JPH0575541A - 光並列信号受信器 - Google Patents
光並列信号受信器Info
- Publication number
- JPH0575541A JPH0575541A JP3231335A JP23133591A JPH0575541A JP H0575541 A JPH0575541 A JP H0575541A JP 3231335 A JP3231335 A JP 3231335A JP 23133591 A JP23133591 A JP 23133591A JP H0575541 A JPH0575541 A JP H0575541A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- output
- amplifier
- phase
- gain
- signal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Optical Communication System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】ＰＤ１ａ〜１ｎは受光したＰＨを電気信号に変
換してＰＡ２ａ〜２ｎに入力しＰＧ３ａ〜３ｎのＡＭＰ
６はそれぞれリニア増幅する。ＦＢ７はＡＭＰ６の出力
振幅がＶ0 となるようにＡＭＰ６にＶAGC を帰還する。
ＡＰ４ａ〜４ｎはＶAGC によりＡＭＰ６からの入力信号
の位相を変動させる。ここでＰＧ３ａ〜３ｎは各チャン
ネルごとに利得を変動させているため、位相が変動して
いる一定振幅の信号を入力したＡＰ４ａ〜４ｎは変動し
た位相の補障を行って一定振幅の信号を出力し、ＣＰ５
ａ〜５ｎはこれをロジックレベルに変換して出力する。 【効果】光並列伝送の受信器のダイナミックレンジを広
げ且つ外付け回線無しに全チャネルの位相を光受信器内
で補障することができる。
換してＰＡ２ａ〜２ｎに入力しＰＧ３ａ〜３ｎのＡＭＰ
６はそれぞれリニア増幅する。ＦＢ７はＡＭＰ６の出力
振幅がＶ0 となるようにＡＭＰ６にＶAGC を帰還する。
ＡＰ４ａ〜４ｎはＶAGC によりＡＭＰ６からの入力信号
の位相を変動させる。ここでＰＧ３ａ〜３ｎは各チャン
ネルごとに利得を変動させているため、位相が変動して
いる一定振幅の信号を入力したＡＰ４ａ〜４ｎは変動し
た位相の補障を行って一定振幅の信号を出力し、ＣＰ５
ａ〜５ｎはこれをロジックレベルに変換して出力する。 【効果】光並列伝送の受信器のダイナミックレンジを広
げ且つ外付け回線無しに全チャネルの位相を光受信器内
で補障することができる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は光並列信号受信器に関
し、特にＡＧＣアンプを用いた光受信回路の並列信号間
の信号位相を自動調整する光並列信号受信器に関する。
し、特にＡＧＣアンプを用いた光受信回路の並列信号間
の信号位相を自動調整する光並列信号受信器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の光並列信号受信器では、比
較的短尺の場合光ファイバの長さは等しいので、受光す
る並列信号の位相は合っているが、コネクタロスのばら
つきのための受光パワーがまちまちであるため、固定利
得の受信アンプを用いて広帯域化を行って受信器内の位
相変動を小さくするか、またはＡＧＣアンプを用いてダ
イナミックレンジを広げたのち受信器に位相補障回路を
外付けして位相合わせを行っていた。
較的短尺の場合光ファイバの長さは等しいので、受光す
る並列信号の位相は合っているが、コネクタロスのばら
つきのための受光パワーがまちまちであるため、固定利
得の受信アンプを用いて広帯域化を行って受信器内の位
相変動を小さくするか、またはＡＧＣアンプを用いてダ
イナミックレンジを広げたのち受信器に位相補障回路を
外付けして位相合わせを行っていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来の光並列信号
受信器では、広帯域アンプを必要とするので設計が難し
く、ダイナミックレンジが狭くなる。また、ＡＧＣアン
プを用いた場合は受信器に位相補障回路を外付けする必
要があるので、ハードウェア量が増加するという欠点が
ある。
受信器では、広帯域アンプを必要とするので設計が難し
く、ダイナミックレンジが狭くなる。また、ＡＧＣアン
プを用いた場合は受信器に位相補障回路を外付けする必
要があるので、ハードウェア量が増加するという欠点が
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明の光並列信号受信
器は、ｎチャンネルの光並列信号を受信可能な光並列信
号受信器において、入射されたｎ個の位相の合った光信
号を電気信号に変換する受光器と、入力された電気信号
をリニア領域で増幅して出力するｎ個の特性の揃ったプ
リアンプと、それぞれゲイン制御信号により利得が可変
できるアンプとこのアンプの出力から得た前記ゲイン制
