JPH0576200U - 可変電気素子のカバー - Google Patents

可変電気素子のカバー

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JPH0576200U
JPH0576200U JP2301492U JP2301492U JPH0576200U JP H0576200 U JPH0576200 U JP H0576200U JP 2301492 U JP2301492 U JP 2301492U JP 2301492 U JP2301492 U JP 2301492U JP H0576200 U JPH0576200 U JP H0576200U
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雅之 坂口
生示 上谷
勝伸 宮原
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 耳掛け式補聴器の音量調整用のボリュームと
ケースの開口との間の隙間を通して内部に汗が侵入する
のを防止する。 [構成] ボリューム14の回転支軸27と同軸状に回
転するカバー32をボリューム14の操作子28の外周
部に取付け、ボリューム14を汗から防ぐようにしたも
のであって、カバー32を開くとボリューム14の回転
操作が可能になるとともに、カバー32の外周面上に形
成されているリング状突部35とケース10の周溝36
とによって汗の侵入を防止するようにしたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は可変電気素子のカバーに係り、とくに回転式の操作子を具備し、この 操作子によって可変電気素子の電気的性質を変更するようにした可変電気素子の カバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
聴力の低下を補うために、耳掛け式補聴器が用いられている。耳掛け式補聴器 は耳殻の外側の部位に装着されるようになっており、その内部に設けられている マイクロホンによって外部からの音声を受けるとともに、これを電気信号に変換 して増幅し、イヤホンによって再び音声に再生して耳に導くようにしたものであ って、外部からの音を任意の音量に変更して耳に導くことにより聴力を補うよう にしたものである。
【0003】 イヤホンによって再生される音量を調整するために、耳掛け式の補聴器には、 ボリュームが取付けられており、このボリュームの操作部がケースの外表面に露 出しており、このボリュームを回転操作することによって音量の調整を行なうよ うにしている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
音量を調整するためのボリュームはケースの外部に露出しており、しかもこの ボリュームを回転させるためにケースとの間に隙間が存在する。従ってこの隙間 を通して汗が侵入し、これによってボリュームや本体内の腐蝕を招く問題があっ た。
【0005】 このような問題点に鑑みて、例えば実開昭61−57698号公報に示されて いるように、ボリュームと本体との間に壁を設け、この壁によって汗が本体内に 侵入しない構造としている。また実公昭63−24720号公報には、補聴器を 弾性被膜で覆うようにしている。この他に別部品の蓋を取付けて格納する等の対 策がとられている。しかしボリュームの保護にはあまり効果がなかったり、カバ ーの装着時にボリューム調整が不可能になる等の欠点がある。
【0006】 本考案はこのような問題点に鑑みてなされたものであって、ボリューム等の可 変電気素子が外部からの汗等によって腐蝕するのが防止されるとともに、必要に 応じて確実に回転操作を行ない得るようにした可変電気素子のカバーを提供する ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本考案は、回転式の操作子を具備し、該操作子によって前記可変電気素子の電 気的性質を変更するようにした可変電気素子のカバーにおいて、 前記操作子の外周部を覆うようにカバーを取付けるとともに、前記カバーを前 記操作子と同軸状に取付け、前記カバーの回転中心を前記操作子の回転中心と一 致させるようにしたことを特徴とする可変電気素子のカバーに関するものである 。
【0008】
【作用】
従って操作子の外周部を覆うように取付けられているカバーを回転させること によって、このカバーが操作子の回転中心を中心として回転されることになる。
【0009】
【実施例】
以下本考案を図示の一実施例につき説明する。図1〜図3は本考案の一実施例 に係る耳掛け式の補聴器を示すものであって、この補聴器はケース10を備えて いる。ケース10内には図3に示すように受音用マイクロホン11を備えている 。またこのケース10内には回路基板12が配されており、この回路基板12上 には電源スイッチ13や音量調整用ボリューム14が取付けられている。さらに このケース10内には一対の調整用抵抗15、16が設けられている。また上記 回路基板12上の回路は電池17によって駆動されるようになっている。
【0010】 ケース10内に設けられているハウリング防止用リブ20によって受音用マイ クロホン11と区画されるように、ケース10内はイヤホン21が配されている 。このイヤホン21はケース10の上端側に接続されているフック22内に形成 されている音導孔23へ音声を導くようにしている。
【0011】 上記回路基板12上にマウントされている音量調整用ボリューム14は図1お よび図2に示す回転支軸27を中心として回転可能になっており、その外周面に 形成されている凹凸から成る操作部28によってこのボリューム14を回転操作 するようにしている。またこのボリュームつまみ14の外周面上には所定の表示 29が形成されている。
【0012】 上記音量調整用ボリューム14の外周部には透明なカバー32が回転可能に取 付けられている。すなわちカバー32にはその両側に中心側突部33が連設され ており、これらの突部33がケース10に設けられている凹部から成る軸受34 によって回転可能に支持されている。しかもこの凹部34の中心は上記回転支軸 27と一致しており、これによってカバー32はボリュームつまみ14の回転支 軸27と同軸状に回転されるようになっている。そしてカバー32の中心側突部 33の外周部にはリング状突部35が形成されており、これらの突部35がケー ス10の周溝36に嵌合されている。
