JPH05740B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH05740B2 JPH05740B2 JP61304451A JP30445186A JPH05740B2 JP H05740 B2 JPH05740 B2 JP H05740B2 JP 61304451 A JP61304451 A JP 61304451A JP 30445186 A JP30445186 A JP 30445186A JP H05740 B2 JPH05740 B2 JP H05740B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- line
- shape
- center
- symmetry
- line segment
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000000605 extraction Methods 0.000 claims description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 4
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000000284 extract Substances 0.000 description 1
- 238000011835 investigation Methods 0.000 description 1
- 238000003909 pattern recognition Methods 0.000 description 1
Description
【発明の詳細な説明】
〔概要〕
本発明は形状認識装置において、
設計者が簡略記法を用いて作画した図面を使用
できない従来の図面自動入力システムにおける問
題を解決するため、 設計者が簡略記法を用いて作画した図面の中心
線からその形状の対称性を判定してその形状を認
識することにより、 図面自動入力システムにおいて設計者が簡略記
法を用いて作画した図面を使用でき、作画に要す
る時間が短かくて済み、図面自動入力システムの
メリツトを十分に生かせるようにしたものであ
る。
できない従来の図面自動入力システムにおける問
題を解決するため、 設計者が簡略記法を用いて作画した図面の中心
線からその形状の対称性を判定してその形状を認
識することにより、 図面自動入力システムにおいて設計者が簡略記
法を用いて作画した図面を使用でき、作画に要す
る時間が短かくて済み、図面自動入力システムの
メリツトを十分に生かせるようにしたものであ
る。
本発明は形状認識装置、特に、設計者が作画し
た図面を画像データとして読取り、この画像デー
タからパターン認識技術を用いて自動的に設計情
報を抽出し、CAD（コンピユータ・エイデツド・
デザイン）システムに入力する形状認識装置（図
面自動入力装置）に関する。
た図面を画像データとして読取り、この画像デー
タからパターン認識技術を用いて自動的に設計情
報を抽出し、CAD（コンピユータ・エイデツド・
デザイン）システムに入力する形状認識装置（図
面自動入力装置）に関する。
機械図面や構造物図面等のように物体の形状を
三面図に展開して各用途別に線種類を変えて作画
する場合、一般に、設計者は簡潔な図面とするた
めに、複雑な寸法或いは角度情報が盛込まれたも
のでも簡略記法を用いて作画する。これに伴い、
簡略記法を用いて作画された図面の形状を正しく
認識するための形状認識装置が必要とされる。
三面図に展開して各用途別に線種類を変えて作画
する場合、一般に、設計者は簡潔な図面とするた
めに、複雑な寸法或いは角度情報が盛込まれたも
のでも簡略記法を用いて作画する。これに伴い、
簡略記法を用いて作画された図面の形状を正しく
認識するための形状認識装置が必要とされる。
現在のCADシステムに用いられる形状認識装
置（図面自動入力装置）は簡略記法を理解する能
力を持つていないため、設計者は簡略記法を用い
ることができず、形状認識装置が読取り易いよう
に全ての情報を盛込んだ複雑な図面を作画してい
た。
置（図面自動入力装置）は簡略記法を理解する能
力を持つていないため、設計者は簡略記法を用い
ることができず、形状認識装置が読取り易いよう
に全ての情報を盛込んだ複雑な図面を作画してい
た。
このため、従来のシステムでは設計者が作画す
る際に多くの時間を必要とし、システムのメリツ
