JPH0574230B2 - - Google Patents
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- JPH0574230B2 JPH0574230B2 JP59206085A JP20608584A JPH0574230B2 JP H0574230 B2 JPH0574230 B2 JP H0574230B2 JP 59206085 A JP59206085 A JP 59206085A JP 20608584 A JP20608584 A JP 20608584A JP H0574230 B2 JPH0574230 B2 JP H0574230B2
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- electrode
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/14—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
- H01L27/144—Devices controlled by radiation
- H01L27/146—Imager structures
- H01L27/14679—Junction field effect transistor [JFET] imagers; static induction transistor [SIT] imagers
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01L—SEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
- H01L27/00—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate
- H01L27/14—Devices consisting of a plurality of semiconductor or other solid-state components formed in or on a common substrate including semiconductor components sensitive to infrared radiation, light, electromagnetic radiation of shorter wavelength or corpuscular radiation and specially adapted either for the conversion of the energy of such radiation into electrical energy or for the control of electrical energy by such radiation
- H01L27/144—Devices controlled by radiation
- H01L27/146—Imager structures
- H01L27/14601—Structural or functional details thereof
- H01L27/1462—Coatings
- H01L27/14623—Optical shielding
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
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- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
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- Transforming Light Signals Into Electric Signals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
(技術分野)
本発明は、静電誘導トランジスタ(SIT)を用
いる固体撮像装置に関するものである。
いる固体撮像装置に関するものである。
(従来技術)
固体撮像装置としては、従来MOS型あるいは
CCD等が用いられている。しか、これらの従来
の固体撮像装置では信号読み出し時に信号出力が
微小となり、そのため光検出感度が低いという問
題がある。この欠点を補うものとして、一画素を
SITを用いたフオトトランジスタで構成する固体
撮像装置が提案されている。
CCD等が用いられている。しか、これらの従来
の固体撮像装置では信号読み出し時に信号出力が
微小となり、そのため光検出感度が低いという問
題がある。この欠点を補うものとして、一画素を
SITを用いたフオトトランジスタで構成する固体
撮像装置が提案されている。
第2図はかかる従来の固体撮像装置の回路構成
を示すもので、各画素1−11,1−12,…
…,1−mnはSIT2およびSIT2のゲートに接
続されたキヤパシタ3により構成されている。ゲ
ートキヤパシタ3のもう一方の端子は各行ごとに
共通に行ライン4−1,4−2,……4−mに接
続され垂直走査回路5から垂直選択信号が加わる
ようになつている。SIT2のソースは各列ごとに
共通に列ライン6−1,6−2,……6−nに接
続されて水平選択トランズスター7−1,7−
2,……7−nに接続され、これら水平選択トラ
ンジスタ7−1〜7−nの各ゲートに水平走査回
路8から水平選択信号が加わるようになつてい
る。SIT2のドレインはシリコン基板となつてお
