JPH0574967A - Epromのデータ消去防止用カバーおよびicソケツト - Google Patents

Epromのデータ消去防止用カバーおよびicソケツト

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Publication number
JPH0574967A
JPH0574967A JP23520591A JP23520591A JPH0574967A JP H0574967 A JPH0574967 A JP H0574967A JP 23520591 A JP23520591 A JP 23520591A JP 23520591 A JP23520591 A JP 23520591A JP H0574967 A JPH0574967 A JP H0574967A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eprom
cover
package
socket
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP23520591A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Ishihara
俊幸 石原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP23520591A priority Critical patent/JPH0574967A/ja
Publication of JPH0574967A publication Critical patent/JPH0574967A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】EPROMの再利用に便宜な取扱性のよいデー
タ消去防止用カバー,および該カバーを確実に被着状態
に保持するICソケットを提供する。 【構成】EPROM1の消去窓1bを覆ってパッケージ
1aに被着したデータ消去防止用カバー3として、紫外
線遮光材を被覆した短冊状カバー基板3aの両端をコ字
形に折り返して係合爪部3bを形成し、該係合爪部をE
PROMのパッケージの端部に掛け止めして前記カバー
をパッケージに被着保持する。さらにEPROMを装着
するICソケット4の両端部に段状突起部4aを設け、
EPROMをソケットに装着した状態で、前記カバーの
係合爪部の折り返し端部を段状突起部とEPROMパッ
ケージとの間に挟持固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、EPROMのパッケー
ジに被着して消去窓を覆うデータ消去防止用カバー、お
よび該EPROMに適用するICソケットの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】頭記したEPROM (erasable program
mable ROM)、特に紫外線の照射によってデータの消
去が可能なFAMOSなどについては、ROM製品にデ
ータを書き込んだ後、そのデータの消去を防止するため
に、パッケージの表面に紫外線を遮光するデータ消去防
止用ラベルを貼付けてEPROMの消去窓を塞ぐように
している。
【0003】ここで、従来より実施されているデータ消
去防止用ラベル,およびその使用状態を図4に示す。図
において、1はEPROM、1aはそのパッケージ、1
bはパッケージ1aの中央に設けた消去窓、1cはパッ
ケージ1aの両側に引出した外部接続用のリードピンで
ある。また、2はEPROMのパッケージ1aの表面に
被着して用いるデータ消去防止用ラベルであり、紫外線
遮光材質で作られたシートの裏面側全面には粘着性の接
着剤が塗布されている。そして、EPROMのICメモ
リにデータを書き込んだ後に、消去窓1bを覆うように
前記ラベル2をパッケージ1aの表面に貼付けて使用す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記した従
来のデータ消去防止用ラベルは、使用面で次のような不
具合がある。すなわち、EPROMに既に書き込んだデ
ータを消去し、改めて新規なデータを書き込んで再利用
する場合には、パッケージ1aに一旦貼付けたデータ消
去防止用ラベルを剥がした後に、データ消去,新規デー
タの書込み操作を行った上で再度ラベルを貼付ける操作
が必要となる。しかして前記のようにラベル2のシート
全面に粘着性の接着剤2bを塗布したものでは、ラベル
2を剥離した際にEPROM1の消去窓1bに接着剤が
付着して残る。しかも、消去窓1bが接着剤で汚れてい
ると、次に行う既存データの消去,新たなデータの書込
み操作の障害となる。そのために、従来ではラベル2を
剥がした際に、消去1bの表面をアルコールなどで拭き
取って窓面に付着している接着剤を除去する厄介な作業
が必要となる。
【0005】本発明は上記の点にかんがみなされたもの
であり、その目的は従来のデータ消去防止用ラベルに替
えて、接着剤を用いずにEPROMのパッケージに被着
できるようにしたデータ消去防止用カバー、および該カ
バーを被着したEPROMに好適なICソケットを提供
することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデータ消去防止用カバーは、紫外線遮光材
を被覆した短冊状カバー基板の両端をコ字形に折り返し
て係合爪部を形成し、該係合爪部をEPROMのパッケ
ージの端部に掛け止めして前記カバーをパッケージに被
着保持するよう構成するものとする。また、前記のデー
タ消去防止用カバーを被着したEPROMに適用するI
Cソケットとして、本発明では、ソケットの両端部にデ
ータ消去防止用カバーの両端折り返し端部をEPROM
パッケージとの間で挟持する段状突起部を設けて構成す
るものとする。
【0007】
【作用】上記のデータ消去防止用カバーを採用すること
により、接着剤を用いずにカバーをEPROMのパッケ
ージに被着固定することができ、EPROMの再利用の
際にはカバーを簡単に取り外した後、消去窓を清掃する
ことなく直ちにデータ消去,新規データの書込みを行う
ことが可能となる。しかも、新規データを書き込んだ後
はカバーを再びEPROMのパッケージに被着して繰り
返し使用することができる。
【0008】また、データ消去防止用カバーをパッケー
ジに被着した状態で、EPROMを前記構成のICソケ
ットに差込みセットすると、カバーの係合爪部の折り返
し端部がソケットの両端部に形成した段状突起部とEP
ROMパッケージとの間に挟持されるので、カバーの固
定が確実となる。