ト半減させてしまう問題点があつた。
る際に多くの時間を必要とし、システムのメリツ
ト半減させてしまう問題点があつた。
本発明装置は、第１図に示す如く、形状の種類
や形状線の長さ、角度を指示した文字を認識する
文字認識手段６と、ベクトル化されたデータから
各線種類毎に決められた定義情報に基づいて線分
を分類する線分識別処理手段５と、線分識別処理
手段５にて分類された線分から形状の中央に書か
れた中心線を抽出する中心線抽出手段８と、抽出
された中心線と、形状線の端点位置間を結ぶ直線
との交点と、該形状線の各端点位置との図面上の
実際の距離、及び、該中心線と該直線とのなす図
面上の実際の角度から対称性を判定し、未定の形
状や線分の長さ、位置を既知の形状や線分や上記
文字認識手段６によつて認識された文字から設定
して形状を認識する手段９，１０と設けてなる。
や形状線の長さ、角度を指示した文字を認識する
文字認識手段６と、ベクトル化されたデータから
各線種類毎に決められた定義情報に基づいて線分
を分類する線分識別処理手段５と、線分識別処理
手段５にて分類された線分から形状の中央に書か
れた中心線を抽出する中心線抽出手段８と、抽出
された中心線と、形状線の端点位置間を結ぶ直線
との交点と、該形状線の各端点位置との図面上の
実際の距離、及び、該中心線と該直線とのなす図
面上の実際の角度から対称性を判定し、未定の形
状や線分の長さ、位置を既知の形状や線分や上記
文字認識手段６によつて認識された文字から設定
して形状を認識する手段９，１０と設けてなる。
簡略記法にて作画された図面の中心線を抽出し
て形状の対称性判定し、この対称性の性質を利用
して未定の形状や線分の長さ、位置を既知の形状
や線分や文字から設定し、形状を認識する。
て形状の対称性判定し、この対称性の性質を利用
して未定の形状や線分の長さ、位置を既知の形状
や線分や文字から設定し、形状を認識する。
第１図は本発明装置の一実施例のブロツク図、
第２図は本発明装置が処理対象とする対称性を利
用した簡略記法の例を示す。
第２図は本発明装置が処理対象とする対称性を利
用した簡略記法の例を示す。
第２図Ａは中心線l1，l2を夫々線対称として上
下、左右に対称性がある形状の例であり、その四
隅に円弧が存在するが、円弧の指示はそのうちの
一個所にしか記述されていない。一方、同図Ｂは
中心線l3を線対称として左右にのみ対称性がある
形状の例であり、角度を持つ線分が二個所存在す
るが、角度の指示はそのうちの一個所しか記述さ
れていない。
下、左右に対称性がある形状の例であり、その四
隅に円弧が存在するが、円弧の指示はそのうちの
一個所にしか記述されていない。一方、同図Ｂは
中心線l3を線対称として左右にのみ対称性がある
形状の例であり、角度を持つ線分が二個所存在す
るが、角度の指示はそのうちの一個所しか記述さ
れていない。
本発明装置は、第２図Ａに示す図形であれば、
四隅の円弧の寸法が一個所で指示されている寸法
と同様であることを理解して指示のない三個所の
円弧の寸法を決定する機能、又、第２図Ｂに示す
図形であれば、角度指示されていない線分が角度
指示されている線分と同様であることを理解して
指示のない角度を決定する機能、更に、図面Ｂに
おいて内部にある形状の位置を決定する機能等、
対称性による簡略記法を利用して未定の形状や線
分の寸法、位置を決定する。以下、第２図Ａ，Ｂ
に示す図形に基づいて実施例を説明する。
四隅の円弧の寸法が一個所で指示されている寸法
と同様であることを理解して指示のない三個所の
円弧の寸法を決定する機能、又、第２図Ｂに示す
図形であれば、角度指示されていない線分が角度
指示されている線分と同様であることを理解して
指示のない角度を決定する機能、更に、図面Ｂに
おいて内部にある形状の位置を決定する機能等、
対称性による簡略記法を利用して未定の形状や線
分の寸法、位置を決定する。以下、第２図Ａ，Ｂ
に示す図形に基づいて実施例を説明する。
第１図中、１は制御装置で、大略第３図に示す
フローチヤートに従つて制御を行なう。第１図に
おいて、図面読取り部２において設計者が作画し
た図面が画像データとして読取られて画像格納部
３に格納され、ベクトル化部４においてベクトル
化され（第３図中ステツプ100）、続いて線分識別
処理部５に供給されてここで各線種類毎に決めら
れた定義情報に基づいて例えば、外形線、隠れ
線、寸法線、寸法補助線、引出し線、中心線等の
線分が分類識別され（ステツプ101）、線分・文字
識別結果格納部７に格納される。これと同時に文
