JPH0576445B2 - - Google Patents

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JPH0576445B2
JPH0576445B2 JP59048929A JP4892984A JPH0576445B2 JP H0576445 B2 JPH0576445 B2 JP H0576445B2 JP 59048929 A JP59048929 A JP 59048929A JP 4892984 A JP4892984 A JP 4892984A JP H0576445 B2 JPH0576445 B2 JP H0576445B2
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sodium bicarbonate
toothpaste
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sodium
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Ansarudei Ansonii
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Church and Dwight Co Inc
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    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/19Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing inorganic ingredients
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は、炭酸水素ナトリウム含有歯磨き粉
に関する。更に詳しくは、その炭酸水素ナトリウ
ム粒子が特定範囲内の中央サイズ(中心的傾向を
表わすサイズ)を有する炭酸水素ナトリウム含有
歯磨き粉に関する。 歯を磨いたり、白くしたりそして維持のための
多くの異なる歯磨き組成物が知られている。これ
らの歯磨き組成物の多くは、浮きかす及び汚れの
歯への沈着の防止を助けるリン酸二カルシウムの
ような水不溶性研磨剤を多量に含有している。歯
をできるだけ長い間維持するためには、歯磨き組
成物において歯苔及び汚れ除去するのに必要な最
小量の研磨物質を用いるべきであることが広く認
められている。 炭酸水素ナトリウム粒子は、歯磨き組成物中に
最も普通に用いられる研磨物質と比較して、比較
的柔かい。アメリカ歯科医師会は、「もしわずか
な程度の研磨のみが汚れから歯を守るのに必要と
するのならば、炭酸水素ナトリウムが通常充分で
あるとわかるであろう。」とアクセプテド デン
タル ゼアピユーテイクス,(Accepted Dental
Therapeutics,)第340〜341頁(第38版、1979
年)で勧告している。歯の清浄剤としての炭酸水
素ナトリウム粒子含有練り歯磨き製剤は先に開示
されている。たとえば米国特許第3943240号(デ
イレイニーら)及びその類似特許が参照され、こ
れは炭酸水素ナトリウム粒子を少なくとも約20
%、好ましくは少なくとも約30%含有する練り歯
磨き組成物を開示している。開示された練り歯磨
き組成物における炭酸水素ナトリウム粒子のサイ
ズ(粒度)は、様々であるが、大部分の粒子が直
径0.01mm以上で0.4mm以下であるのが好ましい。
米国特許第2128917号(クロツカー)にもまた、
炭酸水素ナトリウム含有練り歯磨きが開示されて
いる。この特許は、練り歯磨きの50重量%に近い
炭酸水素ナトリウムが含まれ、その炭酸水素ナト
リウム粒子が#200メツシユ篩を通過させて篩分
けされることを開示している。 今日、配合された大部分の歯磨き剤はペースト
状、ゲル状または粉末状の形態である。練り歯磨
き及びゲルは一般に、研磨物質に加えて、保湿
剤、水、増粘剤、界面活性剤、香味剤及び甘味剤
を含有している。歯磨き粉は一般に、単に研磨
剤、香味剤、甘味剤及びときおり界面活性剤を含
有している。両タイプの製品はときどき特別な目
的又は美的理由のためにたとえば、フツ化物添加
剤又は着色剤を追加成分として含有している。 練り歯磨き及びゲルは、使用するのにより便利
であるので、粉末よりも広く消費者に支持されて
いる。しかしながら、粉末製剤は練り歯磨きを越
える利点を有する。たとえば、保湿剤、増粘剤及
び水は、実際の歯の清浄の目的に役に立たない
が、所望のペースト状及びゲル状形態に安定性を
与えるためには必要である。粉末はこのような成
