JPH0573417B2 - - Google Patents

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JPH0573417B2
JPH0573417B2 JP60299063A JP29906385A JPH0573417B2 JP H0573417 B2 JPH0573417 B2 JP H0573417B2 JP 60299063 A JP60299063 A JP 60299063A JP 29906385 A JP29906385 A JP 29906385A JP H0573417 B2 JPH0573417 B2 JP H0573417B2
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shoulder rest
contact
shoulder
top plate
detection switch
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JP60299063A
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Mamoru Ootsuka
Toshio Tate
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、被検者を寝載した天板の逆傾斜時に
該天板から上記被検者が滑降するのを防止する肩
当具を有する透視撮影台の肩当装置に関し、特
に、天板の逆傾動作を検出した肩当具を被検者に
自動的に装着する一方、肩当具の未装着時には逆
傾動作を停止できる透視撮影台の肩当装置に関す
る。
従来の技術 従来の透視撮影台の肩当装置は、ほとんどのも
のが天板の頭側に肩当具を手で着脱すると共に、
取り付けられた肩当具を手動でスライドし、上記
天板に寝載された被検者の肩部に当接して装着し
ていた。これに対して、近年、上記天板の頭側の
両側部に、駆動モータを駆動により天板の長手方
向に沿つてスライドする肩当具を設け、操作スイ
ツチ等の操作により上記肩当具を適宜スライドし
て被検者の肩部に装着するようにしたものが提案
されている。
発明が解決しようとする問題点 しかし、このような透視撮影台の肩当装置にお
いては、被検者を寝載した天板を逆傾斜させると
きは、操作者が上記操作スイツチ等を操作してい
ちいち上記肩等具をスライドして被検者の肩部に
装着しなければならなかつた。すなわち、上記天
板の傾斜角度とは何ら関連づけられておらず、独
立に操作スイツチを操作して肩当具を被検者に装
着するものであつた。この場合、操作者が透視撮
影台の撮影操作等に夢中になつていると、逆傾動
作時に被検者に肩当具を装着するのを忘れてしま
うことがあつた。そして、このような状態で天板
を逆傾斜させると、被検者は自分の手で体を支え
なければならず不安であると共に、危険でもあつ
た。そこで、本発明はこのような問題点を解決す
ることを目的とする。
問題点を解決するための手段 上記の問題点を解決する本発明の手段は、被検
者を寝載して立位から水平位を経由し更に逆傾斜
位まで起倒動する天板の頭側の両側部に、上記天
板の長手方向に沿つてスライドし上記被検者の肩
部に当接して天板の逆傾斜位における該被検者の
滑降を防止する肩当具を設けてなる透視撮影台の
肩当装置において、上記天板の所定の逆傾角度を
検出して肩当具の装着動作を開始させる第一の逆
傾角度検出スイツチと、この第一の逆傾角度検出
スイツチからの検出信号により肩当具を自動的に
スライドさせる駆動モータと、上記肩当具が被検
者の肩部に当接したことを検出して上記駆動モー
タを停止させると共にその検出信号を天板倒動制
御回路へ送る装着検出スイツチと、上記肩当具が
未装着時には所定の逆傾角度を検出して上記天板
倒動制御回路の駆動を停止させる第二の逆傾角度
検出スイツチとを有する肩当装着制御回路を設け
たことによつてなされる。
実施例 以下、本発明の実施例を添付図面に基づいて詳
細に説明する。
第1図は本発明による透視撮影台の肩当装置の
実施例を示す平面図であり、第2図はその側面図
である。この肩当装置1は、被検者2を寝載した
天板3の逆傾斜時に該天板3から上記被検者2が
滑降するのを防止するもので、立位から水平位を
経由し更に逆傾斜位まで起倒動する天板3の頭側
の両側部に、上記天板3の長手方向に沿つて矢印
A,B方向にスライドし上記被検者2の肩部に当
