JPH0575782A - 原稿読み取り装置の光学ユニツト位置調整機構 - Google Patents

原稿読み取り装置の光学ユニツト位置調整機構

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JPH0575782A
JPH0575782A JP26525191A JP26525191A JPH0575782A JP H0575782 A JPH0575782 A JP H0575782A JP 26525191 A JP26525191 A JP 26525191A JP 26525191 A JP26525191 A JP 26525191A JP H0575782 A JPH0575782 A JP H0575782A
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JP
Japan
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optical unit
optical
base
plate
guide pin
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JP26525191A
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Kenji Abe
賢治 阿部
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Kyocera Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光学ユニットの光軸方向調整と主走査方向調
整を互いに干渉せずに行うことができ、且つ光学ユニッ
トの固定作業により調整位置がズレることがない光学ユ
ニット位置調整機構を提供すること。 【構成】 本体ベ−ス27と該光学ユニットとの間に介
在するプレート15を具備し、該プレ−トには第1のガ
イドピン17と、第2のガイドピン19と、大径孔21
が設けており、第1のガイドピンのプレート上部は光学
ユニット4のベース14に設けられた孔に回動自在嵌挿
され下部は本体ベース27の長孔18に摺動自在に挿入
され、第2のガイドピンは長孔20に摺動自在に挿入さ
れている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は原稿面の走査光をイメ−
ジセンサ上に結像して原稿読み取りを行う原稿読み取り
装置における光学ユニットの位置調整機構に関するもの
である。
【0002】
【従来技術】従来、この種の技術としては、実開昭62
−3158号公報に開示された光学ユニットの位置調整
機構がある。図6はこの従来の調整機構の概略構成を示
す平面図である。イメ−ジセンサ61を固定したセンサ
基板62がレンズ63を含む光学ユニット64に取付け
られている。
【0003】前記光学ユニット64は、その側部基準面
65を原稿読み取り装置の本体ベ−ス(図示せず)に取
り付けたガイド部材66に当接させることにより、図の
光軸Zに対する偏位角α方向を規制している。また、該
光学ユニット64の光軸方向(Z方向)の調整は光学ユ
ニット64の基準面65を前記ガイド部材66に当接さ
せた状態で該光学ユニット64を光軸方向に動かして行
う。このようにして調整し決めた位置に前記光学ユニッ
ト64を2本のネジ68により本体ベ−スに固定する。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】しかしながら、特に、
図5に示すような縮小光学ユニットの原稿読み取り装置
の場合において、レンズ63の中心線の偏向すなわちフ
レが原稿面67の読み取り位置に大きく影響する。この
フレを少なくするためには、前述の従来例のような本体
ベ−スのガイド部材66を基準にした位置決めの場合、
このガイド部材66の加工精度を上げなければならず、
また、加工精度のバラツキも考慮しなければならない。
【0005】特に、読み取り位置の精度上重要である主
走査方向の読み取り位置の調整、即ち、偏位角α方向の
調整は、本体ベ−スのガイド部材66の加工精度に大き
く左右されることになる。特にα方向の調整は原稿読み
取り装置がカラ−の場合は特に重要である。レンズ63
のフレが微小であっても、原稿面67の読み取り位置の
ズレは、レンズ63と原稿面67の距離に比例して大き
くなるので、これを矯正する必要がある。
【0006】また、調整終了後に光学ユニット64をネ
ジ68により本体ベ−スに締結するときに、調整済の光
軸方向の調整位置が狂わないように保持していなければ
