JPH0573949A - 光メモリー装置光源出力制御方法 - Google Patents

光メモリー装置光源出力制御方法

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JPH0573949A
JPH0573949A JP3230085A JP23008591A JPH0573949A JP H0573949 A JPH0573949 A JP H0573949A JP 3230085 A JP3230085 A JP 3230085A JP 23008591 A JP23008591 A JP 23008591A JP H0573949 A JPH0573949 A JP H0573949A
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JP
Japan
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light source
output
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temperature detecting
value
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JP3230085A
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English (en)
Inventor
Hideya Seki
秀也 關
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Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 光メモリー装置光源出力制御において、温度
検出手段の出力に異常が生じた場合でも、光源出力を適
正値に近い値に維持することにより、記録・消去動作を
可能にし、信頼性が高く使いやすい光メモリー装置を実
現すること目的とする。 【構成】 温度検出手段の出力電圧を監視し、正常値と
判断されれば、温度検出手段の出力に応じて適正な光源
出力を発生する。また、正常動作では考えられないレベ
ルの出力電圧を発生した場合、温度検出手段の異常とみ
なし、光源出力を温度検出手段の出力によらずに制御す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光メモリー装置の、特
に光源出力の温度制御に関する。
【0002】
【従来の技術】光メモリー装置においては、記録媒体の
各々の温度に対して、記録膜上に良好な状態で記録ピッ
トが形成され、また不必要な情報が確実に消去されるよ
うな、光源出力の最適値が存在する。そのため、書き込
み・消去時には、記録媒体の温度を検出して、光源の出
力値を適正な値に制御しなければならない。しかし、実
際には記録媒体の温度を直接測定するのは困難である。
そこで、従来の光メモリー装置では、装置内のいずれか
の場所に1個または複数個の温度センサーを配置し、装
置内の雰囲気温度と記録媒体の温度が等しいとみなし
て、雰囲気温度を検出する事により光源の温度制御を行
っていた。あるいは、装置内の温度センサーの出力値を
特定の関数にあてはめることにより、記録媒体の温度を
予想し、前記光源出力を決定するのが一般的であった。
このようにして、図6に示すように、常にこれら温度検
出手段の出力に応じて光源の出力を制御するように構成
されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる従来の
技術では、前記温度センサー付近の特定部品の異常過熱
や、前記温度センサー或いは周辺回路の故障等により、
温度検出手段の出力が異常値を示した場合、それに伴っ
て前記光源出力が適正値から大きくはずれ、情報の記録
・消去が困難になる危険性があるという問題点を有して
いた。また、装置内のコントロールファームウエアによ
って、異常時には装置の動作を停止するといった保護機
構が構成されている場合、装置の運転中に前記温度検出
手段の出力に異常が発生すると処理が中断されることに
なるため、データーの書き込み、読みだし、消去を含む
連続したコンピューターによる処理に支障をきたすこと
があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の光メモリー装置
光源出力制御方法は、 (1)(a)装置内の温度を検出する温度検出手段と、
(b)前記温度検出手段の出力値により該光源の出力を
適正な値に制御する光源出力制御手段と、(c)前記光
源出力制御手段の出力により光源を駆動する光源駆動手
段と、(d)前記光源駆動手段によりドライブされる光
源を具備する光メモリー装置において、該温度検出手段
の出力値が通常の使用状態では考えられない異常値を示
した場合、温度検出手段の異常と判断し、該光源の出力
制御の制御入力として前記温度検出手段の出力値を用い