御信号をこのアンプに帰還する帰還回路とから成り利得
が可変で且つ入力信号の振幅に関係なく出力振幅を一定
にし且つ前記利得の変動に応じて位相が変動するｎ個の
ＡＧＣアンプと、前記帰還回路からの前記ゲイン制御信
号により入力された電気信号に前記ＡＧＣアンプの位相
特性の変動分の逆特性の位相変動を加え且つ利得１のｎ
個の位相補障アンプと、入力された信号をロジックレベ
ルに変換して出力する特性の合ったｎ個のコンパレータ
とを備えている。
器は、ｎチャンネルの光並列信号を受信可能な光並列信
号受信器において、入射されたｎ個の位相の合った光信
号を電気信号に変換する受光器と、入力された電気信号
をリニア領域で増幅して出力するｎ個の特性の揃ったプ
リアンプと、それぞれゲイン制御信号により利得が可変
できるアンプとこのアンプの出力から得た前記ゲイン制
御信号をこのアンプに帰還する帰還回路とから成り利得
が可変で且つ入力信号の振幅に関係なく出力振幅を一定
にし且つ前記利得の変動に応じて位相が変動するｎ個の
ＡＧＣアンプと、前記帰還回路からの前記ゲイン制御信
号により入力された電気信号に前記ＡＧＣアンプの位相
特性の変動分の逆特性の位相変動を加え且つ利得１のｎ
個の位相補障アンプと、入力された信号をロジックレベ
ルに変換して出力する特性の合ったｎ個のコンパレータ
とを備えている。
【０００５】
【実施例】次に本発明について図面を参照して説明す
る。図１は本発明の光並列信号受信器の一実施例を示す
ブロック図である。
る。図１は本発明の光並列信号受信器の一実施例を示す
ブロック図である。
【０００６】受光器（以下ＰＤ）１ａ，〜１ｎが受光す
る光並列信号（以下ＰＨ）は位相は合っているがコネク
タロス，発光素子のばらつきの影響でそれぞれの入射パ
ワーは異なっている。ＰＤ１ａ，〜１ｎは受光したＰＨ
を電気信号に変換してプリアンプ（以下ＰＡ）２ａ，〜
２ｎに入力する。ＰＡ２ａ，〜２ｎは入力された電気信
号をそれぞれリニア増幅してＡＧＣアンプ（以下ＰＧ）
３ａ，〜３ｎのアンプ（以下ＡＭＰ）６に入力する。帰
還回路（以下ＦＢ）７はＡＭＰ６の出力振幅がＶ0 とな
るようにＡＭＰ６の出力によりＡＭＰ６の利得を制御す
る利得制御信号（以下ＶAGC ）を出力してＡＭＰ６にフ
ィードバックするとともに、位相補障アンプ（以下Ａ
Ｐ）４ａ，〜４ｎに出力する。ＡＰ４ａ，〜４ｎはＶ
AGC により入力信号の位相をφ1 −Δφ0 変動させる。
ここでＰＧ３ａ，〜３ｎは各チャンネルごとに利得をＧ
＋ΔＧに変動しているため、位相がφ0 ＋Δφ0 変動し
ている振幅Ｖ0 の信号を入力したＡＰ４ａ，〜４ｎは変
動した位相φ0 ＋Δφ0 の補償を行って振幅Ｖ0 で出力
し、コンパレータ（以下ＣＰ）５ａ，〜５ｎはこれをロ
ジックレベルに変換して出力するので、各チャンネル間
の位相が入力された光並列信号の位相のまま出力され
る。
る光並列信号（以下ＰＨ）は位相は合っているがコネク
タロス，発光素子のばらつきの影響でそれぞれの入射パ
ワーは異なっている。ＰＤ１ａ，〜１ｎは受光したＰＨ
を電気信号に変換してプリアンプ（以下ＰＡ）２ａ，〜
２ｎに入力する。ＰＡ２ａ，〜２ｎは入力された電気信
号をそれぞれリニア増幅してＡＧＣアンプ（以下ＰＧ）
３ａ，〜３ｎのアンプ（以下ＡＭＰ）６に入力する。帰
還回路（以下ＦＢ）７はＡＭＰ６の出力振幅がＶ0 とな
るようにＡＭＰ６の出力によりＡＭＰ６の利得を制御す
る利得制御信号（以下ＶAGC ）を出力してＡＭＰ６にフ
ィードバックするとともに、位相補障アンプ（以下Ａ
Ｐ）４ａ，〜４ｎに出力する。ＡＰ４ａ，〜４ｎはＶ
AGC により入力信号の位相をφ1 −Δφ0 変動させる。
ここでＰＧ３ａ，〜３ｎは各チャンネルごとに利得をＧ
＋ΔＧに変動しているため、位相がφ0 ＋Δφ0 変動し
ている振幅Ｖ0 の信号を入力したＡＰ４ａ，〜４ｎは変
動した位相φ0 ＋Δφ0 の補償を行って振幅Ｖ0 で出力
し、コンパレータ（以下ＣＰ）５ａ，〜５ｎはこれをロ
ジックレベルに変換して出力するので、各チャンネル間
の位相が入力された光並列信号の位相のまま出力され
る。
【０００７】図２は図１における位相補障アンプとＡＧ
ＣアンプのＶAGCと位相φの関係の一例を示す特性図で
ある。実線がＡＧＣアンプの位相特性，一点鎖線が位相
補障アンプの位相特性を示し、ある利得制御信号ＶAGC1
でＡＧＣアンプ（ＰＧ）の位相はφ0 ＋△φ0 ，位相補
償アンプ（ＰＡ）の位相はφ1 −Δφ0 となり、互いに
位相変動分を相殺する。
ＣアンプのＶAGCと位相φの関係の一例を示す特性図で
ある。実線がＡＧＣアンプの位相特性，一点鎖線が位相
補障アンプの位相特性を示し、ある利得制御信号ＶAGC1
でＡＧＣアンプ（ＰＧ）の位相はφ0 ＋△φ0 ，位相補
償アンプ（ＰＡ）の位相はφ1 −Δφ0 となり、互いに
位相変動分を相殺する。
【０００８】図３は図１におけるＡＧＣアンプの入力波
形，ＡＧＣアンプの出力波形および位相補障アンプの出
力波形の一例を示す図である。チャンネルｉのＡＧＣア
