JPH0574756B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0574756B2
JPH0574756B2 JP63215390A JP21539088A JPH0574756B2 JP H0574756 B2 JPH0574756 B2 JP H0574756B2 JP 63215390 A JP63215390 A JP 63215390A JP 21539088 A JP21539088 A JP 21539088A JP H0574756 B2 JPH0574756 B2 JP H0574756B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
synthetic resin
layer
cycloheximide
multilayer structure
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63215390A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0262494A (ja
Inventor
Yoshifumi Yamane
Hideki Iketani
Toshiaki Hara
Juichi Yabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP63215390A priority Critical patent/JPH0262494A/ja
Publication of JPH0262494A publication Critical patent/JPH0262494A/ja
Publication of JPH0574756B2 publication Critical patent/JPH0574756B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Rigid Pipes And Flexible Pipes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、合成樹脂製波付管に係り、特に、環
境応力亀裂を防止し上記目的を達成するために、
配管の安全性を向上することのでき鼠による食害
を防止することのできる合成樹脂製波付管、環境
応力亀裂を防止し配管の安全性を向上することの
できホース部分に静電気が帯電するのを防止する
ことのできる合成樹脂製波付管、環境応力亀裂を
防止し配管の安全性を向上することのできるガス
漏洩を抑えて配管の安全性を向上することのでき
る合成樹脂製波付管、鼠による食害を防止するこ
とのできホース部分に静電気が帯電するのを防止
することのできる合成樹脂製波付管、鼠による食
害を防止することのできガス漏洩を抑えて配管の
安全性を向上することのできる合成樹脂製波付
管、ホース部分に静電流が帯電するのを防止する
ことのできガス漏洩を抑えて配管の安全性を向上
することのできる合成樹脂製波付管、環境応力亀
裂を防止し配管の安全性を向上することのでき鼠
による食害を防止することのできホース部分に静
電気が帯電するのを防止することのできる合成樹
脂製波付管、環境応力亀裂を防止し配管の安全性
を向上することのでき鼠による食害を防止するこ
とのできガス漏洩を抑えて配管の安全性を向上す
ることのできる合成樹脂製波付管、環境応力亀裂
を防止し配管の安全性を向上することのできホー
ス部分に静電気が帯電するのを防止することので
きガス漏洩を抑えて配管の安全性を向上すること
のできる合成樹脂製波付管、環境応力亀裂を防止
し配管の安全性を向上することのでき鼠による食
害を防止することのできホース部分に静電気が帯
電するのを防止することのできガス漏洩を抑えて
配管の安全性を向上することのできる合成樹脂製
波付管に関する。
【従来の技術】
従来のフレキシブルホースである合成樹脂製波
付管は、第7図に示す如く合成樹脂管100のみ
の単層で構成されている。この合成樹脂管100
は、通常、高密度ポリエチレンあるいは、塩化ビ
ニルが用いられている。 また、合成樹脂管に帯電した静電気をアースす
る従来の金属線付合成樹脂製波付管は、第8図に
示す如く合成樹脂管200の内壁面に金属線30
0を螺着して構成されている。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の合成樹脂管
に、あつては、長期間にわたつてアルコールや、
界面活性剤が付着する。このアルコール、界面活
性剤の長期間の付着は、合成樹脂管100を曲げ
谷部110に応力が集中した場合に、この谷部1
10に亀裂(環境応力亀裂)が発生するという問
題点を有している。この谷部110の環境応力亀
裂は、合成樹脂管100肉厚を充分厚くすること
