JPH0576843A - スクラツプ選別装置 - Google Patents

スクラツプ選別装置

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Publication number
JPH0576843A
JPH0576843A JP26870791A JP26870791A JPH0576843A JP H0576843 A JPH0576843 A JP H0576843A JP 26870791 A JP26870791 A JP 26870791A JP 26870791 A JP26870791 A JP 26870791A JP H0576843 A JPH0576843 A JP H0576843A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scrap
ejector device
conveyor
cut product
hopper
Prior art date
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Pending
Application number
JP26870791A
Other languages
English (en)
Inventor
Ryuichi Ikuta
龍一 生田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Topy Industries Ltd
Original Assignee
Topy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Topy Industries Ltd filed Critical Topy Industries Ltd
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Publication of JPH0576843A publication Critical patent/JPH0576843A/ja
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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 新たに乾式選別装置を提供すること。 【構成】 スクラップ截断品2を供給するホッパー4
と、スクラップ截断品2を振動を利用して搬送する搬送
コンベア6と、搬送コンベア6上に配設された負圧発生
用のエジェクタ装置14を備えたスクラップ選別装置。
スクラップ截断品2は、比重の差を利用してエジェクタ
装置14により吸上げられ、選別される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スクラップ截断品の選
別装置に関し、たとえば、電線スクラップを截断した截
断品から銅、プラスチック、綿糸を選別すること等に利
用できる。
【0002】
【従来の技術】電線スクラップをシュレッダで截断して
得た截断品からの、銅、プラスチック、ゴム、綿糸等の
選別は、従来、スクラップ截断品を登り勾配をもたせた
コンベア上に乗せて斜め上方に送りつつ、コンベア上部
から水を流してプラスチックや綿糸を洗い落し、コンベ
ア上端まで登ってきた銅を回収するという、湿式選別法
によっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、湿式選別法
は、プラスチックと綿糸との選別が難しくプラスチック
の再利用ができない、廃液の処理が大変でコストがかか
る、水設備が必要なため設備が大型になる等の問題があ
った。
【0004】本発明は、水を不要とした乾式選別法で、
かつ従来法に比べて設備の小型化、コストダウンをはか
ることができるスクラップ選別装置を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、本発明によ
れば、次のスクラップ選別装置から成る手段によって達
成される。すなわち、スクラップをシュレッダにより截
断して得た截断品を供給するホッパー、前記ホッパーか
ら供給されたスクラップの截断品を振動させて搬送する
振動型の搬送コンベア、および前記コンベア上に配設さ
れた、負圧発生用のエジェクタ装置、から成るスクラッ
プ選別装置。
【0006】
【作用】スクラップ截断品は、ホッパーから搬送コンベ
ア上に供給され、振動する搬送コンベア上を搬送されて
いく。微小振動を与えられながら搬送コンベア上を搬送
されていくスクラップ截断品は、エジェクタ装置で軽い
ものから順に吸上げられて選別されていく。たとえばス
クラップ截断品が電線スクラップ截断品の場合は、最初
のエジェクタ装置で綿糸が吸上げられて選別され、次の
エジェクタ装置でプラスチック截断品が吸上げられて選
別され、さらに次のエジェクタ装置でゴム截断品が吸上
げられて選別され、エジェクタ装置で吸上げられなかっ
た銅は搬送コンベア端からドラム缶等の中に落下して回
収される。
【0007】
【実施例】以下に、本発明の望ましい実施例を図面を参
照して説明する。図1において、ホッパー4は、スクラ
ップをシュレッダで截断した後ふるいにかけて大きさを
そろえられたスクラップ截断品2を受入れ、下方の搬送
コンベア6上に供給する、上方開放の容器から成る。ホ
ッパー4の下部には、図示略の、供給量を調節するバル
ブ手段が設けられている。
【0008】搬送コンベア6は、搬送方向に長く延び両
側に側壁を有する搬送板8と、それに微小振動を与える
振動発生装置10とから成る。搬送板8上に供給された
スクラップ截断品は、搬送板8が微振動されると自然に
搬送板8上を、微振動を与えられながら、移動してい
く。振動発生装置10はエア駆動式でも電動式、電磁式
でもよいが、エア駆動式のものが、エア圧力の調整で容
易に振動性状を変えることができるとともに装置が小型
で済むという点で優れている。12はエア圧調整可能な
エア源を示す。このようなエア源12および振動発生装
置10は、市販品のものを利用できる。
【0009】搬送コンベア6の搬送板8から上方に少し
隔てたところに負圧発生用のエジェクタ装置14が配設
されている。図示例ではエジェクタ装置14は搬送コン
ベア長手方向に互いに間隔をおいて3台配設されてい
る。16はそれぞれのエジェクタ装置14にホースで連
結された圧縮エア調圧装置であり、これらはコンプレッ
サに連結されている。コンプレッサ16から圧送される
エアがエジェクタ装置14のベンチュリ部を通るときに
ベンチュリ部の喉部に負の静圧を生じ、この負圧を利用
してスクラップ截断品2を選択的に吸上げる。エジェク
タ装置14には、トランスベクター等の名称で市販され
ているエジェクタ装置を使用することができる。
【0010】エジェクタ装置14の負圧の強さは、スク
ラップ截断品2の流れ方向最も上流側にあるものが最も
負圧が弱く、下流側に配設されているもの程負圧が強く