ないようにする機能を有することを特徴とする。 (2)第1項記載の光メモリー装置光源出力制御方法に
おいて、前記温度検出手段の出力値が異常値を示した
後、正常な値に復帰しても、リセット操作を行わない限
り、該光源の出力制御の制御入力として前記温度検出手
段の出力値を用いないように維持することを特徴とす
る。
【0005】
【実施例】
(実施例1)図1は、本発明の一実施例に於けるブロッ
ク図である。温度検出手段1は、温度センサー2及び前
置増幅器3より構成される。まず、前記温度センサー2
により検出温度は電圧に変換される。前記温度センサー
2の出力電圧は前置増幅器3で増幅された後、温度検出
手段出力電圧11として光源出力制御手段であるマイク
ロコンピューター4に入力される。前記マイクロコンピ
ューター4は、中央演算処理装置(以後CPUと呼ぶ)
5、ROM6、RAM7より構成される。前記ROM6
には、光メモリー装置のあらゆる動作に関するファーム
ウエアと共に、前記温度検出手段出力電圧11に対して
適正な光源出力を得るためのプログラムや数値データー
が書き込まれている。さらに、正常動作時における前記
温度検出手段出力電圧11の許容範囲が定義され、これ
が故障等何らかの理由により許容範囲を越えた値、即ち
異常値を示した場合、制御入力として用いないようにす
るようなプログラムや、それに関わる数値データーが書
き込まれている。これにより、前記CPU5は、前置増
幅器3の出力を受けると前記ROM6にアクセスして、
前記温度検出手段出力電圧11が正常値であるかどうか
判定し、正常値である場合、前記温度検出手段出力電圧
11に対する光源の適正出力を決定し、それに応じた光
源出力制御電圧12を発生する。一方異常値であれば、
光源出力を、前記ROM6に設定された数値データーに
基づき、前記温度検出手段出力電圧11によらずに前記
光源出力制御電圧12を発生すると共に、ホストコンピ
ューター10を通して異常を操作者に警告する。光源駆
動手段8は、前記マイクロコンピューター4の出力であ
る前記光源出力制御電圧12に従って、光源9の出力を
制御する。
【0006】図2は、本発明の一実施例に於けるフロー
チャートであり、これに基いて本発明にかかる光メモリ
ー装置光源出力制御方法の動作を説明する。CPUは、
光メモリー装置の電源の立ち上げと同時に、ROMの内
容に従って順次各々の処理をこなしてゆく。図2のフロ
ーチャートは、その中で光源出力の温度制御に関わる部
分のみ示したものである。温度制御のプログラムが開始
されると、温度検出手段の出力電圧値が読み込まれる
(ステップ1)。次にこの出力電圧値が正常な値の範囲
内にあるかどうかが判定される(ステップ2)。ここ
で、正常な値の範囲とは、例えば、装置の性能が保証さ
れている周囲温度環境において装置が正常に動作した場
合、温度検出手段の出力電圧値がどういった範囲に存在
し得るかを考え、その値の範囲を正常な値の範囲と定義
することができる。正常と判断されれば、ROM内部に
書き込まれたデーターに従って、それぞれの温度検出手
段出力電圧に対応した光源出力が設定される(ステップ
3)。
【0007】もし、温度検出手段の故障や、温度センサ
ー付近の特定部品の異常加熱等により温度検出手段の出
力電圧値が正常な値の範囲を外れた場合、異常事態と判
断され、ホストコンピューターのディスプレイ等を通し
て異常の発生を警告すると共に(ステップ4)、光源出
力の制御が温度検出手段の出力電圧によらない制御に切
り換えられる(ステップ5)。ここで、温度検出手段の
出力電圧によらない制御とは、例えば、通常の使用状態
で予想される正常な温度検出手段出力電圧の最高値と最
低値を考え、その中央値にあたる値に制御入力を固定す
ることによって実現することができる。即ち、制御入力
として温度検出手段の出力を用いず、代わりに温度変数
を、考えられるあらゆる温度範囲で一様に書き込み・消
去動作が可能であるような値に強制的に固定するのであ
る。このようにして、異常時には正常時とは異なる形式
で光源出力を制御することにより、装置の動作は継続さ
れる。
【0008】図3は本発明の一実施例における、書き込
み動作時または消去動作時の光源の平均出力Pの、時間
に対する変化の様子を示したものである。即ち、温度以
外の条件は変化しないと仮定し、それぞれの時刻におい
て書き込み動作または消去動作が起こった際に、装置が
出力しようとする光源の出力の変動を、概念的に表した
ものである。時間tがt=0からt=t0までの間、装
置内で温度の変化により温度検出手段出力電圧Vが変動
すると、それに応じて光源出力は制御され、その平均出
力Pは図に示したように変化する。ここで、Vの正常値
をVL<V<VHと定義する。t=t0のとき前記温度検
出手段に異常が起こってV>VHになったとすると、t0
<t<t1では、前記温度検出手段の出力によらない制
御が行われる。ここでは温度以外の条件は変化しないと
しているので、光源の平均出力Pは一定値P0に固定さ
れ、前記温度検出手段出力電圧Vに関係なく定出力とな
る。時間が経過して、t>t1となると、通常の温度制
