JPH0575U - 魚釣用電動リ−ルの給電コ−ド - Google Patents

魚釣用電動リ−ルの給電コ−ド

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JPH0575U
JPH0575U JP5530291U JP5530291U JPH0575U JP H0575 U JPH0575 U JP H0575U JP 5530291 U JP5530291 U JP 5530291U JP 5530291 U JP5530291 U JP 5530291U JP H0575 U JPH0575 U JP H0575U
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JP
Japan
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wire
power supply
electric
reel
reinforcing
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Application number
JP5530291U
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English (en)
Inventor
昭夫 山崎
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
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Publication of JPH0575U publication Critical patent/JPH0575U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給電コ−ドの導線を補強して、屈伸等の無理
な力が加わっても導線が断線しないようにして、給電不
能や電動リ−ルの使用不可を解消したことである。 【構成】 給電コ−ド1は魚釣用電動リ−ル側に固定さ
れたレセプタクルに着脱可能に締付具で結合されるコネ
クタの一対の雌接触子6、6′に一端が接続され、他端
に鍔口クリップが接続されている。給電コ−ド1の芯線
1a、1bの内部の絶縁体内に挿通される導線1c、1cは、銅
線等の良導電線材21を例えば0.18mmφ×30本と補強
線材22を例えば0.18mmφ×5本とで構成されている。
補強線材22はステンレス線やピアノ線等の鋼線や強化繊
維樹脂からなる補強線材や強化繊維金属からなる補強線
材で構成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、外部電源から電動リ−ルに給電する魚釣用電動リ−ルの給電コ− ドに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年魚釣用電動リ−ルは操作性、携帯性等に関する要望から、小型・軽量化さ れており、それに伴い電動リ−ルに給電する給電コ−ドも電流容量に見合った細 い、そして軽量なものを選定することになる。
【0003】 しかし、船上の実用時においては、給電コ−ドを装着した状態で色々な状況に 応じてあちこち歩き回ったり、竿を上下左右に動かしたり等々するから、魚釣り 操作において電動リ−ル本体と給電コ−ドとの接続部には、特に屈伸等の無理な 力が加わることになり、細く、そして軽量化された強度の弱い給電コ−ドでは、 リ−ル本体との電気的接続部側の導線が断線してしまうことが起こり易く、断線 すると給電不能となり、電動リ−ルが電動リ−ルとして使用不可になる欠点があ る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
解決しようとする問題点は、給電コ−ドに細く、軽量なものが使用されて屈伸 等の無理な力が加わると、リ−ル本体との電気的接続部側の導線が断線してしま い、給電不能となって電動リ−ルが使用不可になることである。
【0005】 本考案の目的は前記欠点に鑑み、給電コ−ドの導線を補強して、屈伸等の無理 な力が加わっても導線が断線しないようにして、給電不能や電動リ−ルの使用不 可を解消した魚釣用電動リ−ルの給電コ−ドを提供することである。
【0006】