接する肩当具4,4を設けてなる。この肩当具
4,4は、第2図に鎖線で示すように天板3が逆
傾斜方向に例えば角度φで倒動したときに、被検
者2の肩部に当接して滑降を防止するもので、上
記被検者2の肩部の体格に応じて第1図に矢印
C,Dで示すように幅方向にも調整可能とさいれ
ている。なお、第1図及び第2図において、符号
5は握り具、符号6は踏台、符号7は上記肩当具
4の駆動機構のカバーである。
第3図及び第4図は上記肩当具4の取付構造及
びその駆動機構を示す図である。天板3の頭側の
両側部には、第4図に示すように、上記天板3の
長手方向に沿つて適宜の長さのガイドレール8が
設けられている。このガイドレール8の上面に
は、ナツト支持台9が跨乗または適宜の凹溝に嵌
合してスライド可能に設けられている。そして、
このナツト支持台9には、第3図に示すように、
肩当支持具10,10が両側から内向きに突出し
て左右対象に取り付けられている。さらに、それ
ぞれの肩当支持具10,10にはアーム11,1
1が挿入結合されており、これらのアーム11,
11の先端に肩当具4,4が取り付けられてい
る。
上記ナツト支持台9の上面には、第4図に示す
ように、ナツト部材12が固着されている。ま
た、上記ガイドレール8の上方には、該ガイドレ
ール8に沿つて延びる駆動部材としての送りネジ
13が両端の軸受14a,14bに支えられて張
設されている。そして、この送りネジ13に上記
ナツト部材12の雌ネジが螺合している。さら
に、上記送りネジ13の一端には、後述の駆動モ
ータ16からの回転力を伝えるスプロケツト15
が固着されている。上記天板3の下面には、第4
図に示すように、駆動モータ16がモータ取付板
17によつて取り付けられている。また、この駆
動モータ16の回転軸18には、駆動力伝達クラ
ツチ19がクラツチ取付板20によつて取り付け
られている。そして、この駆動力伝達クラツチ1
9の出力軸には、二連のスプロケツト21,21
が固着されており、一方のスプロケツト21から
は第4図に示すように一側部の送りネジ13の一
端に設けられたスプロケツト15との間にチエー
ン22が張られ、他方のスプロケツト21からは
第3図に示すように天板3の中央部下面に設けた
ガイド用のスプロケツト23を介して他側部に設
けられた二連のスプロケツト21との間にチエー
ン24が張られている。さらに、この他側部の二
連のスプロケツト21からは、第3図に示すよう
に、他側部の送りネジ13の一端に設けられたス
プロケツト15との間にチエーン22が張られて
いる。
従つて、上記駆動モータ16を回転駆動するこ
とにより駆動力伝達クラツチ19を介して回転力
が伝達され、第4図に示すように、スプロケツト
21及びチエーン22並びにスプロケツト15の
経路で一側部の送りネジ13が回転され、その結
果これと螺合するナツト部材12が矢印A,B方
向に移動して、第1図に示すように一側部の肩当
具4が同方向にスライドすることとなる。これと
同時に、第3図に示すように、上記駆動力伝達ク
ラツチ19からの回転力は、スプロケツト21及
びチエーン24、スプロケツト21、チエーン2
2並びにスプロケツト15の経路で他側部の送り
ネジ13に伝達され、この送りネジ13が回転す
ることによりこれと螺合するナツト部材12が移
動して、第1図に示すように他側部の肩当具4が
矢印A,B方向にスライドすることとなる。な
お、第4図に示すように、ガイドレール8の両端
部には、肩当具4のスライドの上限停止スイツチ
25及び下限停止スイツチ26が設けられてお
り、それぞれナツト部材12に取り付けられたカ
ム(図示省略)が各スイツチ25,26のレバー
等に接触することにより動作するようになつてい
る。また、肩当具4を矢印A,B方向にスライド
させるものは、第3図及び第4図に示す送りネジ
13に限らず、チエーン等を利用してもよい。
第5図は肩当具4の取り付けの詳細及び装着検
出の状態を示す拡大説明図である。前記肩当支持
具10は、その基端部がナツト支持台9に固着さ
れた支軸27に回転自在に取り付けられている。
また、その基端部の上記支軸27の近傍の角部両
側にはそれぞれ第一のストツパ28及び第二のス
トツパ29が設けられている。そして、上記第一
のストツパ28が設けられた側の側辺中間部には
引張りスプリング30が取り付けられており、上
記肩当支持具10を常時第一のストツパ28の方
向に付勢している。従つて、肩当支持具10に挿