御の状態に戻り、装置内の温度変化により前記温度検出
手段出力電圧Vが変動すると、再びそれに応じて光源出
力は制御され、その平均出力Pは図に示したように変化
する。
【0009】(実施例2)図4は、前記温度検出手段出
力電圧が一時的に正常な値に復帰しても、リセット操作
が行われない限り、前記温度検出手段の出力によらない
制御が継続されるように構成した、本発明の一実施例の
フローチャートである。即ち、t=t0において、前記
温度検出手段出力電圧の異常が起こると、前記温度検出
手段の出力によらない制御が為される。そして、ひとた
び異常が起こると、その後リセット操作が行われなけれ
ば、そのままの制御が継続される。リセットされれば、
再び前記温度検出手段出力電圧に対応して前記光源出力
は制御される(ステップ6)。図2と図4で、基本的な
動作は同じであるため、詳しい説明は省略する。
【0010】図5は、図4の実施例における、時間に対
する光源の平均出力Pの変化の様子を示したものであ
る。t=t1で温度検出手段出力電圧が正常値に復帰し
ても、リセット操作が行われない限り、前記温度検出手
段の出力によらない制御が継続されるので、平均出力P
は一定値P0のままである。t=t2でリセット操作が行
われれば、通常の温度制御に復帰し、温度検出手段出力
電圧の変化に応じて光源出力は制御される。図3と図5
で、基本的な動作は同じであるため、詳しい説明は省略
する。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、温度
検出手段の異常時には、温度検出手段の出力によらない
制御が行われるので、異常が起こった場合でも、それに
伴って光源出力が適正値から大きくはずれることはな
い。よって、安定した情報の記録・消去動作が可能であ
る。また、前記温度検出手段の異常時には装置の動作を
停止するといった保護機構を構成した場合に比べると、
装置の運転中に異常が発生した場合でも処理が中断され
ることがなく、継続して使用が可能である。一方、異常
発生後、リセット操作をしない限り前記温度検出手段の
出力によらない制御状態が維持される構成を有した場
合、仮に一時的な要因により温度検出手段の出力が正常
値を示しても、制御入力としてこれを用いないから、よ
り信頼性の高い光メモリー装置を実現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の光メモリー装置の光源出力制御方法
の一実施例を示すブロック図。
【図2】 本発明の光メモリー装置の光源出力制御方法
の一実施例の動作を示すフローチャート。
【図3】 本発明の光メモリー装置の光源出力制御方法
の一実施例の動作を示す説明図。
【図4】 図4は本発明の光メモリー装置の光源出力制
御方法の他の一実施例の動作を示すフローチャート。
【図5】 図5は本発明の光メモリー装置の光源出力制
御方法の他の一実施例の動作を示す説明図。
【図6】 図6は従来の光メモリー装置の光源出力制御
方法の動作を示す説明図。
【符号の説明】
1...........温度検出手段 2...........温度センサー 3...........前置増幅器 4...........マイクロコンピューター 5...........中央演算処理装置(CPU) 6...........ROM 7...........RAM 8...........光源出力制御手段 9...........光源 10.........ホストコンピューター 11.........温度検出手段出力電圧 12.........光源出力制御電圧

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a)装置内の温度を検出する温度検出
    手段と、 (b)前記温度検出手段の出力値により該光源の出力を
    適正な値に制御する光源出力制御手段と、 (c)前記光源出力制御手段の出力により光源を駆動す
    る光源駆動手段と、 (d)前記光源駆動手段によりドライブされる光源を具
    備する光メモリー装置において、 該温度検出手段の出力値が通常の使用状態では考えられ
    ない異常値を示した場合、温度検出手段の異常と判断
    し、該光源の出力制御の制御入力として前記温度検出手
    段の出力値を用いないようにする機能を有することを特
    徴とする光メモリー装置光源出力制御方法。
  2. 【請求項2】 前記温度検出手段の出力値が異常値を示
    した後、正常な値に復帰しても、リセット操作を行わな
    い限り、該光源の出力制御の制御入力として前記温度検
    出手段の出力値を用いないように維持することを特徴と
    する請求項1記載の光メモリー装置光源出力制御方法。
JP3230085A 1991-09-10 1991-09-10 光メモリー装置光源出力制御方法 Pending JPH0573949A (ja)

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