JPH0572713A - フオトマスク - Google Patents
フオトマスクInfo
- Publication number
- JPH0572713A JPH0572713A JP23147291A JP23147291A JPH0572713A JP H0572713 A JPH0572713 A JP H0572713A JP 23147291 A JP23147291 A JP 23147291A JP 23147291 A JP23147291 A JP 23147291A JP H0572713 A JPH0572713 A JP H0572713A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parts
- patterns
- light intensity
- transmittance
- curved
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Preparing Plates And Mask In Photomechanical Process (AREA)
- Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】レジストパターンの分岐・屈曲部を良好に形成
できるフォトマスクを提供する。 【構成】フォトマスクの透光部10の屈曲部に露光量を
低減する膜9を局部的に付着させる。 【効果】光強度が強くなる透光部屈曲部の露光量を局部
的に低減でき、レジストパターン屈曲部の劣化を低減す
ることができる。
できるフォトマスクを提供する。 【構成】フォトマスクの透光部10の屈曲部に露光量を
低減する膜9を局部的に付着させる。 【効果】光強度が強くなる透光部屈曲部の露光量を局部
的に低減でき、レジストパターン屈曲部の劣化を低減す
ることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はフォトリソグラフィに係
り、特に、露光条件の最適化に好適なフォトマスクに関
する。
り、特に、露光条件の最適化に好適なフォトマスクに関
する。
【0002】
【従来の技術】ULSIの高集積化に伴い、最小加工寸
法はフォトリソグラフィの解像限界に近づいている。こ
のような状況下では、露光パターンの形状,大きさ、お
よび透光部面積密度に依存して光強度が不揃いになると
いう問題がある。このため、種々の露光パターンがそれ
ぞれ異なった最適露光量および最適現像時間を持ち、一
回の露光,所定の現像時間ですべてのパターンを同時に
解像することができない。
法はフォトリソグラフィの解像限界に近づいている。こ
のような状況下では、露光パターンの形状,大きさ、お
よび透光部面積密度に依存して光強度が不揃いになると
いう問題がある。このため、種々の露光パターンがそれ
ぞれ異なった最適露光量および最適現像時間を持ち、一
回の露光,所定の現像時間ですべてのパターンを同時に
解像することができない。
【0003】このような問題を解決する手段の一つとし
て、特開平1−41251号公報にあるような露光量補正技術
がある。以下、図2を用いてこの技術を説明する。
て、特開平1−41251号公報にあるような露光量補正技術
がある。以下、図2を用いてこの技術を説明する。
【0004】図2の(A)に示すような1.2μm×1.
2μm1と1.6μm×1.6μm2の大きさの異なる正
方形透光マスクパターンによって得られる光強度分布
は、所望寸法を得る光強度のしきい値3が異なる。そこ
で、図2の(A)のパターンの露光後に、図2の(B)
に示すような1.6μm×1.6μm正方形マスクパター
ンを配置した領域のみの透過光強度を下げる補正マスク
パターン6を二重に露光する。その結果、図2の(C)
のように1.6μm×1.6μm正方形マスクパターンに
よって得られる光強度7を下げることができ、所望寸法
を得るしきい値3を1.2μm×1.2μm正方形マスク
パターンの場合と同レベルにすることができる。
2μm1と1.6μm×1.6μm2の大きさの異なる正
方形透光マスクパターンによって得られる光強度分布
は、所望寸法を得る光強度のしきい値3が異なる。そこ
で、図2の(A)のパターンの露光後に、図2の(B)
に示すような1.6μm×1.6μm正方形マスクパター
ンを配置した領域のみの透過光強度を下げる補正マスク
パターン6を二重に露光する。その結果、図2の(C)
のように1.6μm×1.6μm正方形マスクパターンに
よって得られる光強度7を下げることができ、所望寸法
を得るしきい値3を1.2μm×1.2μm正方形マスク