入結合されたアーム11の先端に取り付けられた
肩当具4は、第一のストツパ28と第二のストツ
パ29との間で矢印E,F方向に回動可能とされ
ると共に、通常は矢印E方向に付勢されている。
なお、上記アーム11は、肩当支持具10に設け
られた固定用ツマミ37で上記肩当支持具10に
結合されており、上記固定用ツマミ37をめるめ
ることにより該アーム11を矢印G,H方向に伸
縮できるようになつている。これにより、第1図
に矢印C,Dで示すように、肩当具4,4を幅方
向に調整できる。
さらに、第5図に示すように、上記肩当支持具
10の基端部の近傍には、装着検出スイツチ31
が設けられている。この装着検出スイツチ31
は、肩当具4が被検者2の肩部に確実に当接して
装着されたかどうかを検出するもので、第5図に
実線で示すように、上記肩当具4が引張りスプリ
ング30の付勢力により矢印E方向に回動して肩
当支持具10の基端部一側が第一のストツパ28
に押し当てられた状態では、その舌片32が上記
装着検出スイツチ31のレバーを押してそのa接
点がオンとなつている。また、第5図に鎖線で示
すように、上記肩当具4が矢印A方向にスライド
して被検者2の肩部に当接し矢印L方向に負荷が
作用すると、肩当具4は矢印F方向に回動して肩
当支持具10の基端部他側が第二のストツパ29
に押し当てられる。このときは、上記基端部の舌
片32によるレバーの押圧が解かれて、上記装着
検出スイツチ31のa接点がオフとなり、これに
より上記肩当具4が被検者2の肩部に装着された
ことを検出すると共に矢印A方向へのスライドを
停止するようになつている。なお、この装着検出
スイツチ31は、第1図に示す両側部の肩当具
4,4についてそれぞれ設けられており、両方の
装着検出スイツチ31,31′からの検出信号の
アンドをとるようになつている。ここで、第4図
に示すように、駆動モータ16の回転軸18に駆
動力伝達クラツチ19を設けたのは、上記装着検
出スイツチ31の故障等により、肩当具4が被検
者2に装着されたにもかかわらず上記駆動モータ
16が停止しない場合に、所定の伝達トルク以上
になつたところで駆動力の伝達を遮断して被検者
2に異常圧迫が加わらないようにするためであ
る。また、上記肩当具4の装着検出は、第5図に
示す装着検出スイツチ31に限らず、例えば肩当
支持具10をナツト支持台9に固着し、肩当具4
の被検者2の肩部に当接する部分に導電性ゴム等
を利用した圧力検出スイツチを設けてもよい。
第6図は以上のように構成された肩当具4及び
その駆動機構の動作を制御する肩当装着制御回路
33を示す回路図である。この肩当装着制御回路
33は、天板3の逆傾動作時に、第4図に示す駆
動モータ16を正回転または逆回転することによ
り第1図に示す肩当具4,4を矢印A,B方向に
スライドして被検者2の肩部に装着すると共に、
上記肩当具4,4が被検者2に装着された状態で
は天板倒動制御回路36を駆動する一方、該肩当
具4,4が未装着の状態では上記天板倒動制御回
路36の駆動を停止させるもので、第6図に示す
ように、天板3の所定の逆傾角度を検出して肩当
具4,4の装着動作を開始させるノーマルオープ
ンのマイクロスイツチからなる第一の逆傾角度検
出スイツチLS3と、この第一の逆傾角度検出スイ
ツチLS3からの検出信号によつて肩当具4,4を
自動的にスライドさせる駆動モータ16と、上記
肩当具4,4が被検者2の肩部に当接したことを
検出して上記駆動モータ16を停止させると共に
この検出信号を天板倒動制御回路36へ送る両側
部の装着検出スイツチ31,31′と、上記肩当
具4,4が未装着時には所定の逆傾角度を検出し
て上記天板倒動制御回路36の駆動を停止させる
第二の逆傾角度検出スイツチLS4とを有してい
る。なお、第6図において、符号34は交流電源
であり、符号35は直流電源である。
上記第一の逆傾角度検出スイツチLS3のb接点
側には、肩当具4の上限停止スイツチ25のb接
点と駆動モータ16(第4図参照)を逆回転させ
る時に作動する第一のリレーRY1が直列に接続さ
れている。また、そのa接点側には、肩当具4の
下限停止スイツチ26のb接点と後述の第三のリ
レーRY3のb接点からなる第一接点1r3と駆動モ
ータ16を正回転させる時に作動する第二のリレ
ーRY2が直列に接続されている。
上記駆動モータ16の一方の端子には、第一の
リレーRY1のa接点からなる第一接点1r1が接続
されており、他方の端子には、第二のリレーRY2
