JPH0575114B2 - - Google Patents

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JPH0575114B2
JPH0575114B2 JP14155587A JP14155587A JPH0575114B2 JP H0575114 B2 JPH0575114 B2 JP H0575114B2 JP 14155587 A JP14155587 A JP 14155587A JP 14155587 A JP14155587 A JP 14155587A JP H0575114 B2 JPH0575114 B2 JP H0575114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plant
sequence
control
simulator
simulated
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP14155587A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63305382A (ja
Inventor
Akio Yamakawa
Takeo Nakanome
Fumio Nakamura
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Tokyo Electric Power Co Inc filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP14155587A priority Critical patent/JPS63305382A/ja
Publication of JPS63305382A publication Critical patent/JPS63305382A/ja
Publication of JPH0575114B2 publication Critical patent/JPH0575114B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、水力発電プラントにおけるシーケン
ス制御の渋滞訓練と学習訓練に好適なプラントシ
ーケンスシミユレータ装置に関する。
(従来の技術) 最近の水力発電プラントは、火力、原子力発電
プラントの大形化に伴い、その余剰電力を利用し
て水を汲み上げ負荷ピーク時にその水を使つて発
電する揚水発電プラントが多く建設され、水力発
電プラントの主流をなしている。この揚水発電プ
ラントは、複数台からなり大容量化されている。
また、その運転形態は発電運転、揚水運転、調相
運転、試送電運転等と種類が多い上、個々の運転
形態においても始動制御、流量制御、AFC制御、
AQR制御、単独運転制御、プログラム運転制御
等と、その制御形態は多岐にわたる。しかも、こ
れらの運転制御は完全自動化されてプラントは無
人化されており、通常の運転操作は遠方制御所か
ら一人制御で行なわれる。
(発明が解決しようとする問題点) このような水力発電プラントを遠方から一人で
運転管理する運転員は、プラント正常時における
通常の運転操作は勿論のこと、プラントに異常が
生じた場合、あるいは点検時などには、現場まで
出向いて適切な処置を取らなければならない。そ
のためには、前述した各種運転形態における各種
の制御シーケンスを熟知しておく必要があり、日
頃の訓練が必要となる。しかし、現状の運転訓練
を目的としたプラントシミユレータは、遠方制御
所から行なう運転操作の訓練に止まり、現場に行
つて機器を操作することが必要となるようなシー
ケンス制御の内容把握訓練は、図面やマニユアル
による学習に頼る他なかつた。このため、理解度
が浅くなり、実際にその場に臨んだとき、プラン
ト異常に迅速適切に対処できない問題点があつ
た。
そこで、本発明は訓練員がプラント制御シーケ
ンスの内容をより容易かつ確実に把握訓練するこ
とができるプラントシーケンスシミユレータ装置
を提供することを目的とする。
[発明の構成] (問題点を解決するための手段) 本発明は、シーケンスロジツクシミユレータ部
を設けてシーケンスロジツク図をCRTに表示す
ると共に、プラント制御の進行に伴つてそのロジ
ツク図における各条件の成立を順次識別表示して
行くことにより、プラント制御シーケンスを把握
できるようにする一方、シーケンス故障条件設定
装置を設けてシーケンス渋滞を発生させ、前記
CRTに表示されたシーケンスロジツク図の条件
の成立、不成立をライトペンを用いてチエツクし
条件成立、不成立を確認することにより、シーケ
ンス渋滞個所を検証できるようにしたものであ
る。
(作用) これにより、プラント制御シーケンスの把握と