パターンの場合と同レベルにすることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにしきい値が
異なる現象は、透光部の分岐部および屈曲部で顕著であ
る。このため、分岐,屈曲部の露光量が他の部分に比べ
て多くなり、パターンが劣化する。
異なる現象は、透光部の分岐部および屈曲部で顕著であ
る。このため、分岐,屈曲部の露光量が他の部分に比べ
て多くなり、パターンが劣化する。
【0006】本発明の目的は、このような分岐,屈曲部
の劣化を解決し、高精度パターンの形成を図るものであ
る。
の劣化を解決し、高精度パターンの形成を図るものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的は、マスクパタ
ーン透光部の分岐部,屈曲部の露光量を減らすことによ
り達成される。
ーン透光部の分岐部,屈曲部の露光量を減らすことによ
り達成される。
【0008】
【作用】ポジ型レジストを用いて、L字型の透光パター
ンを露光・現像すると、コーナ部でレジスト溝の寸法が
大きくなる。シミュレーションにより光強度分布を計算
してみると、図3に示すように、コーナ部における光強
度が高くなっている。このように光強度が高くなる現象
は、L字型のコーナ部ばかりでなく、T字型のような分
岐部を持つパターン形状でもその分岐部でおこる。この
分岐部、屈曲部の透過率を変えて実効的露光量を局部的
に小さくすることにより、分岐部,屈曲部での光強度分
布を他の部分と同レベルにし、パターン劣化を低減する
ことができる。実効的露光量を変えることは、同分岐
部,屈曲部に透過率を低減させる物質を付着させる、ま
たは、解像限界以下のパターンを配置することにより実
現できる。
ンを露光・現像すると、コーナ部でレジスト溝の寸法が
大きくなる。シミュレーションにより光強度分布を計算
してみると、図3に示すように、コーナ部における光強
度が高くなっている。このように光強度が高くなる現象
は、L字型のコーナ部ばかりでなく、T字型のような分
岐部を持つパターン形状でもその分岐部でおこる。この
分岐部、屈曲部の透過率を変えて実効的露光量を局部的
に小さくすることにより、分岐部,屈曲部での光強度分
布を他の部分と同レベルにし、パターン劣化を低減する
ことができる。実効的露光量を変えることは、同分岐
部,屈曲部に透過率を低減させる物質を付着させる、ま
たは、解像限界以下のパターンを配置することにより実
現できる。
【0009】
【実施例】以下、本発明を実施例を用いて説明する。
【0010】<実施例1>実施例1では、パターンの屈
曲部に透過率を下げる物質を付着させた場合について述
べる。
曲部に透過率を下げる物質を付着させた場合について述
べる。
【0011】図1に示すように、幅0.8μm の整列し
た複数のL字型透光部10を持つマスクパターンの各コ
ーナ部に半透明物質であるシリコンナイトライド膜を3
0nm付着させた。シリコンナイトライド膜を付着させ
る領域は、光強度が直線部に比べて約30%強くなるL
字型コーナ内側の三角形の領域である。30nmのシリ
コンナイトライド膜は波長0.365μm の光に対して
約30%の吸収を持つので、L字型コーナ部の光強度は
直線透光部とほぼ等しくなる。このマスクパターンを波
長0.365μm、開口数0.4の露光装置にセットし、
1μm膜厚のポジ型レジストTSMR8800(東京応
化製)を塗布したウェハを露光・現像したところ、L字
型コーナ部の溝がオーバ現像されることなく良好なレジ
ストパターンを形成することができた。
た複数のL字型透光部10を持つマスクパターンの各コ
ーナ部に半透明物質であるシリコンナイトライド膜を3
0nm付着させた。シリコンナイトライド膜を付着させ
る領域は、光強度が直線部に比べて約30%強くなるL
字型コーナ内側の三角形の領域である。30nmのシリ
コンナイトライド膜は波長0.365μm の光に対して
約30%の吸収を持つので、L字型コーナ部の光強度は
直線透光部とほぼ等しくなる。このマスクパターンを波
長0.365μm、開口数0.4の露光装置にセットし、
1μm膜厚のポジ型レジストTSMR8800(東京応
化製)を塗布したウェハを露光・現像したところ、L字
型コーナ部の溝がオーバ現像されることなく良好なレジ
ストパターンを形成することができた。
【0012】<実施例2>実施例2では、実施例1の用
いたシリコンナイトライド膜の替わりに10nmのクロ
ム膜を用いた。10nmのクロム膜でも露光量を30%
低減することができ、良好なレジストパターンを形成す
ることができた。
いたシリコンナイトライド膜の替わりに10nmのクロ
ム膜を用いた。10nmのクロム膜でも露光量を30%
低減することができ、良好なレジストパターンを形成す
ることができた。