の接点からなる第一接点1r2が接続されている。
なお、上記両端子の間にはコンデンサCが接続さ
れている。
上記両側部の装着検出スイツチ31,31′
(第5図参照)は、それぞれのb接点が直列に接
続されると共に、これらに対して第三のリレー
RY3が直列に接続されている。また、上記直列に
接続された装着検出スイツチ31,31′に対し
ては、第一のリレーRY1のb接点からなる第二接
点2r1と第三のリレーRY3のa接点からなる第二
接点2r3とが直列に接続された回路が並列に設け
られている。
上記第二の逆傾角度検出スイツチLS4のb接点
は、天板倒動制御回路36のインターロツク部の
端子t1,t2間に接続されている。そして、この第
二の逆傾角度検出スイツチLS4のb接点に対して
は、第三のリレーRY3のa接点からなる第三接点
3r3が並列に接続されている。
なお、第6図において、符号PLは肩当具4,
4の装着確認のための表示灯であり、この表示灯
PLには第三のリレーRY3のa接点からなる第四
接点4r3が直列に接続されている。また、符号
CMgは駆動力伝達クラツチ19(第4図参照)
のクラツチコイルの電圧を調整するための抵抗で
あり、符号Rは上記駆動力伝達クラツチ19の伝
達トルクを適正に設定するための抵抗である。
次に、このように構成された肩当装着制御回路
33の動作を、第7図及び第8図に示す各種スイ
ツチの動作図を参照して説明する。ここで、第7
図は天板3の起倒動の角度位置を検出するスイツ
チの動作図であり、LS1は立位(90度)検出スイ
ツチ、LS2は水平(0度)検出スイツチ、LS3
第一の逆傾角度(−3度)検出スイツチ、LS4
第二の逆傾角度(−10度)検出スイツチ、LS5
逆傾限界(−45度)検出スイツチを示す。また、
第8図は肩当具4の状態を検出するスイツチの動
作図であり、25は矢印A,B方向のスライドの
上限停止スイツチ、26は同じく下限停止スイツ
チ、31及び31′は被検者2への装着検出スイ
ツチを示す。なお、第7図及び第8図とも、各ス
イツチのa接点の動作を示しており、図中斜線を
付した領域がa接点が閉じている範囲である。従
つて、各スイツチのb接点はこれらの逆動作とな
る。
まず、第2図に示すように、天板3を水平状態
から逆傾斜まで倒動する。当初の水平状態におい
ては、第6図に示すように、第一の逆傾角度検出
スイツチLS3はb接点側に閉じている。そして、
このとき、肩当具4は第4図において矢印B方向
の上限までスライドしており、上限停止スイツチ
25のレバーを押して第8図に示すようにそのa
接点が閉じて停止している。従つて、第6図に示
す上限停止スイツチ25のb接点は開いている。
この状態において、図示外の操作卓からの操作に
より、天板倒動制御回路36を駆動する。このと
き、第7図に示すように、第二の逆傾角度検出ス
イツチLS4のb接点は閉じているので、第6図に
示すインターロツク部の端子t1,t2間は導通して
おり、上記天板倒動制御回路36は駆動する。従
つて、天板3は、水平状態から逆傾斜し始める。
そして、例えば−3度まで逆傾斜すると、第7図
に示すように、その角度を第一の逆傾角度検出ス
イツチLS3が検出し、該検出スイツチLS3は第6
図においてa接点側に閉じる。このとき、第4図
に示す下限停止スイツチ26のa接点は開いてい
るのでそのb接点は閉じており、第5図に示す装
着検出スイツチ31,31′はそのレバーが押さ
れてa接点が閉じているのでそのb接点は開いて
おり、従つて第6図において第三のリレーRY3
消勢しているのでそのb接点からなる第一接点1
r3は閉じている。このことから、第6図におい
て、LS3→a→26→1r3→RY2の回路が閉じて、
第二のリレーRY2が付勢される。これにより、こ
のリレーRY2のa接点からなる第一接点1r2がオ
ンとなり、駆動モータ16に電流が流れて該モー
タ16が正回転する。すると、第4図において送
りネジ13が回転し、ナツト部材12及びナツト
支持台9を介して、第5図において肩当具4が矢
印A方向にスライドし、被検者2側へ近づく。
このようにして、第5図に示すように、上記肩
当具4が被検者2の肩部に当接すると、矢印L方
向に負荷が作用し、肩当具4は矢印F方向に回動
して肩当支持具10の基端部他側が第二のストツ
パ29に押し当てられる。このとき、装着検出ス
イツチ31,31′のa接点が開いて上記肩当具
4の装着を検出する(第8図参照)。これと同時
