JPH0573499U - はんだリフロー装置におけるファン軸部シール機構 - Google Patents

はんだリフロー装置におけるファン軸部シール機構

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JPH0573499U
JPH0573499U JP011199U JP1119992U JPH0573499U JP H0573499 U JPH0573499 U JP H0573499U JP 011199 U JP011199 U JP 011199U JP 1119992 U JP1119992 U JP 1119992U JP H0573499 U JPH0573499 U JP H0573499U
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fan
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翁堂 藤田
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光洋リンドバーグ株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 給油する必要がなく、かつ組立が容易で、組
立工数および製作費を低減することができるはんだリフ
ロー装置におけるファン軸部シール機構を提供する。 【構成】 はんだリフロー装置の炉1 内に雰囲気ガス循
環用ファン6 が設けられ、炉1 底壁にファン軸部13が挿
通される貫通孔12が設けられ、炉1 底壁下方にファン軸
部13を駆動するモータ14が設けられている。リング状の
焼結含油合金製受け金15が貫通孔12の下縁部に密接して
設けられており、これにファン軸部13が回転自在に挿通
されている。ファン軸部13には弾性体製Vパッキン16が
固定されており、Vパッキン16のとがった部分が受け金
15に当接させられてファン軸部13と受け金15との間がシ
ールされている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、プリント基板に電子部品などをはんだ付するためのはんだリフロ ー装置におけるファン軸部シール機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
炉内に雰囲気ガス循環用ファンが設けられ、炉壁にファン軸部挿通用の貫通孔 が設けられ、炉外にファン駆動用のモータが設けられているはんだリフロー装置 におけるファン軸部シール機構としては、オイルシールが知られていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記従来のはんだリフロー装置におけるファン軸部シール機構では、オイルシ ールとファン軸部との間は、給油できる構造にしておいて定期的に給油する必要 があり、また高いシール性を確保するためにはシール機構の組立精度が高くなけ ればならず、そのためシール機構の組立に手間がかかり製作費が高くつくという 問題があった。
【0004】 この考案の目的は、給油する必要がなく、かつ組立が容易で、組立工数および 製作費を低減することができるはんだリフロー装置におけるファン軸部シール機 構を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案によるはんだリフロー装置におけるファン軸部シール機構は、炉内に 雰囲気ガス循環用ファンが設けられ、炉壁にファン軸部が挿通される貫通孔が設 けられ、炉外にファン軸部を駆動するモータが設けられているはんだリフロー装 置において使用されるものであって、 貫通孔の炉外側の縁部に密接して設けられかつファン軸部が回転自在に挿通さ れたリング状の焼結含油合金製受け金と、ファン軸部に固定された弾性体製Vパ ッキンとよりなり、Vパッキンのとがった部分が受け金に当接させられてファン 軸部と受け金との間がシールされているものである。
【0006】
【作用】
この考案によるはんだリフロー装置におけるファン軸部シール機構は、貫通孔 の炉外側の縁部に密接して設けられかつファン軸部が回転自在に挿通されたリン グ状の焼結含油合金製受け金と、ファン軸部に固定された弾性体製Vパッキンと よりなり、Vパッキンのとがった部分が受け金に当接させられてファン軸部と受 け金との間がシールされているものであるから、 ファン軸部が回転させられるとVパッキンも回転し、Vパッキンに接触する焼 結含油合金製受け金から油が浸出して、ファン軸部と受け金との間の潤滑状態が 良好となる。また組立時にVパッキンに多少の芯ずれがあったとしても、ファン 軸部と受け金との間のシール性が損なわれない。
【0007】
【実施例】
この考案の実施例を、以下図面を参照して説明する。以下の説明において、前 後は処理されるプリント基板の移動方向を基準とし、その移動方向前方を前、こ れと反対側を後というものとし、左右は前方に向かって、すなわち図1の左側を 左、同図の右側を右というものとする。
【0008】 図1および図2は、はんだリフロー装置の炉(1) の垂直横断面を示すもので、 箱型の炉(1) は、逆U型の炉上部半体(2) およびU型の炉下部半体(3) に2分さ れるとともに、炉上部半体(2) および炉下部半体(3) の右端部同士が蝶番(11)に より結合されており、開閉することができる。炉(1) の内部には、前後にのびる 基板搬送レール(4) と、基板搬送レール(4) 上方に配置された基板加熱用ヒータ (5) と、炉下部半体(3) の底壁(3a)の中程に配置された雰囲気ガス循環用ファン (6) とが備えられている。