によつて防止することができるが、合成樹脂管1
00全体の重量が増し、コストアツプにつなが
り、得策ではない。 また、従来の合成樹脂管にあつては、合成樹脂
管100が高密度ポリエチレンあるいは、塩化ビ
ニル合成樹脂製のため鼠などの齧歯類に属する小
動物に噛られ合成樹脂管100内を流れる流体が
管外へ流出してしまうという食害を受けるという
問題点を有している。この食害は、合成樹脂管1
00をステンレス等の金属性にすることにより、
鼠等の齧歯類からの食害を防ぐことができるが、
波付管としての重量が重くなり、しかも可撓性が
甚だ低下するという問題点を有している。 また、従来の合成樹脂管にあつては、合成樹脂
管100が高密度ポリエチレンあるいは、塩化ビ
ニルによつて構成されており、これらの樹脂は、
ガス透過性が大きい。このため、この合成樹脂管
100内を可燃性ガス等を通すと、ガスが合成樹
脂管100を透過し、外部に漏れ安全性を確保す
ることができないという問題点を有している。こ
のガス透過性は、合成樹脂管100肉厚を充分厚
くすることによつて防止することができるが、合
成樹脂管100全体の重量が増し、コストアツプ
につながり、得策ではない。 さらに、フレキシブルホース(合成樹脂波付
管)の内壁面に金属線を螺着した第8図に示され
る如き従来の合成樹脂管にあつては、合成樹脂管
の部分に静電気が帯電したものを金属線を通し、
逃すようになつているが、金属線が合成樹脂管の
内壁面に螺着されているため、金属線の近傍につ
いては静電気の除去は可能であるが、若干離れた
ところは除去できないという問題点を有してい
る。 本発明は、環境応力亀裂を防止し配管の安全性
を向上することができ鼠による食害を防止するこ
とのできる合成樹脂製波付管、環境応力亀裂を防
止し配管の安全性を向上することができホース部
分に静電気が帯電するのを防止することのできる
合成樹脂製波付管、環境応力亀裂を防止し配管の
安全性を向上することができガス漏洩を抑えて配
管の安全性を向上することのできる合成樹脂製波
付管、鼠による食害を防止することができホース
部分に静電気が帯電するのを防止することのでき
る合成樹脂製波付管、鼠による食害を防止するこ
とができガス漏洩を抑えて配管の安全性を向上す
ることのできる合成樹脂製波付管、ホース部分に
静電流が帯電するのを防止することができガス漏
洩を抑えて配管の安全性を向上することのできる
合成樹脂製波付管、環境応力亀裂を防止し配管の
安全性を向上することができ鼠による食害を防止
することができホース部分に静電気が帯電するの
を防止することのできる合成樹脂製波付管、環境
応力亀裂を防止し配管の安全性を向上することが
でき鼠による食害を防止することができガス漏洩
を抑えて配管の安全性を向上することのできる合
成樹脂製波付管、環境応力亀裂を防止し配管の安
全性を向上することができホース部分に静電気が
帯電するのを防止することができガス漏洩を抑え
て配管の安全性を向上することのできる合成樹脂
製波付管、環境応力亀裂を防止し配管の安全性を
向上することができ鼠による食害を防止すること
ができホース部分に静電気が帯電するのを防止す
ることができガス漏洩を抑えて配管の安全性を向
上することのできる合成樹脂製波付管を提供する
ことを目的としている。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の合成樹脂
製波付管においては、合成樹脂製波付管を多層構
造とし、ポリオレフイン混合物、ポリ塩化ビニル
混合物、ゴム混合物のいずれかにシクロヘキシミ
ド又はシクロヘキシミドを封入したマイクロカプ
セルを混入させた樹脂を最外層に、発水性の高い
ふつ素樹脂を中間層に、高密度ポリエチレンを内
層にしたものである。 また、上記目的を達成するために、本発明の合
成樹脂製波付管においては、合成樹脂製波付管を
多層構造とし、この多層構造のうち1層を電極線
を縦添えして埋め込んだ導電性合成樹脂によつて
構成するとと共に発水性の高いふつ素樹脂を外層
に、高密度ポリエチレンを内層にして構成したも
のである。 また、上記目的を達成するために、本発明の合
成樹脂製波付管においては、合成樹脂製波付管を
多層構造とし、この多層構造のうち1層をガスバ
リアー性の高い合成樹脂によつて形成すると共
に、発水性の高いふつ素樹脂を外層に、高密度ポ
リエチレンを内層にして構成したものである。 また、上記目的を達成するために、本発明の合
成樹脂製波付管においては、合成樹脂製波付管を
多層構造とし、この多層構造のうち1層を電極線
を縦添えして埋め込んだ導電性合成樹脂によつて
構成すると共に、ポリオレフイン混合物、ポリ塩
化ビニル混合物、ゴム混合物のいずれかにシクロ
ヘキシミド又はシクロヘキシミドを封入したマイ
クロカプセルを混入させた樹脂を外層に、高密度
ポリエチレンを内層にしたものである。 また、上記目的を達成するために、本発明の合