ンプの入力波形ＡとチャンネルｊのＡＧＣアンプの入力
波形Ｂは振幅は異なるが同相であり、チャンネルｉのＡ
ＧＣアンプの出力波形ＣとチャンネルｊのＡＧＣアンプ
の出力波形Ｄは振幅がＶ0 で等しいが位相がそれぞれφ
i ＋Δφi ，φj ＋Δφj でΔφi −Δφj の位相差を
生じている。そして、本実施例のチャンネルｉの位相補
障アンプの出力波形Ｅとチャンネルｊの位相補障アンプ
の出力波形Ｆはどちらも振幅Ｖ0 で位相はφi ＋φj で
同じ位相となる。
形，ＡＧＣアンプの出力波形および位相補障アンプの出
力波形の一例を示す図である。チャンネルｉのＡＧＣア
ンプの入力波形ＡとチャンネルｊのＡＧＣアンプの入力
波形Ｂは振幅は異なるが同相であり、チャンネルｉのＡ
ＧＣアンプの出力波形ＣとチャンネルｊのＡＧＣアンプ
の出力波形Ｄは振幅がＶ0 で等しいが位相がそれぞれφ
i ＋Δφi ，φj ＋Δφj でΔφi −Δφj の位相差を
生じている。そして、本実施例のチャンネルｉの位相補
障アンプの出力波形Ｅとチャンネルｊの位相補障アンプ
の出力波形Ｆはどちらも振幅Ｖ0 で位相はφi ＋φj で
同じ位相となる。
【０００９】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、ＡＧＣア
ンプと、ＡＧＣアンプの位相特性を相殺する位相補障ア
ンプとを用いることにより、光並列伝送の受信器のダイ
ナミックレンジを広げ且つ外付け回線無しに全チャネル
の位相を光受信器内で補障することができるという効果
を有する。
ンプと、ＡＧＣアンプの位相特性を相殺する位相補障ア
ンプとを用いることにより、光並列伝送の受信器のダイ
ナミックレンジを広げ且つ外付け回線無しに全チャネル
の位相を光受信器内で補障することができるという効果
を有する。
【図１】本発明の光並列信号受信器の一実施例を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】図１におけるＡＧＣアンプと位相補障アンプの
位相制御信号と位相の関係の一例を示す図である。
位相制御信号と位相の関係の一例を示す図である。
【図３】図１におけるＡＧＣアンプ入力波形，出力波形
および位相補障アンプ出力波形の例を示す図である。
および位相補障アンプ出力波形の例を示す図である。
１ａ，〜１ｎ 受光器（ＰＤ） ２ａ，〜２ｎ プリアンプ（ＰＡ） ３ａ，〜３ｎ ＡＧＣアンプ（ＰＧ） ４ａ，〜４ｎ 位相補障アンプ（ＡＰ） ５ａ，〜５ｎ コンパレータ（ＣＰ） ６ アンプ（ＡＭＰ） ７ 帰還回路（ＦＢ） ＰＨ 光並列信号 ＶAGC 利得制御信号
Claims (1)
- 【請求項１】 ｎチャンネルの光並列信号を受信可能な
光並列信号受信器において、入射されたｎ個の位相の合
った光信号を電気信号に変換する受光器と、入力された
電気信号をリニア領域で増幅して出力するｎ個の特性の
揃ったプリアンプと、それぞれゲイン制御信号により利
得が可変できるアンプとこのアンプの出力から得た前記
ゲイン制御信号をこのアンプに帰還する帰還回路とから
成り利得が可変で且つ入力信号の振幅に関係なく出力振
幅を一定にし且つ前記利得の変動に応じて位相が変動す
るｎ個のＡＧＣアンプと、前記帰還回路からの前記ゲイ
ン制御信号により入力された電気信号に前記ＡＧＣアン
プの位相特性の変動分の逆特性の位相変動を加え且つ利
得１のｎ個の位相補障アンプと、入力された信号をロジ
ックレベルに変換して出力する特性の合ったｎ個のコン
パレータとを備えることを特徴とする光並列信号受信
器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3231335A JPH0575541A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 光並列信号受信器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3231335A JPH0575541A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 光並列信号受信器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0575541A true JPH0575541A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16922028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3231335A Pending JPH0575541A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | 光並列信号受信器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0575541A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6721370B1 (en) | 1998-10-21 | 2004-04-13 | Nec Corporation | Phase correction circuit for radio communication apparatus |
