JPH0576208U - 施肥播種機の網目鎮圧ローラ - Google Patents
施肥播種機の網目鎮圧ローラInfo
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- JPH0576208U JPH0576208U JP2505492U JP2505492U JPH0576208U JP H0576208 U JPH0576208 U JP H0576208U JP 2505492 U JP2505492 U JP 2505492U JP 2505492 U JP2505492 U JP 2505492U JP H0576208 U JPH0576208 U JP H0576208U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】鎮圧効果が低下することなく、また、雨が降つ
ても地表が堅くなり難くて発芽した芽が出易いように鎮
圧する。 【構成】周縁部を側方へ屈曲(1)した両側の丸皿状側
板(2)、(2)の中心孔(3)、(3)をボス(4)
の両側部にそれぞれ固着し、上記両側の丸皿状側板
(2)、(2)の周縁屈曲部(1)、(1)に円形網筒
(5)の両側端部をそれぞれ嵌合し固着して施肥播種機
の網目鎮圧ローラを構成する。
ても地表が堅くなり難くて発芽した芽が出易いように鎮
圧する。 【構成】周縁部を側方へ屈曲(1)した両側の丸皿状側
板(2)、(2)の中心孔(3)、(3)をボス(4)
の両側部にそれぞれ固着し、上記両側の丸皿状側板
(2)、(2)の周縁屈曲部(1)、(1)に円形網筒
(5)の両側端部をそれぞれ嵌合し固着して施肥播種機
の網目鎮圧ローラを構成する。
Description
【0001】
本考案は、施肥播種機の後端に取付ける鎮圧ローラに関するものである。
【0002】
従来のこの種の施肥播種機の鎮圧ローラは、実公昭48−35041号公報に 記載されたように鉄板によつてつづみ形に形成している。
【0003】
播種後、覆土してその上を従来の鉄板製鎮圧ローラで鎮圧すれば、播種後に雨 が降ると鎮圧した地表が堅くなる。
【0004】 従つて、発芽力の弱い野菜の種子を播種した場合には、地表が堅いために発芽 した芽が地表を破つて出てくることが出来ない点である。
【0005】
本考案は、鎮圧効果が低下することなく、また、雨が降つても地表が堅くなり 難くて発芽した芽が出易いように鎮圧するために、周縁部を側方へ屈曲(1)し た両側の丸皿状側板(2)、(2)の中心孔(3)、(3)をボス(4)の両側 部にそれぞれ固着し、上記両側の丸皿状側板(2)、(2)の周縁屈曲部(1) 、(1)に円形網筒(5)の両側端部をそれぞれ嵌合し固着して施肥播種機の網 目鎮圧ローラを構成し、鎮圧効果が低下することなく、また、雨が降つても地表 が堅くなり難くて発芽した芽が出易いように鎮圧する目的を、鎮圧ローラの周壁 を網目になし、これにより播種後の地表をがさがさ状に鎮圧することにより実現 した。
【0006】
図面は、本考案の一実施例を示し、その構成を図面について説明すれば、(6 )は多条施肥播種機の機枠で、その前端中央上に固設した三角状取付枠(7)の 上下を、図示してないがトラクタの三点リンクヒツチ(8)に連結し、該機枠( 6)の前部上に主軸(9)を回転自在に横架する。
【0007】 (a)は機枠(6)の前部に左右方向に数個並設した施肥機を示し、(10) は施肥機(a)の肥料タンクで、底部内には回転軸(11)によつて図示してな いが回転攪拌はね出し体を設ける。(12)は肥料タンク(10)の下方に配設 する施肥デイスクコルタで、両側の円板を上方から見て後方が拡開するハ字形に 配置し回転自在に軸支して成る。(13)は肥料タンク(10)の送出し口後方 に上口を臨ませて縦に配置した肥料落下樋で、その下端は施肥デイスクコルタ( 12)の後部内に臨ませる。(14)は施肥デイスクコルタ(12)の直後に上 方から見て前方が拡開するハ字形に配置して回転自在に軸支した皿状の覆土円盤 である。