成樹脂製波付管においては、合成樹脂製波付管を
多層構造とし、この多層構造のうち1層をガスバ
リアー性の高い合成樹脂によつて形成すると共
に、ポリオレフイン混合物、ポリ塩化ビニル混合
物、ゴム混合物のいずれかにシクロヘキシミド又
はシクロヘキシミドを封入したマイクロカプセル
を混入させた樹脂を外層に、高密度ポリエチレン
を内層にしたものである。 また、上記目的を達成するために、本発明の合
成樹脂製波付管においては、合成樹脂製波付管を
多層構造とし、この多層構造のうち1層を電極線
を縦添えして埋め込んだ導電性合成樹脂によつて
構成すると共に、もう1層をガスバリアー性の高
い合成樹脂によつて形成したものである。 また、上記目的を達成するために、本発明の合
成樹脂製波付管においては、合成樹脂製波付管を
多層構造とし、この多層構造のうち1層を電極線
を縦添えして埋め込んだ導電性合成樹脂によつて
構成すると共に、ポリオレフイン混合物、ポリ塩
化ビニル混合物、ゴム混合物のいずれかにシクロ
ヘキシミド又はシクロヘキシミドを封入したマイ
クロカプセルを混入させた樹脂を最外層に、発水
性の高いふつ素樹脂を中間層に、他を高密度ポリ
エチレンによつて積層したものである。 また、上記目的を達成するために、本発明の合
成樹脂製波付管においては、合成樹脂製波付管を
多層構造とし、この多層構造のうち1層をガスバ
リアー性の高い合成樹脂によつて形成すると共
に、ポリオレフイン混合物、ポリ塩化ビニル混合
物、ゴム混合物のいずれかにシクロヘキシミド又
はシクロヘキシミドを封入したマイクロカプセル
を混入させた樹脂を最外層に、発水性の高いふつ
素樹脂を中間層に、他を高密度ポリエチレンによ
つて積層したものである。 また、上記目的を達成するために、本発明の合
成樹脂製波付管においては、合成樹脂製波付管を
多層構造とし、この多層構造のうち1層を電極線
を縦添えして埋め込んだ導電性合成樹脂によつて
構成し、もう1層をガスバリアー性の高い合成樹
脂によつて形成すると共に、ポリオレフイン混合
物、ポリ塩化ビニル混合物、ゴム混合物のいずれ
かにシクロヘキシミド又はシクロヘキシミドを封
入したマイクロカプセルを混入させた樹脂を最外
層に、他を高密度ポリエチレンによつて積層した
ものである。 また、上記目的を達成するために、本発明の合
成樹脂製波付管においては、合成樹脂製波付管を
多層構造とし、この多層構造のうち1層を電極線
を縦添えして埋め込んだ導電性合成樹脂によつて
構成し、もう1層をガスバリアー性の高い合成樹
脂によつて形成すると共に、ポリオレフイン混合
物、ポリ塩化ビニル混合物、ゴム混合物のいずれ
かにシクロヘキシミド又はシクロヘキシミドを封
入したマイクロカプセルを混入させた樹脂を最外
層に、発水性の高いふつ素樹脂を中間層に、それ
ぞれ積層したものである。
【作用】
上記のように構成された合成樹脂製波付管を用
い、この合成樹脂製波付管内に液体を流入させる
と、外層は、発水性が高いため、肉厚を薄くして
も環境応力亀裂の発生を極力抑えることができ
る。また、上記のように構成された合成樹脂製波
付管を用い、この合成樹脂製波付管内に気体を流
入させると、多層構造となつている合成樹脂製波
付管のうち1層をガスバリアー性の高い合成樹脂
によつて形成されているため、ガス透過性を小さ
くすることができ安全性を確保することができ
る。さらに金属線が導電性合成樹脂管に埋め込ま
れているため、合成樹脂製波付管に発生した静電
気を確実にアースすることができる。また、合成
樹脂製波付管の最外層に鼠忌避剤が混入されてい
るので鼠等の齧歯類に属する小動物からの食害を
防止することができる。 実施例 以下、本発明の実施例について説明する。 第1図には、本発明に係る合成樹脂製波付管の
一実施例が示されている。 図において、合成樹脂製波付管1は、外層2
と、内層3と、中間層4との三層によつて構成さ
れている。 外層2は、防鼠剤が混入されている樹脂によつ
て構成されており、内層3は、高密度ポリエチレ
ン樹脂によつて構成されている。また、中間層4
は、発水性の高いくふつ素樹脂によつて構成され
ている。 この外層2に混入される防鼠剤としては、シク
ロヘキシミドが最適であるが、このシクロヘキシ
ミドの他にブチル錫化合物、メルカプタン誘導
体、クレオソート系油、ナフタリン、アミノ系化
合物等がある。この防鼠剤として用いられている
シクロヘキシミドは高価であるため、合成樹脂製
波付管1を製造するに当つて経済性を考慮する
と、防鼠剤を含む外層2の厚さは、できるだけ薄
い方がよい。しかしながら、敷設施工時の外界物
との摩擦等に対する強度、外界物との摩擦等によ
る外層2の摩擦等機械的強度を考慮すると外層2
の厚さは、薄くすることができず、ある程度の厚
さが必要である。そして、この防鼠剤は、そのま
まま樹脂に混入しても良いが、防鼠剤をマイクロ