り、共通にビデオ電圧VDDが加えられている。
を示すもので、各画素1−11,1−12,…
…,1−mnはSIT2およびSIT2のゲートに接
続されたキヤパシタ3により構成されている。ゲ
ートキヤパシタ3のもう一方の端子は各行ごとに
共通に行ライン4−1,4−2,……4−mに接
続され垂直走査回路5から垂直選択信号が加わる
ようになつている。SIT2のソースは各列ごとに
共通に列ライン6−1,6−2,……6−nに接
続されて水平選択トランズスター7−1,7−
2,……7−nに接続され、これら水平選択トラ
ンジスタ7−1〜7−nの各ゲートに水平走査回
路8から水平選択信号が加わるようになつてい
る。SIT2のドレインはシリコン基板となつてお
り、共通にビデオ電圧VDDが加えられている。
SIT2のゲート・ドレインはフオトダイオード
を構成しており、光積分中は光量に応じてゲート
電位が上昇し、ゲートキヤパシタ3に垂直選択信
号が加わるとゲート電位がさらに上昇する。この
ときに列ラインが選択されると、SIT2のドレイ
ン・ソース間に光強度に対応した電流が流れ、こ
の電流が出力端子9より画素信号として読み出さ
れる。信号読み出し後、水平ブランキング期間に
垂直選択信号よりさらに高い電圧を印加すると、
ゲートキヤパシタ3がゲート・ソースを通して充
電され、このためゲートは各行ごとにリヤツトさ
れて逆バイアス状態となり、次の信号読み出しま
で光積分が続く。ここで、通常のテレビ信号のよ
うにインターレース読み出しを行なう場合には、
先ず行ライン4−1,4−3,……が順次選択さ
れて奇数フイールドが読み出され、続いて行ライ
ン4−2,4−4,……が順次選択されて偶数フ
イールドが読み出される。
を構成しており、光積分中は光量に応じてゲート
電位が上昇し、ゲートキヤパシタ3に垂直選択信
号が加わるとゲート電位がさらに上昇する。この
ときに列ラインが選択されると、SIT2のドレイ
ン・ソース間に光強度に対応した電流が流れ、こ
の電流が出力端子9より画素信号として読み出さ
れる。信号読み出し後、水平ブランキング期間に
垂直選択信号よりさらに高い電圧を印加すると、
ゲートキヤパシタ3がゲート・ソースを通して充
電され、このためゲートは各行ごとにリヤツトさ
れて逆バイアス状態となり、次の信号読み出しま
で光積分が続く。ここで、通常のテレビ信号のよ
うにインターレース読み出しを行なう場合には、
先ず行ライン4−1,4−3,……が順次選択さ
れて奇数フイールドが読み出され、続いて行ライ
ン4−2,4−4,……が順次選択されて偶数フ
イールドが読み出される。
上記のような固体撮像装置においては、光蓄積
時間は通常一フレーム周期となる。この場合、被
写体が動いていると画像にぶれが生じ、特に電子
カメラ等の静止画撮像に使用する場合には良好な
画像が得られない。この対策として、光蓄積時間
を短縮してシヤツタ効果をもたせるために次の方
式が考えられる。すなわち、ある画素の信号読み
出しを行なつた後、適当な時間間隔をおいて水平
フランキング期間にのみ行ラインに高電圧を印加
する。このようにすると、ゲートキヤパシタ3が
充電されてそれまでの光電荷はリセツトされるか
ら、これにより光蓄積期間は短縮され、固体撮像
装置自体にシヤツタ効果をもたらせることができ
る。
時間は通常一フレーム周期となる。この場合、被
写体が動いていると画像にぶれが生じ、特に電子
カメラ等の静止画撮像に使用する場合には良好な
画像が得られない。この対策として、光蓄積時間
を短縮してシヤツタ効果をもたせるために次の方
式が考えられる。すなわち、ある画素の信号読み
出しを行なつた後、適当な時間間隔をおいて水平
フランキング期間にのみ行ラインに高電圧を印加
する。このようにすると、ゲートキヤパシタ3が
充電されてそれまでの光電荷はリセツトされるか
ら、これにより光蓄積期間は短縮され、固体撮像
装置自体にシヤツタ効果をもたらせることができ
る。
しかし、上記の方式には次のような欠点ある。
すなわち、インターレース読み出しを行なう場合
には、奇数フイールドと偶数フイールドとで読み
出しタイミングが一フイールド期間ずれるため、
光蓄積期間を短縮してシヤツタ効果をもたせて撮
像すると、一フレームの画像において奇数フイー
ルドと偶数フイールドとで露光タイミングが異な
つてしまい、動きのある被写体に対しては一水平
ラインごとにぶれが生じて良好な画像を得ること
ができない。
すなわち、インターレース読み出しを行なう場合
には、奇数フイールドと偶数フイールドとで読み
出しタイミングが一フイールド期間ずれるため、
光蓄積期間を短縮してシヤツタ効果をもたせて撮
像すると、一フレームの画像において奇数フイー
ルドと偶数フイールドとで露光タイミングが異な
つてしまい、動きのある被写体に対しては一水平
ラインごとにぶれが生じて良好な画像を得ること
ができない。
(発明の目的)
本発明の目的は上記の欠点を除去し、一フレー
ムの画像を全画素とも同一のタイミングで露光し
て撮像できるよう適切に構成した固体撮像装置を
提供しようとするものである。
ムの画像を全画素とも同一のタイミングで露光し
て撮像できるよう適切に構成した固体撮像装置を
提供しようとするものである。
(発明の概要)
本発明の固体撮像装置は、ドレインまたはソー
ス上に形成したチヤネル領域およびこのチヤネル
領域上に形成したソースまたはドレイン、ゲート
を有する静電誘導トランジスタと、前記ゲートか
ら離間して形成したフオトダイオードと、このフ
オトダイオードおよび前記ゲート間に形成した転
送ゲートと、前記フオトダイオードを除く領域を
覆うように設けた遮光膜とから成る画素をもつて
構成したことを特徴とするものである。