【0008】 (b)は各施肥機(a)の後方にそれぞれ配置する播種機を示し、(15)は 播種機(b)の台枠で、その中間部に播種箱(16)を取付けて該播種箱(16 )上に種子タンク(17)を附設し、図示してないが播種箱(16)内には、そ の前部上に横架した入力軸(18)から伝動回転する種子繰出し円盤を収納する 。(19)は播種箱(16)の下方に配置する播種溝切器で、両側の円板を上方 から見て後方が拡開するハ字形に配置し回転自在に軸支して成り、播種箱(16 )の種子落下樋(20)の下口を播種溝切器(19)の後部内に臨ませる。
【0009】 (21)は台枠(15)の前端に回転自在に軸支した播種前鎮圧ローラ、(2 2)は播種溝切器(19)の後方に配置した両側覆土金、(23)は連結杆で、 その前端を主軸(9)に、後端を入力軸(18)にそれぞれ回転自在に嵌着する 。
【0010】 (24)は台枠(15)の後端に取付けるつづみ形の網目鎮圧ローラを示し、 (2)、(2)はその両側の丸皿状側板で、円形鉄板の周縁部を外側へ屈曲(1 )し、該屈曲部(1)の中間部を斜め外方へテーパー状に拡開(25)して先端 部を大径リング状(26)になし、その大径リング状部(26)の先端縁を内方 へ円形断面に弯曲(27)し、中心に中心孔(3)を穿設して成る。(4)はボ ス、(5)はメタルラス等の金網により形成した円形網筒である。
【0011】 そして、円形網筒(5)の両側端部に側板(2)、(2)の屈曲部(1)、( 1)を嵌合して固定し、側板(2)、(2)の中心孔(3)、(3)にボス(4 )を挿通し固定して網目鎮圧ローラ(24)を構成し、そのボス(4)を台枠( 15)の後端の横軸(28)に回転自在に嵌着する。
【0012】 (29)は機枠(6)の中間部両側に軸支した車輪で、その車軸(30)と主 軸(9)、主軸(9)と回転軸(11)および入力軸(18)をそれぞれチエン 伝動機構(31)、(32)、(33)により連結する。
【0013】 その作用を説明する。機械を圃場に入れてタンク(10)内に肥料を、タンク (17)内より播種箱(16)内にわたつて種子をそれぞれ投入し、トラクタの 運転を開始して機械を前進させれば、車輪(29)が接地回転し、その車軸(3 0)から伝動機構(31)を経て主軸(9)が回転し、該主軸(9)より伝動機 構(32)、回転軸(11)を経てタンク(10)内の回転攪拌はね出し体を駆 動すると同時に、主軸(9)から伝動機構(33)、入力軸(18)を介して播 種箱(16)内の種子繰出し円盤を駆動する。
【0014】 従つて、漸次タンク(10)内の肥料を回転攪拌はね出し体により攪拌して落 下樋(13)内にはね込み、その肥料は落下樋(13)の下端からデイスクコル タ(12)で作つた施肥溝内に流落して施肥され、その後、施肥溝上に後続の覆 土円盤(14)により覆土する。
【0015】 一方、播種機(b)はその播種前鎮圧ローラ(21)および網目鎮圧ローラ( 24)の接地回転により播種箱(16)付き台枠(15)が支持されて進行し、 播種前鎮圧ローラ(21)で上記施肥後の覆土上を地均ししながら、順次播種箱 (16)内の種子を種子繰出し円盤によつて落下樋(20)内に送り込み、その 種子は落下樋(20)の下端から溝切器(19)で上記の覆土上に作つた播種溝 内に流落して播種され、その後、播種溝上に後続の両側覆土金(22)により覆 土し、その上を網目鎮圧ローラ(24)の網筒(5)により鎮圧して施肥および 播種作業が行われる。
【0016】 その際、網目鎮圧ローラ(24)は、その網筒(5)が覆土上に転動して覆土 の地表ががさがさの状態の鎮圧作用をなす。
【0017】 また、作物の発芽前に網目鎮圧ローラ(24)による鎮圧作業だけを行うこと もできる。
【0018】 この網目鎮圧ローラ(24)は、施肥機または播種機に用いても、上記と同様 に作用する。
【0019】
本考案の施肥播種機の網目鎮圧ローラは、下記のような利点がある。
【0020】 (1)両側の丸皿状側板の周縁部間に円形網筒を張設して網目鎮圧ローラを構 成したから、その網筒により鎮圧して鎮圧効果が低下することは無い。
【0021】 (2)網筒により鎮圧するから、播種後の地表をがさがさの状態に鎮圧して雨 が降つても地表が堅くなり難い。そのために、発芽力の弱い野菜の種子を播種し た場合にも、発芽し易い上に、その発芽した芽が地表を破つて出易くて作物の生 育上有益である。
【0022】 (3)両側板は、周縁部を側方へ屈曲したから、両側板を薄肉になし材料を節 減して軽量且つ堅牢に構成できる。
【0023】 (4)作物の発芽前に網目鎮圧作業だけを行うこともできる。