カプセルに封入して樹脂に混入しても良い。ま
た、この防鼠剤を混入する外層2を構成する樹脂
は、可撓性を低下させないようにするため、ポリ
オレフイン混合物、塩化ビニル混合物、ゴム混合
物のいずれかによつて構成すると良い。 また、中間層4を構成するふつ素樹脂として
は、3ふつ化塩化エチレン、あるいは、ふつ化ビ
ニリデン・4ふつ化塩化エチレン・6ふつ化プロ
ピレン共重合体、又はエチレン・4ふつ化エチレ
ン共重合体が適当である。このように構成するこ
とにより、重量を増大させることなく充分な可撓
性を保持し、鼠などの齧歯類の小動物による食害
を防止することができ、かつ肉厚を厚くすること
なく環境応力亀裂を防止することができる。 第2図には、本発明に係る合成樹脂製波付管の
他の実施例が示されている。 図において、合成樹脂製波付管10は、外層1
1と、内層12と、中間層13との三層によつて
構成されている。 外層11は、発水性の高いふつ素樹脂によつて
構成されており、内層12は、高密度ポリエチレ
ン樹脂によつて構成されている。また、中間層1
3は、ガスバリアー性樹脂によつて構成されてい
る。 外層11を構成するふつ素樹脂としては、3ふ
つ化塩化エチレン、あるいは、ふつ化ビリデン・
4ふつ化塩化エチレン・6ふつ化プロピレン共重
合体、又はエチレン・4ふつ化エチレン共重合体
が適当である。 また、中間層13を構成するガスバリアー性樹
脂としては、塩化ビニリデン、又はポリビニリデ
ンアルコールが最適である。このように構成する
ことにより、肉厚を厚くすることなく環境応力亀
裂を防止することができ、かつ充分ガスバリアー
性の高い合成樹脂製波付管を得ることができる。 第3図には、本発明に係る合成樹脂製波付管の
別な実施例が示されている。 図において、合成樹脂製波付管20は、外層2
1と、内層22と、中間層23との三層によつて
構成されている。 外層21は、防鼠剤が混入されている樹脂によ
つて構成されており、内層22は、高密度ポリエ
チレン樹脂によつて構成されている。また、中間
層23は、ガスバリアー性樹脂によつて構成され
ている。 この外層21に混入される防鼠剤としては、シ
クロヘキシミドが最適であるが、このシクロヘキ
シミドの他にブチル錫化合物、メルカプタン誘導
体、クレオソート系油、ナフタリン、アミノ系化
合物等がある。そして、この防鼠剤は、そのまま
樹脂に混入しても良いが、防鼠剤をマイクロカプ
セルに封入して樹脂に混入しても良い。また、こ
の防鼠剤を混入する外層21を構成する樹脂は、
可撓性を低下させないようにするため、ポリオレ
フイン混合物、塩化ビニル混合物、ゴム混合物の
いずれかによつて構成すると良い。 また、中間層23を構成するガスバリアー性樹
脂としては、塩化ビニリデン、又はポリビニリデ
ンアルコールが最適である。このように構成する
ことにより、肉厚を厚くすることなく環境応力亀
裂を防止することができ、かつ充分ガスバリアー
性の高い合成樹脂製波付管を得ることができる。 第4図には、本発明に係る合成樹脂製波付管の
別な実施例が示されている。 図において、合成樹脂製波付管30は、外層3
1と、内層32と、中間層33との三層によつて
構成されている。 外層31は、防鼠剤が混入されている樹脂によ
つて構成されており、内層32は、ガスバリアー
性樹脂によて構成されている。また、中間層33
は、発水性の高いふつ素樹脂によつて構成されて
いる。 この外層31に混入される防鼠剤としては、シ
クロヘキシミドが最適であるが、このシクロヘキ
シミドの他にブチル錫化合物、メルカプタン誘導
体、クレオソート系油、ナフタリン、アミノ系化
合物等がある。そして、この防鼠剤は、そのまま
樹脂に混入しても良いが、防鼠剤をマイクロカプ
セルに封入して樹脂に混入しても良い。また、こ
の防鼠剤を混入する外層31を構成する樹脂は、
可撓性を低下させないようにするため、ポリオレ
フイン混合物、塩化ビニル混合物、ゴム混合物の
いずれかによつて構成すると良い。 また、中間層33を構成するふつ素樹脂として
は、3ふつ化塩化エチレン、あるいは、ふつ化ビ
リデン・4ふつ化塩化エチレン・6ふつ化プロピ
レン共重合体、又はエチレン・4ふつ化エチレン
共重合体が適当である。 さらに、内層32を構成するガスバリアー性樹
脂としては、塩化ビニリデン、又はポリビニリデ
ンアルコールが最適である。このように構成する
ことにより、重量を増大させることなく充分なる
可撓性を保持し、鼠などの齧歯類の小動物による
食害を防止することができ、かつ肉厚を厚くする
ことなく環境応力亀裂を防止することができ、か
つ充分ガスバリアー性の高い合成樹脂製波付管を
得ることができる。 第5図〜第6図には、本発明に係る合成樹脂製
波付管のさらに別な実施例が示されている。 図において、合成樹脂製波付管40は、外層4
1と内層42と、中間層43との三層によつて構