に、第6図において上記装着検出スイツチ31,
31′のb接点が閉じるので、第三のリレーRY3
が付勢される。すると、そのb接点からなる第一
接点1r3がオフとなり、第二のリレーRY2の回路
が開いて消勢される。これにより、上記第二のリ
レーRY2のa接点からなる第一接点1r2がオフと
なり、駆動モータ16の回転が停止する。この結
果、第1図に示すように、肩当具4,4が被検者
2の肩部に装着された状態で停止する。また、こ
れと同時に、上記第三のリレーRY3のa接点から
なる第二接点2r3がオンとなり、第一のリレー
RY1は消勢されているのでそのb接点からなる第
二接点2r1は閉じていることから、第6図におい
て、2r1→2r3→RY3の回路が閉じて、該第三の
リレーRY3は自己保持する。これは、天板3上の
被検者2の体動により、その肩部による肩当具
4,4への矢印L方向の負荷が変化して上記装着
検出スイツチ31または31′のb接点が開くこ
とが考えられるからである。さらに、これと同時
に、上記第三のリレーRY3のa接点からなる第三
接点3r3がオンとなると共に、a接点からなる第
四接点4r3もオンとなる。そして、この第四接点
4r3のオンにより、肩当具4,4の装着確認の表
示灯PLが点灯する。
このように天板3を逆傾斜しながら肩当具4,
4を被検者2に装着し、引き続き倒動して上記天
板3が例えば−10度まで逆傾斜すると、第7図に
示すように、その角度を第二の逆傾角度検出スイ
ツチLS4が検出し、そのa接点が閉じる。従つ
て、第6図において、上記第二の逆傾角度検出ス
イツチLS4のb接点は開く。しかし、上述のよう
に、第三のリレーRY3の第三接点3r3がオンとな
つているので、第6図に示す天板倒動制御回路3
6のインターロツク部の端子t1,t2間は導通さ
れ、該天板倒動制御回路36は駆動状態に保持さ
れて天板3は逆傾動作を続ける。このとき、もし
上記肩当具4,4が未だ被検者2に装着されてい
ない場合は、上記第三のリレーRY3の第三接点3
r3はオフのままであるので、上記第二の逆傾角度
検出スイツチLS4のb接点が開くことにより、天
板倒動制御回路36のインターロツク部の端子
t1,t2間が遮断される。従つて、該天板倒動制御
回路36はこの時点でインターロツクをかけら
れ、駆動が停止して天板3の逆傾動作は停止され
る。すなわち、被検者2に肩当具4,4が未装着
時の安全機能が働くこととなる。このように逆傾
動作が停止した状態で、上記肩当具4,4が被検
者2に装着完了すると、上述のようにして第三の
リレーRY3が付勢され、そのa接点からなる第三
接点3r3がオンとなるので、上記天板倒動制御回
路36のインターロツクが解除される。その後、
天板3は引き続き逆傾斜し、第7図に示すよう
に、例えば−45度で逆傾限界検出スイツチLS5
働いて天板3は停止する。
次に、図示外の操作卓からの操作により、天板
起動制御回路(図示省略)を駆動して、天板3を
逆傾斜の状態から水平の位置まで起動する。この
ように天板3を起動して、その逆傾斜の角度が例
えば−3度になると、第7図に示すように、その
角度を第一の逆傾角度検出スイツチLS3が検出し
てそのa接点が開く。すなわち、第6図におい
て、該検出スイツチLS3はb接点側に閉じる。こ
の状態では、上記肩当具4,4はまだ装着状態に
あり、第4図において上限停止スイツチ25と下
限スイツチ26との間にある。このとき、上限停
止スイツチ25のa接点は第8図に示すように開
いており、第6図において該上限停止スイツチ2
5のb接点は閉じている。従つて、第6図におい
て、LS3→b→25→RY1の回路が閉じて、第一
のリレーRY1が付勢される。これにより、このリ
レーRY1のa接点からなる第一接点1r1がオンと
なり、駆動モータ16に逆方向の電流が流れて該
モータ16が逆回転する。すると、第4図におい
て送りネジ13が逆方向に回転し、ナツト部材1
2及びナツト支持台9を介して、第5図において
肩当具4が矢印B方向にスライドし、被検者2か
ら退避する。すると、上記肩当具4に対する被検
者2からの矢印L方向の負荷が無くなるので、該
肩当具4は引張りスプリング30の力により矢印
E方向に回動し、肩当支持具10の基端部一側が
第一のストツパ28に当たつて停止する。このと
き、装着検出スイツチ31,31′のレバーが舌
片32に押されてそのa接点が閉じ、上記肩当具
4の解除を検出する(第8図参照)。これと同時
に、第6図において上記装着検出スイツチ31,