ス上に形成したチヤネル領域およびこのチヤネル
領域上に形成したソースまたはドレイン、ゲート
を有する静電誘導トランジスタと、前記ゲートか
ら離間して形成したフオトダイオードと、このフ
オトダイオードおよび前記ゲート間に形成した転
送ゲートと、前記フオトダイオードを除く領域を
覆うように設けた遮光膜とから成る画素をもつて
構成したことを特徴とするものである。
(実施例)
第1図は本発明の固体撮像装置の一画素の一例
の構成図である。本例では、SITのドレインを形
成するn+シリコン基板11上にSITのチヤネルを
構成するn-エピタキシヤル層12を積層し、こ
のn-エピタキシヤル層12の表面にP+拡散層に
よりSITのゲート13、フオトダイオード14お
よびオーバーフロードレイン15を形成すると共
にn+拡散層によりSKSのソース16を形成する。
また、エピタキシヤル層12上には、SiO2膜1
7を介してゲートキヤパシタ電極18、転送ゲー
ト電極19およびオーバーフロー電極20をそれ
ぞれポリシリコン等により形成する。ここで、ゲ
ートキヤパシタ電極18はゲート13の上に、転
送ゲート電極19はフオトダイオード14とゲー
ト13との間に、またオーバーフロー電極20は
フオトダイオード14とオーバーーフロードレイ
ン15との間にそれぞれ設ける。更に、フオトダ
イオード14以外の領域上には、Al等の金属か
ら成る遮光膜21を設ける。
の構成図である。本例では、SITのドレインを形
成するn+シリコン基板11上にSITのチヤネルを
構成するn-エピタキシヤル層12を積層し、こ
のn-エピタキシヤル層12の表面にP+拡散層に
よりSITのゲート13、フオトダイオード14お
よびオーバーフロードレイン15を形成すると共
にn+拡散層によりSKSのソース16を形成する。
また、エピタキシヤル層12上には、SiO2膜1
7を介してゲートキヤパシタ電極18、転送ゲー
ト電極19およびオーバーフロー電極20をそれ
ぞれポリシリコン等により形成する。ここで、ゲ
ートキヤパシタ電極18はゲート13の上に、転
送ゲート電極19はフオトダイオード14とゲー
ト13との間に、またオーバーフロー電極20は
フオトダイオード14とオーバーーフロードレイ
ン15との間にそれぞれ設ける。更に、フオトダ
イオード14以外の領域上には、Al等の金属か
ら成る遮光膜21を設ける。
なお、第1図において、ゲート13およびフオ
トダイオード14はともにP+拡散層より形成さ
れているがその拡散深さは等しくする必要はな
く、例えばゲート13の拡散深さは2〜4μmとや
や深くしたほうが増幅率が高くなり、またフオト
ダイオード14の拡散深さは0.2〜2μmと浅いほ
うが短波長光域での感度のうえで有利である。
トダイオード14はともにP+拡散層より形成さ
れているがその拡散深さは等しくする必要はな
く、例えばゲート13の拡散深さは2〜4μmとや
や深くしたほうが増幅率が高くなり、またフオト
ダイオード14の拡散深さは0.2〜2μmと浅いほ
うが短波長光域での感度のうえで有利である。
次に第1図に示す一画素の動作を、第3図A〜
Dのポテンシヤル図および第4図の信号波形図を
用いて説明する。時刻t=t0からt1までオーバー
フロー電極20に印加する信号φOFDをフオトダイ
オード14とオーバーフロードレイン15との間
のPMOSトランジスタがオンする負電圧とする
と、フオトダイオード14は第3図Aに示すよう
にオーバーフロードレイン15に加えられている
負電圧VOFDまで逆バイアスされ、この間にフオト
ダイオード14に光入射があつてもフオトダイオ
ード14には光電荷は蓄積されない。次に、信号
φOFDをフオトダイオード14とオーバーフロード
レイン15との間のPMOSトランジスタがオフ
する電圧とすると、第3図Bに示すようにフオト
ダイオード14とオーバーフロードレイン15と
の間に電位障壁が形成され、またフオトダイオー
ド14とゲート13との間にも電位障壁が形成さ
れているから、フオトダイオード14に光により
生成した正孔が蓄積される。この際、オーバーフ
ロー電極20に加える信号φOFDの電圧をフオトダ
イオード14−オーバーフロードレイン15間の
障壁が適当な値となるように制御すれば、光入力
が過大であつたときにフオトダイオード14から
あふれた電荷をオーバーフロードレイン15に排
出することができる。次に時刻t=t2において、
転送ゲート電極19に印加する信号φTをフオト
ダイオード14とゲート13との間のPMOSト
ランジスタがオンする負電圧とすると、第3図C
に示すようにフオトダイオード14とゲート13
との間の障壁がなくなり、フオトダイオード14
に蓄積されていた正孔がゲート13に転送され
る。その後、時刻t=t3の信号読み出し時にゲー
トキヤパシタ電極18に印加する信号φGを正電
圧とすると、第3図Dに示すようにSITのゲート
電位が上昇して信号が読み出される。
Dのポテンシヤル図および第4図の信号波形図を
用いて説明する。時刻t=t0からt1までオーバー
フロー電極20に印加する信号φOFDをフオトダイ
オード14とオーバーフロードレイン15との間
のPMOSトランジスタがオンする負電圧とする
と、フオトダイオード14は第3図Aに示すよう
にオーバーフロードレイン15に加えられている
負電圧VOFDまで逆バイアスされ、この間にフオト
ダイオード14に光入射があつてもフオトダイオ
ード14には光電荷は蓄積されない。次に、信号
φOFDをフオトダイオード14とオーバーフロード
レイン15との間のPMOSトランジスタがオフ
する電圧とすると、第3図Bに示すようにフオト
ダイオード14とオーバーフロードレイン15と
