JPH0576996A - ダミ−バ−切り離し監視方法 - Google Patents

ダミ−バ−切り離し監視方法

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JPH0576996A
JPH0576996A JP23619591A JP23619591A JPH0576996A JP H0576996 A JPH0576996 A JP H0576996A JP 23619591 A JP23619591 A JP 23619591A JP 23619591 A JP23619591 A JP 23619591A JP H0576996 A JPH0576996 A JP H0576996A
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JP
Japan
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dummy bar
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mask
bar
hook
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Withdrawn
Application number
JP23619591A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuji Naito
藤 修 治 内
Yuji Nakajima
島 雄 二 中
Takanori Yamamoto
本 孝 則 山
Tomoharu Shimokasa
笠 知 治 下
Tomohiro Ito
藤 知 洋 伊
Kazuyuki Tomita
田 和 行 富
Satoshi Komatsu
松 智 小
Teruhisa Tatsugi
次 輝 久 田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Nippon Steel Corp
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd, Nippon Steel Corp filed Critical Fujitsu Ltd
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Publication of JPH0576996A publication Critical patent/JPH0576996A/ja
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 これまで人間の目視監視で行なわれていたダ
ミ−バ−切り離し監視を自動化する。 【構成】 連続鋳造初期に挿入されたダミ−バ−切り離
しに関する一連の動作をテレビカメラで撮像し、一画面
を予め細分区画された画素単位に分割して、該画素毎に
ダミ−バ−に相当する色彩を有する画素領域を抽出し、
該画素領域の位置変化をとらえる事により、ダミ−バ−
動作の正常/異常判定を自動的に行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、連続鋳造工程における
ダミ−バ−の挙動を自動監視する方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来技術】現在、連続鋳造工程におけるダミ−バ−は
実公昭52−14736号公報に示すようにDBヘッド
先端にアリザシ部と共に上下稼動可能なフラッパ−と吊
り上げ機構を設けて切り離し容易なものとし、更にその
挙動はオペレ−タにより監視されている。その監視項目
には、(1)ダミ−バ−巻き上げ用フック下降確認、
(2)ダミ−バ−尾端のフック掛かり、(3)鋳造速度
とダミ−バ−巻き上げ速度との揃速、(4)ダミ−バ−
ヘッドの鋳片との切り離し、があり、これらは一連の連
続動作であるため、オペレ−タは(1)から(4)が終
わるまで連続して監視している。このダミ−バ−の挙動
を自動監視する技術は未だ開発されていない。その理由
としては、この監視が時系列的に監視項目が変化してい
る事が挙げられる。従来の監視技術は、監視項目を固定
して開発がすすめられており、監視項目を順次切り替え
ながら自動監視を実現した例は殆どなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、ダミ−
バ−の挙動監視はオペレ−タによって行なわれている。
従ってその間オペレ−タは他の作業ができず、人員の追
加投入を余儀なくされている。また、機械式リミットス
イッチによる信号を用いての動作確認なども行なわれて
いるが、信号系統に異常をきたした場合、あるいはスイ
ッチそのものの誤動作を懸念すると、単独に任せられな
いのが現状である。
【0004】本発明は、かかる問題を解決せんとするも
ので、人間の目をテレビカメラで代用し、人間が目で見
た情報から視野内の状況を把握するのと同様に、カメラ
画像の情報から画像内の状況を検知するものである。本
発明を実設備に投用する事によって、従来の付帯装置の
信頼性を飛躍的に向上させる事ができ、更には余剰人員
の削減が可能である。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、予め特
定の色でダミ−バ−側面及びダミ−バ−引き上げ用フッ
クに着色しておき、ダミ−バ−切り離し部を斜上方より
カラ−テレビカメラで撮像し、一画面を予め細分区画さ
れた画素単位に分割して、赤信号,緑信号,青信号毎に
濃淡を256階調等に量子化した後、各々をメモリに記
憶し、画像上の同位置の赤信号,緑信号,青信号の相互
演算をする事によって、ダミ−バ−及びタミ−バ−引き
上げ用フックの塗装部分を抽出し、その画素数(画像内
の面積)及び位置関係によりダミ−バ−の現在位置を認
識し、これをテレビカメラで逐次入力される画面毎に行
ない、時系列画像間での比較を行なうことにより、その
挙動を認識し、その認識した結果を保留する事によっ
て、ダミ−バ−のフックへの掛かりから切り離しまでの
一連の動作を監視する事を特徴とするダミ−バ−切り離
し部監視方法にある。
【0006】
【作用】画像の赤信号,緑信号,青信号の各々を取り出
し、相互演算を行なうことで照明ムラを除去し、ダミ−
バ−の塗装部を効率的に抽出できる。そして、ダミ−バ
−の監視項目を動的に保持する事によって、一連の監視
の自動化が可能になる。
【0007】
【実施例】以下に本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。
【0008】図1に鋳込み初期時のダミ−バ−切り離し
部を示す。1はダミ−バ−を巻き上げるフック、2はダ
ミ−バ−である。ダミ−バ−挿入前に予めフック側面及
びダミ−バ−トラニオン3、ダミ−バ−側面に青系色
(例えば、マンセル色表示系で10B5/10)を塗装
しておく。このエリアをカラ−テレビカメラ4で撮像
し、赤成分信号,緑成分信号,青成分信号のそれぞれを
A/D変換器により、一画面を細分区画した、ディジタ
ル画像信号(1単位区画を画素という)に変換する。即