| JP2004128676A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Hitachi Cable Ltd | 光受信器 |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP3231335A patent/JPH0575541A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6721370B1 (en) | 1998-10-21 | 2004-04-13 | Nec Corporation | Phase correction circuit for radio communication apparatus |
| JP2004128676A (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-22 | Hitachi Cable Ltd | 光受信器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CN1123116C (zh) | 用于脉冲调制信号的增强功率放大的以脉冲为基准的控制方法 | |
| JP4387936B2 (ja) | 高周波用のドハティ型の高効率増幅器、およびその信号処理方法 | |
| US6072366A (en) | Receiver capable of outputting a high quality signal without regard to an input signal level | |
| US20070241813A1 (en) | Amplifier Circuit with Automatic Gain Correction | |
| CA2388512A1 (en) | Improved predistortion compensation for a power amplifier | |
| EP0526241B1 (en) | Linear compensating circuit | |
| US6169452B1 (en) | Gain control, variable gain and automatic gain control amplifiers including differential circuit transistors and current splitter | |
| US4472687A (en) | Audio power amplifier for supplying electric power to a load by switching of power supply voltage | |
| JP3314806B2 (ja) | 電力増幅器 | |
| JPH0575541A (ja) | 光並列信号受信器 | |
| US20020030544A1 (en) | System and method providing level shifting in single ended to differential conversion | |
| JPH0255428A (ja) | マイクロ波ａｇｃ回路 | |
| JP3049999B2 (ja) | プリアンプ | |
| US6232839B1 (en) | Voltage-controlled amplifier having compensation for gain control imbalance | |
| JPH0575362A (ja) | 平衡増幅器 | |
| US20050270092A1 (en) | Calibration technique for variable-gain amplifiers | |
| JP4850785B2 (ja) | 利得可変回路 | |
| KR20000029378A (ko) | 피드포워드 증폭기 및 신호 증폭 방법 | |
| JP4572103B2 (ja) | 電力増幅器および電力増幅方法 | |
| JPH05235861A (ja) | 光並列信号受信器 | |
| JPH05206943A (ja) | 光並列信号受信回路 | |
| Loquinario | Composite Amplifiers: High Output Drive Capability with Precision | |
| JP2953799B2 (ja) | 光受信回路 | |
| KR20000039035A (ko) | 채널당 출력이 고정되고 이득이 평탄화된 광증폭기 | |
| WO2007110556A1 (en) | Amplifier gain control |