JPH0575951U - イオン源 - Google Patents

イオン源

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JPH0575951U
JPH0575951U JP1470092U JP1470092U JPH0575951U JP H0575951 U JPH0575951 U JP H0575951U JP 1470092 U JP1470092 U JP 1470092U JP 1470092 U JP1470092 U JP 1470092U JP H0575951 U JPH0575951 U JP H0575951U
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 プラズマ生成室7には、ビーム引き出し方向
と略平行であり、ウインドウ5の近傍の磁場強度が最も
強くなるような磁場分布の磁場が形成されており、室外
で発生してプラズマ生成室内7に加速されて入ってきた
バックストリームエレクトロン13は、この磁場に沿っ
て進み、ウインドウ5の中央部に集中してあたる。ウイ
ンドウ5は、プラズマチャンバ4に固定されたウインド
ウ本体部5aの中央部に交換ウインドウ部5bが着脱可
能に取り付けられた構造である。 【効果】 ウインドウ5のメンテナンス時にウインドウ
5全体を交換する必要がなく、交換ウインドウ部5bだ
けを交換すればよいので、ウインドウ交換時のコストの
削減を図れる。交換ウインドウ部5bに、ウインドウに
適したスパッタ率の小さい材質(例えばBN)を用いる
ことにより、ウインドウ5の寿命を長くできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、イオン注入装置等において使用されるイオンを生成するイオン源に 関し、特に、磁界中のマイクロ波放電によりプラズマを発生させるマイクロ波型 のイオン源に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、元素をイオン化し、イオンビームとして引き出すイオン源は、イオン注 入装置をはじめとして様々な分野に利用されている。このイオン源には、磁界中 のマイクロ波放電によりプラズマを発生させるマイクロ波型のイオン源がある。
【0003】 このマイクロ波型のイオン源は、図3に示すように、マイクロ波を出力するマ グネトロン51と、このマグネトロン51に導波管52を介して接続されたプラ ズマチャンバ53とを有しており、プラズマチャンバ53の導波管52側の壁面 には、プラズマチャンバ53によって形成されたプラズマ生成室56と導波管5 2とを隔離するウインドウ54とが設けられている。このウインドウ54は、例 えばアルミナや窒化ボロン(BN)等のように、マイクロ波が通過可能な比較的 高い誘電率を有し、且つ、耐腐食性が高く、高温にも強い高融点物質により形成 されている。
【0004】 また、上記プラズマチャンバ53の周囲には、プラズマ生成室56内に軸方向 (ビーム引き出し方向)と略平行な磁界を形成するソレノイドコイル55a…を 有したソースマグネット55が配設されている。
【0005】 そして、このイオン源は、マグネトロン51から出力されたマイクロ波を導波 管52およびウインドウ54を介してプラズマ生成室56に導入させ、上記ソー スマグネット55の形成する磁界中において、プラズマ生成室56内に導入され ているBF3 等のガスイオン種をマイクロ波放電によりプラズマ化させ、このプ ラズマからイオンを生成するようになっている。
【0006】 このプラズマチャンバ53のウインドウ54と対向する壁面には、例えばスリ ット状のイオン引出孔54aが形成されており、プラズマチャンバ53の外側に は、イオン引出孔54aと対向して配置された引出電極57が設けられている。
【0007】 そして、イオン源は、プラズマチャンバ53と引出電極57との間に、プラズ マチャンバ53が引出電極57より正となる電位差を生じさせてプラズマ生成室 56に強い外部電界をかけ、この外部電界により引出スリットイオン引出孔54 aからイオンを引き出すことにより、イオンビームを形成するようになっている 。
【0008】 プラズマ生成室56から引き出されたイオンビームは、引出電極57に形成さ れているビーム通過孔57aを通過してさらに上流へと移送される。
【0009】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上記イオンビームが引出電極57のビーム通過孔57aを通過する とき、イオンビームの一部が引出電極57に直接あたり、引出電極57のビーム 照射面から2次電子が放出される。この2次電子は、正の引出電圧が印加されて いるプラズマチャンバ53に向かって加速され、イオン引出孔54aを通過して プラズマ生成室56内に入る。このプラズマ生成室56内に入った電子は、プラ ズマ生成室56内に形成されているビーム引き出し方向と略平行な磁界に沿って 進み、最終的にはウインドウ54に激突する。