字認識部６において図面に指示された寸法、角
度、半径R5、面取りC7等、形状の種類や形状線
の長さを指示した文字情報が認識され（ステツプ
102）、線分・文字識別結果格納部７に格納され
る。
フローチヤートに従つて制御を行なう。第１図に
おいて、図面読取り部２において設計者が作画し
た図面が画像データとして読取られて画像格納部
３に格納され、ベクトル化部４においてベクトル
化され（第３図中ステツプ100）、続いて線分識別
処理部５に供給されてここで各線種類毎に決めら
れた定義情報に基づいて例えば、外形線、隠れ
線、寸法線、寸法補助線、引出し線、中心線等の
線分が分類識別され（ステツプ101）、線分・文字
識別結果格納部７に格納される。これと同時に文
字認識部６において図面に指示された寸法、角
度、半径R5、面取りC7等、形状の種類や形状線
の長さを指示した文字情報が認識され（ステツプ
102）、線分・文字識別結果格納部７に格納され
る。
ここで、線分・文字識別結果格納部７からデー
タがロードされ（ステツプ103）、中心線抽出部８
に供給される。このロードされたデータは、前記
属性毎に識別された線分情報と寸法線に対応する
寸法値情報とを含む。中心線抽出部８において、
対称性を指示する基本線分（ここでは中心線とし
て説明する）として中心線の数がカウントされ
（ステツプ104）、この中心線の数だけ対称性の可
能性がある形状線（外形線及び隠れ線）が調査さ
れ（ステツプ105，106）、次に対称性判定部９に
おいて対称である形状線であるかどうか判定され
る。
タがロードされ（ステツプ103）、中心線抽出部８
に供給される。このロードされたデータは、前記
属性毎に識別された線分情報と寸法線に対応する
寸法値情報とを含む。中心線抽出部８において、
対称性を指示する基本線分（ここでは中心線とし
て説明する）として中心線の数がカウントされ
（ステツプ104）、この中心線の数だけ対称性の可
能性がある形状線（外形線及び隠れ線）が調査さ
れ（ステツプ105，106）、次に対称性判定部９に
おいて対称である形状線であるかどうか判定され
る。
この判定条件としては次のようである。例えば
第４図中、PQは対称性候補にある形状線、ML
は中心線、θは中心線MLと形状線PQとのなす
角度、Ｔは中心線MLと形状線PQとの交点、L1
は線PTの距離、L2は線TQの距離とする。ここ
で、角度θや距離L1，L2は図面読取り部２にお
いて求められた図面上の実際の角度や距離であ
る。第４図に示す如く、中心線MLを横切る形状
線分の接続する線分全ての端点位置が求められ、
各端点位置を結ぶ直線PQと中心線MLとの交点
Ｔ、及び、角度θが算出され、下記に示す条件式
で対称性が調査される（ステツプ107，108）。
第４図中、PQは対称性候補にある形状線、ML
は中心線、θは中心線MLと形状線PQとのなす
角度、Ｔは中心線MLと形状線PQとの交点、L1
は線PTの距離、L2は線TQの距離とする。ここ
で、角度θや距離L1，L2は図面読取り部２にお
いて求められた図面上の実際の角度や距離であ
る。第４図に示す如く、中心線MLを横切る形状
線分の接続する線分全ての端点位置が求められ、
各端点位置を結ぶ直線PQと中心線MLとの交点
Ｔ、及び、角度θが算出され、下記に示す条件式
で対称性が調査される（ステツプ107，108）。
｜L1−L2｜＜Th
｛（π／２）−α｝＜θ＜｛（π／２）＋α｝
ここに、Th、αは夫々閾値である。上記条件
式が満足されれば調査対象中の形状線は対称性が
あるものとみみなされる。
式が満足されれば調査対象中の形状線は対称性が
あるものとみみなされる。
対称性があると判断された場合、次の形状設定
部１０において、対称性がある形状線の中で線分
の長さや位置、及び、形状が未定のものが捜査さ
れ、文字認識部６にて認識された文字や既知の線
分や形状から判明する寸法等が設定され、形状認
識される（ステツプ109）。以上の処理が中心線の
数だけ繰返し行なわれる（ステツプ110、及びス
テツプ105〜109）、対称性のある形状認識が行な
われる。
部１０において、対称性がある形状線の中で線分
の長さや位置、及び、形状が未定のものが捜査さ
れ、文字認識部６にて認識された文字や既知の線
分や形状から判明する寸法等が設定され、形状認
識される（ステツプ109）。以上の処理が中心線の
数だけ繰返し行なわれる（ステツプ110、及びス
テツプ105〜109）、対称性のある形状認識が行な
われる。