分を必要としない。 ペースト及びゲルの1つの欠点は、非清浄剤成
分のコストの点である。ペースト及びゲルはたい
てい20〜50%の保湿剤及び増粘剤を含有してお
り、これは完成した練り歯磨き又はゲルのコスト
の不つり合いな負担分(30〜50%)に相当するも
のである。歯磨き粉は99%にまでの有用な研磨物
質を含有できるので、コストのかかる(非清浄
剤)保湿剤及び増粘剤成分を必要としない。 ペースト及びゲルの更にもう一つの欠点は、こ
れらの製品が適切な品質精度を備えて安定であ
り、かつそれらの成分が混和するよう確実にする
のが難しいことである。歯磨き粉はこれに比し
て、配合が非常に簡単である。 研磨物質として炭酸水素ナトリウムを含有する
ペースト又はゲルの場合に、配合の安定性がたび
たび問題となる。炭酸水素ナトリウムは、水溶液
中では不安定で二酸化炭素ガスを放出する(たと
えば米国特許第3943240号の第1欄、第32〜34行
目参照)。炭酸水素ナトリウムはまた、ペースト
及びゲル中の他の研磨物質と常に適合(混和)す
るとは限らない(たとえば米国特許第3943240号
の第2欄、第58〜62行目参照)。これに対し、炭
酸水素ナトリウムは、乾燥粉末としては安定であ
り、ほとんどの他の乾燥成分とほとんどどんな割
合にも混和する。それゆえ、炭酸水素ナトリウム
含有歯磨き粉は、炭酸水素ナトリウム含有練り歯
磨き又はゲルよりも明確に有利である。 炭酸水素ナトリウム含有歯磨き粉は、上記有利
な点に加え、ペースト又はゲルにおいて可能な割
合に比して炭酸水素ナトリウムを非常に多量の割
合で有する歯磨き粉を配合できることが挙げられ
るべきである。炭酸水素ナトリウムは、清潔で新
鮮な感じを口に与える。炭酸水素ナトリウムはま
た、酸性の臭気の中和により、口腔内の脱臭を助
ける。それゆえ、歯磨き粉中の炭酸水素ナトリウ
ムの含有量を最大限に増加させるのが望ましい。
しかしながら、かりに不可能でないとしても、ペ
ースト又はゲル中の炭酸水素ナトリウムを約60%
より多くしかつ使用できる形態にその製品を保つ
ことは、安定性の問題のために難しい。しかしな
がら歯磨き粉は、高レベルの炭酸水素ナトリウム
を含有できる。 それゆえ、歯磨き剤は、成分中の大部分が炭酸
水素ナトリウム粒子からなる歯磨き粉の形態で提
供されるのが望ましい。炭酸水素ナトリウム粒子
含有のいつくかの歯磨き粉は、先に述べられてい
る。米国特許第1082681号(ダナー)には、約
#30メツシユ篩の粉末度を有する炭酸水素ナトリ
ウム含有歯磨き粉が開示されている。米国特許第
2024146号(クローザー)には50重量%以下の炭
酸水素ナトリウムからなる歯磨き粉が開示されて
いる。その歯磨き粉は、#40メツシユ篩を通過す
る。米国特許第4276287号(カバード、ジユニア)
には、50重量%以下の炭酸水素ナトリウムからな
る歯根膜用粉末(periodontal powder)が開示
されている。この特許における炭酸水素ナトリウ
ム粒子の粉末度は開示されていない。しかしなが
ら、これらの特許には、この発明の範囲内の炭酸
水素ナトリウム含有歯磨き粉は開示されていな
い。更に、市販されておりしばしばそのパツケー
ジに歯清浄用として使用できる示唆がなされてい
る多用途用の重曹は44〜73ミクロンの範囲の中央
粒子サイズを有する炭酸水素ナトリウム粒子を含
んでいる。 重量の大部分が研磨粒子(炭酸水素ナトリウム
を含む)である歯磨き粉の配合において生じる一
つの大きな問題は、歯磨き粉の研磨性を許容しう
る程度まで下げることである。過度の研磨性は、
エナメル質の損失及び露出した象牙質の侵食に至
らしめる。研磨性は、研磨剤の濃度が、ペースト
又はゲルよりも更に高いために、歯磨き粉におい
て特に問題となる。またペースト又はゲル中の成
分は、しばしば全配合物の研磨性の調整に役立
つ。 炭酸水素ナトリウム粒子含有歯磨き粉の配合に
おいて生じる他の大きな問題は炭酸水素ナトリウ
ムの塩味である。もし、粒子のあらい度合いの炭
酸水素ナトリウムを歯磨き粉に使用すると、塩味
が減少しそして簡単にマスクしうることが見出さ
れた。あまり塩味のしない炭酸水素ナトリウム分
有歯磨き剤を製造するためには、大きい炭酸水素
ナトリウム粒子の使用が指摘される。しかしなが
ら、粒子サイズの増大と共に、研磨性が増加する
ことは知られている(たとえばコスメテイツクス
サイエンス、アンド テクノロジー,
(Cosmetics Science and Technology),Vol.1,
第427、428頁〔ウイリー−インターサイエンス,
(Wiley−Interscience)第2版,1972年〕;テイ
ンター,M.L.,アンドS.エプシユタイン,30
(Tainter,M.L.,and S.Epstein,30)J.Am.