シーケンス渋滞個所発見の学習訓練を臨場感を持
つて容易に習得できるようになる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図は本発明の一実施例によるプラントシー
ケンスシミユレータ装置の概略構成図を示したも
ので、本実施例のプラントシミユレータ装置は、
模擬制御盤1、プラントシミユレータ装置2、シ
ーケンス故障条件設定装置3、CRT4、ライト
ペン5より構成される。
模擬制御盤1は臨場感を出すためパネル表面は
実機同様に構成され、プロセス量表示メータ1
1、プラント状態表示ランプ12、操作スイツチ
13等が多数配置されてなる。プラントシミユレ
ータ装置2はプラント状態や制御装置を模擬する
プラントモデル部21と、プラント制御シーケン
スを演算するシーケンスロジツクシミユレータ部
22とを備える。シーケンス故障条件設定装置3
はシーケンス渋滞訓練のため各故障条件を設定す
るスイツチ31,32,33,……等を備える。
CRT4はプラントシミユレータ装置2の演算結
果、特にプラントシーケンスの学習訓練のためシ
ーケンスロジツク図を画面表示する表示装置であ
り、ライトペン5はそのCRT4を介してプラン
トシミユレータ装置2と対話する入力手段であ
る。
以上の構成で、プラントシーケンスを把握する
シーケンス学習訓練を行なう場合、訓練員は模擬
制御盤1の操作スイツチ13により実機同様にプ
ラントの運転制御の操作を行なう。この操作によ
り制御指令がプラントシミユレータ装置2に入力
され、シーケンスロジツクシミユレータ部22で
プラント制御シーケンスの演算実行が開始され、
その結果により、模擬制御盤1のプラント状態表
示ランプ12を点灯させる。同時に、プラントモ
デル部21では操作スイツチ13あるいはシーケ
ンスロジツクシミユレータ部22からの指示に基
づきプラント状態を演算してプロセス量表示メー
タ11を動かすなどしてプラント状態を模擬制御
盤1に表示する。このようにして、プラントの制
御シーケンスが進行して行く。このとき、プラン
トシミユレータ装置2のシーケンスロジツクシミ
ユレータ部22は、CRT4の画面にそのときの
制御シーケンスのロジツク図を表示すると共に、
演算結果に基づきそのロジツク図における条件を
成立する毎に識別表示して行く。
第2図は、その具体例を示したもので、発電自
動始動時にCRT4の画面に表示されるシーケン
スロジツク図を示したものである。訓練員は、先
ず、模擬制御盤1上に設けられる水車自動−手動
切換スイツチ43−20、AVR自動−手動切換
スイツチ43−90、自動同期自動−手動切換ス
イツチ43−25を全て自動に切換操作する。こ
れにより、選択スイツチ条件41,42,43が
成立し、対応するランプ表示41L,42L,4
3Lが点灯状態に変る。この条件成立にて主幹ス
イツチを投入すると、「主機停止」中に主幹スイ
ツチ(1)準備条件44が成立し、補機起動リレー
(88×H)が動作する。これにより、補機起動
条件45が成立し、ランプ表示45Lが点灯状態
に変ると共に、圧油ポンプ88Q、冷却ポンプ8
8WCが起動する。これにより、補機運転条件4
6,47が成立し、ランプ表示46L,47Lが
点灯状態に変る。圧油ポンプ88Qの運転により
油圧が規定値以上となると条件48が成立しランプ
表示48Lが点灯状態に変る。また、冷却水ポン
プ88WCの運転により、冷却水が通水すると条
件49が成立し、ランプ表示49Lが点灯状態に
変る。更に、その他の準備条件であるシーケンス
条件50〜53が全て成立すれば準備確認リレー
1Xが動作し、条件54の成立によりランプ表示
54Lが点灯状態に変る。以下、同様にして、プ
ラント制御の進行に伴いシーケンスロジツク条件
が成立する毎にCRT4に表示される条件のラン
プ表示が順次点灯状態に変つていく。
従つて、訓練員は、このCRT4の画面表示と
を模擬制御盤1上の各種表示の変化を見ていくこ
とにより、プラントの制御シーケンスを模擬制御
盤1上に現れるプラント状態の変化と照し合せて
臨場感をもつてダイナミツクに把握学習すること
ができる。
次に、シーケンスの渋滞個所を判別するシーケ
ンス渋滞訓練を行なう場合は、予めシーケンス故
障条件設定装置3の故障条件設定スイツチ31,
32,33,……の1つを操作することによつて
プラント制御シーケンス渋滞を発生させる。訓練
員は前述同様模擬制御盤1の操作スイツチ13を
操作してプラント制御を開始すると共に、プロセ
ス量表示メータ11やプラント状態表示ランプ1
2を見てプラント状態を監視する。そのプラント
制御が進行してやがて予め設定したシーケンス渋
滞にさしかかると、プラントの異常状態が模擬制
御盤1上のプロセス量表示メータやプラント状態
表示ランプ12に現れる。訓練員は、この様子を