ならないにもかかわらず、ネジ68の締め付けによる締
結作業時に屡々前記調整位置がずれてしまうことがあ
る。この光学ユニットの調整作業と締結作業の干渉を防
止するようにした従来例として、特開昭58−2014
62号公報に開示された調整機構がある。しかしなが
ら、この構造は複雑であり、また、新たに部品を追加し
なければならない欠点がある。
【0007】本発明は上述の点に鑑みてなされたもの
で、原稿読み取り装置において光学ユニットの光軸方向
の調整と主走査方向調整を互いに干渉せずに行うことが
でき、また、光学ユニットの位置調整と光学ユニットの
固定とを互いに干渉せずに容易に行うことができる光学
ユニット位置調整機構を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明は、位置調整手段を具備し、本体ベース上に取り
付ける光学系の光学ユニットのその取付け位置を調整す
る原稿読み取り装置の光学ユニット位置調整機構におい
て、前記位置調整は本体ベ−スと該光学ユニットとの間
に介在するプレートを具備し、該プレ−トの一端近傍に
は、上下両面に突出する第1のガイドピンと、中央下面
に突出する第2のガイドピンと、他端近傍には大径孔が
設けており、前記第1のガイドピンのプレート上面に突
出する部分は光学ユニットのベースに設けられた孔に回
動自在に嵌挿され下面に突出する部分は本体ベースに設
けられた光軸方向と長軸方向が同一の長孔に摺動自在に
挿入され、第2のガイドピンは光軸と直交する方向と長
軸方向が同一の長孔に摺動自在に挿入され、光学ユニッ
トを前記本体ベースに対して光軸方向に変位させる手段
と、光学ユニットを第1のガイドピンのプレート下面に
突出する部分を中心に変位させる手段を具備し、変位後
にプレ−ト及び光学ユニットを本体ベ−スに固定する手
段とを設けたことを特徴とする。
【0009】光学ユニット位置調整機構は光学ユニット
のベース上に光軸を横切って取付けられた板状センサホ
ルダーに固定されたイメージセンサを有し、該センサホ
ルダーの下端に下方に突出するホルダーガイドピンを有
し、該ホルダーガイドピンは光学ユニットのベースに長
軸が光軸方向と同一の長孔に移動自在に挿入され、板状
センサホルダーを光学ユニットのベースに対して光軸方
向に変位させる手段と、センサホルダーを前記ホルダー
ガイドピンを中心に変位させる手段を設け、該センサホ
ルダーを変位させた後、光学ユニットのベースに固定す
る手段とを設けたことを特徴とする。
【0010】
【作用】上記のように、原稿読み取り装置の本体べ−ス
と光学ユニットとの間に薄板のプレ−トを介在させ、該
プレートの第1のガイドピンのプレート上面に突出する
部分は光学ユニットのベースに設けられた孔に回動自在
に嵌挿され下面に突出する部分は本体ベースに設けられ
た光学系の光軸方向と長軸方向が同一の長孔に摺動自在
に挿入し、第2のガイドピンは光軸と直交する方向と長
軸方向が同一の長孔に摺動自在に挿入し、光軸方向に変
位させる手段と、第1のガイドピンのプレート下面に突
出する部分を中心に変位させる手段で光学ユニットを変
位させた後、プレ−ト及び光学ユニットを本体ベ−スに
固定する手段で固定するので、光学ユニットの光軸方向
の位置調整及び光軸に対する偏位調整が容易に行うこと
ができ、各調整作業が互いの調整位置に干渉することが
なく行うことができる。また、調整後の光学ユニットを
本体ベースに固定する作業においても調整した位置が狂
わない。
【0011】また、光学ユニットの後方に取り付けられ
たイメージセンサの位置調整も光軸方向及び光軸に直交
する方向に互いに独立して調整できるので、これらの調
整が互いに干渉なく、容易に行うことができる。また、
調整後の固定する作業においても調整位置が狂わない。
【0012】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1乃至図3は本発明の原稿読み取り装置にお
ける光学ユニット位置調整機構の一例を示す図で、図1
は本発明の位置調整機構を用いた光学ユニットの全体構
造を示す分解解斜視図、図2はその平面図、図3は本発
明の位置調整機構の要部を示す分解斜視図である。
【0013】本光学ユニット位置調整機構は、原稿読み
取り装置の本体ベース27上に取り付ける光学ユニット
4の取付位置を調整するものである。本発明の位置調整
機構の要部は、図3に示すように長尺のプレート15を
具備し、該プレート15の一方の端部近傍には上下に突
出するガイドピン17が設けられ、その中央には下方に
突出するガイドピン19が設けられ、更に他端近傍には
径の大きい孔21が設けられている。また、本体ベース