の間に電位障壁が形成され、またフオトダイオー
ド14とゲート13との間にも電位障壁が形成さ
れているから、フオトダイオード14に光により
生成した正孔が蓄積される。この際、オーバーフ
ロー電極20に加える信号φOFDの電圧をフオトダ
イオード14−オーバーフロードレイン15間の
障壁が適当な値となるように制御すれば、光入力
が過大であつたときにフオトダイオード14から
あふれた電荷をオーバーフロードレイン15に排
出することができる。次に時刻t=t2において、
転送ゲート電極19に印加する信号φTをフオト
ダイオード14とゲート13との間のPMOSト
ランジスタがオンする負電圧とすると、第3図C
に示すようにフオトダイオード14とゲート13
との間の障壁がなくなり、フオトダイオード14
に蓄積されていた正孔がゲート13に転送され
る。その後、時刻t=t3の信号読み出し時にゲー
トキヤパシタ電極18に印加する信号φGを正電
圧とすると、第3図Dに示すようにSITのゲート
電位が上昇して信号が読み出される。
以上の動作において、時刻t1からt2までが光蓄
積時間すなわちシヤツタ開放期間に相当し、この
期間はオーバーフロー電極20に印加する信号
φOFDおよび転送ゲート電極19に印加する信号φT
により制御することができる。
積時間すなわちシヤツタ開放期間に相当し、この
期間はオーバーフロー電極20に印加する信号
φOFDおよび転送ゲート電極19に印加する信号φT
により制御することができる。
第5図は第1図に示した画素をマトリツクス状
に配列した本発明の固体撮像装置の一例の回路構
成を示すものである。本例では、m×n個の画素
をマトリツクス状に配列してXYアドレス方式に
より順次信号を読み出すもので、各画素(31−
11〜31−mnは矩形ブロツクで示し、GIはオ
ーバーフロー電極、GTは転送ゲート電極、GRは
ゲートキヤパシタ電極、Dはドレイン電極、Sは
ソース電極の各端子を表わす。各画素のドレイン
端子Dは電圧VDDのビデオ電源32に共通に接続
し、オーバーフロー端子GIおよび転送ゲート端
子GTはそれぞれオーバーフロー制御ライン33
および転送制御ライン34に共通接続してシヤツ
タ制御回路35に接続する。また、X方向に配列
された各行の画素群31−11〜31−1n;3
1−m1〜31−mnのゲートキヤパシタ端子GR
は、それぞれ行ライン36−1,36−2,…
…,36−mに共通に接続し、Y方向に配列され
た各列の画素群31−11〜31−m1……,3
1−1n〜31−mnのソース端子Sはそれぞれ
列ライン37−1,37−2,……37−nに共
通に接続する。行ライン36−1,36−2,…
…,36−mは垂直走査回路38に接続して、そ
れぞれ垂直選択信号φG1,φG2,……φGnを印加す
るようにし、また列ライン37−1,37−2,
……37−nはそれぞれ列選択用トランジスタ3
9−1,39−2,……,39−nを介してビデ
オライン40に共通に接続して負荷抵抗41を介
して接地し、列選択用トランジスタ39−1,3
9−2,……39−nの各ゲート端子を水平走査
回路42に接続して、それぞれ水平選択信号φH1,
φH2,……φHoを印加するよう構成する。
に配列した本発明の固体撮像装置の一例の回路構
成を示すものである。本例では、m×n個の画素
をマトリツクス状に配列してXYアドレス方式に
より順次信号を読み出すもので、各画素(31−
11〜31−mnは矩形ブロツクで示し、GIはオ
ーバーフロー電極、GTは転送ゲート電極、GRは
ゲートキヤパシタ電極、Dはドレイン電極、Sは
ソース電極の各端子を表わす。各画素のドレイン
端子Dは電圧VDDのビデオ電源32に共通に接続
し、オーバーフロー端子GIおよび転送ゲート端
子GTはそれぞれオーバーフロー制御ライン33
および転送制御ライン34に共通接続してシヤツ
タ制御回路35に接続する。また、X方向に配列
された各行の画素群31−11〜31−1n;3
1−m1〜31−mnのゲートキヤパシタ端子GR
は、それぞれ行ライン36−1,36−2,…
…,36−mに共通に接続し、Y方向に配列され
た各列の画素群31−11〜31−m1……,3
1−1n〜31−mnのソース端子Sはそれぞれ
列ライン37−1,37−2,……37−nに共
通に接続する。行ライン36−1,36−2,…
…,36−mは垂直走査回路38に接続して、そ
れぞれ垂直選択信号φG1,φG2,……φGnを印加す
るようにし、また列ライン37−1,37−2,
……37−nはそれぞれ列選択用トランジスタ3
9−1,39−2,……,39−nを介してビデ
オライン40に共通に接続して負荷抵抗41を介
して接地し、列選択用トランジスタ39−1,3
9−2,……39−nの各ゲート端子を水平走査
回路42に接続して、それぞれ水平選択信号φH1,
φH2,……φHoを印加するよう構成する。
次に、第6図の信号波形図を参照しながら第5
図に示した固体撮像装置の動作を説明する。垂直
走査回路38から行ライン36−1,36−2,
……に印加する垂直選択信号φG1,φG2,……は小
さい振幅の読み出しゲート電圧VGと、それより
大きい振幅のリセツトゲート電圧VRとから成る
もので一つの行ラインの有効走査期間tHの間は読
み出しゲート電圧VG、次の行ラインの水平走査
に移るまでの水平ブランキング期間tBLにはリセ
ツトゲート電圧VRとなるように設定されている。
また、水平走査回路42から列選択用トランジス
タ39−1,39−2,……の各ゲート端子に加
える水平選択信号φH1,φH2,……は、列ライン3
7−1,37−2,……を選択するための信号
で、低レベルは列選択用トランジスタ39−1,