【0024】 (5)構造が簡単で、容易安価に製作できる。
【図1】本考案の一実施例に係る多条施肥播種機の側面
図である。
図である。
【図2】その網目鎮圧ローラ部の正断面図である。
【図3】同上斜面図である。
a 施肥機 b 播種機 1 屈曲部 2 丸皿状側板 3 中心孔 4 ボス 5 円形網筒 6 機枠 7 三角状取付枠 8 三点リンクヒツチ 9 主軸 10 肥料タンク 11 回転軸 12 施肥デイスクコルタ 13 肥料落下樋 14 覆土円板 15 台枠 16 播種箱 17 種子タンク 18 入力軸 19 播種溝切器 20 種子落下樋 21 播種前鎮圧ローラ 22 覆土金 23 連結杆 24 網目鎮圧ローラ 25 拡開 26 大径リング状部 27 弯曲 28 横軸 29 車輪 30 車軸 31 チエン伝動機構 32 チエン伝動機構 33 チエン伝動機構
Claims (1)
- 【請求項1】 周縁部を側方へ屈曲した両側の丸皿状側
板の中心孔をボスの両側部にそれぞれ固着し、上記両側
の丸皿状側板の周縁屈曲部に円形網筒の両側端部をそれ
ぞれ嵌合し固着してなる施肥播種機の網目鎮圧ローラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2505492U JPH0576208U (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 施肥播種機の網目鎮圧ローラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2505492U JPH0576208U (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 施肥播種機の網目鎮圧ローラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0576208U true JPH0576208U (ja) | 1993-10-19 |
Family
ID=12155214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2505492U Pending JPH0576208U (ja) | 1992-03-25 | 1992-03-25 | 施肥播種機の網目鎮圧ローラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0576208U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP3057401A1 (de) * | 2013-10-15 | 2016-08-24 | Lemken GmbH & Co. KG | Sämaschine mit mehrfachfunktionswalze |
CN107295832A (zh) * | 2016-12-08 | 2017-10-27 | 东北林业大学 | 播种用变型防粘镇压器 |
JP2021180625A (ja) * | 2020-05-18 | 2021-11-25 | 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 | 鎮圧装置 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4931627U (ja) * | 1972-06-17 | 1974-03-19 | ||
JPH0335048U (ja) * | 1989-08-11 | 1991-04-05 |
-
1992
- 1992-03-25 JP JP2505492U patent/JPH0576208U/ja active Pending
Patent Citations (2)
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JPS4931627U (ja) * | 1972-06-17 | 1974-03-19 | ||
JPH0335048U (ja) * | 1989-08-11 | 1991-04-05 |
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