なるように、設定されている。これによって、上流側の
エジェクタ装置14から、軽いスクラップ截断品2を吸
上げていき、下流側のエジェクタ装置14程重いスクラ
ップ截断品2を吸上げる。
【0011】エジェクタ装置14にはフレキシブルパイ
プ18を介して、選別スクラップ截断品収集容器20が
接続されている。該収集容器20には、エアと共に吸上
げられたスクラップ截断品2が投入され、エアは、必要
に応じて設けられたエア抜き口22から逃される。
【0012】搬送コンベア6の下流側端部には、搬送コ
ンベア6の下流側端部迄、エジェクタ装置14に吸上げ
られないで流れてきた、スクラップ截断品のうち重い截
断品を受けるための、受け容器24が設置されている。
受け容器24は上方が開放されていて、搬送コンベア6
の端部から落下するスクラップ截断品を受入れる。
【0013】つぎに、作用を説明する。ただし、スクラ
ップ截断品が電線スクラップ截断品の場合を例にとる。
ホッパー4内にスクラップ截断品2を投入する。続い
て、ホッパー4から供給量を調節しながらスクラップ截
断品2を搬送コンベア6上に落下させる。搬送コンベア
6の搬送板8は振動発生装置10により微小振動を与え
られており、スクラップ截断品2を搬送方向(図の矢印
の方向)に送る。
【0014】最も上流側にあるエジェクタ装置14は、
電線スクラップ切断品2のうち最も軽い屑である綿糸を
吸上げ、フレキシブルパイプ18を介して収集容器20
に送る。このとき、綿糸屑と共に送られたエアはエア抜
き口22から逃される。最上流のエジェクタ装置14に
より、綿糸屑のみが比重で選別されて除去される。スク
ラップ截断品2は振動を与えられているから、たえず他
の切断品と分離容易とされており、100%の選別が可
能である。
【0015】綿糸屑を除去されたスクラップ截断品2
は、搬送コンベア6上を送られて、次の(上流側から2
番目の)エジェクタ装置14に至り、そこで綿糸屑の次
に軽いプラスチック(ゴム)屑が、比重の差を利用して
選別され吸引される。プラスチック屑は、該次のエジェ
クタ装置14に接続された収集容器20に集められる。
【0016】プラスチック屑も除去されたスクラップ截
断品2は、搬送コンベア上を送られて、さらに次の(上
流側から3番目の)エジェクタ装置14に至り、そこで
プラスチック屑の次に軽いアルミ屑が、比重の差を利用
して選別され吸引される。スクラップ截断品2がアルミ
屑を含んでいない時は、該エジェクタ装置14は負圧が
作用していても何も吸上げない。該エジェクタ装置14
で吸上げられたアルミ屑は収集容器20に集められる。
【0017】アルミ屑も選別除去されたスクラップ截断
品2は、銅の截断品のみから成る。このスクラップ截断
品2は搬送コンベア6の端部迄送られてきて、そこから
落下して受け容器24の中に集められ、回収される。
【0018】このようにして選別収集されたスクラップ
截断品のうち、綿糸屑は焼却され、プラスチック屑は再
生利用され、アルミ屑、銅屑は、それぞれ、アルミ、銅
の精錬用原料となって再利用される。
【0019】
【発明の効果】本発明によれば次の効果を得る。 イ.水を利用した選別ではないので、廃水が出ず、水処
理設備が不要となって、設備が小型化、コストダウンを
はかれる。試算では、同選別効率の湿式選別装置にくら
べて、設備面積が1/50、設備費で1/15になる。 ロ.従来は廃水と共に廃棄していたプラスチック屑が収
集され、収入となる他、公害対策にもなる。 ハ.従来、プラスチックと綿糸は水と共に洗い流してお
り、選別が難しかったが、プラスチックと綿糸とを選別
できる。 ニ.従来は綿糸を焼却しようとしても、まず乾燥しなけ
ればならなかったが、本発明では乾式のため、収集され
た綿糸をそのまま焼却できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るスクラップ選別装置の
概略斜視図である。
【符号の説明】
2 スクラップ截断品 4 ホッパー 6 搬送コンベア 8 搬送板 10 振動発生装置 12 エア源 14 エジェクタ装置 16 圧縮エア調圧装置 18 フレキシブルパイプ 20 収集容器 22 エア抜き口 24 受け容器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スクラップをシュレッダにより截断して
    得た截断品を供給するホッパー、 前記ホッパーから供給されたスクラップの截断品を振動
    させて搬送する振動型の搬送コンベア、および 前記コンベア上に配設された、負圧発生用のエジェクタ
    装置、から成るスクラップ選別装置。
JP26870791A 1991-09-20 1991-09-20 スクラツプ選別装置 Pending JPH0576843A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26870791A JPH0576843A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 スクラツプ選別装置

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JP26870791A JPH0576843A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 スクラツプ選別装置

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JPH0576843A true JPH0576843A (ja) 1993-03-30

Family

ID=17462256

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JP26870791A Pending JPH0576843A (ja) 1991-09-20 1991-09-20 スクラツプ選別装置

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JP (1) JPH0576843A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050050866A (ko) * 2003-11-26 2005-06-01 강신대 석탄회의 미연탄소 저감장치 및 그 저감방법
JP2009512552A (ja) * 2005-10-24 2009-03-26 エムティディ アメリカ リミテッド 異種材料分類処理システム及び装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20050050866A (ko) * 2003-11-26 2005-06-01 강신대 석탄회의 미연탄소 저감장치 및 그 저감방법
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