成されている。この中間層43は、導電性合成樹
脂で、EEAにカーボンを混合して構成されてお
り、内部に電極線44が埋め込まれている。 外層41は、防鼠剤が混入されている樹脂、又
は発水性の高いふつ素樹脂によつて構成されてい
る。また、内層42は、ガスバリアー性樹脂、又
は高密度ポリエチレン樹脂によつて構成されてい
る。 なお、この外層41に混入される防鼠剤、外層
41を構成するふつ素樹脂は、第1図図示実施例
において説明した防鼠剤、ふつ素樹脂と同様のも
のである。また、内層42を構成するガスバリア
ー性樹脂は、第2図図示実施例において説明した
ガスバリアー性樹脂と同様のものである。
【発明の効果】 本発明は、以上説明したように構成されている
ので、以下に記載されるような効果を奏する。 合成樹脂製波付管を多層構造とし、ポリオレフ
イン混合物、ポリ塩化ビニル混合物、ゴム混合物
のいずれかにシクロヘキシミド又はシクロヘキシ
ミドを封入したマイクロカプセルを混入させた樹
脂を最外層に、発水性の高いふつ素樹脂を中間層
に、高密度ポリエチレンを内層にして構成されて
いるため、鼠による食害を防止することができ、
かつ環境応力亀裂を防止し配管の安全性を向上す
ることができる。 また、合成樹脂製波付管を多層構造とし、この
多層構造のうち1層を電極線を縦添えして埋め込
んだ導電性合成樹脂によつて構成するとと共に発
水性の高いふつ素樹脂を外層に、高密度ポリエチ
レンを内層にして構成してあるため、環境応力亀
裂を防止し配管の安全性を向上することができ、
かつホース部分に静電気が帯電するのを防止する
ことができる。 また、合成樹脂製波付管を多層構造とし、この
多層構造のうち1層をガスバリアー性の高い合成
樹脂によつて形成すると共に、発水性の高いふつ
素樹脂を外層に、高密度ポリエチレンを内層にし
て構成してあるため、環境応力亀裂を防止し配管
の安全性を向上することができ、かつガス漏洩を
抑えて配管の安全性を向上することができる。 また、合成樹脂製波付管を多層構造とし、この
多層構造のうち1層を電極線を縦添えして埋め込
んだ導電性合成樹脂によつて構成すると共に、ポ
リオレフイン混合物、ポリ塩化ビニル混合物、ゴ
ム混合物のいずれかにシクロヘキシミド又はシク
ロヘキシミドを封入したマイクロカプセルを混入
させた樹脂を外層に、高密度ポリエチレンを内層
にして構成してあるため、鼠による食害を防止す
ることができ、かつホース部分に静電気が帯電す
るのを防止することができる。 また、合成樹脂製波付管を多層構造とし、この
多層構造のうち1層をガスバリアー性の高い合成
樹脂によつて形成すると共に、ポリオレフイン混
合物、ポリ塩化ビニル混合物、ゴム混合物のいず
れかにシクロヘキシミド又はシクロヘキシミドを
封入したマイクロカプセルを混入させた樹脂を外
層に、高密度ポリエチレンを内層にして構成して
いるため、鼠による食害を防止することができ、
かつガス漏洩を抑えて配管の安全性を向上するこ
とができる。 また、合成樹脂製波付管を多層構造とし、この
多層構造のうち1層を電極線を縦添えして埋め込
んだ導電性合成樹脂によつて構成すると共に、も
う1層をガスバリアー性の高い合成樹脂によつて
形成してあるため、ホース部分に静電気が帯電す
るのを防止することができ、かつガス漏洩を抑え
て配管の安全性を向上することができる。 また、合成樹脂製波付管を多層構造とし、この
多層構造のうち1層を電極線を縦添えして埋め込
んだ導電性合成樹脂によつて構成すると共に、ポ
リオレフイン混合物、ポリ塩化ビニル混合物、ゴ
ム混合物のいずれかにシクロヘキシミド又はシク
ロヘキシミドを封入したマイクロカプセルを混入
させた樹脂を最外層に、発水性の高いふつ素樹脂
を中間層に、他を高密度ポリエチレンによつて積
層して構成してあるため、環境応力亀裂を防止し
配管の安全性を向上することができ、鼠による食
害を防止することができ、かつホース部分に静電
気が帯電するのを防止することができる。 また、合成樹脂製波付管を多層構造とし、この
多層構造のうち1層をガスバリアー性の高い合成
樹脂によつて形成すると共に、ポリオレフイン混
合物、ポリ塩化ビニル混合物、ゴム混合物のいず
れかにシクロヘキシミド又はシクロヘキシミドを
封入したマイクロカプセルを混入させた樹脂を最
外層に、発水性の高いふつ素樹脂を中間層に、他
を高密度ポリエチレンによつて積層して構成して
あるため、環境応力亀裂を防止し配管の安全性を
向上することができ、鼠による食害を防止するこ
とができ、ガス漏洩を抑えて配管の安全性を向上
することができる。 また、合成樹脂製波付管を多層構造とし、この
多層構造のうち1層を電極線を縦添えして埋め込
んだ導電性合成樹脂によつて構成し、もう1層を
ガスバリアー性の高い合成樹脂によつて形成する
と共に、ポリオレフイン混合物、ポリ塩化ビニル
混合物、ゴム混合物のいずれかにシクロヘキシミ