【0010】 このような電子は、バックストリームエレクトロンと称されており、ウインド ウ54をスパッタさせ、ウインドウ54に穴を掘っていく。これが現在のマイク ロ波型のイオン源の寿命を決定している最も大きな要因である。上記従来の構成 では、損傷したウインドウ54全体を交換する必要があり、ウインドウ交換時の コスト高を招いている。
【0011】 本考案は、上記に鑑みなされたものであり、その目的は、ウインドウ交換時の コストの削減を図ることができるイオン源を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本考案のイオン源は、上記の課題を解決するために、イオン引出孔を有すると 共に、このイオン引出孔と対向する面にマイクロ波を室内に導入させるウインド ウが設けられ、プラズマ生成室を形成するプラズマチャンバと、上記プラズマチ ャンバ外にイオン引出孔と対向して設けられ、プラズマ生成室から正イオンを引 き出す電界を形成するための引出電極と、上記プラズマ生成室内にイオン引き出 し方向と略平行な磁場を形成する磁場形成手段とを備えているイオン源において 、以下の手段を講じている。
【0013】 即ち、上記ウインドウは、プラズマチャンバに固定されたウインドウ本体部と 、上記ウインドウ本体部に着脱可能に取り付けられた交換ウインドウ部とから成 り、上記磁場形成手段は、上記ウインドウの近傍で最も磁場強度が強い磁場分布 となるような磁場をプラズマ生成室内に形成する。
【0014】
【作用】
上記の構成によれば、引出電極の形成する電界によりプラズマ生成室から引き 出された正イオンが引出電極にあたって発生した2次電子は、正イオンとは逆に 上記の電界によりプラズマ生成室方向へと加速され、プラズマチャンバのイオン 引出孔からプラズマ生成室内に入る。そして、この電子は、磁場形成手段の形成 する磁場の磁力線に沿って進む。
【0015】 上記磁場形成手段の形成する磁場は、イオンビーム引き出し方向と略平行であ り、ウインドウの近傍で最も磁場強度が強い磁場分布となるような磁場であるた め、プラズマ生成室内に入った上記の電子は、ウインドウの一部分(イオン引出 孔の位置がプラズマチャンバ壁の中央部に形成されている場合はウインドウの中 央部分)に集中してあたる。
【0016】 ウインドウは、プラズマチャンバに固定されたウインドウ本体部に交換ウイン ドウ部が着脱可能に取り付けられた構造であり、ウインドウの一部分に集中して あたる電子の照射領域に、上記交換ウインドウ部を配置すれば、ウインドウのメ ンテナンス時にウインドウ全体を交換する必要がなく、交換ウインドウ部だけを 交換すればよいので、ウインドウ交換時のコストの削減を図ることができる。
【0017】
【実施例】
本考案の一実施例について図1および図2に基づいて説明すれば、以下の通り である。
【0018】 本実施例のイオン源は、電子サイクロトロン共鳴(ECR:Electron Cyclotr on Resonance)条件の磁界中でマイクロ波放電を生じさせてプラズマを生成し、 このプラズマからイオンをビームとして引き出すマイクロ波型のイオン源(EC Rイオン源)であり、例えばイオン注入装置に搭載されるようになっている。
【0019】 上記イオン源は、図2に示すように、例えば2.45GHzのマイクロ波を出力 するマグネトロン1と、このマグネトロン1を作動させるマグネトロン電源2と を有しており、マグネトロン1は、導波管3を介してプラズマチャンバ4に接続 されている。
【0020】 上記のプラズマチャンバ4は、プラズマ生成室7を形成しており、このプラズ マ生成室7には、BF3 等のイオン源物質が導入されるようになっている。また 、プラズマチャンバ4の導波管3側の内壁面には、ウインドウ5が配設されてお り、このウインドウ5は、導波管3とプラズマ生成室7とを隔離するようになっ ていると共に、マグネトロン1から導波管3を介して出力されたマイクロ波をプ ラズマ生成室7に導入させるようになっている。
【0021】 このウインドウ5は、プラズマチャンバ4に固定されたウインドウ本体部5a と、このウインドウ本体部5aに着脱可能に取り付けられる交換ウインドウ部5 bとから成り、上記交換ウインドウ部5bは、ウインドウ本体部5aの中央部分 にボルト等の締結部材により固定されている。尚、ウインドウ本体部5aに交換 ウインドウ部5bを取り付ける手段は、締結部材を用いることに限定されるもの ではなく、ウインドウ本体部5aの所定位置に交換ウインドウ部5bを嵌め込む プラグ方式でもよい。