27には原稿読み取り装置の光学系の光軸方向(Z方
向)に長軸が一致する長孔18が設けられ、該長孔18
から光軸方向(X方向)に所定寸法離れた位置に該光軸
方向と長軸が一致する長孔20が設けられ、さらに長孔
20から光軸方向(Z方向)に所定寸法離れた位置にネ
ジ孔22が設けられている。
【0014】上記プレート15のガイドピン17の下方
部分が本体ベース27の長孔18に挿入され、ガイドピ
ン19は長孔20に挿入されるようになっている。即
ち、長孔18の中心と長孔20の中心の間隔とガイドピ
ン17とガイドピン19の中心の間隔は同寸法となって
いる。図3の位置調整機構の要部は図1に示すように光
学ユニット4のベース14と本体ベース27の間に在
り、ガイドピン17の上方部分はベース14に設けられ
た孔に挿入されている。
【0015】光学ユニット4のベース14の所定位置に
は、長軸が光軸方向(Z方向)と一致する3個の長孔2
6aが設けられ、本体ベース27にはそれぞれ長孔26
aに対応する位置にネジ孔26bが設けられている。ベ
ース14の一つの隅近傍には大径の孔29aが設けら
れ、大径の孔29aを挾んで一対の小径の孔30a,3
0aが設けられ、本体ベース27には大径の孔29aに
対応する位置に長軸が光軸方向(Z方向)と一致する長
孔29bが設けられている。また、ベース14の一側辺
には長軸が光軸と直交する方向(X方向)と一致する半
長孔24cが設けられ、本体ベース27には半長孔24
cに対応する位置に孔24dが設けられている。また、
ベース14のプレート15の孔21が設けられている端
部が位置する部分にはこのプレート15の端部が露出す
る孔14aが設けられる。
【0016】上記光学ユニット位置調整機構の組立ては
下記のようにして行う。本体ベース27と光学ユニット
4のベース14との間に上記のようにプレート15を介
在させて光学ユニット4を本体ベース27上に載置す
る。続いて更調整用治具25の一対のピン30をベース
14の一対の孔30aに挿入し、偏心ピン24の大径軸
24a及び小径軸24bをそれぞれベース14の半長孔
24c及び本体ベース27の小径孔24dに嵌挿する。
更に調整用治具25は大径孔29が設けられており、該
大径孔29に偏心ピン28の大径軸28aに挿入し、そ
の小径軸28bを本体ベース27の長孔29bに挿入す
る。また、調整用治具25の大径孔29には前記偏心ピ
ン28の回動を規制するための板バネ13が設けられて
いる。
【0017】上記のようにして組立てた後、後に詳述す
るように、調整用治具25の大径孔29に挿入した偏心
ピン28及びベース14の半長孔24cに挿入した偏心
ピン24を回動して光学ユニット4の位置決めを行う。
その後、ワッシャ付きのネジ23をプレート15の孔2
1を通し、その先端を本体ベース27のネジ孔22に螺
合させて締め付け、更に3個の長孔26aにそれぞれワ
ッシャ付きのネジ26を通し、その先端を本体ベース2
7に設けられたネジ孔26bに螺合させ、締め付けて本
体ベース27上に光学ユニット4を固定する。
【0018】次に、光学ユニット4の位置決めに付いて
説明する。先ず光学ユニット4をZ方向(光軸)に変位
させる場合について説明する。偏心ピン24を回動する
ことにより行う。即ち、偏心ピン24は大径軸24aの
軸中心と小径軸24bの軸中心は偏心しており、大径軸
24aの径は半長孔24cの短径と略等しいので、偏心
ピン24を回動すると本体ベース27と光学ユニット4
のベース14の間には相対的にX方向及びY方向に力が
作用するが、X方向の力は大径軸24aが半長孔24c
の長軸方向(長径方向)に移動することにより吸収され
る。従って、光学ユニット4にはZ方向のみの力が作用
する。
【0019】上記のようにプレート15のガイドピン1
7の上部は光学ユニット4のベース14に設けられた孔
に挿入されているから、このZ方向の力によりガイドピ
ン17の下方は長孔18をZ方向に移動すると同時にピ
ン19は長孔20をX方向に移動することになり、光学
ユニット4は本体ベース27上を光軸方向(Z方向)に
変位する。
【0020】次にZ方向に対して光学ユニット4を光軸
に対して偏位(図のα方向)させる方法に付いて説明す
る。上記のように光学ユニット4のベース14上に載置
された治具25に挿入された偏心ピン28を回動させる
ことにより、光学ユニット4はα方向に回動する。即
ち、偏心ピン28の大径軸28aの軸中心と小径軸28
bの軸中心は偏心しており、大径軸28aが調整用治具
25の大径孔29に嵌挿され、小径軸28bは本体ベー
ス27の長孔29bに挿入されるから、偏心ピン28を
回転させることにより、ベース14に固定された治具2