ド又はシクロヘキシミドを封入したマイクロカプ
セルを混入させた樹脂を最外層に、他を高密度ポ
リエチレンによつて積層して構成してあるため、
環境応力亀裂を防止し配管の安全性を向上するこ
とができ、ホース部分に静電気が帯電するのを防
止することができ、かつガス漏洩を抑えて配管の
安全性を向上することができる。 また、合成樹脂製波付管を多層構造とし、この
多層構造のうち1層を電極線を縦添えして埋め込
んだ導電性合成樹脂によつて構成し、もう1層を
ガスバリアー性の高い合成樹脂によつて形成する
と共に、ポリオレフイン混合物、ポリ塩化ビニル
混合物、ゴム混合物のいずれかにシクロヘキシミ
ド又はシクロヘキシミドを封入したマイクロカプ
セルを混入させた樹脂を最外層に、発水性の高い
ふつ素樹脂を中間層に、それぞれ積層して構成し
てあるため、環境応力亀裂を防止し配管の安全性
を向上することができ、鼠による食害を防止する
ことができ、かつホース部分に静電気が帯電する
のを防止することができ、さらにガス漏洩を抑え
て配管の安全性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る合成樹脂製波付管の実施
例を示す斜視図、第2図は本発明に係る合成樹脂
製波付管の他の実施例を示す斜視図、第3図は本
発明に係る合成樹脂製波付管の別な実施例を示す
斜視図、第4図は本発明に係る合成樹脂製波付管
のさらに別な実施例を示す斜視図、第5図は本発
明に係る合成樹脂製波付管のさらに別な実施例を
示す斜視図、第6図は第5図に図示の合成樹脂製
波付管の一部断面側面図、第7図は従来の合成樹
脂製波付管を示す斜視図、第8図は従来の金属線
付合成樹脂製波付管の一部断面側面図である。 1,10,20,30,40…合成樹脂製波付
管、2,11,21,31,41…外層、3,1
2,22,32,42…中間層、4,13,2
3,33,43…内層、44…電極線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 合成樹脂製波付管を多層構造とし、ポリオレ
    フイン混合物、ポリ塩化ビニル混合物、ゴム混合
    物のいずれかにシクロヘキシミド又はシクロヘキ
    シミドを封入したマイクロカプセルを混入させた
    樹脂を最外層に、発水性の高いふつ素樹脂を中間
    層に、高密度ポリエチレンを内層にしてなる合成
    樹脂製波付管。 2 合成樹脂製波付管を多層構造とし、この多層
    構造のうち1層を電極線を縦添えして埋め込んだ
    導電性合成樹脂によつて構成すると共に、発水性
    の高いふつ素樹脂を外層に、高密度ポリエチレン
    を内層にして構成してなる合成樹脂製波付管。 3 合成樹脂製波付管を多層構造とし、この多層
    構造のうち1層をガスバリアー性の高い合成樹脂
    によつて形成すると共に、発水性の高いふつ素樹
    脂を外層に、高密度ポリエチレンを内層にして構
    成してなる合成樹脂製波付管。 4 合成樹脂製波付管を多層構造とし、この多層
    構造のうち1層を電極線を縦添えして埋め込んだ
    導電性合成樹脂によつて構成すると共に、ポリオ
    レフイン混合物、ポリ塩化ビニル混合物、ゴム混
    合物のいずれかにシクロヘキシミド又はシクロヘ
    キシミドを封入したマイクロカプセルを混入させ
    た樹脂を外層に、高密度ポリエチレンを内層にし
    て構成してなる合成樹脂製波付管。 5 合成樹脂製波付管を多層構造とし、この多層
    構造のうち1層をガスバリアー性の高い合成樹脂
    によつて形成すると共に、ポリオレフイン混合
    物、ポリ塩化ビニル混合物、ゴム混合物のいずれ
    かにシクロヘキシミド又はシクロヘキシミドを封
    入したマイクロカプセルを混入させた樹脂を外層
    に、高密度ポリエチレンを内層にして構成してな
    る合成樹脂製波付管。 6 合成樹脂製波付管を多層構造とし、この多層
    構造のうち1層を電極線を縦添えして埋め込んだ
    導電性合成樹脂によつて構成すると共に、もう1
    層をガスバリアー性の高い合成樹脂によつて形成
    してなる合成樹脂製波付管。 7 合成樹脂製波付管を多層構造とし、この多層
    構造のうち1層を電極線を縦添えして埋め込んだ
    導電性合成樹脂によつて構成すると共に、ポリオ
    レフイン混合物、ポリ塩化ビニル混合物、ゴム混
    合物のいずれかにシクロヘキシミド又はシクロヘ
    キシミドを封入したマイクロカプセルを混入させ
    た樹脂を最外層に、発水性の高いふつ素樹脂を中
    間層に、他を高密度ポリエチレンによつて積層し
    てなる合成樹脂製波付管。 8 合成樹脂製波付管を多層構造とし、この多層
    構造のうち1層をガスバリアー性の高い合成樹脂