【0013】 またカバー32には係止用突部38が形成されるとともに、この突部38はカ バー32が閉じられた場合にはロック用凹部39と係合されるようになっている 。これに対してカバー32が開かれると、係止用突部38はロック用凹部40と 係合されるようになっている。すなわちこれらの凹部39、40によって、カバ ー32は閉じられた状態および開かれた状態でそれぞれロックされることになる 。
【0014】 以上のような構成において、この補聴器は耳殻の外側に装着されるようになっ ており、フック22によって耳殻に吊下げられるようになっている。そして外部 からの音は受音用マイクロホン11によって受けられるとともに、このマイクロ ホン11からの音声信号が電気信号に変換され、回路基板12上に設けられてい るアンプによって増幅され、イヤホン21によって再び音声信号に変換されるよ うになっている。回路基板12上のアンプは電池17によって駆動されるように なっている。またこのアンプ12による再生音の音量はボリューム14によって 調整できるようにしている。また回路基板12上のアンプの駆動および停止は電 源スイッチ13によって行なわれるようになっている。
【0015】 従って外部からの音声を、この補聴器によってボリューム14で調整し、任意 の音量としてフック22の先端部に装着されているアダプタによって外耳道に導 くことが可能になる。
【0016】 ボリューム14の回転式の操作つまみ28はカバー32によって覆われるよう になっている。しかもこのカバー32はボリューム14の中心軸と同軸であって ほぼ半円形の形状を有し、カバー14を覆い隠すようにしている。ケース10は カバー32の両側から嵌合し、その軸受を構成する凹部34がカバー32の回転 支軸となるとともに、その外周側に形成されているリング状突部35と周溝36 とによって汗の侵入を防止する機能をもつことになる。
【0017】 このカバー32は図1において鎖線で示す位置まで回転され、これによってボ リュームつまみ14を露出させることが可能になる。従ってこの状態でつまみ1 4の外周面の凹凸から成る操作部28を指で押してボリュームの調整を行なうこ とが可能になる。そしてこの後に図1に示すようにカバー32を閉じることによ って、このカバー32がボリューム14を完全に閉じるようになり、これによっ てボリューム14を汗から守ることが可能になる。しかもカバー32はアクリル 樹脂等の透明な材料で構成されており、閉じた状態においてもボリューム14の 位置をその表示29によって容易に確認できるようにしている。
【0018】 このように本実施例に係る補聴器は、回転開閉式のカバー32をボリューム1 4の外周部に設置し、ボリューム14を汗から守る構造にしている。そしてカバ ー32を回転させてケース10内に収納することによって、ボリューム14を露 出させてその操作を行なうことを可能にしている。
【0019】 従ってケース10内およびボリューム14に対する汗の侵入による腐蝕および 劣化が防止される。しかもカバー32は容易に開閉できるために、ボリューム1 4の調整がこの補聴器を耳殻に装着した状態で行なうことができる。またカバー 32の遮蔽時には、汗の侵入を防ぐとともに、ボリューム14の誤操作を防止で きるようになる。これによってボリューム14を好みの位置に固定するとともに 、カバー32が完全に閉じられた状態および開いた状態においては、ロック用凹 部39、40にそれぞれ係止用突部38を係合させることによってロックが可能 になる。
【0020】 以上本考案を図示の一実施例につき述べたが、本考案は上記実施例によって限 定されることなく、各種の変更が可能である。例えば上記実施例は耳掛け式補聴 器に適用したものであるが、本考案はラジオ受信機、ポータブル式のテープレコ ーダ等にも適用可能である。また上記実施例はボリュームのカバーに関するもで あるが、本考案はその他各種の可変電気素子のカバーに適用可能である。
【0021】
【考案の効果】
以上のように本考案は、操作子の外周部を覆うようにカバーを取付けるととも に、このカバーを操作子と同軸状に取付け、カバーの回転中心を操作子の回転中 心と一致させるようにしたものである。
【0022】 従ってカバーが操作子の回転中心と一致するように取付けられているために、 カバーをケースに隙間なく取付けることが可能になり、これによってカバーとケ ースとの間の隙間を通して内部に汗等が侵入するのが防止されるようになり、こ れによって可変電気素子やケース内の電気回路の保護を図ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係る可変電気素子のカバー
を示す縦断面図である。
【図2】同横断面図である。
【図3】この可変電気素子を応用した耳掛け式補聴器の
縦断面図である。
【符号の説明】
10 ケース 11 受音用マイクロホン 12 回路基板 13 電源スイッチ 14 音量調整用ボリューム 15、16 調整用抵抗 17 電池 20 ハウリング防止用リブ 21 イヤホン 22 フック 23 音導孔 27 回転支軸 28 凹凸(操作部) 29 表示 32 カバー 33 中心側突部 34 凹部(軸受) 35 リング状突部 36 周溝 38 係止用突部 39、40 ロック用凹部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転式の操作子を具備し、該操作子によ
    って前記可変電気素子の電気的性質を変更するようにし
    た可変電気素子のカバーにおいて、 前記操作子の外周部を覆うようにカバーを取付けるとと
    もに、前記カバーを前記操作子と同軸状に取付け、前記
    カバーの回転中心を前記操作子の回転中心と一致させる
    ようにしたことを特徴とする可変電気素子のカバー。
JP2301492U 1992-03-16 1992-03-16 可変電気素子のカバー Expired - Fee Related JP2570617Y2 (ja)

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