JPH0577301U - クロスレール - Google Patents

クロスレール

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Publication number
JPH0577301U
JPH0577301U JP015915U JP1591592U JPH0577301U JP H0577301 U JPH0577301 U JP H0577301U JP 015915 U JP015915 U JP 015915U JP 1591592 U JP1591592 U JP 1591592U JP H0577301 U JPH0577301 U JP H0577301U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cross rail
guide portion
rail
reference upper
entrance
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP015915U
Other languages
English (en)
Inventor
和雄 木村
一郎 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP015915U priority Critical patent/JPH0577301U/ja
Publication of JPH0577301U publication Critical patent/JPH0577301U/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Leg Units, Guards, And Driving Tracks Of Cranes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で、台車を円滑かつ安全に走行さ
せることのできるクロスレールを得ること。 【構成】 クロスレール1は台車走行用レール2の交差
部4に設けられる。このクロスレール1は、各切断レー
ル2に接続するほぼ方形のクロスレール本体11を有し
ている。本体11の基準上面111の中央部に所定の高
さに隆起したほぼ方形のセンタガイド部分12を形成す
る。本体11の基準上面111の各辺の中間部にセンタ
ガイド部分12に向かって延びかつ所定の高さに隆起し
た出入口ガイド部分13を形成する。センタガイド部分
12と出入口ガイド部分13との間に所定幅の間隙部分
23を形成してある。クロスレール本体11の基準上面
111の各辺に傾斜部分14を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、台車走行用レールの交差部に設けられるクロスレールに関するもの である。
【0002】
【従来の技術】
従来のクロスレールにおいては、電動機またはシリンダを用いて90度回転さ せるものがある。この機構は駆動動力を必要とし、また、回動部品に故障が発生 しやすい。
【0003】 回転式のクロスレールの欠点を解決するために、固定式のクロスレールがいく つか提案されている。その代表例としては、レール交差部に切欠きを設け、車輪 がこの切欠部を通過するさいに車輪のフランジ部を支持する装置がある(実開昭 60−135301号公報)。しかし、この装置は車輪のフランジ部だけを支え るので、フランジ部に無理な荷重がかかる。さらに、このフランジ部を支持する さいに、フランジ部の逸脱を防止するためのクランプレールを設けた車輪走行軌 道が提案されている(実公昭63−43203号公報)。しかし、この軌道は構 造が複雑となり、レール間に異物が詰まりやすい。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、構造が簡単で、台車を円滑かつ安全に走行させることのできるクロ スレールを得ることを課題にしている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案のクロスレールは、台車走行用レールの交差部に設けられるクロスレー ルにおいて、各切断レールに接続するほぼ方形のクロスレール本体を有し、該本 体の基準上面の中央部に所定の高さに隆起したほぼ方形のセンタガイド部分を形 成し、該本体の基準上面の各辺の中間部に前記センタガイド部分に向かって延び かつ所定の高さに隆起した出入口ガイド部分を形成し、前記センタガイド部分と 前記出入口ガイド部分との間に所定幅の間隙部分を形成したことを特徴とした手 段によって、上記課題を解決している。
【0006】 前記クロスレール本体の基準上面の各辺に傾斜部分を形成することが好ましい 。
【0007】
【作用】
本考案のクロスレールにおいては、センタガイド部分と出入口ガイド部分との 間に所定幅の間隙部分が形成してあるので、台車の車輪のフランジがこの間隙を 容易に通過することができる。また、この間隙部分は所定深さの基準上面となっ ていて、フランジの外周を支えることができる。
【0008】 したがって、出入口ガイド部分からセンタガイド部分へ車輪が移動するさい、 車輪の踏面とフランジの外周とが円滑に接触移動し、レールと車輪との間にガタ が生じない。
【0009】 また、フランジがクロスレールに乗り移る部分に傾斜部分が設けられているの で、車輪の乗移りも一層円滑になる。
【0010】
【実施例】
図1〜4を参照して、本考案のクロスレールの実施例について説明する。