    によつて形成すると共に、ポリオレフイン混合
    物、ポリ塩化ビニル混合物、ゴム混合物のいずれ
    かにシクロヘキシミド又はシクロヘキシミドを封
    入したマイクロカプセルを混入させた樹脂を最外
    層に、発水性の高いふつ素樹脂を中間層に、他を
    高密度ポリエチレンによつて積層してなる合成樹
    脂製波付管。 9 合成樹脂製波付管を多層構造とし、この多層
    構造のうち1層を電極線を縦添えして埋め込んだ
    導電性合成樹脂によつて構成し、もう1層をガス
    バリアー性の高い合成樹脂によつて形成すると共
    に、ポリオレフイン混合物、ポリ塩化ビニル混合
    物、ゴム混合物のいずれかにシクロヘキシミド又
    はシクロヘキシミドを封入したマイクロカプセル
    を混入させた樹脂を最外層に、他を高密度ポリエ
    チレンによつて積層してなる合成樹脂製波付管。 10 合成樹脂製波付管を多層構造とし、この多
    層構造のうち1層を電極線を縦添えして埋め込ん
    だ導電性合成樹脂によつて構成し、もう1層をガ
    スバリアー性の高い合成樹脂によつて形成すると
    共に、ポリオレフイン混合物、ポリ塩化ビニル混
    合物、ゴム混合物のいずれかにシクロヘキシミド
    又はシクロヘキシミドを封入したマイクロカプセ
    ルを混入させた樹脂を最外層に、発水性の高いふ
    つ素樹脂を中間層に、それぞれ積層してなる合成
    樹脂製波付管。
JP63215390A 1988-08-30 1988-08-30 合成樹脂製波付管 Granted JPH0262494A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63215390A JPH0262494A (ja) 1988-08-30 1988-08-30 合成樹脂製波付管

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63215390A JPH0262494A (ja) 1988-08-30 1988-08-30 合成樹脂製波付管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0262494A JPH0262494A (ja) 1990-03-02
JPH0574756B2 true JPH0574756B2 (ja) 1993-10-19

Family

ID=16671518

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63215390A Granted JPH0262494A (ja) 1988-08-30 1988-08-30 合成樹脂製波付管

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0262494A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016003743A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 未来工業株式会社 防鼠管

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0698257B2 (ja) * 1990-03-30 1994-12-07 株式会社辰巳エヤーエンジニアリング 集塵装置
JPH0444855U (ja) * 1990-08-09 1992-04-16
DE4315175C2 (de) * 1993-05-07 1996-03-28 Rasmussen Gmbh Flexible Rohrleitung
JPH07171882A (ja) * 1993-10-28 1995-07-11 Tigers Polymer Corp 可とう性ホースの製造方法および可とう性ホース
US5622210A (en) * 1995-06-12 1997-04-22 Lsp Products Group, Inc. Flexible hose with composite core
US5988801A (en) * 1996-09-30 1999-11-23 Hewlett-Packard Company High performance tubing for inkjet printing systems with off-board ink supply
JPH1142395A (ja) * 1997-07-28 1999-02-16 Kana Flex Corp Kk 風呂水給水ホース
JP2000240858A (ja) * 1998-12-21 2000-09-08 Tigers Polymer Corp 耐摩耗性ホース
