着テープが設けられていない。
【0026】終了直前のテープの切断は、テープの流れ
のなかでアンリールを出た直後から帯状物に両面テープ
が貼り付けられる迄に適宜なされる。両面テープの切断
する位置によって、光受信器12Bからの検出信号を受
信してから予備のテープCの送り出しのタイミングが決
定される。
【0027】マイクロコンピュータは光受信器12Bか
らの検出信号を受けると、スライドバー13’に駆動信
号を出力し、移動ローラー6A’を固定ローラー6’に
対して当接させる。これと同時に、アイドルローラー1
0’が離形紙排出ローラー9’に当接される。これらに
より、予備の両面テープCを帯状物Aに貼り付けること
が開始され、同時に両面テープDの離形紙Eの排出が開
始される。
【0028】そして、予備テープCの貼り付け作業の
間、アンリール1として新たな両面テープ(予備のテー
プ)を巻回したものをセットし、先に説明したのと同様
の方法により両面テープおよび離形紙を予め所定位置に
セットしておく。そして、アンリール1’の両面テープ
Cが終了すると、アンリール1の両面テープの貼り付け
を実行し、以降この動作を繰り返すことにより、テープ
の貼り付け作業を一時的に停止することなく、テープを
帯状物に連続的に貼り付けることができる。
【0029】帯状物に貼り付けられる両面テープの切替
え時、現在貼り付けが進行しているテープと予備の両面
テープとは、帯状物の面上において、互いに重ねて貼り
合わせて接続されるか、または重ねて貼り合わされるこ
となく、並行して帯状物の面上に貼り合わされることに
よって、接続される。
【0030】前記帯状物Aは、脱酸素剤、鮮度保持剤お
よび乾燥剤等が入っている小袋の複数が、一方向に帯状
に連結された連包品、または、ベルト状のラベル、ワッ
ペン状のラベルが帯状に複数連結された板状のベルトで
ある。本実施例に続く工程により、両面テープが貼り付
けられた、連包品は一つ一つ小袋化され、各袋は両面テ
ープの離形紙が剥がれた粘着面により包装袋の内側や容
器の蓋の内側に固定される。
【0031】尚、図2,3に示されるように、ガイドロ
ーラー7が離形紙Dと当接する面70と、ガイドローラ
ー4’が両面テープCと当接する面72とは、互いに逆
方向に傾斜している。このようにすることによって、ガ
イドローラー7から送り出される離形紙Dとガイドロー
ラー4’に至る途中のテープCとが互いに逆方向に傾斜
し、両者が交錯することがないようにできる。この結
果、内面テープの送りと離形紙の送りとを円滑に行うこ
とができる。前記ガイドローラーの角度(θ1 )および
ガイドローラー4’の角度(θ2 )として、例えば、6
0度を選択できる。両者の角度はこれと違う値であって
も良く、また、両者がそれぞれ異なる角度でも良い。
【0032】以上説明した実施例によれば、前記帯状物
に両面テープを連続的に貼り付けることできるため、食
品類を包装する工程および装置を止める必要がなく、極
めて効率的に包装作業を実行でき、食品類の包装に要す
るコストを大幅に低減できる。そして、食品類を包装す
る装置の停止によるさまざまなトラブルを防止すること
ができる。
【0033】各種のローラーは、ラインαとラインβと
のそれぞれに設けられるが、一つのラインのローラーと
他のラインのローラーとを、複数のガイド溝を形成し
た、一つのローラーで共用することができる。
【0034】図4は、例えば、離形紙Dのガイドローラ
ー7と両面テープCをガイドするガイドローラー4’と
が一つのローラー15によって共用化されている第2の
実施例の装置を示している。このガイドローラー15
は、図5に示すように、複列化されたガイド溝40,4
2を有し、両面テープが一つの溝を通過し、残りの溝を
離形紙が通過する。図4のような構成にすることによ
り、ローラーの数を少なくして装置をコンパクトにする
ことができる。
【0035】そして、図4の装置では、また離形紙D,
Eの送り方向を規制する離形紙位置規制ローラー14,
14’が設けられている。この離形紙位置規制ローラー
によってガイドローラー15,7’に対する離形紙の送
り方向を規制でき、これにより離形紙を円滑に排出する
ことができる。尚、図5のガイドローラー15は、両面
テープCと離形紙Dの送り方向が反対であることから、
ガイド溝40とガイド溝42との間で逆回転できるよう
になっている。
【0036】図6は、ラインαとラインβとの、前記貼
り付け用ローラー6,6’,6A,6A’、テンション
ローラー8,8’、駆動ローラー9,9’、アイドルロ
ーラー10,10’以外の各種ローラーがそれぞれ共用
化された第3の実施例を示している。図7は、両面テー
プBの送りをガイドするガイドローラー4と両面テープ
Cの送りをガイドするガイドローラー4’とが共用化さ
れたローラー16の側面図を示し、図8は、両面テープ
B,Cの位置規制用ローラー5,5’が一体化したロー
ラー17の側面図を示す。図9は、離形紙D,Eの位置
規制ローラー14,14’が一体化したローラー17の
側面図を示し、図10は、離形紙D,Eのガイドローラ
ー7,7’が一体化したローラー19の側面図を示す。
これらの各ローラーは、それぞれ、複列化されたガイド
溝40,42を有し、両面テープまたは離形紙がどちら
かの溝を通過するようになっている。この実施例によれ
ば、さらに装置をコンパクトにすることができる。
【0037】本実施例において、テープの終了の検出手
段は先に説明したものに限らず、例えば、マイクロコン
ピューターの記憶装置にテープの長さを予め設定してお