Dent.Assoc.第1036〜1045頁(1943)参照)。それ
ゆえ、歯磨き粉中の研磨剤成分として存在する炭
酸水素ナトリウムの高い程度に加えてその中央粒
子サイズの有意の増加で研磨性が増加されること
が予想される。 予期に反して、炭酸水素ナトリウム粒子で重量
の大部分を占められてなる歯磨き粉は製剤化する
ことができ、粒子サイズの増加と共に炭酸水素ナ
トリウム粒子の研磨性が減少することがここに見
出された。この発明の種々の観点によれば、歯へ
の浮きかす及び汚れの沈積予防に効果があるが、
歯のエナメル質、セメント質又は象牙質を侵すほ
ど有用な研磨性を有さない炭酸水素ナトリウム含
有歯磨き粉の配合がまさに可能である。更に、そ
の炭酸水素ナトリウム粒子は充分粒が大きいの
で、その歯磨き粉は極端な塩味を有さず、使用者
の口に新鮮な味を残す。 この発明によれば、約74〜約210ミクロンの範
囲の中央粒子サイズを有する炭酸水素ナトリウム
粒子が少なくとも約50重量%からなる歯磨き粉を
製造できる。(この明細書における語“中央”粒
子サイズは、“平均”粒子サイズと同じ意味であ
る。)歯磨き粉における好ましい炭酸水素ナトリ
ウム粒子の平均粒子サイズは、約74〜約149ミク
ロンの範囲内である。炭酸水素ナトリウム粒子の
平均粒子サイズが74ミクロン以下の歯磨き粉より
も、かような歯磨き粉の方が研磨性は低いという
意外な事実が見出された。更にこの発明による歯
磨き粉中の炭酸水素ナトリウム粒子は、充分に粒
が大きいので、その歯磨き粉は過度の塩味を有し
ていない。 この発明の歯磨き粉は、特定の範囲内の炭酸水
素ナトリウムを少なくとも50重量%含んでなる。
その歯磨き粉は、好ましくは約75重量%〜約98重
量%の炭酸水素ナトリウムからなる。その歯磨き
粉は、最も好ましくは約90重量%〜約98重量%の
炭酸水素ナトリウムからなる。 前述のように、歯磨き粉は炭酸水素ナトリウム
に加えて他の成分を含有していてもよい。歯磨き
粉は、約0重量%〜約50重量%の追加の研磨物質
を含有していてもよい。歯磨き粉は、低研磨性の
方が望ましいので、添加された研磨物質が、約20
〜約100のRDA(放射性象牙質研磨検査)
(radioactive dentin abasion tests)値の範囲で
あるのが好ましい。この発明の適切な研磨物質は
公知のよく知られたものであり、たとえば、リン
酸二カルシウム、白堊、シリカ、アルミナ、ケイ
酸ジルコニウム等又はそれらの混合物が包含され
る。また前述のように、歯磨き粉の乾燥成分であ
る炭酸水素ナトリウムは、これら追加の研磨物質
と適合(混和)する。 この発明の歯磨き粉はまた適切な香味剤を含有
できる。適切な香味剤の例としては、たとえばス
ペアミント、ペパーミント、冬緑
(Wintergreen)、黄樟(Sassafras)、丁香
(Clcve)、サルビア(Sage)、ユーカリ
(Eucalyptus)、マヨラナ(Marjoram)、桂皮
(Cinnamon)、レモン及びオレンジの油のような
香味油、さらにはメチルサリチル酸ナトリウムが
挙げられる。香味剤は、歯磨き粉の約0重量%〜
約2重量%の範囲内で存在させることができる。
香味剤のキヤリアーは、更に任意に歯磨き粉中に
存在させることができる。このようなキヤリアー
は、当業者によく知られたものである。そのキヤ
リアーは歯磨き粉の約0重量%〜約5重量%の範
囲内で存在するのが適当である。 甘味剤もまた任意に歯磨き粉中に存在させるこ
とができる。適切な甘味剤の例としては、ラクト
ース、マルトース、ソルビトール、アスパーテイ
ム(Aspartame)及びサツカリンが含まれる。
歯磨き粉に存在させる甘味剤の量は、約0重量%
〜約3重量%の範囲内が適切である。その香味及
び甘味剤は炭酸水素ナトリウムの塩味をマスクす
るに役立つ。 シリカ又はリン酸三カルシウムのような粘結防
止剤は、この歯磨き粉中に含有させることができ
る。適切な粘結防止剤の量は、歯磨き粉の約0重
