JPH057494U - ケガキ用定規 - Google Patents

ケガキ用定規

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Publication number
JPH057494U
JPH057494U JP5515991U JP5515991U JPH057494U JP H057494 U JPH057494 U JP H057494U JP 5515991 U JP5515991 U JP 5515991U JP 5515991 U JP5515991 U JP 5515991U JP H057494 U JPH057494 U JP H057494U
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JP
Japan
Prior art keywords
ruler
hole
marking
workpiece
scale
Prior art date
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Pending
Application number
JP5515991U
Other languages
English (en)
Inventor
定利 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Machine Works Ltd
Original Assignee
Sanyo Machine Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Machine Works Ltd filed Critical Sanyo Machine Works Ltd
Priority to JP5515991U priority Critical patent/JPH057494U/ja
Publication of JPH057494U publication Critical patent/JPH057494U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 工業機械などの被製作物に穴開け加工などに
先立って行なうケガキ作業を簡便ならしめる定規の提
供。 【構成】 携帯便利な直線定規(1)に、その長手方向
に平行に、10mmの定ピッチで複数の透孔(4)が形成
される。透孔(4)は2〜3mmの直径の丸穴などで、目
盛り(3)の10mm毎に、定規(1)の目盛り(3)の
在る直線縁面(1c)から一定距離の位置に形成され
る。透孔(4)を利用して被製作物にケガキ線を書く、
或いは、透孔(4)を利用して被製作物に直接にポンチ
で穴開け用凹傷を形成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、工業機械などの被製作物の表面に穴開け箇所、切断箇所、ゲージラ インなどを書き印すケガキ用定規に関する。
【0002】
【従来の技術】
鋼板製の被製作物に穴開け加工する際、被製作物表面の穴開け箇所に十文字状 のケガキ線を記すことが一般に行なわれている。このケガキは、ハイトゲージを 使った機械作業や、携帯式直線定規を使った手作業で行なわれている。
【0003】 例えば、工作機械用定盤上に位置決め搭載された被製作物に穴開け加工のため のケガキを施す場合、定盤をケガキ基準にしてハイトゲージのケガキ針を縦横に 駆動させ、被製作物の表面に十文字ケガキ線を記している。
【0004】 この後、被製作物のケガキ線交差箇所にポンチで凹傷を付け、凹傷からドリル で穴開け加工を行なっている。このような穴開け加工のためのケガキ作業は、被 製作物の穴開け箇所が多く、定盤がケガキ基準に利用できる場合に有効である。
【0005】 しかし、穴開け加工の完了した被製作物に他のものを組付けるなどした半製品 化された被製作物や、試作品の被製作物へのハイトゲージによるケガキ作業は、 定盤をケガキ基準とての利用することが難しいことから、困難である。そこで、 半製品化された、或いは試作品のような被製作物のケガキは、携帯便利な定規を 使って手作業で行なわれている。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】
上記ケガキ用の定規は、150〜300mm程度の金属製直線定規である。この 定規を使ったケガキ作業は、次のように行なわれる。作業員は定規を被製作物表 面のケガキ基準位置に当て、定規の目盛りから被製作物表面の穴開け箇所を目測 し、定規を穴開け箇所に位置決めしておいて、定規に沿ってケガキ針を走らせ、 被製作物表面に一文字のケガキ線を書き印す。
【0007】 次に、定規の方向を90度変更させて、被製作物表面に先に形成したケガキ線 の穴開け箇所に直交するケガキ線を書き印して、穴開け箇所に十文字のケガキ線 を記す。
【0008】 しかし、このようなケガキ作業は、被製作物表面上で定規を何回も平行移動、 回転移動させ、移動のつど定規の目盛りを読み取らねばならず、非常に作業性が 悪い問題があった。
【0009】 また、被製作物表面で定規を動かす回数が多くなる程、ケガキ位置のずれ発生 の割合が高くなり、ケガキ精度が悪くなる問題もあった。
【0010】 それ故に本考案の目的は、被製作物のケガキ作業を簡便ならしめ、穴開け加工 などの作業能率を一段と高め得るケガキ用定規を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本考案は、直角の角から目盛りが明記された長尺な直線定規であって、直角な 角の端から定ピッチで、定規長手方向に平行に複数のケガキ用透孔を形成したこ とにより、上記目的を達成するものである。
【0012】
【作用】
定ピッチで複数の透孔を有する定規を被製作物表面のケガキ基準位置に当て、 定規の目盛りから穴開け箇所などのケガキ位置を目測し、目測された目盛り位置 にある透孔にケガキ針を挿入して、透孔に露呈する被製作物表面に直接に丸印な どのケガキ線を書き印せば、1回の定規設定だけで1箇所ないし定規の透孔数の 複数箇所のケガキができる。また、穴開け加工の場合、定規で穴開け箇所が設定 されると、その箇所に相当する透孔にポンチを挿入して、直接に被製作物表面の 穴開け箇所に凹傷を付け、凹傷からドリルで穴開け加工することができ、このよ うにすれば線引きのケガキ作業が省略される。
【0013】
【実施例】
以下、実施例について図面を参照して説明する。