39−2,……をオフ、高レベルはそれをオンす
るように設定されている。更に、信号φOFDおよび
φTはそれぞれシヤツタ制御回路35から各画素
のオーバーフロー端子GIおよび転送ゲート端子
GTに印加する信号を表わす。
図に示した固体撮像装置の動作を説明する。垂直
走査回路38から行ライン36−1,36−2,
……に印加する垂直選択信号φG1,φG2,……は小
さい振幅の読み出しゲート電圧VGと、それより
大きい振幅のリセツトゲート電圧VRとから成る
もので一つの行ラインの有効走査期間tHの間は読
み出しゲート電圧VG、次の行ラインの水平走査
に移るまでの水平ブランキング期間tBLにはリセ
ツトゲート電圧VRとなるように設定されている。
また、水平走査回路42から列選択用トランジス
タ39−1,39−2,……の各ゲート端子に加
える水平選択信号φH1,φH2,……は、列ライン3
7−1,37−2,……を選択するための信号
で、低レベルは列選択用トランジスタ39−1,
39−2,……をオフ、高レベルはそれをオンす
るように設定されている。更に、信号φOFDおよび
φTはそれぞれシヤツタ制御回路35から各画素
のオーバーフロー端子GIおよび転送ゲート端子
GTに印加する信号を表わす。
垂直走査回路38によりシヤツタ制御回路35
を制御して、垂直ブランキング期間に各画素の転
送ゲート端子GTに印加する転送ゲート信号φTを
負電圧すると、第3図および第4図において説明
した一画素の動作の場合と全く同様に各画素31
−11,31−12,……31−mnのフオトダ
イオードに蓄積された信号電荷は一斉にそれぞれ
のゲートに転送される。その後、垂直走査回路3
8の作動により垂直選信号φG1が読み出しゲート
電圧VGとなると、行ライン36−1に接続され
た画素群31−11,31−12,……31−1
nが選択され、水平走査回路42より出力される
水平選択信号φH1,φH2,……により列選択用トラ
ンジスタ39−1,39−2,……,39−nが
順次オンすると、画素群31−11,31−1
2,……,31−1nの光信号が順次にビデオラ
イン40より出力される。続いて、この画素群は
垂直選択信号φG1がリセツトゲート電圧VRになつ
たときに一斉にリセツトされる。次に垂直選択信
号φG3が読み出しゲート電圧VGとなると、行ライ
ン36−3に接続された画素群31−31,31
−32,……,31−3nが選択され、水平選択
信号φH1,φH2,……によりこの画素群31−3
1,31−32,……,31−3nの光信号が順
次ビデオライン40に読み出され、続いて垂直選
択信号φG3がリセツトゲート電圧VRとなることに
より一斉にリセツトされる。以下同様にして、順
次奇数ラインの光信号が読み出され、奇数フイー
ルドのビデオ信号が読み出される。
を制御して、垂直ブランキング期間に各画素の転
送ゲート端子GTに印加する転送ゲート信号φTを
負電圧すると、第3図および第4図において説明
した一画素の動作の場合と全く同様に各画素31
−11,31−12,……31−mnのフオトダ
イオードに蓄積された信号電荷は一斉にそれぞれ
のゲートに転送される。その後、垂直走査回路3
8の作動により垂直選信号φG1が読み出しゲート
電圧VGとなると、行ライン36−1に接続され
た画素群31−11,31−12,……31−1
nが選択され、水平走査回路42より出力される
水平選択信号φH1,φH2,……により列選択用トラ
ンジスタ39−1,39−2,……,39−nが
順次オンすると、画素群31−11,31−1
2,……,31−1nの光信号が順次にビデオラ
イン40より出力される。続いて、この画素群は
垂直選択信号φG1がリセツトゲート電圧VRになつ
たときに一斉にリセツトされる。次に垂直選択信
号φG3が読み出しゲート電圧VGとなると、行ライ
ン36−3に接続された画素群31−31,31
−32,……,31−3nが選択され、水平選択
信号φH1,φH2,……によりこの画素群31−3
1,31−32,……,31−3nの光信号が順
次ビデオライン40に読み出され、続いて垂直選
択信号φG3がリセツトゲート電圧VRとなることに
より一斉にリセツトされる。以下同様にして、順
次奇数ラインの光信号が読み出され、奇数フイー
ルドのビデオ信号が読み出される。
次に、垂直選択信号φG2が読み出しゲート電圧
VGとなると、行ライン36−2に接続された画
素群31−21,31−22,……,31−2n
が選択され、水平選択信号φH1,φH2,……により
この画素群31−21,31−22,……,31
−2nの光信号が順次ビデオライン40に読み出
される。続いて垂直選択信号φG2がリセツトゲー
ト電圧VRとなることにより一斉にリセツトされ
る。以下同様にして垂直選択信号φG4,φG6,……
および水平選択信号φH1,φH2,……により順次偶
数ラインの光信号が読み出され、偶数フイールド
のビデオ信号が読み出される。このようにして、
先の奇数フイールドと合わせて一フレームの光信
号の読み出しが完了する。
VGとなると、行ライン36−2に接続された画
素群31−21,31−22,……,31−2n
が選択され、水平選択信号φH1,φH2,……により
この画素群31−21,31−22,……,31
−2nの光信号が順次ビデオライン40に読み出
される。続いて垂直選択信号φG2がリセツトゲー
ト電圧VRとなることにより一斉にリセツトされ
る。以下同様にして垂直選択信号φG4,φG6,……
および水平選択信号φH1,φH2,……により順次偶
数ラインの光信号が読み出され、偶数フイールド
のビデオ信号が読み出される。このようにして、
先の奇数フイールドと合わせて一フレームの光信