量%〜約2重量%の範囲内である。 有機界面活性剤もまた、その歯磨き粉中に混和
できる。その界面活性剤は、歯の清浄を促進し、
また歯磨き粉の起泡特性を改善する。適切な界面
活性剤は、当該分野で公知のものであり、たとえ
ばラウリル硫酸ナトリウムのような高級アルキル
スルフエートの水溶性塩、ココナツツモノグリセ
リドスルホン酸ナトリウムのような脂肪酸のモノ
グリセリドをスルホン化した水溶性塩、ラウリル
サルコシンナトリウムのような低級脂肪族アミノ
酸と高級脂肪酸とのアミドの塩などが挙げられ
る。その界面活性剤は約0重量%〜約2重量%の
範囲量で歯磨き粉中に存在させることができる。 この発明の歯磨き粉はさらに、歯質カリエス予
防に役立つフツ化物添加剤を含有することができ
る。歯磨き剤組成物中に使用するのに適切な多く
のフツ化物添加剤が知られている。とりわけ、ナ
トリウム、カリウム、アンモニウム、リチウム及
びアミンのフツ化物、ナトリウム、カリウム、ア
ンモニウム及びリチウムMFP(モノフルオロホス
フエート)のようなモノフルオロリン酸塩並びに
当該分野でよく知られた他のフツ化物添加剤が挙
げられる。そのフツ化物添加剤は、歯磨き粉の約
0重量%〜約2重量%の範囲内のような効果があ
りかつ無毒な量を存在する。この発明の歯磨き粉
は、好ましくは好適なフツ化物添加剤として約0
重量%〜約0.5重量%のフツ化ナトリウム又は約
約0重量%〜約1重量%のナトリウムMFP(モノ
フルオロホスフエート)を含有する。 この発明の歯磨き粉の好ましい形態としては、
約74〜149ミクロンの範囲内の中央粒子サイズを
有する約75重量%〜約98重量%、最も好ましくは
約90重量%〜約98重量%の炭酸水素ナトリウム粒
子及び約0.22重量%のフツ化ナトリウムを含有し
ている。 以下の実施例で、この発明の粒子を具体的に明
らかに説明する。 実施例 試験例 1 歯磨き剤組成物の研磨性における炭酸水素ナト
リウム粒子濃度の効果を明らかにするため試験を
実施した。下に示した実施1,2及び3において
異なる量の多用途の44〜73ミクロンの範囲内の中
央粒子サイズを有する炭酸水素ナトリウムは、増
粘剤として0.5%のカルボキシメチルセルロース
(CMC)含有の50mlの水と混合した。これらの混
合物で、よく知られた放射性象牙質研磨検査
(RDA)及び放射性エナメル質研磨検査(REA)
(radioactive enamel abrasion)試験を行なつ
た。その結果を表1に示す。表1はまた炭酸水素
ナトリウムを含有していない2つの市販の練り歯
磨きにおいてRDA及びREA試験を実施したとき
の比較結果も示している。ペーストA(クレスト
ウイズフルオリスタツト=Crest with
fluoristat)は歯質研磨剤として水和シリカを含
有している。ペーストB(コルゲイト デンタル
クリーム=Co−lgate dental cream)は歯質
研磨剤としてリン酸二カルシウムを含有してい
る。
【表】 予想通り、表1の結果は炭酸水素ナトリウム粒
子の濃度増加により研磨性が上昇することを示し
ている。 試験例 2 好ましい歯磨き粉は、炭酸水素ナトリウム粒子
の中央サイズが74〜149ミクロンの範囲である
97.32%の炭酸水素ナトリウム粒子、2%の香味
剤及びサツカリン、0.22%のフツ化ナトリウム及
び微量の他の成分で配合されてなる。その歯磨き
粉は、0.5%のCMC含有の50mlの水とで混合さ
れ、試験例1と同様に異なつた濃度でRDA及び
REAによる研磨性試験が行なわれた。その結果
を表2に示した。
【表】 これらの結果は、表1の結果と比較したとき、
44〜74ミクロンの範囲内の中央粒子サイズを有す
る炭酸水素ナトリウム粒子よりも74〜149ミクロ
ンの範囲内の中央粒子サイズを有する炭酸水素ナ
トリウム粒子の研磨性が低いことを明らかにして
いる。 試験例 3 ピロリン酸カルシウムと比較した場合の異なる
サイズの炭酸水素ナトリウムの研磨性について
RDA試験を行なつた。その結果を表3に示した。