【問題を解決するための手段】 本考案は、一方をバッテリ−等の外部電源に、他方を電動リ−ル本体に接続し て該電動リ−ルに給電する魚釣用電動リ−ルの給電コ−ドにおいて、前記給電コ −ドの内部の絶縁体内に挿通される導線を、良導電線材と補強線材とで構成した ことを要旨とするものである。
【0007】
【作用】
給電コ−ド1の導線1c、1cが補強線材22で補強され、屈伸等の無理な力が加わ っても補強線材22の弾性で撓んでも湾曲するのみで屈曲されないから良導電線材 21が断線されない。
【0008】
【実施例】
以下、図示の実施例によって本考案を説明すると、図1は魚釣用電動リ−ルと 給電コ−ドの平面図、図2はレセプタクルとコネクタ−の夫々正面図、図3は魚 釣用電動リ−ルの給電コ−ドの拡大断面平面図、図4はレセプタクルとコネクタ −の分解拡大断面平面図、図5は給電コ−ドと雌接触子の分解斜視図、図6は給 電コ−ドと雌接触子の断面平面図、図7は鍔口クリップの平面図、図8は鍔口ク リップの側面図である。
【0009】 図1から図4で魚釣用電動リ−ルの給電コ−ド1は魚釣用電動リ−ル2側に固 定されたレセプタクル3に着脱可能に締付具4で結合されるコネクタ5の一対の 雌接触子6、6′に一端が接続され、他端に鍔口クリップ7、7′が接続されて いる。
【0010】 リ−ル本体2は左右両側枠2a、2bと支柱2cとで平行に保持されて左右両側枠2a 、2bの外側には夫々リ−ル側板10、11が取り付けられている。 両側枠2a、2b間にはスプ−ル12が回転可能に支持されてスプ−ル12の釣糸巻回 部の胴部内の一側には図示しない電動モ−タ−が設けられている。 スプ−ル12の空胴部内の他側には図示しない遊星歯車による駆動機構が収容さ れ、リ−ル側板10内に他の駆動機構が収容されてリ−ル側板10から突出されたハ ンドル軸にハンドル13が取り付けられると共に両駆動機構が連結され、ハンドル 13でもスプ−ル12が回転される。 リ−ル側板11には電動モ−タ−を制御する電装ユニット8が設けられると共に 前記レセプタクル3が固定されている。 電装ユニット8の操作パネル8a上には、モ−タを連続運転させるオ−トスイッ チ14及びモ−タを断続運転させるマニアルスイッチ15が夫々配設されている。
【0011】 前記レセプタクル3は図2から図4のように外周にねじ部3aを有する有底の円 筒状受口3bを備え、この受口3bの有底側はリ−ル側板11の側壁に形成した段付孔 内にO−リング16を介して嵌合され、そして受口3b外周に形成した鍔部3cをねじ 17により締め付けることで、レセプタクル3をリ−ル本体2に−体にかつ水密に 固着するようになっている。 また、レセプタクル3内の底部には、−対の雄接触子9、9′が水密に貫通固 着され、この雄接触子9、9′のリ−ル側板11内突出部はリ−ド線18、19を介し て電装ユニット8に接続されている。
【0012】 前記コネクタ5は、前記レセプタクル3の受口3b内に差し込まれる嵌合部5aと 、この嵌合部5aに同−径で連なる締付具4との嵌合部5bと、この両嵌合部5a、5b の境界外周に形成したシ−ル兼用の鍔部5cを有すると共に、これら嵌合部5a、5b 及び鍔部5cは、クロロプレンゴム(硬度55)等の軟質弾性材により−体成形され 、そして嵌合部5a及び5bの内部には、前記レセプタクル3の雄接触子9、9′と 係合する−対の雌接触子6、6′がモ−ルドにより−体的に埋設され、そして雌 接触子6、6′には、給電コ−ド1の芯線1a、1bの一端が接続されていると共に 、締付具4の嵌合部5bから引き出される給電コ−ド1の引出基部の外周も嵌合部 5a、5bと同質材により−体的に被覆され保護部5dが形成されている。 また、コネクタ5の嵌合部5bの外周には前記レセプタクル3の受口外周に螺合 する締付具4が相対回転可能に、かつ長手方向に移動可能に嵌合され、そして嵌 合部5bと保護部5dの境界部には、締付具4の抜け止め用リング20が取り付けられ ている。 なお、嵌合部5aの外周には図2のように位置決め溝5eが形成され、レセプタク ル3との相対位置を決定するものであり、この溝5eに対向して受口3bの内周には 突部3dが形成されている。 締付具4にはねじ部4aが形成されてレセプタクル3のねじ部3aに螺合される。 また、給電コ−ド1の芯線1a、1bの他端には鍔口クリップ7、7′が接続され 、この鍔口クリップ7、7′はバッテリ等の直流電源の(+)、(−)端子に接 続するものである。