5と本体ベース27の間に相対的にZ方向とX方向の力
が作用するが、Z方向の力は小径軸28bが長孔29b
中をその長軸(Z)方向に移動することにより吸収さ
れ、光学ユニット4にはX方向の力のみが作用すること
になる。従って、光学ユニット4はガイドピン17を中
心にα方向に回動変位する。
【0021】なお、上記実施例では、位置調整後にネジ
23,26を締め付けて光学ユニット4を本体ベース4
に固定するように説明したが、実際はネジ23,26を
緩めた状態(仮止め)で位置調整を行い、位置調整後ネ
ジ23,26を強く締め付け固定する。
【0022】図1においては、光学ユニット4にイメー
ジセンサが取付けられていないが、実際には図2に示す
ように光学ユニット4を通過した走査光を画素部に結像
させるイメージセンサ1が設けられる。該イメージセン
サ1の取付構造は、光学ユニット4の後端のベース14
にセンサホルダ3を固定し、該センサホルダ3にセンサ
基板2に固定されたイメージセンサ1を取り付ける構造
である。図4は該イメージセンサ1の取付構造を示す分
解斜視図である(図2の矢印A方向から見た図)。
【0023】センサホルダ3は板状部材からなり、下端
中央部にはガイドピン10が設けられ、ベース14には
該ガイドピン10が挿入される長軸が光軸方向(X方
向)に一致している長孔10aが設けられている。ま
た、センサホルダ3の前方側の下端両端にはそれぞれ固
定部3a,3bが設けられており、該固定部3a,3b
のそれぞれには長軸が光軸方向(X方向)に一致する前
記長孔5a,5aが設けられ、ベース14の長孔5a,
5aが位置する部分にはネジ孔5b,5bが設けられて
いる。また、固定部材3a,3bの端部には長軸がZ方
向と一致する半長孔8cが設けられ、ベース14の長孔
8cが位置する部分には長孔8dが設けられている。ま
た、調整用治具6の下方の一対のピン11が挿入される
小径孔11aが設けられ、該小径孔11aと11aの間
に大径の孔9aが設けられ、ベース14の前記大径孔9
aが位置する部分には長軸が光軸方向(X方向)と一致
する長孔9bが設けられている。
【0024】イメージセンサ1の取付構造の組立ては、
センサホルダ3をそのガイドピン10をベース14の長
孔10aに挿入してベース14の上に載置する。続い
て、調整用治具6(その構造は治具25と略同じ)をそ
の2個のピン11,11を固定部材3bの孔11a,1
1aを挿入して載置し、続いて調整用治具6の孔29と
ベース14の長孔9bに偏心ピン7の大径軸7a及び小
径軸7bを挿入する。続いて、固定部3bの半長孔8c
とベース14の孔8dに偏心ピン8の大径軸8a及び小
径軸8bを挿入する。そして後に詳述するように偏心ピ
ン7及び偏心ピン8を回動し、センサホルダ3の位置を
調整した後、長孔5a,5aにワッシャ付きのネジ5,
5を挿入し、その先端をネジ孔5b,5bに螺合させ締
め付けることにより、センサホルダ3をベース14に固
定する。
【0025】次に、前記センサホルダ3の位置調整を説
明する。偏心ピン7の大径軸7aの軸中心と小径軸7b
の軸中心は偏心しており、大径軸7aの径と孔9aの径
がほほ同じであるから、偏心ピン7を回転するとX方向
の力は小径軸7bが長孔9bを移動することにより、吸
収され、固定部材3bにはZ方向の力のみが作用し前記
センサホルダ3はガイドピン10を中心に変位する(α
方向に回動)。また、偏心ピン8を回転すると光軸方向
(Z方向)の力は大径軸8aが半長孔8cを移動するこ
とにより光軸方向(Z方向)の力は吸収されるから、固
定部材3bにはX方向の力のみが作用し前記センサホル
ダ3のガイドピン10は長孔10aを移動し、X方向に
変位する。
【0026】なお、上記説明では、センサホルダ3の位
置決めを行ってから、ネジ5,5を締め付け固定する例
を示したが、実際にはネジ5,5を緩めた状態(仮止
め)で位置調整を行い、その後に締め付け固定する。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、本体ベ−
スと該光学ユニットとの間に介在するプレートの第1の
ガイドピンのプレート上面に突出する部分は光学ユニッ
トのベースに設けられた孔に回動自在に嵌挿し、下面に
突出する部分を本体ベースに設けられた光学系の光軸方
向と長軸方向が同一の長孔に摺動自在に挿入し、第2の
ガイドピンは光軸と直交する方向と長軸方向が同一の長
孔に摺動自在に挿入され、光学ユニットを光軸方向に変
位させ及び光軸に対して偏位させて位置決めした後に、
プレ−ト及び光学ユニットを本体ベ−スに固定する構成
としたので、下記のような優れた効果が得られる。
【0028】(1)光学ユニットの光軸方向及び光軸に