号の読み出しが完了する。
上記の信号読み出しが行なわれている間、シヤ
ツタ制御回路35からオーバーフロー制御ライン
33を介してオーバーフロー端子GIに加える信
号φOFDの電圧を0レベルに保てば、一フレーム周
期後に再び転送ゲート信号φTが負電圧となるま
でフオトダイオードにおいて光積分がおこなわ
れ、光蓄積期間は一フレーム時間に等しくなる。
一方、第6図に示すようにオーバーフロー端子
GIに加える信号φOFDを一定時間負電圧すると、こ
の間光電荷は蓄積されず、光蓄積時間は一フレー
ム周期より短縮されたものとなる。したがつて、
垂直走査回路38によりシヤツタ制御回路35を
制御することにより、光蓄積時間すなわちシヤツ
タ開放時間を1フレーム周期より短い任意の値に
設定することができ、これによりシヤツタ効果を
もたせた固体撮像装置を実現することができる。
ツタ制御回路35からオーバーフロー制御ライン
33を介してオーバーフロー端子GIに加える信
号φOFDの電圧を0レベルに保てば、一フレーム周
期後に再び転送ゲート信号φTが負電圧となるま
でフオトダイオードにおいて光積分がおこなわ
れ、光蓄積期間は一フレーム時間に等しくなる。
一方、第6図に示すようにオーバーフロー端子
GIに加える信号φOFDを一定時間負電圧すると、こ
の間光電荷は蓄積されず、光蓄積時間は一フレー
ム周期より短縮されたものとなる。したがつて、
垂直走査回路38によりシヤツタ制御回路35を
制御することにより、光蓄積時間すなわちシヤツ
タ開放時間を1フレーム周期より短い任意の値に
設定することができ、これによりシヤツタ効果を
もたせた固体撮像装置を実現することができる。
なお、本実施例では第1図に示したように、各
画素のフオトダイオード14をP+拡散層により
形成したが、MOS電極を用いたMOSダイオード
を受光ダイオードとすることもできるし、また画
素上に光源電膜と透明電極とを積層し、これを光
電変換領域として用いるいわゆる積層型とするこ
ともできる。
画素のフオトダイオード14をP+拡散層により
形成したが、MOS電極を用いたMOSダイオード
を受光ダイオードとすることもできるし、また画
素上に光源電膜と透明電極とを積層し、これを光
電変換領域として用いるいわゆる積層型とするこ
ともできる。
第7図は本発明の他の実施例の固体撮像装置の
一画素の構成図を示すものである。本例では、P
形のシリコン基板51にSITのドレインとなn形
の埋込層52を拡散により形成すると共に、その
上SITのチヤネルとなるn-エピタキシヤル層53
を積層し、このエピタキシヤル層53の表面に
P+拡散層より成るSITのゲート54およびフオト
ダイオード55と、n+拡散層より成るSITのソー
ス56とを形成する。また、エピタキシヤル層5
3上にはSiO2膜57を介してゲートキヤパシタ
電極58および転送ゲート電極59を形成する。
更に、フオトダイオード55以外の領域上には、
Al等の金属から成る遮光膜60を設ける。ここ
で、ゲートキヤパシタ電極58はゲート54の上
に、また転送ゲート電極59はフオトダイオード
55とゲート54との間に配置する。また、フオ
トダイオード55の下部では埋込層52を除くこ
とにより、この部分のフオトダイオード55とシ
リコン基板51との間にチヤネルを形成し、この
チヤネル部のフオトダイオード55とシリコン基
板51との間の電位障壁を埋込層52の電位によ
り制御するようにする。すなわち、本実施例では
オーバーフロー電極の代わりに、埋込層52の電
位を制御することによりフオトダイオード55で
の光蓄積時間を制御するものである。
一画素の構成図を示すものである。本例では、P
形のシリコン基板51にSITのドレインとなn形
の埋込層52を拡散により形成すると共に、その
上SITのチヤネルとなるn-エピタキシヤル層53
を積層し、このエピタキシヤル層53の表面に
P+拡散層より成るSITのゲート54およびフオト
ダイオード55と、n+拡散層より成るSITのソー
ス56とを形成する。また、エピタキシヤル層5
3上にはSiO2膜57を介してゲートキヤパシタ
電極58および転送ゲート電極59を形成する。
更に、フオトダイオード55以外の領域上には、
Al等の金属から成る遮光膜60を設ける。ここ
で、ゲートキヤパシタ電極58はゲート54の上
に、また転送ゲート電極59はフオトダイオード
55とゲート54との間に配置する。また、フオ
トダイオード55の下部では埋込層52を除くこ
とにより、この部分のフオトダイオード55とシ
リコン基板51との間にチヤネルを形成し、この
チヤネル部のフオトダイオード55とシリコン基
板51との間の電位障壁を埋込層52の電位によ
り制御するようにする。すなわち、本実施例では
オーバーフロー電極の代わりに、埋込層52の電
位を制御することによりフオトダイオード55で
の光蓄積時間を制御するものである。
以下、第8図の信号波形図を参照して第7図に
示す一画素の動作を説明する。時刻t=t0からt1
まで埋込層52に印加する信号φDをビデオ電圧
VDDとすると、フオトダイオード55とシリコー
ン基板51との間のチヤネルはオフし、これによ
りフオトダイオード55において光電荷の蓄積が
行なわれる。時刻t=t1に埋込層52にビデオ電
圧VDDより低い電圧VSSを印加すると、フオトダ
イオード55とシリコン基板51との間のチヤネ
ルがオンし、これによりフオトダイオード55に
蓄積されていた光電荷はシコン基板51に排出さ
れ、フオトダイオード55は光蓄積開始時の状態
に戻り、その後光入射によつて生成された正孔は
フオトダイオード55に蓄積される。次に、時刻
t=t2において転送ゲート電極59に印加する信