き、マイクロコンピューターがテープの送り出し量を演
算し、テープが終了した時点で検出信号を出力するよう
な構成であっても良い。尚、検出器によってテープの終
了を検出する方が、テープの長さが異なった場合でも、
容易に対応できる。
【0038】また、本実施例では、移動ローラー6A,
6A’の駆動用アクチュエータとして、スライドバーを
用いたが、アクチュエータとしては、例えば、バネ、磁
気、空気圧および油圧の少なくとも一つによって動作す
るものであれば、特に限定されない。バー、アームの
他、ロッドによって動作するものでも良い。
【0039】さらに、本実施例では、テープの終了を検
出する手段として、光発振器と光受信器とを使用した
が、超音波の反射に感応するもの、あるいは磁気や静電
容量の変化を検出するもの、あるいはリミットスイッチ
を用いたものでも良い。
【0040】またさらに、本実施例では、マイクロコン
ピュータを用いることによって、予備のテープへの切り
換えるようにしたが、これをマニュアルによって実行す
ることもできる。また、本実施例では、両面テープを送
り、これを帯状物に貼り付けるためのラインを二基備え
るものについて説明したが、これを三基以上備えるもの
であっても良い。さらにまた、予備のテープへの切換は
マニュアルによって実行しても良い。またさらに、テー
プの終了は目視あるいはテープの貼り付け開始後の経過
時間の管理によって検出しても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
連続的に供給される帯状物にテープを貼り付ける際に、
現在貼り付けが行われているテープが終了した際に予備
として装着されているテープを新たに送り出すように構
成されているため、テープを帯状物に連続的に貼り付け
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す構成図である。
【図2】図1の11−11断面図である。
【図3】図1の 111−111 断面図である。
【図4】本発明の第2の実施例を示す構成図である。
【図5】ガイドローラー7と、ガイドローラー4’が一
体化したローラーの側面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す構成図である。
【図7】ガイドローラー4と、ガイドローラー4’が共
用化されたローラーの側面図である。
【図8】両面テープB,Cの位置規制用ローラー5,
5’が一体化されたローラーの側面図である。
【図9】離形紙D,Eの位置規制ローラー14,14’
が一体化されたローラーの側面図である。
【図10】離形紙D,Eのガイドローラー7,7’が一
体化されたローラーの側面図である。
【符号の説明】
1,1’ 両面テープを収容するアンリール 2,2’ ガイドバー 4,4’ 両面テープの送り方向のガイドローラー 5,5’ 両面テープの貼り付け位置規制ローラー 6,6’ 固定ローラー 6A,6A’ 固定ローラーに対して当接ないしは離間
する移動ローラー 7,7’ 両面テープから剥がれた離形紙の送り方向を
ガイドする、離形紙ガイドローラ 9,9’ 駆動ローラー9,9’ 10,10’駆動ローラーに対して当接または離間する
アイドルローラー 11 離形紙の排出シュート11

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に供給される帯状物と、テープを
    収容する第1の収容手段と、この第1の収容手段のテー
    プを前記帯状物に貼り付ける第1の貼り付け手段と、前
    記第1の収容手段から前記第1の貼り付け手段までテー
    プを送る第1の送り手段と、予備のテープを収容する第
    2の収容手段と、この第2の収容手段の予備のテープを
    前記帯状物に貼り付ける第2の貼り付け手段と、前記第
    2の収容手段から前記第2の貼り付け手段まで予備のテ
    ープを送る第2の送り手段と、前記第1の収容手段のテ
    ープが終了した際に、第2の貼り付け手段と第2の送り
    手段とを駆動して予備のテープを前記帯状物に貼り付け
    る切り換え手段と、を備えたテープの貼り付け装置。
  2. 【請求項2】 前記テープは、離形紙が付いている両面
    テープであって、さらに、第1の収容手段の両面テープ
    の離形紙を排出する第1の離形紙排出手段と、第2の収
    容手段の両面テープの離形紙を排出する第2の離形紙排
    出手段と、を備える、請求項1記載の装置。
  3. 【請求項3】 帯状物を連続的に供給する工程と、前記
    帯状物にテープを送り出す工程と、この帯状物に前記テ
    ープを貼り付ける工程と、予備のテープを待機させてお
    き、前記帯状物に貼り付けられているテープが終了した
    時点で、この予備のテープを送り出し、これを帯状物に
    貼り付ける工程と、を有する、テープの貼り付け方法。
  4. 【請求項4】 送り出しているテープが終了したら、新
    たなテープを補充し、このテープを予備のテープとす
    る、請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記テープは離形紙が付いた両面テープ
    であり、さらに、この離形紙を排出する工程を有する、
    請求項3または4記載の方法。
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