本発明によれば、形状認識装置（図面自動入力
システム）において、対称性を利用した簡略記法
によつて作画された図面を用いることができ、設
計者の作画に要する時間を短かくし得、CADシ
ステムの初期情報入力処理として図面自動入力シ
ステムのメリツトを十分に生かし得る等の特長を
有する。
システム）において、対称性を利用した簡略記法
によつて作画された図面を用いることができ、設
計者の作画に要する時間を短かくし得、CADシ
ステムの初期情報入力処理として図面自動入力シ
ステムのメリツトを十分に生かし得る等の特長を
有する。
第１図は本発明装置の一実施例のブロツク図、
第２図は本発明が処理対象とする対称性を利用し
た簡略記法の例、第３図は本発明の処理手順を説
明するフローチヤート、第４図は本発明の対称性
の判定処理を説明する図である。 図において、１は制御装置、２は図面読取り
部、３は画像格納部、４はベクトル化部、５は線
分識別処理部、６は文字認識部、７は線分・文字
識別結果格納部、８は中心線抽出部、９は対称性
判定部、１０は形状設定部である。
第２図は本発明が処理対象とする対称性を利用し
た簡略記法の例、第３図は本発明の処理手順を説
明するフローチヤート、第４図は本発明の対称性
の判定処理を説明する図である。 図において、１は制御装置、２は図面読取り
部、３は画像格納部、４はベクトル化部、５は線
分識別処理部、６は文字認識部、７は線分・文字
識別結果格納部、８は中心線抽出部、９は対称性
判定部、１０は形状設定部である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 形状の種類や形状線の長さ、角度を指示した
文字を認識する文字認識手段６と、 ベクトル化されたデータから各線種類毎に決め
られた定義情報に基づいて線分を分類する線分識
別処理手段５と、 該線分識別処理手段５にて分類された線分から
形状の中央に書かれた中心線を抽出する中心線抽
出手段８と、 該抽出された中心線と、形状線の端点位置間を
結ぶ直線との交点と、該形状線の各端点位置との
図面上の実際の距離、及び、該中心線と該直線と
のなす図面上の実際の角度から対称性を判定し、
未定の形状や線分の長さ、位置を既知の形状や線
分や上記文字認識手段６によつて認識された文字
から設定して形状を認識する手段９，１０とを設
けてなることを特徴とする形状認識装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61304451A JPS63157271A (ja) | 1986-12-20 | 1986-12-20 | 形状認識装置 |
| US07/134,977 US4933865A (en) | 1986-12-20 | 1987-12-18 | Apparatus for recognition of drawn shapes or view types for automatic drawing input in CAD system |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61304451A JPS63157271A (ja) | 1986-12-20 | 1986-12-20 | 形状認識装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63157271A JPS63157271A (ja) | 1988-06-30 |
| JPH05740B2 true JPH05740B2 (ja) | 1993-01-06 |
Family
ID=17933173
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61304451A Granted JPS63157271A (ja) | 1986-12-20 | 1986-12-20 | 形状認識装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS63157271A (ja) |
-
1986
- 1986-12-20 JP JP61304451A patent/JPS63157271A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63157271A (ja) | 1988-06-30 |
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