31′のb接点が開き、また、上記第一のリレー
RY1のb接点からなる第二接点2r1はオフとされ
るので、第三のリレーRY3の自己保持の回路も開
き、該第三のリレーRY3は消勢される。これによ
り、そのa接点からなる第四接点4r3がオフとな
り、表示灯PLが消灯して装着の解除がわかる。
引き続き、上記肩当具4は第4図において矢印
B方向に退避していき、ナツト部材12に設けら
れたカム(図示省略)が上限停止スイツチ25の
レバーを押してそのa接点が閉じる(第8図参
照)。このとき、第6図において、該上限停止ス
イツチ25のb接点はオフとなり、第一のリレー
RY1の回路が開いて消勢される。これにより、上
記第一のリレーRY1のa接点からなる第一接点1
r1がオフとなり、駆動モータ16の回転が停止す
る。この結果、肩当具4,4は、矢印B方向に上
限まで退避した状態で停止する。その後、天板3
は引き続き起動し、水平状態または立位の状態で
停止する。
発明の効果 本発明は以上説明したように、第一の逆傾角度
検出スイツチLS3と、第二の逆傾角度検出スイツ
チLS4と、駆動モータ16と、装着検出スイツチ
31,31′とを有する肩当装着制御回路33を
設けたので、第一の逆傾角度検出スイツチLS3
よつて天板3の所定の逆傾角度を検出して、肩当
具4,4を被検者2の肩部に自動的に装着するこ
とができる。従つて、操作者が従来のように操作
スイツチ等をいちいち操作することを要さず、透
視撮影台の撮影操作等に夢中になつていても、天
板3の逆傾動作時には被検者2に確実に肩当具
4,4が装着され、安全性と検査能率を向上する
ことができる。また、第二の逆傾角度検出スイツ
チLS4によつて、肩当具4,4が未装着時におけ
る天板3の逆傾動作を停止できるので、更に安全
性を向上することができる。これらのことから、
本発明は、特に多数の被検者について短時間に検
査をする胃の集団検診用の透視撮影台において効
果が顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による透視撮影台の肩当装置の
実施例を示す平面図、第2図はその側面図、第3
図は第1図のX矢視による拡大側面図、第4図は
第3図の−線断面図、第5図は肩当具の取り
付けの詳細及び装着検出の状態を示す拡大説明
図、第6図は肩当具及びその駆動機構の動作を制
御す第7図は天板の起倒動の角度位置を検出する
スイツチの動作図、第8図は肩当具の状態を検出
するスイツチの動作図である。 1……肩当装置、2……被検者、3……天板、
4……肩当具、8……ガイドレール、9……ナツ
ト支持台、10……肩当支持具、12……ナツト
部材、13……送りネジ、16……駆動モータ、
19……駆動力伝達クラツチ、25……上限停止
スイツチ、26……下限停止スイツチ、31,3
1′……装着検出スイツチ、33……肩当装着制
御回路、36……天板倒動制御回路、LS3……第
一の逆傾角度検出スイツチ、LS4……第二の逆傾
角度検出スイツチ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 被検者を寝載して立位から水平位を経由し更
    に逆傾斜位まで起倒動する天板の頭側の両側部
    に、上記天板の長手方向に沿つてスライドし上記
    被検者の肩部に当接して天板の逆傾斜位における
    該被検者の滑降を防止する肩当具を設けてなる透
    視撮影台の肩当装置において、上記天板の所定の
    逆傾角度を検出して肩当具の装着動作を開始させ
    る第一の逆傾角度検出スイツチと、この第一の逆
    傾角度検出スイツチからの検出信号により肩当具
    を自動的にスライドさせる駆動モータと、上記肩
    当具が被検者の肩部に当接したことを検出して上
    記駆動モータを停止させると共にその検出信号を
    天板倒動制御回路へ送る装着検出スイツチと、上
    記肩当具が未装着時には所定の逆傾角度を検出し
    て上記天板倒動制御回路の駆動を停止させる第二
    の逆傾角度検出スイツチとを有する肩当装着制御
    回路を設けたことを特徴とする透視撮影台の肩当
    装置。
JP60299063A 1985-12-28 1985-12-28 透視撮影台の肩当装置 Granted JPS62159641A (ja)

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