JPH0573433A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JPH0573433A
JPH0573433A JP23293491A JP23293491A JPH0573433A JP H0573433 A JPH0573433 A JP H0573433A JP 23293491 A JP23293491 A JP 23293491A JP 23293491 A JP23293491 A JP 23293491A JP H0573433 A JPH0573433 A JP H0573433A
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JP
Japan
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address
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rewriting
data
counter
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Application number
JP23293491A
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English (en)
Inventor
Yoshiaki Nomura
賀昭 野村
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
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Publication of JPH0573433A publication Critical patent/JPH0573433A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 フラッシュEEPROMの許容書き換え回数
を延ばし、長寿命化を図る。 【構成】 ブロック毎に書き換えが可能なフラッシュE
EPROMを利用した記憶装置に、各ブロックの書き換
え回数を記憶する手段12と、ブロックを指定するアド
レスについて論理アドレスから物理アドレスに変換する
手段10を設け、書き換え回数が進むに従って物理アド
レスに対応する論理アドレスを換えていく制御をし、各
ブロックB1,B2,…の書換え回数の平均化を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデータの書き換え回数に
制限のあるフラッシュEEPROMを利用した記憶装置
に係り、特に、書換え寿命を延ばすのに好適な記憶装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】記憶装置の1つとしてフラッシュEEP
ROMがある。このフラッシュEEPROMの許容書換
え回数つまり寿命は、他の種類の記憶装置に比較して短
く、このため、EEPROMの利用範囲がこの寿命の短
さに起因して狭いものとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フラッシュEEPRO
Mの各ブロックは、夫々の許容書き換え回数が1000
0回程度であり、これは他の記憶媒体と比較して少な
い。従来のEEPROMの場合、EEPROM内の特定
ブロックの書き換え頻度が他のブロックの書き換え頻度
と比較して高い場合、他のブロックの書き換え回数が少
なくその寿命が来ていなくても、その特性ブロックの寿
命が来ると、記憶装置全体としての寿命が尽きてしまっ
ている。一般的に、記憶装置に蓄える内容は、プログラ
ム部とデータ部に分けられ、データ部の書き換え回数
は、プログラム部のそれに比べ数倍頻度が高い。このた
め、データ部の書き換え回数を多くできないと、その記
憶装置の利用価値は下がってしまう。つまり、データ部
の書換えが上記の特定ブロックに集中した場合、EEP
ROMは短時間で機能不全に陥ってしまうという問題が
ある。
【0004】本発明の目的は、書換え回数を多くとるこ
とのできるフラッシュEEPROMを利用した記憶装置
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的は、EEPRO
Mの各ブロックの書き換え回数を記憶する手段と、ブロ
ックを指定するアドレスについて論理アドレスから物理
アドレスに変換する手段と、書き換え回数が進むにした
がって物理アドレスに対応する論理アドレスを換えてい
く手段を設けることで、達成される(請求項1の発
明)。
【0006】また、上記目的は、EEPROMの各ブロ
ックの書換え回数が所定回数を超えたか否かを検出する
手段と、書換え回数が所定回数を超えたブロックについ
ては書き込み禁止する手段を設けることで、達成される
(請求項2の発明)。
【0007】
【作用】ブロック毎に書き換えが可能なフラッシュEE
PROMを利用した記憶装置において、アドレスをコン
トロールし書き換え回数を監視することで、ブロックの
書き換え回数が一定の値を越えたとき、書き換え回数の
少ないブロックとアドレス,データを交換する。これに
より、各ブロックの書換え回数の平均化を図ることがで
き、特定のブロックへの書き換えが集中することがなく
なる。このため、各ブロックの寿命を平均して消費する
ことが可能となり、記憶装置全体としての寿命が延び
る。
【0008】また、各ブロックの書き換え回数をカウン
トしカウント値が所定回数になったときブロックの書き
換えを禁止すると、特定ブロックの書換え回数のみ寿命
に達してしまうことを避けることができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1を参照して説
明する。図1は、コンピュータ内のプロセッサ部(以下
CPU)に接続されるEEPROMの構成図である。こ
のEEPROMは、1ブロック当たりの容量が512バ
イトで、32768ブロックのデータエリアにより構成