【0014】 図1乃至図6は、本考案定規(1)の前後左右上下からの図である。定規(1 )は携帯に便利な、例えば幅15mm、全長約170mmの金属製直線定規で、片端 面は定規長手方向と直交する直線端面であり、他端面は半円形端面である。定規 (1)の片面の直線縁部にmm単位の目盛り(3)が明記される。目盛り(3)は 、定規(1)の直角端部の直角の角(2)から150mmの長さ範囲で形成される 。
【0015】 この実施例の定規(1)は、その長手方向に平行に、10mmの定ピッチで15 個の透孔(4)を形成したことを特徴とする。透孔(4)は2〜3mmの直径の丸 穴で、目盛り(3)の10mm毎に、定規(1)の目盛り(3)の在る直線縁面( 1c)から一定距離、例えば5mmの位置に形成される。なお、図1、図4に示す 定規(1)の半円形端部(1b)の丸穴(6)は、定規吊下げ紐を通すなどに使 用される穴で、特に意味はない。
【0016】 図7は、定規(1)を使った被製作物(6)のケガキ作業と、穴開け加工の作 業例を説明するためのものである。被製作物(6)は穴開け加工される平坦面( 7)を有し、ここの穴開け箇所(P)のケガキと穴開け加工は、次のように行な われる。
【0017】 平坦面(7)に設けたケガキ基準線(L)に定規(1)の直角端部(1a)の 端を揃えて、平坦面(7)の穴開け加工面上に定規(1)を当て、定規(1)の 直線縁面(1c)を穴開け箇所(P)から5mm離し、複数の透孔(4)のいずれ かが平坦面(7)の穴開け箇所(P)の位置に入るようにする。そのまま定規( 1)を保持しておいて、目盛り(3)を読み、平坦面(7)の穴開け箇所(P) に在る透孔(4)にポンチ(9)を挿入して、ポンチ(9)で穴開け箇所(P) に直接に凹傷(8)を形成する。
【0018】 このようなケガキを省略した凹傷形成を、必要に応じて複数の透孔(4)に対 して行ない、また、平坦面(7)上で定規(1)を移動させて行なう。而して後 、平坦面(7)に形成された凹傷(8)にドリル(図示せず)を当て、凹傷(8 )から平坦面(7)に穴開け加工をする。
【0019】 以上のように、被製作物(6)の穴開け箇所(P)にケガキをせず、直接にポ ンチ(9)で凹傷(8)を形成して、穴開け加工をすると、ケガキに要する時間 が省略され、その分、穴開け加工の時間短縮が図れる。
【0020】 また、被製作物(6)によっては、その平坦面(7)に定規(1)を当てたま まポンチ(9)で凹傷(8)を形成するのが難しい場合がある。このような場合 は、定規(1)の透孔(4)にケガキ針などを挿入して、平坦面(7)の穴開け 箇所にケガキ線を書き印し、後でケガキ線の箇所にポンチで凹傷を形成するよう にすればよい。
【0021】 このようにして形成されるケガキ線の形状は、点状や透孔(4)と同じ円形状 など任意であり、このケガキ作業は定規(1)の透孔(4)を利用するので簡単 、短時間で実行できて、穴開け加工の作業性を良好にする。
【0022】 なお、定規の透孔の形状は円形に限らず、四角、十文字形なども可能である。 また、定規の透孔は、幅広定規にあっては、その両側2列に形成してもよい。
【0023】
【考案の効果】
本考案によれば、被製作物表面のケガキ基準位置に定規を当て、定規の目盛り から穴開け箇所などのケガキ位置を目測し、目測された目盛り位置にある透孔に ケガキ針やポンチを挿入して、被製作物表面のケガキ位置に直接にケガキ線を書 き印すことや、直接に穴開け加工用凹傷を形成することができる。従って、定規 を使った被製作物へのケガキ作業における定規の動かす回数が大幅に減り、その 分、作業性とケガキ精度が一段と向上する。特に、被製作物に穴開け加工をする 場合、定規の透孔を利用してポンチで被製作物表面の穴開け箇所に直接に凹傷を 付けるようにすれば、穴開け加工の一連の作業から面倒な線引きのケガキ作業が 省略され、穴開け加工作業の大幅な時間短縮化を可能にする効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る定規の一実施例を示す正面図。
【図2】本考案に係る定規の一実施例を示す右側面図。
【図3】本考案に係る定規の一実施例を示す左側面図。
【図4】本考案に係る定規の一実施例を示す背面図。
【図5】本考案に係る定規の一実施例を示す平面図。
【図6】本考案に係る定規の一実施例を示す底面図。
【図7】本考案に係る定規の使用例を示す斜視図。
【符号の説明】
1 定規 2 角 3 目盛り 4 透孔

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 【請求項1】 直角の角から目盛りが明記された長尺な
    直線定規であって、直角な角の端から定ピッチで、定規
    長手方向に平行に複数のケガキ用透孔を形成したことを
    特徴とするケガキ用定規。
JP5515991U 1991-07-17 1991-07-17 ケガキ用定規 Pending JPH057494U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5515991U JPH057494U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 ケガキ用定規

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5515991U JPH057494U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 ケガキ用定規

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH057494U true JPH057494U (ja) 1993-02-02

Family

ID=12990967

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5515991U Pending JPH057494U (ja) 1991-07-17 1991-07-17 ケガキ用定規

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JP (1) JPH057494U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH026201B2 (ja) * 1980-10-01 1990-02-08 Tokyo Shibaura Electric Co

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH026201B2 (ja) * 1980-10-01 1990-02-08 Tokyo Shibaura Electric Co

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