【0022】 また、プラズマチャンバ4のウインドウ5と対向する壁面には、外部にイオン を放出させるイオン引出スリット(イオン引出孔)4aが形成されている。この イオン引出スリット4aからイオンの放出方向には、ビーム通過孔8aが形成さ れた引出電極8およびビーム通過孔9aが形成された減速電極9がこの順に配設 されている。
【0023】 上記減速電極9は接地されて大地電位に、そして、引出電極8は減速電極9よ りも負電位になるように、減速電源10より負電圧が印加されている。そして、 プラズマチャンバ4には、引出電源11の正極端子が接続されており、この引出 電源11より高電圧の引出電圧が印加されるようになっている。これにより、プ ラズマチャンバ4と引出電極8との間に所定の電位差が生じ、プラズマ生成室7 に強い外部電界が形成され、この外部電界により、プラズマ生成室7内のプラズ マからイオンが引き出され、イオンビームが形成されるようになっている。また 、上記のように、引出電極8を減速電極9よりも負電位にすることにより、引出 電極8よりも下流で発生した電子の逆流を防ぐことができるようになっている。
【0024】 上記のプラズマチャンバ4、引出電極8、および減速電極9は、気密状態にさ れたイオン源チャンバ12に内蔵されており、このイオン源チャンバ12は、図 示しない真空排気手段によって高真空状態にされるようになっている。
【0025】 また、プラズマチャンバ4の周囲には、2つのソレノイドコイル6a・6bを 備えたソースマグネット(磁場形成手段)6が配設されており、このソースマグ ネット6は、プラズマ生成室7内に、ビーム引き出し方向と平行な磁界を形成す るようになっている。上記ソレノイドコイル6a・6bには、図示しないソース マグネット電源が接続されており、ソースマグネット電源よりソースマグネット 電流が供給されるようになっている。
【0026】 上記マグネトロン1から供給されるマイクロ波電力の周波数が、例えば2.45 GHzの場合、“ECRcondition”とよばれる磁場強度Hは875G aussであり、プラズマ生成室7内の1平面に上記“ECRconditio n”を満たす磁場強度Hの磁場が存在すれば、その平面においてプラズマが生成 されると言われている。
【0027】 本実施例では、ソースマグネット6の2つのソレノイドコイル6a・6bのう ち、ウインドウ5に近い方のソレノイドコイル6aに供給されるソースマグネッ ト電流を、他方のソレノイドコイル6bよりも多くすることで、図1(a)(b )に示すように、ウインドウ5の近傍の磁場強度Hが“ECRconditio n”を満たす磁場強度よりも強く、イオン引出スリット4a側が“ECRcon dition”を満たす磁場強度よりも弱くなる磁場分布を示すようにしている 。
【0028】 尚、同図(a)は、プラズマ生成室7内におけるビーム引き出し方向の磁場分 布を示しており、横軸は同図(b)に示されているプラズマ生成室7のビーム引 き出し方向と一致している。また、同図(b)中の平面Aは“ECRcondi tion”が満たされている面を示している。
【0029】 上記の構成において、イオン源の動作について説明する。
【0030】 図2に示すように、先ず、イオン源チャンバ5が図示しない真空排気手段によ って排気され、高真空状態にされる。次に、プラズマ生成室7内にイオン種が導 入される。そして、ソースマグネット6のソレノイドコイル6a・6bにソース マグネット電源よりソースマグネット電流が供給され、プラズマ生成室7にビー ム引き出し方向と略平行な磁界が形成される。この後、マグネトロン1が作動さ れ、マイクロ波電力の出力が開始されることになる。
【0031】 このマイクロ波は、導波管3を介してウインドウ8に到達し、このウインドウ 8を通過してプラズマ生成室7に導入されることになる。そして、ECR現象に よるマイクロ波放電によって、プラズマ生成室7に導入されているイオン種がプ ラズマ化されることになる。続いて、引出電源11が投入されることにより、上 記プラズマチャンバ4と引出電極8との間に所定の電位差が生じ、プラズマ生成 室7に強い外部電界が形成され、この外部電界により、プラズマ生成室7内のプ ラズマからイオンが引き出され、イオンビームが形成される。
【0032】 上記イオンビームは、引出電極8のビーム通過孔8a、および減速電極9のビ ーム通過孔9aを通過した後、上流へと移送される。
【0033】 イオンビームが引出電極8のビーム通過孔8aを通過するとき、ビームの一部 が引出電極8にあたって2次電子が発生する。この2次電子は、引出電源11よ り正の引出電圧が印加されているプラズマチャンバ4に向かって加速され、イオ ン引出孔4aを通過してプラズマ生成室7内に入る、いわゆるバックストリーム エレクトロン13(図1参照)となる。このバックストリームエレクトロン13 は、プラズマ生成室7内に形成されているビーム引き出し方向と略平行な磁場に 沿って進む。