JP6797518B2 (ja) * 2015-10-02 2020-12-09 未来工業株式会社 合成樹脂製の管の製造方法
JP2020008174A (ja) * 2019-09-19 2020-01-16 未来工業株式会社 合成樹脂製の管の製造方法

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5659085A (en) * 1979-10-16 1981-05-22 Koutarou Shiozaki Flexible synthetic resin tube prevented gas barrier

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5755074Y2 (ja) * 1976-06-30 1982-11-29
JPS5775287U (ja) * 1980-10-24 1982-05-10
JPS63112686U (ja) * 1987-01-13 1988-07-20

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5659085A (en) * 1979-10-16 1981-05-22 Koutarou Shiozaki Flexible synthetic resin tube prevented gas barrier

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016003743A (ja) * 2014-06-18 2016-01-12 未来工業株式会社 防鼠管

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0262494A (ja) 1990-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0574756B2 (ja)
US8689838B2 (en) High temperature fire sleeve
US5046531A (en) Synthetic resin pipe for underground use
US3736759A (en) Pile covering
US8127800B2 (en) Fire protective hose assembly
WO2005097500A1 (en) Title: membrane cover having a protective layer to prevent deterioration of uv stabilizers therein.
US6679297B1 (en) Hose for fuel transportation
US3505758A (en) Antifouling covering for submerged marine objects
EP1257763A1 (fr) Dispositif de protection cathodique des conduites flexibles
US20040050442A1 (en) Armoured, flexible pipe
US20090071904A1 (en) Membrane cover having a protective layer to prevent deterioration of UV stabilizers therein
KR930005470B1 (ko) 내압나선파형관
TWM592155U (zh) 複合防鼠蟻電纜
EP0494190A1 (en) ANTIFOULING COATING FOR UNDERWATER STRUCTURES.
JPH06325625A (ja) 海底電力ケーブル
US4830540A (en) Method for constructing inspectable welded joints which are resistant to marine biofouling, and welded joints formed thereby
CN212161360U (zh) 一种环保专治用防白蚁电缆
US11866934B1 (en) Method for insulating pier and beam historic foundations
CA1090722A (en) Lining for concrete water conduits
JP4248072B2 (ja) フローティングホース
JPS58197040A (ja) 可とう性ホ−ス
JP3917906B2 (ja) 床下防蟻構造および床下防蟻工法
CN213519332U (zh) 一种防水防鼠蚁的电力电缆
JPS6031130Y2 (ja) 同軸ケ−ブル
TWI718558B (zh) 具雙層式撓管的液位感測裝置及其包裝結構