【0011】 本考案のクロスレール1は、図1に示すように、台車走行用レール2の交差部 4に設けられる。クロスレール1は、図2、3に示すように、各切断レール2に 接続するほぼ方形のクロスレール本体11を有している。この本体11の基準上 面111の中央部に所定の高さに隆起したほぼ方形のセンタガイド部分12が形 成される。クロスレール本体11の基準上面111の各辺の中間部にセンタガイ ド部分12に向かって延びかつ所定の高さに隆起した出入口ガイド部分13が形 成される。センタガイド部分12と出入口ガイド部分13との間に所定幅の間隙 部分23が形成される。
【0012】 クロスレール本体11の基準上面111の各辺に傾斜部分14を形成すること が好ましい。
【0013】 なお、図2、3において、15は取付け用の凹み座、16は取付け用の穴をそ れぞれ示す。
【0014】 次に、図4を参照して、本考案のクロスレール1上を台車の車輪3が通過して 行く経過について説明する。
【0015】 台車がレール2上を走行して来て車輪3は、クロスレール1に進入する(A) 。このとき、車輪3の踏面31はレール2からクロスレール1の出入口ガイド部 分13に乗り移る。このときに、車輪3のフランジ外周32が基準上面111と 干渉しないように、傾斜部分14が設けられている。
【0016】 次いで、車輪3の踏面31がガイド部分13上に乗り、フランジ外周32が基 準上面111上に乗って移動する(B、C、D)。
【0017】 車輪3の中心線がガイド部分12と13との間の間隙部分23を通過するさい には、車輪3のフランジ外周32が基準上面111上に乗り、踏面31がガイド 部分12かまたは13のいずれかに乗る(D)。
【0018】 ガイド部分12、13は脱輪防止の働きもする。
【0019】 車輪3がクロスレール1の中央部に来たときには踏面31がセンタガイド部分 12上に乗り、フランジ外周32が基準上面上に乗っている(E)。
【0020】 以下、前述の動作と逆の動作を順次繰り返して、車輪3はクロスレール1から レール2に乗り移る。
【0021】
【考案の効果】
本考案のクロスレールによれば、走行レールとクロスレールとがすべて固定さ れ、可動部分がないので安全であり、また、平行、水平度を正確に保持でき、継 目間隙も小さく、レール間の乗換え時に車輪のフランジをも有効に利用するので 、台車の走行が円滑になる。
【0022】 クロスレールが摩耗または破損したときには、その該当部分のクロスレールを 交換すればよいので、保守費用も安価になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のクロスレール使用例を示す平面図であ
る。
【図2】図1の円IIで囲まれた部分の詳細図である。
【図3】図2のIII−III線からみた縦断面図であ
る。
【図4】本考案のクロスレールの作用説明図である。
【符号の説明】
1 クロスレール 2 台車走行用レール 3 車輪 4 交差部 11 クロスレール本体 12 センタガイド部分 13 出入口ガイド部分 14 傾斜部分 15 凹み座 16 取付け用穴 23 間隙部分 31 踏面 32 フランジ外周 111 基準上面

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 台車走行用レールの交差部に設けられる
    クロスレールにおいて、各切断レールに接続するほぼ方
    形のクロスレール本体を有し、該本体の基準上面の中央
    部に所定の高さに隆起したほぼ方形のセンタガイド部分
    を形成し、該本体の基準上面の各辺の中間部に前記セン
    タガイド部分に向かって延びかつ所定の高さに隆起した
    出入口ガイド部分を形成し、前記センタガイド部分と前
    記出入口ガイド部分との間に所定幅の間隙部分を形成し
    たことを特徴としたクロスレール。
  2. 【請求項2】 前記クロスレール本体の基準上面の各辺
    に傾斜部分を形成したことを特徴とした請求項1記載の
    クロスレール。
JP015915U 1992-03-26 1992-03-26 クロスレール Pending JPH0577301U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP015915U JPH0577301U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 クロスレール

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP015915U JPH0577301U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 クロスレール

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0577301U true JPH0577301U (ja) 1993-10-22

Family

ID=11902078

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP015915U Pending JPH0577301U (ja) 1992-03-26 1992-03-26 クロスレール

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JP (1) JPH0577301U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101719762B1 (ko) * 2015-12-31 2017-03-24 주식회사 파워엠엔씨 교차 레일 블록

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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