【表】 その結果、ピロリン酸カルシウムよりも炭酸水
素ナトリウムがたいへん低い研磨性を示してい
る。その結果はまた中央粒子サイズが大きくなる
につれ、炭酸水素ナトリウム粒子の研磨性が減少
することを示している。それゆえ、研磨性が低く
かつ塩味の少ない歯磨き粉が、特定の範囲内の中
央サイズを有し、重量の大部分を占める炭酸水素
ナトリウムから配合できる。 以上この発明を、特定の実施態様を参照するこ
とにより述べたが、これは例証を目的とするため
のみであり、これによりこの発明の精神又は範囲
が制限されるべきものではない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 歯研磨物質としての炭酸水素ナトリウム粒子
    を少なくとも約50重量%含んでなる歯磨き組成物
    であつて、該炭酸水素ナトリウム粒子が74〜210
    ミクロンの範囲内の中央粒子サイズを有しかつ歯
    磨き粉の形態である歯磨き組成物。 2 炭酸水素ナトリウム粒子の中央粒子サイズ
    が、74〜149ミクロンの範囲内である特許請求の
    範囲第1項記載の歯磨き組成物。 3 第2の歯研磨物質、フツ化物添加剤、香味
    剤、キヤリアー、甘味剤、界面活性剤、粘結防止
    剤及びそられの混合物である群より選択された追
    加成分を更に含んでなる特許請求の範囲第2項記
    載の歯磨き組成物。 4 第2の歯研磨物質が、20〜100の範囲のRDA
    (放射性象牙質研磨検査)値を有する特許請求の
    範囲第3項記載の歯磨き組成物。 5 フツ化物添加剤が、フツ化ナトリウム又はナ
    トリウムMFP(モノフルオロホスフエート)であ
    る特許請求の範囲第3項記載の歯磨き組成物。 6 甘味剤が、アスパーテイム又はサツカリンで
    ある特許請求の範囲第3項記載の歯磨き組成物。 7 歯研磨物質としての炭酸水素ナトリウム粒子
    を、75重量%〜98重量%含んでなる歯磨き組成物
    であつて、該炭酸水素ナトリウム粒子が74〜149
    ミクロンの範囲内の中央粒子サイズ及び0重量%
    〜2重量%のフツ化物添加剤を有しかつ歯磨き粉
    の形態である特許請求の範囲第3項記載の歯磨き
    組成物。 8 炭酸水素ナトリウムが、歯磨き粉の90〜98重
    量%からなる特許請求の範囲第7項記載の歯磨き
    組成物。 9 フツ化物添加剤が、約0.22重量%のフツ化ナ
    トリウムからなる特許請求の範囲第8項記載の歯
    磨き組成物。 10 約2重量%の香味剤、甘味剤又はそれらの
    混合物を更に含んでなる特許請求の範囲第9項記
    載の歯磨き組成物。
JP4892984A 1983-03-14 1984-03-13 炭酸水素ナトリウム含有歯磨き粉 Granted JPS59176206A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US47535583A 1983-03-14 1983-03-14
US475355 1983-03-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59176206A JPS59176206A (ja) 1984-10-05
JPH0576445B2 true JPH0576445B2 (ja) 1993-10-22

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ID=23887209

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4892984A Granted JPS59176206A (ja) 1983-03-14 1984-03-13 炭酸水素ナトリウム含有歯磨き粉

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