【0009】 炉上部半体(2) の開口縁部下面にはマイカ製上部断熱材層(7) が、炉下部半体 (3) の開口縁部上面にはマイカ製下部断熱材層(8) がそれぞれ設けられ、下部断 熱材層(8) 上面に、下部断熱材層(8) の外周縁部に沿うシリコーン・ゴム製第1 パッキン(9) および同内周縁部に沿うシリコーン・ゴム製第2パッキン(10)が接 着されている。第1パッキン(9) は断面円形で、その非負荷時の直径は8mmで あり、第2パッキン(10)は断面長方形で、その非負荷時の厚みは5mm、幅は2 5mmとなされている。
【0010】 炉下部半体(3) の底壁(3a)中程には、ファン軸部(13)が挿通される貫通孔(12) が設けられている。炉下部半体(3) の底壁(3a)外面には、頂壁(17a) に円形の開 口部を有する円筒状のモータベース(17)が固定されており、このモータベース(1 7)底壁外面にファン軸部(13)を駆動するモータ(14)が取付けられている。
【0011】 モータベース頂壁(17a) の開口部には、貫通孔(12)下縁部に密接するようにリ ング状の焼結含油合金製受け金(15)が圧入されており、この受け金(15)にファン 軸部(13)が回転自在に挿通されている。そして、ファン軸部(13)に固定された弾 性体製Vパッキン(16)のとがった部分が受け金(15)に当接させられて、ファン軸 部(13)と受け金(15)との間がシールされている。
【0012】 Vパッキン(16)は、ファン軸部(13)に固定されたパッキン押え(18)により、受 け金(15)の下面に下から押付けられている。パッキン押え(18)下面には、Vパッ キン冷却用羽根(19)が取付けられている。ファン軸部(13)、Vパッキン(16)、パ ッキン押え(18)およびVパッキン冷却用羽根(19)は、いずれもモータベース(17) 内に納められている。
【0013】
【考案の効果】
この考案のはんだリフロー装置におけるファン軸部シール機構によると、ファ ン軸部が回転させられるとVパッキンも回転し、Vパッキンに接触する焼結含油 合金製受け金から油が浸出して、ファン軸部と受け金との間の潤滑状態が良好と なるので、給油の必要がなく、はんだリフロー装置の維持管理が楽である。また シール機構組立時にVパッキンに多少の芯ずれがあったとしても、ファン軸部と 受け金との間のシール性が損なわれないので、シール機構の組立が容易であり、 組立工数および製作費を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案によるはんだリフロー装置の概略垂直
横断面図である。
【図2】図1の要部拡大図である。
【符号の説明】
(1) 炉 (6) 雰囲気ガス循環用ファン (12) 貫通孔 (13) ファン軸部 (14) モータ (15) 焼結含油合金製受け金 (16) 弾性体製Vパッキン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炉(1) 内に雰囲気ガス循環用ファン(6)
    が設けられ、炉(1)壁にファン軸部(13)が挿通される貫
    通孔(12)が設けられ、炉(1) 外にファン軸部(13)を駆動
    するモータ(14)が設けられているはんだリフロー装置に
    おけるファン軸部シール機構であって、 貫通孔(12)の炉(1) 外側の縁部に密接して設けられかつ
    ファン軸部(13)が回転自在に挿通されたリング状の焼結
    含油合金製受け金(15)と、ファン軸部(13)に固定された
    弾性体製Vパッキン(16)とよりなり、Vパッキン(16)の
    とがった部分が受け金(15)に当接させられてファン軸部
    (13)と受け金(15)との間がシールされている、はんだリ
    フロー装置におけるファン軸部シール機構。
JP1992011199U 1992-03-05 1992-03-05 はんだリフロー装置におけるファン軸部シール機構 Expired - Fee Related JP2569889Y2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0755345A (ja) * 1993-08-06 1995-03-03 Tamura Seisakusho Co Ltd 加熱炉
KR101281548B1 (ko) * 2010-09-09 2013-07-03 주식회사 티에스엠 리플로우 납땜기용 노즐장치
JP2013245737A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Mikuni Corp ロータリ式バルブ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0755345A (ja) * 1993-08-06 1995-03-03 Tamura Seisakusho Co Ltd 加熱炉
KR101281548B1 (ko) * 2010-09-09 2013-07-03 주식회사 티에스엠 리플로우 납땜기용 노즐장치
JP2013245737A (ja) * 2012-05-24 2013-12-09 Mikuni Corp ロータリ式バルブ

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