ち、この赤成分,緑成分,青成分をそれぞれ信号の大き
さに応じて、複数段階、例えば256階調のディジタル
信号に変換する。これらの信号に対して、以下の演算を
行ない塗装部を抽出する。即ち、各画素において赤成分
信号値R、緑成分信号値G、青成分信号値Bとして、 B > k1・R(青−赤成分の比較) B > k2・G(青−緑成分の比較) なる関係が成立し、かつ信号値Bの値が一定値以上の値
を持つ場合、その画素は青色塗装が施された領域である
と判定する。ここで、k1、k2は照明条件やカメラ設
置状況、カメラの特性等の要因による最適抽出のぶれを
補正するための係数である。
【0009】上記の処理により塗装部を検出し、まず第
一にダミ−バ−巻き上げ用フックが正常位置に下降して
いる事を確認する。これは、図2のように、正常フック
下降位置に画像上でマスクを設定し、フックの青色塗装
がマスク内に存在する事を検証する事によって確認す
る。次に、ダミ−バ−尾端のフック掛かりの監視を行な
う。これは、図3のように画像上でマスクを設定し、そ
のマスク内でのトラニオンの動きによってフック掛かり
を判定する。即ちマスク内での青色塗装領域の画像水平
方向の投影値を求め、その重心位置によりトラニオン位
置を検出する。そして、トラニオン位置がマスク内左端
部に到着した時、フック掛かりが完了したと判定する。
フック掛かりが完了した後は、鋳造速度とダミ−バ−巻
き上げ速度との揃速監視を行なう。これは、図4のよう
に、カメラ画像中の巻き上げ部にマスクを設定し、この
マスク内での青色塗装の画像水平方向の投影値を求め、
その重心位置により揃速の異常を判定する。図4の左欄
が正常な場合の投影値である。図4の中央欄は巻き上げ
速度が速すぎる場合の投影値であり、重心位置がマスク
内右側にずれている。また図4の右欄は巻き上げ速度が
遅すぎる場合の投影値であり、重心位置がマスク内の左
側にずれている。これらの青色塗装のマスク内重心位置
によって揃速異常の判定を行なう。
【0010】次に、ダミ−バ−ヘッドの鋳片との切り離
しの正常終了の監視を行なう。これは、図5のようにス
ラブ経路上に図のようなマスクを設定し、マスク内での
輝度変化によって検出する。ダミ−バ−切り離し部に現
れたスラブ表面は赤熱しており画像中ではかなり高輝度
な領域である。スラブがダミ−バ−切り離し部に現れた
後(図5の1)、切り離し直前まではマスク内のスラブ
表面高輝度領域は増加し(図5の2)、切り離した直後
ダミ−バ−ヘッドがスラブ表面を覆い隠す(図5の3)
ため、高輝度領域が急激に減少する。この高輝度領域の
面積変化によりダミ−バ−の正常切り離しを検出する。
【0011】これらの処理を連続的に行なう事により、
フックの下降からダミ−バ−の切り離しまでの一連の挙
動を監視できる。
【0012】
【効果】このように、本発明ではこれまで人間(オペレ
−タ)の目視監視で行なっていた作業を無人監視化でき
るものであり、異常発生の際にも、ダミ−バ−切り離し
までのどの動作が異常なのかを検出できるために、復帰
アクションが容易にとれる。例えば、揃速異常時には鋳
造速度あるいは巻き上げ速度を調整する等といった事が
可能であり、完全無人監視が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の対象としているダミ−バ−切り離し
部の概略を示す斜視図図である。
【図2】 各監視項目の画像処理内容を説明する為の、
ダミ−バ−巻き上げ用フックの下降の監視に関する画像
面を示す平面図である。
【図3】 各監視項目の画像処理内容を説明する為の、
ダミ−バ−尾端のフック掛かりの監視に関する画像面を
示す平面図である。
【図4】 各監視項目の画像処理内容を説明する為の、
鋳造速度とダミ−バ−巻き上掛速度との揃速の監視に関
する画像面を示す平面図である。
【図5】 各監視項目の画像処理内容を説明する為の、
ダミ−バ−ヘッドと鋳片との切り離しの監視に関する画
像面を示す平面図である。
【符号の説明】
1:ダミ−バ−巻き上げ用フック 2:ダミ−バ− 3:ダミ−バ−トラニオン 4:青色塗装部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山 本 孝 則 北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新日本製 鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 下 笠 知 治 北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新日本製 鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 伊 藤 知 洋 北九州市戸畑区飛幡町1番1号 新日本製 鐵株式会社八幡製鐵所内 (72)発明者 富 田 和 行 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 小 松 智 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 田 次 輝 久 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】連続鋳造初期に挿入されたダミ−バ−切り
    離し過程の一連の動作をテレビカメラで撮像し、一画面
    を予め細分区画された画素単位に分割して、該画素毎に
    ダミ−バ−に相当する色彩を有する画素領域を抽出し、
    該画素領域の位置変化を捉える事により、ダミ−バ−動
    作の正常/異常判定を自動的に行なうことを特徴とする
    ダミ−バ−切り離し監視方法。
JP23619591A 1991-09-17 1991-09-17 ダミ−バ−切り離し監視方法 Withdrawn JPH0576996A (ja)

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JP23619591A JPH0576996A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 ダミ−バ−切り離し監視方法

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JP23619591A JPH0576996A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 ダミ−バ−切り離し監視方法

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JPH0576996A true JPH0576996A (ja) 1993-03-30

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102847900A (zh) * 2012-09-13 2013-01-02 中冶连铸技术工程股份有限公司 一种钩钢机钩头

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981203