号φTを負電圧にすると、フオトダイオード55
に蓄積されていた電荷はゲート54に転送され、
その後時刻t=t3の信号読み出し時にゲートキヤ
パシタ電極58に印加する信号φGを正電圧とす
ることによりSITのゲート電位が上昇して信号が
読み出される。本例では、フオトダイオード55
の電荷の排出を制御する電極がSITのドレインを
兼ねているため、フオトダイオード55の電荷の
排出を行なうタイミングは水平ブランキング期間
内であることが必要である。
示す一画素の動作を説明する。時刻t=t0からt1
まで埋込層52に印加する信号φDをビデオ電圧
VDDとすると、フオトダイオード55とシリコー
ン基板51との間のチヤネルはオフし、これによ
りフオトダイオード55において光電荷の蓄積が
行なわれる。時刻t=t1に埋込層52にビデオ電
圧VDDより低い電圧VSSを印加すると、フオトダ
イオード55とシリコン基板51との間のチヤネ
ルがオンし、これによりフオトダイオード55に
蓄積されていた光電荷はシコン基板51に排出さ
れ、フオトダイオード55は光蓄積開始時の状態
に戻り、その後光入射によつて生成された正孔は
フオトダイオード55に蓄積される。次に、時刻
t=t2において転送ゲート電極59に印加する信
号φTを負電圧にすると、フオトダイオード55
に蓄積されていた電荷はゲート54に転送され、
その後時刻t=t3の信号読み出し時にゲートキヤ
パシタ電極58に印加する信号φGを正電圧とす
ることによりSITのゲート電位が上昇して信号が
読み出される。本例では、フオトダイオード55
の電荷の排出を制御する電極がSITのドレインを
兼ねているため、フオトダイオード55の電荷の
排出を行なうタイミングは水平ブランキング期間
内であることが必要である。
第9図は第7図に示した画素をマトリツクス状
に配列した本発明の固体撮像装置の回路構成を示
すものである。本例では、上述した実施例と同様
にm×n個の画素をマトリツクス状に配列して
XYアドレス方式により順次信号を読み出すもの
で、各画素61−11〜61−mnは矩形ブロツ
クで示し、GTは転送ゲート電極、GRはゲートキ
ヤパシタ電極、Dはドレイン電極、Sはソース電
極の各端子を表わす。本例では埋込層により共通
に接続された各画素のドレインDをシヤツタ制御
回路62に接続して、電圧VDDたはVSSの信号φD
を印加する他は第5図の回路構成と同様であり、
したがつて第5図と同様の作用を成すものには同
一の参照番号を付してその説明を省略する。
に配列した本発明の固体撮像装置の回路構成を示
すものである。本例では、上述した実施例と同様
にm×n個の画素をマトリツクス状に配列して
XYアドレス方式により順次信号を読み出すもの
で、各画素61−11〜61−mnは矩形ブロツ
クで示し、GTは転送ゲート電極、GRはゲートキ
ヤパシタ電極、Dはドレイン電極、Sはソース電
極の各端子を表わす。本例では埋込層により共通
に接続された各画素のドレインDをシヤツタ制御
回路62に接続して、電圧VDDたはVSSの信号φD
を印加する他は第5図の回路構成と同様であり、
したがつて第5図と同様の作用を成すものには同
一の参照番号を付してその説明を省略する。
第10図は第9図に示した固体撮像装置の動作
を示す信号波形図である。本例ではフオトダイオ
ードの電荷の排出を水平ブランキング期間に同期
して行なうもので、その他の基本的な動作は第5
図の場合と同様であるから、その詳細な説明は省
略する。
を示す信号波形図である。本例ではフオトダイオ
ードの電荷の排出を水平ブランキング期間に同期
して行なうもので、その他の基本的な動作は第5
図の場合と同様であるから、その詳細な説明は省
略する。
このように、フオトダイオードの電荷の排出
を、水平ブランキング期間に同期して行なえば、
光蓄積時間は水平走査周期の整数倍となるが、こ
の場合でも実用上は十分にシヤツタ時間が制御さ
れ、良好な画像を得ることができる。
を、水平ブランキング期間に同期して行なえば、
光蓄積時間は水平走査周期の整数倍となるが、こ
の場合でも実用上は十分にシヤツタ時間が制御さ
れ、良好な画像を得ることができる。
本実施例では、SITのドレインとて埋込層を用
いているが、この埋込層はフオトダイオード下の
一部を除いてはつながつているから、このような
埋込層を用いても抵孔は大きくなるようなことは
なく、したがつて良好なSIT特性を得ることがで
きる。また、本実施例では第1図におけるような
オーバーフロードレインおよびオーバーフロー電
極を要しないから、その分一画素の寸法をより小
さくでき、高密度したがつて高解像度の固体撮像
装置を容易に得ることができる。
いているが、この埋込層はフオトダイオード下の
一部を除いてはつながつているから、このような
埋込層を用いても抵孔は大きくなるようなことは
なく、したがつて良好なSIT特性を得ることがで
きる。また、本実施例では第1図におけるような
オーバーフロードレインおよびオーバーフロー電
極を要しないから、その分一画素の寸法をより小
さくでき、高密度したがつて高解像度の固体撮像
装置を容易に得ることができる。
(発明の効果)
以上述べたように、本発明においては全画素と
も同一のタイミングで露光した後、フオトダイオ
ードに生成した光電荷をSITのゲートに転送して
これを読み出すようにしたから、インターレース
方式により信号が読み出しを行なつても良好な画
面を得ることができる。また、この露光期間は必
要に応じて短く設定することができるから、動き
のある被写体に対してもぶれない良好な画面を得
ることができる。
も同一のタイミングで露光した後、フオトダイオ
ードに生成した光電荷をSITのゲートに転送して