【0013】 前記給電コ−ド1の芯線1a、1bの内部の絶縁体内に挿通される導線1c、1cは、 図5のように銅線等の良導電線材21を例えば0.18mmφ×30本と補強線材22を 例えば0.18mmφ×5本とで構成されている。 補強線材22はステンレス線やピアノ線等の鋼線や強化繊維樹脂からなる補強線 材や強化繊維金属からなる補強線材で構成されている。 強化繊維樹脂からなる補強線材は炭素繊維やガラス繊維やアラミド繊維やアル ミナ繊維やケプラ繊維及びその他の有機繊維、無機繊維などの高強度繊維を合成 樹脂で保束して形成されている。 同様に強化繊維金属からなる補強線材は、炭素繊維やガラス繊維やアルミナ繊 維などの高強度繊維を溶融金属に加えて形成されている。
【0014】 雌接触子6、6′は図5、図6のように雄接触子9、9′が嵌合される筒部6a と筒部6aに設けられたスリ割溝6bと給電コ−ド1の導線1cが挿入される筒部6cと 外周の段部6dで形成されて筒部6a側の外周に図3、図4のように収縮チュ−ブ23 が被覆されて前記モ−ルド成形がなされている。 給電コ−ド1の導線1c、1cと雌接触子6、6′の接続は、導線1cが筒部6cに挿 入された後筒部6c外周が圧縮されたり、圧着溶接されたり、半田付け等で接続さ れる。
【0015】 給電コ−ド1の導線1c、1cと鍔口クリップ7、7′の接続は、導線1c、1cに丸 端子24が半田付け等で固定され、丸端子24が鍔口クリップ7、7′にビネ25で固 定されている。
【0016】 前記のように魚釣用電動リ−ルの給電コ−ドが構成されると、給電コ−ド1の 導線1c、1cが補強線材22で補強され、屈伸等の無理な力が加わっても補強線材22 の弾性で撓んでも湾曲するのみで屈曲されないから良導電線材21が断線されず、 給電不能や電動リ−ルの使用不可が解消される。
【0017】 前記実施例では、給電コ−ド1の導線1c、1cが軟質弾性材のコネクタ5内に− 体成形された雌接触子6、6′に接続されたが、他の形式のコネクタの雌接触子 に接続してもよい。
【0018】
【考案の効果】
本考案は前述のように構成されたから、補強線材で給電コ−ドの導線が補強さ れ、屈伸等の無理な力が加わっても補強線材の弾性で撓んでも湾曲するのみで屈 曲されないから良導電線材が断線されず、給電不能や電動リ−ルの使用不可が解 消される等実用上優れた効果を奏する魚釣用電動リ−ルの給電コ−ドを提供する ことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】魚釣用電動リ−ルと給電コ−ドの平面図であ
る。
【図2】レセプタクルとコネクタ−の夫々正面図であ
る。
【図3】魚釣用電動リ−ルの給電コ−ドの拡大断面平面
図である。
【図4】レセプタクルとコネクタ−の分解拡大断面平面
図である。
【図5】給電コ−ドと雌接触子の分解斜視図である。
【図6】給電コ−ドと雌接触子の断面平面図である。
【図7】鍔口クリップの平面図である。
【図8】鍔口クリップの側面図である。
【符号の説明】
1 給電コ−ド 1c 導線 2 電動リ−ル本体 21 良導電線材 22 補強線材

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 一方をバッテリ−等の外部電源に、他方
    を電動リ−ル本体に接続して該電動リ−ルに給電する魚
    釣用電動リ−ルの給電コ−ドにおいて、前記給電コ−ド
    の内部の絶縁体内に挿通される導線を、良導電線材と補
    強線材とで構成したことを特徴とする魚釣用電動リ−ル
    の給電コ−ド。
JP5530291U 1991-06-20 1991-06-20 魚釣用電動リ−ルの給電コ−ド Pending JPH0575U (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02177841A (ja) * 1988-12-29 1990-07-10 Olympic Co Ltd 魚釣り装置
JPH02223109A (ja) * 1988-11-17 1990-09-05 Olympus Optical Co Ltd 保護接地機能付電源コード

Patent Citations (2)

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