JPH0575182U - ティシュペーパーを入れる箱 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この考案は、箱の底にバネを設け、その上に
板を設けて使用しだい順次ティシュペーパーを押し上げ
ていく、ティシュペーパーを入れる箱に関するものであ
る。 【構成】 箱の底にトグロ型バネ（１）を設け、その上
に板（２）を設けて板（２）の上にティシュペーパーを
セットするものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【００１】

【産業上の利用分野】

この考案は、箱の底にバネを設け、その上に板を設けてティシュペーパー を順次押し上げていく、ティシュペーパーを入れる箱に関するものである。

【００２】

【従来の技術】

従来ティシュペーパーは、紙箱に入っていたため、最後まで取り出しにく く、各社とも紙箱の底に工夫を凝らしていたが、それでも紙箱が横倒しにな ったりした場合、中のティシュペーパーの形が崩れてしまい取り出しにくか った。また紙箱の取り扱いが、最初に上のミシン目をはぎ取り、だいぶ無く なったところで箱の下のミシン目を破り上に押し上げ、最後にはかさばる箱 を折りたたんで捨てなければならず面倒であった。

【００３】

【考案が解決しようとする課題】

従来の技術では徳用の大きなティシュペーパー箱をつくってもティシュペ ーパーを最後まで取り出すことが出来ない。 しかも、１人の人間が年間ティシュペーパーを５箱消費すると仮定して重 さ５０グラムのティシュペーパーの空箱が、毎年国内で４トントラック７千 ５百台分が捨てられていることになる。本考案はこうした無駄をなくし紙箱 をつくる工程をなくし、使用者の安くて使い易い要望に応えるために考案さ れたものである。

【００４】

【課題を解決するための手段】

その構成を説明すると 箱の底にトグロ型バネ１を設け、その上に板２を設けて板２の上にティシ ュペーパーをセットするものである。

【００５】

【作用】 次に本考案の作用を述べると、トグロ型バネ１のため、箱の中全体に無駄 なくティシュペーパーを入れることができ、またティシュペーパーを使用し だい順次上に押し上げられる。

【００６】

【実施例】

なお、箱と板２の材質はブリキ製・木製・プラスチック製でも良い。形状 は従来より２倍くらい多くティシュペーパーが入る大きな箱でも効果が同じ である。 トグロ型バネ１は、箱の底および板２とは接着剤で接着する方法がある。 トグロ型バネ１は、縮んだ状態でバネ１本分位の厚さで、最高伸びた状態 でも箱の外にはでないが、フタを開け逆さにしてもバネ１と板２が外に出な いよう止める方法としては （イ） 箱の上部角隅に板止め用の凸部を設ける。 （ロ） バネ１の先端部にヒモを付け、箱の底またはバネ１の底部分に接着 する。 などがある。 ティシュペーパーは、ビニール袋に入っていて口部分を楕円状に開いてその まま箱にいれれば良い。

【００７】

【考案の効果】

従って、従来の使い捨ての紙箱をなくし大きめの箱に、多くのティシュペ ーパーを入れて、経済的にしかも最後まできれいにテイシュペーパーを取り 出すことの出来る、便利なティシュペーパーを入れる箱である。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案のフタを開けた一部切欠斜視図

【図２】本考案の正面図

【図３】本考案の側面図

【符号の説明】

１は、バネ ２は、板 ３は、フタ ４は、取り出し口

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】箱の底にバネ１を設け、その上に板２を設
   けたティシュペーパーを入れる箱。