これを読み出すようにしたから、インターレース
方式により信号が読み出しを行なつても良好な画
面を得ることができる。また、この露光期間は必
要に応じて短く設定することができるから、動き
のある被写体に対してもぶれない良好な画面を得
ることができる。
第1図は本発明の固体撮像装置の一画素の一例
の構成図、第2図は従来の固体撮像装置の回路構
成図、第3図A〜Dは第1図に示す一画素の動作
を説明するためのポテンシヤル図、第4図は同じ
く信号波形図、第5図は本発明の固体撮像装置の
一例の回路構成図、第6図はその動作を説明する
ための信号波形図、第7図は本発明の固体撮像装
置の一画素の他の例の構成図、第8図は第7図に
示す一画素の動作を説明するための信号波形図、
第9図は本発明の固体撮像装置の他の例の回路構
成図、第10図はその動作を説明するための信号
波形図である。 11…シリコン基板、12…エピタキシヤル
層、13…ゲート、14…フオトダイオード、1
5…オーバーフロードレイン、16…ソース、1
7…SiO2膜、18…ゲートキヤパシタ電極、1
9…転送ゲート電極、20…オーバーフロー電
極、21…遮光膜、31−11〜31−mn……
画素、32…ビデオ電源、33…オーバーフロー
制御ライン、34…転送制御ライン、35…シヤ
ツタ制御回路、36−1〜36−m…行ライン、
37−1〜37−n…列ライン、38…垂直走査
回路、39−1〜39−n…列選択用トランジス
タ、40…ビデオライン、41…負荷抵抗、42
…水平走査回路、51…シリコン基板、52…埋
込層(ドレイン)、53…エピタキシヤル層、5
4…ゲート、55…フオトダイオード、56…ソ
ース、57…SiO2膜、58…ゲートキヤパシタ
電極、59…転送ゲート電極、60…遮光膜、6
1−11〜61−mn…画素、62…シヤツタ制
御回路。
の構成図、第2図は従来の固体撮像装置の回路構
成図、第3図A〜Dは第1図に示す一画素の動作
を説明するためのポテンシヤル図、第4図は同じ
く信号波形図、第5図は本発明の固体撮像装置の
一例の回路構成図、第6図はその動作を説明する
ための信号波形図、第7図は本発明の固体撮像装
置の一画素の他の例の構成図、第8図は第7図に
示す一画素の動作を説明するための信号波形図、
第9図は本発明の固体撮像装置の他の例の回路構
成図、第10図はその動作を説明するための信号
波形図である。 11…シリコン基板、12…エピタキシヤル
層、13…ゲート、14…フオトダイオード、1
5…オーバーフロードレイン、16…ソース、1
7…SiO2膜、18…ゲートキヤパシタ電極、1
9…転送ゲート電極、20…オーバーフロー電
極、21…遮光膜、31−11〜31−mn……
画素、32…ビデオ電源、33…オーバーフロー
制御ライン、34…転送制御ライン、35…シヤ
ツタ制御回路、36−1〜36−m…行ライン、
37−1〜37−n…列ライン、38…垂直走査
回路、39−1〜39−n…列選択用トランジス
タ、40…ビデオライン、41…負荷抵抗、42
…水平走査回路、51…シリコン基板、52…埋
込層(ドレイン)、53…エピタキシヤル層、5
4…ゲート、55…フオトダイオード、56…ソ
ース、57…SiO2膜、58…ゲートキヤパシタ
電極、59…転送ゲート電極、60…遮光膜、6
1−11〜61−mn…画素、62…シヤツタ制
御回路。
Claims (1)
- 1 ドレインまたはソース上に形成したチヤネル
領域およびこのチヤネル領域上に形成したソース
またはドレイン、ゲートを有する静電誘導トラン
ジスタと、前記ゲートから離間して形成したフオ
トダイオードと、このフオトダイオードおよび前
記ゲート間に形成した転送ゲートと、前記フオト
ダイオードを除く領域を覆うように設けた遮光膜
とから成る画素をもつて構成したことを特徴とす
る固体撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59206085A JPS6184058A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 固体撮像装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP59206085A JPS6184058A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 固体撮像装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6184058A JPS6184058A (ja) | 1986-04-28 |
JPH0574230B2 true JPH0574230B2 (ja) | 1993-10-18 |
Family
ID=16517568
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP59206085A Granted JPS6184058A (ja) | 1984-10-01 | 1984-10-01 | 固体撮像装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6184058A (ja) |
-
1984
- 1984-10-01 JP JP59206085A patent/JPS6184058A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6184058A (ja) | 1986-04-28 |
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