対する偏位の調整が互いに干渉することなく独立して行
える。 (2)光学ユニットの高精度の位置決めが可能となる。 (3)光学ユニットの調整作業と該光学ユニットを本体
ベースに固定する作業が干渉しないので、調整と固定が
容易に且つ正確に行うことができる。 (4)位置調整機構の構造が簡単になる。 (5)イメージセンサの位置調整も光軸方向及び光軸に
直交する方向に互いに独立して調整できるので、これら
の調整が互いに干渉なく、容易に且つ正確に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光学ユニット位置調整機構を具備する
光学ユニットの概略構成を示す分解斜視図である。
【図2】本発明の光学ユニット位置調整機構を具備する
光学ユニットの概略構成を示す平面図である。
【図3】本発明の光学ユニット位置調整機構の要部を示
す斜視図である。
【図4】光学ユニットに取付けられるセンサホルダの位
置調整機構の概略構成を示す分解斜視図である。
【図5】原稿読み取り装置におけるレンズと原稿面の関
係を示す略図である。
【図6】従来の原稿読み取り装置の光学ユニット位置調
整機構の概略構成を示す平面図である。
【符号の説明】
1 イメ−ジセンサ 2 センサ基板 3 センサホルダ 4 光学ユニット 5 ネジ 6 調整用治具 7 偏心ピン 8 偏心ピン 10 ガイドピン 13 板バネ 14 光学ユニットのベ−ス 15 プレ−ト 17 ガイドピン 18 長孔 19 ガイドピン 20 長孔 21 孔 22 ネジ孔 23 ネジ 24 偏心ピン 25 調整用治具 27 本体ベ−ス 28 偏心ピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置調整手段を具備し、本体ベース上に
    取り付ける光学系の光学ユニットのその取付け位置を調
    整する原稿読み取り装置の光学ユニット位置調整機構に
    おいて、 前記本体ベ−スと該光学ユニットとの間に介在するプレ
    ートを具備し、該プレ−トの一端近傍には、上下両面に
    突出する第1のガイドピンと、中央下面に突出する第2
    のガイドピンと、他端近傍には大径孔が設けており、前
    記第1のガイドピンのプレート上面に突出する部分は前
    記光学ユニットのベースに設けられた孔に回動自在に嵌
    挿され、下面に突出する部分は前記本体ベースに設けら
    れた前記光軸方向と長軸方向が同一の長孔に摺動自在に
    挿入され、前記第2のガイドピンは光軸と直交する方向
    と長軸方向が同一の長孔に摺動自在に挿入され、 前記光学ユニットを前記本体ベースに対して光軸方向に
    変位させる手段と、前記光学ユニットを前記第1のガイ
    ドピンのプレート下面に突出する部分を中心に変位させ
    る手段を具備し、光学ユニットを変位後に前記プレ−ト
    及び光学ユニットを前記本体ベ−スに固定する手段を具
    備することを特徴とする原稿読み取り装置の光学ユニッ
    ト位置調整機構。
  2. 【請求項2】 前記光学ユニット位置調整機構は光学ユ
    ニットのベース上に光軸を横切って取付けられた板状セ
    ンサホルダーに固定されイメージセンサを有し、該セン
    サホルダーの下端に下方に突出するホルダーガイドピン
    を有し、該ホルダーガイドピンは光学ユニットのベース
    に長軸が光軸方向と同一の長孔に移動自在に挿入され、
    前記板状センサホルダーを光学ユニットのベースに対し
    て光軸方向に変位させる手段と、前記センサホルダーを
    前記ホルダーガイドピンを中心に変位させる手段を設
    け、該センサホルダーを変位させた後、前記光学ユニッ
    トのベースにに固定する手段とを設けたことを特徴とす
    る請求項1記載の原稿読み取り装置の光学ユニット位置
    調整機構。
JP26525191A 1991-09-17 1991-09-17 原稿読み取り装置の光学ユニツト位置調整機構 Pending JPH0575782A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009156922A (ja) * 2007-12-25 2009-07-16 Ricoh Co Ltd 光学ユニットおよび画像読取装置ならびに画像形成装置
JP2011155757A (ja) * 2010-01-27 2011-08-11 Mitsubishi Electric Corp リニアモータ

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