【0009】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。なお、実施例の図面において図4と対応する同一部
材には同じ符号が付してある。まず、図1,図2におい
て、3はEPROM1の消去窓1bを覆ってパッケージ
1aに被着したデータ消去防止用カバー、4はEPRO
M1を装着するICソケットである。ここで、前記カバ
ー3は、プラスチックなどの弾性を有する短冊状の基板
3aの両端にコ字形に折り返した係合爪部3bを設け、
かつEPROMの消去窓1bを覆う面域に紫外線遮光材
質のシート3cを貼付けるか、あるいは紫外線遮光材を
塗布したものである。また、ICソケット4に対して
は、ソケット本体の両端部にEPROM1の装着面側に
向けて膨出した段状の突起部4aが形成されている。
【0010】次に、前記したデータ消去防止用カバー3
の被着方法,およびEPROM1のICソケット4への
装着状態を図3に示す。まず、(a)図の状態からカバ
ー3の一方の係合爪部3bを(b)図のようにEPRO
M1のパッケージ1aの一端に抱え込み式に掛け止めす
る。続いて、カバー3を反らせながら(b),(c)図の
ように他方の係合爪部3bをパッケージ1aの他端に掛
け止めする。これにより、(d)図で示すようにカバー
3がEPROM1の消去窓を覆ってパッケージ1aの表
面に被着固定される。次に、カバー3を被着した状態で
EPROM1のリードピン1cを(e)図のように上方
からICソケット4に差し込んで装着すると、(f)図
で表すように前記係合爪部3bの折り返し端部がソケッ
ト4の突起部4aとEPROMのパッケージ1aとの間
に挟持固定される。
【0011】かかる使用状態からEPROM1を再利用
する際には、EPROMのパッケージ1aをICソケッ
ト4から引き外した後に、データ消去防止カバー3をパ
ッケージ1aから取り外し、この状態で既存のデータ消
去,新規データの書込みを行う。また、新規データを書
き込んだ後は、カバー3を前記と同じ操作で再度EPR
OM1に被着して使用する。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のデータ消去
防止用カバー,およびICソケットを採用することによ
り次記の効果が得られる。まず、データ消去防止用カバ
ーは、接着剤を使用せずにEPROMのパッケージに被
着保持するようにしたので、EPROMの再利用の際に
は、データ消去防止用カバーを簡単に取り外した状態で
直ちに既存データの消去,および新規データの書込みを
行うことができ、従来のように接着剤で貼付けたデータ
消去防止用ラベルと比べて大幅に取扱いが簡便となる。
【0013】また、両端部に突起部を設けたICソケッ
トを用いることで、EPROMのパッケージに被着した
データ消去防止用カバーの折り返し端部をソケットの突
起部とEPROMのパッケージとの間に挟持してカバー
を確実に被着位置に固定保持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の使用状態を表す組立構成図であ
り、(a)は平面図、(b)は(a)の側面図
【図2】図1の分解斜視図
【図3】図1の組立工程図であり、(a)〜(f)は各
組立工程の状態を表す図
【図4】従来のデータ消去防止用ラベルを被着したEP
ROMの平面図
【符号の説明】
1 EPROM 1a パッケージ 1b 消去窓 1c リードピン 3 データ消去防止用カバー 3a 基板 3b 係合爪部 3c 紫外線遮光シート 4 ICパッケージ 4a 突起部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】EPROMのパッケージに被着して消去窓
    を覆うデータ消去防止用カバーであって、紫外線遮光材
    を被覆した短冊状カバー基板の両端をコ字形に折り返し
    て係合爪部を形成し、該係合爪部をEPROMのパッケ
    ージの端部に掛け止めして前記カバーをパッケージに被
    着保持したことを特徴とするEPROMのデータ消去防
    止用カバー。
  2. 【請求項2】請求項1記載のデータ消去防止用カバーを
    被着したEPROMに適用するICソケットであって、
    ソケットの両端部にカバーの係合爪部の折り返し端部を
    EPROMパッケージとの間で挟持する段状突起部を設
    けたことを特徴とするICソケット。
JP23520591A 1991-09-17 1991-09-17 Epromのデータ消去防止用カバーおよびicソケツト Pending JPH0574967A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23520591A JPH0574967A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 Epromのデータ消去防止用カバーおよびicソケツト

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JP23520591A JPH0574967A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 Epromのデータ消去防止用カバーおよびicソケツト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0574967A true JPH0574967A (ja) 1993-03-26

Family

ID=16982640

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP23520591A Pending JPH0574967A (ja) 1991-09-17 1991-09-17 Epromのデータ消去防止用カバーおよびicソケツト

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006825A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Heiwa Corp パチンコ機の検出スイッチ

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006006825A (ja) * 2004-06-29 2006-01-12 Heiwa Corp パチンコ機の検出スイッチ
JP4584635B2 (ja) * 2004-06-29 2010-11-24 株式会社平和 パチンコ機の検出スイッチ

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