【0013】<実施例3>実施例3では、パターンの分
岐部に解像限界以下の遮光部を配置し、分岐部の透過率
を実質的に下げた場合について述べる。
岐部に解像限界以下の遮光部を配置し、分岐部の透過率
を実質的に下げた場合について述べる。
【0014】図4に示すような0.8μm ルールでレイ
アウトした透光パターンの各分岐部に解像限界以下の
0.1μm×0.1μmの正方形遮光部11を配置した。
このマスクパターンを実施例1と同じ露光装置にセット
し、露光・現像したところ、T字型の分岐部にでもオー
バ現像されることなく良好なレジストパターンを形成す
ることができた。
アウトした透光パターンの各分岐部に解像限界以下の
0.1μm×0.1μmの正方形遮光部11を配置した。
このマスクパターンを実施例1と同じ露光装置にセット
し、露光・現像したところ、T字型の分岐部にでもオー
バ現像されることなく良好なレジストパターンを形成す
ることができた。
【0015】
【発明の効果】本発明によれば、フォトリソグラフィに
よるレジストパターンを、パターン分岐部および屈曲部
でも良好に形成することができた。
よるレジストパターンを、パターン分岐部および屈曲部
でも良好に形成することができた。
【図1】L字型マスクパターンを上から見た平面図。
【図2】従来法の説明する図。
【図3】L字型透光パターンによる露光の光強度分布
図。
図。
【図4】T字型マスクパターンを上から見た平面図。
8…遮光部、9…シリコンナイトライド膜、10…透光
部。
部。
Claims (3)
- 【請求項1】透光パターンの分岐または屈曲する部分の
透過率を下げたことを特徴とするフォトマスク。 - 【請求項2】請求項1において、前記透光パターンの分
岐部または屈曲部に、透過率を下げる膜を付けたフォト
マスク。 - 【請求項3】請求項1において、前記透光部の分岐部ま
たは屈曲部に、解像限界以下の遮光部を配置したフォト
マスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23147291A JPH0572713A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | フオトマスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP23147291A JPH0572713A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | フオトマスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572713A true JPH0572713A (ja) | 1993-03-26 |
Family
ID=16924034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP23147291A Pending JPH0572713A (ja) | 1991-09-11 | 1991-09-11 | フオトマスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0572713A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020057229A (ko) * | 2000-12-30 | 2002-07-11 | 주식회사 현대 디스플레이 테크놀로지 | 하프톤 마스크 설계방법 |
US6656795B1 (en) | 2002-06-28 | 2003-12-02 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method of manufacturing semiconductor memory element |
-
1991
- 1991-09-11 JP JP23147291A patent/JPH0572713A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020057229A (ko) * | 2000-12-30 | 2002-07-11 | 주식회사 현대 디스플레이 테크놀로지 | 하프톤 마스크 설계방법 |
US6656795B1 (en) | 2002-06-28 | 2003-12-02 | Oki Electric Industry Co., Ltd. | Method of manufacturing semiconductor memory element |
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