される。そして、CPUから出力された論理アドレスを
物理アドレスに変換する11ビット×11ビットのアド
レス変換用メモリ10と、アドレス変換用メモリ10か
ら出力された物理アドレスをデコードして1ブロックを
選択するデコーダ11と、各ブロックの書き換え回数を
記憶する13ビット×11ビットからなるカウンタ12
と、カウンタ12の値を監視しアドレス変換用メモリ1
0をコントロールするアドレスコントローラ13と、カ
ウンタ12の出力値が所定回数値になったとき書き込み
を禁止する回路(コンパレータ14,アンドゲート15
等)からなる。EEPROMの1ブロック当たりの書き
換え寿命は5000回であり、アドレスの変換およびデ
ータの交換はブロックの書き換え回数が2500+50
0×n(n;整数)回以上になった時点で行い、書き換
えはブロック単位で行われるものとして、以下説明す
る。
【0010】CPUからEEPROMに対しデータを書
き込む手順は次ぎの通りとなる。 (1)CPUは書き込みたいROMのアドレス(論理ア
ドレス)を出力する。 (2)アドレス変換メモリ10はCPUから出力された
アドレスの内、上位アドレス11ビットを取り込み、こ
のアドレスに対応したEEPROMのブロックを示す物
理アドレスを出力する。また、下位アドレスはEEPR
OMに入力される。 (3)アドレス変換メモリ10から出力された物理アド
レスはデコーダ11に入り、EEPROM内の1ブロッ
クを指定するブロック選択信号がデコーダ11から出力
され、1ブロックが選択される。また、同時に物理アド
レスはカウンタメモリ12に取り込まれ、カウンタメモ
リ12は物理アドレスの示すブロック用のカウンタ値を
出力する。 (4)CPUは書き込みトリガ信号を出力する。 (5)カウンタメモリ12の出力しているカウント値が
ある特定の値でないとき(例えば5001回等)は、書
き込みトリガ信号がEEPROMに入力され、CPUの
与えるデータが、上記で指定されたブロックの指定番地
に書き込まれる。同時にカウンタメモリ12のカウント
値は1インクリメントされる。
【0011】次に、論理アドレスA1番地に対応した物
理アドレスX1番地の書き換え頻度が高く、2500回
を越えた時の動作を説明する。 (1)CPUの書き込みにより、X1番地に対応したブ
ロックB1用のカウンタC1は“2500”となる。ア
ドレスコントローラ13はカウンタメモリ12から出力
されたカウント値が2500回を越えたことを検知す
る。 (2)アドレスコントローラ13はカウンタメモリ12
のデータをスキャンし、カウンタ12の値が最も少ない
物理アドレス捜し出す。例えば、ブロックB2(物理ア
ドレスX2番地、論理アドレスA2番地)のカウンタ値
が最も小さく“3”であるとする。 (3)アドレスコントローラ13はEEPROMのブロ
ックB1とブロックB2のデータおよび、アドレス変換
メモリ10のA1番地とA2番地の内容を交換する。 (4)CPUが次に論理アドレスA1番地を書き換える
と、論理アドレスA1番地に対応した物理アドレスおよ
びデータは、X2番地に移っているので、論理アドレス
のデータの書き換えは2502回目になる。対応した物
理アドレスの書き換えは5回目となる。逆に、論理アド
レスA2番地に対応した物理アドレスB1番地の書き換
え累計は2502回になるが、A2番地のデータ書き換
え頻度は少ないことが予想されるので、装置の寿命に影
響することはない。 以上の処理を繰り返すことにより、特定の論理アドレス
の書き換え頻度が高くても、記憶装置の寿命はそのブロ
ックの書き換え寿命に制約されることがなくなる。
【0012】次ぎに、特定のアドレスを書き込み禁止に
する手順を説明する。今、ブロックのカウント値が“1
389H”になったとき、書き込み禁止になるものとす
る。 (1)CPUはアドレスコントローラ13に対して書き
込み禁止にしたいブロックのアドレスを指定する。 (2)アドレスコントローラ13は、指定されたアドレ
スに対応するカウンタに“1389H”を書き込む。 (3)次ぎに、CPUがこのアドレスの内容を書き換え
にきたときは、上記のCPUからROMに対しデータを
書き込む手順(5)で示したとおり、EEPROMに対
して書き込みトリガ信号が入力されないため、書き込み
が禁止される。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、EEPROMの見かけ
上の書き換え寿命を延ばすことができ、他の種類の記憶
媒体と比較しても劣らない書き換え回数性能が得られ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るEEPROMのブロッ
ク構成図である。
【符号の説明】
10…アドレス変換メモリ、11…デコーダ、12…カ
ウンタメモリ、13…アドレスコントローラ、B1,B
2,…ブロック。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のブロックにより構成され、ブロッ
    ク毎に書き換え可能なフラッシュEEPROMを利用し
    た記憶装置において、各ブロックの書き換え回数を記憶
    する手段と、ブロックを指定するアドレスについて論理
    アドレスから物理アドレスに変換する手段と、ブロック
    内のデータを書き換える際にそのブロックの書き換え回
    数を監視し一定の書き換え回数を越えた場合には書き換
    え回数の少ないブロックとデータおよび論理アドレスを
    交換する制御手段とを備えることを特徴とする記憶装
    置。
  2. 【請求項2】複数のブロックにより構成され、ブロック
    毎に書き換えが可能なフラッシュEEPROMを利用し
    た記憶装置において、各ブロック毎にブロックへの書き
    込み回数が所定回数以上になったか否かを検出する手段
    と、書き込み回数が所定回数に達したブロックに対し書
    き込み禁止を行う手段とを備えることを特徴とする記憶
    装置。
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