【0034】 本実施例では、図1(a)(b)に示すように、ウインドウ5の近傍の磁場強 度Hがプラズマ生成室7内で最も強くなるような磁場分布になっているので、上 記バックストリームエレクトロン13は、ウインドウ5の中央部に配されている 交換ウインドウ部5bに集中してあたる。
【0035】 したがって、従来のように、ウインドウ全体を取り替える必要はなく、交換ウ インドウ部5bだけを交換すればよいので、ウインドウのメンテナンス時のコス トを削減することができる。
【0036】 特に、交換ウインドウ部5bの材質を適当に選ぶことにより、ウインドウ全体 の寿命を長くすることができる。この材質を選ぶ基準は幾つかある。具体的には 、プラズマが高温であることから高融点であり、プラズマ生成室7内にボロン等 の腐食性ガスが導入されることから耐腐食性に優れており、マイクロ波が通過可 能な高い誘電率を有し、そしてスパッタ率が小さいものが適当である。上記の基 準を満たすものとしては、例えばBN等が挙げられる。さらに、熱伝導度が高い 方が望ましい。
【0037】 また、バックストリームエレクトロン13は、交換ウインドウ部5bに集中照 射されるので、ウインドウ本体部5aの材質として、あえてスパッタ率の高いも のを選ぶ必要がなく、高融点で耐腐食性に優れ、高誘電率を有する、例えばアル ミナ等を選べばよい。
【0038】 尚、本実施例では、ソースマグネット6のソレノイドコイル6aにソレノイド コイル6bよりも大きいソースマグネット電流を流すことにより、ウインドウ5 の近傍の磁場強度Hを強めているが、ウインドウ5の近傍の磁場強度Hを強める 方法は、これに限定されず、例えば、ウインドウ5側のソレノイドコイル6aを よりウインドウ5に近づけて配置してもよい。
【0039】
【考案の効果】
本考案のイオン源は、以上のように、ウインドウは、プラズマチャンバに固定 されたウインドウ本体部と、上記ウインドウ本体部に着脱可能に取り付けられた 交換ウインドウ部とから成り、磁場形成手段は、上記ウインドウの近傍の磁場強 度がプラズマ生成室内で最も強くなるような磁場分布の磁場を形成するような構 成である。
【0040】 それゆえ、プラズマ生成室外で発生し、イオン引出孔を通過してプラズマ生成 室内に加速されて入ってきたバックストリームエレクトロンは、磁場形成手段の 形成する、イオンビーム引き出し方向と略平行であり、ウインドウの近傍で最も 磁場強度が強い磁場分布となるような磁場に沿って進み、ウインドウの一部分に 集中してあたる。このバックストリームエレクトロンの照射領域に、交換ウイン ドウ部を配置すれば、ウインドウのメンテナンス時にウインドウ全体を交換する 必要がなく、交換ウインドウ部だけを交換すればよいので、ウインドウ交換時の コストの削減を図ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すものであり、マイクロ
波型のイオン源のプラズマ生成室内の状態と、このプラ
ズマ生成室内におけるビーム引き出し方向の磁場分布を
示す説明図である。
【図2】上記マイクロ波型のイオン源の概略構成図であ
る。
【図3】従来例を示すものであり、マイクロ波型のイオ
ン源の概略構成図である。
【符号の説明】
1 マグネトロン 4 プラズマチャンバ 4a イオン引出スリット(イオン引出孔) 5 ウインドウ 5a ウインドウ本体部 5b 交換ウインドウ部 6 ソースマグネット(磁場形成手段) 6a ソレノイドコイル 6b ソレノイドコイル 7 プラズマ生成室 8 引出電極

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】イオン引出孔を有すると共に、このイオン
    引出孔と対向する面にマイクロ波を室内に導入させるウ
    インドウが設けられ、プラズマ生成室を形成するプラズ
    マチャンバと、 上記プラズマチャンバ外にイオン引出孔と対向して設け
    られ、プラズマ生成室から正イオンを引き出す電界を形
    成するための引出電極と、 上記プラズマ生成室内にイオン引き出し方向と略平行な
    磁場を形成する磁場形成手段とを備えているイオン源に
    おいて、 上記ウインドウは、プラズマチャンバに固定されたウイ
    ンドウ本体部と、上記ウインドウ本体部に着脱可能に取
    り付けられた交換ウインドウ部とから成り、上記磁場形
    成手段は、上記ウインドウの近傍の磁場強度がプラズマ
    生成室内で最も強くなるような磁場分布の磁場を形成す
    ることを特徴とするイオン源。
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