見てシーケンス渋滞を知り、シーケンス渋滞個所
を想定する。その後、この想定したシーケンス渋
滞個所が正しいか否かCRT4にて確認する。即
ち、このときCRT4の画面には前述第3図に示
した如きシーケンスロジツク図が表示されてい
る。但し、この場合にはシーケンスの進行状況を
示す条件成立のランプ表示は全て消灯状態になつ
ている。そこで、訓練員はCRT4の画面に表示
されているシーケンスロジツク図のシーケンス条
件をライトペン5で順次チエツクしていく。この
場合、シーケンス条件をライトペン5で触れるこ
とにより、条件が成立していればランプ表示が点
灯状態となることにより、条件成立、不成立を知
ることができる。これにより、予め想定したシー
ケンス渋滞原因を確認検証することができる。
このように、訓練員はプラント制御シーケンス
の進行状況を模擬制御盤1と同時にCRT4を見
ることによつて学習することができる上、シーケ
ンス故障条件設定装置3で設定したシーケンス渋
滞をライトペン5を使つたチエツクにより簡単に
検証でき、臨場感のある効果的な訓練が可能とな
る。
尚、CRT4の画面上には、プラント制御シー
ケンスロジツク図と共に、プラントの主要機器の
動きを同時に表示するようにしてもよい。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、プラント制御シ
ーケンスの学習訓練とシーケンス渋滞発生時の訓
練を臨場感をもつて効果的に習得できるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるプラントシー
ケンスシミユレータ装置の構成図、第2図は第1
図のCRTに表示される一例を示すシーケンスブ
ロツク図である。 1……模擬制御盤、2……プラントシミユレー
タ装置、3……シーケンス故障条件設定装置、4
……CRT、5……ライトペン、21……プラン
トモデル部、22……シーケンスロジツクシミユ
レータ部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 模擬プラントを監視制御するための模擬制御
    盤と、この模擬制御盤からの制御指令によつてプ
    ラント模擬演算を行ないその結果を前記模擬制御
    盤に表示出力するプラントシミユレータ装置とを
    備えたプラントシーケンスシミユレータ装置にお
    いて、シーケンス故障条件設定装置と、CRT表
    示装置およびライトペンを前記プラントシミユレ
    ータ装置に接続すると共に、プラント制御中のシ
    ーケンスロジツク図を前記CRT表示装置に表示
    出力する手段と、そのシーケンスロジツク図にお
    けるシーケンス条件の成立、不成立を現在実行中
    のプラント制御の進行状態に合わせて識別表示す
    る手段と、前記シーケンスロジツク図におけるシ
    ーケンス条件の成立、不成立を前記シーケンス故
    障条件設定装置で設定されたシーケンス故障条件
    と、前記ライトペンによるチエツクとに基づき識
    別表示する手段の各手段を有するシーケンスロジ
    ツクシミユレータ部を前記プラントシミユレータ
    装置内部に設けたことを特徴とするプラントシー
    ケンスシミユレータ装置。
JP14155587A 1987-06-08 1987-06-08 プラントシ−ケンスシミュレ−タ装置 Granted JPS63305382A (ja)

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JP14155587A JPS63305382A (ja) 1987-06-08 1987-06-08 プラントシ−ケンスシミュレ−タ装置

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JP14155587A JPS63305382A (ja) 1987-06-08 1987-06-08 プラントシ−ケンスシミュレ−タ装置

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JPS63305382A JPS63305382A (ja) 1988-12-13
JPH0575114B2 true JPH0575114B2 (ja) 1993-10-19

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JP14155587A Granted JPS63305382A (ja) 1987-06-08 1987-06-08 プラントシ−ケンスシミュレ−タ装置

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